JPS6252395B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6252395B2 JPS6252395B2 JP55017621A JP1762180A JPS6252395B2 JP S6252395 B2 JPS6252395 B2 JP S6252395B2 JP 55017621 A JP55017621 A JP 55017621A JP 1762180 A JP1762180 A JP 1762180A JP S6252395 B2 JPS6252395 B2 JP S6252395B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- current
- bubbles
- conductor
- sheet
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 26
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910000889 permalloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C19/00—Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers
- G11C19/02—Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers using magnetic elements
- G11C19/08—Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers using magnetic elements using thin films in plane structure
- G11C19/0808—Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers using magnetic elements using thin films in plane structure using magnetic domain propagation
- G11C19/0841—Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers using magnetic elements using thin films in plane structure using magnetic domain propagation using electric current
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気バブルを利用する磁気記憶素子に
関し、さらに詳しくは電流駆動方式の磁気バブル
素子に関するものである。
関し、さらに詳しくは電流駆動方式の磁気バブル
素子に関するものである。
磁気バブルを移動させる方法にはパーマロイパ
ターンのような軟磁性膜を用い、外部から回転磁
場を与える磁場駆動方式と、導体に電流を流し、
それによる磁場で磁気バブルを移動させる電流駆
動方式がある。
ターンのような軟磁性膜を用い、外部から回転磁
場を与える磁場駆動方式と、導体に電流を流し、
それによる磁場で磁気バブルを移動させる電流駆
動方式がある。
電流駆動方式は磁場駆動方式より高速記憶素子
を得ることが比較的容易であり種々の駆動方法が
提案されてきた。この中で実用的な価値が高いの
は導体シートに孔をあけ、この孔からのもれ磁場
で磁気バブルを移動させる方法である。詳細はベ
ル・システム・テクニカル・ジヤーナル(Bell
System Technical Journal).第58巻、第1453〜
1540頁(1979年)に示されている。
を得ることが比較的容易であり種々の駆動方法が
提案されてきた。この中で実用的な価値が高いの
は導体シートに孔をあけ、この孔からのもれ磁場
で磁気バブルを移動させる方法である。詳細はベ
ル・システム・テクニカル・ジヤーナル(Bell
System Technical Journal).第58巻、第1453〜
1540頁(1979年)に示されている。
導体シートを用いる磁気バブル素子の欠点は上
記引用文献の第9図にも示されているように、導
体シートの端付近で垂直磁場を発生し、磁気バブ
ルの安定な移動を阻害することである。この阻害
磁場を防止するために第1図に示すようにもどり
電流の導体シート14を絶縁層を介して導体シー
ト11に重ねることが考えられた。
記引用文献の第9図にも示されているように、導
体シートの端付近で垂直磁場を発生し、磁気バブ
ルの安定な移動を阻害することである。この阻害
磁場を防止するために第1図に示すようにもどり
電流の導体シート14を絶縁層を介して導体シー
ト11に重ねることが考えられた。
第1図において11は孔19のある導体シー
ト、14はもどり電流の導体シートである。電流
17,18を2枚の導体シートにそれぞれ反対方
法に流すと、導体シート端部12,15および1
3,16ではお互いの磁場が打消しあい垂直磁場
をなくすことができる。
ト、14はもどり電流の導体シートである。電流
17,18を2枚の導体シートにそれぞれ反対方
法に流すと、導体シート端部12,15および1
3,16ではお互いの磁場が打消しあい垂直磁場
をなくすことができる。
このように第1図に示した方法によれば端部の
問題は解決される。しかし、もどりの導体シート
14による電圧降下が生じ、磁気バブル素子の電
力消費が約2倍に増加する欠点がある。
問題は解決される。しかし、もどりの導体シート
14による電圧降下が生じ、磁気バブル素子の電
力消費が約2倍に増加する欠点がある。
本発明の目的は上の欠点をのぞき導体シートの
端部の問題もなく、しかも電力消費の増加をおさ
えた磁気バブル素子を提供することにある。
端部の問題もなく、しかも電力消費の増加をおさ
えた磁気バブル素子を提供することにある。
以下実施例を用いて本発明の詳細な説明をす
る。
る。
第2図は本発明の実施例の概略を示す図であ
る。第1の導体シート21は第1図11に相当す
る導体シートで、孔23が開けられている。第2
の導体シート22はもどり電流のための導体シー
トであるが、第1図の14で示す従来のものと異
なり孔24があけられている。
る。第1の導体シート21は第1図11に相当す
る導体シートで、孔23が開けられている。第2
の導体シート22はもどり電流のための導体シー
トであるが、第1図の14で示す従来のものと異
なり孔24があけられている。
孔23,24はお互いの位置がずらせてあり、
第1と第2の導体に互いに向きの異つた電流2
5,26をそれぞれ同時に流すと、27の場所で
は強められた磁場が生ずることになる。電流2
5,26は簡単には導体シートの一端を接続して
流せばよい。導体シートの端部の垂直磁場をより
厳密に打消すためには磁気バブル材料からはなれ
た側の導体シートに距離に応じて少し強めた磁場
を流せばよい。
第1と第2の導体に互いに向きの異つた電流2
5,26をそれぞれ同時に流すと、27の場所で
は強められた磁場が生ずることになる。電流2
5,26は簡単には導体シートの一端を接続して
流せばよい。導体シートの端部の垂直磁場をより
厳密に打消すためには磁気バブル材料からはなれ
た側の導体シートに距離に応じて少し強めた磁場
を流せばよい。
次に本発明による電流駆動磁気バブル素子にお
ける磁気バブルの移動状況を第3図、第4図を用
いて説明する。
ける磁気バブルの移動状況を第3図、第4図を用
いて説明する。
第3図において30は第1の導体シートにおけ
る孔、31は第2の導体シートにおける孔、32
は磁気バブルの偏位した安定位置を与えるための
イオン注入層、軟磁性層等の面内磁化層パターン
である。第1の導体シートには37に示す向き
に、第2の導体シートには38に示す向きに互い
