JPS6250089B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6250089B2
JPS6250089B2 JP55030160A JP3016080A JPS6250089B2 JP S6250089 B2 JPS6250089 B2 JP S6250089B2 JP 55030160 A JP55030160 A JP 55030160A JP 3016080 A JP3016080 A JP 3016080A JP S6250089 B2 JPS6250089 B2 JP S6250089B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fat
cocoa butter
thiokolate
temperature
butter substitute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55030160A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS56127052A (en
Inventor
Shoshi Maruzeni
Kazuo Itagaki
Toshimichi Yanagihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Denka Kogyo KK filed Critical Asahi Denka Kogyo KK
Priority to JP3016080A priority Critical patent/JPS56127052A/en
Publication of JPS56127052A publication Critical patent/JPS56127052A/en
Publication of JPS6250089B2 publication Critical patent/JPS6250089B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は耐熱性に優れたチヨコレート製造に適
したカカオバター代用脂及びそれを含有して成る
チヨコレート組成物に関する。更に詳しくは、サ
ル中部脂(サルシード中部脂を言う、以下同
じ)、サル脂(サルシード脂を言う、以下同じ)、
及びパーム中部脂が特定割合で含有されて成ると
ころの耐熱性に優れた夏期のチヨコレートの製造
に適したテンパー型カカオバター代用脂及びそれ
を含有して成るチヨコレート組成物に関する。 チヨコレートの主な需要期は、冷涼あるいは冷
寒な季節である。高温の夏期は、チヨコレートの
需要が著しく低減する。北海道は、冷涼な地域で
ある為か、他の温暖な地域に比較してチヨコレー
トの需要が多い。これは冷涼な外的条件がチヨコ
レートへの嗜好をより促す為と思われる。夏期に
おけるチヨコレートの需要低減のもうひとつの理
由として、日本の夏期の如くの温度条件下におい
て、チヨコレートに望まれる諸物性をすべて充分
満足するような製品を提供し得なかつたことが挙
げられよう。 従来のチヨコレートは、夏期温度条件下で、チ
ヨコレートとして望ましい諸物性、つまり、保型
性、スナツプ性、口どけ、更には耐ブルーム性あ
るいは表面光沢保持性等々の諸物性を全て充分に
満足できるものではなかつた。夏期、チヨコレー
トを食しようとして、その包装銀紙のなかに粘性
流動物を見い出したことのある者も、又更に、セ
ピア色の光沢の代わりに粉粒状表面を見い出した
ことのある者も少なくないであろう。 本発明の目的は、夏期用チヨコレート製造に適
したテンパー型カカオバター代用脂及びそれを含
有して成るチヨコレート組成物を提供することで
ある。つまり夏期温度条件下においても、保型
性、スナツプ性、口どけ、更には耐ブルーム性あ
るいは表面光沢保持性等々のチヨコレートに望ま
れる全ての諸性状、諸物性を充分満足するチヨコ
レートの製造に適したテンパー型カカオバター代
用脂を提供することである。 本発明者らは、本目的を達成すべく、種々の系
につき詳細に検討した結果、サル中部脂、サル
脂、及び、パーム中部脂を成分としたカカオバタ
ー代用脂の系によるチヨコレートの物性が従来公
知の例えばシア−ステアリン系のカカオバター代
用脂の物性と著しい相異を示すことを見い出し
た。即ち、シアーステアリン及びパーム中部脂の
配合において耐熱性をよくしようとしてシア−ス
テアリンの割合を増加してゆくと非常に口どけが
悪くなる。つまりこのシア−ステアリン系である
程度の耐熱性を得ようとすると、他の物性が著し
く劣化してしまう。しかしながら、サル中部脂、
サル脂、及びパーム中部脂を成分とした系では、
特定の範囲のなかで耐熱性を増加させても、チヨ
コレートの口どけは悪くはならない。 耐熱性を増加させたシアーステアリン系のチヨ
コレートではそれを食したとき、口の中でとけず
にかなりの間残余する成分があるが、本発明のサ
ル中部脂、サル脂、及び、パーム中部脂から成る
系によるチヨコレートを食した場合、はじめ多少
かための感じを与える場合もあるが、口の中で非
常にすみやかに溶け清涼感を与える。そして口の
中に残余するものはない。又、夏期のようにチヨ
コレートの保存温度が高くなると、当然はじめの
かたさは減少する。又更に、従来公知のシアース
テアリン及びパーム中部脂系のカカオバター代用
脂において、シアーステアリンの割合を増加さ
せ、固体脂指数を全般的に上げると、フアツトブ
ルームが非常に発生しやすくなるという欠陥を有
していたが、本発明のカカオバターの代用脂では
そのような欠陥は生じない。 これは、サル中部脂、サル脂、及びパーム中部
脂を主体としたカカオバター代用脂が特定条件下
で、カカオバターと非常に配合性がよく、従つて
すべての油脂成分がチヨコレート組織のなかで微
細に分散、速やかに安定結晶となり、更に油脂結
晶のチヨコレート組織のなかでのミグレーシヨン
が非常に遅い為と思われる。 本発明のカカオバター代用脂はサル中部脂40〜
80%(重量基準、以下同じ)、サル脂0〜30%、
及びパーム中部脂20〜60%から成り、且つ固体脂
指数が20℃で80以上、30℃で48以上、33℃で30〜
65、35℃で3〜25、37℃で1以下であることを特
徴とする。 又本発明のテンパー型チヨコレート組成物は上
記カカオバター代用脂を5〜30%含有することを
特徴とする。 本発明のカカオバター代用脂を構成するサル脂
は、サルシード(シヨリアロブスタの種子)より
抽出される油脂であり、品質のよい原料サル脂を
精製して使用しなければならない。精製サル脂と
して望ましい性状としては、30℃の固体脂指数が
48以上、水酸基価が16以下、ヒドロキシ脂肪酸及
びエポキシ脂肪酸の総含有量が1.5%以下等が挙
げられる。 又、本発明のカカオバター代用脂を構成するサ
ル中部脂は、サル脂を溶剤分別することにより得
られる。サル脂に含まれる三飽和トリグリセリド
(S3)は1〜2%程度で、その含量が非常に少ない
ので、カカオバター代用脂の成分として望ましい
二飽和−不飽和トリグリセリド(S2U)部分とS3
部分を一緒に結晶化して一飽和二不飽和トリグリ
セリド(SU2)を主体とする軟部油から分別する
いわゆる二分割方式の溶剤分別でも品質上問題な
く、且つコスト的に安くなるのであるが、この二
分割方式では過性のよい結晶を得ることが出来
ない。工程コストは高くなるが1〜2%のS3部分
を除去した後、適切な条件下で溶剤分別すれば、
過性のよい結晶を得ることができる。分別溶剤
としては、n−ヘキサン、アセトン、メチルエチ
ルケトン、あるいはこれらの溶剤とアルコールと
