JPS629777B2 - - Google Patents

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JPS629777B2
JPS629777B2 JP7172183A JP7172183A JPS629777B2 JP S629777 B2 JPS629777 B2 JP S629777B2 JP 7172183 A JP7172183 A JP 7172183A JP 7172183 A JP7172183 A JP 7172183A JP S629777 B2 JPS629777 B2 JP S629777B2
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JP
Japan
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lockup
lock
shift
control
engine
Prior art date
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Expired
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JP7172183A
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Japanese (ja)
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JPS59197668A (en
Inventor
Kaoru Toyama
Shizuo Tsunoda
Toshuki Kikuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuda KK
Original Assignee
Matsuda KK
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Publication date
Application filed by Matsuda KK filed Critical Matsuda KK
Priority to JP7172183A priority Critical patent/JPS59197668A/en
Publication of JPS59197668A publication Critical patent/JPS59197668A/en
Publication of JPS629777B2 publication Critical patent/JPS629777B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/14Control of torque converter lock-up clutches
    • F16H61/143Control of torque converter lock-up clutches using electric control means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

(産業上の利用分野) 本発明は、車両に装備される自動変速機におい
てトルクコンバータの入出力軸を直結するロツク
アツプ機構を作動制御する制御装置に関するもの
である。 (従来の技術) 一般に、この種自動変速機のトルクコンバータ
はエンジンで駆動されるポンプインペラと、変速
歯車機構に連結されたタービンランナと、両者の
間に適当な角度をもつて配置されたステータとを
備えてなり、ポンプインペラからタービンランナ
に供給された作動油をステータによつてポンプイ
ンペラにその回転を妨げない方向からスムーズに
戻して、作動油をその速度を落とすことなく繰返
し循環させることにより、タービンランナの反動
力を大きくしトルクを増大させるようにしたもの
であり、タービンの回転速度がポンプの回転速度
より遅いときにはトルクの増大も大きく、タービ
ン回転速度がポンプ回転速度に近づくに伴つてト
ルクの増大が小さくなるという自動変速作用を有
する。しかし、その反面、ポンプとタービンとの
間のスリツプにより動力伝達効率のある程度の低
下を避けることができず、燃費が悪くなるという
欠点がある。 そのため、このようなスリツプをなくし、動力
伝達効率の低下を解消して燃費の低減を図るため
に、最近では、トルクコンバータの入出力軸を電
磁手段(ソレノイド弁)による作動油の制御によ
つて操作されるロツクアツプクラツチ(直結クラ
ツチ)で断続して、エンジンから変速歯車機構に
至る動力伝達経路を切り換えるようにしたロツク
アツプ機構(直結機構)を設け、タービンの回転
速度がポンプの回転速度に接近した運転状態のも
のでは上記ロツクアツプ機構によりポンプとター
ビンとを直結するようにしてロツクアツプ制御を
行うことが提案されている。 このロツクアツプ制御は、例えば特開昭56−
138559号公報に記載されているように、エンジン
の出力軸ないしエンジンで駆動される適宜の軸の
回転数を検出する回転数センサからの回転数信号
と、吸気負圧に基づいてエンジン負荷を検出する
負荷センサからの負荷信号とを、予め上記回転数
およびエンジン負荷に基づいて設定されているロ
ツクアツプ制御線に照合し、上記回転数信号と負
荷信号との関係、すなわち該2つの信号によつて
決定される座標が上記ロツクアツプ制御線より高
回転側のロツクアツプ作動ゾーンにあるときに
は、上記ロツクアツプ機構を作動させてロツクア
ツプを行い、一方、ロツクアツプ制御線より低回
転側のロツクアツプ解除ゾーンにあるときには、
ロツクアツプ機構を作動停止させてロツクアツプ
を解除するようになされる。この場合、トルクコ
ンバータのロツクアツプ機構の作動およびその解
除をエンジンの運転状態に応じた望ましい条件で
自動的に制御できるので、燃費の低減を図ること
ができる。しかし、その反面、上記回転数信号と
負荷信号との関係、すなわち該2つの信号によつ
て決定される座標がロツクアツプ制御線より高回
転側のロツクアツプ作動ゾーンにあるときには、
減速運転時等、エンジン出力の不安定なスロツト
ル開度全閉状態であつてもロツクアツプ機構が作
動してトルクコンバータの入出力軸が直結されて
しまい、その結果、不快な振動が生じる虞れがあ
つた。 そこで、従来、例えば特開昭56−39353号公報
に開示されているように、スロツトル開度の全閉
もしくはその近傍の状態では、上記たロツクアツ
プ制御線に対する回転数とエンジン負荷との関係
如何に拘らずロツクアツプを解除するロツクアツ
プ制御方法が提案されている。 しかるに、このように単にスロツトル開度の全
閉もしくはその近傍の状態でロツクアツプ解除を
行う場合には以下に示すような3つの問題が生じ
る。 すなわち、その1つは燃費の面で不利になるこ
とである。このことを第1図ないし第6図によつ
て説明する。第1図はエンジンを単体ですなわち
負荷をかけないで運転した場合において、エンジ
ンの出力軸トルクを0〜14.5Kg・mの範囲内の所
定値に保つたときのエンジン回転数に対するスロ
ツトル開度特性を示したものであり、この第1図
から明らかなように、エンジンの出力軸トルクが
零であるときのエンジン回転数に対するスロツト
ル開度特性は右上りのラインとなり、すなわちス
ロツトル開度の増大に伴つてエンジン回転数も増
大することが解る。 第2図はスロツトル開度を所定開度に保持した
ときのエンジン回転数に対する出力トルク特性
(破線にて示す)と、燃料消費率を2〜12/H
の範囲内の所定値に保つたときの同特性(実線に
て示す)とを示したものであり、この第2図で実
線にて示された特性から明らかなように、出力ト
ルクが同じであるときにはエンジン回転数が低い
程燃費が良くなることが解る。このような諸特性
のうち、特に、出力トルクが零であるときの特性
を第3図に示している。 また、第4図はエンジンの出力軸にトルクコン
バータを連結し、スロツトル開度を全閉状態から
全開状態での範囲内の所定開度に保つたときのタ
ービン回転数に対するエンジン回転数特性(図で
破線にて示す)と、同じくスロツトル開度を上記
開度より小さい間隔で所定開度に保つたときのタ
ービン回転数に対するタービンの出力軸トルク特
性(図で実線にて示す)とを示す。さらに、第5
図はタービンの出力軸トルクを0〜18Kg・mの範
囲内の所定値に保つたときのタービン回転数に対
するスロツトル開度特性を示す。この第5図から
明らかなように、タービン回転数に対するスロツ
トル開度特性は第1図に示したエンジン回転数に
対するスロツトル開度特性とほぼ同じになること
が解る。 以上に説明したエンジンおよびトルクコンバー
タの特性を踏まえた上で、第6図はタービンおよ
びエンジン回転数とスロツトル開度との関係を示
す座標に、タービンの出力軸トルクが零であると
きのタービン回転数に対するスロツトル開度特性
を示すラインLoと、タービン回転数が2000rpm
および4000rpmであるときのエンジン回転数に対
するスロツトル開度特性とをそれぞれ示すライン
L2oooおよびL4oooとを描いたものである。この
第6図において、今、タービン回転数が2000rpm
であるときのエンジン回転数に対するスロツトル
開度特性をラインL2oooを参照して分析すれば、
このようにタービン回転数を2000rpmとしてスロ
ツトル開度を0〜100%の範囲で変化させるとエ
ンジン回転数は略1700〜2700rpmの範囲で変動
し、スロツトル開度が約8%つまり約7度2分で
あるときにタービン回転数以上に上昇し、それ以
下のスロツトル開度ではタービン回転数より減少
する。すなわち、エンジン回転数はタービン出力
軸トルクが零になる点を境界にしてタービン回転
数に対し大小に変化するという特性がある。 したがつて、このようなエンジンおよびトルク
コンバータの特性のもとで、上記の特開昭56−
39353号公報に開示されたロツクアツプ制御方法
における制御特性について考察するに、この従来
の制御特性では、スロツトル開度が零になつたと
きに始めてロツクアツプを解除するようにしてい
るので、第6図でタービンの出力軸トルクが零の
ときのタービン回転数に対するスロツトル開度特
性を示すラインLoを越えてスロツトル開度が下
つた場合、例えばタービン回転数が2000rpmであ
る場合には、上記の如くスロツトル開度が約8〜
0%であるときにもロツクアツプ機構が作動状態
に維持され続ける。そのため、実際上はエンジン
回転数がタービン回転数を下回つていなければな
らないにも拘らずロツクアツプ作動のためにエン
ジン回転数がタービン回転数まで引き上げられて
しまう。このことは第3図から解るように燃料を
必要以上に消費することであり、ロツクアツプ機
構によつて燃費の低減を図るという本来の目的に
反することになる。 第2の問題はスロツトル開度が零(全閉状態)
から増大した非減速運転状態へ復帰するときのロ
ツクアツプ時に大きなトルクシヨツクが発生する
ことである。すなわち、上記従来のロツクアツプ
制御方法においてはスロツトル開度が零になつた
ときにロツクアツプが解除される。そのため、ス
ロツトル開度を零の状態から第6図に示すライン
Loを越えて増大させたときにはその増大に伴つ
て直ちにロツクアツプ機構が作動する。つまり、
スロツトル開度の増大に対するエンジン回転数の
立上り遅れによつてエンジン回転数がタービン回
転数より低い回転数で回転しているうちにロツク
アツプされてしまい、その結果、両者の回転差に
よつて大きなトルクシヨツクが生じる。 さらに、第3の問題は車両の減速運転時にエン
ジン制動力が(エンジンブレーキ力)がスロツト
ル開度に対応せず、エンジン制動力の急変点が生
じてしまうことである。すなわち、第7図は従来
の制御方法においてアクセル開度(スロツトル開
度)を徐々に減少させたときの駆動力の変化の状
態を示しており、駆動力が零の状態でアクセル開
度が減少していくと、ロツクアツプ機構が作動し
ていないときには駆動力の変化は破線で示すよう
になるのに対し、ロツクアツプ機構が作動してい
るときには駆動力はタービンによつて強制的に下
げられるので実線で示すようになり、破線で示す
ロツクアツプ不作動時の駆動力を下回る。そのた
め、このような状態でアクセル開度が全閉とな
り、ロツクアツプが解除されると、駆動力は破線
でしめすロツクアツプ不作動時の駆動力まで急激
に引上げられそのときにシヨツクを生じる。ま
た、逆に、アクセル開度を全閉から除々に増大さ
せた場合には上記とほぼ逆の行程をたどり、ロツ
クアツプ作動開始時に駆動力が急激に低下してシ
ヨツクを生じる。 (発明の目的) 本発明の目的は、上記した従来技術の持つ諸問
題を一挙に解決し、すなわちエンジン制動運転領
域における燃費の低減、エンジン制動力の急変点
の解消およびロツクアツプ時のトルクシヨツクの
低減を図り、よつてロツクアツプ装置の本来の目
的の達成や自動変速機を備えた車両の運転操作感
の向上等を図ることにある。 (問題点を解決するための手段) 上記目的の達成する解決手段としての本発明の
構成は、第8図に示すように、上記の如くエンジ
ンaと変速機構Cとの間に設けられたトルクコン
バータbの入出力軸を電磁手段eで制御される圧
力流体により断接して動力伝達経路を切り換える
ロツクアツプ手段dを備えた自動変速機が前提で
ある。 そして、この自動変速機において、まず、上記
トルクコンバータbの出力軸回転数を検出するタ
ービン回転数センサfと、エンジンaの負荷の大
きさを検出するエンジン負荷センサgとを設け、
該両センサf,gからの出力信号をロツクアツプ
判定手段iにおいて予め設定記憶されている第1
のロツクアツプ制御線h1と比較してロツクアツプ
を行うか否かの判定を行い、該ロツクアツプ判定
手段iからのロツクアツプのオン・オフ信号に基
づいて制御手段jにより上記ロツクアツプ手段d
の作動およびその解除を制御するのを基本構成と
する。 さらに、上記ロツクアツプ判定手段iに対し、
予め、上記第1ロツクアツプ制御線h1に基づく上
記ロツクアツプ手段dの作動時に、非減速運転状
態から減速運転状態への移行に応じて該ロツクア
ツプ手段dの作動を解除しかつ減速運転状態から
非減速運転状態への復帰に応じてロツクアツプ手
段dを作動させるための第2ロツクアツプ制御線
h2を設定記憶させる。この第2ロツクアツプ制御
線h2には、上記減速運転状態から非減速運転状態
への復帰に応じてロツクアツプ手段dを作動させ
るためのロツクアツプ作動制御線を少なくとも具
備させ、該ロツクツプ作動制御線をエンジン出力
が零と見做し得る状態のタービン回転数およびエ
ンジン負荷に基づいて設定するものとする。 (作用) この構成により、本発明では、ロツクアツプ手
段dを作動させるか否かの判定を行うロツクアツ
プ判定手段iには、第1ロツクアツプ制御線h1
外に、エンジンaの非減速運転状態から減速運転
状態への移行および減速運転状態から非減速運転
状態への復帰に応じてロツクアツプ手段dを作動
制御するための第2ロツクアツプ制御線h2が設定
され、この第2ロツクアツプ制御線h2は、減速運
転状態から非減速運転状態への復帰時にロツクア
ツプ手段dを作動させるためのロツクアツプ作動
制御線を有し、しかもこのロツクアツプ作動制御
線はエンジン出力が零と見做し得る状態のタービ
ン回転数およびエンジン負荷に基づいて設定され
ているので、エンジンaの減速運転状態から非減
速運転状態への復帰時、タービン回転数およびエ
ンジン負荷が第2ロツクアツプ作動制御線上にあ
るときにロツクアツプ手段dが作動されることに
なり、その際のエンジンaとトルクコンバータb
のタービンとの回転差は小さく、よつてロツクア
ツプ時に大きなトルクシヨツクが発生するのを解
消することができるのである。 また、エンジンaの減速運転時、エンジン出力
が零よりも小さいときにはロツクアツプ手段dの
作動が解除されることになり、タービンからの駆
動力によりエンジンaが過回転することがなく、
このことによつて減速運転時におけるエンジンa
の燃費を低減できることとなる。 さらに、エンジンaの非減速運転状態ではスロ
ツトル開度の全閉状態からの増大に伴つて直ちに
ロツクアツプすることがなくなり、よつてエンジ
ンaの駆動力の急変点をなくして運転操作感を向
上できるのである。 (実施例) 以下、本発明の技術的手段の具体例としての実
施例を第9図以下の図面に基づいて詳細に説明す
る。 第9図は、本発明に係るロツクアツプ制御装置
が組み込まれた電子制御自動変速機Aの機械部分
の構造およびその油圧制御回路A1を示す。 自動変速機Aは、エンジン1の出力軸1aに連
結されたトルクコンバータ10と、該トルクコン
バータ10の出力軸14に連結された多段歯車変
速機構20と、該トルクコンバータ10と多段歯
車変速機構20との間に設置されたオーバードラ
イブ用遊星歯車変速機構50とで構成されてい
る。上記トルクコンバータ10はエンジン1の出
力軸1aに結合されたポンプ1と、該ポンプ11
に対向して配置されたタービン12と、上記ポン
プ11とタービン12との間に配置されたステー
タ13とを有し、上記タービン12には上記コン
バータ出力軸14が結合されている。該コンバー
タ出力軸14と上記ポンプ11との間にはロツク
アツプクラツチ15が設けられ、該ロツクアツプ
クラツチ15はトルクコンバータ10内を循環す
る作動油の圧力により常時係合方向に押されてお
り、外部から供給される解放用油圧により解放状
態に保持されて上記係合を解除する。 また、上記多段歯車変速機構20は前段遊星歯
車機構21と後段遊星歯車機構22とを有し、前
段遊星歯車機構21のサンギア23と後段遊星歯
車機構22のサンギヤ24とは連結軸25により
連結されている。多段歯車変速機構20の入力軸
26は前方クラツチ27を介して上記連結軸25
に、また後方クラツチ28を介して前段遊星歯車
機構21のインターナルギア29にそれぞれ連結
されるようになつている。上記連結軸25すなわ
ちサンギア23,24と変速機ケースとの間には
前方ブレーキ30が設けられている。前段遊星歯
車機構21のプラネタリキヤリア31と、後段遊
星歯車機構22のインターナルギア33とは出力
軸34に連結され、また後段遊星歯車機構22の
プラネタリキヤリア35と変速機ケースとの間に
は後方ブレーキ36とワンウエイクラツチ37と
が設けられている。そして、多段歯車変速機構2
0は従来公知の形式で前進3段および後進1段の
変速段を有し、クラツチ27,28及びブレーキ
30,36を適宜作動させることにより所要の変
速段を得るものである。 さらに、オーバードライブ用遊星歯車変速機構
50は、プラネタリギア51を回転自在に支持す
