JPS6274299A - ウイルス分離用プレ−ト - Google Patents

ウイルス分離用プレ−ト

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JPS6274299A
JPS6274299A JP21321385A JP21321385A JPS6274299A JP S6274299 A JPS6274299 A JP S6274299A JP 21321385 A JP21321385 A JP 21321385A JP 21321385 A JP21321385 A JP 21321385A JP S6274299 A JPS6274299 A JP S6274299A
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  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はウィルス分離用プレート、更に詳細には、特定
の4糧の細胞を夫々含有する培地全保持せしめた細胞培
養プレートであって、ウィルス分離法の簡便化、ひいて
はウィルス検査のルチン化fe可能ならしめるウィルス
分離用プレートに関する。
〔従来の技術及びその間頂点〕
ウィルスは生きている細胞内でのみ増殖可能なので、病
原ウィルス全分離・検査するためには、患者材料を生き
ている培養細胞に接イ重し培發を行なうことが必要であ
る。しかも、ウィルスによって細胞の1惑受注が異なる
ため、斯かる分離・・If用として何種類もの細胞を生
かしておき、目的のウィルスに感受性のある細胞を適在
濾んでイ史えるようにしておく必要がある。このように
、ウィルスの分離・検査には細胞培養の技術と設備、更
には分離・検査用の細胞が特に必要であるため、ウィル
スの分離・検査は細菌検査と異なって一役病院の検査室
では行なわれていないのが実状である。
そして、仮に細胞培養が可能な施設があっても、病因と
して多数のウィルスが考えられる場合には、ウィルスの
分離・検査は著しく困碓な作夾である。
例えば、急性気道感染症(かぜ症候群)のような場合に
は、病因としてインフルエンザ(inf 1uenza
l、バラインフルエンザ(parainfluenza
l、RS 、アデノ(adeno )、エンテa (e
ntero )等多数のウィルスが考えられるが、これ
らの全てのウィルスに感受性を有する細胞はない。従っ
て1.@者材料をインフルエンザウィルス分離用の細胞
、パラインフルエンザウィルス分離用の・細胞、RSウ
ィルス分離用の細胞というように、感受性を異にする多
種類の細胞に接種全行ない試行錯誤によって培養細胞を
見出す以外に方法はない。しかし、これは美大な仕事i
t必要とし、ルチン検査として実施しうるものではない
。それ故に、衛生研究所等の専門施設でも、インフルエ
ンザ以外の急性気道感染症患者からのウィルスの分離を
業務として行なってはいない。
すなわち、ウィルス病は最も日常的な疾患であるにもか
かわらず、ウィルス分離が容易でなくルチン化されてい
ないために、病因ウィルス不明のまま診療が行なわれて
いるのが実状であった。
〔問題点を解決するための手段〕 斯かる実状において、本発明者は病因として多種類のウ
ィルスが考えられる場合にもウィルス分離・検査を日常
のルチン検査として実行可能なものとすべく鋭意研究の
結果、特定の4種類の細胞を夫々含有する培地を倒み合
わせて使用すれば、ウィルス分離を系絖的に行なうこと
ができ、従来、試行錯誤により行なわれていた困難な作
業が飛躍的に簡便化され、更にこの4種類の培地をマイ
クロプレートに保持せしめた形、聾で病院等に供給する
ことKよって、細胞培養技術や設備のない一般病院の検
査室でも細胞培養技術と同じようにウィルス分離・検査
が可能になることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、次の41類の細胞、(i)  ヒト
胎児肺由来の#!維芽細胞(HE L )(i)  H
ep−2 (i1)  Ver。
(M  MDCK を夫々含有する培地を保持せしめたことを特徴とするウ
ィルス分離用プレー)・である。
以下、本発明のウィルス分離用プレート金、これに使用
される上記4種類の細胞の頭文字をとってr HHVM
プレート」という。
本発明において使用される4種類の細胞は、いずれも一
般に入手可能なものであるが、ウィルスに対する細胞の
感受性を一定に保ち、常に安定した検査結果を得るため
、適宜継代培養を行なって使用するのが好ましい。
本発明において、4種類の細@全生きたまま供給するた
め、そしてウィルス感染細胞の増殖用として使用される
培地は、これらの細胞の培養が可能なものであれば特に
制限はなく、通常上記4種類の細胞の培養にi重用され
るものであればいずれをも用いることができる。この増