の混合物が使用できる。溶剤の使用量は、S3部分
を除去する際には油脂:溶剤が1:0.2〜3.0、
SU2部分を結晶化する際には油脂:溶剤が1:
2.0〜6.0で行ない得る。分別温度は、S3部分を除
去する際には10℃〜20℃、SU2部分を結晶化する
際には0℃〜−10℃がよい。サル中部脂としては
高純度のS2Uで成つていることが望ましい。サル
中部脂の品質はその固体脂指数で判断できる。つ
まり、その固体脂指数が、10℃、20℃、25℃、30
℃で90以上、33℃で80以上、35℃で65以上、37℃
で15〜55、40℃で1以下であることが望ましい。 又、本発明のカカオバター代用脂を構成するパ
ーム中部脂は、パーム油の三分割あるいは四分割
方式による溶剤分別により製造できる。三分割方
式の溶剤分別は、先ずS3部分を除去し、次にS2U
部分を軟部油から分別する。四分割方式では、分
別工程が多くなり品質のよりよいパーム中部脂が
得られる。三分割方式で得たパーム中部脂を更に
二分割し柔らかい油脂成分を除去するところの四
分割方式がひとつの方法である。パーム中部脂と
して望ましい固体脂指数は、10℃で70以上、20℃
で60以上、25℃で55以上、30℃で15以上、33℃で
3〜10、35℃で4以下、37℃で2以下である。 本発明のカカオバター代用脂は、以上のような
方法で得られたサル中部脂40〜80%、サル脂0〜
30%、及びパーム中部脂20〜60%を含有して成
り、且つ固体脂指数が20℃で80以上、30℃で48以
上より望ましくは53以上、33℃で30〜65より望ま
しくは40〜65、35℃で3〜25より望ましくは6〜
25、37℃で1以下であることを特徴としている。 従来のカカオバター代用脂の固体脂指数は30℃
で40適度、33℃で20程度、35℃で1以下であつ
た。この程度の固体脂指数では充分な耐熱性を得
ることが困難であつた。 更に本発明のテンパー型チヨコレート組成物と
しては、上述のカカオバター代用脂を5%〜30%
含有して成ることを特徴としている。5%未満の
配合量では充分な耐熱性を得ることが困難であ
り、30%を越えた配合量では口どけ及び食感に欠
陥が生じるようになる。チヨコレートに対するカ
カオバター代用脂の適切な添加量は製造しようと
するチヨコレートの品質デザインの詳細に依るこ
とは言うまでもないが、耐熱性がよく且つ口どけ
も良好であるチヨコレートを製造するための本発
明のカカオバター代用脂の適切な添加量は、本発
明のカカオバター代用脂の35℃における固体脂指
数の大きさで概略判断できる。つまり、35℃の固
体脂指数が3〜6の場合、添加量10〜30程度、35
℃の固体脂指数が6〜15の場合、添加量8〜20%
程度、35℃の固体脂指数が15〜25の場合、添加量
5〜15%程度にすると、耐熱性及び口どけ性を両
立し得るチヨコレートとなる。よりよい性状のチ
ヨコレートを得るためには、他の成分配合量が適
切であることは言うまでもなく、又、製造条件、
特にテンパリング条件を適切なものにする必要が
ある。本発明のカカオバター代用脂配合によるチ
ヨコレートは、従来のテンパリング温度よりも1
℃〜1.5℃程度高いテンパリング温度でテンパリ
ングした方がよい。 以下、本発明を具体的な例により詳しく説明す
る。 尚、本発明における固体脂指数(SFI)の測定
方法は調質条件以外は常法(基準油脂分析試験法
2.4.19.1−71固体脂指数(その1))に従つて行な
つた。調質は、ドライアイス−メタノールで冷却
固化した後、20℃で2時間放置し、その後、32℃
及び20℃でそれぞれ1時間及び2時間放置するこ
とを50回繰り返すことにより行なつた。 チヨコレートの製造は、第1表の如くのチヨコ
レート配合により主に検討した。 第1表 チヨコレート配合 粉糖 45.0重量部 カカオマス 20.0 〃 カカオ脂 10.0 〃 カカオバター代用脂 10.0 〃 全脂粉乳 15.0 〃 レシチン 0.3 〃 バニリン 0.02 〃 先ず、上記配合より、カカオ脂及びカカオバタ
ー代用脂の一部を除いた配合物を、5段ロールに
かけ、次に第1表の配合になるようにカカオ脂及
びカカオバター代用脂を追加し、50℃でコンチエ
にかけ、次にコンチエの中で28℃まで冷却し、28
℃で5分間保持する。その後32℃まで温度を上
げ、型ながしを行なつた。次に振動を与えチヨコ
レートペースト中の気泡をよく除き、5℃に冷却
されたクーリングトンネルを通した。トンネル内
の出口近傍は、室温と同じ温度になるように設定
した。次に型はがしを行ない、20℃の室にて2週
間エージングした。エージング後のチヨコレート
のスナツプ性、あるいは、エージング後25℃に放
置した後の口どけ、風味及び食感等々の品質評価
を行なつた。 エージング後のチヨコレートは次にフアツトブ
ルーム試験に供される。フアツトブルーム試験は
次のような方法で行なつた。つまり、20℃で12時
間放置後、30℃で12時間放置することを1サイク
ルとする周期的温度変化を与え、サイクル数の関
数としてのフアツトブルーム発生状態あるいは表
面の光沢の変化等々を観察した。 エージング後のチヨコレートは、加熱湾曲試験
により、その耐熱性を調べた。この加熱湾曲試験
は、昇温装置が具備されている箱のなかで行なわ
れる。この箱のなかには、直径2mmの2本の綿糸
が底面よりの高さ2cmでそれぞれの間隔が8cmに
なるように、平行且つ水平に張られている。この
ような箱の中の温度を29℃に保つておいて、縦
10.5cm、横4.2cm及び厚さ0.5cmの直方体のチヨコ
レートを、チヨコレートの縦方向が綿糸と直角と
なり、且つ、チヨコレートの重心が2本の平行な
綿糸から等距離になるように静置する。そうし
て、29℃で15分間放置後、5分間で1℃昇温さ
せ、10分間その温度に保持する。その後、再度5
分間で1℃昇温させ、10分間その温度に保持す
る。このような昇温過程を続け、チヨコレートが
軟化湾曲し、チヨコレートの中央部が底面に接す
るまで続ける。 この試験の結果は、湾曲接触温度(℃)(チヨ
コレートの中央部が底面に接した時点の温度で、
接した時点が昇温中の場合は、その昇温後保持さ
れるべき温度で表わす)及び放置時間(min)
(湾曲接触温度−1(℃)に於ける保持時間終了
時点よりチヨコレートの中央部が底面に接するま
での時間で、0min以上15min以下となる)で簡明
に表わされる。 従来の口どけのよさを主体としたチヨコレート
の湾曲接触温度は30℃〜32℃である。更に従来耐
熱性があるといわれているチヨコレートの湾曲接
触温度は33℃程度である。しかしこの程度の耐熱
性では、夏期用チヨコレートとしては必ずしも充
分とは言えないのである。夏期用チヨコレートと
して充分な耐熱性は、上記加熱湾曲試験で、湾曲
接触温度が35℃あるいはそれ以上でなければなら
ない。しかも、その上それを食した時の口どけの
よさを同時に具備していなければならない。 例 1 サル漂白油5Kg及びn−ヘキサン5Kgを混合溶
解した後、徐々に冷却し、16℃になつたところで
結晶部と液部を別した。この液部ミセラに
更にn−ヘキサン15Kg追加し溶解した後、徐々に
冷却し、−5℃になつたところで結晶部と液部
を別した。過の際に−10℃のn−ヘキサンで
よく結晶を洗浄した。この結晶部を脱溶剤し、漂
白及び脱臭し、精製サル中部脂2.3Kgを得た。 パーム漂白油9Kg及びn−ヘキサン4.5Kgを混
合溶解した後、徐々に冷却し、15℃になつたとこ
ろで結晶部と液部を別した。この液部ミセ
ラに更にn−ヘキサン16Kgを追加し溶解した後、
徐々に冷却し、−5℃になつたところで結晶部と