るプラネタリキヤリア52がトルクコンバータ1
0の出力軸14に連結され、サンギア53が直結
クラツチ54を介してインターナルギア55に結
合されるようになつている。上記サンギア53と
変速機ケースとの間にはオーバードライブブレー
キ56が設けられ、また上記インターナルギア5
5は多段歯車変速機構20の入力軸26に連結さ
れている。そして、オーバードライブ用遊星歯車
変速機構50は、直結クラツチ54が係合してブ
レーキ56が解除されたときに、軸14,26を
直結状態で結合し、ブレーキ56が係合してクラ
ツチ54が解放されたときに軸14,26をオー
バードライブ結合するものである。 これに対して上記油圧制御回路A1は、エンジ
ン1の出力軸1aによつて駆動されるオイルポン
プ100を有し、このオイルポンプ100から圧
力ライン101に吐出された作動油を、調圧弁1
02によりその圧力を調整しセレクト弁103に
導くようにしている。該セレクト弁103は、
1、2、D、N、R、Pの各シフト位置を有し、
該シフト位置が1、2及びP位置にあるとき、圧
力ライン101は弁103のポート103a,1
03b,103cに連通する。上記ポート103
aは上記後方クラツチ28の作動用アクチユエー
タ104に接続されており、弁103が上述の位
置にあるとき後方クラツチ28を係合状態に保持
する。またポート103aは1−2シフト弁11
0の図で左方端近傍にも接続されていて、そのス
プール110aを図で右方に押し付けている。さ
らに、ポート103aは第1ラインL1を介して
上記1−2シフト弁110の図で右方端に、第2
ラインL2を介して2−3シフト弁120の図で
右方端に、第3ラインL3を介して3−4シフト
弁130の図で上方端にそれぞれ接続されてい
る。上記第1、第2および第3ラインL1〜L3
はそれぞれ第1、第2および第3ドレンライン
D1〜D3が分岐して接続されており、これらのド
レンラインD1〜D3にはそれぞれドレンラインD1
〜D3の開閉を行う第1、第2、第3ソレノイド
弁SL1〜SL3が接続されており、上記ソレノイド
弁SL1〜SL3は励磁されると、圧力ライン101
とポート103aが連通している状態で各ドレイ
ンラインD1〜D3を閉じることにより第1ないし
第3ラインL1〜L3内の圧力を高めるようになつ
ている。 また、セレクト弁103のポート103bはセ
カンドロツク弁105にライン140を介して接
続され、このポート103bからの圧力は弁10
5のスプール105aを図で下方に押し下げるよ
うに作用する。そして、弁105のスプール10
5aが下方位置にあるとき、ライン140とライ
ン141が連通し、油圧が上記前方ブレーキ30
のアクチユエータ108の係合側圧力室108a
に導入されて前方ブレーキ30を作動方向に保持
するように構成されている。 さらに、セレクト弁103のポート103cは
上記セカンドロツク弁105に接続され、このポ
ート103cからの圧力は該弁105のスプール
105aを図で上方に押し上げるように作用す
る。また、ポート103cは圧力ライン106を
介して上記2−3シフト弁120に接続されてい
る。このライン106は、上記第2ドレンライン
D2のソレノイド弁SL2が励磁されて第2ラインL2
内の圧力が高められ、その圧力により2−3シフ
ト弁120のスプール120aが図で左方に移動
させられたとき、ライン107に連通する。該ラ
イン107は、上記前方ブレーキ30のアクチユ
エータ108の解除側圧力室108bに接続さ
れ、該圧力室108bに油圧が導入されたとき、
アクチユエータ108は係合側圧力室108aの
圧力に抗してブレーキ30を解除方向に作動させ
る。また、ライン107の圧力は、前方クラツチ
27のアクチユエータ109にも導かれ、該クラ
ツチ27を係合作動させる。 また、上記セレクト弁103は1位置において
圧力ライン101に通じるポート103dをも有
し、このポート103dはライン112を経て上
記1−2シフト弁110に達し、さらにライン1
13を経て上記後方ブレーキ36のアクチユエー
タ114に接続されている。上記1−2シフト弁
110及び2−3シフト弁120は、所定の信号
によりソレノイド弁SL1,SL2が励磁されたと
き、それぞれのスプール110a,120aを移
動させてラインを切り替え、これにより所定のブ
レーキ又はクラツチが作動してそれぞれ1−2
速、2−3速の変速動作が行なわれるように構成
されている。また、115は調圧弁102からの
油圧を安定させるカツトバツク用弁、116は吸
気負圧の大きさに応じて調圧弁102からのライ
ン圧を変化させるバキユームスロツトル弁、11
7はこのスロツトル弁116を補助するスロツト
ルバツクアツプ弁である。 また、上記油圧制御回路A1にはオーバードラ
イブ用の遊星歯車変速機構50のクラツチ54及
びブレーキ56を作動制御するために、上記3−
4シフト弁130で制御されるアクチユエータ1
32が設けられている。アクチユエータ132の
係合側圧力室132aは圧力ライン101に接続
されており、該ライン101の圧力によりブレー
キ56を係合方向に押している。また上記3−4
シフト弁130は上記1−2、2−3シフト弁1
10,120と同様に、上記ソレノイド弁SL3
励磁されるとそのスプール130aが図で下方に
移動する。そのため圧力ライン101とライン1
22との連通が遮断され、ライン122はドレー
ンされる。これによつてブレーキ56のアクチユ
エータ132の解除側圧力室132bに作用する
油圧がなくり、ブレーキ56を係合方向に作動さ
せるとともにクラツチ54のアクチユエータ13
4がクラツチ54を解除させるように作用するも
のである。 更に、上記油圧制御回路A1にはロツクアツプ
制御弁133が設けられている。このロツクアツ
プ制御弁133は第4ラインL4を介して上記セ
レクト弁103のポート103aに連通されてい
る。上記ラインL4には、ドレンラインD1〜D3
同様に、電磁手段としての第4ソレノイド弁SL4
が設けられた第4ドレンラインD4が分岐して接
続されている。そして、ロツクアツプ制御弁13
3は、ソレノイド弁SL4が励磁されてドレンライ
ンD4が閉じられ、ラインL4内の圧力が高まつた
とき、そのスプール133aがライン123とラ
イン124との連通を遮断し、さらにライン12
4がドレーンされることで上記ロツクアツプクラ
ツチ15を接続方向に移動させるようになつてい
る。 以上の構成において、各変速段およびロツクア
ツプと各ソレノイドとの作動関係ならびに各変速
段とクラツチ、ブレーキとの作動関係を下記の第
1〜第3表に示す。
(Field of Industrial Application) The present invention relates to a control device for controlling the operation of a lock-up mechanism that directly connects the input and output shafts of a torque converter in an automatic transmission installed in a vehicle. (Prior Art) Generally, the torque converter of this type of automatic transmission consists of a pump impeller driven by an engine, a turbine runner connected to a transmission gear mechanism, and a stator disposed at an appropriate angle between the two. The hydraulic oil supplied from the pump impeller to the turbine runner is smoothly returned to the pump impeller by the stator in a direction that does not impede its rotation, and the hydraulic oil is repeatedly circulated without reducing its speed. This increases the torque by increasing the reaction force of the turbine runner, and when the rotational speed of the turbine is slower than the rotational speed of the pump, the increase in torque is large, and as the rotational speed of the turbine approaches the rotational speed of the pump, the torque increases. It has an automatic shifting effect in which the increase in torque becomes smaller. However, on the other hand, there is a drawback that a certain degree of reduction in power transmission efficiency due to slip between the pump and the turbine cannot be avoided, resulting in poor fuel efficiency. Therefore, in order to eliminate such slips, eliminate the drop in power transmission efficiency, and reduce fuel consumption, recently, the input and output shaft of the torque converter is controlled by controlling the hydraulic fluid using electromagnetic means (solenoid valves). A lock-up mechanism (direct-coupled mechanism) is installed that switches the power transmission path from the engine to the transmission gear mechanism by switching on/off with an operated lock-up clutch (direct-coupled clutch), so that the rotational speed of the turbine approaches the rotational speed of the pump. In such operating conditions, it has been proposed to perform lock-up control by directly connecting the pump and turbine using the above-mentioned lock-up mechanism. This lock-up control is, for example,
As described in Publication No. 138559, the engine load is detected based on the rotation speed signal from a rotation speed sensor that detects the rotation speed of the engine's output shaft or an appropriate shaft driven by the engine, and the intake negative pressure. The load signal from the load sensor is compared with the lock-up control line that is set in advance based on the rotation speed and engine load, and the relationship between the rotation speed signal and the load signal, that is, the two signals, is determined. When the determined coordinates are in the lock-up operating zone on the higher rotation side than the lock-up control line, the lock-up mechanism is operated to perform lock-up, and on the other hand, when the determined coordinates are in the lock-up release zone on the lower rotation side than the lock-up control line,
The lockup mechanism is deactivated to release the lockup. In this case, the activation and release of the lock-up mechanism of the torque converter can be automatically controlled under desirable conditions depending on the operating state of the engine, so that fuel consumption can be reduced. However, on the other hand, when the relationship between the rotational speed signal and the load signal, that is, the coordinates determined by the two signals, is in the lockup operation zone on the higher rotational side than the lockup control line,
Even when the engine output is unstable and the throttle opening is fully closed, such as during deceleration operation, the lock-up mechanism will operate and the input and output shafts of the torque converter will be directly connected, which may result in unpleasant vibrations. It was hot. Therefore, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-open No. 56-39353, for example, when the throttle opening is fully closed or close to it, the relationship between the rotation speed and the engine load with respect to the above-mentioned lock-up control line has been A lockup control method has been proposed that releases lockup regardless of the situation. However, when the lockup is simply released with the throttle opening fully closed or close to it, the following three problems arise. That is, one of them is that it becomes disadvantageous in terms of fuel efficiency. This will be explained with reference to FIGS. 1 to 6. Figure 1 shows the throttle opening characteristics with respect to the engine speed when the engine is operated alone, i.e. without any load, and the output shaft torque of the engine is maintained at a predetermined value within the range of 0 to 14.5 kg・m. As is clear from Fig. 1, when the output shaft torque of the engine is zero, the throttle opening characteristic with respect to the engine speed is an upward-sloping line, that is, as the throttle opening increases. It can be seen that the engine speed also increases accordingly. Figure 2 shows the output torque characteristics (indicated by the broken line) against the engine speed when the throttle opening is held at a predetermined opening, and the fuel consumption rate from 2 to 12/H.
