JPS6296803A - 微細結晶の厚さの測定方法およびその方法に用いるチヤ−ト - Google Patents

微細結晶の厚さの測定方法およびその方法に用いるチヤ−ト

Info

Publication number
JPS6296803A
JPS6296803A JP23783085A JP23783085A JPS6296803A JP S6296803 A JPS6296803 A JP S6296803A JP 23783085 A JP23783085 A JP 23783085A JP 23783085 A JP23783085 A JP 23783085A JP S6296803 A JPS6296803 A JP S6296803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal
thickness
parallel
line
chart
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23783085A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Watanabe
渡邊 厚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KENBI KOGAKU KENKYUSHO KK
Original Assignee
KENBI KOGAKU KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KENBI KOGAKU KENKYUSHO KK filed Critical KENBI KOGAKU KENKYUSHO KK
Priority to JP23783085A priority Critical patent/JPS6296803A/ja
Publication of JPS6296803A publication Critical patent/JPS6296803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は偏光顕微鏡下に行う微細結晶の厚さの測定方法
およびその方法に用いるチャートに関する。
(従来の技術) 現在用いられている薬剤学のテキストブ・・lりで粉末
の粒子径の測定法として挙げられている顕微鏡法にはグ
リーン径法、マーチン径法などがあるが、いずれも投影
的な粉末の面積から立体としての粒子の径、さらに比表
面積等を計算しようとするもので板状または偏平な板状
の結晶粒子には適用できない。
結晶性医薬品の形状は千差万別であるが、本発明者か第
10改正日本薬局法(「日周lO」)の結晶性粉末薬品
約165種について偏光顕微鏡で調べた結果ではその半
数は板状、偏平な板状、細長い板状等であり、これらの
結晶からは顕微鏡台に平行な平面内に直交する2つの偏
光から通常その物質に固有の2つの屈折率か測定され、
これをキー屈折率と名つけた〔薬学雑誌第104巻89
6頁、第105巻・181頁、Chem、 Pharm
、 Bulg、 。
第28巻372頁(1980)〕。一般にこのような結
晶の厚さはX線粉末法、電子顕微鏡法等を含めた他のど
のような理化学的方法でもnす定できないが、鎚光顕微
境による光学的方法では岩石学、鉱物学等の領域で古く
から研究されており、浸液法で測定される2つの屈折率
rJおよびn2・B交ニコル下に観察される干渉色から
読まれるレターデーションR1および垂直方向の結晶面
の厚さDの3者間に次式のような関係か成立することが
知られている。
It = 1) (n2− nl)  ・・−−−=(
1)この関係は医薬品等の結晶粉末にも応用でき、本発
明者もかつて「偏光顕微鏡による結晶性医薬品の屈折率
測定法とその応用」と題する総説1文(医薬品研究第1
O巻第336〜843 @ 1979)でそのことを述
べた。
(本発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の総説があるにもかXわらず製剤学
の領域で微細結晶の厚さを光学的方法で測定することは
行われていない。それは浸液法による屈折率の測定、干
渉色とレターデーションの対応、これらの組合せによる
結晶の厚さの計算等の・煩稚さに原因があると考えられ
る。
c′間順点を解決するための手段) 本発明者は簡易迅速に微細結晶の厚さを測定する方法を
求めて苦心研究を重ねて来たが、横軸に/!□g(n2
  nll ’ei軸に6OgD (Dは結晶の厚さ)
をとり、構成される直角座標の平面上に既知の方程式〇
”” II、/ (n2 nl)を用いて(n2−n+
)とDの組合に対するレターデーション凡の軌跡を求め
た結果、31図に示されるような平行斜線群として現わ
されること、したがっである結晶のlog(n2rz)
を示す点を横1Iilll七に求め、その点を通る垂直
線かその結′清のレターデー7ョンRの斜線と交差する
点から水ネ線を引いて横軸と交差する点を求めれば簡易
迅速に厚さDか得られることを発児した。
本発明はこの新知見1こ基くもので、偏光顕微竜をIl
lいると2液法により求めつる7%訓結晶の2つのキー
屈折率nl、n2  もしくはそれに亭する顕微鏡台に
)V、行な平面内の互に直交する2つの直線偏光のl1
j(折率n1、 n2(たたしn(C’:gR2  と
する)の差の対数log(n2−n1)を直角座標の横
