JPS63112977A - 新菌種 - Google Patents

新菌種

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JPS63112977A
JPS63112977A JP25875986A JP25875986A JPS63112977A JP S63112977 A JPS63112977 A JP S63112977A JP 25875986 A JP25875986 A JP 25875986A JP 25875986 A JP25875986 A JP 25875986A JP S63112977 A JPS63112977 A JP S63112977A
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lactobacillus
comoensis
lactic acid
bacterial species
panetone
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舟橋 彪
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新菌種ラクトバチルス・コモエンシスに関す
る。
さらに詳しくは、本発明は下記の菌学的性質を有するこ
とを特徴とするラクトバチルス・コモエンシス。
(1)グラム陽性 (2)  無  胞  子 (3)運動性なし く4)  長  桿  菌 (5)  嫌気性ないし通性好気性 (6)カタラーゼ陰性 (7)生育至適温度   25〜30℃−(8)生育至
適p11   5.4〜5.8(9)グルコース及びマ
ルトースのみを資化してL(+)−乳酸、エタノール及
び炭酸ガスを生成する。
に関する。
本訴菌種は、イタンリアンケーキで世界的に有名なバネ
トーネの製造に有用である。本発明者らはバネトーネの
もと種(Hadere)バネトーネに有用な、乳酸菌を
分離すべく、種々検討した結果、水筒が、既知の乳酸菌
のいずれにも該当しない新菌種であることを見い出し、
これをラクトバチルス−Dモエンシス(Lactoba
ci l Ius comoensis)と命名した。
本発明の具体例としては、ラクトバチルス・コモエンシ
スIP−5(微工研菌奇第9022号)があげられる。
以下にラクトバチルス・コモエンシスIP−5の菌学的
性質を示す。
(1)ラクトバチルス・コモエンシスIP−5の菌学的
性質 A、形態的性質 HYP培地$124時間培養で0.9X (6,6〜1
1)μの長桿菌で、単一又は連鎖状に存在する。胞子は
形成せず、非運動性、グラム陽性である。
本I  HYP培地 酵母エキス     5g ベ  ブ  ト  ン               
5g麦芽エキス     iog 酢酸ナトリウム        1g グルタミン酸すトリウム    1g 硫酸マグネシウム      200rrtg硫酸マン
ガン         10mg硫酸第一鉄     
     10#I!9塩化ナトリウム       
 10的Tween ao          012
5 g水                     
1000d1N  HC,flでpH= 5.6に調整
した培地B、培養的性質 (1)  HYP寒天☆平板培養 25℃4日培養で、直径約1 mmまたはそれ以下の円
形、平滑、金縁、隆起状、半透明の乳白色のコロニーを
形成する。
☆ HYP寒天培地 HYP培地にさらに寒天15gが添加されている培地 (2)  HYP培地液体培養 25℃2日培養で、綿毛状の沈殿を生じ、表面には生育
しない。
(3)  HYP寒天培地穿刺培養 穿刺に沿って一様に生育、表面にも生育する。
C1生理的性質 (1)生育温度 15〜36℃  至適 25〜30℃
(2)生育pH4,0〜6.5   至適5,4〜5.
