JPS6283621A - 熱線式空気流量計 - Google Patents
熱線式空気流量計Info
- Publication number
- JPS6283621A JPS6283621A JP60223565A JP22356585A JPS6283621A JP S6283621 A JPS6283621 A JP S6283621A JP 60223565 A JP60223565 A JP 60223565A JP 22356585 A JP22356585 A JP 22356585A JP S6283621 A JPS6283621 A JP S6283621A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- base
- air flow
- thermal expansion
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は熱線式空気流量計に係り、特に内燃焼機間の吸
入式気量を測定する熱線式空気Jε量計に関する。
入式気量を測定する熱線式空気Jε量計に関する。
自動車などの内燃機関の吸入式空気量を測定する流量計
としては、その特性上熱線式空気流量計が広く用いられ
ている。この種の熱線式空気流量計としては、特開昭5
9−31412号公報によって開示されたように、発熱
抵抗体を保持する支持体が合成樹脂のケースと一体に形
成されたものが知られている。この提案によると熱線式
空気流量計の構造を簡単にして小形軽量とすることはで
きる。しかしながら前記支持体とケースとの線膨張係数
が異なっているため、車を取巻く環境の熱衝撃によ゛り
支持体とケースの間に隙間が発生するという問題があっ
た。この結果発熱抵抗体の支持体への熱伝導量が変化す
るため、流量計の出力特性が変化するという欠点があっ
た。
としては、その特性上熱線式空気流量計が広く用いられ
ている。この種の熱線式空気流量計としては、特開昭5
9−31412号公報によって開示されたように、発熱
抵抗体を保持する支持体が合成樹脂のケースと一体に形
成されたものが知られている。この提案によると熱線式
空気流量計の構造を簡単にして小形軽量とすることはで
きる。しかしながら前記支持体とケースとの線膨張係数
が異なっているため、車を取巻く環境の熱衝撃によ゛り
支持体とケースの間に隙間が発生するという問題があっ
た。この結果発熱抵抗体の支持体への熱伝導量が変化す
るため、流量計の出力特性が変化するという欠点があっ
た。
本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、ij熱?f1g性の大きい熱線式空気
流量計を提供することにある。
とするところは、ij熱?f1g性の大きい熱線式空気
流量計を提供することにある。
本発明は熱線式空気流量計に設けられた発熱抵抗体と温
度測定抵抗体のそれぞれを支持する支持体の少くとも一
部を、予めこれらの支持体熱膨張形数に近似した熱膨張
係数を有する部材で一体成形し、これらの部材で被覆さ
れた前記支持体をこれらの部材の熱膨張係数より大きい
熱膨張係数を有する樹脂製のベースにインサート成形し
て固定支持させるものである。
度測定抵抗体のそれぞれを支持する支持体の少くとも一
部を、予めこれらの支持体熱膨張形数に近似した熱膨張
係数を有する部材で一体成形し、これらの部材で被覆さ
れた前記支持体をこれらの部材の熱膨張係数より大きい
熱膨張係数を有する樹脂製のベースにインサート成形し
て固定支持させるものである。
以下、本発明に係る熱線式空気流量計の一実施例を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第1図乃至第4図に本発明の一実施例を示す1゜内燃機
関の吸入空気の流量を検出する発熱抵抗体1と温度を検
出する温度測定抵抗体2とは、第3図に示すような同一
素子を使用している。この素子は直径約0.5nvn、
長さ約2mのアルミナのボビン101に白金線102を
巻線し、この白金線102の両端にリード線103を溶
接し、表面に薄くガラスコーティング104を行なって
形成さ扛ている。これらの発熱抵抗体1及び温度測定抵
抗体2は、それぞれ第1図にIV二面図、第2図に断面
図として示す熱線式空気流量計の吸入空気の大部分が通
るメイン通路105及び一部が分流するバイパス通路1
06が形成されたボディ107のバイパス通路106中
に設置されている。
関の吸入空気の流量を検出する発熱抵抗体1と温度を検
出する温度測定抵抗体2とは、第3図に示すような同一
素子を使用している。この素子は直径約0.5nvn、
長さ約2mのアルミナのボビン101に白金線102を
巻線し、この白金線102の両端にリード線103を溶
接し、表面に薄くガラスコーティング104を行なって
形成さ扛ている。これらの発熱抵抗体1及び温度測定抵
抗体2は、それぞれ第1図にIV二面図、第2図に断面
図として示す熱線式空気流量計の吸入空気の大部分が通
るメイン通路105及び一部が分流するバイパス通路1
06が形成されたボディ107のバイパス通路106中
に設置されている。
