JPS6257794B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6257794B2 JPS6257794B2 JP57134628A JP13462882A JPS6257794B2 JP S6257794 B2 JPS6257794 B2 JP S6257794B2 JP 57134628 A JP57134628 A JP 57134628A JP 13462882 A JP13462882 A JP 13462882A JP S6257794 B2 JPS6257794 B2 JP S6257794B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam arm
- locking mechanism
- slip
- lock
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 49
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 25
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 10
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 33
- 241000239290 Araneae Species 0.000 description 8
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21B—EARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
- E21B19/00—Handling rods, casings, tubes or the like outside the borehole, e.g. in the derrick; Apparatus for feeding the rods or cables
- E21B19/02—Rod or cable suspensions
- E21B19/06—Elevators, i.e. rod- or tube-gripping devices
- E21B19/07—Slip-type elevators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Geology (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパイプ、ケーシング、チユーブなどを
上げ下げするために石油及びガス井戸用デリツク
について用いられる形式の昇降装置に関し、特に
改良されたスリツプ式エレベータ及びそのロツク
機構に関する。
上げ下げするために石油及びガス井戸用デリツク
について用いられる形式の昇降装置に関し、特に
改良されたスリツプ式エレベータ及びそのロツク
機構に関する。
普通のデリツク構造に於て、移動ブロツクが、
デリツクのクラウンブロツクから一連のケーブル
によつて吊り下げられており、これらのケーブル
は、移動ブロツクをデリツクの垂直軸線に沿つて
上げ下げするべくデリツクの巻上げ装置によつて
駆動されるようになつている。移動ブロツクから
は普通のデリツクフツクが吊り下げられ、それに
より、リンクを介してデリツクエレベータが支持
される。デリツクエレベータは、上げ下げするべ
きパイプを、特にトウールジヨイントなどのパイ
プの外面の膨径加工された部分を以て支持するた
めの平坦な上面を有している。
デリツクのクラウンブロツクから一連のケーブル
によつて吊り下げられており、これらのケーブル
は、移動ブロツクをデリツクの垂直軸線に沿つて
上げ下げするべくデリツクの巻上げ装置によつて
駆動されるようになつている。移動ブロツクから
は普通のデリツクフツクが吊り下げられ、それに
より、リンクを介してデリツクエレベータが支持
される。デリツクエレベータは、上げ下げするべ
きパイプを、特にトウールジヨイントなどのパイ
プの外面の膨径加工された部分を以て支持するた
めの平坦な上面を有している。
特にエレベータースパイダと呼ばれる形式のも
のなどの或るエレベータの設計に於ては、エレベ
ータが、テーパの付けられた内面を有するボール
及び、取扱われるべきパイプの外面をボール内で
把持するべく上下方向に傾動可能にされたスリツ
プと呼ばれる一連の把持用ダイを有している。
のなどの或るエレベータの設計に於ては、エレベ
ータが、テーパの付けられた内面を有するボール
及び、取扱われるべきパイプの外面をボール内で
把持するべく上下方向に傾動可能にされたスリツ
プと呼ばれる一連の把持用ダイを有している。
ケーシングを井戸の孔の中に送り込むなどの通
常の運転状態に於ては、一対のエレベータースパ
イダがタンデムに用いられる。下側エレベーター
スパイダはデリツクの床面上に載置され、ケーシ
ングの外面を把持するべくセツトされたスリツプ
を以て井戸の孔の中のケーシング列を支持するよ
うになつている。ケーシングの新たなジヨイント
は補助エレベータを用いて井戸の孔の上の位置へ
と持上げられ、ケーシングジヨイントの下端が、
井戸の孔の中のケーシング列の上端に連結され
る。次いで上側のエレベータースパイダがケーシ
ングジヨイントの上に降ろされ、スリツプがケー
シングの外面を把持するようにされる。そして上
側エレベータスパイダがケーシング列を持上げる
と、下側エレベータスパイダのスリツプが解除さ
れ、ケーシングが井戸の孔の中に降ろされること
となる。
常の運転状態に於ては、一対のエレベータースパ
イダがタンデムに用いられる。下側エレベーター
スパイダはデリツクの床面上に載置され、ケーシ
ングの外面を把持するべくセツトされたスリツプ
を以て井戸の孔の中のケーシング列を支持するよ
うになつている。ケーシングの新たなジヨイント
