JPS62503161A - 折り畳み式トレ−ラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 折り畳み式トレーラ 本発明は、結局、ベースと、ホイールサスペンションによって前記ベースに連結 された２つの車輪と、牽引手段に連結されるシャフトとからなり、前記ベースが 、前記車輪のある場所に位置する中央部と、前部及び後部とから構成され、前部 及び後部が、前記中央部と同一平面にある使用時の位置と、相互に平行でかつ前 記中央部と交差した状態にある折り畳み位置とに、中央部に対してそれぞれが相 対的に変位させうる折り畳み式トレーラに関するものである。この種の折り畳み 式トレーラは、米国特許４，２３９，２５８号明細書により知られている。ベー ス前部及び後部自体は、それに連結された縁部とともに折り畳むことができるた め、この折り畳み状態ではトレーラの長さ寸法は著しく短くなる。したがって、 この折り畳み状態では、トレーラはほとんどスペースをとらず、しかも、例えば 、ガレージに、その内壁によりかけて置くことができる。

本発明は、折り畳み状態でほとんどスペースをとらず、例えば、自動車のトラン クに入れて持ち運ぶことができ、又は、屋内の押入れに入れることができる前述 のタイプのトレーラを提供することを目的とする。

この目的は、本発明にかかる折り畳み式トレーラでは、ホイールサスペンション を、折り畳み状態で、車輪が中央部とベース前部及び後部とで形成される空間内 に収容できるような形態とすることによって達成される。本発明にかかるトレー ラの外形寸法は、結果的に、ベース各部の寸法だけで決定される。折り畳み状態 で、トレーラはトランクの形となり、それ故、容易に所望の所に置くことができ る。

本発明の第１実施例では、車輪を中央部の下部に、垂直方向に、かつ、その外周 より内側に配置し、前部及び後部を下方に折り畳むように前記中央部に連結しで ある。この実施例では、ホイールサスペンションが相当簡単になるため、本発明 に係るトレーラのコストを低くすることができるという利点がある。

発明にかかるトレーラの本実施例は、これをさらに発展させ、垂直線部を前部、 中央部、及び後部の外周縁部を支点に回転するように配置すれば、コンテナ形状 の構造とすることができる。トレーラが折り畳まれた状態で、縁部はそれぞれの ベース各部に対して回転するので、全体の占有空間はほんの僅か大きくなるだけ である。

本発明のその他の実施例は、前部及び後部が中央部とともに折り畳めるように連 結され、中央部が窓のようなフレームを備え、ホイールサスペンションを、車輪 が前記フレームを通り内側に回転できる形状としである。好ましくは、このトレ ーラは、各車輪のホイールサスペンションが、中央部のまん中近傍で回転するよ うに取り付けられた、中間点で折れ曲がる横支持アームを備えた形状とする。

これによって、トレーラの良好な走行性能が得られるように車輪を配置するとい う要求だけでなく、車輪をトランク形状の中に折り畳みうるという要求をも満足 する比較的単純なホイールサスペンションが得られる。使用状態では、車輪はト レーラの幅よりもより大きな車輪幅とすることができる。さらに、ホイールサス ペンションは適当なスプリングを備えた形にすることもできる。

発明をさらに発展させ、垂直縁部をベース前部及び後部の外周部に堅固に連結し 、前部又は後部のいずれか一方とそれらの縁部との組み合わせの外形寸法を、こ れに対応する他方の組み合わせの内形寸法よりも小さくなるようにすれば、折り 畳み状態で一方の組み合わせを他方の組み合わせの中に収容することが可能にな る。このようにすると、前部及び後部はそれぞれ構造的に強固な一体物になる。

添付図面に関する下記する実施例の説明の中で発明の詳細な説明されている。

第１図は本発明にかかるトレーラの第■実施例の斜視図を示す。

第２．３図及び第４図は第１図に示す状態から折り畳むときの各階段のトレーラ を示す。

第５図は第２図に相当する他の実施例の部分図を示す。

第６図は使用状態にある本発明のトレーラの他の実施例の斜視図を示す。

第７図は第６図から折り畳んだ状態のトレーラを示す。

第８図及び第９図は、第６図に示す状態から、それぞれ折り畳んだ状態と折り畳 んだものを展開した状態のトレーラの分解された各部の斜視図である。

第１０図は第６図におけるトレーラのホイールサスペンションの部分斜視図であ る。

第１１図は第１θ図におけるホイールサスペンションの詳細図である。

本発明にかかる折り畳み式トレーラｌは、ベース２と、ホイールサスペンション ６とシャフト７とによりベース２に連結された車輪とからなる。トレーラｌはシ ャフト７のカップリング８によって牽引手段に連結される。シャフト７は締め付 は具９によりトレーラＩのベース２に連結されている。

