JPS6281379A - 抗腫瘍剤 - Google Patents
抗腫瘍剤Info
- Publication number
- JPS6281379A JPS6281379A JP22237185A JP22237185A JPS6281379A JP S6281379 A JPS6281379 A JP S6281379A JP 22237185 A JP22237185 A JP 22237185A JP 22237185 A JP22237185 A JP 22237185A JP S6281379 A JPS6281379 A JP S6281379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- lactone
- acid
- extracted
- achimilic
- Prior art date
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- Granted
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- Furan Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ9発明の目的
産業上の利用分野
本発明は式(I)で示される抗腫瘍作用物質アキミル酸
Aラクトンに関する。
Aラクトンに関する。
従Jじυ友生
抗腫瘍性高等植物成分としては、トリブジオライド(t
ripdiolide)[J、 Amer、 Chem
、 Sac、 、 94.7194゜(1972)]、
・プルセアンチン(bruceantin)[J、Or
g。
ripdiolide)[J、 Amer、 Chem
、 Sac、 、 94.7194゜(1972)]、
・プルセアンチン(bruceantin)[J、Or
g。
Chem、 、 38.178. (1973)コなど
多数報告きれているが、実用化きれているものとしては
ビンカアルカロイドのビンブラスチン(vinblas
tine)[TheMarck Index第10版9
784]、ビンクリスチン(vincristine)
[’生物活性天然物質」431(1978)]などが
挙げられる。構造類似物質としては、立体異性体のセコ
−タナパルチオライドAおよびB (seco−tan
apartholide A and B) [Phy
tochemistry 21.2543(1982)
コなどの例があるが抗l!瘍作用については報告されて
いない。
多数報告きれているが、実用化きれているものとしては
ビンカアルカロイドのビンブラスチン(vinblas
tine)[TheMarck Index第10版9
784]、ビンクリスチン(vincristine)
[’生物活性天然物質」431(1978)]などが
挙げられる。構造類似物質としては、立体異性体のセコ
−タナパルチオライドAおよびB (seco−tan
apartholide A and B) [Phy
tochemistry 21.2543(1982)
コなどの例があるが抗l!瘍作用については報告されて
いない。
明が解決しようとする問題点
従来から、種々の天然物や天然物由来の化合物について
抗腫瘍効果がテストきれてきておりアルカロイドや蛋白
結合多糖類の中には、抗腫瘍剤として実用化きれている
ものもあるが、天然物ポリオキシド類については、効力
、毒性の面で問題点が多く未だ実用化されているものは
ない。
抗腫瘍効果がテストきれてきておりアルカロイドや蛋白
結合多糖類の中には、抗腫瘍剤として実用化きれている
ものもあるが、天然物ポリオキシド類については、効力
、毒性の面で問題点が多く未だ実用化されているものは
ない。
口0発明の構成
間 、Wを 決するための手段
本発明者らは従来から抗腫瘍作用を有する天然物の研究
を行なってきた。その結果キク科セイヨウノコギリソウ
(Achillea millefolium L。
を行なってきた。その結果キク科セイヨウノコギリソウ
(Achillea millefolium L。
Compositae )の植物中に含まれるポリオキ
シド類に玩腫瘍作用を有する活性物質を見出し、アキミ
ル酸と名付けた。式(I>で示されるアキミル酸Aラク
トンはセイヨウノコギリソウより以下のように分離する
ことができる。乾燥したセイヨウノコギリソウの花部を
室温下、極性有機溶媒で数日間抽出し、次に、抽出物を
水と混和しない低級アルキルアルコールたとえば、n−
ブタノールまたはペンタノールなどを用いて水と振り分
けさらに、酸性物質を得るためにまず塩基性溶液で抽出
し、次いで水層を酸性に変えて水と混和しない適当な有
機溶媒を用いて抽出する。さらに得られた酸性物質をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで分離することによ
りP2S5に対する活性物質を得ることかできる。極性
有機溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、イ
ンプロパツール、n−ブタノール、5ee−ブタノール
またはtret−ブタノールなどの低級アルコール、ア
セトンまたはアセト、=トリルなどが挙げられる。塩基
性溶液としては、中程度の塩基たとえば、炭酸水素ナト
リウム、炭酸ナトリウムまたは酢酸ナトリウムなどの飽
和水溶液が望ましい。水と混和しない有機溶媒としてL
tジクロロメタン、酢酸エチル、n−ブタノールまたは
ペンタノールなどが挙げられる。
シド類に玩腫瘍作用を有する活性物質を見出し、アキミ
ル酸と名付けた。式(I>で示されるアキミル酸Aラク
トンはセイヨウノコギリソウより以下のように分離する
ことができる。乾燥したセイヨウノコギリソウの花部を
室温下、極性有機溶媒で数日間抽出し、次に、抽出物を
水と混和しない低級アルキルアルコールたとえば、n−
ブタノールまたはペンタノールなどを用いて水と振り分
けさらに、酸性物質を得るためにまず塩基性溶液で抽出
し、次いで水層を酸性に変えて水と混和しない適当な有