は補助エレベータを用いて井戸の孔の上の位置へ
と持上げられ、ケーシングジヨイントの下端が、
井戸の孔の中のケーシング列の上端に連結され
る。次いで上側のエレベータースパイダがケーシ
ングジヨイントの上に降ろされ、スリツプがケー
シングの外面を把持するようにされる。そして上
側エレベータスパイダがケーシング列を持上げる
と、下側エレベータスパイダのスリツプが解除さ
れ、ケーシングが井戸の孔の中に降ろされること
となる。
そして、下側エレベータスパイダのスリツプが
井戸の孔の中のケーシング列を支持するべくセツ
トされ、上側エレベータスパイダが解除され且新
たなケーシングジヨイントが配置され得るように
ケーシングから取り上げられる。この手順が、全
てのケーシングが井戸の孔の中に送り込まれるま
で繰返される。
井戸の孔の中のケーシング列を支持するべくセツ
トされ、上側エレベータスパイダが解除され且新
たなケーシングジヨイントが配置され得るように
ケーシングから取り上げられる。この手順が、全
てのケーシングが井戸の孔の中に送り込まれるま
で繰返される。
スリツプ式エレベータは、普通「スリツプ
UP」位置と、「スリツプDOWN」即ちパイプの
外面を把持するセツト位置との間を傾動し得るよ
うにされたスリツプを用いる。スリツプは液体シ
リンダ機構によりこれらのUP及びDOWN位置の
間を移動する。普通の構造に於ては、ヨークが、
適当なリンケージを介してスリツプに連結されて
いる。
UP」位置と、「スリツプDOWN」即ちパイプの
外面を把持するセツト位置との間を傾動し得るよ
うにされたスリツプを用いる。スリツプは液体シ
リンダ機構によりこれらのUP及びDOWN位置の
間を移動する。普通の構造に於ては、ヨークが、
適当なリンケージを介してスリツプに連結されて
いる。
一対の液体シリンダの出力軸がヨークの一方に
連結され、ヨークの他方の側がスリツプのリンケ
ージに連結される。液体圧がこれらのシリンダに
加えられると、概ねヨークの中心に位置する支点
の周りをヨークが傾動する。スリツプを通常の条
件下で上げ下げする際に、液体シリンダは、スリ
ツプを持上げられた或いは押下げられた状態に維
持する働きをする。スリツプを上げ下げする速度
は、液体シリンダに接続された空気分配機構の調
節可能な空気流バルブを用いることにより制御さ
れる。
連結され、ヨークの他方の側がスリツプのリンケ
ージに連結される。液体圧がこれらのシリンダに
加えられると、概ねヨークの中心に位置する支点
の周りをヨークが傾動する。スリツプを通常の条
件下で上げ下げする際に、液体シリンダは、スリ
ツプを持上げられた或いは押下げられた状態に維
持する働きをする。スリツプを上げ下げする速度
は、液体シリンダに接続された空気分配機構の調
節可能な空気流バルブを用いることにより制御さ
れる。
デリツクに於て上げ下げされるべきパイプ、ケ
ーシング或いはチユーブは大変重量が大きいため
にまたリグを操作する作業員の危険を防止するた
めに、液体圧が失われた時にスリツプをロツクす
るようなロツク機構が必要である。公知のロツク
機構は、リグの作業員により手動により操作され
るものであつた。このようなロツク機構は、液体
圧が失われた時に自動的に作動するものではない
ために、作業員が常時注意を集中し、スリツプが
開かなかつたり或いは好ましくない時期にセツト
することがないように監視する必要があつた。こ
のようなヒユーマンフアクタを除去することによ
つて、初めてエレベータの運転に於ける安全性及
び信頼性を高めることが可能となる。
ーシング或いはチユーブは大変重量が大きいため
にまたリグを操作する作業員の危険を防止するた
めに、液体圧が失われた時にスリツプをロツクす
るようなロツク機構が必要である。公知のロツク
機構は、リグの作業員により手動により操作され
るものであつた。このようなロツク機構は、液体
圧が失われた時に自動的に作動するものではない
ために、作業員が常時注意を集中し、スリツプが
開かなかつたり或いは好ましくない時期にセツト
することがないように監視する必要があつた。こ
のようなヒユーマンフアクタを除去することによ
つて、初めてエレベータの運転に於ける安全性及
び信頼性を高めることが可能となる。
本発明に基くテーパの付けられたボール内の一
連のスリツプと、これらスリツプを枢支するため
のスリツプ設定用ヨークとを有する形式のスリツ
プ式エレベータのためのロツク機構は、エレベー
タに部材を取付けるためのハウジングを備えてい
る。ロツクロツドは、スリツプ設定用ヨークに連
結されるべく構成された一端と、ボール内のスリ
ツプの運動方向に対して概ね平行をなし且ハウジ
ングの面内にある向きに沿つて延び出す遊端とを
有している。カムアームは、ハウジンングの支点
に枢支されている。カムアームは、ロツクロツド
の遊端を受容するべく構成された一端部にカムの
のど部を有している。カムアームは、ロツクロツ
ドと係合する上側及び下側位置ならびにロツク解
除中立位置の間を前記支点の周りに傾動し得るよ
うにされている。基端と他端とを有する付勢手段
が、カムアームをロツク解除中立位置に向けて付
勢するべく、その基端を以て前記ハウジングに枢
支され且その他端を以て前記カムアームの他端に
枢支されている。カムアームの、付勢手段が枢支
されている側とは反対側の端部にハンドルを取付
けて、カムアームを支点の周りに手動により傾動
し得るようにすることができる。
連のスリツプと、これらスリツプを枢支するため
のスリツプ設定用ヨークとを有する形式のスリツ
プ式エレベータのためのロツク機構は、エレベー
タに部材を取付けるためのハウジングを備えてい
る。ロツクロツドは、スリツプ設定用ヨークに連
結されるべく構成された一端と、ボール内のスリ
ツプの運動方向に対して概ね平行をなし且ハウジ
ングの面内にある向きに沿つて延び出す遊端とを
有している。カムアームは、ハウジンングの支点
に枢支されている。カムアームは、ロツクロツド