This shows the same characteristics (shown by the solid line) when the output torque is maintained at a predetermined value within the range of In some cases, it can be seen that the lower the engine speed, the better the fuel efficiency. Among these various characteristics, especially the characteristics when the output torque is zero are shown in FIG. In addition, Figure 4 shows the engine rotational speed characteristics (Fig. (indicated by a broken line) and the turbine output shaft torque characteristic (indicated by a solid line in the figure) with respect to the turbine rotation speed when the throttle opening is maintained at a predetermined opening at intervals smaller than the above-mentioned opening. Furthermore, the fifth
The figure shows the throttle opening characteristic with respect to the turbine rotation speed when the output shaft torque of the turbine is maintained at a predetermined value within the range of 0 to 18 kg·m. As is clear from FIG. 5, the throttle opening characteristic with respect to the turbine rotational speed is almost the same as the throttle opening characteristic with respect to the engine rotational speed shown in FIG. Based on the characteristics of the engine and torque converter explained above, Fig. 6 shows the coordinates showing the relationship between the turbine and engine speed and the throttle opening, and the turbine rotation when the output shaft torque of the turbine is zero. The line Lo shows the throttle opening characteristics with respect to the number and the turbine rotation speed is 2000 rpm.
Lines showing throttle opening characteristics with respect to engine speed and 4000rpm, respectively.
It depicts L 2 ooo and L 4 ooo. In this figure 6, the turbine rotation speed is now 2000 rpm.
If we analyze the throttle opening characteristics with respect to engine speed when , with reference to line L 2 ooo, we get
In this way, when the turbine rotation speed is 2000 rpm and the throttle opening is varied in the range of 0 to 100%, the engine rotation speed will fluctuate in the range of approximately 1700 to 2700 rpm, and the throttle opening will be approximately 8%, or approximately 7 degrees 2 minutes. When the rotation speed is , the rotation speed increases above the turbine rotation speed, and when the throttle opening is lower than that, the rotation speed decreases below the turbine rotation speed. That is, there is a characteristic that the engine rotational speed changes in magnitude with respect to the turbine rotational speed with the point where the turbine output shaft torque becomes zero as a boundary. Therefore, under such characteristics of the engine and torque converter, the above-mentioned Japanese Patent Application Laid-Open No.
Considering the control characteristics of the lock-up control method disclosed in Publication No. 39353, in this conventional control characteristic, the lock-up is released only when the throttle opening becomes zero, so as shown in FIG. If the throttle opening drops beyond line Lo, which indicates the throttle opening characteristics with respect to the turbine rotational speed when the turbine output shaft torque is zero, for example, if the turbine rotational speed is 2000 rpm, the throttle opening will change as described above. degree is about 8~
0%, the lockup mechanism continues to be activated. Therefore, even though the engine speed should actually be lower than the turbine speed, the engine speed is raised to the turbine speed for the lock-up operation. As can be seen from FIG. 3, this consumes more fuel than necessary, which goes against the original purpose of reducing fuel consumption by the lock-up mechanism. The second problem is that the throttle opening is zero (fully closed).
A large torque shock occurs during lockup when returning to an increased non-deceleration operating state. That is, in the conventional lockup control method described above, lockup is released when the throttle opening becomes zero. Therefore, the throttle opening should be changed from zero to the line shown in Figure 6.
When the value is increased beyond Lo, the lock-up mechanism is activated immediately with the increase. In other words,
Due to the delay in the rise of the engine speed with respect to the increase in throttle opening, the engine speed is locked up while it is rotating at a lower speed than the turbine speed, and as a result, a large torque is generated due to the difference in speed between the two. A shot occurs. Furthermore, the third problem is that the engine braking force (engine braking force) does not correspond to the throttle opening when the vehicle is decelerating, and a sudden change point occurs in the engine braking force. In other words, Figure 7 shows how the driving force changes when the accelerator opening (throttle opening) is gradually decreased in the conventional control method, and the accelerator opening decreases when the driving force is zero. When the lock-up mechanism is not operating, the change in driving force is shown by a broken line, whereas when the lock-up mechanism is operating, the driving force is forcibly lowered by the turbine, so the change is shown by a solid line. The driving force becomes as shown by the dotted line, which is lower than the driving force when the lock-up is not activated, as shown by the broken line. Therefore, when the accelerator opening is fully closed in this state and the lockup is released, the driving force is rapidly increased to the driving force when the lockup is not activated, as shown by the broken line, and a shock occurs at that time. On the other hand, when the accelerator opening is gradually increased from fully closed, the process is almost reverse to that described above, and the driving force suddenly decreases at the start of the lock-up operation, causing a shock. (Objective of the Invention) The object of the present invention is to solve the problems of the above-mentioned prior art all at once, namely, to reduce fuel consumption in the engine braking operation region, eliminate sudden changes in engine braking force, and reduce torque shock during lock-up. The objective is to achieve the original purpose of the lockup device and improve the driving feel of a vehicle equipped with an automatic transmission. (Means for Solving the Problems) The configuration of the present invention as a solution to achieve the above object is as shown in FIG. The present invention is based on an automatic transmission equipped with lock-up means d that switches the power transmission path by connecting and disconnecting the input and output shafts of converter b by means of pressure fluid controlled by electromagnetic means e. In this automatic transmission, first, a turbine rotation speed sensor f that detects the output shaft rotation speed of the torque converter b and an engine load sensor g that detects the magnitude of the load on the engine a are provided,
The output signals from the two sensors f and g are detected in the lock-up determining means i by the first
The lockup control line h1 is compared with the lockup control line h1 to determine whether or not to perform lockup, and the lockup means d is controlled by the control means j based on the lockup on/off signal from the lockup determination means i.
The basic configuration is to control the activation and release of the . Furthermore, for the lockup determination means i,
In advance, when the lock-up means d is operated based on the first lock-up control line h1 , the operation of the lock-up means d is canceled in response to the transition from the non-decelerating operating state to the decelerating operating state, and the operation is changed from the decelerating operating state to the non-decelerating operating state. a second lockup control line for operating the lockup means d in response to return to the operating state;
Store h 2 settings. The second lockup control line h2 is provided with at least a lockup operation control line for operating the lockup means d in response to the return from the deceleration operation state to the non-deceleration operation state, and the lockup operation control line is connected to the engine. It is assumed that the setting is based on the turbine rotation speed and engine load in a state where the output can be considered to be zero. (Function) With this configuration, in the present invention, in addition to the first lockup control line h1 , the lockup determination means i that determines whether or not to operate the lockup means d is connected to the lockup control line h1. A second lockup control line h2 is set for controlling the operation of the lockup means d in response to the transition to the operating state and return from the deceleration operating state to the non-deceleration operating state, and this second lockup control line h2 is It has a lockup operation control line for activating the lockup means d when returning from a deceleration operation state to a non-deceleration operation state, and this lockup operation control line is connected to the turbine rotational speed and the state where the engine output can be considered to be zero. Since the setting is based on the engine load, when the engine a returns from the deceleration operating state to the non-decelerating operating state, the lockup means d is activated when the turbine rotation speed and the engine load are on the second lockup operation control line. In that case, engine a and torque converter b
The difference in rotation between the engine and the turbine is small, which eliminates the large torque shock that occurs during lock-up. Furthermore, during deceleration operation of the engine a, when the engine output is smaller than zero, the operation of the lock-up means d is released, so that the engine a does not over-speed due to the driving force from the turbine.
Due to this, the engine a during deceleration operation
This means that fuel consumption can be reduced. Furthermore, when engine a is in a non-decelerating operating state, lock-up does not occur immediately as the throttle opening increases from the fully closed state, and this eliminates sudden changes in the driving force of engine a, improving the driving feel. be. (Example) Hereinafter, an example as a specific example of the technical means of the present invention will be described in detail based on the drawings from FIG. 9 onwards. FIG. 9 shows the structure of a mechanical part of an electronically controlled automatic transmission A incorporating a lock-up control device according to the present invention and its hydraulic control circuit A1 . The automatic transmission A includes a torque converter 10 connected to the output shaft 1a of the engine 1, a multi-stage gear transmission mechanism 20 connected to the output shaft 14 of the torque converter 10, and the torque converter 10 and the multi-stage gear transmission mechanism 20. and an overdrive planetary gear transmission mechanism 50 installed between the two. The torque converter 10 includes a pump 1 connected to an output shaft 1a of an engine 1, and a pump 11 connected to an output shaft 1a of an engine 1.
The converter output shaft 14 is coupled to the turbine 12, and the stator 13 is disposed between the pump 11 and the turbine 12. A lock-up clutch 15 is provided between the converter output shaft 14 and the pump 11, and the lock-up clutch 15 is constantly pushed in the engagement direction by the pressure of hydraulic oil circulating within the torque converter 10. The engagement is released by being held in the released state by release hydraulic pressure supplied from the outside. The multi-stage gear transmission mechanism 20 has a front planetary gear mechanism 21 and a rear planetary gear mechanism 22, and the sun gear 23 of the front planetary gear mechanism 21 and the sun gear 24 of the rear planetary gear mechanism 22 are connected by a connecting shaft 25. ing. The input shaft 26 of the multi-gear transmission mechanism 20 is connected to the connecting shaft 25 via a front clutch 27.
In addition, they are connected to an internal gear 29 of the front planetary gear mechanism 21 via a rear clutch 28. A front brake 30 is provided between the connecting shaft 25, that is, the sun gears 23 and 24, and the transmission case. The planetary carrier 31 of the front planetary gear mechanism 21 and the internal gear 33 of the rear planetary gear mechanism 22 are connected to an output shaft 34, and a rear brake is connected between the planetary carrier 35 of the rear planetary gear mechanism 22 and the transmission case. 36 and a one-way clutch 37 are provided. And multi-stage gear transmission mechanism 2
0 is of a conventionally known type and has three forward speeds and one reverse speed, and the desired speed is obtained by appropriately operating clutches 27, 28 and brakes 30, 36. Furthermore, in the overdrive planetary gear transmission mechanism 50, a planetary carrier 52 that rotatably supports a planetary gear 51 is connected to a torque converter 1.
A sun gear 53 is connected to an internal gear 55 via a direct coupling clutch 54. An overdrive brake 56 is provided between the sun gear 53 and the transmission case, and the internal gear 5
5 is connected to an input shaft 26 of the multi-stage gear transmission mechanism 20. The overdrive planetary gear transmission mechanism 50 connects the shafts 14 and 26 in a direct connection state when the direct coupling clutch 54 is engaged and the brake 56 is released, and the brake 56 is engaged and the clutch 54 is released. When released, it connects the shafts 14, 26 in overdrive. On the other hand, the hydraulic control circuit A1 has an oil pump 100 driven by the output shaft 1a of the engine 1, and transfers the hydraulic oil discharged from the oil pump 100 to the pressure line 101 to the pressure regulating valve 1.
02 adjusts the pressure and guides it to the select valve 103. The select valve 103 is
It has shift positions of 1, 2, D, N, R, and P,
When the shift position is in the 1, 2 and P positions, the pressure line 101 is connected to the ports 103a, 1 of the valve 103.
03b and 103c. Port 103 above
a is connected to an actuator 104 for actuating the aft clutch 28 and holds the aft clutch 28 engaged when the valve 103 is in the position described above. Also, the port 103a is the 1-2 shift valve 11
It is also connected near the left end in the figure 0, and pushes the spool 110a to the right in the figure. Further, the port 103a is connected to the right end of the 1-2 shift valve 110 in the diagram via the first line L1 , and the second
It is connected to the right end of the 2-3 shift valve 120 in the drawing via a line L2 , and to the upper end of the 3-4 shift valve 130 in the drawing via a third line L3 . The first, second and third lines L1 to L3 have first, second and third drain lines, respectively.
