JPS6259550A - 熱軟化性物質の繊維の製造装置 - Google Patents

熱軟化性物質の繊維の製造装置

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JPS6259550A
JPS6259550A JP19736085A JP19736085A JPS6259550A JP S6259550 A JPS6259550 A JP S6259550A JP 19736085 A JP19736085 A JP 19736085A JP 19736085 A JP19736085 A JP 19736085A JP S6259550 A JPS6259550 A JP S6259550A
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JP
Japan
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hood
fibers
heat
wall surface
heating
Prior art date
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Application number
JP19736085A
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English (en)
Inventor
Narikazu Yoshii
成和 吉井
Keihachiro Tanaka
田仲 啓八郎
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6259550A publication Critical patent/JPS6259550A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱軟化性物質の繊維の製造装置に係り、特にガ
ラス繊維等の熱軟化性物質の短繊維製造装置であって、
集綿部フード壁面への短繊維の付着を防止する手段を備
えた熱軟化性物質の繊維の製造装置に関する。
[従来の技術] 熱軟化性物質の短am、例えばガラス繊維、口・2クウ
ール、スラグウールあるいはシリカアルミナ繊維等のセ
ラミックNh維奢製造する方法としては、従来より種々
の方法が行われており、火炎吹(=1法、蒸気吹付法、
遠心法等が周知である。
きらに近年旋回ガスジェットをガラスの溶融押出流に吹
き付けてlB繊維化る回転ガスジェット法(RG J法
)が実用化され、注目されている。
これらの製造法において、ガラス等の被繊維化物質を短
繊維状に1Ii11N繊化するに際しては、被繊維化物
質から作ったフィラメント状物を垂下させながら、又は
溶融槽中の溶解物を紡糸孔より筬し出しながら、これに
向けて火炎や高温高圧の気体流(ハスや空気など)を噴
出させたり、あるいは遠心力を利用して短ta維状にす
る。(本発明においては、このように被繊維化物質を垂
下もしくは流し出し、これに高温高圧気体流を吹き付け
たり、遠心力を利用して短繊維状にする機構を、rW!
1維化手維手という、)そして、これにフェノール樹脂
、メラミン樹脂等のバイダー液を噴霧して付着させ4 
これを直ちにコンベアネット等の集綿装置に吹き付けて
マット状に形成し、後下程の熱処理炉へと送り1.<イ
ングー成分を硬化させて製品とする。
第3図はガラス短繊M&製造装置の概略的な構成を示す
断面図であり、ガラス原料貯蔵庫lから原料ガラスを溶
融タンク2に送給し、溶解したガラス3を繊維化1段4
により短繊維化させる。短繊維7は、フード5内を飛翔
すると共に、スプレーノズル6から噴霧されるバインダ
ー液が付着せしめられる。この短繊維7をコンベアネッ
ト8等の集綿装置に捕集する。捕集された短繊維7は熱
処理炉9内を通過され、乾燥、バインダー成分の硬化及
び抑圧処理を受けてガラス短繊維のマット状品10とさ
れる。
なお、図示はしないが、コンベアネット8の上側走行部
の下面に対向して上開きの吸引絢が設置され、コンベア
ネット8の上側走行部をサクションしている。
而して、上記のフード5は、高速ガス流によって飛翔せ
しめられた短繊維や、噴霧されたバインダーが飛散せぬ
ようにすると共に、規格通りの各種断熱材製品を効率良
く製造するために設置されており、繊維手手段4と集綿
装置(コンベアネット8)の間の部分(短繊維飛翔部)
を殆ど密閉するように囲繞している。
このフードとしては、固定壁構造とされた固定式のもの
と、ベルト状のフード壁面をローラで支持し、該ローラ
の回転によりベルトを移動させ、フード内面を更新する
ようにした移動式のもの(例えば、米国4.シ許3,8
01,243等)とが知られている。
[発明が解決しようとする闇題点] 前述のように、繊維化手段から飛翔せしめられた1t2
JJLtftに向けてバインダー液がスプレーされてい
るので、フード5内は高湿度となっている。
(蒸気吹付法の場合には、噴出された)入気により、一