の遊端を受容するべく構成された一端部にカムの
のど部を有している。カムアームは、ロツクロツ
ドと係合する上側及び下側位置ならびにロツク解
除中立位置の間を前記支点の周りに傾動し得るよ
うにされている。基端と他端とを有する付勢手段
が、カムアームをロツク解除中立位置に向けて付
勢するべく、その基端を以て前記ハウジングに枢
支され且その他端を以て前記カムアームの他端に
枢支されている。カムアームの、付勢手段が枢支
されている側とは反対側の端部にハンドルを取付
けて、カムアームを支点の周りに手動により傾動
し得るようにすることができる。
本発明の或る実施例に於ては、円筒形をなす基
端と出力軸とを有する液体シリンダが、カムアー
ムをロツク解除中立位置に向けて付勢するため
に、その基端を以て前記ハウジングに枢支され且
その出力軸を以て前記カムアームの他端に枢支さ
れている。液体シリンダの出力軸は、そのシリン
ダ内の液体の圧力が失われた時に、基端から離反
する向きにばね付勢されている。スリツプ設定用
ヨークに連結された一端を有するヨークロツド
は、カムアームの他端の面と交差する面内に於て
ロツクロツドに対して概ね平行をなす向きに延び
出す遊端を有している。ヨークロツドに取付けら
れた引張り手段は、液体シリンダ内の液体圧力が
失われた際に、ロツクロツド係合上側及び下側位
置の何れかに向けてカムアームを付勢する働きを
する。付勢用のシリンダ圧力源を、スリツプ駆動
用の液体作動装置に連結することにより、液体圧
が失われた際に自動的にロツクが行われるように
することができる。この場合、出力軸のばね及び
ヨークロツドに取付けられた引張り手段が、カム
アームを、ロツクロツド係合上側及び下側位置の
何れかに向けて付勢するための補助的な力を発揮
する。
端と出力軸とを有する液体シリンダが、カムアー
ムをロツク解除中立位置に向けて付勢するため
に、その基端を以て前記ハウジングに枢支され且
その出力軸を以て前記カムアームの他端に枢支さ
れている。液体シリンダの出力軸は、そのシリン
ダ内の液体の圧力が失われた時に、基端から離反
する向きにばね付勢されている。スリツプ設定用
ヨークに連結された一端を有するヨークロツド
は、カムアームの他端の面と交差する面内に於て
ロツクロツドに対して概ね平行をなす向きに延び
出す遊端を有している。ヨークロツドに取付けら
れた引張り手段は、液体シリンダ内の液体圧力が
失われた際に、ロツクロツド係合上側及び下側位
置の何れかに向けてカムアームを付勢する働きを
する。付勢用のシリンダ圧力源を、スリツプ駆動
用の液体作動装置に連結することにより、液体圧
が失われた際に自動的にロツクが行われるように
することができる。この場合、出力軸のばね及び
ヨークロツドに取付けられた引張り手段が、カム
アームを、ロツクロツド係合上側及び下側位置の
何れかに向けて付勢するための補助的な力を発揮
する。
以下、本発明の好適実施例を添付の図面につい
て説明する。
て説明する。
さて第1図に於て、テーパの付けられた内面を
有するボール15を備える円筒体13を有するエ
レベータの全体が符号11により示されている。
デリツク内でエレベータ11を昇降させるために
デリツクフツクから延び出すリンクを受容するた
めの一対の耳片17が、エレベータに突設されて
いる。中心孔19は、昇降されるべきパイプ、ケ
ーシング又はチユーブの区間を受容するためのも
のである。孔19への半径方向のアクセスは、門
口25の片側の支点23の周りに回動可能にされ
た横ゲート21により可能となり、この横ゲート
21は門口25の反対側のラツチ機構27により
固定される。また、三つの互いに適合する形状を
有する把持用ダイ即ちスリツプ29が、テーパの
付けられた内面を有するボール15内に支承され
ている様子が示されている。スリツプ面31は、
孔19の中心を通る垂直軸線周りに円周方向に沿
つて等間隔に設けられている。
有するボール15を備える円筒体13を有するエ
レベータの全体が符号11により示されている。
デリツク内でエレベータ11を昇降させるために
デリツクフツクから延び出すリンクを受容するた
めの一対の耳片17が、エレベータに突設されて
いる。中心孔19は、昇降されるべきパイプ、ケ
ーシング又はチユーブの区間を受容するためのも
のである。孔19への半径方向のアクセスは、門
口25の片側の支点23の周りに回動可能にされ
た横ゲート21により可能となり、この横ゲート
21は門口25の反対側のラツチ機構27により
固定される。また、三つの互いに適合する形状を
有する把持用ダイ即ちスリツプ29が、テーパの
付けられた内面を有するボール15内に支承され
ている様子が示されている。スリツプ面31は、
孔19の中心を通る垂直軸線周りに円周方向に沿
つて等間隔に設けられている。
各スリツプは、傾動可能なように、ピン30及
びリンク32,34,36を以てヨーク35の前
部38に連結されている。第2図に示されている
ように、一対の同一な複動式液体シリンダ37
が、ボール15の外面に取付けられており、リン
ク32の反対側のヨーク35の後部40に、支点
42を以て連結されている。ヨーク35は概ねそ
の中心に位置する支点41を通る軸線の周りに傾
動でき、シリンダ軸39が伸出した場合の第1図
及び第2図に示されているセツト位置即ち「スリ
ツプDOWN」位置と、シリンダ軸39が液体シ
リンダ内に投入した場合の持上げられた位置即ち
「スリツプUP」位置との間を移動し得るようにさ
れている。スリツプ29を昇降させる通常の過程
に於て、シリンダ出力軸39は、スリツプを持上
げられた或いは押下げられた位置に保つ働きをす
る。シリンダ37の液体圧が何らかの理由により
失われた場合、スリツプは、丁度持上げられ或い
は降ろされようとするパイプを把持することがで
きなかつたり或いは誤つたタイミングでそれを把
持してしまうことがあるからである。ハンドル3
3は、スリツプを手動により上げたり下げたりす
るために備えられている。
