JPS6254554B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6254554B2
JPS6254554B2 JP55054596A JP5459680A JPS6254554B2 JP S6254554 B2 JPS6254554 B2 JP S6254554B2 JP 55054596 A JP55054596 A JP 55054596A JP 5459680 A JP5459680 A JP 5459680A JP S6254554 B2 JPS6254554 B2 JP S6254554B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
resin
base material
embossing
foaming agent
Prior art date
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Expired
Application number
JP55054596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56150464A (en
Inventor
Tomyoshi Tanaka
Koji Shibata
Hideo Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANHO JUSHI KOGYO KK
Original Assignee
SANHO JUSHI KOGYO KK
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Publication date
Application filed by SANHO JUSHI KOGYO KK filed Critical SANHO JUSHI KOGYO KK
Priority to JP5459680A priority Critical patent/JPS56150464A/ja
Publication of JPS56150464A publication Critical patent/JPS56150464A/ja
Publication of JPS6254554B2 publication Critical patent/JPS6254554B2/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は印刷機及びエンボス用ロールを使用す
ることなしに、種々なる流れ模様及びエンボス効
果を得ることを目的とするものである。通常シー
ト状に種々なる柄模様及びエンボスを付与する方
法としてはグラビア印刷法、スクリーン印刷法、
転写印刷法等があり、エンボスを成形する方法と
しては、エンボス用ロール等を用いることによつ
て達成されている。
本発明における塗布方法は、各種リバースコー
ター方式、ドクターナイフコーター方式、エアー
ナイフ方式等の一般に使用されている塗布方式が
適用できるが、要は塗布工程の直前の工程で、2
点以上の着色剤も含めて同一配合でない樹脂ペー
ストを投入混合させ、完全に分散化させない状態
でもつて、基材上に塗布した後、適切なる加熱に
よりゲル化させ、種々なる柄模様をシート状に現
出さすものである。
投入方法としては2点以上の樹脂ペーストを塗
布液のストツク部に、固定式又は移動式にて投
入、複数の点状又は線状にて投入、連続的又は非
連続的にて投入等いずれの方法によつても可能
で、さらに投入量に差異をつけてもよく、要は所
要する色調、柄模様及び発泡剤の膨張によるエン
ボスの期待効果によつて異なつた配合着色及び投
入方法を適用すればよい。
シート状にエンボスを成形する場合には、少な
くとも一点は発泡剤を配合させた樹脂ペーストを
用いて、前述の方法にて投入混合させ、素材上に
塗布することにより、模様帯域を形成するが、こ
の帯域が発泡剤分解に必要な温度及び時間の条件
下にて加熱することにより膨張し、エンボスを成
形することになる。さらにこの膨張帯域に色調の
異つた着色を施すことも可能で、意匠性を高める
ことができる。
本発明による柄模様に関しては、印刷によるほ
どのパターンの多様状には欠けるが、人工的には
表現し得えない、主として流線的柄模様を成形し
得るし、2点以上の異なつた色調が、複雑に混ざ
り合うため重色効果が無限に近く広がる。これは
発泡剤配合の場合も同様であり、発泡剤による膨
張の高低が種々変化するため全体として、通常の
印刷、エンボス用ロールによるエンボス加工では
表現し得ない、極めて優雅な意匠感を表現できる
ことが特徴である。
而して発泡剤としては、公知として認められて
いる、例えば、アゾジカルボンアミド、バリユー