液部を別した。過の際に−10℃のn−ヘキ
サンで結晶をよく撹拌しながら洗浄した。この結
晶部を脱溶剤し、漂白及び脱臭し、精製パーム中
部脂1.5Kgを得た。 このようにして得た精製サル中部脂及び精製パ
ーム中部脂の各種配合物をつくり、それらの固体
脂指数を測定し第2表に示した。
The present invention relates to a cocoa butter substitute suitable for producing thiokolate with excellent heat resistance, and a thiokolate composition containing the same. More specifically, monkey fat (referred to as Salcido Chubu fat, hereinafter the same), monkey fat (referred to as Salcido fat, the same hereinafter),
The present invention also relates to a tempered cacao butter substitute fat suitable for producing summer tiyocolate with excellent heat resistance, which contains a specific proportion of palm fat, and a thiokolate composition containing the same. The main demand period for Chiyocolate is the cool or cold season. During hot summer months, the demand for thiokolate is significantly reduced. Perhaps because Hokkaido is a cool region, demand for Chiyokolate is higher than in other warm regions. This seems to be because the cool external conditions encourage a preference for chiyocollate. Another reason for the decline in demand for thiyocolate during the summer is that it has not been possible to provide a product that fully satisfies all of the physical properties desired for thiyocolate under the temperature conditions of summer in Japan. Conventional thiyocolate is one that fully satisfies all the physical properties desirable for thiyocolate under summer temperature conditions, such as shape retention, snappability, melt-in-the-mouth properties, as well as bloom resistance and surface gloss retention. It wasn't. There are many people who have tried to eat Chiyocolate in the summer and found viscous fluid in the silver paper wrapping it, and many have also found a powdery surface instead of a sepia-colored gloss. Probably. An object of the present invention is to provide a tempered cocoa butter substitute suitable for producing thiokolate for summer use and a thiokolate composition containing the same. In other words, even under summer temperature conditions, it is suitable for producing thiokolate that fully satisfies all the desired properties and physical properties of thiyocolate, such as shape retention, snappability, melting in the mouth, bloom resistance, and surface gloss retention. To provide a tempered cocoa butter substitute fat. In order to achieve this objective, the present inventors conducted a detailed study on various systems, and as a result, the physical properties of thiyocolate obtained by a system of cocoa butter substitutes containing monkey fat, monkey fat, and palm fat as ingredients were determined. It has been found that the physical properties are significantly different from those of conventionally known cocoa butter substitutes such as shea-stearin. That is, when the proportion of shear stearin is increased in an attempt to improve heat resistance in blending sheer stearin and palm fat, the texture becomes very poor. In other words, if an attempt is made to obtain a certain degree of heat resistance with this shea-stearin system, other physical properties will deteriorate significantly. However, monkey central fat,
In systems containing monkey fat and palm fat as ingredients,