びリンク32,34,36を以てヨーク35の前
部38に連結されている。第2図に示されている
ように、一対の同一な複動式液体シリンダ37
が、ボール15の外面に取付けられており、リン
ク32の反対側のヨーク35の後部40に、支点
42を以て連結されている。ヨーク35は概ねそ
の中心に位置する支点41を通る軸線の周りに傾
動でき、シリンダ軸39が伸出した場合の第1図
及び第2図に示されているセツト位置即ち「スリ
ツプDOWN」位置と、シリンダ軸39が液体シ
リンダ内に投入した場合の持上げられた位置即ち
「スリツプUP」位置との間を移動し得るようにさ
れている。スリツプ29を昇降させる通常の過程
に於て、シリンダ出力軸39は、スリツプを持上
げられた或いは押下げられた位置に保つ働きをす
る。シリンダ37の液体圧が何らかの理由により
失われた場合、スリツプは、丁度持上げられ或い
は降ろされようとするパイプを把持することがで
きなかつたり或いは誤つたタイミングでそれを把
持してしまうことがあるからである。ハンドル3
3は、スリツプを手動により上げたり下げたりす
るために備えられている。
第3図はエレベータ11の背面図であつて、本
発明に基くロツク機構45がゲート21の反対側
のエレベータの外面46に取付けられている。ロ
ツク機構45は、エレベータにボルト49を以て
取付けるためのハウジング47を有している。ロ
ツクロツド51はクレビス50及びピン52によ
りスリツプ設定用ヨーク35に連結するべく構成
された一端53を有し、孔19の垂直軸線に沿う
スリツプ29の運動方向に対して概ね平行をなし
且ハウジング47の面内にある方向に延び出す遊
端とを有している。
発明に基くロツク機構45がゲート21の反対側
のエレベータの外面46に取付けられている。ロ
ツク機構45は、エレベータにボルト49を以て
取付けるためのハウジング47を有している。ロ
ツクロツド51はクレビス50及びピン52によ
りスリツプ設定用ヨーク35に連結するべく構成
された一端53を有し、孔19の垂直軸線に沿う
スリツプ29の運動方向に対して概ね平行をなし
且ハウジング47の面内にある方向に延び出す遊
端とを有している。
第5図に、ロツク機構45がより詳細に示され
ている。カムアーム57が、ハウジング47の中
心支点59に枢支されている。カムアーム57
は、ロツクロツドの遊端55を受容するべく構成
された一端にカムののど部61を有すると共に、
他端63を有している。カムアーム57は、第4
図に示されているロツド係合上側位置と、第5図
に示されているロツク解除中立位置と、第6図に
示されているロツクロツド係合下側位置との間
を、支点支点59の周りに回動し得るようにされ
ている。カムののど部61は、カムアーム57の
外面に形成されたスロツト65を有しており、第
4図及び第6図に示されている上側及び下側位置
にあるロツクロツドを固定するべくカムをロツク
するための面を郭定する二つの互いに対向する側
壁69、71を有している。スロツト65の側壁
71は、なだらかに傾斜する凸面をなしており、
対向する側壁69は、頂点77に於て交差する上
側及び下側直線区間73,75を有している。ス
ロツト65は、ボルト83によりカムアーム57
の外面に固着された交換可能なインサート79,
81からなるものとすることができる。ロツクロ
ツド51は、ボルト89によりハウジングに固着
された上側及び下側ブラケツト85,87により
スロツト65に対して垂直方向に沿つて整合され
た位置に保たれる。
ている。カムアーム57が、ハウジング47の中
心支点59に枢支されている。カムアーム57
は、ロツクロツドの遊端55を受容するべく構成
された一端にカムののど部61を有すると共に、
他端63を有している。カムアーム57は、第4
図に示されているロツド係合上側位置と、第5図
に示されているロツク解除中立位置と、第6図に
示されているロツクロツド係合下側位置との間
を、支点支点59の周りに回動し得るようにされ
ている。カムののど部61は、カムアーム57の
外面に形成されたスロツト65を有しており、第
4図及び第6図に示されている上側及び下側位置
にあるロツクロツドを固定するべくカムをロツク
するための面を郭定する二つの互いに対向する側
壁69、71を有している。スロツト65の側壁
71は、なだらかに傾斜する凸面をなしており、
対向する側壁69は、頂点77に於て交差する上
側及び下側直線区間73,75を有している。ス
ロツト65は、ボルト83によりカムアーム57
の外面に固着された交換可能なインサート79,
81からなるものとすることができる。ロツクロ
ツド51は、ボルト89によりハウジングに固着
された上側及び下側ブラケツト85,87により
スロツト65に対して垂直方向に沿つて整合され
た位置に保たれる。
カムアームを支点51の周りに手動により回動
し得るように、カムアーム57にハンドル91を
設けることができる。円筒形の基端97及び出力
軸99を有する液体シリンダ95などからなる付
勢手段が、カムアームをロツク解除中立位置に向
けて付勢するべく、支点101に於てハウジング
47に枢支されていると共に、支点103に於
て、出力軸99を以てカムアームの他端63に枢
支されている。液体シリンダの出力軸99は、シ
リンダ95の液体入口105から供給される液体
の圧力がない時には、コイルばね100により基
端97から離反する向きに即ち外向きにばね付勢
されている。
し得るように、カムアーム57にハンドル91を
設けることができる。円筒形の基端97及び出力
軸99を有する液体シリンダ95などからなる付
勢手段が、カムアームをロツク解除中立位置に向
けて付勢するべく、支点101に於てハウジング
47に枢支されていると共に、支点103に於
て、出力軸99を以てカムアームの他端63に枢
支されている。液体シリンダの出力軸99は、シ
リンダ95の液体入口105から供給される液体
の圧力がない時には、コイルばね100により基