殖用培地は、4種類の細胞の夫々について同一であって
も異なってもよい。
また、本発明に使用されるプレートは、検査の目的に応
じて適宜選択することができるが、少なくとも4個の凹
部全有するものが好適である。凹部の形状は、細胞を含
む培地を保持しうるものであれば特に制限されないが、
穴の深さがウィルス分離操作において試験液の添加や培
地の震動等が具合良く行なえる程度のものが好ましい。
斯かる条件k ff4足するプレートの好ましいものと
しては、例えば縦横に複数の穴を設けた通常の組織培養
用マイクロプレート等が挙げられる。
本発明のHHVMプレートは、上記4種類の細胞を夫々
104〜105/rn18度に増殖用培地で細胞aを調
整した懸濁液を、夫々プレートの凹部に適当量接種する
ことにより調製される。
本発明のHHVMプレー)k用いてウィルスを分離する
には、患者材料を4種類の細胞全夫々含有する増殖用培
地に接種し、常法に従っていずれかの培地に細胞変性効
果(CPE)が現われるまで培養を行なう。培養日数は
、ウィルスによって異なり、通常2〜9日程度である。
次いで、感染細胞を選択し採取2行なう。採取は、CP
Eの最も強く現われた培地から行なう。感染細胞の選択
を行なうには、CPEの他、赤血球吸着現象の如きウィ
ルスの検査に使用される通常の判別方法を併用丈るのが
好ましい。そして、ウィルス分離に好適な感染細胞の選
別全適確に行なうためには、後記第1表に示すような分
離のだめの指標となるウィルス固有の特徴を整理したも
のを用意しておくのが好ましい。斯かる指標表があれば
、分離されたウィルスの種類を正確に判別することがで
き、最終的にウィルスの型を決定するまでの分離・検査
の作@を系統的に行なうことができる。斯くして選別さ
れ採取された感染細胞は、常法に従って継代培養を行な
うことによりウィルスを分離することができる。分離さ
れたウィルスは既に種類が判っているので、常法に従っ
て抗原抗体反応等を用いて型を決定すればよい。
〔作用〕
本発明のHHVMプレートの4ai類の細胞に、−例と
して急性気道感染症の病因となる各種のウィルスを作用
させCPEを観察した結果、及び赤血球凝集(HAI試
験を行なった結果を第1表に示す。
第1表から明らかな如く、4種類の細胞はウィルスによ
って感受性が異なるため、この相異を指標とすれば病因
として多種類のウィルスが考えられても、ウィルスを容
易に分離することができ、同定することができる。
第1表 注) 表には、分離のための指標となる顕著な変化のみ
示した。
′注) ウィルスの略号は次のものを示す。表中の名称
について以下同じ。
Flu :  インフルエンザウィルスparafl 
:バラインフルエンザウイルスpolio  :ポリオ
ウイルス HSV  :ヘルペス シンプレックス (herpe
ssympLex )ウィルス CMV  :サイトメガロ(cytomegalo  
) ウィルス〔実施例〕 次に実施例及び試験例を挙げて説明する。
実施例1 下記方法によりHHVMプレートをA製した。
tl)  al胞 ヒト二倍体細胞としてHEL、i化細胞としてHep−
2、Ve ro 、 MDCK f用いた。
(21増殖用培地 ■)(EL及びMDCK用 MEMイーグル培地(以下、MEMという)+10チウ
シ胎児血清(FC8l+ペニシリン100U/+++t
+ストレプトマイシン100 μg−/づ ■Hep−2及びVero用 MEM+1.’O[子ウシ血清(C8I+ペニシリン1
00 U / ml+ストレプトマイシン1001tP
/m1 (3)細胞の継代 ■継代日 ウィルスに対する細胞の感受性金一定に保ち、常に安定
した結果を得るために、HEL、 t(ep−2、Ve
ro、 MDCKはすべて月、金、水、月、金、水と定
期的に継代した。継代細胞はすべてA、Hの2系列とし
、AとBの継代金1列ずらした。
すなわち、第1週にAを月、全1省日に)迷代し、Bを
水−日に継代すれば、第2週は13が月、金曜日の継代
となり、Aは水曜日の継代になる。
第3週lハまfcAが月、金になる。このようにして、
毎週月曜日、金4日の2回、同一条件の細胞をプレート
A、LSJ用に供することがで角るようにした。
■継代法 C式Mtt+全含まない燐酸緩衝液(−PBS )で細
胞を洗った後、HE LとHep−’lは031%トリ
プシン(TRYPSIN 1 : 250 、ディフコ
社製)で7・角化、Vero とMDCKは0.1%ト
リプシンと0.02チEDTA (ドータイト 2NA
、和光紬薬製)の′fr喰混合液で消化した。消化後、
HELはルーびん1本の細胞を2倍1100711Jに
(細胞数は約15 X 10’ / ml ) 、 )
Iep−2は5X1t)’/nl、 Veroば7X1
0’/d、MDCKは15×104/ダに増殖用培地で
細胞数を調整して懸濁液とし、ルーびんには5Qml、
角びん(55×55X150ymlには15.7+/!