D 1 to D 3 are branched and connected, and each drain line D 1 to D 3 has a drain line D 1 to D 3 connected to each other.
The first, second, and third solenoid valves SL 1 to SL 3 that open and close D 3 are connected, and when the solenoid valves SL 1 to SL 3 are energized, the pressure line 101
The pressure in the first to third lines L1 to L3 is increased by closing each of the drain lines D1 to D3 while communicating with the port 103a. Further, the port 103b of the select valve 103 is connected to the second lock valve 105 via a line 140, and the pressure from this port 103b is transferred to the second lock valve 105.
It acts to push down the spool 105a of No. 5 in the figure. And the spool 10 of the valve 105
5a is in the lower position, lines 140 and 141 are in communication, and hydraulic pressure is applied to the front brake 30.
The engagement side pressure chamber 108a of the actuator 108 of
The front brake 30 is introduced into the front brake 30 and is configured to hold the front brake 30 in the operating direction. Furthermore, a port 103c of the select valve 103 is connected to the second lock valve 105, and the pressure from this port 103c acts to push the spool 105a of the valve 105 upward in the figure. Further, the port 103c is connected to the 2-3 shift valve 120 via the pressure line 106. This line 106 is the second drain line.
Solenoid valve SL 2 of D 2 is energized and the second line L 2
When the pressure inside is increased and the spool 120a of the 2-3 shift valve 120 is moved to the left in the figure, it communicates with the line 107. The line 107 is connected to the release side pressure chamber 108b of the actuator 108 of the front brake 30, and when hydraulic pressure is introduced into the pressure chamber 108b,
The actuator 108 operates the brake 30 in the releasing direction against the pressure in the engagement side pressure chamber 108a. Pressure in line 107 is also directed to actuator 109 of forward clutch 27, causing it to engage and actuate. The select valve 103 also has a port 103d that communicates with the pressure line 101 in the 1 position, and this port 103d reaches the 1-2 shift valve 110 via the line 112, and furthermore the line 1
13 to the actuator 114 of the rear brake 36. The 1-2 shift valve 110 and the 2-3 shift valve 120 move their respective spools 110a, 120a to switch lines when the solenoid valves SL1 , SL2 are excited by a predetermined signal, thereby switching the line to a predetermined value. 1-2 brakes or clutches are activated, respectively.
It is configured to perform speed change operations of 1st and 2nd and 3rd speeds. Further, 115 is a cutback valve that stabilizes the oil pressure from the pressure regulating valve 102, 116 is a vacuum throttle valve that changes the line pressure from the pressure regulating valve 102 according to the magnitude of the intake negative pressure, and 11
7 is a throttle back-up valve that assists the throttle valve 116. Further, the hydraulic control circuit A1 is connected to the above-mentioned 3-3 in order to control the operation of the clutch 54 and brake 56 of the planetary gear transmission mechanism 50 for overdrive.
Actuator 1 controlled by 4 shift valve 130
32 are provided. The engagement side pressure chamber 132a of the actuator 132 is connected to the pressure line 101, and the pressure of the line 101 pushes the brake 56 in the engagement direction. Also, 3-4 above
The shift valve 130 is the above-mentioned 1-2, 2-3 shift valve 1.
10 and 120, when the solenoid valve SL 3 is energized, its spool 130a moves downward in the figure. Therefore, pressure line 101 and line 1
22 is cut off and line 122 is drained. As a result, the hydraulic pressure acting on the release side pressure chamber 132b of the actuator 132 of the brake 56 disappears, and the brake 56 is actuated in the engagement direction, and the actuator 13 of the clutch 54 is operated.
4 acts to release the clutch 54. Further, the hydraulic control circuit A1 is provided with a lock-up control valve 133. This lock-up control valve 133 is communicated with the port 103a of the select valve 103 via a fourth line L4 . Similarly to the drain lines D1 to D3 , the line L4 is connected to a fourth solenoid valve SL4 as an electromagnetic means.
A fourth drain line D4 is branched and connected. And the lock-up control valve 13
3, when the solenoid valve SL 4 is energized to close the drain line D 4 and the pressure in the line L 4 increases, the spool 133a cuts off communication between the line 123 and the line 124, and the line 12
4 is drained to move the lock-up clutch 15 in the connecting direction. In the above configuration, the operational relationships between each gear, the lockup, and each solenoid, and the operational relationships between each gear and the clutch and brake are shown in Tables 1 to 3 below.

【表】【table】

【表】【table】

【表】 次に、第10図に基づいて上記油圧制御回路
A1を作動制御するための電子制御回路200に
ついて説明する。 上記電子制御回路200は入出力装置201と
RAM202とCPU203とを備えている。上記
入出力装置201には、エンジン1の吸気通路2
内のスロツトル弁3の開度に基づいてエンジン1
の負荷の大きさを検出して負荷信号SLを出力す
るエンジン負荷センサ204と、コンバータ10
の出力軸14の回転数を検出してタービン回転数
信号STを出力するタービン回転数センサ205
と、シフトレバーのシフトレンジ(セレクト弁1
03の位置)を検出してシフトレバー信号SR
出力するレンジスイツチ等よりなるシフトレバー
センサ206とが接続され、これらセンサ204
〜206からの出力信号SL,ST,SRを入力装
置201に入力するようにしている。該入出力装
置201は上記センサ204〜206からの出力
信号SL,ST,SRを処理してRAM202に供給
する。該RAM202はこれらの信号SL,ST
Rを記憶するとともに、CPU203からの命令
に応じてこれに信号SL,ST,SRまたはその他
のデータをCPU203に供給する。該CPU20
3は本発明でいうロツクアツプ判定手段を構成し
ている。すなわち、CPU203は第11図に示
すように予めタービン回転数に対するエンジン負
荷特性に基づいて設定されたシフトアツプ変速線
Lu、シフトダウン変速線Ld、第1および第2ロ
ツクアツプ作動制御線LlN1,LlN2ならびに第1お
よび第2ロツクアツプ解除制御線LlF1,LlF2を記
憶しており、上記RAM202からの出力信号S
L,ST,SRを上記シフトアツプ制御線Lu、シフ
トダウン制御線Ldおよびロツクアツプ制御線
LlN1,LlN2,LlF1,LlF2と照合比較して変速すべ
きか否かの演算およびロツクアツプすべきか否か
の演算を行い、それぞれ変速のオン・オフ信号お
よびロツクアツプのオン・オフ信号を発生するよ
うにしている。ここで、上記第2ロツクアツプ作
動制御線LlN2はエンジン1の出力軸トルクが零と
見なし得る状態のタービン回転数およびエンジン
負荷に基づいて設定されている。 また、上記CUP203は本発明における制御
手段をも構成している。すなわち、CPU203
の演算結果は上記入出力装置201を介して、変
速制御弁としての上記各シフト弁110,12
0,130およびロツクアツプ制御弁133をそ
れぞれ操作するためのソレノイド弁SL1〜SL4
含むソレノイド弁群207の励磁を制御する信号
として与えられる。 尚、電気制御回路200はマイクロコンピユー
タで構成するのが好ましい。 次に、上記電子制御回路200による自動変速
機Aに対する制御の一例を説明する。この電子制
御回路200に組み込まれたプログラムは第12
図、第13図、第15図および第17図に示され
たフローチヤートに従つて示される。すなわち、
第12図は変速制御の全体フローチヤートを示
し、該変速制御はまずイニシヤルライズ設定から
行われる。このイニシヤライズ設定は、先ず、自
動変速機Aの油圧制御回路A1の切換えを行う各
制御弁のポートおよび必要なカウンタをイニシヤ
ライズして歯車変速機構20を1速状態に、ロツ
クアツプクラツチ15を解除状態にそれぞれ設定
する。この後、電子制御回路200の各ワーキン
グエリアをイニシヤライズしてイニシヤライズ設
定を終了する。このイニシヤライズ設定の後はタ
イマによるカウントを行つた後、セレクト弁10
3の位置すなわちシフトレンジを読むステツプが
行われ、この読まれたシフトレンジが1レンジで
あるか否かが判定される。この判定がYESであ
るときにはロツクアツプを解除し、次いで第1速
へシフトダウンした場合にエンジンがオーバーラ
ンするか否かを演算する。この後、この演算に基
づいてオーバーランするか否かの判定を行い、こ
の判定がNOであるときには歯車変速機構20を
1速に、YESであるときには2速にそれぞれ変
速するようにシフト弁を制御する信号が発せられ
る。しかる後、制御ループの移行速さを設定する
ために一定時間(例えば50msec)遅延されたの
ち、当初のステツプに戻る。 一方、上記シフトレンジが1レンジであるか否
かの判定がNOであるときには今度は2レンジで
あるか否かの判定が行われる。この判定がYES
であるときにはロツクアツプを解除するととも
に、歯車変速機構20を第2速へ変速する。ま
た、判定がNOであるとき、すなわちシフトレン
ジがDレンジであるときにはシフトアツプ判定を
含むシフトアツプ変速制御が第13図に示すシフ
トアツプ変速制御サブルーチンに基づいて行われ
る。 上記シフトアツプ変速制御は、先ず、ギヤポジ
シヨンすなわち歯車変速機構20の位置を読み出
し、この読み出されたギヤポジシヨンが第4速で
あるか否かの判定を行うことから始められる。こ
の判定がYESであるときにそれ以上のシフトア
ツプを行い得ないのでそのまま制御を終了する。
一方、ギヤポジシヨンが第4速であるか否かの判
定がNOであるときにはスロツトル開度を読み、
第14図に示すシフトアツプマツプのシフトアツ
プ変速線Luに照合して該スロツトル開度に応じ
たマツプ上の設定タービン回転数Tsp(map)を
読む。次いで実際のタービン回転数Tspを読み出
して該回転数Tspが上記設定タービン回転数TSP
(map)より大きいか否かを判定する。この判定
がYESであるときにはフラグ1が“1”である
か否かが判定される。このフラグ1はシフトアツ
プが実行されるときに“1”にセツトされてその
シフトアツプ状態を記憶しておくものである。そ
して、上記フラグ1に対する判定がYESである
ときにはシフトアツプが行われている状態と見て
そのまま制御を終了する。また、上記判定がNO
であるときにはフラグ1を“1”にした上で歯車
変速機構20のギヤポジシヨンを1段シフトアツ
プする。そのとき、変速中のシヨツクを防止する
ためにロツクアツプを所定時間解除するロツクア
ツプ解除タイマーをセツトし、その後制御が終了
する。 一方、上記設定タービン回転数TSP(map)に
対する実際のタービン回転数Tspの判定がNOで
あるときには上記シフトアツプ変速線Luに0.8を
乗じて第14図で破線にて示すようなヒステリシ
スを持つた新たなシフトアツプ変速線Lu′を形成
し、該新たなシフトアツプ制御線Lu′によつて上
記設定タービン回転数TSP(map)を修正する。
次いで、この修正された設定タービン回転数Tsp
(map)に対して実際のタービン回転数Tspが大
きいか否かの判定を行い、この判定がYESであ
るときにはそのまま、NOであるときにはフラグ
1をリセツトした上でそれぞれ制御が終了する。
以上によつてシフトアツプ変速制御のためのサブ
ルーチンが完了する。 このようなシフトアツプ変速制御の実行後はシ
フトダウン判定を含むシフトダウン変速制御が第
15図に示すシフトダウン変速制御サブルーチン
に基づいて行われる。このシフトダウン変速制御
は、上記シフトアツプ変速制御の場合と同様に、
先ず、ギヤポジシヨンすなわち歯車変速機構20
の位置を読み出し、この読み出されたギヤポジシ
ヨンが第1速であるか否かの判定を行うことから
始められる。この判定がYESであるときにはそ
れ以下のシフトダウンを行い得ないのでそのまま
制御を終了する。一方、上記ギヤポジシヨンが第
1速であるか否かの判定がNOであるときにはス
ロツトル開度を読み、第16図に示すシフトダウ
ンマツプのシフトダウン変速線Ldに照合して該
スロツトル開度に応じたマツプ上の設定タービン
回転数Tsp(map)を読む。次いで実際のタービ
ン回転数Tspが読み出して該実際のタービン回転
数が上記設定タービン回転数Tsp(map)より小
さいか否かを判定する。この判定がYESである
ときにはフラグ2が“1”であるか否かが判定さ
れる。このフラグ2はシフトダウンが実行される
ときに“1”にセツトされてそのシフトダウン状
態を記憶しておくものである。そして、上記フラ
グ1に対する判定がYESであるときにはシフト
ダウンが行われている状態を見てそのまま制御を
終了する。また、上記判定がNOであるときには
フラグ2を“1”にした上で歯車変速機構20の
ギヤポジシヨンを1段シフトダウンする。そのと
き変速中のシヨツクを防止するためにロツクアツ
プを所定時間解除するロツクアツプ解除タイマー
をセツトし、その後制御が終了する。 一方、上記設定タービン回転数Tsp(map)に
対する実際のタービン回転数Tspの判定がNOで
あるときには上記シフトダウン変速線Ldを0.8で
除して第16図で破線にて示すようなヒステリシ
スを持つた新たなシフトダウン変速線Ld′を形成
し、該新たなシフトダウン制御線Ld′によつて上