ムアゾジカルボキシレート、PP1−オキシビス
(ベンゼンスルホニルヒドラジド)及びPP1−オ
キシビス(ベンゼンスルホニルセミカルバシド)
等があるが、アゾジカルボンアミドが好ましい。
本明細書において挙げた樹脂ペーストは、分散
型ビニル樹脂と可塑剤とから調製されたプラスチ
ゾル及び分散型ビニル樹脂、可塑剤、ビニル樹脂
用揮発性溶剤及び稀釈剤とを含有したオルカノゾ
ルを意味する。
ビニル樹脂とは、塩化ビニルから誘導される重
合体又は共重合体、例えばポリ塩化ビニル、塩化
ビニルと脂肪酸のビニルエステル(例えば酢酸ビ
ニル)又は他の重合性ビニル基含有単量体(例え
ば、塩化ビニリデン、アクリル酸およびスチレ
ン)との共重合体を包含する。
ペーストの調製に適当な可塑剤としては、フタ
ル酸のエステル(例えばジオクチルフタレート、
ジイソオクチルフタレート、ブチルベンジルフタ
レート、ジブチルフタレート及びブチルラウリル
フタレート)、直鎖二塩基酸エステル(例えばジ
オクチルアジペート、ジオクチルアセレート、ジ
オクチルセバケート)、リン酸エステル(例えば
トリクレジルホスフエート、モノオクチルジフエ
ニルホスフエート)、エポキシ系可塑剤及びポリ
エステル系可塑剤を包含する。揮発性ビニル樹脂
用溶剤及び稀釈剤としては、ケトン(例えばアセ
トン、メチルエチルケトン及びメチルイソブチル
ケトン)、シクロヘキサノン、キシレン、ホワイ
トスピリツト及びドデシルベンゼンを包含する。
樹脂ペースト中に配合させる可塑剤の量は広い
範囲で変動させることができ、例えば樹脂100重
量当り、可塑剤20〜200重量部で好ましくは30〜
80重量部である。
充填剤を樹脂ペーストに配合させることも可能
で、樹脂100重量部当り100重量部以下が好まし
い。
発泡剤を配合させる場合には、樹脂100重量部
当り1〜10重量部が好ましい。
ベースを形成する樹脂ペーストに対して、柄模
様を形成する樹脂ペーストは通常その粘度に於い
て、同等もしくは、高いことが望ましく、これは
より樹脂重合度の選定、充填剤の増量、可塑剤、
溶剤及び稀釈剤の減量等にて達成されるが、その
度合は所望の柄模様及び投入方法により決定され
るものである。
支持体となる基材は、樹脂状材料、無機状材
料、織布、含浸フエルト繊維紙、または剥離紙的
材料で成形し得る。そして柄模様を施したシート
状表面に印刷エンボス用ロールによるエンボス加
工及び摩耗性を高めるために例えば、発泡剤を含
有していない透明性を有する熱可塑性樹脂材料を
施すことも可能である。
以下実施例によつて本発明を例示する。この実
施例中、部は全て重量部である。
実施例 1 ベースを形成する配合物(以下と略す) 塩化ビニル樹脂(分散型、重合度900) 100部 DOP(ジオクチルフタレート) 62 エポキシ系可塑剤 8 カドミウム−バリユーム複合安定剤 2.2 炭酸カルシウム 36 ホワイトスピリツト 8 二酸化チタン 12 柄模様を形成する配合物(以下と略す) 塩化ビニル樹脂(分散型、重合度1200) 100部 DOP 45 エポキシ系可塑剤 8 カドミウム−バリユーム複合安定剤 2.6 炭酸カルシウム 32 二酸化チタン 10 赤色系顔料 3.2 黒色系顔料 0.25 の配合物をリボンブレンダー、の配合物を
三本式ローラーミルで混合してオルガノゾル及び
プラスチゾルとした。
及びを三本ロールよりなるリバースロール
コーテイング設備を用い、連続的にストツク部へ
幅方向に対して線状に投入した。
基材 壁紙用の紙 80g/m2 投入比率:−4:1に調整した。
スピード 25.5m/分 厚味(樹脂層) 0.14m/m 加熱条件 145℃で33秒加熱しゲル化させ、さ
らに別工程にて190℃で36秒加熱し、完全にゲ
ル化させ、製品とした。
仕上つた製品は、幅4m/mから3cm範囲の柄
模様が連続的に現出し、人工的な印刷ロール方式
では表現し得えない極めて優美な柄となり、色調
もベースの白色と柄の赤系色とが、複雑に混ざり
合い重色効果も出て、意匠的にも秀れたものがで
きた。
実施例 2 ベースを形成する配合物は実施例1と同様 柄模様を形成する配合物 塩化ビニル樹脂(分散型、重合度900) 100部 DOP 41 エポキシ系可塑剤 7 カドミウム−バリユーム−ジンク系安定剤 2.5 炭酸カルシウム 24 二酸化チタン 9 アゾジカルボンアミド(発泡剤) 3.8 黄色系顔料 1.8 赤色系顔料 0.3 黒色系顔料 0.15 はリボンブレンダーは三本式ローラーミル
で混合しそれぞれオルガノゾル及びプラスチゾル
とした。及びをナイフコーター設備を用い
は連続的、は非連続的(時間的間隔、2秒間投
入、2秒間停止の繰り返し)にストツク部へ投入
した。は幅方向に対して線上に、は幅方向に
対して、6cm間隔で点状(15ケ所)で投入した。
基材 壁紙用の紙 80g/m2 投入比率:=3.5:1に調製した。