端97から離反する向きに即ち外向きにばね付勢
されている。
第3図に示されているように、クレビス108
及びピン110によりスリツプ設定用ヨーク35
に連結された一端109と、カムアームの他端6
3の面に交差する面内に於てロツクロツドに対し
て概ね平行をなす向きに延び出す遊端111とを
有するヨークロツド107が用いられている。引
張りスリーブ113が、出力軸の支点103に於
てカムアームの他端63に固着されている。第5
図に示されているように、引張りスリーブ113
はヨークロツド107の下側部分115を摺動可
能に受容している。液体シリンダ95内の液体圧
力が失われた時に、カムアーム57をロツクロツ
ド係合上側及び下側位置の何れかに向けて付勢す
るために、上側及び下側コイルばね117,11
9が引張りスリーブ113の両端に配置されてい
る。引張りスリーブ113及びばね117,11
9は、液体圧力が失われた際にカムアーム57を
適切なロツク位置に向けて付勢するための引張り
手段を全体として構成している。シリンダ95の
液体入口105に接続された液体圧力源はまた、
第3図に単純化されて示されているように管路1
02,104を経てスリツプ作動用の液体シリン
ダ37にも接続されているため、スリツプ作動用
の圧力が失われると、シリンダ95に供給される
液体圧力も失われることとなる。
及びピン110によりスリツプ設定用ヨーク35
に連結された一端109と、カムアームの他端6
3の面に交差する面内に於てロツクロツドに対し
て概ね平行をなす向きに延び出す遊端111とを
有するヨークロツド107が用いられている。引
張りスリーブ113が、出力軸の支点103に於
てカムアームの他端63に固着されている。第5
図に示されているように、引張りスリーブ113
はヨークロツド107の下側部分115を摺動可
能に受容している。液体シリンダ95内の液体圧
力が失われた時に、カムアーム57をロツクロツ
ド係合上側及び下側位置の何れかに向けて付勢す
るために、上側及び下側コイルばね117,11
9が引張りスリーブ113の両端に配置されてい
る。引張りスリーブ113及びばね117,11
9は、液体圧力が失われた際にカムアーム57を
適切なロツク位置に向けて付勢するための引張り
手段を全体として構成している。シリンダ95の
液体入口105に接続された液体圧力源はまた、
第3図に単純化されて示されているように管路1
02,104を経てスリツプ作動用の液体シリン
ダ37にも接続されているため、スリツプ作動用
の圧力が失われると、シリンダ95に供給される
液体圧力も失われることとなる。
次に本発明に基くロツク機構の作動の要領につ
いて説明する。
いて説明する。
スリツプ29が上側及び下側位置の間を通常の
運動を行う際、ロツク機構45は、第3図及び第
5図に示されているロツク解除位置即ち中立位置
にある。この位置にあるとき、ロツクロツド51
はブラケツト85,87及びカムアーム57のカ
ムののど部61内に於て自由に上下に摺動するこ
とができる。ヨーク35を第3図に示されている
伸出位置と没入位置との間で傾動させるために管
路116からシリンダ37に加えられる液体圧力
は、シリンダ95の液体入口105にも加えられ
る。この液体圧力は、軸99のばね付勢力に打克
ち、軸99をシリンダ95内に没入させ、その結
果カムアーム57が整合し、支点59,103,
101が一直線上に整合することとなる。
運動を行う際、ロツク機構45は、第3図及び第
5図に示されているロツク解除位置即ち中立位置
にある。この位置にあるとき、ロツクロツド51
はブラケツト85,87及びカムアーム57のカ
ムののど部61内に於て自由に上下に摺動するこ
とができる。ヨーク35を第3図に示されている
伸出位置と没入位置との間で傾動させるために管
路116からシリンダ37に加えられる液体圧力
は、シリンダ95の液体入口105にも加えられ
る。この液体圧力は、軸99のばね付勢力に打克
ち、軸99をシリンダ95内に没入させ、その結
果カムアーム57が整合し、支点59,103,
101が一直線上に整合することとなる。
さてエレベータが、昇降されるべきパイプ、ケ
ーシング若しくはチユーブの列に対して配置さ
れ、スリツプが、液体シリンダ37の軸39が完
全に没入し且ヨーク35の後部40が最も低い位
置にある「UP」位置にあるものとする。
ーシング若しくはチユーブの列に対して配置さ
れ、スリツプが、液体シリンダ37の軸39が完
全に没入し且ヨーク35の後部40が最も低い位
置にある「UP」位置にあるものとする。
液体シリンダ37の片側に加えられた液体圧力
は、軸39を没入位置に保持し、スリツプを上側
位置に保持する。液体圧力が何らかの理由により
失われると、軸39が延び出そうとし、ロツク機
構がなければスリツプを下側位置即ちセツト位置
に移動させようとする。しかしながら、第4図に
示されているように、入口105に液体圧力が加
えられていないと、液体シリンダ95内の圧縮コ
イルばね100が軸99を外側に向けて付勢す
る。スリツプの位置によつては、コイルばね11
7、119がカムアームの他端63を中心から外
れた適当なロツクロツド係合位置へと付勢しスリ
ツプを固定することとなる。例えば、第4図に示
されているように、ロツクロツド51及びヨーク
ロツド107がその最も下側に伸出した位置にあ
る「UP」位置にあるものとする。そのとき、軸
99が、入口105に於ける液体圧力のために内
側に向けて付勢されていないものとすれば、コイ
ルばね117が圧縮され、支点103を中心から
外れた下側位置に向けて付勢することとなる。液
体圧力が失われると、ばね117が支点103を
中心から外れた位置へ向けて付勢し、外向きにば
ね付勢された軸99の作用を助けることとなり、
その結果カムアームの他端63を下向きに駆動
し、スロツト65の上側区分73及び側壁71に
対する楔作用を介してロツクロツド51に作用さ