記設定タービン回転数Tsp(map)を修正する。
換言すれば実際のタービン回転数Tspに0.8を乗
じて該実際のタービン回転数Tspを修正すること
になる。次いで、この修正された実際のタービン
回転数Tspが修正されない設定タービン回転数
Tsp(man)より小さいか否かの判定を行い、こ
の判定がYESであるときにはそのまま、NOであ
るときにはフラグ2をリセツトした上でそれぞれ
制御が終了する。以上によつてシフトダウン変速
制御のためのサブルーチンが完了する。 このようなシフトダウン変速制御の実行後はロ
ツクアツプ判定を含むロツクアツプ制御が第17
図に示すロツクアツプ制御サブルーチンに基づい
て行われる。該ロツクアツプ制御は、先ず、上記
変速制御におけるロツクアツプ解除タイマーの状
態を読み、該タイマーが“0”であるか否か、す
なわちリセツトされているか否かを判定すること
から始められる。この判定がNOであるときには
ロツクアツプを解除するような制御信号が発せら
れたのち制御を終了する。 一方、上記タイマーに対する判定がYESであ
るときには上記スロツトル開度を第18図に示す
ロツクアツプマツプの第1ロツクアツプ解除制御
線LlF1に照合して該スロツトル開度に応じたマツ
プ上の設定タービン回転数Tsp(map)を読み、
その後、実際のタービン回転数Tspを読み出して
該タービン回転数Tspが上記設定タービン回転数
Tsp(map)より小さいか否かを判定する。この
判定がYESであるときにはロツクアツプを解除
した後制御が終了する。一方、上記判定がNOで
あるときにはスロツトル開度を上記ロツクアツプ
マツプの第2ロツクアツプ解除制御線LlF2に照合
してスロツトル開度に応じたマツプ上の設定ター
ビン回転数Tsp(map)を読み、その後実際のタ
ービン回転数Tspを読み出して該タービン回転数
Tspが上記設定タービン回転数Tsp(map)より
大きいか否かを判定する。この判定がYESであ
るときにはロツクアツプを解除したのち制御を終
了する。また、判定がNOであるときには今度は
スロツトル開度を上記ロツクアツプマツプの第1
ロツクアツプ作動制御線LlN1に照合して該スロツ
トル開度に応じたマツプ上の設定タービン回転数
Tsp(map)を読み、その後、読み出した実際の
タービン回転数Tspが該設定タービン回転数Tsp
(map)より大きいか否かを判定する。この判定
がNOであるときにはそのまま制御が終了する。
判定がYESであるときにはスロツトル開度を上
記ロツクアツプマツプの第2ロツクアツプ作動制
御線LlN2に照合してスロツトル開度に応じたマツ
プ上の設定タービン回転数Tsp(map)を読み、
その後、読み出した実際のタービン回転数Tspが
該設定タービン回転数Tsp(map)より小さいか
否かを判定する。この判定がNOであるときには
そのまま制御が終了する。一方、判定がYESで
あるときにはロツクアツプを行い、しかる後制御
が終了する。以上によつてロツクアツプ制御が完
了する。このロツクアツプ制御の実行後は上記第
12図のフローチヤートで示すような一定時間の
遅延を受けたのち当初のステツプからのフローが
繰り返される。 したがつて、この場合、CPU203に記憶さ
れているロツクアツプマツプには第18図に示す
ように通常のロツクアツプ制御時に使用される第
1ロツクアツプ制御線LlN1+LlF1の他に、減速運
転状態から非減速運転状態または非減速運転状態
から減速運転状態への過渡時に使用される第2ロ
ツクアツプ制御線LlN2,LlF2が備えられ、そのう
ち、上記第2ロツクアツプ作動制御線LlN2は、エ
ンジン1の出力トルクが略零であるときのタービ
ン回転数およびエンジン負荷(スロツトル開度)
に基づいて設定され、タービン回転数およびエン
ジン負荷が該第2ロツクアツプ作動制御線LlN2
にあるときにロツクアツプを作動させるため、エ
ンジン1が減速状態から非減速状態へ復帰するロ
ツクアツプ時にトルクコンバータ10のタービン
12とエンジン1との回転差が小さくなつて該回
転差分のエンジン1の慣性エネルギーを吸収する
際のシヨツクが小さくなり、よつてロツクアツプ
時のシヨツクを緩和することができる。 また、エンジン1の減速運転領域において、エ
ンジン1の出力トルクが零より低いときにはロツ
クアツプが解除されるので、エンジン1がタービ
ン12により駆動されて過回転することはなく、
よつてエンジン1の減速運転領域での燃費を低減
することができる。 さらに、エンジン1の減速運転時にスロツトル
開度が全開状態になる前にロツクアツプが解除さ
れるので、エンジン制動力はスロツトル開度の減
少に伴つてスムーズに増大し、従来の如くその急
変点が生じることはない。また、エンジン1の加
速運転時にもスロツトル開度の全閉状態からの増
大に伴つて直ちにロツクアツプすることがなく、
その急変点の発生を解消でき、よつて車両の運転
操作感を向上させることができる。 以上、第12図ないし第18図を参照してマイ
クロコンピユータを用いた電子制御回路200に
よる自動変速機Aの制御方法の一例を説明した
が、このような制御方法を実施するためのある程
度具体化したデジタル電気回路について第19図
を参照して説明する。尚、第9図ないし第18図
と同じ部分については同じ符号を使用する。 第19図において、300はパワー、エコノミ
ー等の走行モードを検出して走行モード信号S23
を出力するモードセンサ、301は冷却水の温度
を検出し、この冷却水温度が所定温度等より低い
冷寒状態にあるときに信号Scを出力する水温セ
ンサである。 そして、シフトレバーセンサ206のDレンジ
を示す出力端はシフトデータインデツクス信号発
生回路302の1つの入力端に接続されている。
このシフトデータインデツクス信号発生回路30
2の他の入力端にはAD変換器303を介して上
記モードセンサ300が接続されており、この
AD変換器303は、パワー走行モードとエコノ
ミー走行モードとの間を例えば6段階に分割して
示すチヤートC1にモードセンサ300からのモ
ード信号SMを照し、これに応じたデジタルモー
ド信号SMdを出力する。 上記シフトデータインデツクス信号発生回路3
02の1つの出力端にはシフトアツプマツプM1
を記憶したシフトアツプマツプ発生回路304
が、他の出力端にはシフトダウンマツプM2を記
憶したシフトダウンマツプ発生回路305がそれ
ぞれ接続されている。上記シフトアツプマツプ
M1は1段シフトアツプマツプからなり、上記各
走行モードに対応する1段シフトアツプのための
複数の変速線Mfuを備えている。また、シフトダ
ウンマツプM2は1段シフトダウンマツプからな
り、上記各モードに対応する1段シフトダウンの
ための複数の変速線Mfdを備えている。そして、
上記シフトアツプマツプ発生回路304はシフト
位置がDレンジのとき、シフトデータインデツク
ス信号発生回路302がデジタルモード信号SMd
を受けて発生するインデツクス信号Siを受けて、
上記信号SMdが示す走行モードに応じた1段シフ
トアツプのための1本変速線Mufを読み出す。一
方、シフトダウンマツプ発生回路305はシフト
位置がDレンジのとき、上記シフトアツプマツプ
発生回路304と同様にインデツクス信号Siを受
けて、上記信号SMdが示す走行モードに応じた1
段シフトダウンのための1本の変速線Mfdを読み
出す。 また、上記シフトアツプマツプ発生回路304
およびシフトダウンマツプ発生回路305の各々
の他の入力端にはAD変換器306を介してエン
ジン負荷センサ204(スロツトル開度センサ)
が接続されている。このAD変換器306は、ス
ロツトル開度を全閉と全開との間で例えば8段階
に分割して示すチヤートC2にエンジン負荷セン
サ204からの負荷信号すなわちスロツトル開度
信号SLを照し、これに応じたデジタルスロツト
ル開度信号SLdを出力する。 シフトアツプマツプ発生回路304は、上記デ
ジタルスロツトル開度信号SLdを受け、この信号
Ldを上記1段シフトアツプマツプの変速線Mfu
に照し、現在のスロツトル開度に応じた1段シフ
トアツプの変速点タービン回転数を示す信号Tf
を出力する。一方、シフトダウンマツプ発生回路
305は、上記デジタルスロツトル開度信号SLd
を受け、この信号を上記1段シフトダウンマツプ
の変速線Mfdに照し、現在のスロツトル開度に応
じた1段シフトダウンの変速点タービン回転数を
示す信号tfを出力する。 また、上記シフトアツプマツプ発生回路304
およびシフトダウンマツプ発生回路305はそれ
ぞれ出力端を1つ有しており、これらの出力端
は、それぞれ第1および第2判別器307,30
9の各々の一方の入力端に接続されている。該第
1および第2判別器307,309の他方の入力
端はAD変換器312を介してタービン回転数セ
ンサ205に接続されている。 上記第1判別器307は信号Tfと信号STとを
比較して、信号Tfで示される現在のタービン回
転数が信号S30で示される1段シフトアツプの変
速点タービン回転数より大きいときには、1段シ
フトアツプを行なうことを指示するHi信号を、
小さいときにはLow信号をそれぞれ出力するよう
になつている。第2判別器309は信号tfと信号
Tとを比較して、信号STで示される現在のター
ビン回転数が信号tfで示される1段シフトダウン
の変速点タービン回転数より小さいときには、1
段シフトダウンを行なうことを指示するHi信号
を、大きいときにはLow信号をそれぞれ出力する
ようになつている。 上記第1および第2判別器307,309の各
出力端には、これらの判別器307,309から
のHi信号およびLow信号を選択的に受けて、この
信号から実際に1段シフトアツプ、1段シフトダ
ウンのいずれかを行なうための信号を発生する判
定回路313が接続されている。上記第1判別器
307と判定回路313との間には、第1のゲー
ト回路314が接続されている。この第1のゲー
ト回路314は、冷寒時に3速からオーバードラ
イブODにシフトアツプするとエンジンが停止す
る等の不具合が生ずるおそれがあるので、このシ
フトアツプを禁止するためのものであり、その一
方の入力端には第1判別器307の出力端が接続
され、他方の入力端にはインバータ316を介し
てアンド回路317が接続されている。このアン
ド回路317の一方の入力端には上記水温センサ
301が接続されており、他方の入力端には、ギ
ヤポジシヨンを検出して現在第3速であるとき信
号S3rdを発生する信号発生器318が接続されて
いる。上記アンド回路317は、水温センサ30
1および信号発生器318からの信号Scおよび
信号S3rdを受けたときにHi信号を出力する。こ
のHi信号はインバータ316で反転されてLow信
号となつて第1ゲート回路314の他方の入力端
に入力されるので、冷寒時に現在のギヤポジシヨ
ンが3速のときには、第1判別器307からの
Hi信号を判定回路313に通さず、これによつ
て冷寒時における3速からオーバードライブへの
シフトアツプが禁止されるようになつている。 また、上記第2判別器309はそのまま判定回
路313に接続されている。判定回路313は第
2判別器309からHi信号を受けたとき1段シ
フトダウン制御を行なうべきことを判定する。 シフトレバーセンサ206の1レンジおよび2
レンジを示す出力端は直接判定回路313に接続
されており、判定回路313は、2レンジのとき
には2速に固定し、1レンジのときには変速シヨ
ツクが発生しない状態であれば1速に固定し、変
速シヨツクの恐れがある場合には2速、1速とい
うように段階的に変速させて最終的に1速に固定
する。 上記判定回路313は、その出力端に、1−2
シフト弁110の第1ソレノイド弁SL1を駆動す
るための第1駆動回路326と、2−3シフト弁
120の第2ソレノイド弁SL2を駆動するための
第2駆動回路327と、3−4シフト弁130の
第3ソレノイド弁SL3を駆動するための第3駆動
回路328とが接続されており、上記4つの判別
器307〜310およびシフトレバーセンサ20
6からの信号を選択に受けて、1速と2速との間
でのシフトアツプあるいはシフトダウンを指示す
る1−2シフト信号S1-2、2速と3速との間での
シフトアツプあるいはシフトダウンを指示する2
−3シフト信号S2-3、および3速とオーバードラ
イブすなわち4速との間でのシフトアツプあるい
はシフトダウンを指示する3−4シフト信号S3-4
を選択的に発生するようになつている。 前述の第1駆動回路326は、シフトアツプあ
るいはシフトダウンのいずれかを指示する上記1
−2シフト信号S1-2を受け、このシフト信号S1-2
に応じて第1ソレノイド弁SL1のソレノイドを励
磁し、あるいは消磁して1−2シフト弁110を
制御し、これによつて1速と2速との間のシフト
アツプあるいはシフトダウンを行なう。また第2
駆動回路327は、シフトアツプあるいはシフト
ダウンのいずれかを指示する上記2−3シフト信
号S2-3を受け、このシフト信号S2-3に応じて第2
ソレノイド弁SL2のソレノイドを励磁し、あるい
は消磁して2−3シフト弁120を制御し、これ
によつて2速と3速との間のシフトアツプあるい
はシフトダウンを行なう。第3駆動回路328も
上記2つの駆動回路とほぼ同様に、シフトアツプ
あるいはシフトダウンのいずれかを指示する上記
3−4シフト信号S3-4を受け、このシフト信号
S3-4に応じて第3ソレノイド弁SL3のソレノイド
を励磁し、あるいは消磁して3−4シフト弁13
0を制御し、これによつて3速と4速との間のシ
フトアツプあるいはシフトダウンを行なう。 次に、ロツクアツプ制御系について説明する
と、このロツクアツプ制御系は、第1ロツクアツ
プ作動マツプM3を記憶した第1ロツクアツプ作
動マツプ発生回路350、および第1ロツクアツ
プ解除マツプM5を記憶した第1ロツクアツプ解
除マツプ発生回路352を備えている。上記ロツ
クアツプマツプM3,M5は、上記各走行モードに
対応する複数のロツクアツプ制御線LlN1および
LlF1を備ている。上記ロツクアツプ作動マツプ発
生回路350およびロツクアツプ解除マツプ発生
回路352は、その1つの入力端に、上記シフト
データインデツクス信号発生回路302の出力端
が接続され、デジタルモード信号SMdを受けてこ
のシフトデータインデツクス信号発生回路302
が発生するインデツクス信号Siを受けて、上記信
号SMdが示す走行モードに応じたロツクアツプ制
御のためのロツクアツプ制御線LlN1およびLlF1
読み出すようになつている。 ロツクアツプ作動マツプ発生回路350および
ロツクアツプ解除マツプ発生回路352は、他の
入力端に、上記AD変換器306を介して上記エ
ンジン負荷センサ204が接続されており、AD
変換器306からのデジタルスロツトル開度信号
Ldを受け、この信号SLdを上記ロツクアツプ制
御線LlN1およびLlF1に照らし、現在のスロツトル
開度に応じたロツクアツプONおよびOFF制御の
ための基準タービン回転数の範囲を示す信号TLu
およびtLu1を出力するようになつている。上記
ロツクアツプ作動マツプ発生回路350およびロ
ツクアツプ解除マツプ発生回路352の出力端
は、判別器330および判別器332の一方の入
力端に接続され、この判別器330および判別器
332の他方の入力端にはAD変換器312を介
してタービン回転数センサ205に接続されてい
る。 一方、第2ロツクアツプ作動マツプM4を記憶
した第2ロツクアツプ作動マツプ発生回路35
1、および第2ロツクアツプ解除マツプM6を記
憶した第2ロツクアツプ解除マツプ発生回路35
3が備えられている。第2ロツクアツプマツプ発
生回路351,353はそれぞれ予めエンジン出
力零に照らして設定された制御線LlN2およびLlF2
を有し、その入力端には上記AD変換器306を
介して上記エンジン負荷センサ204が接続され
ており、スロツトル開度信号SLdを上記制御線
LlN2およびLlF2と比較し、現在のスロツトル開度
に応じたロツクアツプONおよびOFF制御のため
の基準タービン回転数の範囲を示す信号TLu2
よびtLu2を出力するようになつている。信号TL
u2およびtLu2はそれぞれ判別器331、判別器
333に入力され、この判別器331および判別
器333の他方の入力端にはAD変換器312を
介してタービン回転数センサ205に接続されて
いる。 判別器330〜333は、信号STをそれぞれ
信号TLu1,TLu2,tLu1,tLu2と比較し、信号
Tで示される現在のタービン回転数がロツクア
ツプ作動タービン回転数もしくはロツクアツプ解
除タービン回転数の範囲内にあるときそれぞれロ
ツクアツプのON、OFを行なうことを指示する
Hi信号を出力するようになつている。この判別
器330と判別器331の出力端はアンド回路3
34へ、また判別器332と判別器333の出力
端はアンド回路335へそれぞれ接続され、後述
する諸条件の際にロツクアツプを禁止するために
閉じられるゲート回路337を介してロツクアツ
プ制御弁133の第4ソレノイド弁S22(j)を駆
動するための第4駆動回路343に接続されてい
る。 上記ゲート回路337はロツクアツプを禁止す
るためのものでRSフリツプフロツプ回路からな
り、そのセツト端子にアンド回路334の出力端
子が接続され、リセツト端子にはオア回路336
を介してアンド回路335が接続されている。 上記オア回路336の他の1つの入力端は、オ
ア回路338を介してシフトレバーセンサ206
の1レンジ、2レンジおよび水温センサ301の
出力信号が入力されており、従つてゲート回路3
37は、シフト位置がDレンジ以外のときおよび
水温センサが低いときには閉じられ、ロツクアツ
プを禁止するようになつている。すなわち、この
実施例においては、シフト位置がDレンジのとき
およびエンジン暖機時にのみロツクアツプ制御が
行なわれるようになつている。 オア回路336のもう1つの入力端は、主に変
速制御中にロツクアツプが行なわれることを防止
するための信号を出力するオア回路340がワン
シヨツト発生器339を介して接続されている。
このオア回路340の2つの入力端は、それぞれ
シフトアツプあるいはシフトダウンの変速制御を
行なうか否かの上記判別器307,309に直接
あるいは間接に接続されており、従つて、上記判
別器307,309のいずれかが変速制御を行う
べきことを判定したときには、一定時間ゲート回
路337が閉じられてロツクアツプを禁止するよ
うになつている。 (発明の効果) したがつて、本発明によれば、従来のようにス
ロツトル開度が零になつたときにロツクアツプを
解除するのではなく、エンジンの出力トルクが零
ライン上にあるときにロツクアツプを作動させる
ようにしたので、出力トルクの零ラインからスロ
ツトル開度が全閉状態になるまでの間にタービン
によるエンジンへのマイナス駆動がなく、エンジ
ンの制動運転領域におけるエンジンの過回転を防
止して燃費の低減を図ることができる。また、ロ
ツクアツプの作動によつてトルクコンバータの入
出力軸が直結されることとなる非減速運転状態へ
の復帰時にエンジン回転数とタービン回転数との
差が小さくなるので、大きなトルクシヨツクの発
生がなく、車両の再加速をスムーズに行うことが
できるとともに、エンジン制動力を急変点を持た
せずにスムーズに変化させることができ、よつて
車両の運転操作感等の向上を図ることができる
[Table] Next, based on Fig. 10, the above hydraulic control circuit
The electronic control circuit 200 for controlling the operation of A1 will be described. The electronic control circuit 200 is connected to an input/output device 201.