機溶媒を用いて抽出する。さらに得られた酸性物質をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで分離することによ
りP2S5に対する活性物質を得ることかできる。極性
有機溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、イ
ンプロパツール、n−ブタノール、5ee−ブタノール
またはtret−ブタノールなどの低級アルコール、ア
セトンまたはアセト、=トリルなどが挙げられる。塩基
性溶液としては、中程度の塩基たとえば、炭酸水素ナト
リウム、炭酸ナトリウムまたは酢酸ナトリウムなどの飽
和水溶液が望ましい。水と混和しない有機溶媒としてL
tジクロロメタン、酢酸エチル、n−ブタノールまたは
ペンタノールなどが挙げられる。
活性物質からアキミル酸Aラクトンを得るために、活性
物質を適当な溶媒たとえば、クロロホルム、ジクロロメ
タンまたはメタノールなどに溶解し室温で数日間放置す
る。溶媒を留去し残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより展開、溶出すると粗製のラクトン体を得る
ことができる。粗製ラクトンをさらに精製するためにシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで分離する。溶出溶
媒としてはたとえば、クロロホルム、ジクロロメタン、
エーテル、酢酸エチルまたはベンゼンなどを溶出する物
質の極性に応じて単独または混合で用いるとよい。
物質を適当な溶媒たとえば、クロロホルム、ジクロロメ
タンまたはメタノールなどに溶解し室温で数日間放置す
る。溶媒を留去し残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより展開、溶出すると粗製のラクトン体を得る
ことができる。粗製ラクトンをさらに精製するためにシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで分離する。溶出溶
媒としてはたとえば、クロロホルム、ジクロロメタン、
エーテル、酢酸エチルまたはベンゼンなどを溶出する物
質の極性に応じて単独または混合で用いるとよい。
以下に実施例および物理恒数を示し本発明の態様を明ら
かにするが、本発明の範囲がこれらに限定きれるもので
ない。
かにするが、本発明の範囲がこれらに限定きれるもので
ない。
X里週
実施例1
セイヨウノコギリソウ花部よりの活性物質の抽出
乾燥したセイヨウノコギリソウ(学名:Achilla
amillefolium L、 )の花部44gを、
メタノール(500ml)に3日間、室温に漬は抽出を
行なう。
amillefolium L、 )の花部44gを、
メタノール(500ml)に3日間、室温に漬は抽出を
行なう。
この操作を3度繰り返し、減圧下にメタノールを留去、
メタノール抽出エキス、9.6gを褐色の油状物として
得る。このメタノール抽出エキスを、n−ブタノール(
100ml)と水(50ml)で振り分け、n−ブタノ
ール着を5%炭酸水素ナトリウム溶液(20mlX5)
で抽出する。アルカリ溶液層に希塩酸を加えて溶液をp
ttaに調整し、酢酸エチル(20mlX5)で抽出す
る。溶媒層を水洗乾燥後、減圧下で溶媒を留去し、酸性
物質324mgを得る。この酸性物質をメルク社のシリ
カゲル(0,063〜0.20On++++) 20
gを用いての吸着クロマトにかける。クロロホルム−メ
タノール−水(85:15: 1.5)80ml、続い
て同系溶媒(80: 20 : 2)30mlで展開溶
出させると、後半部に溶出するフラクションから微黄色
油状の、P2S5に対する活性物質70mgが得られる
。
メタノール抽出エキス、9.6gを褐色の油状物として
得る。このメタノール抽出エキスを、n−ブタノール(
100ml)と水(50ml)で振り分け、n−ブタノ
ール着を5%炭酸水素ナトリウム溶液(20mlX5)
で抽出する。アルカリ溶液層に希塩酸を加えて溶液をp
ttaに調整し、酢酸エチル(20mlX5)で抽出す
る。溶媒層を水洗乾燥後、減圧下で溶媒を留去し、酸性
物質324mgを得る。この酸性物質をメルク社のシリ
カゲル(0,063〜0.20On++++) 20
gを用いての吸着クロマトにかける。クロロホルム−メ
タノール−水(85:15: 1.5)80ml、続い
て同系溶媒(80: 20 : 2)30mlで展開溶
出させると、後半部に溶出するフラクションから微黄色
油状の、P2S5に対する活性物質70mgが得られる
。
実施例2
アキミル酸Aラクトン
活性物質200mgをクロロホルム2mlに溶かし、室
温に2日間放置した後溶媒を留去する。残留物200m
gをメルク社製のシラナイスドシリカゲル(0,063
〜0.200mm) 15 gを用いたクロマトにかけ
る。塩化メチレン−n−ヘキサン(4:1)80mlで
展開した後、同系溶媒(9: 1)50mlで溶出する
と粗製のラクトン体142mgを得る。粗製品を再びシ
ラナイズドシリカゲル(同上)15gを担体とするクロ
マトにかけ、ベンゼン−酢談エチル(95:5)で展開
、溶出させる。
温に2日間放置した後溶媒を留去する。残留物200m
gをメルク社製のシラナイスドシリカゲル(0,063
〜0.200mm) 15 gを用いたクロマトにかけ
る。塩化メチレン−n−ヘキサン(4:1)80mlで
展開した後、同系溶媒(9: 1)50mlで溶出する
と粗製のラクトン体142mgを得る。粗製品を再びシ
ラナイズドシリカゲル(同上)15gを担体とするクロ
マトにかけ、ベンゼン−酢談エチル(95:5)で展開
、溶出させる。
無色油状物としてアキミルMAラクトン107qを得る
。[αコ、61′″(CHCIs )、 IR: V
max(film)3440゜1765、1710.1
660.1593.1370.1270.1240.1
120.940゜840cm−’、MS:278[M+
コ、’ ”CNMR: E ppm(CDC1,)20
8.8゜202、8.170.2.167、0.137
.7.130.9.124.9.80.5゜78、7.