せることとなる。
は、軸39を没入位置に保持し、スリツプを上側
位置に保持する。液体圧力が何らかの理由により
失われると、軸39が延び出そうとし、ロツク機
構がなければスリツプを下側位置即ちセツト位置
に移動させようとする。しかしながら、第4図に
示されているように、入口105に液体圧力が加
えられていないと、液体シリンダ95内の圧縮コ
イルばね100が軸99を外側に向けて付勢す
る。スリツプの位置によつては、コイルばね11
7、119がカムアームの他端63を中心から外
れた適当なロツクロツド係合位置へと付勢しスリ
ツプを固定することとなる。例えば、第4図に示
されているように、ロツクロツド51及びヨーク
ロツド107がその最も下側に伸出した位置にあ
る「UP」位置にあるものとする。そのとき、軸
99が、入口105に於ける液体圧力のために内
側に向けて付勢されていないものとすれば、コイ
ルばね117が圧縮され、支点103を中心から
外れた下側位置に向けて付勢することとなる。液
体圧力が失われると、ばね117が支点103を
中心から外れた位置へ向けて付勢し、外向きにば
ね付勢された軸99の作用を助けることとなり、
その結果カムアームの他端63を下向きに駆動
し、スロツト65の上側区分73及び側壁71に
対する楔作用を介してロツクロツド51に作用さ
せることとなる。
液体の圧力が失われる前にスリツプが
「DOWN」即ちセツト位置にあつたものとする
と、コイルばね119が圧縮され、支点103を
上向きに付勢することとなる。第6図に示されて
いるように、入口105の液体圧力が失われる
と、コイルばね100が支点103を中心から外
れた位置に向けて押すこととなり、軸99が、カ
ムアームの他端63を上向きに押し、側壁69の
下側区分75と側壁71に対する楔作用を介して
ロツクロツド51に作用する働きを助けることと
なる。このようにヨークロツド107、ばね11
7,119及び液体シリンダ95は、スリツプ2
9の位置に応じて、カムアーム57を適当なロツ
クロツド係合上側及び下側位置の間で位置決めす
るための手段を構成していることが解る。
「DOWN」即ちセツト位置にあつたものとする
と、コイルばね119が圧縮され、支点103を
上向きに付勢することとなる。第6図に示されて
いるように、入口105の液体圧力が失われる
と、コイルばね100が支点103を中心から外
れた位置に向けて押すこととなり、軸99が、カ
ムアームの他端63を上向きに押し、側壁69の
下側区分75と側壁71に対する楔作用を介して
ロツクロツド51に作用する働きを助けることと
なる。このようにヨークロツド107、ばね11
7,119及び液体シリンダ95は、スリツプ2
9の位置に応じて、カムアーム57を適当なロツ
クロツド係合上側及び下側位置の間で位置決めす
るための手段を構成していることが解る。
ヨークロツド107に取付けられた上側及び下
側カラー121,123は、ばね117,119
の張力を調節可能にするため、入口105に於て
液体圧力が存在する時は、通常の条件下に於て5
゜を越えて中心から外されることがない。このよ
うにばね117,119はそれぞれ独立に調節で
きるため、ヨークロツド107の垂直方向運動
は、軸99を没入させる力に打克つことはない
が、液体圧力が失われた場合に支点103を最初
に中心から外れた位置に動かすのに充分な力を発
生することができる。
側カラー121,123は、ばね117,119
の張力を調節可能にするため、入口105に於て
液体圧力が存在する時は、通常の条件下に於て5
゜を越えて中心から外されることがない。このよ
うにばね117,119はそれぞれ独立に調節で
きるため、ヨークロツド107の垂直方向運動
は、軸99を没入させる力に打克つことはない
が、液体圧力が失われた場合に支点103を最初
に中心から外れた位置に動かすのに充分な力を発
生することができる。
液体シリンダ95に代えて機械的な圧縮コイル
ばねを用いた場合、ロツク機構は手動により操作
することが可能となる。この場合、ロツク機構
は、ロツク用のカムアーム57をハンドル91を
用いて手動により中心支点59の周りに時計廻り
若しくは反時計廻りに回動させることにより操作
される。このロツク機構の手動操作の際、ヨーク
ロツド107及びコイルばね117,119は必
要でない。
ばねを用いた場合、ロツク機構は手動により操作
することが可能となる。この場合、ロツク機構
は、ロツク用のカムアーム57をハンドル91を
用いて手動により中心支点59の周りに時計廻り
若しくは反時計廻りに回動させることにより操作
される。このロツク機構の手動操作の際、ヨーク
ロツド107及びコイルばね117,119は必
要でない。
本発明は幾つもの利点を有している。本発明に
基くロツク機構は、スリツプを積極的にロツクす
るに際して液体圧力の存在を必要としない。ロツ
ク機構は通常の作動条件下に於ては作動しない
が、液体圧力が失われた時にスリツプをそのまま
の状態にロツクする働きをする。ロツク機構が、
スリツプを駆動するシリンダの液体圧力が失われ
た時に作動するものであるために、スリツプが上
下位置の間を移動する度毎にロツク機構を手動に
よりリセツトする必要がない。
基くロツク機構は、スリツプを積極的にロツクす
るに際して液体圧力の存在を必要としない。ロツ
ク機構は通常の作動条件下に於ては作動しない
が、液体圧力が失われた時にスリツプをそのまま
の状態にロツクする働きをする。ロツク機構が、
スリツプを駆動するシリンダの液体圧力が失われ
た時に作動するものであるために、スリツプが上
下位置の間を移動する度毎にロツク機構を手動に
よりリセツトする必要がない。
第1図は、本発明に基くスリツプ式エレベータ
の平面図である。第2図はスリツプの作動要領を
示すために一部破断して示す第1図のエレベータ
の側面図である。第3図はロツク機構が取付けら
れている様子を示すために一部破断して示す第1
図のエレベータの背面図である。第4図は「スリ
