JPS62503013A - 技能遊戯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技能遊戯 ［産業上の利用分野コ 本発明は遊技玩具に関する。

［従来の技術］ 色々な遊技玩具が知られている。その一つにジャイロスコープ玩具に属するもの がある。この型の玩具の一つがＵＳ−Ｐ　ＳＮｏ、４３７１６１５．に記載され ており、ここでは六角形の部品が、その底部に尖端を有する垂直に直立する軸に 固定されている。この装置は四角い目に分割された遊戯盤を有し、上記軸をこの 盤の上で回転させることが出来る。盤の隅に名前と数字が入り、その回転運動に より遊技者が得た結果が表示される。

ＨＵ　−Ｐ　Ｓ　Ｎｏ、１７１９１４．には次のごときジャイロスコープ玩具が 記載されている。即ち、遊技場が動く盤となっており、その上で、回し始めたジ ャイロスコープを予め決められた道に添って動かさねばならない。このジャイロ スコープには略同じ周期で回転する回転機構が組込まれている。

これと別のグループに属する遊技玩具として、グラウンド上を手の動作で転がす 色々な輪を用い、各種動作をさせるようにしたものがある。

［発明の目的及び手段］ 本発明の主たる目的は、手で持つことが出来、小形の為に何時どこででも簡単に ポケットから取り出し、遊技者の手元の器用さを上達させることが出来、一方、 安価で、製造しやすい遊技玩具を開発することである。

本発明によれば、この目的は次の如き遊技玩具により達成される。即ち、実質的 には一個の環状の枠で出来ており、その外表面にハンドルを、又その内表面には 、枠の回転半径面に対し直角に設けられた凹面の滑走路とを有する如くにした遊 技玩具である。少なくとも二個の車輪で上記凹面の滑走路を走る車体が上記枠に 取付けられ、凸面形をした上記車輪の外面と滑走路の凹面とが密接する如くにし 、上記車体と上記、枠の間には可撓性連結部材が設けられる。

枠の内表面に、好ましくはその中央に、枠の半径方向に走るのに好都合な、細い 溝を設け、その外側を囲む枠の中に中空溝を設ける。可撓性連結部材は一本の撚 糸を有し、それが細い溝に通され、その一端が車体に、好ましくはその中央に、 固定され、その底部で案内される。一方、撚糸の他の端は」二足中空溝の中に置 かれた滑り具に固定される。

［発明の効果コ 本発明による遊技玩具の効果は次の如くである。即ち、・それはリズム及び平衡 感覚を増進し、・それは注意及び集中力を増進し、 ・それは自動車の運転に有効な特性である軌道維持能力を増進し、 ・それは非拘束の弛緩運動の訓練を行ない、・それは多方向運動を行なう可能性 を養い、・さらに別の特徴として、それはいかなる姿勢でも、即ち、立ったり、 座ったり又は歩きながらでも行なうことが出来、・それは非常に楽しく又競争し て行なうことが出来、ること等である。

［図面の簡単な説明］ 第１図は玩具の正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿う断面図、第３図は第１ 図のＢ　＝Ｂ線に沿う別の断面図である。

［実施例］ 第１図で明らかな如くに、この玩具は、環状の枠４で、上記枠４の外表面に固定 されたハンドル５を備えたものである。

最も単純な形では、上記枠４は、例えば射出成型で半割りリング状の二個の環を 作り、次にこれを張り合せたものから成り立っている。

環状の枠４の内面は滑走路１４を構成している。滑走路１４は、第２及び３図に 明らかな如く、枠４の半径ｒの回転面に直角の方向に凹面を成している。滑走路 １４を形成する枠４の内表面には、その対称線に沿い、半径ｒの方向に細い溝１ １が設けられる。この溝１１は枠４の内部で広がり中空溝１３を形成する。

溝１１と中空溝１３とは、環状の枠４の全内周に亙り、中断すること無く且つ滑 走路１４に沿い互いに繋がっている。細い溝１１の幅は細い撚糸７がその間を通 過するのに十分なものとする。

車輪６及び９で走る車体２は凹面の滑走路１４の上に置かれる。実施例で示した 車体は２は自動車であるが、その形は飛行機でも汽車でもあるいはその他どのよ うな形でもよい。車輪６及び９の転がり面は凸面で、第２図に明示した如くに、 対応する滑走路１４の凹面に密接する。

車体２は伜４に弾力的に取（−ｊけられている。可撓性連結部材１５の一端は車 体２に固定されねばならないが、好ましくは、車輪６と９の中央かよい。可撓性 連結部材１５は車体２の底部で案内される。可撓性連結部材１５の他の端は滑走 路１４の中に設けられた溝１１を通り、中空溝１３の中に下げられ、そこで溝Ｉ Ｉに沿って自由に移動出来るように固定されなければならない。