ベース２は、中央部３．ベース後部４．ベース前部５で構成されている。ベース 後部及び前部はヒンジ１６により中央部に連結されている。

第１図は使用状態のトレーラｌを示し、そこではベース各部３゜４．５は一つの 平面になっている。発明によれば、トレーラｌは、折り畳まれた状態で中央部３ と前部及び後部ベース５．４とで形成される空間内に車輪１７が収容されるよう に折り畳むことができる。

トレーラエにおいて、これは車輪１７が中央部りの下部で、垂直方向に・かつ・ 外周よりも内側にに配置され、ベースの前部５と後部４とが下方に折り畳まれる ことにより達成されている。

垂直縁部は、前部、中央部及び後部の外縁部を支点として回転するように配置さ れており、それ故、使用状憩では、トレーラｌはコンテナの形になる。これは、 テンションクランプ１６によって使用状態にロックされ、それにより側板１０， １１及びＩ３はトレーラの両サイドに強固な一体物としてロックされる。

トレーラｌの折り畳み動作は次のように行われる。

締付は金具９が解除され、それによってシャフト７を取り除くことができる。次 に、テンションクランプ１６が分離され、それによって、横板１１とこれに連結 された前板ｌＯとを備えたベース前部は下方に回転され、中央部３に連結されて いる横板１０は下方に回転され、さらに、横板１３と、これに連結されている後 板１４を有するベース後部４は同様に下方に回転される。最終的に、第２図に示 す状態になる。

前板１２と後板１４に対してそれぞれ相対的に回転可能に取り付けられた横板１ １と１３は内側に折り畳まれ（第３図）、前板１２と後板１３は上方に折り畳ま れる（第４図）。これにより、第４図に示すように、相当小さな寸法のトランク 形状になる。そのトランク形状は適当なテンションクランプ（図示せず）によっ て保持されている。

さらに、ハンドルは適当な所、つまり、折り畳まれたトレーラを持ち上げること ができる場所に配置される。

特に、横板と前板及び後板のヒンジ接続部はその他の方法で簡単にすることがで きることは明らかである。第５図は別の実施例を示し、これでは、ベース前部に 取り付けられた横板１８と前板１９とはそれぞれベース前部に回転可能に連結さ れている。

第６図ないし第１１図に示されているトレーラ２５は、前部２８と後部２７とが 上方に折り畳まれるように中央部２６に連結された実施例で、そこでは、中央部 は窓のようなフレーム４０と、ホイール４３がフレーム４０を通り内側に回転で きるような形としたホイールサスペンション４２とを備えている。トレーラ２５ において、垂直縁部はベース前部２８とベース後部２７にそれぞれ一体的に取り 付けである。そのようにして形成された前部及び後部コンテナは、それらを軽量 で強固なものにするために、サンドイッチ構造の適当なもので作ることができる 。

中央部２６に位置する垂直縁部３７はヒンジ３０によって前部２８に連結されて いる。側部３７は、コンテナ全体が強固な一体物を形づくるように、テンション クランプ２９によって後部２７にしっかりと連結されている。

シャフト３６は、ロックピン３８により相互に連結されている前シャフト部３４ と後シャフト部３５とからなる。第６図及び第９図に示される使用状態では、シ ャフト３６は前部２８の受金物３１と、中央部のフレーム４０に設けられた２つ の受金物３３とを通して配置されている。ロックビン３２を用いて、シャフトは 最先の受金物３１に固定される。さらに、シャフト３６を図示しない方法により 一方又は双方の受金具３３に固定することもできる。

第９図に示すように、中央部２６は前述した窓の形をしたフレーム４０と、使用 時にその上に載置されるベース板４１とを備えている。トレーラ２５を折り畳む には、ベース板４１がフレーム４０から分離される。ホイールサスペンション４ ２は、フレーム４０の中央に配設されたシャフト５４にベアリング４５を介して 取り付けられた横支持アーム４４を各車輪４３に対して備えている。横支持アー ム４４の中間点には、その横支持アームを曲折しうるようにフレキシブルジヨイ ント４６が配置されている。特に第８図に示すように、車輪４３は、結果的に、 フレキシブルジヨイント４６の点で折曲するホイール支持アームとともに、フレ ーム４０を通り、折り畳まれたトレーラの内側へ回転することができる。