ツプUP」位置にある第3図のロツク機構の拡大
図である。第5図は「中立」位置による第3図の
ロツク機構の拡大図である。第6図は「スリツプ
DOWN」位置にある第3図のロツク機構の拡大
図である。 11……エレベータ、13……円筒体、15…
…ボール、17……耳片、19……孔、21……
ゲート、23……支点、25……門口、27……
ラツチ機構、29……スリツプ、30……ピン、
31……スリツプ面、32,34,36……リン
ク、35……ヨーク、37……液体シリンダ、3
8……前部、40……後部、41,42……支
点、33……ハンドル、45……ロツク機構、4
6……外面、47……ハウジング、49……ボル
ト、50……クレビス、51……ロツクロツド、
52……ピン、53……一端、55……遊端、5
7……カムアーム、59……支点、61……カム
ののど部、63……他端、65……スロツト、6
7……外面、69,71……側壁、73……上側
区分、75……下側区分、77……頂点、79,
81……インサート、83……ボルト、85,8
7……ブラケツト、89……ボルト、91……ハ
ンドル、95……液体シリンダ、97……基端、
99……出力軸、101,103……支点、10
5……入口、107……ヨークロツド、108…
…クレビス、109……一端、110……ピン、
111……遊端、113……スリーブ、115…
…部分、117,119……コイルばね、10
2,104……管路。
の平面図である。第2図はスリツプの作動要領を
示すために一部破断して示す第1図のエレベータ
の側面図である。第3図はロツク機構が取付けら
れている様子を示すために一部破断して示す第1
図のエレベータの背面図である。第4図は「スリ
ツプUP」位置にある第3図のロツク機構の拡大
図である。第5図は「中立」位置による第3図の
ロツク機構の拡大図である。第6図は「スリツプ
DOWN」位置にある第3図のロツク機構の拡大
図である。 11……エレベータ、13……円筒体、15…
…ボール、17……耳片、19……孔、21……
ゲート、23……支点、25……門口、27……
ラツチ機構、29……スリツプ、30……ピン、
31……スリツプ面、32,34,36……リン
ク、35……ヨーク、37……液体シリンダ、3
8……前部、40……後部、41,42……支
点、33……ハンドル、45……ロツク機構、4
6……外面、47……ハウジング、49……ボル
ト、50……クレビス、51……ロツクロツド、
52……ピン、53……一端、55……遊端、5
7……カムアーム、59……支点、61……カム
ののど部、63……他端、65……スロツト、6
7……外面、69,71……側壁、73……上側
区分、75……下側区分、77……頂点、79,
81……インサート、83……ボルト、85,8
7……ブラケツト、89……ボルト、91……ハ
ンドル、95……液体シリンダ、97……基端、
99……出力軸、101,103……支点、10
5……入口、107……ヨークロツド、108…
…クレビス、109……一端、110……ピン、
111……遊端、113……スリーブ、115…
…部分、117,119……コイルばね、10
2,104……管路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 テーパを付されたボール15内の一連のスリ
ツプ29とこれらのスリツプを枢支する為のスリ
ツプ設定用ヨーク35とを有する型式のスリツプ
式エレベータのためのロツク機構にして、前記ス
リツプ設定用ヨーク29に連結されるべく構成さ
れ前記ボール15内の前記スリツプ29の移動方
向に実質的に平行に延在する遊端55を含む一端
部53を有するロツクロツド51と、エレベータ
に中心支点にて装着されたカムアーム57とを有
し、前記カムアームは前記ロツクロツドの遊端5
5を受けるべく構成された一端にカムののど部6
1を有しており、前記カムアーム57は前記中心
支点の周りに上側及び下側のロツクロツド係合位
置(第4図、第6図)と中央のロツク解除位置の
間に枢動可能であることを特徴とするロツク機
構。 2 特許請求の範囲第1項のロツク機構にして、
前記カムアーム57は他端63を有し、基端97
と他端99とを有するバイアス装置95が設けら
れており、前記他端は前記基端97にて前記エレ
ベータ11に枢動式に装着されまた前記他端にて
前記カムアームの他端93に枢動式に装着され、
前記カムアーム57を前記ロツク解除状態の中立
位置に押しやるようになつていることを特徴とす
るロツク機構。 3 特許請求の範囲第2項のロツク機構にして、
前記カムアーム57が前記中心支点の周りに前記
ロツク解除状態の中立位置へ回動されていると
き、前記バイアス装置の枢点101,103は前
記中央支点59と整合しており、前記カムアーム
57が前記中心支点の周りに前記上側及び下側の
ロツク係合位置に枢動されているとき前記枢点1
01,103,59は整合より外れていることを
特徴とするロツク機構。 4 特許請求の範囲第1項〜第3項の何れかのロ
ツク機構にして、前記カムのど部61は前記カム
アーム57の外面に形成されたスロツト65を有
し、前記スロツトは前記ロツクロツド51を前記
の上側及び下側位置に固定する為のカム固定面を
郭定する両側壁69,71を有していることを特
徴とするロツク機構。 5 特許請求の範囲第1項〜第4項何れかのロツ
ク機構にして、前記バイアス装置の枢動点103
と反対側にある前記カムアームの端部には前記カ
ムアーム57を前記中心支点59の周りに手にて
枢動させるためのハンドル91が設けられている
ことを特徴とするロツク機構。 6 特許請求の範囲第1項〜第5項の何れかのロ
ツク機構にして、前記バイアス装置95は円筒状
の基端97と出力軸99を有し、流体シリンダ
は、前記エレベータ11にその基端97にて枢動
式に装着されまた前記カムアームの他端93に前
記出力軸99にて枢動式に装着されていることを