Even if the heat resistance is increased within a certain range, the melt-in-the-mouth quality of thiokolate will not deteriorate. Sheer stearin-based thiokolate with increased heat resistance has components that do not melt in the mouth and remain for a considerable period of time when eaten, but the sal middle fat, monkey fat, and palm middle fat of the present invention When you eat thiokolate made from a system consisting of , it may feel a little hard at first, but it melts very quickly in your mouth, giving you a refreshing sensation. And there is no residue in the mouth. Furthermore, when the storage temperature of thiokolate becomes high, such as in the summer, the initial hardness naturally decreases. Furthermore, in conventional sheer stearin and palm fat-based cocoa butter substitute fats, increasing the proportion of sheer stearin and raising the overall solid fat index has the drawback that fat bloom is extremely likely to occur. However, the cocoa butter substitute of the present invention does not have such defects. This is because cocoa butter substitute fats mainly composed of monkey fat, monkey fat, and palm fat are very compatible with cocoa butter under certain conditions, and therefore all oil components are contained within the thiokolate structure. This is thought to be because it is finely dispersed and quickly becomes stable crystals, and furthermore, the migration of oil and fat crystals within the thiocholate structure is extremely slow. The cacao butter substitute fat of the present invention has a monkey middle fat of 40~
80% (by weight, same below), monkey fat 0-30%,
The solid fat index is 80 or more at 20℃, 48 or more at 30℃, and 30~30℃ at 33℃.
65, 3 to 25 at 35°C, and 1 or less at 37°C. Further, the tempered thiokolate composition of the present invention is characterized in that it contains 5 to 30% of the above-mentioned cocoa butter substitute fat. Monkey fat constituting the cocoa butter substitute fat of the present invention is an oil extracted from monkey seeds (Syoria robusta seeds), and high-quality raw monkey fat must be purified and used. The desirable properties for refined monkey fat are that the solid fat index at 30°C is
48 or more, a hydroxyl value of 16 or less, and a total content of hydroxy fatty acids and epoxy fatty acids of 1.5% or less. Further, the monkey fat that constitutes the cocoa butter substitute fat of the present invention is obtained by solvent fractionation of monkey fat. Trisaturated triglyceride (S 3 ) contained in sal fat is about 1 to 2%, and its content is very small, so the disaturated-unsaturated triglyceride (S 2 U) part and S 2 are desirable as components of cocoa butter substitute fat. 3
The so-called two-part method of solvent fractionation, in which the two parts are crystallized together and separated from the soft part oil, which mainly consists of monosaturated diunsaturated triglycerides (SU 2 ), has no quality problems and is cheaper in terms of cost. In the two-part method, it is not possible to obtain crystals with good transient properties. Although the process cost is high, if 1-2% of S3 is removed and the solvent is separated under appropriate conditions,
Crystals with good transparency can be obtained. As the fractionation solvent, n-hexane, acetone, methyl ethyl ketone, or a mixture of these solvents and alcohol can be used. The amount of solvent used is 1:0.2 to 3.0 of oil: solvent when removing the S3 part.