咄に、結、への鏡筒軸方向の厚さDの対数6ogDを縦
軸にとり、その座標上にはlog(n2n+)  およ
ヒlogDニ対応するレターデー7ョンRの平行斜線群
をなす軌跡をjWいたチャートを用いて、被検微細結晶
のlog(n2”+)  を通る縦軸の平行線かチャー
ト上のRの平行斜線群と交る線上に、該結晶の偏光顕微
部下に観察される干渉色の■(と同一のル直線と交る点
を求め、その点から溝軸の1)を求めることを特徴とす
る微細結晶の厚さのJR定法、および偏光顕微鏡を用い
る浸液法により求めうる微@請晶の2つのキー屈折率n
1、02  もしくはそれにr■する顕微1台に平行な
平面内の互に1頁交する2つの直線偏光の屈折率nI+
n2(たゾしnl(n2とする)の差の対数gog(n
2n1)を直角座標の横軸に、結晶の鏡筒軸方向の厚さ
Dの対数logDを縦軸にとり、その座標上にはlog
(n2n+)  およびlogDに対応するレターデー
ションRの軌跡である平行斜線1祥を描いたことを特徴
とする微細結晶の厚さの爪++定に用いるチャートであ
る。
本発明にいう微細結晶とは偏光顕微鏡を用いる浸液法に
よりキー屈折率、またはそれに準ずる顕微鏡台に平行な
平面内で互に直交する2つの直線偏光の屈折率、を測定
し、干渉色を観察するに適した大きさの結晶を意味し、
その投影面の粒径は一般に0.005〜0.5馴程度が
好ましい。
本発明の方法に用いるチャートにおいては直角座標の横
軸に微細結晶の2つのキー屈折率(またはそれに準ずる
屈折率)n+およびn2(た\゛しnl(n2)の差の
対数logcn2n1)をとる。キー屈折率(またはそ
れに準ずる屈折率)n+およびn2は、薬学雑誌第10
4巻、896頁、第105巻481頁、1985年5月
1日N医薬ジャーナル社発行、最近の製剤技術とその応
用■、329−332頁特公昭60−27876号公報
等に記載された方法により求めることができる。
キー屈折率(またはそれに準ずる屈折率)についてさら
に詳しく説明すると、キー屈折率とは浸液法の操作で微
細結晶を浸液に懸濁し、スライドグラスとカバーグラス
の間にはさむとき、結晶の晶癖により結晶学的に同一の
セクションか常にスライドに平行に(従って顕微鏡台に
平行に)位[准し、そのセクションを垂直に通過する2
つの互;こ直交する直線偏光の屈折率はその物質に固有
の値として測定できる場合に、本発明者らかこれを名付
けかつ定義したものである( Chem、 Pharm
Bull、第28巻、872頁(1980)]。
また、キー屈折率に孕する屈折率とは、結晶の晶゛ネに
より常に同一のセクションかスライドグラスに平行する
とは限らないが、比較的高い確率で出現するセクション
があるので、そのセクションの互に直交する2つの開先
の屈折率を、意味している。たとえば、針状結晶か斜消
光するような場合、消光角が同一な場合のセクションの
2つの屈折率などはそれ;こ該当する。
発明者が第10改正日本薬局方収戦の結晶性医薬品約1
50種について屈折率(n1、’2)を測定した結果で
はlog(n2n+)が−30〜0の範囲内に分t′f
!i1..ていることが判っている。また、縦軸の結晶
の厚さは1μm−100μmの範囲を常用対数で目盛れ
ば、通常の医薬品などの結晶粉末の厚さは大体この範囲
に入り、特に頻度の多い5μm〜50μ7nの範囲は対
数を用いるために最も見やすい領域に現わすことかでき
る。
レターデーション几は結晶を境筒軸の方向に通、過する
互に直交する2つの偏光の速度差によって生ずる干渉色
で、色彩が識別できるのは大体50〜2.OnOnmの
範囲である。第1表にはRのO〜2.000nmの各波
長における干渉色の英語名、略名、日本語名が表示され
ている。さらにこのレターデーションがジブサム検板を
挿入して結晶と偏光の振動方向が一致してRか相加され
た場合(通常ジブサム検板のRは530 nm)および
その反対の場合(Rが相殺された場合)にどのように変
化するかをカラーの略名で表示した。
第1表の相加、相殺の表示でわかるように、凡の値の小
さい領域(50〜350 nm)では色調の変化か白色
−灰色−淡黄色間で緩慢であるため、干渉色の色調から
Rの数字の細かい領域を読みとることが難しい。この場
合ヂプサム検板を挿入すると、第1表かられかるように
ヂプサム検仮の挿入による相加、相殺の結果50〜25
 Onm間でも色調の変化が鮮かになり識別し易くなる
(以下余白) 本発明において用いる直角座標のチャートには、前記の
ように、その横軸にn2とrJの差の対数(?Og(n
2  nl)をとり、また、縦軸には結晶の鏡筒・RR
1方向の厚さ1〕の対数(h3gDをとり、その座標ヒ
1m log(n2  nl )およヒffogD  
In対応すルレターデーンヨンItの一1UL跡を描い
ておく。その軌跡は)V、行年l線I祥を形成する。(
第R図)。
所望により、上記の平行斜線群においてそれぞれの1(
、にt↑応するカラーで彩色すればカラーの縞模様が彫
り見され、実用上さらに便利なチャートが得られる(第
2図)。
本発明の測定は次のように行うことかできる。
厚さを測定しようとする微細結晶の屈折率が、たとえは
n’l、 n’2 (n’2’:>n’l)であるとす
る。第1図の横軸]−に(?oシ(n12n+ 、 )
  の点をとり、その点を通って縦軸に平行に定規をあ
てるとこの平行線は1(の゛[4行斜72 )洋を切る
からその・床上に結晶のRと同一の1((平行♀’! 