前記発熱抵抗体1は前記温度測定抵抗体2よリバイパス
通路106の上流側に配設されており、それぞれ1対の
ステンレス製支持体3,4の先端近くに支持されている
。支持体3は支持体4より艮く形成されており、温度測
定抵抗体2が発熱抵抗体1による空気の乱れや熱の影響
を受けないように、それぞれの相対的位置をずらして取
り付けられている。これらの支持体3,4の基部には予
め樹脂製の部材5,6が一体に成形されており、さらに
こわらの部材5,6は樹脂製のベース7にインサーl−
成形されている。そして支持体3,4の先端近くにはそ
れぞれ発熱抵抗体l及び温度測定抵抗体2が溶接されて
いる。このとき支持体3゜4は耐食性を向上させるため
にステンレスによって作られているが、前述の樹脂製の
部材5,6はステンレスの熱膨張係数16.4X10’
に近似し、かつそれよりも大きく、しかも前記ベース
7を構成するガラス繊維入強化ポリエステル樹脂の熱膨
張係数40X10Gより小さい樹脂、例えばエポキシ樹
脂を使用し、成形圧を考慮して支持体3.4に圧縮力が
加わるようにしである。一方これらの支持体3,4のボ
ディ107の外側の端には、第4図に示す駆動回路を有
するモジュールクミ8が接続されている。
通路106の上流側に配設されており、それぞれ1対の
ステンレス製支持体3,4の先端近くに支持されている
。支持体3は支持体4より艮く形成されており、温度測
定抵抗体2が発熱抵抗体1による空気の乱れや熱の影響
を受けないように、それぞれの相対的位置をずらして取
り付けられている。これらの支持体3,4の基部には予
め樹脂製の部材5,6が一体に成形されており、さらに
こわらの部材5,6は樹脂製のベース7にインサーl−
成形されている。そして支持体3,4の先端近くにはそ
れぞれ発熱抵抗体l及び温度測定抵抗体2が溶接されて
いる。このとき支持体3゜4は耐食性を向上させるため
にステンレスによって作られているが、前述の樹脂製の
部材5,6はステンレスの熱膨張係数16.4X10’
に近似し、かつそれよりも大きく、しかも前記ベース
7を構成するガラス繊維入強化ポリエステル樹脂の熱膨
張係数40X10Gより小さい樹脂、例えばエポキシ樹
脂を使用し、成形圧を考慮して支持体3.4に圧縮力が
加わるようにしである。一方これらの支持体3,4のボ
ディ107の外側の端には、第4図に示す駆動回路を有
するモジュールクミ8が接続されている。
この駆動回路は第4図に示すように、発熱抵抗体1及び
温度抵抗体2、オペアンプ9.10、パワトランジスタ
11、抵抗12乃至16で構成されている。そしてパワ
ートランジスタ11のコレクタ端子17にはバッテリの
「+」極が、抵抗12のアース端子18にはバッテリの
「=」極が、抵抗12の発熱抵抗体1と接続点19には
本熱線式空気流量計の出力信号を使ってエンジン制御を
行なうマイクロコンピュータの六カ端子が接続されてい
る。
温度抵抗体2、オペアンプ9.10、パワトランジスタ
11、抵抗12乃至16で構成されている。そしてパワ
ートランジスタ11のコレクタ端子17にはバッテリの
「+」極が、抵抗12のアース端子18にはバッテリの
「=」極が、抵抗12の発熱抵抗体1と接続点19には
本熱線式空気流量計の出力信号を使ってエンジン制御を
行なうマイクロコンピュータの六カ端子が接続されてい
る。
上述したように構成された本実施例の作用を以下に説明
する。パワートランジスタ11によって発熱抵抗体1を
加熱し、その温度を吸入空気温度より一定温度だけ高く
保つようにしである。このとき温度測定抵抗体2には発
熱が無視できる程度の微少電流しか流さないようにして
あり、この温度測定抵抗体2は吸入空気温度と同一値に
なるため、吸入空気温度をその抵抗値として検出するこ
とができる。ここで空気流が発熱抵抗体1に当ると、前
記駆動回路の作動によって常に発熱抵抗体1の温度と温
度測定抵抗体2の温度差が一定になるように制御される
。この動作は発熱抵抗体1の両端の電位差を抵抗13.
14で分割した電圧に、発熱抵抗体1を流れた電流によ
って生じる抵抗12の電圧降下を加えた電圧と、この抵
抗12の電圧降下をオペアンプ9で増rll l、た電
圧が常に等しくなるように帰還をかけている。従って空
気流量が変化すると発熱抵抗体1を流れる電流が変化し
、この電流に応じた抵抗12による電属降下を測定する
ことにより空気流量を読みとることができる。また支持
体3,4部材5,6及びベース7がこの順序に熱膨張係
数が大きい材料で構成されているため、車を取巻く環境
の温度変化が生じても支持体3,4とベース7との間の
隙間の発生を軽減することができる。
する。パワートランジスタ11によって発熱抵抗体1を
加熱し、その温度を吸入空気温度より一定温度だけ高く
保つようにしである。このとき温度測定抵抗体2には発
熱が無視できる程度の微少電流しか流さないようにして
あり、この温度測定抵抗体2は吸入空気温度と同一値に
なるため、吸入空気温度をその抵抗値として検出するこ
とができる。ここで空気流が発熱抵抗体1に当ると、前
記駆動回路の作動によって常に発熱抵抗体1の温度と温
度測定抵抗体2の温度差が一定になるように制御される
。この動作は発熱抵抗体1の両端の電位差を抵抗13.