8(3)酸素との関係 通気嫌気性、酸素存在下でも、嫌気的条件下でも生育で
きる。
(4)生育必須物質 ミHYP量立j  t     e    へ泊 ン杢
よ (5)糖から酸及びガスの生成 グルコース及びマルトースから、酸及びガスを生成する
アラビノース、キシロース、リボース、フラクトース、
マンノース、ガラクトース、ラクトース、マルトース、
メリビオース、シュクロース、トレハロース、セロビオ
ース、ラフィノース、サリシン、マンニット、ソルビッ
トからは酸及びガスを生成しない。
(6)炭素源の資化性 マ    −    −コー ゛れてダい−上記(5)に述べた炭水 化物の他、グルコン酸、でんぷんは資化されない。
(7)  リトマスミルク:不変 (8)硝酸塩の還元 遅れて微弱に陽性となる。
(9)ゼラチンを液化しない。
(10)脱窒反応陰性 (11)ウレアーゼ:陰性 (12)カタラーゼ  :陰性 (13)オキシダーゼ :陰性 (14)インドールを生成しない。
(15)硫化水素を生成しない。
(16)でん粉を加水分解しない。
(17)VP   反  応  : 陰性上記の菌は、
グラム陽性 無胞子、通性嫌気性、カタラーゼ陰性の桿
菌であり、鮎から乳酸とエタノールを生成することから
、ヘテロ発酵型のラクトバチルス属と考えられる。
この菌はマルトースとグルコースからのみ酸とガスを生
成すること、通常のラクトバチルスJEl[I菌は、p
H7,0付近でも良好に生育するが、水筒の至適pHは
5.4〜5.8にあること、またへテロ発酵型のラクト
バチルスは一般にグルコン酸を資化でき、口し一乳酸を
生成するが、水筒はグルコン酸を資化できないこと、ま
た生成する乳酸がL型であることなどから、水筒はバー
シーズ・マニュアルオブ・システマテイツク・バクテリ
オロジーVOj 、2 (1986) (BerQeV
S Hannual of SVStelatiCBa
cterilogy Voj 、(1986))記載の
ラクトバチルスam菌のいずれとも異る。
また、水筒は、ラクトバチルス・サンフランシスコ(L
、 5anfrancisco)や、ラクトバチルス−
イタリカス(L、 1talicus)とグルコース及
びマルトースのみを資化するという点で類似性は高いが
、長桿菌であること、L(+)−乳酸を生成することか
ら、これらとは朗らかに異る。
上記の理由から、本発明者らは、IP−5菌を新菌種と
見做しラクトバチルス・コモエンシス(Lactoba
cillus Coi+oensis)と命名した。
尚ラクトバチルス・コモエンシスIP−5の菌学的性質
および新菌種として命名した準拠については、以下に示
す。
同定の方法は「東京農大乳酸菌同定マニュアル」(未発
表)に従った。また分類同定の基準として、バーギーズ
 マニュアル(第3版)を、ラクトバチルス・サンフラ
ンシスコについては、AppliedHicrobio
loay  21465−459 (1971)を参照
し、ラクトバチルス・イタリカスについては特許公報(
特開昭59−106291)を参照した。
次に水筒の培養法について説明する。
培地は目的に応じて寒天培地および液体培地が使用でき
る。ラクトバチルス・コモエンシスの分離または固体の
培養には、前述のHYP培地が最適である。酢酸ナトリ
ウムの添加は生育の促進に有効である。また硫酸マグネ
シウム、硫酸マンガン、ii!!酸第−鉄、塩化ナトリ
ウムなどの無機塩類の添加も生育促進に有効である。水
筒は不飽和脂肪酸を必須要求するのでオレイン酸、ツイ
ーン80などの添加が必要である。培養温度は、15〜
36℃好ましくは25〜30℃、pllは4.0〜6.