全接種して継代した。
+4)  HHVMプレートの調製 ■1偏整日 毎週月、金の2回、上述した細胞継代と同時に調製した
■@胞懸濁液 マイクロプレート調製用の細胞懸濁液は上述の細抱継代
用と同一のものを用いた。すなわち、a胞数14HFJ
L : 15 X LO’/lnl、 Hep−2: 
5X 10’/ml、  Vero  :  7 X 
10’ /rn1% MDCK :15 X 10’ 
/rIIlである。
■プレー1への接種 組織培養用マイクロプレート(8×12穴、豊島復作所
製)を横に使い上から横2列づつHEL、Hep−2、
Vero 、 MDCKのl1jI序に、細胞懸濁液0
.2 ml!を各穴に接種した。
■培養 36℃、CO2培妻(へ)で3〜5日培養した。すなわ
ち、月曜日にAnしたプレートは木、金、土に使用し、
金曜日に調製したものを月、火、水に使用した。
試験例1 実施例1で得たH)(VMプレートを用いて急性気道感
染症患者の保有するウィルスの分離・検査を下記方法に
より行なった。
〔I〕試験方法 (i)咽頭ぬぐい液 患児の咽頭を擦っだめん棒を3−の運搬用培地(MEH
+0.5俤ゼラチン+0.02チウシ血pアルブミン+
ペニシリン300U/ml、ストレプトマイシン300
μJ/ml )に攪きまぜ、3000回15分遠心後、
上清を用いた。
12)材料接種 ■細胞の洗浄 分離用プレートを一気に手で損って培養液金捨て、穴の
境についた液をティッシュペーパーで拭き取った後、P
BSi各穴に0.2 ml加え、1分後再び一気に液を
振り捨て、プレート表面についたfをペーパーで拭き取
った。
■推持液の滴下 次の21類の維持液0.1 mlを各穴に滴下した。
a、HEL及びHep−2用 M E M + 2%無ガンマグロブリンC3+ペニシ
リン100U/mJ+ストレプトマイシン100 pf
/ml b、Vero及びMDCK用 M E M + 5%M E M ヒタミン溶1(i0
0×4縮、ギプコ社製)+グルコース2mQ/罰+結晶
トリプシン(タイプ1、シグマ社製)0.2μ?昨l+
ペニシリン1000/*A+ストレプトマイシン100
μL?inl■材料接種 各穴に維持液O3l ml加えたプレートの1列8穴(
4種細胞各2穴)に咽頭ぬぐいQ、(i倹体)各Q、 
l me f接種した。1枚のプレートに11+*体を
接種し、残りの1列8穴には運搬用培地Q、 l m、
lを接種し対照とした。
(3)培養 36°C5Co、培養器で培要した。
(4) CP E観察 接種後、隔日にCPEをL視察した。
(5)赤面法吸音現象 培養7日月、Vero細胞の1列に0.14モルモット
血球0.1 rn1滴下し4℃、30分放置後、サーモ
ミキサーでプレートを震動させて吸着しない血球を浮上
させ吸着の有無?判定した。
(6)継代 CPEが確認されたときは、パスツールピペットで感染
細胞と培養液企及い上げ試験管の同一細胞2本に接種継
代した。襟数の細胞にCPEが認めら□、たときは、最
もCPEの強いものを同じ細胞で継代し九。赤血球吸着
性全盲するものは同一細胞に継代した。
(7)同定 すべての分離株についてモルモット、ミドリザルおよび
ヒトO型皿球の0.5チ赤血球浮遊液を用い、赤血球凝
集(HA)試験を行い、CPEとHA試験の結果から、
次のような順序で同定乞進めた。
ヒト)について国立予防衛生研究所から分与された標準
抗血清(A:熊本/37/79−パンコク/10/83
 、フィリピン/ 2/83 。
B:レンガポール/222/フ9.ノルウエー/1/8
41を用い赤血球凝集抑制(HI 1試験を行なった。
■RSウィルス f(ep−2だけにCPE(シンシチウム)を形成し、