ig I洋かカラーの31″ら模様で表わされている場
合は結’lL’lの干渉色と同一色調のR)を求め、そ
の点から横軸に平行に定規をあてれはこの横軸平行線が
縦軸と交る点に目盛られているD値がその結晶の厚さを
示す。結晶のR(または干渉色)が複数で現われている
ときは対応する厚さも複数で求められるからこれを結晶
の投影図と組合せて作図すれば簡単な結晶の形態図をつ
くることもできる。
医薬品等の結晶においては、板状、偏平な板状、鱗片状
等の結晶が多く、これらは本発明の方法により容易に厚
さを測定することかできる。これらの結晶を、浸液法で
カバーグラスをかけてR4光顕微境下に観察すると、ス
テージに平行する広い面か特有の干渉色を示し、周辺部
に次数の低い干渉色の細い縞模様が現われる。この縞模
様を観察して、1次の赤(5−R)、2次の赤(10−
OR,)および3次の赤(14C)等を順次識別して中
央の広い面の干渉色の次数を決定することかできる。
被検結晶の多くは視野の中に大きさと厚さの違う何種頑
かの結晶か共存している。前記の板状、鱗片状等の結晶
は視野の中のほとんどすべての結晶か同一の面(同じn
l、 n2  をもつ)を現わしているとみてよいので
、これらの各種の大きさの結晶についてそれぞれの中央
部の干渉色から異なる厚さを求めることができ、その結
果複数の比表面積を求めることができる。
微細結晶の投影的な平面の面積については製剤学の習慣
によるグリーン径等を求めてもよいが、本発明者が提唱
している方法として、平面の面積をそれとはゾ同面積の
矩形になおしてその2辺からパラメータa、b求め、厚
さのパラメータCと共に体積と表面積を求める方法があ
る(Cherr+、L’harm、 nu l l、第
30巻、第2958頁、+982)。
したがって、本発明によって得られる微細結晶の複数の
比表面積と体積とは微細結晶の現実の姿を把握すること
を可能にするものである。
以下に本発明を実施例の形でさらに具体的に説明する。
実施例1  :m(水アンピシリン結晶の測定、無水ア
ンピンリンはやト細長い偏平な板状結晶で、浸液法によ
るキー屈折率はnt : 1.607゜Q2:1.55
9  と測定されている。(薬学雑誌、第104巻、8
99頁)。したがって、log(Q2−nt) = 2
.644である。偏光顕微鏡で観察した結晶の形状は第
3図(2)にスケッチしたとおりで、ヂプサム検板を用
いてR: I 50 nmと観測された。第2図のチ〒
−j・を用い、横軸2.644の点に図のように直線を
ひき、R: I 50 nmとの交点から図のように横
軸に平行な点線をひいて縦軸と交差する点から厚さ■)
=8.5ttmが得られた。
平均的な結晶について三次元パラメータa、b。
C(Cは厚さ)のaおよびbを顕微鏡下に実測し、これ
らの数値から比表面積を次のように算出した。
a : 0.025mtn、 b : 0.051mf
i、 C:0.0035mfi体積V : a b c
 = 0.00000446mm3表面積s : o、
ooaos馴2 比表面積S S = S /V : 700.4mm−
1(比重lとして)実施例2 セファロリジン結晶の測
定 セファロリジンの結晶粉末を偏光顕微鏡で観察したとこ
ろ、第3図(1)に形状をスケッチしたように大きさが
区々であった。そこで視野の結晶を図のようにA、B、
Cの3つのグループに分け、それぞれの三次元パラメー
タa、b、cを求めた。
パラメータa、bは顕微鏡下に実測した。tZラメータ
C(厚さ)については、水晶のキー屈折率nl: 1.