When crystallizing 2 parts of SU, the ratio of oil and fat: solvent is 1:
It can be done between 2.0 and 6.0. The separation temperature is preferably 10° C. to 20° C. when removing the S 3 portion, and 0° C. to −10° C. when crystallizing the SU 2 portion. The monkey fat is preferably made of highly purified S 2 U. The quality of monkey fat can be judged by its solid fat index. In other words, its solid fat index is 10℃, 20℃, 25℃, 30℃
90 or more at ℃, 80 or more at 33℃, 65 or more at 35℃, 37℃
It is desirable that the temperature is 15 to 55 and 1 or less at 40°C. Further, the palm fat that constitutes the cocoa butter substitute fat of the present invention can be produced by solvent fractionation using a three-part or four-part method of palm oil. The three-part solvent separation method first removes the S 3 part, and then removes the S 2 U part.
Separate the parts from the soft part oil. In the four-part method, there are many separation steps and palm fat of better quality can be obtained. One method is the four-part method, in which the palm fat obtained by the three-part method is further divided into two parts and the soft fat components are removed. The desirable solid fat index for palm central fat is 70 or more at 10℃ and 20℃.
60 or more at 25℃, 55 or more at 30℃, 3 to 10 at 33℃, 4 or less at 35℃, and 2 or less at 37℃. The cocoa butter substitute fat of the present invention contains 40 to 80% monkey fat and 0 to 80% monkey fat obtained by the above method.
30% and 20 to 60% of palm central fat, and has a solid fat index of 80 or more at 20°C, 48 or more at 30°C, preferably 53 or more, and 30 to 65, more preferably 40 to 33°C. 65, 3-25, preferably 6-25 at 35℃
It is characterized by a value of 1 or less at 25 and 37°C. The solid fat index of conventional cocoa butter substitute fat is 30℃
It was 40 moderate at temperature, about 20 at 33℃, and below 1 at 35℃. With a solid fat index of this level, it was difficult to obtain sufficient heat resistance. Furthermore, the tempered thiokolate composition of the present invention contains 5% to 30% of the above-mentioned cocoa butter substitute fat.
It is characterized by containing. If the amount is less than 5%, it is difficult to obtain sufficient heat resistance, and if the amount is more than 30%, defects in melting in the mouth and texture will occur. It goes without saying that the appropriate amount of cocoa butter substitute fat to be added to thiyocolate depends on the details of the quality design of the thiyocolate to be produced, but the present invention is suitable for producing thiyocolate that has good heat resistance and melts in the mouth. The appropriate amount of the cocoa butter substitute to be added can be approximately determined based on the solid fat index at 35° C. of the cocoa butter substitute of the present invention. In other words, if the solid fat index at 35℃ is 3 to 6, the amount added is about 10 to 30, 35
If the solid fat index in °C is 6 to 15, the amount added is 8 to 20%.
When the solid fat index at 35° C. is 15 to 25, if the amount added is about 5 to 15%, the resulting thiokolate can have both heat resistance and melt-in-the-mouth properties. In order to obtain thiocholate with better properties, it goes without saying that the amounts of other ingredients must be appropriate, and the manufacturing conditions,
In particular, it is necessary to make the tempering conditions appropriate. The cacao butter substitute blended according to the present invention has a temperature lower than that of conventional tempering temperature.
It is better to temper at a tempering temperature that is about 1.5°C higher. Hereinafter, the present invention will be explained in detail using specific examples. The method for measuring the solid fat index (SFI) in the present invention is a conventional method (standard oil and fat analysis test method) except for the tempering conditions.
2.4.19.1-71 Solid Fat Index (Part 1)). Tempering was performed by cooling and solidifying with dry ice-methanol, then leaving at 20°C for 2 hours, then heating to 32°C.