に反対方向に同時にほぼ同じ大きさの電流を流
す。
る孔、31は第2の導体シートにおける孔、32
は磁気バブルの偏位した安定位置を与えるための
イオン注入層、軟磁性層等の面内磁化層パターン
である。第1の導体シートには37に示す向き
に、第2の導体シートには38に示す向きに互い
に反対方向に同時にほぼ同じ大きさの電流を流
す。
第4図の41に示すようにパルス電流を流す
と、磁気バブルは第3図aの33の位置に強く引
きよせられる。33の位置における磁場の強さは
孔30のみがあるときの磁場の約2倍になつてい
ることに注意する必要がある。したがつて第2の
導体シートを配することにより同じ駆動力を得る
には導体電流の値を約1/2に減少することができ、 総合的な駆動電力を低下させることができる。
と、磁気バブルは第3図aの33の位置に強く引
きよせられる。33の位置における磁場の強さは
孔30のみがあるときの磁場の約2倍になつてい
ることに注意する必要がある。したがつて第2の
導体シートを配することにより同じ駆動力を得る
には導体電流の値を約1/2に減少することができ、 総合的な駆動電力を低下させることができる。
次に導体シートへの電流を第4図42のように
切ると、磁気バブルは第3図bのように面内磁化
層パターンに吸い寄せられ34の位置に安定に存
在する。次に第4図43のように41と逆向きの
電流を流すと磁気バブルは第3図cの35の位置
に引きよせられる。次に第4図44のように電流
パルスを切ると第3図dの36の位置に安定化さ
れる。
切ると、磁気バブルは第3図bのように面内磁化
層パターンに吸い寄せられ34の位置に安定に存
在する。次に第4図43のように41と逆向きの
電流を流すと磁気バブルは第3図cの35の位置
に引きよせられる。次に第4図44のように電流
パルスを切ると第3図dの36の位置に安定化さ
れる。
このように順次電流パルスを導体シートに加え
ることにより磁気バブルを移動させることが出
来、したがつて磁気記憶素子を構成することが可
能となる。
ることにより磁気バブルを移動させることが出
来、したがつて磁気記憶素子を構成することが可
能となる。
ここに述べたのは一実施例であり、本発明の主
旨にしたがつて導体シートの形状、孔の形状等を
変化させてもよいことは言うまでもない。また、
導体シートの枚数を増しても同様の効果が期待で
きる。
旨にしたがつて導体シートの形状、孔の形状等を
変化させてもよいことは言うまでもない。また、
導体シートの枚数を増しても同様の効果が期待で
きる。
さらに同時に駆動される孔のあいた複数枚の導
体シートの組が2組以上であり、それぞれの組が
異つた電流波形で駆動されてもよい。
体シートの組が2組以上であり、それぞれの組が
異つた電流波形で駆動されてもよい。
第1図は従来から知られている電流駆動磁気バ
ブル素子の導体シートを示す斜視図、第2図は本
発明による電流駆動磁気バブル素子の一実施例の
導体シートを示す斜視図、第3図a〜dは第2図
に示す実施例における磁気バブルの動作を示す
図、第4図は同実施例における駆動電流波形を示
す図である。 なお、図において、11,14,21,22は
導体シート、12,13,15,16は導体シー
トの端部、17,18,25,26,37,38
は導体シートの電流の向き、19,23,25,
30,31は導体シートの孔、27,33,3
4,35,36は孔部分の位置、32は面内磁化
層、41,42,43,44は電流の時間的な位
置を示す。
ブル素子の導体シートを示す斜視図、第2図は本
発明による電流駆動磁気バブル素子の一実施例の
導体シートを示す斜視図、第3図a〜dは第2図
に示す実施例における磁気バブルの動作を示す
図、第4図は同実施例における駆動電流波形を示
す図である。 なお、図において、11,14,21,22は
導体シート、12,13,15,16は導体シー
トの端部、17,18,25,26,37,38
は導体シートの電流の向き、19,23,25,
30,31は導体シートの孔、27,33,3
4,35,36は孔部分の位置、32は面内磁化
層、41,42,43,44は電流の時間的な位
置を示す。
Claims (1)
- 1 磁気バブルを保存しうる磁性膜とその磁気バ
ブルを安定に存在させるための磁気的手段および
磁気バブルを移動させるための磁気的手段を有す
る磁気記憶装置において、磁気バブルを移動させ
るための前記磁気的手段が少くとも2枚の互いに
孔の位置がずれて重ねられた1組以上の導体シー
トからなり、かつ上記各組の導体シートには電流
の向きが逆でしかも電流値の変化がほぼ同一の電
流を流すことを特徴とする電流駆動磁気バブル素
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1762180A JPS56114191A (en) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | Current-drive magnetic bubble element |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1762180A JPS56114191A (en) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | Current-drive magnetic bubble element |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56114191A JPS56114191A (en) | 1981-09-08 |
JPS6252395B2 true JPS6252395B2 (ja) | 1987-11-05 |
Family
ID=11948935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1762180A Granted JPS56114191A (en) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | Current-drive magnetic bubble element |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56114191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114317U (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-13 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4162537A (en) * | 1978-06-12 | 1979-07-24 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Magnetic bubble memory |
-
1980
- 1980-02-15 JP JP1762180A patent/JPS56114191A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4162537A (en) * | 1978-06-12 | 1979-07-24 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Magnetic bubble memory |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114317U (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56114191A (en) | 1981-09-08 |
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