JPS6290156A - ベツドまたはマツトレス用保護具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 とよりなるベッドまたはマットレス用の使い捨て保護具
に閃する。

家庭看頗は勿論、病院その他の医療ｍ設においては、排
尿がマツトレスに浸透して傷むのを防ぐため種々異なる
寝具保護装置が現在使用されている。

しかし、今まで使われてきた最も普通のプラスチックフ
イルム拐料は患者の身体に直接触れる状態で敷いた場合
、フィルムがおこす熱や湿気の遮断のせいで寝たきり患
者には極めて不快である。従って、この種の寝具保護装
置は少なくとも長期に亘り病床にある，ω者には全く不
同きである。勿論、寝具保護装置はリンネル製品上には
敷くことはできず、従って不必要に頻繁に沈痛が必要に
なる。

スエーデン国特許明細書４２９７１７号には、水不透過
性材料のシートを粘着した底面布シートよりなる寝具保
護装置が記載されている。この先行技術の特徴はこの水
不透過性シートが密に織成した繊維材料であること、且
つこのシートに液吸収性パッドが取外し自在に固着され
ていることである。

しかし、この形式の寝具保護装置は構造が著しく複雑で
、機能的にも満足な解決にはなっていない。実際のとこ
ろ、再使用のためには洗濯が必要な何回も使用する製品
に比べてずつと取扱いが便利なために病院や家庭での看
護では使い捨て製品が慣用になっている。

そのほか病院におけるおむつの供給などの関連では、再
使用製品に代って使い捨て製品の使用がｔｊヒ率を向上
させ経費を節約する効果を果してきたことも判っている
。この寝具保護装置ｅｔのもう一つの不便な点は水不透
過性材料よりなる下側にくるシートは取外し部分を取替
える場合に乾かさねばならぬということである。

前記スエーデン国特ｈ′［明細書から知られる寝具保護
装置は過去数年間に一般に使用されてきた底層を液密の
プラスチックにし、上層を液透過層にし、これら両層間
に吸収体を配置してなる使い捨て液吸収性保麹具に代る
ものとして提案されている。実用と経済的理自から、こ
れらの液吸収性保護具は最大延長部分を普通の寝台の寸
法より短かくして寸法が比較的小さく造られていて、全
体を患者のすぐ下にくる底面の布シートの上におくよう
に決められている。布シート上に取外し自在に配置する
ために、再取付けも簡単である。この考えは明らかに保
護具は濡れたために寝具を取替えなければならないとい
うこともなく何回でも簡単に再取付けができなければな
らないということである。実際には、このようにゆるい
取付けの保護具はその所定位置からｍｊ単にずれる結果
、しばしばその目的を達成できないので十分には機能し
ない。

また別の公知形式の寝具保護装置においては、この装置
のプラスチック層にベッドの長手側の両側でマツトレス
の裏側に挿入する延長部を設けることによって上記の所
定位置から保護具のずれるおそれが除去されていること
は認められる所である。このこと自体は保護装置をしっ
かり取付けることを確実番こすることになろうけれど、
使用および取替えが取外し式装置に比べてずっと手数が
かかりまた時間が力かることになる。使用した場合、上
記の延長部分は看護部員によってマツトレスの裏側に適
当に押込才なければならず、取替えのためには保護装置
を先ず取外してから新しい装置の延長Ｍｓ分を押込まな
ければならない。

米国特許明細４０９７９４３号に記載のなお今一つ別の
公知形式の装置においては、接着剤のピードが寝具保護
装置のＪＡ側に粘着されている。この場合この接着剤は
使用されるまでは各保護装置をつけたままにさせておく
ために接着剤をカバーしておくことが必要である。この
欠点を除くため接着向ははく離紙でカバーされてきた。

これは十分な解決策ではない。寝具保護装置の接着面を
覆うためには、多量のはく離紙が必要になろうし、この
ため高価になり製造を浅雑にする。今一つの欠点はこう
した装置を使用する前にはく！Ｍ紙をはがすのに余分の
作業が必要になることである。

しかのみならず、接着面を備えた寝具保護装置は実際に
は機能性が乏しいということも判っている。即ちこうし
た装置は非常に強力に寝具に接着する傾向があるので、
患者の身体の種々の動きに合せての装置の調整が全然効
かない。

その場合に保護材料に生じるひずみによって容易に装置
の裂傷がおこる。

接着性寝具保護装置はこれをベッドに差込んだり乃至は
ベッドから取外す場合に、他の場所にくっついたり、装
置同志がくっついたりするので取扱いか困難であり、ま
た患者がベッドに寝ている間は寝具保護装置１２の副構
造体から装置の取出しがてきない。