This was done by repeating 50 times of standing at 20° C. for 1 hour and 2 hours, respectively. The production of thiyocolate was mainly studied using the formulation of thiyocolate as shown in Table 1. Table 1 Tiyocolate combination Powdered sugar 45.0 parts by weight Cacao mass 20.0 Cocoa butter 10.0 Cocoa butter substitute 10.0 Whole milk powder 15.0 Lecithin 0.3 Vanillin 0.02 First, from the above formulation, part of the cacao butter and cocoa butter substitute The mixture except for is passed through a 5-stage roll, then cacao butter and cocoa butter substitute fat are added so that it has the composition shown in Table 1, it is passed through a conchie at 50°C, and then it is cooled to 28°C in a conchie. 28
Hold at ℃ for 5 minutes. After that, the temperature was raised to 32℃ and the mold was shaped. Next, the paste was vibrated to remove air bubbles, and passed through a cooling tunnel cooled to 5°C. The temperature near the exit of the tunnel was set to be the same as the room temperature. Next, the mold was removed and aged in a room at 20°C for two weeks. Quality evaluations were carried out such as the snapping properties of the aged Chiyokolate, the melting in the mouth after being left at 25°C after aging, the flavor, and the texture. The aged thiokolate is then subjected to a fat bloom test. The fat bloom test was conducted in the following manner. In other words, we apply periodic temperature changes in which one cycle consists of leaving the product at 20°C for 12 hours and then leaving it at 30°C for 12 hours, and observe the occurrence of fat bloom or changes in surface gloss as a function of the number of cycles. did. The heat resistance of the aged thiokolate was examined by a heating curvature test. This heating bending test is carried out in a box equipped with a heating device. Inside this box, two cotton threads with a diameter of 2 mm are stretched parallel and horizontally at a height of 2 cm from the bottom and with a distance of 8 cm between each thread. Keep the temperature inside such a box at 29℃ and store it vertically.
A rectangular parallelepiped tiyocolate measuring 10.5 cm, width 4.2 cm, and thickness 0.5 cm is placed so that the longitudinal direction of the tiyocolate is perpendicular to the cotton threads and the center of gravity of the tiyocolate is equidistant from the two parallel cotton threads. After being left at 29°C for 15 minutes, the temperature was raised by 1°C in 5 minutes and held at that temperature for 10 minutes. Then again 5
Raise the temperature by 1°C in minutes and hold at that temperature for 10 minutes. This heating process is continued until the tyokolate is softened and curved, and the center of the thiokolate comes into contact with the bottom surface. The results of this test are the curved contact temperature (°C) (the temperature at which the center of the tyokolate touches the bottom surface,
If the temperature is rising at the time of contact, it is expressed as the temperature that should be maintained after the temperature rise) and the standing time (min)
(It is the time from the end of the holding time at the bending contact temperature -1 (°C) until the center of the tyokolate comes into contact with the bottom surface, which is 0 min or more and 15 min or less). The bending contact temperature of conventional thiokolate, which is mainly designed to melt in the mouth, is 30°C to 32°C. Furthermore, the bending contact temperature of thiokolate, which is conventionally said to be heat resistant, is about 33°C. However, this level of heat resistance is not necessarily sufficient for use in summer use. In order to have sufficient heat resistance as a summer tyokolate, the bending contact temperature must be 35°C or higher in the heating bending test mentioned above. Moreover, it must also have a pleasant texture when eaten. Example 1 After mixing and dissolving 5 kg of monkey bleach oil and 5 kg of n-hexane, the mixture was gradually cooled and when the temperature reached 16°C, the crystal part and the liquid part were separated. After dissolving an additional 15 kg of n-hexane in the liquid miscella, it was gradually cooled, and when the temperature reached -5°C, the crystalline part and the liquid part were separated. During the filtration, the crystals were thoroughly washed with n-hexane at -10°C. This crystalline part was desolvated, bleached and deodorized to obtain 2.3 kg of purified monkey part fat. After 9 kg of palm bleaching oil and 4.5 kg of n-hexane were mixed and dissolved, the mixture was gradually cooled and when the temperature reached 15°C, the crystal part and the liquid part were separated. After adding and dissolving 16 kg of n-hexane to this liquid miscella,
The mixture was gradually cooled and when the temperature reached -5°C, the crystal part and the liquid part were separated. During the filtration, the crystals were washed with -10°C n-hexane while stirring well. The crystalline portion was desolventized, bleached and deodorized to obtain 1.5 kg of refined palm fat. Various blends of the thus obtained purified monkey fat and purified palm fat were prepared, and their solid fat indexes were measured and are shown in Table 2.

【表】【table】

【表】 又、第2表に記したサンプル記号S−10からS
−90の配合油をカカオバター代用脂としたチヨコ
レートを第1表のチヨコレート配合に準じて製造
した。エージング後のチヨコレートの口どけ、食
感、加熱湾曲試験結果を第3表に、又フアツトブ
ルーム試験結果を第4表に示した。
[Table] Also, the sample symbols S-10 to S listed in Table 2
Thiyocolate using the blended oil of -90 as a cocoa butter substitute was produced according to the thiyocolate formulation in Table 1. Table 3 shows the results of the melt-in-the-mouth texture, texture, and heat curvature test of Chiyocolate after aging, and Table 4 shows the results of the fat bloom test.

