JPS6250297A - 水上飛行機の離着装置 - Google Patents
水上飛行機の離着装置Info
- Publication number
- JPS6250297A JPS6250297A JP18853085A JP18853085A JPS6250297A JP S6250297 A JPS6250297 A JP S6250297A JP 18853085 A JP18853085 A JP 18853085A JP 18853085 A JP18853085 A JP 18853085A JP S6250297 A JPS6250297 A JP S6250297A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- outer plate
- seaplane
- nose
- plate block
- Prior art date
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- Pending
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- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は水上飛行機の離着装置に関する、更に詳しくは
水上飛行機の水面に浮ジする胴体もしくはフロートなど
の離着装置に関する。
水上飛行機の水面に浮ジする胴体もしくはフロートなど
の離着装置に関する。
従前技術とその問題点
水上飛行機の離水時に必要な機首上げは主翼のフラップ
を使用して行はれるのが通例である。
を使用して行はれるのが通例である。
フラップの作動は飛行機の抵抗を増大させるからエンヂ
ンの出力を増大させる必要があり、燃料消費の増加を余
儀なくされる。またフラップの使用による機首上げは機
首に直接上向きの圧力を加えるものではないから機首上
げの実施に若干の時間を必要とする。このために離水前
の滑走距離が長くなり勝ちで、限られた水面における離
着水を困難にする。本発明は従前の水上飛行機に起るこ
の種の問題の解決を図るものである。
ンの出力を増大させる必要があり、燃料消費の増加を余
儀なくされる。またフラップの使用による機首上げは機
首に直接上向きの圧力を加えるものではないから機首上
げの実施に若干の時間を必要とする。このために離水前
の滑走距離が長くなり勝ちで、限られた水面における離
着水を困難にする。本発明は従前の水上飛行機に起るこ
の種の問題の解決を図るものである。
発明の目的
本発明は、燃料消費を増大させることなく水上飛行機の
離着水時の機首上げを迅速確実に行はせるのみならず、
離着水時の滑走距離を短縮し限られた水面における離着
水を可能にする経済的な水上飛行機の離着装置を提供す
ることにある。
離着水時の機首上げを迅速確実に行はせるのみならず、
離着水時の滑走距離を短縮し限られた水面における離着
水を可能にする経済的な水上飛行機の離着装置を提供す
ることにある。
本発明の以上の目的は、水上飛行機の胴体もしくはフロ
ート(以下簡単のために単にフロートと呼ぶ)の前端I
C隣接する点からフロートの底面に達しフロート縦中心
面の両側にほぼ対称に延び出す所定寸法の外板部分を該
部分の内側に配列さ肚た骨材とともにフロートの主体部
分から分断し、前記前端に隣接する点をフロート主体部
分の前端にヒンヂさせた形態を成す回動自在の外板ブロ
ックと、フロート主体部分に据付けられ作動端を前記外
板ブロックに接続させた圧搾空気シリンダなどの駆動部
材とから成る機首上げ機構を備えているととを特徴とす
る本発明の水上飛行機の離着装置により達成される。
ート(以下簡単のために単にフロートと呼ぶ)の前端I
C隣接する点からフロートの底面に達しフロート縦中心
面の両側にほぼ対称に延び出す所定寸法の外板部分を該
部分の内側に配列さ肚た骨材とともにフロートの主体部
分から分断し、前記前端に隣接する点をフロート主体部
分の前端にヒンヂさせた形態を成す回動自在の外板ブロ
ックと、フロート主体部分に据付けられ作動端を前記外
板ブロックに接続させた圧搾空気シリンダなどの駆動部
材とから成る機首上げ機構を備えているととを特徴とす
る本発明の水上飛行機の離着装置により達成される。
発明の構成
本発明の構成を、添付図面に示す実施例について説明す
ると次の如くである。
ると次の如くである。
第1図を参照するに、本発明の離着装置IOを取付けた
フロート2を有する水上飛行機20が示されている。フ
ロート2は飛行機の胴体1からストラット4A、4Bに
より吊下げられている。
フロート2を有する水上飛行機20が示されている。フ
ロート2は飛行機の胴体1からストラット4A、4Bに
より吊下げられている。
第2.3.4図に示す如く、フロート2は前端5Bから
尾端の方向に延び出す細長い空洞8を甲板9の下側に備
えている。空洞8は下側を水中に開口させ、両側を逆U
字形を成すフロート前端部分5の壁により仕切ら扛てい
る。細長い空洞8の右端(第3図)には傾斜隔壁12が
設けられ、空洞8を有するフロート前端部分5と空洞を
備えていないフロート主体部分2人とを区分している。
尾端の方向に延び出す細長い空洞8を甲板9の下側に備
えている。空洞8は下側を水中に開口させ、両側を逆U
字形を成すフロート前端部分5の壁により仕切ら扛てい
る。細長い空洞8の右端(第3図)には傾斜隔壁12が
設けられ、空洞8を有するフロート前端部分5と空洞を
備えていないフロート主体部分2人とを区分している。
第2及び4図に示す如く、フロート前端部分5の空洞8
を充填する箱形の外板ブロック3が設けられる。外板ブ
ロック3は空洞8の下端の開口に嵌込まれ、逆U字形を