5好ましくは5.4〜5.8である。
実施例 1 パネトーネ種約0.5gを1%滅菌ペプトン水1〇−に
懸濁し、これを1%ペプトン水にて段階希釈を行い、シ
ャーレに11IIlずつ取る。これに滅菌後50℃に保
った。HYP寒天培地(シクロへキシミド50p、 p
、 mを加えたもの)を流し込み混和する。これを25
℃で4〜5日間培養し7種類のパネトーネ種から合計1
20株を分離した。
そこで生成乳酸の旋光性を調べた結果このうち15株に
ついてしく÷)−乳酸を生産することが判明し、これか
らラクトバチルス・コモエンシスIP−5を選択した。
手続ネ市正書 昭和62年1月に日 1、事件の表示 昭和61年、特 許 願 第 258759  号2、
発明の名称 新菌種 3、補正をする者 事件との関係   出 願 人 名 称    富士カントリー株式会社4、代理人 住 所  〒107東京都港区南肖山−丁目1番1号5
、補正命令の日付く自発) (発送日)昭和  年  月  日 明    細    書 1、発明の名称 新  菌  種 2、特許請求の範囲 下記の菌学的性質を有することを特徴とするラクトバチ
ルス・コモエンシス。
(1)グラム陽性 (2)無胞子 (3)運動性なし く4)長桿菌 (5)通性嫌気性 (6)カタラーゼ陰性 (7)生育至適温度25〜30℃ (8)生育至適pH5,4〜5.8 (9)グルコース及びマルトースのみを資化してしく+
)−乳酸、エタノール及び炭酸ガスを生成する。
3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、ラクトバチルス・コモエンシス(Lacto
bacillus  comoensis  ) (微
工研菌Wm9022号)に関するもので、主として、世
界的に有名なバネトーネ(イタリアンケーキ)の装造に
極めて有用なものである。
[従来の技術] 世界的に有名なイタリアンケーキであるところのパネト
ーネの製造は、古来、イタリアのミラノを中心とした地
方で伝承的に引き継がれており、その根源は、アルプス
山麓のコ七湖周辺であるといわれている。その元種は不
安定であり、伝統的な植え継ぎ方法で培養されていて、
その発酵作用と、ケーキ独特の風味・食感・長期間の日
持ち等の良好であることの原因については余り研究され
ておらず、発酵に関与する微生物の種類は未知のままで
あった。
本発明者等は、上記パネトーネ元種中の微生物中とくに
重要な醗酵作用をするものの1つとじてサツカロミセス
・イグジグース(S、  exiguus  )がある
ことを見出したが、この微生物はサンフランシスコサワ
ーバンの製造に関係があると報告が既になされているこ
とがわかった。(特公昭58−58070号公報) また、本発明者等は上記バネトーネ元種中には独特の風
味を与えるものは乳酸菌であることを推定したが、この
乳酸菌は、ラクトバチルス・リンフランシス] (L、
  5anfrancisco)であることを発見した
。このものはサンフランシスコサワーパンにおいても重
要なものであり、このラクトバチルス・サンフランシス
コはDr、スギハラ(AI)I)liedMiCr’O
biOIOgy 2ム465〜459 (1971))
によってその微生物的性質が詳しく報告されているもの
であった。しかしながら、イタリアンケー主の特殊な味
、香り、食感、日持ちのよさに関与するものは上記のも
ののみではなく、他に何等かの微生物の作用があるどの
本発明者等の推察から研究の結果、その微生物が何であ
るかを見出すことができた。
これは乳酸菌の1種ではあるが、未だに報告されていな
い新菌種であることがわかった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上述の如き経過から、イタリアンケーキである
ところのバネトーネの独特の風味、香り、食感、日持性
の良さを左右する元種中の微生物は上記のサツカロミセ
ス・イグジグース、ラフ1〜バチルス・サンフランシス
コの他に重要な作用をする微生物が何であるかを見出す
ことを[1的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記のパネトーネの元種となる微生物が何であ