【表】【table】

【表】【table】

【表】 以上の試験結果より明らかであるが、サンプル
記号S−10、S−20、S−30から成るチヨコレー
トは、従来の口どけを主体に考慮したチヨコレー
トに相当する。これらは、加熱湾曲試験結果にみ
るように、耐熱性に乏しく夏期用チヨコレートと
しては提供し得ない。S−90から成るチヨコレー
トは口どけ、食感が悪く、更に又、フアツトブル
ーム耐性が若干劣る。S−40、S−50、S−60、
S−70、及びS−80から成るチヨコレートは、口
どけ及び食感が良好で、且つ耐熱性に優れてお
り、更にフアツトブルーム耐性にも優れている。 例 2 パーム漂白油9Kg及びn−ヘキサン2.7Kgを混
合溶解した後、徐々に冷却し、16℃になつたとこ
ろで結晶部と液部を別した。この液部ミセ
ラに、更にn−ヘキサン9Kgを追加し溶解した
後、徐々に冷却し、−5℃になつたところで結晶
部と液部を別した。過の際に−10℃のn−
ヘキサンで結晶を洗浄した。この結晶部を脱溶剤
し、漂白及び脱臭し、精製パーム中部脂2.7Kgを
得た。 又、例1記載と同じ方法により精製サル中部脂
を得た。この精製サル中部脂及び精製パーム中部
脂の各種配合物をつくり、それらの固体脂指数を
測定し、第5表に示した。 又、第5表に記したサンプル記号S−10からS
−90の配合油をカカオバター代用脂としたチヨコ
レートを第1表のチヨコレート配合に準じて製造
した。エージング後のチヨコレートの口どけ、食
感、加熱湾曲試験、及びフアツトブルーム試験に
於ける光沢保持サイクル数等の結果を第6表に示
した。
[Table] It is clear from the above test results that the Chiyocolates with sample codes S-10, S-20, and S-30 correspond to the conventional Chiyocolates mainly designed to melt in the mouth. As seen in the heat curving test results, these have poor heat resistance and cannot be provided as thiokolate for summer use. Thiokolate made of S-90 has a poor melt-in-mouth texture and texture, and is also slightly inferior in fat bloom resistance. S-40, S-50, S-60,
Thiokolate consisting of S-70 and S-80 has good melt-in-the-mouth texture and texture, excellent heat resistance, and also excellent fat bloom resistance. Example 2 After mixing and dissolving 9 kg of palm bleaching oil and 2.7 kg of n-hexane, the mixture was gradually cooled and when the temperature reached 16°C, the crystal part and the liquid part were separated. After further adding and dissolving 9 kg of n-hexane into the liquid miscella, it was gradually cooled, and when the temperature reached -5°C, the crystalline part and the liquid part were separated. -10℃ n-
The crystals were washed with hexane. The crystalline portion was desolventized, bleached and deodorized to obtain 2.7 kg of refined palm fat. In addition, purified monkey fat was obtained by the same method as described in Example 1. Various blends of the purified monkey fat and purified palm fat were prepared, and their solid fat indexes were measured and are shown in Table 5. In addition, the sample symbols S-10 to S listed in Table 5
Thiyocolate using the blended oil of -90 as a cocoa butter substitute was produced according to the thiyocolate formulation in Table 1. Table 6 shows the results of the melting in the mouth, texture, heating curvature test, and number of gloss retention cycles in the fat bloom test of the thiokolate after aging.

【表】【table】

【表】 以上の試験結果より明らかであるが、サンプル
記号S−10、S−20、S−30、S−40から成るチ
ヨコレートは、従来の口どけを主体に考慮したチ
ヨコレートに相当する。これらは、加熱湾曲試験
結果にみるように、耐熱性に乏しく夏期用チヨコ
レートとしては提供し得ない。S−90から成るチ
ヨコレートは口どけ、食感が悪く、更に又、フア
ツトブルーム耐性が若干劣る。S−50、S−60、
S−70、S−80から成るチヨコレートは、口どけ
及び食感が良好で、且つ耐熱性に優れており、更
にフアツトブルーム耐性にも優れている。尚、S
−40は本発明の固体脂指数の範囲外である。 実施例 1 例1で得た精製サル中部脂55%、例1で得た精
製パーム中部脂30%、及び精製サル脂(水酸基価
5.8、ヒドロキシ脂肪酸0.2%、固体脂指数10℃;
74、20℃;73、25℃;71、30℃;64、33℃;52、
35℃;21、37℃;3、40℃;0)15%から成る配