特徴とするロツク機構。 7 特許請求の範囲第6項のロツク機構にして、
前記流体シリンダの出力軸99は前記流体シリン
ダ95に流体圧が作用していないときばねによる
偏倚力によつて前記基端97より離れる方向へ付
勢されていることを特徴とするロツク機構。 8 特許請求の範囲第6項〜第7項のロツク機構
にして、前記スリツプ設定用ヨーク35に接続さ
れた一端と前記ロツクロツド51に実質的に平行
に延在する遊端111とを有するヨークロツド1
07が設けられており、前記ヨークロツド107
には前記流体シリンダ95に於ける流体圧が消失
したとき前記カムアーム57を前記上側及び下側
ロツクロツド係合位置の選択された一つへ向けて
押しやるばね手段117,119が設けられてい
ることを特徴とするロツク機構。 9 特許請求の範囲第8項のロツク機構にして、
前記ヨークロツド107上の出力軸ばね100と
前記ばね手段117,119は前記流体シリンダ
95に於ける流体圧が消失したとき前記カムアー
ムを前記上側及び下側ロツクロツド係合位置の選
択された一つへ向けて押しやる反対方向の力を及
ぼすことを特徴とするロツク機構。 10 特許請求の範囲第9項のロツク機構にし
て、前記流体シリンダのための圧力源が前記スリ
ツプを作動させる為の流体圧源に接続されている
ことを特徴とするロツク機構。 11 特許請求の範囲第9項〜第10項の何れか
のロツク機構にして、前記カムアームの他端には
前記出力軸枢動点103にテンシヨンスリーブ1
13が固定されており、前記テンシヨンスリーブ
113は前記ヨークロツド107の遊端を摺動式
に受けるよう構成されており、前記ばね手段11
7,119は前記テンシヨンスリーブ113の両
側に配置されたコイルばねを有することを特徴と
するロツク機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US289945 | 1981-08-04 | ||
US06/289,945 US4361940A (en) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | Slip-type elevator locking mechanism |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5826184A JPS5826184A (ja) | 1983-02-16 |
JPS6257794B2 true JPS6257794B2 (ja) | 1987-12-02 |
Family
ID=23113855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57134628A Granted JPS5826184A (ja) | 1981-08-04 | 1982-07-30 | スリツプ式エレベ−タロツク機構 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4361940A (ja) |
EP (1) | EP0072339B1 (ja) |
JP (1) | JPS5826184A (ja) |
CA (1) | CA1158228A (ja) |
DE (2) | DE3273453D1 (ja) |
NO (1) | NO157431C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63166693U (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-31 |
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WO2002061231A2 (en) * | 2000-11-28 | 2002-08-08 | Frank's International, Inc. | Elevator apparatus and method for running well bore tubing |
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US8240391B2 (en) * | 2007-05-09 | 2012-08-14 | Frank's Casing Crew And Rental Tools, Inc. | Single joint elevator with gripping jaws and method of hoisting a tubular member |
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US9115547B2 (en) * | 2009-06-22 | 2015-08-25 | Frank's International, Llc | Large diameter tubular lifting apparatuses and methods |
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EP2932016A4 (en) * | 2012-12-11 | 2016-11-16 | Sandvik Intellectual Property | IMPROVEMENTS ON A BAR HANDLE |
CN104074482B (zh) * | 2014-06-13 | 2016-08-24 | 江苏如通石油机械股份有限公司 | 吊卡卡盘 |
EP3101218B1 (en) | 2015-06-05 | 2017-08-09 | Forum B + V Oil Tools GmbH | Apparatus to support a tubular member |
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