るを研究中これらのものの一つは新菌種であることを見
出した。すなわち下記の菌学的性質を有するラクトバチ
ルス・コモエンシス(Lactobacillus  
comoensis  )と命名する新菌種である(微
工研菌奇第9022号)。
(1)グラム陽性 (2)無胞子 (3)運vJ性なし く4)長稈菌 (5)  通性嫌気性 (6)  カタラーゼ陰性 (7)  生育至3i!i温度25〜30℃(8)生育
至適pH5,4〜5.8 (9)グルコース及びマルトースのみを資化してしく+
)−乳酸・エタノール及び炭酸ガスを生成する。
[作  用] 本発明における新菌種ラクトバチルス・コモエンシスの
1例としては、ラクトバチルス・コモエンシスIP−5
を挙げることができる。
(八)形態的性質 MVP培地での24時間培養で0.9x (6,0〜1
1)μmの長桿菌で単一または連鎖状に存在する。
胞子は形成せず、非運動性で、グラム陽性である。
MVP培地の組成は下記の通りである。
酵母エキス         59 ペプトン       5g 麦芽エキス         109 酢酸ナトリウム     1g グルタミン酸ナトリウム   1g 硫酸マグネシウム     200tItgi酸マンガ
ン      10IIg 硫酸第一鉄    10#Ig 塩化ナトリウム       10■ TWeOn 80         0.259水  
                  I GoolI
lllN  HCjlでpH5,6に調整 (B)培養的性質 (1)M V P寒天平板培養 MVP寒天培地はMVP培地にさらに寒天1stJを添
加されてなる培地である。
25℃、4日培養で直径約1sまたはそれ以下の円形平
滑、金縁、隆起状、半透明の乳白色コロニーを形成する
(2)M V P @地(液体培養) 25℃、2日培養で綿毛状の沈澱を生じ表面には生育し
ない。
(3)M V P寒天培地(穿刺培養)穿刺によって一
様に生育、表面にも生育する。
(C)生理的性質 (1)生育温度 15〜36℃、至125〜30℃(2
)生育p11域4.0〜6.5、至適5.4〜5.8(
3)酸素との関係 通性嫌気性、酸素存在下でも嫌気的条件下でも生育でき
る。
(4)生育必須物質 上記MVP培地中、不飽和脂肪酸を必須要求する。
(5)糖から酸及びガスの生成 グルコース及びマルトースから酸及びガスを生成する。
アラビノース、キシロース、リボース、フラクト−ス、
マンノース、ガラクトース、ラクトース、マルト−′ス
、メリビオース、シュクロース、トレハロース、セロビ
オース、ラフィノース、サリシン、マンニット、ソルビ
ットからは酸及びガスを生成しない。
(6)炭素源の資化性 マルトースを資化する。グルコースはやや遅れて弱いが
資化する。上記(5)に記載の炭水化物の他グルコン酸
、でlυぶんは資化されない。
(7)リドマスミルク: 不 変 (8)硝酸塩の還元 :遅れて微弱に陽′性となる(9
)ゼラチンを液化しない Cl0)脱窒反応:vA性 (11)ウレアーゼ : 陰 性 (12)カタラーゼ : 陰 性 (13)オキシダーゼ : 陰 性 (14)インドールを生成しない (15)硫化水素を生成しない (16)でんぷんを加水分解しない (17)V P反応    : 陰 性(18)グルコ
ース及びマルトースからの生成物しく+)−乳酸及びエ
タノール 上記の菌はグラム陽性、無胞子、通性嫌気性、カタラー
ゼ陰性の桿菌であり、糖から乳酸とエタノールを生成す
ることから、ヘテロ醗酵型のラクトバチルス属に属する
ものと考えられる。
このラクトバチルス・コモエンシスIP−5はマルトー
スとグルコースからのみ酸とガスを生成すること、通常
のラクトバチルス属細菌はpl+7.0附近でも良好に
生育するが、水筒の至適pHが5.4〜5.8にあるこ
と、またへテロFBFt型のラクトバチルスは一般には
グルコン酸を資化でき、DL−乳酸を生成するが、水筒
はグルコン酸を資化できないこと、また生成する乳酸が
L型であることなどから水筒はバーギーズ・マニュアル
・オブ・システマティック・バクテリオロジーVo1.