14で分割した電圧に、発熱抵抗体1を流れた電流によ
って生じる抵抗12の電圧降下を加えた電圧と、この抵
抗12の電圧降下をオペアンプ9で増rll l、た電
圧が常に等しくなるように帰還をかけている。従って空
気流量が変化すると発熱抵抗体1を流れる電流が変化し
、この電流に応じた抵抗12による電属降下を測定する
ことにより空気流量を読みとることができる。また支持
体3,4部材5,6及びベース7がこの順序に熱膨張係
数が大きい材料で構成されているため、車を取巻く環境
の温度変化が生じても支持体3,4とベース7との間の
隙間の発生を軽減することができる。
丘述した構成の本実施例によると、支持体3・4、部材
5,6及びベース7のそれぞれの間に熱衝撃による隙間
の発生を防ぎ、熱伝導性を一定にすることができる。従
って流量計の出力特注を一定にすることができる。この
出力特性の訓定例を第5図に示す。この実験は一50℃
と+150℃の間の温度変化を500回くりかえしたの
ちの、空気流量が5乃至500kg/hの範囲における
空気流量の25°Cにおける測定誤差を検出したもので
ある。第5図であきらかなように、熱線式空気流量計の
従来のものと本実施例によるものとを比較した場合に、
熱衝撃試験後の流量測定誤差は本実施例によると従来の
約175に減少する。
5,6及びベース7のそれぞれの間に熱衝撃による隙間
の発生を防ぎ、熱伝導性を一定にすることができる。従
って流量計の出力特注を一定にすることができる。この
出力特性の訓定例を第5図に示す。この実験は一50℃
と+150℃の間の温度変化を500回くりかえしたの
ちの、空気流量が5乃至500kg/hの範囲における
空気流量の25°Cにおける測定誤差を検出したもので
ある。第5図であきらかなように、熱線式空気流量計の
従来のものと本実施例によるものとを比較した場合に、
熱衝撃試験後の流量測定誤差は本実施例によると従来の
約175に減少する。
なお、樹脂製の部1.t5,6を一体的に形成してもよ
いし、材質をセラミックにしても同様の効果を得ること
ができる。
いし、材質をセラミックにしても同様の効果を得ること
ができる。
上述したように、本発明によれば1発熱抵抗体から支持
体を通ってベースに伝わる熱伝導鼠を、環境の熱衝撃が
加わっても不変にできるので、熱線人気流量計の耐熱w
1撃性を向上することができ、流量測定誤差を向上する
ことができる。
体を通ってベースに伝わる熱伝導鼠を、環境の熱衝撃が
加わっても不変にできるので、熱線人気流量計の耐熱w
1撃性を向上することができ、流量測定誤差を向上する
ことができる。
第1図は本発明に係る熱線式空気流量計の一実施例を示
す平面図、第2図は第1図の横断面図、第3図は本実施
例に用いる発熱抵抗体を示す構造図、第4図は本実施例
の回路図、第5図は流量誤差特性を示すグラフである。 ■・・発熱抵抗体、2・・温度抵抗体、3,4 支持体
、5,6・・・樹脂製部材、7・樹脂製ベース、106
・・・バイパス通路。
す平面図、第2図は第1図の横断面図、第3図は本実施
例に用いる発熱抵抗体を示す構造図、第4図は本実施例
の回路図、第5図は流量誤差特性を示すグラフである。 ■・・発熱抵抗体、2・・温度抵抗体、3,4 支持体
、5,6・・・樹脂製部材、7・樹脂製ベース、106
・・・バイパス通路。
Claims (1)
- 1.空気通路中に設けられ、空気流量を検地する発熱抵
抗体と、空気温度を検知する温度測定抵抗体とを有して
なる熱線式空気流量計において、前記発熱抵抗体及び温
度測定抵抗体のそれぞれを支持する支持体の少くとも一
部を、予めこれらの支持体の熱膨張係数に近似した熱膨
張係数を有する部材で一体成形し、これらの部材で被覆
された前記支持体をこれらの部材の熱膨張係数より大き
い熱膨張係数を有する樹脂製のベースにインサート成形
したことを特徴とする熱線式空気流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60223565A JPS6283621A (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | 熱線式空気流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60223565A JPS6283621A (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | 熱線式空気流量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283621A true JPS6283621A (ja) | 1987-04-17 |
Family
ID=16800150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60223565A Pending JPS6283621A (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | 熱線式空気流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6283621A (ja) |
-
1985
- 1985-10-09 JP JP60223565A patent/JPS6283621A/ja active Pending
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