It includes a RAM 202 and a CPU 203. The input/output device 201 includes an intake passage 2 of the engine 1.
Engine 1 based on the opening degree of throttle valve 3 in
An engine load sensor 204 that detects the magnitude of the load and outputs a load signal S L , and a converter 10
A turbine rotation speed sensor 205 detects the rotation speed of the output shaft 14 and outputs a turbine rotation speed signal ST .
and the shift range of the shift lever (select valve 1
03 position) and outputs a shift lever signal S R.
The output signals S L , S T , and S R from 206 to 206 are inputted to the input device 201 . The input/output device 201 processes the output signals S L , S T , and SR from the sensors 204 to 206 and supplies them to the RAM 202 . The RAM 202 receives these signals S L , S T ,
It stores S R and supplies signals S L , S T , S R or other data to the CPU 203 in response to instructions from the CPU 203 . The CPU20
Reference numeral 3 constitutes a lockup determination means in the present invention. That is, as shown in FIG.
Lu, shift down shift line L d , first and second lockup operation control lines Ll N1 , Ll N2 and first and second lockup release control lines Ll F1 , Ll F2 are stored, and the output signal from the RAM 202 is stored. S
L , S T , and S R are connected to the shift-up control line Lu, shift-down control line Ld, and lock-up control line.
Compares with Ll N1 , Ll N2 , Ll F1 , and Ll F2 to calculate whether or not to shift and whether to lock up, and generates a shift on/off signal and a lockup on/off signal, respectively. I try to do that. Here, the second lockup operation control line LlN2 is set based on the turbine rotational speed and engine load in a state where the output shaft torque of the engine 1 can be considered to be zero. Further, the CUP 203 also constitutes a control means in the present invention. In other words, CPU203
The calculation results are sent to each of the shift valves 110 and 12 as a speed change control valve via the input/output device 201.
0, 130 and lock-up control valves 133 , respectively. Incidentally, it is preferable that the electric control circuit 200 is constituted by a microcomputer. Next, an example of control of the automatic transmission A by the electronic control circuit 200 will be explained. The program incorporated in this electronic control circuit 200 is the 12th program.
13, FIG. 15, and FIG. 17. That is,
FIG. 12 shows an overall flowchart of shift control, which is first performed from initialization settings. In this initialization setting, first, the ports of each control valve that switches the hydraulic control circuit A 1 of the automatic transmission A and necessary counters are initialized, the gear transmission mechanism 20 is set to the 1st speed state, and the lock-up clutch 15 is released. Set each state. Thereafter, each working area of the electronic control circuit 200 is initialized to complete the initialization setting. After this initialization setting, after counting by the timer, the select valve 10
A step of reading position 3, that is, shift range, is performed, and it is determined whether the read shift range is range 1 or not. If this determination is YES, the lock-up is released, and then it is calculated whether or not the engine will overrun when downshifting to first gear. Thereafter, it is determined whether overrun occurs based on this calculation, and when this determination is NO, the gear transmission mechanism 20 is shifted to 1st gear, and when YES, the shift valve is operated to shift gear transmission mechanism 20 to 2nd gear. A controlling signal is emitted. Thereafter, the process returns to the original step after being delayed for a certain period of time (for example, 50 msec) in order to set the transition speed of the control loop. On the other hand, when the determination as to whether the shift range is the 1st range is NO, it is then determined whether the shift range is the 2nd range. This judgment is YES
When this is the case, the lock-up is released and the gear transmission mechanism 20 is shifted to the second speed. Further, when the determination is NO, that is, when the shift range is the D range, shift-up speed change control including a shift-up determination is performed based on the shift-up speed change control subroutine shown in FIG. The above-mentioned shift-up speed change control is started by first reading the gear position, that is, the position of the gear transmission mechanism 20, and determining whether or not the read gear position is the fourth speed. When this determination is YES, it is not possible to shift up any further, so the control is immediately terminated.
On the other hand, when the determination as to whether the gear position is 4th gear is NO, read the throttle opening and
The set turbine rotation speed Tsp (map) on the map corresponding to the throttle opening is read by comparing it with the shift-up shift line Lu on the shift-up map shown in FIG. Next, the actual turbine rotation speed Tsp is read out, and the rotation speed Tsp is equal to the above-mentioned set turbine rotation speed TSP.
(map). When this determination is YES, it is determined whether flag 1 is "1". This flag 1 is set to "1" when a shift-up is executed, and the shift-up state is stored. When the determination for the flag 1 is YES, it is assumed that a shift-up is being performed, and the control is immediately terminated. Also, if the above judgment is NO
If so, the flag 1 is set to "1" and the gear position of the gear transmission mechanism 20 is shifted up by one step. At that time, a lockup release timer is set to release the lockup for a predetermined period of time to prevent a shock during gear shifting, and the control is then terminated. On the other hand, when the determination of the actual turbine rotation speed Tsp with respect to the set turbine rotation speed T SP (map) is NO, the above shift-up transmission line Lu is multiplied by 0.8 to create a hysteresis as shown by the broken line in FIG. A new shift-up transmission line Lu' is formed, and the set turbine rotational speed T SP (map) is corrected by the new shift-up control line Lu'.
Then, this modified setting turbine speed Tsp
It is determined whether or not the actual turbine rotational speed Tsp is large with respect to (map). If the determination is YES, the control is left as is, and if the determination is NO, the flag 1 is reset and each control ends.
With the above steps, the subroutine for shift-up speed change control is completed. After execution of such shift-up speed change control, shift-down speed change control including downshift determination is performed based on the shift-down speed change control subroutine shown in FIG. 15. This shift-down speed change control is similar to the above-mentioned shift-up speed change control.
First, the gear position, that is, the gear transmission mechanism 20
The process starts by reading the position of , and determining whether or not the read gear position is the first gear. If this determination is YES, no further downshifts can be performed, so the control is terminated. On the other hand, when the determination as to whether the gear position is 1st speed is NO, the throttle opening is read and compared with the downshift shift line Ld of the downshift map shown in FIG. Read the set turbine rotation speed Tsp (map) on the map. Next, the actual turbine rotation speed Tsp is read out, and it is determined whether the actual turbine rotation speed is smaller than the set turbine rotation speed Tsp (map). When this determination is YES, it is determined whether flag 2 is "1". This flag 2 is set to "1" when a downshift is executed, and stores the downshift state. Then, when the determination for the flag 1 is YES, the control is immediately terminated after seeing that the downshift is being performed. If the above determination is NO, the flag 2 is set to "1" and the gear position of the gear transmission mechanism 20 is shifted down by one stage. At that time, a lockup release timer is set to release the lockup for a predetermined period of time in order to prevent a shock during gear shifting, and the control is then terminated. On the other hand, when the determination of the actual turbine rotation speed Tsp with respect to the above set turbine rotation speed Tsp (map) is NO, the above shift down shift line Ld is divided by 0.8, resulting in hysteresis as shown by the broken line in Fig. 16. A new downshift control line Ld' is formed, and the set turbine rotational speed Tsp (map) is corrected by the new downshift control line Ld'.
