JPS628541Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS628541Y2 JPS628541Y2 JP14443681U JP14443681U JPS628541Y2 JP S628541 Y2 JPS628541 Y2 JP S628541Y2 JP 14443681 U JP14443681 U JP 14443681U JP 14443681 U JP14443681 U JP 14443681U JP S628541 Y2 JPS628541 Y2 JP S628541Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pendulum
- swinging
- fulcrum
- rod
- balance spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 7
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は時計の振子機構に関し、特に振竿支点
から振玉重心までの距離を変えることなく、振子
周期を長くするものであつて、かつ小さなスペー
スの振子機構で、振子周期を長くすることのでき
るようにしたものである。
から振玉重心までの距離を変えることなく、振子
周期を長くするものであつて、かつ小さなスペー
スの振子機構で、振子周期を長くすることのでき
るようにしたものである。
従来の改良された振子機構において、振竿支点
から振玉重心までの距離を変えることなく、振子
周期を長くする場合には、振竿上端にバランサー
を設けることにより振子周期を長くしていた。
から振玉重心までの距離を変えることなく、振子
周期を長くする場合には、振竿上端にバランサー
を設けることにより振子周期を長くしていた。
第１図は、その従来の振子機構の正面図であ
る。
る。
振竿１は、時計本体６に固定された振竿支持部
２によつて支持され、支点３を中心に振子揺動を
行なう。該振竿１の下端部には振玉５が着脱可能
に固定され、上端部にはバランサー４が固定され
ている。
２によつて支持され、支点３を中心に振子揺動を
行なう。該振竿１の下端部には振玉５が着脱可能
に固定され、上端部にはバランサー４が固定され
ている。
この構造によれば、振竿支点３から振玉５の重
心までの距離を一定とした場合には、バランサー
４の重量と、振竿１の支点３からバランサー４の
重心までの距離ａと、により振子周期が決まるた
め、振子周期を長くするためには、振竿１の支点
３からバランサー４の重心までの距離ａが必要と
なり、振子機構のスペースが大となる欠点があつ
た。
心までの距離を一定とした場合には、バランサー
４の重量と、振竿１の支点３からバランサー４の
重心までの距離ａと、により振子周期が決まるた
め、振子周期を長くするためには、振竿１の支点
３からバランサー４の重心までの距離ａが必要と
なり、振子機構のスペースが大となる欠点があつ
た。
本考案は上述した従来の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的は、振竿支点から振玉重心ま
での距離を変えることなく、振子周期を長くする
ものであつて、かつ小さなスペースで振子周期を
長くすることのできる振子機構を提供することに
ある。
のであり、その目的は、振竿支点から振玉重心ま
での距離を変えることなく、振子周期を長くする
ものであつて、かつ小さなスペースで振子周期を
長くすることのできる振子機構を提供することに
ある。
上記目的を達成するために本考案は、振子を揺
動させる振子機構において、支点より上方に第１
支持部を設けた振竿と、支点の鉛直方向に第２支
持部を設けた時計本体と、一端を前記第１支持
部、他端を前記第２支持部にそれぞれ支持された
バランスバネと、から成り、前記バランスバネが
振子の揺動に作用することを特徴とする。
動させる振子機構において、支点より上方に第１
支持部を設けた振竿と、支点の鉛直方向に第２支
持部を設けた時計本体と、一端を前記第１支持
部、他端を前記第２支持部にそれぞれ支持された
バランスバネと、から成り、前記バランスバネが
振子の揺動に作用することを特徴とする。
以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
第２図は本考案の実施例における振子機構の正
面図であり、第３図はその側面図である。
面図であり、第３図はその側面図である。
振竿１０は、時計本体６に固定された振竿支持
部２によつて支持され、支点３を中心に振子揺動
を行なう。該振竿１０の下端部には振玉５が着脱
可能に固定され、支点３より上方には、第１支持
部１２が設けられており、バランスバネ１４の一
端を支持している。バランスバネ１４の他の一端
は時計本体６に設けられた第２支持部１６に支持
されている。また振竿１０に設けた第１支持部１
２と、時計本体６に設けた第２支持部１６と、は
振竿支点３からの垂線ｂ上に位置している。
部２によつて支持され、支点３を中心に振子揺動
を行なう。該振竿１０の下端部には振玉５が着脱
可能に固定され、支点３より上方には、第１支持
部１２が設けられており、バランスバネ１４の一
端を支持している。バランスバネ１４の他の一端
は時計本体６に設けられた第２支持部１６に支持
されている。また振竿１０に設けた第１支持部１
２と、時計本体６に設けた第２支持部１６と、は
振竿支点３からの垂線ｂ上に位置している。
振竿１０が振子揺動を始めると、振竿１０が中
心にある時のバランスバネ１４の伸びと、振竿１
０が左右に振れた時のバランスバネ１４の伸び
と、の間には差ｃが生じる。一方バランスバネ１
４には縮む方向に復原力が働いているため、振竿
１０には、矢印Ａ方向、または矢印Ｂ方向に力が
加つている。この結果振竿１０の振子周期が長く
なる。
心にある時のバランスバネ１４の伸びと、振竿１
０が左右に振れた時のバランスバネ１４の伸び
と、の間には差ｃが生じる。一方バランスバネ１
４には縮む方向に復原力が働いているため、振竿
１０には、矢印Ａ方向、または矢印Ｂ方向に力が
加つている。この結果振竿１０の振子周期が長く
なる。
以上のように本実施例によれば、バランスバネ
の復原力によつて、振竿の振子周期を長くしてい
るため、小さな振子機構で振子周期を長くするこ
とができる。
の復原力によつて、振竿の振子周期を長くしてい
るため、小さな振子機構で振子周期を長くするこ
とができる。
以上のように本考案によれば、振竿支点から振
玉重心までの距離を変えることなく、振子周期を
長くするものであつて、かつ小さなスペースの振
子機構で、振子周期を長くすることができる。
玉重心までの距離を変えることなく、振子周期を
長くするものであつて、かつ小さなスペースの振
子機構で、振子周期を長くすることができる。
第１図は従来の振子機構の正面図、第２図は本
考案の実施例における正面図、第３図は第２図に
おける側面図。 ３……支点、６……時計本体、１０……振竿、
１２……第１支持部、１４……バランスバネ、１
６……第２支持部。
考案の実施例における正面図、第３図は第２図に
おける側面図。 ３……支点、６……時計本体、１０……振竿、
１２……第１支持部、１４……バランスバネ、１
６……第２支持部。
Claims (1)
- 振子を揺動させる振子機構において、支点より
上方に第１支持部を設けた振竿と、支点の鉛直方
向に第２支持部を設けた時計本体と、一端を前記
第１支持部、他端を前記第２支持部にそれぞれ支
持されたバランスバネと、から成り、前記バラン
スバネが振子の揺動に作用することを特徴とする
振子機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14443681U JPS5847787U (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 振子機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14443681U JPS5847787U (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 振子機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5847787U JPS5847787U (ja) | 1983-03-31 |
| JPS628541Y2 true JPS628541Y2 (ja) | 1987-02-27 |
Family
ID=29937397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14443681U Granted JPS5847787U (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 振子機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5847787U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008111812A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Rhythm Watch Co Ltd | 振り子装置 |
-
1981
- 1981-09-29 JP JP14443681U patent/JPS5847787U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5847787U (ja) | 1983-03-31 |
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