層高い湿度になる。) また、繊維化1段では、溶融ガラスを延伸するために高
温蒸気や高温ガスを噴出しているので、フード5内は外
気温よりも高温度となっている。
(遠心法の場合には、溶融ガラスは遠心力により延伸さ
れるのであるが、遠心力で飛散する繊維を   □下向
きに飛翔させるために空気を噴射しており、高温のガラ
ス繊維や繊維化−L段と接触して昇温された空気がフー
ドS内を通過するので、やはりフード5内は外気よりも
高温度となる。)而して、フード5内の内壁面は、低温
の外気により冷却され、フード5内の温度よりも低くな
り、高温多湿のフード内雰囲気が該内壁面に接触して結
露が生じ、水滴が発生する。
一般に、フード5内の気体の流れは乱流状態にあるので
、短繊維も乱流状態となってフード5内を飛翔する。ま
た、この短繊維には、粘着性を有するバインダター液が
付着されているので、フード内壁面に水滴が存在すると
、短R雄がこのフード内壁面に極めて付着し易くなる。
フード内壁面に短繊維が付着すると、様々な問題が生起
する。
即ち、フード壁面に付着した短繊維の綿屑が時間の経過
と共に成長し、つらら状になり、モして綿屑自身の屯み
によって、ついには集綿されつつあるコンベアネット上
に落下する。落下した綿8は製品の中に混入し、できト
がった製品の密度分!0のムラや未乾燥部分を作る原因
となり製品の品質に不具合を生じさせ、製品不良の原因
となる。
その他、後丁程の乾燥機フライトに付着したり、水分を
多1−に含んで綿屑であれば、製造途中でマント切れを
生じさせる等の様々な問題の原因となる。しかも固定式
フードを有する短繊維製造装置においては、フード内壁
面の綿屑除去掃除のために製造を一時停止Iニしなけれ
ばならず稼動率低下の原因ともなっていた。
フードとしては、前記した様に固定式フードと移動式フ
ードがあるが、固定式フードの場合には、フード外面か
らの伝播する低い外気温によって、フード内壁面が低温
になり、結露が生じ、叙1−の問題が発生する。また、
移動式フードの場合においては、ベルト状のフード壁面
がフード外面側に移動してきたときに、付着した短繊維
を機械的にかき落して除去することができるが、フード
壁面が外気によって冷され低温(フード内の露点以下)
になった状態で、高温多湿の状態にあるフード内部に導
入されるので、結露が生じ、同様の問題が発生する。
[問題点を解決するための手段] 本発明の熱軟化性物質の繊維の製造装置は、短繊維飛翔
部を囲繞するフードの内壁面を昇温させるための加熱手
段を設けたものである。
[作用] 加熱手段により、フード内壁面を露点よりも高い温度に
加熱することができるので、結露が防止され、短繊維の
該フード内壁面への付着が抑制される。
[実施例] 以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
:tS1図及び第2図は本発明の実施例に係る短繊維製
造装置を示し、第1図は、固定式フードを採用した装と
、第2図は移動式フードを採用した装置に係り、それぞ
れフード部分の構成を表す斜視図である。
第1図において、固定式のフード5は4個の固定壁5a
〜5dによって四角に構成されている。
各固定壁5a〜5dは、浅箱形状をなしており、その内
部は上下方向に延設された複数枚の仕切板11によって
仕切られ、葛折状の気体の通路12が形成されている。
該通路12の始端側には、配管13を介して。
ヒータ14aを内蔵する温風発生器14が接続されてい
る。該通路12の終端側には、配管15が接続されてお
り、温風を隣接する固定壁内に導入している。(固定壁
5a〜5b、5b〜5C1及び5c〜5dはそれぞれ配
管15で接続されている。)4個目の固定壁5dの波路
終端側から排出された温風は、送風器(図示せず)を経
て配管16から1与度温風発生器14に導入される。
このように、固定壁5a〜5d内部に導入される温風に
より、フード5の内壁面が露点以上に加熱され、結露が
防1トされる。
なお、各固定壁5a〜5dの外面側には断熱材17が貼
設されており、該外面からの熱の放散を抑制し、加熱効
率を高めている。また、各配管13.15.16及び温
風発生器14なども断熱材で被包されている。
第2図の実施例装置においては、移動式のフード5は4
枚の移動壁5e〜5hにより構成されている。各移動壁
5e〜5hは、無端のベルト18、ベルト18を支持す
るローラ19.20、並びにベルト18で挟まれた移動
壁内部に設置された浅箱状の加熱肯21より主として構
成されている。ローラ19.20の一方又は双方は、モ
ータ等(図示せず)によって駆動され、ベルト18を無
端回動させる。
加熱fiI21の構成は、固定壁5a〜5dの構成と同
様であるので、同一部材に同一符号を付して、その説明
を省略する。
この第2図の実施例装置においては、加熱絢21からベ
ルト18に熱が伝わり、ベルh18のフード内面側を露
点以1の温度に加熱して、結露を防1ヒすることができ
る。
なお、各固定壁5a〜5dや加熱−21の通路12の始
端側にそれぞれ温風発生器14を接続し、かつ各固定壁