595.  Q2  : 1.728からρog(Q2
 nl)=〒凹24を求め、実施例1の場合と同様にし
て、第2図に示すように1.124垂直線をひき、その
線上にA !3’¥ XB7ff、Ciそれぞれに少し
ずつ異なるI(との交点を求めて各点からの水平線と縦
軸との交点を求め、A群については5μ))2 、  
B群は47zz7RC1nは31t/nの厚さを得た。
そして比表面積を次のように計算した。
A群の場合 a:Q、Q9mm、  b;Q、R1m、  c:o、
oos+am体積V : a b c = 0.000
0495im3表面積S : 0.0218y+m2比 表面積S S=S/V : 44 Qmm−1S  重
 q   :   c、oooo  495 xs=o
、ooo  t  71 ssmダBn¥の場合 a:0.06Tnm、    b:o、07mm、  
  c:0.001+++++Kh’jV  :  a
 b  C=  0.0000168im3表面積S 
: 0.00944朋2 比表面積5S=S/V:562關−1 総重最: 0.0000126X8=0.000100
8ノダC群の場合 a:0.02朋、   b:o、Q3−1馬  C: 
0.003mm一体積V : a b c= 0.00
00018mm3表面積S:0.0015馴2 比表面積S 8=S/V : 833’llm−+総 
重 月Th  :   0.0000018X19=0
.0000342  ツノlりA、B、0群の重厨比 A:52.4% B:35.5% C:12.1% 比表面積の重荷平均−5308北−1 (発明の効果) 本発明によれば、特定のチャートを用いることにより、
偏光顕微鏡下に観察される微細結晶の干渉色Rから迅速
かつ簡易にその結晶の厚さを測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のチャートの例で、横軸は微細結晶の2
つのキー屈折率(またはそれに■する顕W1.境台に平
行な+m内の互に直交する2つの直線偏光の屈升率) 
nIt n2(た〜’ L n2>nl )の差の対数
/?og(n2−nl)  を表わし、縦軸は結晶の鏡
筒軸方向の厚さ1〕の対数(’!ogDを表わし、1標
上にはR?Og(n2−n + )とlogDニ対応す
ルL/ ター チー ジョン1もの軌跡か平行斜線訂と
して現わされている。 第2図も本発明のチャートの例でレターデーションIt
の軌跡に対応するそれぞれの色相か文字で記入されてい
る。また、第2図には実施例1の無水アノピンリン、実
施例2のセファロリジンの測定に用いた、それぞれ縦軸
および横軸に平行な線が記入されている。第3図0)、
 (2)はそれぞれ実施例2のセファロリジン結晶、実
施例1の気水アンピ/リン結晶の!lid光顕微鏡写真
の模式図である。 特許出願人  株式会社顕微光学研究所代理人 弁理士
  竹 内  卓 第314 イ’Q ″L類γ駈r鏡3コψ■オIプ\c
。 (1)セファロリジン (2)無に了シビシ1ノン 手続補正μ)(自発) 昭和60年RR18日 1![め庁艮官殿                エ
へ1、・R件の表示 昭侑GO年特訂願第237830
号2、発明の名称 微m結品の厚さの測定す法および イの方法に用いるチャー1〜 こ3.ンfli ifをづ−るh ・I flどの関係  特許出願人 住所 只JΦ県y1屋市松)内駒7番4号名称 株式会
ネ[顕微光学研究所 代表者    渡 )う  厚 4、代理人 (1’ i9i  大阪市東区北浜4の46 万成ビル
氏名  弁理1(62A9)  竹 内 中  −’a
 (06) 202−5858 5、拒絶理由通知の[]イ=1      (自発)6
、?IIi圧の夕・j♀ 明細′:l:の[発明のiJ
わ]1な説明」補正の内容 (′D 明細占の第14真、末(1のI’n2: 1.