図示した実施例に於いては、可撓性連結部材１５は溝１１により案内される撚糸 ７を持っている。撚糸７の一端は部品１０に固定されるが、この部品は車体２に 、車輪６及び９の間で固定されているブシュ１２の中にあるビーズである゛。撚 糸７の他の端は中空溝１３の中に置かれる滑り具８に結び付けられる。

図に示した実施例に置いては、穴１６はブシュ１２の中の部品１０の中にある。

この穴１６は垂直方向に開いており、撚糸７はその穴１６を通り下から上に導か れ、その上端で部品１０に固定される。

滑り具８には、やはり上向きの穴１７が開いており、上記穴１７に撚糸７を通し 、滑り具８の非滑動底面に固定される。撚糸７は滑り具８と共に自由に動きなが ら、滑走路１４に沿う車体２の円運動について行く。

しかし、可撓性連結部材１５の上端は、丁度車輪６と９の中間で車体に貫通孔が 出来、撚糸７が上記穴に固定出来るように配備されている。この場合、撚糸７は 上記穴の底面で案内される。このような車体２の底部での案内は、撚糸７があら ゆる方向へ自由に動き得るようなものでなければならない。

車体２か滑走路１４を走っているとき撚糸７か車輪６及び９の下に巻込まれ、車 輪６及び９の自由な運動か妨害されないように、この案内の底面が決定される。

撚糸７の材料について考慮すべきことは、耐摩耗性で非常にしなやかな祠料を選 択することである。この材料は、上記要件を満たした物でさえあれば、プラスチ ック繊維の一体物又は撚糸、天然繊維、金属系又はその他繊ｔ（Ｌ状のもの、時 には細い錆でも差支え無い。

枠４の外表面には穴１が開け・しれており、この穴を通って、撚糸７とその端に 固定される滑り具８か製造時に差込まれる。

撚糸７が切れたとき、それをこの穴から取り出したり、交換したりすることか出 来る。

静止状態での車体２は砕４に固定されており、その為の係止片３が砕４の外表面 の適宜の位置に付けられており、ゴム糸等弾力性の物で車体２を砕４に固定する 。

本発明の玩具は次の如くにして使用される。即ち、遊戯者は手でハンドル５を持 ち、枠４を前後に、次いで、上下に動かし、車体２を運動状態にし、滑走路１４ 上を走らせる。

競技者の技術により、車体２は滑；と路１４Ｆに残ったり、離脱したりする。車 体２は滑走路１４から離脱しても砕４から落ちないように、可撓性連結部材１５ によって確保されている。

撚糸７かぴんと張られ、滑り具８は細い満１１を持つ中空溝１３の壁に付き当て られ、車体２が枠４から遠くに飛出さずに、車体２が伜４の横に釣り下がるでい るようにする。車体２を滑走路１４に戻し、ゲームを継続することが出来る。

滑走路１４の凹み具合及び車輪６及び９の凸面曲率半径がゲームの難易度に影響 する。曲率半径か大きけれは大きい程、車体２は滑走路１４から投出され易くな る。つまり、車体２を滑走路１４の−にに保つことが困難となり、ゲームか難し くなるのである。

手続補正書（昆） 昭和６２年９月１０日 ＰＣＴ／ＨＵ８６１０００３０ ２、発明の名称 技　能　遊　戯 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 名称　ライセンシイア・タラルマニイオカット・エルテケシト・工・イソウ゛エ シイオス・クルケレスケデルミ・バララド ４、代理人 東京都千代田区霞が関３丁目７番２号　ＵＢＥビル昭和６２年８月２５日（発送 日） 国　際　調　査　報　告

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．その外表面にハンドルが設けられた環状の枠から成り、滑走路を形成するそ の内表面が上記枠の回転半径面に対し直角の方向に凹面形をなしており、更に、 少なくとも二個の車輪を持ち上記滑走路上を走る如くに載置される車体を有し、 上記車輪の凸面形の外表面が、対応する滑走路の凹面に密接し、又可撓性連結部 材が車体と枠の間に設けられている、ことを特徴とする、遊戯玩具。
2. ２．上記枠の内表面に、好ましくはその中央に、枠の半径方向に細い溝を有し、 その溝が枠の中に広がって中空溝を形成する如くにすることを特徴とする、請求 の範囲第１項に記載の玩具。
3. ３．上記可撓性連結部材が溝に通される撚糸を有し、上記撚糸の一方の端が上記 車体に、好ましくは上記二個の車輪の中央に、固定され、上記撚糸の他の端が上 記中空溝の中に有る滑り具に固定されていることを特徴とする請求の範囲第１項 又は第２項に記載の玩具。