JPS6279111A

JPS6279111A - ペレツト搬送装置

Info

Publication number: JPS6279111A
Application number: JP60217196A
Authority: JP
Inventors: Yoshitaka Yaginuma; 芳隆柳沼
Original assignee: Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
Current assignee: Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
Priority date: 1985-09-30
Filing date: 1985-09-30
Publication date: 1987-04-11
Also published as: JPH0438647B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、原子炉の燃料として用いられるペレットを
高速で搬送するペレット搬送装置に関する。

〔従来技術〕

例えば、発電用原子炉の１ｒ３ｉＸであるＰＷＲ（加圧
軽水炉）の炉心内部には多数の燃料集合体が収納され、
各燃料集合体はさらに多数の燃料棒から構成されており
、この燃料棒の中には略円柱状の二酸化ウランペレット
が多数挿入されている。第５図にこのペレット１（長さ
８〜１５■、直径５〜１０ｆｉ）の外観を示すうそして
、この発明は、上述したペレット１の外径を測定する際
に使用されるペレット搬送装置に関する。

従来、ペレットの外径測定は抜取検査により行っていた
。しかし、製品精度の点からは全数検査が望ましい。そ
して、全数検査を行う場合は、レーザ光又は通過光を用
いた自動直径測定装置により各ペレットの外径を自動的
に測定することが能率的であるが、この場合、ペレット
を自動直径測定装置の測定場所へ高速で搬送し、かつ光
をペレットの軸に直角に通過させてペレットの外径を測
定可能とする装置が必要となる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ペレットを高速で搬送する装置としては、■第６図に示
すようなＶ字状の溝を有するウレタン裂等のベルト２に
よりペレット１０両側部を挾持し搬送する方法、■振動
式コンベアにより搬送する方法、笠が考えられる。しか
しながら、■の搬送方法は、ペレットの硬度が硬いため
、ベルトとペレットとの摩擦により有機物（ウレタン）
が削り取られ、ペレットに有機物が付着する問題が生じ
る。また、■の搬送方法は、振動のためにペレットの角
が欠けやすく、また、位置決め精度も悪い。

この発明は、上述した各問題を生じさせることなく、し
かもペレットを高速で搬送することができ、通過光式で
外径測定可能なペレット搬送装置を提供することを目的
としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、駆動車および従動車の間に張設された無端
環状の金属ワイヤを複数本平行に対向させて配置し、さ
らに複数のワイヤ案内車を、対向配置された前記金属ワ
イヤに当接させて配置し、前記対向配置された金属ワイ
ヤによってペレットを挾持し、外径測定のための光通過
場所を確保しながら高速で搬送することを特徴とする。

〔作用〕この発明においては、複数の金属ワイヤによってペレッ
トを搬送するので、ペレットに有機物が付着？ず、また
ペレットが欠ける恐れもない。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例によるペレット搬送装置の
平面図、第２図、第３図は各々、嬉１図に示す装置の拡
大左側面図および拡大右側面図、第４図は第１図に示す
Ａ−Ａ線拡大矢視図である。

これらの図において、符号３，４は駆動プーリである。

これらの駆動プーリ３，４は各々、大径のワイヤを張設
する２１固の肉厚のプーリと、これら２個のプーリの間
に配置され細径のワイヤを張設する２個の肉薄のプーリ
とを一体化して構成されており、軸線Ｂ、ｃを中心に回
動自在に設置され、モータ（図示略）によって駆動され
る。５，６は駆動プーリ３，４と同一構成による従動グ
ーりである。７，８（第１図、第４図）は、ガイドプー
リであり、駆動プーリ３，４と同様に４個のプーリな一
体化して構成されている。そして、これらの各プーリの
溝に無端環状の金属ワイヤ９ａ、９ｂ。

９ｃ、９ａ、１０ａ、１０ｂ、１０ｃおよびｉｏａが張
設されている。この場合、第４図から明らかなようにワ
イヤ９ａ〜９ｄの各断面の中心点、ワイヤ１０ａ〜１０
ａの各断面の中心点が各々−直線上に配置され、これに
よりワイヤ９Ｉ！Ｌ〜９ｄ。

１０ａ〜１０（ｌの速度が一定に保たれる。１１゜１２
は各々、ペレット外径を測定する自動直径測定装置の投
光器および受光器、１３はレーザ光、１４はガイドプー
リ７．８と同一構成のテンションプーリである。

以上の構成において、図示しな−いモータにより、駆動
プーリ６．４が矢印方向へ回転駆動されると、これに伴
い従動プーリ５，６が矢印方向へ回転し、ワイヤ９ａ〜
９ｄおよびワイヤ１０ａ〜１０（１がガイドプーリ７．
８に案内され、矢印方向へ循環駆動される。これらのワ
イヤ９ａ〜９ｄおよびワイヤ１０＆〜１０ｃｔｌＣよっ
てペレット１，１・・・が挾持され、毎秒１〜５個の高
速で搬送される。ペレット１，１・・・が自動直径測定
装置のレーザ光照射位置に搬送されてくると、投光器１
１から受光器１２ヘレーザ光１３が投光され、ペレット
１゜１・・・の直径を測定する。この場合、各々独立に
駆動されるガイドプーリ７．８によりペレット１゜１・
・・が挾持されるため、ペレット１，１・・・の位置決
めが正確に行われる。又、搬送に使うワイヤ９ａ〜９ｄ
およびワイヤ１０ａ〜１０ｄがペレット外径測定を妨害
しない範囲に限定されているので、外径測定の通過光は
確保される。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、駆動車および
従動車の間に張設された無端環状の金属ワイヤを複数本
平行に対向させて配＋１１．、さらに複数のワイヤ案内
車を、対向配置された前記金属ワイヤに当接させて配置
し、前記対向配置された金属ワイヤによってペレットを
挾持し搬送する構成としたので、 ■　ペレットへの有機物の付着およびペレットの損傷を
防止できる、 ■　ペレットの位置決め軸度が向上する、■　ペレット
搬送装置の保守が容易である、笠の利点が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるペレット搬送装置の
平面図、第２図、８８６図は各々、第１図に示す装置の
拡大左側面図、拡大右側面図、第・１図は第１図に示す
Ａ−Ａ線拡大矢視図、第５図はペレット１の外覗を示す
斜視図、第６図はＶ字状の溝を有するベルト２によりペ
レット１を挾持する方法を示す断面図である。１・・・・・・ペレット、３，４・・・・・・駆動プー
リ、５〜６・・・・・・従動プーリ、７，８・・・・・
・ガイドプーリ、９ａ〜９ｄ、１０ａ〜１０ｄ・・・・
・・金属ワイヤ、１３・・・・・・レーザ光、１４・・
・・・・テンションプーリ。

Claims

【特許請求の範囲】

駆動車および従動車の間に張設された無端環状の金属ワ
イヤを複数本平行に対向させて配置し、さらに複数のワ
イヤ案内車を、対向配置された前記金属ワイヤに当接さ
せて配置し、前記対向配置された金属ワイヤによつてペ
レットを挾持し、ペレット外径測定位置へ高速で搬送す
ることを特徴とするペレット搬送装置。