成すフロート前端部分5の底部外板22(Z、22hと
なめらかに接続する帯状の外板部分3aとその内側に取
付けら第1.る肋材、縦通材などの骨材とを備えている
。外板ブロック3は更に空洞8に嵌込まれるとき、空洞
80両側の壁5a、5b(第4図a)のそれぞれに対向
する竪壁18 (L 、 1.8 b 、空洞8の傾斜
壁12に対向する端壁19.ならびに空洞8の上部に位
置する甲板9aの下向に対向する頂壁21を備え、これ
らの壁により完全に密封された浮箱となされている。
を充填する箱形の外板ブロック3が設けられる。外板ブ
ロック3は空洞8の下端の開口に嵌込まれ、逆U字形を
成すフロート前端部分5の底部外板22(Z、22hと
なめらかに接続する帯状の外板部分3aとその内側に取
付けら第1.る肋材、縦通材などの骨材とを備えている
。外板ブロック3は更に空洞8に嵌込まれるとき、空洞
80両側の壁5a、5b(第4図a)のそれぞれに対向
する竪壁18 (L 、 1.8 b 、空洞8の傾斜
壁12に対向する端壁19.ならびに空洞8の上部に位
置する甲板9aの下向に対向する頂壁21を備え、これ
らの壁により完全に密封された浮箱となされている。
第4図(a)に示す如く、外板ブロック3はフロート2
の縦中心面22に関し相互に対称な形状を有する左右両
生部分から成り逆U字形を成すフロート前端部分5の底
部外板22α、22bと滑らかに斉合する外板部分3a
を備えている。第2,3図に示す如く、外板ブロック3
は左端をフロートの前端部分5の左端5Bに水平ピン6
を介し回動自在に取付けている。従って、外板ブロック
3は第2図に示す空洞8内に置かれる待機位置(1)と
、第3図に示す空洞8の下側に押出された機首上げ位置
(mとの間で往復回動する。
の縦中心面22に関し相互に対称な形状を有する左右両
生部分から成り逆U字形を成すフロート前端部分5の底
部外板22α、22bと滑らかに斉合する外板部分3a
を備えている。第2,3図に示す如く、外板ブロック3
は左端をフロートの前端部分5の左端5Bに水平ピン6
を介し回動自在に取付けている。従って、外板ブロック
3は第2図に示す空洞8内に置かれる待機位置(1)と
、第3図に示す空洞8の下側に押出された機首上げ位置
(mとの間で往復回動する。
第5図に示す如く、フロートの主体部分2Aの傾斜隔壁
12に高圧空気により作動する駆動シリンダー7が取付
けられている。シリンダー7から延び出すピストン杆の
先端などの作動端23が外板ブロック3に接続されてい
る。駆動シリンダー7の作動により外板ブロック3が待
機位置(■)と機首上げ位置(II)との間で回動する
。
12に高圧空気により作動する駆動シリンダー7が取付
けられている。シリンダー7から延び出すピストン杆の
先端などの作動端23が外板ブロック3に接続されてい
る。駆動シリンダー7の作動により外板ブロック3が待
機位置(■)と機首上げ位置(II)との間で回動する
。
第6図は第5図の駆動シリンダーの変形を示すもので、
フロートの主体部分2Aに据付けられた駆動シリンダー
17が作動端24を回動1軸6から延び出す腕15の先
端に接続させている。
フロートの主体部分2Aに据付けられた駆動シリンダー
17が作動端24を回動1軸6から延び出す腕15の先
端に接続させている。
第7図はフロートを使用することなく、胴体11を直接
水面に浮乏させる方式の水上飛行機30を示すもので、
水面の一ヒ側から水面の下側に延び出す空洞25が機首
の下側に設けられ、空洞25の左端に隣接する位置に回
動ピン16を介して取付けられた外板ブロック13が空
洞25の内部に嵌込まれている。外板ブロック13は第
5図に示す駆動シリンダー7と同様の駆動機構により点
鎖線に示す機首上げ位置に降下される。
水面に浮乏させる方式の水上飛行機30を示すもので、
水面の一ヒ側から水面の下側に延び出す空洞25が機首
の下側に設けられ、空洞25の左端に隣接する位置に回
動ピン16を介して取付けられた外板ブロック13が空
洞25の内部に嵌込まれている。外板ブロック13は第
5図に示す駆動シリンダー7と同様の駆動機構により点
鎖線に示す機首上げ位置に降下される。
使用に際し、離水の場合には飛行機の滑走速度がロティ
ジョン速度■Rに達したとき本発明の外板ブロック3を
駆動シリンダにより所定量だけ押下げるときは水面から
の反力により機首」二げが行はれ自動的に飛行機20が
離水する。着水時には最終進入が終了するとき機首を起
しフローティング状態で着水するが、この際の機首上げ
も本発明の装置を使用して迅速容易に行はgる。
ジョン速度■Rに達したとき本発明の外板ブロック3を
駆動シリンダにより所定量だけ押下げるときは水面から
の反力により機首」二げが行はれ自動的に飛行機20が
離水する。着水時には最終進入が終了するとき機首を起
しフローティング状態で着水するが、この際の機首上げ
も本発明の装置を使用して迅速容易に行はgる。
発明の効果
本発明の効果は主翼のフラップを使用することなく桟面
」−げが行はオするから飛行機の抵抗を増大させない。
」−げが行はオするから飛行機の抵抗を増大させない。
従って燃料消費を節減することができる。また、本発明
によれば外板ブロックの押下げにより桟面が直接持上げ
られるから機首」二げに際し時間の無駄を主することが
ない。従って、この分だけ水上を滑走する距離が低減さ
れ、限られた水域においても水」−飛行機を離着させる
ことができる。
によれば外板ブロックの押下げにより桟面が直接持上げ
られるから機首」二げに際し時間の無駄を主することが
ない。従って、この分だけ水上を滑走する距離が低減さ
れ、限られた水域においても水」−飛行機を離着させる
ことができる。
第1図は本発明の装置を取1寸けた水上飛行機を示す側
面図、 第2図は第1図の装置の要部を示す拡大詳細図、第3図
