JPS6272081A - 指紋情報検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ガラス板とホログラムを用いて装置の薄型化をはかり、
複数指をスキャン照明し、例えば５指を掌の要を中心に
固定し、軍の要を中心にスキャン照明をして、掌の要に
置かれた１個のホログラムですべての指紋像を取り出し
、また撮像素子を固定したままで画像を取り出すことが
できる指紋情報検出装置を提起する。

〔産業上の利用分野〕

本発明はホログラムを用いた指紋情報検出装置に関する
。

情報化社会の進展にともない、情報処理システムのセキ
ュリティに関する諸技術が発達してきた。

例えばコンピュータルームへの入室管理に従来のＩＤカ
ードや、暗証番号に代わって、指紋や掌紋等を利用した
個人照合システムが導入され始めている。

このための指紋情報検出装置は、薄型化、簡易化と、か
つ指の大小等の個人差に影響されないで入力できること
が望まれる。

〔従来の技術〕

第４図（１）、（２）はそれぞれ従来の指紋情報検出装
置の断面図と斜視図である。

図において、装置の構成は、指紋情報人力手段としてプ
リズム４１と、光源としてラインランプ４２と、撮像手
段としてカメラ４３と、カメラをスキャンするＸ軸ステ
ージ４４、およびステージコントローラ４５とよりなり
、この装置により複数指の同時入力を行うにはプリズム
４１が大きくなり、またカメラ４３を１指ごとに移動さ
せなければならないとい゛う欠点があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の指紋情報検出装置では、装置規模が大きくなり、
複数指の同時入力を行う場合には撮像素子を移動させる
必要があった。

（問題点を解決するための手段〕 上記問題点の解決は、指を密着させるガラス板ｉｌｌと
、指紋像を取り出すホログラム（２）と、指をスキャン
照明する照明手段（３）と、該ガラス板（１）に対する
指の接触位置を固定する手段（４）と、撮像手段（６）
とを具備してなり、複数指をスキャン照明して該ホログ
ラム（２）で指紋像を取り出すようにしだ本発明による
指紋情報検出装置により達成される。

〔作用〕 指紋情報検出方法はガラス平板（導光板）よりなる全反
射フィルタリングとホログラムによる指紋取り出し方法
を用いる。

これは、ガラス平板の界面において、９ｐ界角以上で入
射した凸部（指紋隆線）からの情報光のみが、ガラス平
板中を全反射を繰り返して伝播してゆく　（全反射フィ
ルタリング）、またその情報光をホログラムにより回折
して空気中へ導く方法である。

以上の方法を採用して、装置の薄型化をはかり、５指を
掌の要を中心に固定し、軍の要を中心にスキャン照明を
して、１個のホログラムですべての指紋像を取り出し、
また撮像素子を固定したままで画像を取り出せる構成と
した。

このため、本発明による指紋情報検出装置は、薄型化、
簡易化され、指の大小等の個人差に影響されないで入力
できる。

〔実施例〕

第１図は本発明の指紋情報検出装置の断面図である。

図において、装置の構成は、指紋情報入力手段としてガ
ラス板１とホログラム２と、レーザ光源３Ａとスキャナ
３Ｂよりなる照明手段３と、重接触板４Ａと抗４Ｂ、４
Ｃとよりなる指固定手段４と、撮像手段としてカメラ５
とよりなる。

第２図は本発明の指紋情報検出装置の平面図である。

図において、全反射光が伝播するガラス板ｌの上に掌が
直接接触するのを防ぐ重接触板４Ａと、掌の位置を固定
するために親指と人差指、薬指と小指間に挟む抗４Ｂ、
４Ｃと、掌の要Ｐ点に置かれたホログラム２の配置が示
されている。

掌の要Ｐ点は５指を拡げたとき各指の方向を示す線分の
交点をいう。

ここにホログラムを置き、２本の杭で掌を固定すると、
掌の要はいつもホログラムの上に置くことになる。

また、指先からの情報光は掌の下のガラス板中を伝播す
るため、掌が直接ガラス板１に接触すると全反射条件が
くずれてしまう。そのため、伝播経路が常にガラス／空
気界面であることが必要となるので、重接触板４Ａはガ
ラス板１から浮かして設ける。

つぎに、光のスキャン方式について説明する。

第３図は本発明の指紋情報検出装置の光のスキャン方式
を説明する平面図である。

図において、スキャンはガラス板ｌ上で掌の要Ｐ点を中
心にして同心円状に一定幅で、Ｐ点よりある間隔をとっ
て行う。

この間隔は、指紋凸部から出た情報光が、例えば２回全
反射を繰り返す距離にする。

また、一定幅も間隔と同じにしておけば、個人差による
指の長短があっても１個のホログラムで、全指の指紋を
取り出すことができる。

〔発明の効果］ 以上詳細に説明したように本発明による指紋情報検出装
置では、装置が薄型化され、指の長短に影響されないで
、かつ撮像素子を固定したまま複数指の同時入力を行う
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の指紋情報検出装置の断面図、第２図は
本発明の指紋情報検出装置の平面図、第３図は本発明の
指紋情報検出装置の光のスキャン方式を説明する平面図
、 第４図（１１、（２）はそれぞれ従来の指紋情報検出装
置の断面図と斜視図である。 図において、 １はガラス板、 ２はホログラム、 ３は照明手段、 ３Ａはレーザ光源、 ３Ｂはスキャナ、 ４は指固定手段、 ４Ａは宗接触板、 ４Ｂ、４Ｃは杭、 ５はカメラ 本発明の表１ｆ）断面図 多　７１１ｆｆｉ 胎１ワ 炎鞘ｅ靜光つス縣シ方べ４と説媚５５壬面朋ｚ　３目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 指を密着させるガラス板（１）と、指紋像を取り出すホ
   ログラム（２）と、指をスキャン照明する照明手段（３
   ）と、該ガラス板（１）に対する指の接触位置を固定す
   る手段（４）と、撮像手段（６）とを具備してなり、複
   数指をスキャン照明して該ホログラム（２）で指紋像を
   取り出すようにしたことを特徴とする指紋情報検出装置
   。