第１１図に示すように、フレキシブルジヨイント４６は、管により形成された支 持アーム４４の両側部分に取り付けたヒンジプレート４７により形成されており 、そのプレートはそこの貫通孔に配設されたビン４８により互いに回転可能に連 結されている。

車輪４３に近接する端部で、支持アーム４４にはコイルばねがしっかりと装着さ れるようにブラッケット４９が設けである。その上部では、コイルスプリング５ ０がスプリングカップ５１を押上げ、その項部には四角のビン５２が突き出てい る。このピン５２は、フレーム４０の一部５３に設けた四角孔５５に収容される 。使用状態では、ピン５２はロックビン又は同種のもの（図示せず）により孔５ ５に固定される。

第６図に明確に示すように、垂直縁部を堅固に連結したベース後部２７の外形寸 法は、これは対応するベース部２８の垂直縁部における内形寸法よりも小さくな るようしである。第７図及び第８図に示すように、トレーラ２５が折り畳まれた 状態では、結果的に、後部の組み合わせは前部の組み合わせの中に収容すること ができる。

第６図で示される使用状態から第７図で示される折り畳み状態に至るトレーラ２ ５の折り畳み動作は次のように行われる。まず、ベース板４１が中央部から分離 される。そして、テンションクランプ２９が解除されると、後部はヒンジ３９を 中心としてその後端部が地面に落着くまで下方に回転する。続いて、第６図にお いて明らかな金具５６が後コンテナの外側を通過できるように、側板３７はわず かに外側に回転させられる。次に、まだシャフト３６によって強固な一体物とし て相互連結されている中央部２６と前部２８は、ヒンジ３９を中心として、中央 部及び前部がまっすぐ直立するまで上方に回転される。この状態になると、ホイ ールサスペンション４２はスプリングカップ５１の所で分離され、窓の形をした フレーム４０を通り後部コンテナの内部空間に向って内側に回転される。次に、 シャフト３６が分離されてばらばらに分解される。これらのシャフト３４と３５ 及びベースプレート４１は後部コンテナの中に収容され、その後、前部が後部コ ンテナを覆うように後方に回転される。

側板３７はフレーム４０の下面に向ってヒンジ３０を中心に回転される。

各部材（図示せず）は、折り畳まれた状態できちんと完全なものとたトレーラ２ ５はハンドル５７をもって持ち上げることができ、適当な場所に置く又は収容す ることができる。

例えば、使用状態で長さ１．５ｍ、幅０．釦のコンテナを有するトレーラ２５は 、このようにして車の荷物収容部に容易に置くことができ、又は、保管場所に保 管できる程の全体形状としたトランクに折り畳むことができる。

国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　Ｔ！（Ｅ　！ＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＩ ＪＯＲＴ　ＯＮ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．結局、ベースと、ホイールサスペンションにより前記ベースに連結された２ つの車輪と、牽引手段に連結されるシャフトとからなり、前記ベースに、前記車 輪のある場所に位置する中央部と前部及び後部とで構成され、前記中央部と同一 平面にある使用時の位置とと、相互に平行でかつ前記中央部と交差した状態にあ る折り畳み位置とに、中央部に対してそれぞれ相対的に変位しうる折り畳み式ト レーラにおいて、前記ホイールサスペンションを、折り畳み状態で、前記中央部 とベース前部及び後部によって形成される空間内に前記車輪を収容しうる形状と したことを特徴とする折り畳み式トレーラ。
2. ２．前記車輪が中央部の下部に、垂直方向に、かつ、外周よりも内側に配置され 、前部及び後部が下方に折り畳まれるように前記中央部に連結されていることを 特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載の折り畳み式トレーラ。
3. ３．垂直縁部が前部，中央部，及び後部の外周部を支点として回転するように配 設されていることを特徴とする前記特許請求の範囲第２項記載の折り畳み式トレ ーラ。
4. ４．前部及び後部が折り畳めるように中央部に連結され、中央部が窓のようなフ レームと、ホイールサスペンションが車輪を前記フレームを通り内側に回転でき る形としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の折り畳み式トレーラ。
5. ５．各車輪のホイールサスペンションが、中央部のまん中近傍に回転可能に取り 付けられた、中間点で折曲可能な横支持アームを備えていることを特徴とする前 記特許請求の範囲第４項記載の折り畳み式トレーラ。
6. ６．垂直縁部がベース前部及び後部の外周部に堅固に連結され、前部又は後部い ずれか一方とそれらの端部との組み合わせの外形寸法が、対応する他方の組み合 わせの内形寸法よりも小さくなるようにしてあることを特徴とする前記特許請求 の範囲第４項，第５項のいずれかに記載の折り畳み式トレーラ。