は第2図の装置の作動状態を示す詳細図、第4図の(a
)は第3図の線a−aから見た端面図、第4図の(b)
は第3図の線b−bから見た断面図、第5図は第2図の
要部の駆動機構を示す断面図、第6図は第5図の1駆動
機構の変形実施例を示す断面図。 第7図は水上飛行機の胴体に取付けられた本発明の装置
を示す側面図である。 1 胴体 2 フロート 3 外板ブロック 4A、4B ストラット 5 フロート前端部分 6 水平ピン 7 高圧空気シリンダー8
空 4司9 甲板 10 本発明の離着装置11
胴体 12 傾斜隔壁 13 外板ブロック 15 リンク ■6 回動ピン 17 高圧空気シリンダー18a、18
b 竪壁 19 端壁 21 頂壁 22(L、22b 底部外板 23.24 作動端 25 空洞
面図、 第2図は第1図の装置の要部を示す拡大詳細図、第3図
は第2図の装置の作動状態を示す詳細図、第4図の(a
)は第3図の線a−aから見た端面図、第4図の(b)
は第3図の線b−bから見た断面図、第5図は第2図の
要部の駆動機構を示す断面図、第6図は第5図の1駆動
機構の変形実施例を示す断面図。 第7図は水上飛行機の胴体に取付けられた本発明の装置
を示す側面図である。 1 胴体 2 フロート 3 外板ブロック 4A、4B ストラット 5 フロート前端部分 6 水平ピン 7 高圧空気シリンダー8
空 4司9 甲板 10 本発明の離着装置11
胴体 12 傾斜隔壁 13 外板ブロック 15 リンク ■6 回動ピン 17 高圧空気シリンダー18a、18
b 竪壁 19 端壁 21 頂壁 22(L、22b 底部外板 23.24 作動端 25 空洞
Claims (1)
- 水上飛行機の胴体もしくはフロート(以下簡単のため単
にフロートと呼ぶ)の前端に隣接する点からフロートの
底面に達しフロート縦中心面の両側にほぼ対称に延び出
す所定寸法の外板部分を該部分の内側に配列された骨材
とともにフロートの主体部分から分断し、前記前端に隣
接する点をフロート主体部分の前端にヒンヂさせた形態
を成す回動自在の外板ブロックと、フロート主体部分に
据付けられ作動端を前記外板ブロックに接続させた圧搾
空気シリンダーなどの駆動部材とから成る機首上げ機構
を備えていることを特徴とする水上飛行機の離着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18853085A JPS6250297A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 水上飛行機の離着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18853085A JPS6250297A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 水上飛行機の離着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6250297A true JPS6250297A (ja) | 1987-03-04 |
Family
ID=16225317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18853085A Pending JPS6250297A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 水上飛行機の離着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6250297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7948231B2 (en) | 2004-12-14 | 2011-05-24 | Ntn Corporation | Rotation detecting apparatus having magnetic sensor array and bearing provided with same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5239296A (en) * | 1975-09-23 | 1977-03-26 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Flying boat having a gliding surface projecting from bow |
-
1985
- 1985-08-29 JP JP18853085A patent/JPS6250297A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5239296A (en) * | 1975-09-23 | 1977-03-26 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Flying boat having a gliding surface projecting from bow |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7948231B2 (en) | 2004-12-14 | 2011-05-24 | Ntn Corporation | Rotation detecting apparatus having magnetic sensor array and bearing provided with same |
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