In other words, the actual turbine rotation speed Tsp is multiplied by 0.8 to correct the actual turbine rotation speed Tsp. This corrected actual turbine speed Tsp then becomes the uncorrected set turbine speed
It is determined whether or not it is smaller than Tsp(man), and if the determination is YES, the flag 2 is reset, and the control ends. With the above steps, the subroutine for downshift control is completed. After execution of such downshift control, lock-up control including lock-up determination is performed in the 17th step.
This is performed based on the lockup control subroutine shown in the figure. The lockup control is started by first reading the state of the lockup release timer in the shift control and determining whether the timer is "0", that is, whether it has been reset. If this determination is NO, a control signal is issued to release the lockup, and then the control is terminated. On the other hand, when the judgment on the timer is YES, the throttle opening is checked against the first lockup release control line Ll F1 of the lockup map shown in FIG. 18, and the turbine rotation is set on the map according to the throttle opening. Read the number Tsp(map),
After that, the actual turbine rotation speed Tsp is read out and the turbine rotation speed Tsp is determined as the above-mentioned set turbine rotation speed.
Determine whether it is smaller than Tsp(map). If this determination is YES, the lockup is released and the control ends. On the other hand, when the above judgment is NO, the throttle opening is compared with the second lockup release control line Ll F2 of the lockup map, and the set turbine rotation speed Tsp (map) on the map corresponding to the throttle opening is read. After that, read out the actual turbine rotation speed Tsp and calculate the turbine rotation speed.
It is determined whether Tsp is larger than the set turbine rotation speed Tsp (map). If this determination is YES, the lockup is released and then the control is terminated. If the judgment is NO, then change the throttle opening to the first position on the lockup map.
Set turbine rotation speed on the map according to the throttle opening by checking with the lock-up operation control line Ll N1
Tsp (map) is read, and then the read actual turbine rotation speed Tsp is the set turbine rotation speed Tsp.
(map). If this determination is NO, the control ends immediately.
When the judgment is YES, the throttle opening is compared with the second lockup operation control line Ll N2 of the lockup map, and the set turbine rotation speed Tsp (map) on the map corresponding to the throttle opening is read.
Thereafter, it is determined whether the read actual turbine rotation speed Tsp is smaller than the set turbine rotation speed Tsp (map). If this determination is NO, the control ends immediately. On the other hand, if the determination is YES, a lockup is performed and the control is then terminated. With the above steps, lockup control is completed. After execution of this lockup control, the flow from the initial step is repeated after a certain time delay as shown in the flowchart of FIG. 12 above. Therefore, in this case, the lockup map stored in the CPU 203 includes the first lockup control line Ll N1 +Ll F1 used during normal lockup control as shown in FIG. Second lock-up control lines Ll N2 and Ll F2 are provided, which are used during the non-deceleration operating state or transition from the non - decelerating operating state to the decelerating operating state. Turbine rotation speed and engine load (throttle opening) when output torque is approximately zero
In order to operate the lockup when the turbine speed and engine load are on the second lockup operation control line LlN2 , the torque converter 10 is set based on the lockup when the engine 1 returns from the deceleration state to the non-deceleration state. The difference in rotation between the turbine 12 and the engine 1 is reduced, and the shock when absorbing the inertial energy of the engine 1 corresponding to the difference in rotation is reduced, so that the shock during lock-up can be alleviated. Furthermore, in the deceleration operation range of the engine 1, when the output torque of the engine 1 is lower than zero, the lock-up is released, so the engine 1 is not driven by the turbine 12 and over-speeds.
Therefore, fuel consumption in the deceleration operation range of the engine 1 can be reduced. Furthermore, during deceleration operation of the engine 1, the lock-up is released before the throttle opening reaches the fully open state, so the engine braking force increases smoothly as the throttle opening decreases, and a sudden turning point occurs as before. Never. Further, even during acceleration operation of the engine 1, lock-up does not occur immediately as the throttle opening increases from the fully closed state.
The occurrence of the sudden turning point can be eliminated, thereby improving the driving feel of the vehicle. An example of the method for controlling the automatic transmission A by the electronic control circuit 200 using a microcomputer has been described above with reference to FIGS. 12 to 18. The digital electric circuit will be explained with reference to FIG. 19. Note that the same reference numerals are used for the same parts as in FIGS. 9 to 18. In Fig. 19, 300 detects the driving mode such as power, economy, etc. and outputs the driving mode signal S 23
A mode sensor 301 is a water temperature sensor that detects the temperature of the cooling water and outputs a signal Sc when the cooling water temperature is in a cold state lower than a predetermined temperature or the like. The output terminal of the shift lever sensor 206 indicating the D range is connected to one input terminal of the shift data index signal generating circuit 302.
This shift data index signal generation circuit 30
The mode sensor 300 mentioned above is connected to the other input terminal of 2 via the AD converter 303.
The AD converter 303 applies the mode signal S M from the mode sensor 300 to a chart C 1 that shows the power driving mode and the economy driving mode divided into six stages, for example, and outputs a digital mode signal S corresponding to the chart C 1 . Output Md . The above shift data index signal generation circuit 3
One output terminal of 02 has a shift up map M1
Shift-up map generation circuit 304 that stores
However, a shift down map generation circuit 305 storing a shift down map M2 is connected to the other output terminals. Above shift up map
M1 consists of a one-stage shift-up map, and includes a plurality of shift lines Mfu for one-stage shift-up corresponding to each of the above-mentioned driving modes. Further, the shift down map M2 is composed of a one-stage shift down map, and includes a plurality of shift lines Mfd for one-stage downshift corresponding to each of the above-mentioned modes. and,
The shift up map generation circuit 304 generates a digital mode signal S Md when the shift position is in the D range.
In response to the index signal Si generated in response to the
A single shift line Muf for one-stage shift up is read out according to the driving mode indicated by the signal S Md . On the other hand, when the shift position is in the D range, the shift-down map generation circuit 305 receives the index signal Si in the same manner as the shift-up map generation circuit 304, and selects the index signal Si according to the driving mode indicated by the signal S Md .
Read out one shift line Mfd for downshifting. In addition, the shift up map generation circuit 304
The engine load sensor 204 (throttle opening sensor) is connected to each other input terminal of the shift down map generation circuit 305 via an AD converter 306.
is connected. This AD converter 306 applies the load signal from the engine load sensor 204, that is, the throttle opening signal S L , to a chart C 2 that shows the throttle opening divided into, for example, eight stages between fully closed and fully open. A digital throttle opening signal S Ld corresponding to this is output. The shift-up map generation circuit 304 receives the digital throttle opening signal S Ld and converts this signal S Ld into the shift line Mfu of the first gear shift-up map.
Accordingly, a signal Tf indicating the gear point turbine rotation speed of the first gear shift up according to the current throttle opening degree is generated.
Output. On the other hand, the shift down map generation circuit 305 generates the digital throttle opening signal S Ld
Then, this signal is compared to the shift line Mfd of the first-stage downshift map, and a signal tf indicating the shift point turbine rotational speed of the first-stage downshift corresponding to the current throttle opening is output. In addition, the shift up map generation circuit 304
and the shift down map generation circuit 305 each have one output terminal, and these output terminals are connected to the first and second discriminators 307 and 30, respectively.
9 is connected to one input end of each of the terminals. The other input ends of the first and second discriminators 307 and 309 are connected to the turbine rotation speed sensor 205 via an AD converter 312. The first discriminator 307 compares the signal Tf and the signal ST , and when the current turbine rotation speed indicated by the signal Tf is larger than the turbine rotation speed at the shift point for the first shift up indicated by the signal S30 , the first discriminator 307 determines that The Hi signal that instructs to perform a gear shift up is
When it is small, a low signal is output respectively. The second discriminator 309 compares the signal tf and the signal ST , and when the current turbine rotation speed indicated by the signal ST is smaller than the shift point turbine rotation speed for the first-stage downshift indicated by the signal tf, the second discriminator 309 compares the signal tf and the signal ST.
It outputs a Hi signal instructing to downshift, and a Low signal when the level is large. The output terminals of the first and second discriminators 307, 309 selectively receive the Hi signal and Low signal from these discriminators 307, 309, and actually shift up one stage and perform one stage shift from these signals. A determination circuit 313 is connected which generates a signal for performing one of the downshifts. A first gate circuit 314 is connected between the first discriminator 307 and the determination circuit 313. This first gate circuit 314 is designed to prohibit upshifting from 3rd gear to overdrive OD in cold weather, as this may cause problems such as the engine stopping. An output end of the first discriminator 307 is connected to one end, and an AND circuit 317 is connected to the other input end via an inverter 316. The above-mentioned water temperature sensor 301 is connected to one input terminal of this AND circuit 317, and a signal generator that detects the gear position and generates a signal S 3 rd when the gear position is currently in third gear is connected to one input terminal of the AND circuit 317. 318 is connected. The AND circuit 317 is connected to the water temperature sensor 30
1, the signal Sc from the signal generator 318, and the signal S3rd , it outputs a Hi signal. This Hi signal is inverted by the inverter 316 and becomes a Low signal, which is input to the other input terminal of the first gate circuit 314. Therefore, when the current gear position is 3rd gear in cold weather, the signal from the first discriminator 307
The Hi signal is not passed through the determination circuit 313, thereby prohibiting shifting from third gear to overdrive in cold weather. Further, the second discriminator 309 is directly connected to the determination circuit 313. When the determination circuit 313 receives the Hi signal from the second discriminator 309, it determines that one-stage downshift control should be performed. 1 range and 2 of shift lever sensor 206
The output terminal indicating the range is directly connected to a determination circuit 313, and the determination circuit 313 fixes the gear to 2nd speed when the gear is in the 2nd range, fixes it to the 1st gear when the gearshift is in the 1st range, and fixes it to the 1st gear if no shift shock occurs. If there is a risk of gear shift shock, the gear is changed stepwise such as 2nd gear, then 1st gear, and finally fixed at 1st gear. The determination circuit 313 has 1-2 at its output terminal.
A first drive circuit 326 for driving the first solenoid valve SL 1 of the shift valve 110, a second drive circuit 327 for driving the second solenoid valve SL 2 of the 2-3 shift valve 120, and 3-4. A third drive circuit 328 for driving the third solenoid valve SL 3 of the shift valve 130 is connected to the four discriminators 307 to 310 and the shift lever sensor 20.
1-2 shift signal S 1-2 which instructs upshifting or downshifting between 1st and 2nd speeds in response to the signal from 6, and upshifting or downshifting between 2nd and 3rd speeds. Instruct to down 2
-3 shift signal S 2-3 and 3-4 shift signal S 3-4 instructing upshifting or downshifting between 3rd gear and overdrive, i.e. 4th gear.
are now occurring selectively. The first drive circuit 326 described above is configured to provide an instruction for either upshifting or downshifting.
−2 shift signal S 1-2 is received, and this shift signal S 1-2
Accordingly, the solenoid of the first solenoid valve SL1 is energized or deenergized to control the 1-2 shift valve 110, thereby upshifting or downshifting between 1st and 2nd speeds. Also the second
The drive circuit 327 receives the 2-3 shift signal S 2-3 instructing either upshift or downshift, and in response to this shift signal S 2-3
The solenoid of solenoid valve SL2 is energized or deenergized to control the 2-3 shift valve 120, thereby shifting up or down between 2nd and 3rd speeds. The third drive circuit 328 also receives the 3-4 shift signal S3-4 instructing either upshift or downshift, and receives this shift signal S3-4 in substantially the same way as the above two drive circuits.
3-4 shift valve 13 by energizing or de-energizing the solenoid of the third solenoid valve SL 3 according to S 3-4.