スピード 18.5m/分 厚味(樹脂層)0.12m/m(発泡前の厚味) 加熱条件 145℃で33秒加熱し発泡する温度以
下でゲル化させて、さらに別工程にて194℃で
42秒加熱し発泡させ製品とした。
仕上つた製品は模様が50〜70cmの長さで、一端
切れた形となり、実施例1と同様人工的には表現
できない優雅な柄となり、その柄模様の帯域が、
発泡剤により膨張しエンボス効果となり、意匠的
にも透れたものができた。膨張による凹凸の差は
0.31m/mであつた。
実施例 3 ベースを形成する配合物は実施例1と同様で
ある。
柄模様を形成する配合物は実施例2と同様の
ものを用い、製造条件は実施例2と同じで、シー
トを形成後、その表面に下記配合の透明樹脂溶液
を0.0015m/mの厚味でリバースコーターにて塗
布し、実施例2と同様の条件で発泡させ製品とし
た。
配 合 塩化ビニル樹脂(分散型、重合度1200) 100部 DOP 45 エポキシ系高分子可塑剤 11 安定剤 2.5 ノルマルヘキサン 55 粘度低下剤 1.2 仕上つた製品は、実施例2と比して発泡剤によ
る膨脹層の粗面が、透明樹脂ペーストの塗布に
て、完全に解消し、平滑な面となつた。膨腸の凹
凸差は実施例との差はなく同等であつた。
上述により明かな如く本発明による場合、印刷
では表現できない柄模様が現出でき、その帯域又
は他の残りの帯域に発泡剤配合することにより、
エンボス効果も出せ、秀れた製品ができる。
即ちシート表面に透明又は着色透明の樹脂材料
を塗布又は貼り合わせることにより、粗表面とな
るのを解消するだけでなく耐摩耗性、耐汚染性、
耐候性等を向上さることができ得るし、表面の艶
調整には、表面に用いる上記樹脂ペーストに艶出
し剤又は艶消し剤なるものを配合することにより
達成される。
そして用途としては、紙、アスベスト紙、織布
等を基材に用いた壁、天井用等の壁紙、織布、不
織布等を用いた各種袋物を含めた、いわゆる雑貨
物、又はアスベスト紙、ガラス繊維等を用いた床
材料等にも応用できる利点がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれ色の異なる着色を施こした2点以上
    の粘性を有する熱可塑性樹脂ペーストを基材上に
    塗布する直前に分散均一化しない状態で混合し、
    基材上に塗布した後加熱によりゲル化させ、各色
    調の混合による種々の柄模様を現出させることを
    特徴とする柄模様の製造方法。 2 少くとも1点の熱可塑性樹脂ペーストには発
    泡剤を配合し、基材上に塗布後加熱により膨出さ
    せエンボスを成形することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の柄模様の製造方法。
JP5459680A 1980-04-23 1980-04-23 Production of embossed sheet having decorative pattern Granted JPS56150464A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5459680A JPS56150464A (en) 1980-04-23 1980-04-23 Production of embossed sheet having decorative pattern

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5459680A JPS56150464A (en) 1980-04-23 1980-04-23 Production of embossed sheet having decorative pattern

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56150464A JPS56150464A (en) 1981-11-20
JPS6254554B2 true JPS6254554B2 (ja) 1987-11-16

Family

ID=12975106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5459680A Granted JPS56150464A (en) 1980-04-23 1980-04-23 Production of embossed sheet having decorative pattern

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JPS56150464A (en) 1981-11-20

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