I(A(−1の分離株について、自家製のモルモット抗
RSウィルス血清を用い、中和試験を行なった。
■バラインフルエンザウィルス (+)の株について自家製のモルモット抗パラインフル
エンザ1,2.3型血清と用いH1試験を行なった。
■アデノウィルス アゾン様CPEを示した株について、患者の堅ア血清を
用いてCF試験を行ないアデノウィルス共通抗原を確認
した後、サル血球のHA (+) (−)に分けて、手
研から分与された抗血清を用い、番号の若い順序に中和
試験を行なった。
■エンテロウィルス エンテロウィルス様のCPEを示したものにライて、抗
ポリ第1,2,3ブー/l/、COX B1−6プール
血清で中和試験を行ない、陰性ノモのはエコーウィルス
のプール血清で中和試、倹を行なった。プール血清で陽
性の場合はそれぞれ単独の抗血清で型決めの中和試験を
行なった。
■ヘルペスンンブレツクスウイルス(l(SV)ヘルペ
スウィルス様のCPE1示したものについては、家兎に
免疫して作成した抗ヘルペスシンプレンクスウイルス抗
体で同定を行なった。
■サイトメガロウィルス[CM¥1 す1トメガロウイルス様のCPEI示したものについて
、ヒト血清中よりスクリーニングで得られた抗サイトメ
ガロウィルス血清にて同定を行なった。
〔■〕ウィルス分分離積 仙台市スペルマン病院小児科を訪れた小児急性気道パ1
に染症1,072例の咽頭ぬぐい液i HHVMプレー
トに接種してウィルス分離を試みたところ、315例(
29チ)からウィルスが分離された。
(i)分離ウィルスの種類 分離されたウィルス315株のうち同定できたものは3
14(朱であるが、その内訳はインフルエンザA(2m
1.インフルエン”fB (i46株)、ハラインフル
エンザ−2(391,パラインフルエンザ−3(2株)
、R8(70株)、アデノ−1(9株)、アデノ−2(
i4株)、アデノ−3(4株)、ポリオ−2(2株)、
cox B 5 (5株1 sヘルペスシンプレックス
()1sVI  (21株)、サイトメガロ(CMVI
(26株)の1211煩であったエンテロ11味は未同
定である。
(2)4橿細抱のウィルス感受性 315株のウィルスがどの細胞で分離されたかを第2表
に−まとめて示した。
以下余白 第2表に示す如く、インフルエンザウィルスは、A%B
いずれもMDCKだけにCPEが認められた。パライン
フルエンザウィルスは2.3型ともにVero  だけ
にCPEIシン′シチウム)が認められた。RSウィル
スはHep−2にはシンシチウム、HELには変性型の
CI) Eが出現したが、分離率はHep−2の方が高
かった。アデノウィルスは4種類の細胞すべてにCPE
EがiZめられたが、感受性には若干の差が認められた
Hep−2が最も感受性が高かったが、CPEはI(E
LO方が見やすかった。エンテロウィルスは4種細胞に
対する感受性に違いが認められ、cox B 5ウイ/
l/スは14ep−2とVerOで、ボリオウイ/l/
スはHEL、Hep−2、VerOで分離された。未同
定のエンテロウィルスの中にばf(E Lのみで分離さ
れたものと、Hep−2およびVer。
でも分離されたものに分けられた。H6VはHE L 
、 t(ep−2、Vero 、 MDCKすべてにC
PEが出現したが、MDCKの感受性が劣った。CMV
はHELだけにCPEを認めた。
f3) CP E出現までの日数 分離ウィルス315株のうち、CPE出現の遅いCMV
i除いたインフルエンザ、バラインフルエンザ、tts
、アデノ、エンテロ、H8’Vの289株について、最
も感受性の高い細胞でCPEが出現するまでの日数を示
しだのが第3表である。
第3表 第3表に示す如く、インフルエンザウィルスは146株
