JPS626381Y2 - - Google Patents

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JPS626381Y2
JPS626381Y2 JP17668781U JP17668781U JPS626381Y2 JP S626381 Y2 JPS626381 Y2 JP S626381Y2 JP 17668781 U JP17668781 U JP 17668781U JP 17668781 U JP17668781 U JP 17668781U JP S626381 Y2 JPS626381 Y2 JP S626381Y2
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JP
Japan
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liquid
flange
liquid receiver
low
leakage
Prior art date
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JP17668781U
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English (en)
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JPS5882589U (ja
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 従来のフランジ部の漏洩液受け装置は第1図イ
の正面図及びロの側面図に示すように、フランジ
面1′にフランジ締付用ボルト2′を介して直接液
受け3′を取付けていた。従来の漏洩液受けは次
のような欠点があつた。(1)液受けを補修する場合
はボルトナツトを抜取り取外す必要があり、配管
内に低温液がある場合は非常に危険な作業とな
る。また取付場所は第1図に示すようにフランジ
下方であり、鉛直方向の漏洩液を受けるのみであ
つた。(2)実際液が漏洩する場合はフランジ間隙に
もよるが配管内圧力により円周方向に液洩れの可
能性が強く、それに対して無防備であつた。(3)更
に蒸発促進のために低温液受けには張水するのが
普通であるが、雨水等により液受けが満水状態で
あると低温液が漏洩してくると通常は比重が水よ
り軽いために液受けより低温液がオーバーフロー
するために本来の目的を逸する問題があつた。
本考案は従来の上記欠点を排除することを目的
として考案されたものである。
本考案は、低温配管のフランジ部の直下に位置
せしめられる液受けを、このフランジ部のフラン
ジ面を覆うように上部および側部にかけ渡された
スプレーシールド兼用の液受け固縛バンドにより
取付けると共に、前記液受けにはその漲水液位よ
り下方において開口するオーバーフロー管を設け
たことを特徴とする、フランジ部の漏洩液受け装
置に係り、(1)フランジ締付用ボルトナツトとは関
係無しに液受け補修が可能で、(2)スプレーシール
ドを装備しフランジ円周方向の液洩れに対し防御
可能で、漲水液位をコントロールし必ず低温液を
収容できるスペースを確保するため漲水液オーバ
ーフロー管の配置を工夫したフランジ部の漏洩受
け装置を提供しようとするもので、液化ガス
(LPG,エチレン,LNG)船の低温液(含LN2)配
管フランジ継手部の液受け、陸上低温液配管につ
いても漏洩時に周辺構造物の機器に損傷を与える
可能性があるものについて応用できるものであ
る。
本考案のフランジ部の漏洩液受け装置の一実施
例を第2図について説明する。第2図イは本考案
のフランジ部の漏洩液受け装置の一実施例の正面
図、ロはその側面図、ハはイのA−A断面図を示
す。低温液受け1を固定すると共に円周方向の漏
洩液を防御し液受けに回収させる目的のスプレー
シールドを兼用する固縛バンド2及び液受けの回
転移動を防止するガイド3をフランジ締付用ボル
ト8の横に配置する。一方配管軸方向の移動を防
止するストツパ4(先端が両フランジ面の隙間に
挿入され、基部は液受け1に溶接されている。)
を設けている。液受け1の取り付け、取り外しを
容易にするため、固縛バンド2の一端にボルトナ
ツト5を具え、低温液受け1に設けられたブラケ
ツト6と着脱できるように構成されている。9は
漲水,10は低温液を示す。漲水液位と漏洩液受
入容積を確保するオーバーフロー管7が低温液受
1に設けられている。オーバーフロー管7の下端
は液受け1内の底面近くに開口しており、比重の
関係で漏洩LNG等よりも下方に溜る水の方を優
先して外方へオーバーフローさせる。12はガス
ケツトを示す。
本考案の作用について説明する。液受け1の取
り付けは取り付け用ボルトナツト5により容易に
締付け可能で、取り外しも同様である。低温液が
漏洩した場合固縛バンド2の内面と両フランジ面
間の隙間11に沿つて流れ、液受け1に回収され
る。漲水9は液受け1により一定液位が確保され
ると同時に低温液10収容スペースも確保され、
確実に漏洩液は外部に飛来することなく安全に液
受け1に溜り蒸発される。
本考案は以上の構成よりなり、次のような効果
を奏するものである。
(1) フランジ締付用ボルトナツトと無関係に液受
けが取り付けられているため、低温配管特有の
運転時の増締め(低温液を流すとフランジ部に
隙間を生じ、ボルトナツトを再度締付ける必要
がある)が容易にできる。また補修のための取
り外し、取り付けも安全にできる。
(2) スプレーシールドがあるため円周方向の漏洩
液飛来を防御でき、周辺構造物や作業者に対す
る被害をなくすることができる。
(3) オーバーフロー管により漲水液位をコントロ
ールすることにより低温液のオーバーフローの
必配がない。
【図面の簡単な説明】
第1図イは従来のフランジ部の漏洩液受け装置
の正面図、ロはその側面図、第2図イは本考案の
フランジ部の漏洩液受け装置の一実施例の正面
図、ロはその側面図、ハはイのA−A断面図を示
す。 1′……フランジ面、2′……締付用ボルト、
3′……液受け、1……液受け、2……固縛バン
ド、3……ガイド、4……ストツパ、5……ボル
トナツト、6……ブラケツト、7……オーバーフ
ロー管、8……フランジ締付用ボルト、9……漲
水、10……低温液、11……両フランジ面間隙
間、12……ガスケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低温配管のフランジ部の直下に位置せしめられ
    る液受けを、このフランジ部のフランジ面を覆う
    ように上部および側部にかけ渡されたスプレーシ
    ールド兼用の液受け固縛バンドにより取付けると
    共に、前記液受けにはその漲水液位より下方にお
    いて開口するオーバーフロー管を設けたことを特
    徴とする、フランジ部の漏洩液受け装置。
JP17668781U 1981-11-30 1981-11-30 フランジ部の漏洩液受け装置 Granted JPS5882589U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17668781U JPS5882589U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 フランジ部の漏洩液受け装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17668781U JPS5882589U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 フランジ部の漏洩液受け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5882589U JPS5882589U (ja) 1983-06-04
JPS626381Y2 true JPS626381Y2 (ja) 1987-02-13

Family

ID=29969874

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JP17668781U Granted JPS5882589U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 フランジ部の漏洩液受け装置

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JP (1) JPS5882589U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5220504B2 (ja) * 2008-07-25 2013-06-26 株式会社テイエルブイ 弁類の作動状態検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5882589U (ja) 1983-06-04

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