5a〜5dや加熱國21の流路駐端側をそれぞれ送風機
の吸引側に接続しても良い。
また、2又は3個の固定壁5a〜5dや加熱−21をシ
リーズに接続して温風を直列的に流通せしめても良い。
なお、フード5内の雰囲気の温度や湿度を検出し、この
検出値に基いて、温風の流量や温度を調節すれば、結露
を一層確実に防上できると共に、加熱に要するエネルギ
ーコストの低減を図れる。
上記実施例では、固定壁5a〜5d、加熱−21に温風
を供給しているが、蒸気や燃焼ガス(例えば、ガラス溶
解に使用した燃焼排ガス)あるいは高温液体などのその
他の熱エネルギー保有流体を用いても同様の効果が奏さ
れる。
また、熱エネルギー保有流体により加熱する方式の他、
抵抗発熱体によりフード内壁面を加熱しても良い。
次に好適な具体例について説明する。
第1図に示す構成のフードを備えたガラス繊維製造装置
を用いて、ガラス繊維を製造した、フード内の雰囲気は
、温度40°C1相対湿度40%であったので、露点2
2.9°C以上となるようにフード内壁面を加熱した。
これにより、フード内壁面への繊維の付着を完全に防l
Fできた。因に、かかる加熱設備を設置しない装置にお
いては、冬期や夜明は等には、しばしばフード内壁面に
繊維が付着していた。
[発明の効果] 以り詳述した如く、本発明の装置は、フード内壁面に結
露が発生しないよう加熱手段を設けたものであり、フー
ド内壁面の短繊維の付着が防上されるようになり、従来
の欠点であった製品の密度分布のムラ、未乾燵部分の生
起等の不具合もなくなり、製品不良を大幅に減少させる
ことができる。また、後工程でのマット切れ等も防上さ
れる。さらに定期的にフード内壁面の綿属除去の掃除を
行うために一時製造を停[卜する必要もなく、製造作業
を長期間車続して行うことが可能となり、稼動率が飛躍
的に向上される。
なお、本発明装置はガラスm雄、ロックウール、スラグ
ウール、シリカアルミナ繊維等のセラミ、り繊維等各種
の短繊維の製造装置に適用でき、かつ火炎吹付法、蒸気
吹付法、遠心法2回転ガスジェット法等いずれの形式の
装置についても適用可能であることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置の固定式フード内部の斜視
図、第2図は本発明の実施例装置の移動式フード内部の
斜視図、第3図はガラス短繊維を製造する方法の一例を
説明する概略図である。 1・・・貯蔵庫、      2・・・溶融タンク。 3・・・溶融ガラス、   4・・・紡糸孔。 5・・・フード、      7・・・ガラス短繊維、
5a〜5d・・・固定壁、 5e〜5h・・・移動壁、
8・・・コンベアネット、  14・・・温風発生器、
18・・・ベルト、     21・・・加熱哨。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱軟化性の被繊維化物質に高速気体流を吹き付け
    て飛翔せしめて熱軟化性物質の繊維とする繊維化手段、
    該飛翔した熱軟化性物質の繊維捕集用の集綿装置及び前
    記繊維化手段と集綿装置との間の熱軟化性物質の繊維飛
    翔部を囲繞するフードを有する熱軟化性物質の繊維の製
    造装置において、該フードの内壁面を昇温させる加熱手
    段を設けたことを特徴とする熱軟化性物質の繊維の製造
    装置。
  2. (2)前記加熱手段は、フード内部に形成された流体通
    路及び該流体通路に接続された、加熱用流体の供給手段
    を備えてなる特許請求の範囲第1項に記載の熱軟化性物
    質の繊維の製造装置。
  3. (3)加熱用流体は、加熱空気、蒸気及び燃焼排ガスの
    一種又は二種以上である特許請求の範囲第2項に記載の
    熱軟化性物質の繊維の製造装置。
  4. (4)加熱手段は、加熱用流体を循環させる管路を有し
    て構成されている特許請求の範囲第2項又は第3項に記
    載の熱軟化性物質の繊維の製造装置。
  5. (5)前記加熱手段は、抵抗加熱ヒータである特許請求
    の範囲第1項に記載の熱軟化性物質の繊維の製造装置。
  6. (6)加熱手段は、前記フードの内壁面を、露点よりも
    高い温度に加熱する特許請求の範囲第1項ないし第5項
    のいずれか1項に記載の熱軟化性物質の繊維の製造装置
JP19736085A 1985-09-06 1985-09-06 熱軟化性物質の繊維の製造装置 Pending JPS6259550A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5387423A (en) * 1992-07-24 1995-02-07 Otsuka Foods Co., Ltd. Low calorie food material and method of manufacturing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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