のうち76株(521が3日以内に、132株(90%
)が5日目まで)てCPEを示した。RSウィルスは7
0株中52株(74%)が5日目までに、68株(97
%)が7日までにCPE’i示した。アデノウィルスは
CPEの出現が比較的遅く、25株中5日以内に17株
(63%)、7日までに21櫟(78鴫)が検出された
。エンテロウィルスは18昧中17株(94チ)が7日
以内にCPEを示した。
H8Vは最も早く21株すべて6日以内にCPEが認め
られた。
斯くして、約1,000例の小児急1ヶ気道・”へ染症
の咽頭ぬぐい液から1()(VMプレーh’を用いウィ
ルス分離ヲ試み、インフルエンザA、B、パラインフル
エンザ2,3;R3;アデノ1,2゜3 ; H8V 
; CMV ; COX B5 、ポリ第2のほか未同
定のエンテロウィルスを分離することができた。従って
、主要な病原ウィルスはほとんど分離可能であることが
分った。そして、急性気道感染症のような症候群の場合
でも、HHVMプレートを使えば多種類の目標ウィルス
を分離できることが判明した。
〔発明の効果〕
本発明のウィルス分離用のHHVMプレートは、紙上の
妬く構成されるものであるため、実用上、極めて有利に
使用できるものである。
fil  本発明)If(VMプレートを用いたウィル
スの分離・検出法は従来のチューブ法に比較し、著しく
簡便であり、しかもウィルス感受性はチューブ法に劣ら
ない。
HHVMプレートの1穴が従来法のチューブ1本に相当
するから、便用細胞の量はチューブ法の約10分の1で
済む。従って、細J@調製に要する4其ならびにJ@r
sも10分の1で済む訳で、従来のチューブ法に比較し
著しい省力化、経済化が可能である。
また、例えば96穴のプレートであれば1枚で10枚体
を4種類の細胞に接種できる訳であり、CO,培養器1
台で1,000枚体以上の検査も可能である。しかも、
1枚のプレートは96本のチューブに相当するから、C
PEの観察もチューブを1本ずつ操作する従来の方法と
比較して著しい省力化が可能である。
以上の招来、 HHVMプレー)k用いることによって
、急性気道感染症のような症候群の場合でも、ウィルス
分*’を十分ルチン検査として行なうことができる。
(21fHffMプレートを供給されれば、一般病院の
検査室では検体を接種してCPEを観察するだけで、ウ
ィルス分離が可能になる。すなわち、作業の1変が細旭
検査と同レベルになる訳で、例えば週2回プレートヲ供
給されれば、毎日ウィルス分離が可能であシ1、一般病
院でもルチン検査としてウィルス分離が可能になる。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の4種類の細胞、 (i)ヒト胎児肺由来の繊維芽細胞 (ii)Hep−2 (iii)Vero (iv)MDCK を夫々含有する培地を保持せしめたことを特徴とするウ
    ィルス分離用プレート。
JP21321385A 1985-09-26 1985-09-26 ウイルス分離用プレ−ト Granted JPS6274299A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532501A (ja) * 2005-03-10 2008-08-21 アレキサンダー,ロバート ウイルスの診断法およびこれに使用するウェル
CN102337249A (zh) * 2010-07-23 2012-02-01 复旦大学 一种mhv混合细胞培养多种病毒的培养方法

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