0 and thereby performs upshifting or downshifting between 3rd and 4th speeds. Next, the lockup control system will be explained. This lockup control system includes a first lockup operation map generation circuit 350 that stores a first lockup operation map M3 , and a first lockup release map that stores a first lockup release map M5 . A map generation circuit 352 is provided. The above lockup maps M3 , M5 are composed of a plurality of lockup control lines LlN1 and
Equipped with Ll F1 . The lockup operation map generation circuit 350 and the lockup release map generation circuit 352 have one input terminal connected to the output terminal of the shift data index signal generation circuit 302, and receive the digital mode signal S Md to generate the shift data. Index signal generation circuit 302
In response to the index signal Si generated by the above-mentioned signal S Md , the lock-up control lines Ll N1 and Ll F1 for lock-up control according to the driving mode indicated by the signal S Md are read out. The lockup activation map generation circuit 350 and the lockup release map generation circuit 352 have the engine load sensor 204 connected to the other input terminals via the AD converter 306,
A digital throttle opening signal S Ld is received from the converter 306, and this signal S Ld is applied to the lock-up control lines Ll N1 and Ll F1 to establish a standard for lock-up ON and OFF control according to the current throttle opening. Signal T Lu indicating the range of turbine rotation speed
1 and t Lu1 . The output terminals of the lockup operation map generation circuit 350 and the lockup release map generation circuit 352 are connected to one input terminal of the discriminator 330 and the discriminator 332, and the other input terminal of the discriminator 330 and the discriminator 332 is It is connected to the turbine rotation speed sensor 205 via an AD converter 312. On the other hand, a second lockup operation map generation circuit 35 that stores the second lockup operation map M4
1, and a second lockup release map generation circuit 35 that stores the second lockup release map M6 .
3 are provided. The second lockup map generation circuits 351 and 353 are connected to control lines Ll N2 and Ll F2 , respectively, which are set in advance with reference to zero engine output.
The engine load sensor 204 is connected to its input terminal via the AD converter 306, and the throttle opening signal S Ld is connected to the control line.
In comparison with Ll N2 and Ll F2 , signals T Lu2 and t Lu2 are output which indicate the reference turbine rotational speed range for lock-up ON and OFF control according to the current throttle opening. Signal T L
u2 and tLu2 are input to a discriminator 331 and a discriminator 333, respectively, and the other input ends of the discriminator 331 and the discriminator 333 are connected to the turbine rotation speed sensor 205 via an AD converter 312. The discriminators 330 to 333 compare the signal ST with the signals T Lu1 , T Lu2 , t Lu1 , and t Lu2 , respectively, and determine whether the current turbine rotation speed indicated by the signal S T is the lock-up activated turbine rotation speed or the lock-up release turbine rotation speed. Instructs to turn lockup ON and OFF when within the range of numbers.
It is designed to output a Hi signal. The output terminals of the discriminator 330 and the discriminator 331 are connected to an AND circuit 3.
34, and the output terminals of the discriminator 332 and the discriminator 333 are respectively connected to an AND circuit 335, and the output terminals of the lock-up control valve 133 are connected to the AND circuit 335, which is closed to inhibit lock-up under conditions described below. It is connected to a fourth drive circuit 343 for driving four solenoid valves S22 (j) . The gate circuit 337 is for inhibiting lock-up and is composed of an RS flip-flop circuit.The output terminal of the AND circuit 334 is connected to its set terminal, and the OR circuit 336 is connected to its reset terminal.
An AND circuit 335 is connected thereto. Another input terminal of the OR circuit 336 is connected to the shift lever sensor 206 via an OR circuit 338.
1 range, 2 range, and the output signal of the water temperature sensor 301 are input, so the gate circuit 3
37 is closed when the shift position is other than the D range and when the water temperature sensor is low, and lockup is prohibited. That is, in this embodiment, lock-up control is performed only when the shift position is in the D range and when the engine is warmed up. The other input terminal of the OR circuit 336 is connected via a one-shot generator 339 to an OR circuit 340 which outputs a signal mainly for preventing lock-up during speed change control.
The two input terminals of this OR circuit 340 are directly or indirectly connected to the discriminators 307 and 309 for determining whether to perform shift up or down shift control, respectively. When it is determined that the gear change control should be performed by either of the two, the gate circuit 337 is closed for a certain period of time to prohibit lockup. (Effects of the Invention) Therefore, according to the present invention, lock-up is released when the engine output torque is on the zero line, instead of releasing the lock-up when the throttle opening becomes zero as in the conventional case. As a result, there is no negative drive from the turbine to the engine from the zero line of output torque until the throttle opening is fully closed, preventing engine overspeed in the engine braking operation range. Therefore, it is possible to reduce fuel consumption. In addition, when the torque converter's input and output shafts are directly connected due to the lockup operation, the difference between the engine speed and the turbine speed becomes smaller, so the generation of a large torque shock is reduced. This allows the vehicle to be re-accelerated smoothly, and the engine braking force to be changed smoothly without any sudden changes, thereby improving the driving feel of the vehicle.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第1図はエンジンを負荷をかけないで回転させ
たときの出力トルク特性を示すグラフ、第2図は
スロトツル開度および燃費を変化させたときのエ
ンジン回転数に対する出力トルク特性を示すグラ
フ、第3図はエンジン無負荷時の燃料消費量を示
すグラフ、第4図はエンジンタービンコンプリー
ト全開および部分負荷性能を示すグラフ、第5図
はタービントルクマツプを示すグラフ、第6図は
各スロツトル開度におけるエンジン回転数を示す
グラフ、第7図は従来のロツクアツプ制御装置を
組み込んだ自動変速機の駆動力特性を示すグラ
フ、第8図は本発明の自動変速機のロツクアツプ
制御装置の構成を示すブロツク図、第9図は本発
明の実施例によるロツクアツプ制御装置を組み込
んだ自動変速機の機械部分の構造および油圧制御
回路を示す説明図、第10図は上記自動変速機の
電子制御回路を示す概略図、第11図はシフトア
ツプマツプ、シフトダウンマツプおよびロツクア
ツプマツプを示す説明図、第12図は変速制御の
全体フローチヤート図、第13図はシフトアツプ
変速制御のフローチヤート図、第14図はシフト
アツプマツプを示す説明図、第15図はシフトダ
ウン変速制御のフローチヤート図、第16図はシ
フトダウンマツプを示す説明図、第17図はロツ
クアツプ制御のフローチヤート図、第18はロツ
クアツプマツプを示す説明図、第19図は第10
図に示す電気制御回路と同等の作用を行う電気回
路を具体的に示す回路図である。 a……エンジン、b……トルクコンバータ、c
……変速歯車機構、d……ロツクアツプ手段、e
……電磁手段、f……タービン回転数センサ、g
……エンジン負荷センサ、h1……第1のロツクア
ツプ制御線、h2……第2のロツクアツプ制御線、
i……ロツクアツプ判定手段、j……制御手段、
A……自動変速機、A1……油圧制御回路、1…
…エンジン、1a……出力軸、10……トルクコ
ンバータ、11……ポンプ、12……タービン、
13……ステータ、14……出力軸、15……ロ
ツクアツプクラツチ、20……多段歯車変速機
構、50……オーバードライブ用遊星歯車変速機
構、100……オイルポンプ、103……セレク
ト弁、110……1−2シフト弁、120……2
−3シフト弁、130……3−4シフト弁、13
3……ロツクアツプ制御弁、L4……第4ライ
ン、D4……第4ドレンライン、SL4……第4ソレ
ノイド弁、200……電子制御回路、201……
入出力装置、202……RAM、203……
CPU、204……エンジン負荷センサ、205
……タービン回転数センサ、206……シフトレ
バーセンサ、207……ソレノイド弁群。
Figure 1 is a graph showing the output torque characteristics when the engine is rotated without load, Figure 2 is a graph showing the output torque characteristics with respect to engine speed when the throttle opening and fuel consumption are varied. Figure 3 is a graph showing the fuel consumption when the engine is under no load, Figure 4 is a graph showing the engine turbine complete full-open and partial load performance, Figure 5 is a graph showing the turbine torque map, and Figure 6 is the graph showing each throttle opening. FIG. 7 is a graph showing the driving force characteristics of an automatic transmission incorporating a conventional lock-up control device, and FIG. 8 is a block diagram showing the configuration of the lock-up control device for an automatic transmission of the present invention. 9 is an explanatory diagram showing the structure and hydraulic control circuit of the mechanical part of an automatic transmission incorporating a lock-up control device according to an embodiment of the present invention, and FIG. 10 is a schematic diagram showing the electronic control circuit of the automatic transmission. 11 is an explanatory diagram showing a shift-up map, a shift-down map, and a lock-up map. FIG. 12 is an overall flowchart of shift control. FIG. 13 is a flowchart of shift-up shift control. An explanatory diagram showing a shift-up map, FIG. 15 is a flowchart of downshift control, FIG. 16 is an explanatory diagram of a shift-down map, FIG. 17 is a flowchart of lock-up control, and FIG. 18 is a lock-up map. An explanatory diagram showing the
FIG. 2 is a circuit diagram specifically showing an electric circuit that performs the same function as the electric control circuit shown in the figure. a...engine, b...torque converter, c
...speed change gear mechanism, d...lockup means, e
...Electromagnetic means, f...Turbine rotation speed sensor, g
...engine load sensor, h1 ...first lockup control line, h2 ...second lockup control line,
i... lockup determination means, j... control means,
A... Automatic transmission, A 1 ... Hydraulic control circuit, 1...
...Engine, 1a...Output shaft, 10...Torque converter, 11...Pump, 12...Turbine,
13... Stator, 14... Output shaft, 15... Lock-up clutch, 20... Multi-stage gear transmission mechanism, 50... Planetary gear transmission mechanism for overdrive, 100... Oil pump, 103... Select valve, 110 ...1-2 shift valve, 120...2
-3 shift valve, 130...3-4 shift valve, 13
3...Lockup control valve, L4 ...Fourth line, D4 ... Fourth drain line, SL4 ...Fourth solenoid valve, 200...Electronic control circuit, 201...
Input/output device, 202...RAM, 203...
CPU, 204...Engine load sensor, 205
... Turbine rotation speed sensor, 206 ... Shift lever sensor, 207 ... Solenoid valve group.

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 1 エンジンの出力軸に連結されたトルクコンバ
ータと、該トルクコンバータの出力軸に連結され
た変速歯車機構と、上記トルクコンバータの入力
軸と出力軸とを断接し動力伝達経路を切り換える
ロツクアツプ手段と、該ロツクアツプ手段の操作
のため該ロツクアツプ手段へ供給される圧力流体
の供給を制御する電磁手段と、上記トルクコンバ
ータの出力軸回転数を検出するタービン回転数セ
ンサと、エンジンの負荷の大きさを検出するエン
ジン負荷センサと、上記タービン回転数センサお
よびエンジン負荷センサの各出力信号を入力し、
これら2つの出力信号を予め設定記憶された第1
ロツクアツプ制御線と比較してロツクアツプのオ
ン・オフ信号を発生するロツクアツプ判定手段
と、該ロツクアツプ判定手段からのロツクアツプ
のオン・オフ信号を受け、該オン・オフ信号に基
づき上記電磁手段を駆動制御して上記ロツクアツ
プ手段の作動およびその解除を制御する制御手段
とを備え、上記ロツクアツプ判定手段には、上記
第1ロツクアツプ制御線に基づく上記ロツクアツ
プ手段の作動時に、非減速運転状態から減速運転
状態への移行に応じて該ロツクアツプ手段の作動
を解除しかつ減速運転状態から非減速運転状態へ
の復帰に応じてロツクアツプ手段を作動させるた
めの第2ロツクアツプ制御線が予め設定記憶され
ており、この第2ロツクアツプ制御線は、少なく
とも、エンジン出力が零と見做し得る状態のター
ビン回転数およびエンジン負荷に基づいて設定さ
れ上記非減速運転状態への復帰に応じてロツクア
ツプ手段を作動させるためのロツクアツプ作動制
御線を有していることを特徴とする自動変速機の
ロツクアツプ制御装置。
1. A torque converter connected to the output shaft of the engine, a speed change gear mechanism connected to the output shaft of the torque converter, and a lockup means for connecting/disconnecting the input shaft and output shaft of the torque converter to switch the power transmission path; electromagnetic means for controlling the supply of pressure fluid to the lockup means for operating the lockup means; a turbine rotational speed sensor for detecting the rotational speed of the output shaft of the torque converter; and a sensor for detecting the magnitude of the engine load. input the output signals of the engine load sensor, the turbine rotation speed sensor, and the engine load sensor,
These two output signals are set and stored in the first
A lock-up determining means generates a lock-up on/off signal by comparing it with a lock-up control line, and receives a lock-up on/off signal from the lock-up determining means, and drives and controls the electromagnetic means based on the on/off signal. control means for controlling the activation and release of the lockup means, and the lockup determination means includes a control means for controlling the operation and release of the lockup means, and the lockup determination means is configured to control whether the lockup means changes from a non-decelerated operating state to a decelerated operating state when the lockup means is activated based on the first lockup control line. A second lockup control line is set and stored in advance for deactivating the lockup means in response to the transition and activating the lockup means in response to the return from the deceleration operation state to the non-deceleration operation state. The lock-up control line is set based on at least the turbine rotational speed and engine load in a state where the engine output can be considered to be zero, and is a lock-up operation control for operating the lock-up means in response to the return to the non-deceleration operating state. 1. A lock-up control device for an automatic transmission, characterized by having a line.
JP7172183A 1983-04-23 1983-04-23 Lockup controller for automatic transmission Granted JPS59197668A (en)

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JP7172183A JPS59197668A (en) 1983-04-23 1983-04-23 Lockup controller for automatic transmission

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JPS636265A (en) * 1986-06-25 1988-01-12 Mazda Motor Corp Controller for automatic transmission

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