2 (1986)(Bergys Hannual o
f Systematic Bacteriology
Vol、2 (1986))記載のラクトバチルス属の
いずれとも異る。
また水筒はラクトバチルス・サンフランシスコ(Lac
tobacillus  5anfrancisco)
やラフl−バチルス・イタリカス(Lactobaci
llus  1talicus)と、グルコース及びマ
ルトースのみを資化するという点で類似性は高いが、長
桿菌であることL(+)−乳酸を生成することから、こ
れらとは明らかに異る。
上記の理由から本発明者等は、IP−5菌を新W)lと
見做し、ラクトバチルス・コモエンシス(LaCtOb
aC+l1uS  comoensis  )と命名し
た。
なお、ラクトバチルス・コモエンシスIP−5の菌学的
性質および新菌種として命名した学風については以下に
示す通りである。同定の方法は「東京農大 乳酸菌同定
マニュアル」 (未発表)に従った。また、分類同定の
基準としてバーギーズ・マニュアル・オブ・システマテ
ィック・バクテリオロジー(第8版)を、ラクトバチル
ス・サンフランシスコについては(AppliedHi
crobiology21.465〜459  (19
71))を参照し、ラクトバチルス・イタリカスについ
ては特公昭59−106291号公報を参照した。
[実 施 例] 水筒の培養方法 培地には、目的に応じて、寒天培地および液体培地が使
用できる。ラクトバチルス・コモエンシスの分離または
菌体の培養には、前述のMVP培地が最適である。酢酸
ナトリウムの添加は生育の促進に有効である。また硫酸
マグネシウム、硫酸第一鉄、塩化ナトリウムなどの無機
塩類の添加も生育促進に有効である。水筒は、不飽和脂
肪酸必須要求するので、オレイン酸、ツイーン80など
の添加が必要である。培養温度は15°〜36℃、好ま
しくは25〜30℃でpl+は4.0〜6.5、好まし
くは5.4〜5.8である。
具体的に本国について実施例で説明すれば、バネトーネ
元種約0.5!?を1%減菌ペプトン水1〇−に懸濁し
、これを1%ペプトン水にて段階的に希釈を行いシャー
レに1dずつ採る。これに滅菌後50℃に保ったMVP
寒天培地(シクロへキシミド50ppmを加えたもの)
を流し込み、混和する。これを25℃で4〜5日間培養
し、7種類のバネトーネ元種から合計120株を分離し
た。そこで生成乳酸の旋光性を調べた結果このうち15
株についてしく+)−乳酸を生産することが判明した。
これからラクトバチルスφコモエンシスIP−5を選択
した。
[効  果] 本発明のラクトバチルス・コモエンシスはイタリアンケ
ーキであるところのバネトーネの元種中から新菌種とし
て発見されたもので、この元種中には主として本菌種の
他にサツカロミセス・イグジグース、ラクトバチルス・
サンフランシスコの三種類の微生物が存在することによ
り、バネ1〜−ネ独特の風味、食感と長期間の日持性が
生ずるbのであることもわかり、今後のパネトーネが従
来のイタリア北部の伝承的な秘法によって作られている
ものが、このラクトバチルス・コモエンシスの利用によ
り広く世界の国々で作られるようになるという段階に来
たことは本菌種のもつ大きな効果ということができる。
他1名 手続補正毎 昭和62年4月2日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記の菌学的性質を有することを特徴とするラクトバチ
    ルス、コモエンシス (1)グラム陽性 (2)無胞子 (3)運動性なし (4)長桿菌 (5)通性嫌気性 (6)カタラーゼ陰性 (7)生育至適温度25〜30℃ (8)生育至適pH5.4〜5.8 (9)グルコース及びマルトースのみを資化してL(+
    )−乳酸、エタノール、及び炭酸ガスを生成する。
JP25875986A 1986-10-30 1986-10-30 新菌種 Granted JPS63112977A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010119874A1 (ja) * 2009-04-15 2010-10-21 三井物産株式会社 ラクトバチルス属菌株および防黴性を有する食品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010119874A1 (ja) * 2009-04-15 2010-10-21 三井物産株式会社 ラクトバチルス属菌株および防黴性を有する食品
JP5933260B2 (ja) * 2009-04-15 2016-06-08 三井物産株式会社 ラクトバチルス属菌株および防黴性を有する食品

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