以上の事実からしてあらゆる点で満足に機能するベット
保護装置の達成には今までの所成功したものがないよう
である。しかし、本発明では、冒頭に記載のごときベッ
ド保護具が得られた。この保護具で公知のベッドまたは
マツトレス保護装置に関連する種々の欠点は完全に除去
された。

このために、液吸収層と寝具に面するようにした液不透
過層とよりなる本発明のベットまたはマツトレス保護具
は液不透過層の寝具に面する側が３より高い、なるべく
は５以上のＡＳＴＭＤ１８９４による摩擦係数を有する
ホットメルトで少なくとも部分的に被覆されていて、Ａ
ＳＴＭＢ３３３０Ｍによるこのホットメルトの接着強度
は０．ＩＮ以下である点を特徴としている。

ホントメルトを摩擦ライニングとして本発明のベット保
護具に塗布することによって、患者が動くのにつれで装
置がベット内で移動する欠点が克服される。このことに
も拘らず、保護具は寝具に対しある程度の変位がおこら
ない程しっかりとは寝具に固定されず、装置はこのよう
にして材料におこすひずみが大き過ぎないので裂傷のお
こることが阻止される。

本発明のベッド保護具に塗布されるホットメルトは溶解
状態で塗布するようにした在来のホットメルトの普通に
見られる好都合な特性を持っていながら冷却した状態で
のそのホットメルトの自由は驚くほど接着性、を欠くが
、その代り非常に烏い摩擦力を備えている。

本発明は添付の図面に示す実施例を参考にして以下にさ
らに詳しく記載する。

不発明のベッドまたはマツトレス用保伶具１を、第１図
に示すごとく、マツトレスまたはベッド２の真中央部に
おける普通の布シート上に配置する。図示の実施例では
、本装置〃はほぼ長方形で全体をマツトレスまたはベッ
ド２の上面に配置できるように寸法法めされている。こ
の考えは保護具の部分をマツトレス４の下側に挿入する
ためにマツトレスの持上げが必要となるようにしてはな
らないということである。本発明のベット保護具は布シ
ート３の開側にゑ擦手段として塗布したホットメルトに
よって布シートに対する摺動が防止されていて、この接
着剤の特性は保助具を取外した後には寝具に接着剤の残
留物が残らないようにしたものであることは当然である
。

図示の保護具は不織布材料の液透過層６と液不透過ｊ仔
７との間に配置された吸収層５よりなる。このプラスチ
ック層の外側にはホットメルトが二本の細長いビードま
たはス）　ＩＪツブ８゜９の形式で塗布されている。

使用にあたっては、本装置は患者の動きでおこる保護装
置のひずみが最も大きい方向でもあるベッドの縦方向に
摩擦装置を備えた部分を延ばして配置される。

本発明のベッド保護装置ｆは第３図に示すごとく、折り
たたんだ状態で適当に供給される。図示のごとく折りた
たむことによって使用し易くなる。

接着装置を備えたベッド保護装置とは違って、本発明の
装置は取扱いが容易である。本装置の敷き込みは患者を
ベッドに寝かせたままでき、重い持上げをおこなう必要
がない。保護具を所定位置におきその半分をベッドに向
けて拡げてゆり間、患者の身体をベッドの一個へ転勤さ
せ、残り半分を患者の身体の方に向けて折りたたみ、次
に保護具を滑らかに延して寝具と十分接触するように平
らｌこする。次に患者をベッドの他側へ転勤させ、その
後に保護具を延して滑らかにし寝具と十分に接触させる
。次に患者を転動させて仰むけに寝かせることによって
臀部は保護具上にくる。

保護具を取外すためにはこの逆の行程をおこなえばよい
。

摩擦装置として塗布されるホットメルトには接着性が全
くないので、はく離紙の必要はなく、従ってはく離紙に
関連した問題は回避される。

ホットメルトを摩擦装置として使用することのさらに別
の利点は公知の技術の場合、このような接着剤をこの形
式の製品に使用することは簡単で経費がかからないこと
である。

本発明のベッド保護に塗布されるホットメルトの特性を
説明するため、種々のテストをおこなったが、その結果
を以下に説明する。

寝具に摩擦性で非接着性作用を与えるホットメルトコー
ティングを施したポリエチレンフィルムをホットメルト
コーティングにおける種々異なる表面加重値時の摩擦力
と接着性に関してスエーデン国立材料検査協会Ｌ　Ｎａ
ｔｉｏｎａｌ　Ｓｗｅｄｉｓｈ工ｎ５ｔｉｔｕｔｅ　ｆ
ｏｒ　Ｍａｔｅｒｉａｌｓ　Ｔｅｓｔｉｎｇ　）による
検査ヲ受けたエコノミ）　（ＫＧ！ＯＭＥＬＴ　）社に
より本発明のベット保護具に特別に開発されたエコノミ
）　Ｈ３ＥＸ　４７　ｇのホットメルトを用いた。