659 JをIn、、: 1.651 Jと訂正しまり
。 ■ 図面の第2図、第3図を別紙の通り訂iTシ:Eす
1゜ 以1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 偏光顕微鏡を用いる浸液法により求めうる微細結晶
    の2つのキー屈折率n_1、n_2もしくはそれに準ず
    る顕微鏡台に平行な平面内の互に直交する2つの直線偏
    光の屈折率n_1、n_2(たゞしn_1<n_2とす
    る)の差の対数log(n_2−n_1)を直角座標の
    横軸に、結晶の鏡筒軸方向の厚さDの対数logDを縦
    軸にとり、その座標上にはlog(n_2−n_1)お
    よびlogDに対応するレターデーションRの平行斜線
    群をなす軌跡を描いたチャートを用いて、被検微細結晶
    のlog(n_2−n_1)を通る縦軸の平行線がチャ
    ート上のRの平行斜線群と交る線上に、該結晶の偏光顕
    微鏡下に観察される干渉色のRと同一のR直線と交る点
    を求め、その点から横軸のDを求めることを特徴とする
    微細結晶の厚さの測定法。 2 偏光顕微鏡を用いる浸液法により求めうる微細結晶
    の2つのキー屈折率n_1、n_2もしくはそれに準ず
    る顕微鏡台に平行な平面内の互に直交する2つの直線偏
    光の屈折率n_1、n_2(たゞしn_1<n_2とす
    る)の差の対数log(n_2−n_1)を直角座標の
    横軸に、結晶の鏡筒軸方向の厚さDの対数logDを縦
    軸にとり、その座標上にはlog(n_2−n_1)お
    よびlogDに対応するレターデーションRの軌跡であ
    る平行斜線群を描いたことを特徴とする微細結晶の厚さ
    の測定に用いるチャート。 3 レターデーションRの軌跡である平行斜線群におい
    てそれぞれのRに対応するカラーで彩色し、全体として
    カラーの縞模様で表わされる特許請求の範囲第2項記載
    のチャート。
JP23783085A 1985-10-24 1985-10-24 微細結晶の厚さの測定方法およびその方法に用いるチヤ−ト Pending JPS6296803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23783085A JPS6296803A (ja) 1985-10-24 1985-10-24 微細結晶の厚さの測定方法およびその方法に用いるチヤ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23783085A JPS6296803A (ja) 1985-10-24 1985-10-24 微細結晶の厚さの測定方法およびその方法に用いるチヤ−ト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6296803A true JPS6296803A (ja) 1987-05-06

Family

ID=17021035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23783085A Pending JPS6296803A (ja) 1985-10-24 1985-10-24 微細結晶の厚さの測定方法およびその方法に用いるチヤ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6296803A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06308021A (ja) * 1993-04-23 1994-11-04 Res Dev Corp Of Japan 膜厚・屈折率の色差観察法
JP2013072970A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Olympus Corp 顕微鏡システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06308021A (ja) * 1993-04-23 1994-11-04 Res Dev Corp Of Japan 膜厚・屈折率の色差観察法
JP2013072970A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Olympus Corp 顕微鏡システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Haussühl Physical properties of crystals: an introduction
Stoiber et al. Crystal identification with the polarizing microscope
Creeth Studies of free diffusion in liquids with the Rayleigh method. I. The determination of differential diffusion coefficients in concentration-dependent systems of two components
Wassermann et al. On the theory of aplanatic aspheric systems
Kingslake The interferometer patterns due to the primary aberrations
CN104483664B (zh) 单线阵激光雷达设备中心标定的方法
Jerrard Modern description of polarized light: matrix methods
JPS6296803A (ja) 微細結晶の厚さの測定方法およびその方法に用いるチヤ−ト
Hurst et al. Staurolite twinning (With Plates V-VI.)
Haff Preparation of petrofabric diagrams
O'Hara The prediction and discovery of conical refraction by William Rowan Hamilton and Humphrey Lloyd (1832-1833)
Kamb Isogyres in interference figures
Burchard History of the development of the crystallographic goniometer
US1583965A (en) Optical apparatus
Barker Graphical and Tabular Methods in Crystallography as the Foundation of a New System of Practice: With a Multiple Tangent Table and a 5-figure Table of Natural Cotangents
JPH0664104U (ja) 微細結晶の厚さの測定方法に用いるチャート
Bhattacharjee Launching of the new world of geometrical optics
Parker A stereographic construction for determining optic axial angles
Uebeler et al. Further development of imaging near-field scatterometer
SU1140082A1 (ru) Способ определени ориентировки плоских неоднородностей показател преломлени в прозрачных монокристаллах
Wright ART. XXXIII.--The Measurement of the Optic Axial Angle of Minerals in the Thin Section
Smith Models to aid in visualizing the optical properties of crystals
Chopra et al. Images of truncated sine and square wave objects formed by a polarizing microscope with crossed nicols
Aprilia et al. The Influence Of Shape And Angle of Reflection of Flat Mirrors On a Kaleidoscope
Schiff Devices for the Mathematics Classroom: Finding distances with the telemeter