62.6.42.1.39.7.30.0.28.6.
25.0゜ハ0発明の効果 本発明化合物のP388白血病マウスに対する活性試験
を行なった。被検動物として5または6退会のBDPI
マウス(雄)を、1投与ごとに6または7匹用いた。試
験癌種にはP388白血病種を用い、被検動物−匹当り
10’個の癌細胞を腹腔内投与した。検体は、懸濁液と
して癌移殖後1日後にそれぞれの1回あるいは連続投与
の場合は5日間所定の投与量の投与を行なった。対照群
には、懸濁液の溶剤のみを腹腔内投与した。試験終了後
、それぞれの投与量でのI L 3%(Increas
edlife 5pan%、延命率)を計算した。IL
S30%以上を有効と判定した。
。[αコ、61′″(CHCIs )、 IR: V
max(film)3440゜1765、1710.1
660.1593.1370.1270.1240.1
120.940゜840cm−’、MS:278[M+
コ、’ ”CNMR: E ppm(CDC1,)20
8.8゜202、8.170.2.167、0.137
.7.130.9.124.9.80.5゜78、7.
62.6.42.1.39.7.30.0.28.6.
25.0゜ハ0発明の効果 本発明化合物のP388白血病マウスに対する活性試験
を行なった。被検動物として5または6退会のBDPI
マウス(雄)を、1投与ごとに6または7匹用いた。試
験癌種にはP388白血病種を用い、被検動物−匹当り
10’個の癌細胞を腹腔内投与した。検体は、懸濁液と
して癌移殖後1日後にそれぞれの1回あるいは連続投与
の場合は5日間所定の投与量の投与を行なった。対照群
には、懸濁液の溶剤のみを腹腔内投与した。試験終了後
、それぞれの投与量でのI L 3%(Increas
edlife 5pan%、延命率)を計算した。IL
S30%以上を有効と判定した。
S、: 実験動物の生存日数
SC: 対照動物の生存日数
アキミル酸Aラクトン2 m87kg、 5 m87k
gをそれぞれ1回投与した場合、ILSはそれぞれ38
%、35%であり、1 m87kg、 4 m87kg
をそれぞれ連続投与した場合、ILSはそれぞれ48%
、40%であった0以上の結果より、本発明アキミル酸
Aラクトンは顕著な抗腫瘍作用を有することが証明され
る。
gをそれぞれ1回投与した場合、ILSはそれぞれ38
%、35%であり、1 m87kg、 4 m87kg
をそれぞれ連続投与した場合、ILSはそれぞれ48%
、40%であった0以上の結果より、本発明アキミル酸
Aラクトンは顕著な抗腫瘍作用を有することが証明され
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるアキミル酸Aラクトン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22237185A JPS6281379A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 抗腫瘍剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22237185A JPS6281379A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 抗腫瘍剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6281379A true JPS6281379A (ja) | 1987-04-14 |
JPH0552292B2 JPH0552292B2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=16781300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22237185A Granted JPS6281379A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 抗腫瘍剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6281379A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009046432A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Kose Corp | 美白剤、美白用化粧料及び美白剤の製造方法 |
-
1985
- 1985-10-04 JP JP22237185A patent/JPS6281379A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
PHYTOCHEMISTRY=1982 * |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009046432A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Kose Corp | 美白剤、美白用化粧料及び美白剤の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0552292B2 (ja) | 1993-08-05 |
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