摩擦剤に対する摩擦係数の測定はＡＳＴＭ　Ｄ　１８９
４に従っておこなわれた。このテスト法は一定重量の金
づちを定速度で摩擦面上に引すり、その時の摩擦力を測
定し、摩擦係数を測定することを必要としている。

摩擦力と摩擦係数についての次の数値がポリエチレンフ
ィルム上に施した種々異なる表面上１ｆ（Ｐ／ｄ）のホ
ットメルトコーティングにおいて得られた。

ゼロ　　　　　２．５１ ２１９／ｎ？　　　　’７　　　　４ ４１２／イ　　１０　　　５ ６０？／ｄ　　　１３　　　　６ 表示のごとく、プラスチックフィルムをここに用いたホ
ットメルトで被覆すると、摩擦力は著しく増加した。所
望の摩擦度を得るため箋また製造上の理由からフィルム
面の一平方メートル当り４０〜１００ｆのホットメルト
コーティングが有利である。

ホットメルトコーティングの粘着性はＡＳＴＭＢ３３３
０Ｍに従ってテストされたが、テストはガラスに対して
おこなわれ、１３Ｗ幅の四つのサンプル体を用いた。

サンプルは０．ＩＮ以下の接着力を持ってガラスに接着
することが判明した。この接着力は実際には無視できる
。

許容できる特性のホットメルトの今一つのサンプルはフ
ィードレイの接着剤９９８−３３７とフィンドレイの接
着剤９９８−３３７−０１との混合物である。

本発明は上記の実施例に限られず多数の変型実施が付属
の特許請求の範囲内で考えられる。

摩擦装置ｌの延長や配置も以上の提案に限定されるもの
ではない。例えば、摩擦装置をベッド保護具の四隅にだ
け用いることもでき、また保護具の底面を横切る断続的
な模様に用いることもできる。

本発明のベッドまたはマツトレス保護具に用いられる吸
収材料はプラスチック層と液透過層との間に入れるセル
ローズパルプでなくとモヨくベッド保護具をつくるため
のプラスチックフィルムに積層される乾式積層才たは湿
式積層の繊維ウェブで構成することもできよう。

あるいは、）消振装置は粘着装置ｉｉと組み合わせても
よく、例えは、粘着性テープあるいは感圧性粘着剤をベ
ッド保護具の隅部へ小片の形で取り付ける。かかる制限
された粘着区域はそれ自体ではベッド保護具をベッドに
確実に固定させるものではないが、摩擦装置と組み合わ
さって、ベッドまたはマツトレスに対してベッド保護具
の変位を確実に抑制することを増大させる。自己粘着性
区域は当然十分に小さくなされていて冒頭で述べた如く
かかる粘着性区域に関連した問題を生ぜしめないように
なされている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のベッドまたはマツトレス用保護具を配
置したベッドの斜視図、第２図は本発明のベット保護装
置を拡大して示す横断面図、第３図は包装した時の本発
明のベッドまたはマツトレスの実施例の拡大斜視図であ
る。 なお図において、符号５は液吸収層、７は部下透過層’
、８　、９はホットメルトである。 同　　　　　　　安　　　　達　　　　　　　　智ｔｊ
、１，４１１．７：’、ｊ？’　１、、″−，，，ｉ ＦＩＧ、３ 手続補正書 昭和２／年／θ月υ／日 １特許庁去　官　黒田明雄　　殿゛゛し２、会同４塵枝 へ゛ントよＰ：１よマット１７１月・ｒ千フレ３、補正
をする者

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、液吸収層（５）と寝具に面することを目的にした液
   不透層（７）とよりなるベッドまたはマットレス用使い
   捨て保護具において、該液不透過層（７）の寝具に面す
   る側がＡＳＴＭＤ１８９４による３より高い、好ましく
   は５以上の摩擦係数を有するホットメルト（８、９）で
   少なくとも部分的に被覆されたことを特徴とするベッド
   またはマットレス用保護具。 ２、粘着性テープの小片あるいは粘着性区域の如き感圧
   性粘着装置をベッドまたはマットレス用保護具の隅部に
   施与して該保護具の面積に関して小さな粘着区域を有す
   る特許請求の範囲第１項に記載のベッドまたはマットレ
   ス用保護具。