合油をつくつた。この配合油の固体脂指数は、10
℃;85、20℃;82、25℃;74、30℃;52、33℃;
32、35℃;9、37℃;1であつた。例1と同様に
この配合油をカカオバター代用脂としてチヨコレ
ートをつくつた。チヨコレートのエージング後、
チヨコレートの口どけ、食感、加熱湾曲試験及び
フアツトブルーム試験を行なつた。その結果、チ
ヨコレートの口どけ、食感とも良好であつた。加
熱湾曲試験では、湾曲接触温度が36℃で耐熱性が
良好であつた。光沢保持サイクル数は84で耐ブル
ーム性も良好であつた。 実施例 2 例1で得た精製サル中部脂45%、例1で得た精
製パーム中部脂45%、及び実施例1で使用したも
のと同じ精製サル脂10%から成る配合油をつくつ
た。この配合油の固体脂指数は、10℃;83、20
℃;80、25℃;78、30℃;50、33℃;32、35℃;
5、37℃;1であつた。例1と同様にこの配合油
をカカオバター代用脂としてチヨコレートをつく
つた。チヨコレートのエージング後、チヨコレー
トの口どけ、食感、加熱湾曲試験及びフアツトブ
ルーム試験を行なつた。その結果、チヨコレート
の口どけ、食感とも良好であつた。加熱湾曲試験
では、湾曲接触温度が36℃で耐熱性が良好であつ
た。光沢保持サイクルは91で耐ブルーム性も良好
であつた。 実施例 3 例1のサンプル記号S−80の配合油をカカオバ
ター代用脂とし、次表の配合に基づいてチヨコレ
ートをつくつた。 第7表 チヨコレート配合 粉糖 47.8重量部 カカオマス 21.1 〃 カカオ脂 10.5 〃 カカオバター代用脂 6.0 〃 全脂粉乳 14.7 〃 レシチン 0.3 〃 バニリン 0.02 〃 エージング後のチヨコレートの口どけ及び食感
は非常に良好であつた。又、湾曲接触温度は36℃
で充分な耐熱性を示した。光沢保持サイクル数は
84で耐ブルーム性も良好であつた。 実施例 4 例1のサンプル記号S−40の配合油をカカオバ
ター代用脂とし、次表の配合に基づいてチヨコレ
ートをつくつた。 第8表 チヨコレート配合 粉糖 45.1重量部 カカオマス 15.7 〃 カカオ脂 5.9 〃 カカオバター代用脂 21.0 〃 全脂粉乳 12.3 〃 レシチン 0.3 〃 バニリン 0.02 〃 エージング後のチヨコレートの口どけ及び食感
は非常に良好であつた。又、湾曲接触温度は36℃
で充分な耐熱性を示した。光沢性保持サイクル数
は91で耐ブルーム性も非常に良好であつた。 比較例 1 例1で得た精製サル中部脂60%、例1で得た精
製パーム中部脂10%、及び実施例1で使用したも
のと同じ精製サル脂30%から成る配合油をつくつ
た。この配合油の固体脂指数は、10℃;78、20
℃;74、25℃;71、30℃;39、33℃;20、35℃;
6、37℃;1であつた。実施例1と同様にこの配
合油をカカオバター代用脂としてチヨコレートを
つくつた。チヨコレートエージング後、チヨコレ
ートの口どけ、食感、加熱湾曲試験及びフアツト
ブルーム試験を行なつた。その結果、チヨコレー
トの口どけ、食感とも不良であつた。加熱湾曲試
験では、湾曲接触温度が35℃で耐熱性は良好であ
つた。光沢保持サイクル数は75であつた。 比較例 2 例1で得た精製サル中部脂30%、例1で得た精
製パーム中部脂60%、及び実施例1で使用したも
のと同じ精製サル脂10%から成る配合油をつくつ
た。この配合油の固体脂指数は、10℃;82、20
℃;75、25℃;70、30℃;37、33℃;21、35℃;
1、37℃;0であつた。実施例1と同様にこの配
合油をカカオバター代用脂としてチヨコレートを
つくつた。チヨコレートエージング後、チヨコレ
ートの口どけ、食感、加熱湾曲試験及びフアツト
ブルーム試験を行なつた。その結果、チヨコレー
トの口どけ、食感とも良好であつた。しかしなが
ら、加熱湾曲試験では、湾曲接触温度が33℃で耐
熱性に乏しかつた。 比較例 3 精製シヤ脂を4倍量のメチルエチルケトンを加
えて、加熱溶解後撹拌しながら18℃まで冷却し
て、不溶成分を別した。ここで得た液を0℃
まで冷却し、0℃で充分保持し結晶の析出を完了
せしめ、これを別した。別の際に、−5℃に
冷却したメチルエチルケトンでよく結晶を洗浄し
た。結晶部を脱溶剤した。収率は40%であつた。
更に、漂白、脱臭し、精製シヤー中部脂(シヤス
テアリン)を得た。 この精製シヤー中部脂60%及び例1で得た精製
パーム中部脂40%から成る配合油をつくつた。実
施例1と同様に、この配合油をカカオバター代用
脂としてチヨコレートをつくつた。チヨコレート
エージング後、チヨコレートの口どけ、食感、加
熱湾曲試験及びフアツトブルーム試験を行なつ
た。その結果、口どけが悪かつた。口のなかでな
かなか溶けずに残る成分があつた。食感も従つて
不良であつた。湾曲接触温度が36℃で耐熱性は良
好であつた。光沢保持サイクル数は70であつた。
[Table] It is clear from the above test results that the Chiyocolates with sample codes S-10, S-20, S-30, and S-40 correspond to the conventional Chiyocolates mainly designed to melt in the mouth. As seen in the heat curving test results, these have poor heat resistance and cannot be provided as thiokolate for summer use. Thiokolate made of S-90 has a poor melt-in-mouth texture and texture, and is also slightly inferior in fat bloom resistance. S-50, S-60,
Chiyocolate composed of S-70 and S-80 has a good melt-in-the-mouth texture and texture, and is excellent in heat resistance, as well as in fat bloom resistance. In addition, S
-40 is outside the solid fat index range of the present invention. Example 1 55% purified monkey fat obtained in Example 1, 30% purified palm fat obtained in Example 1, and purified monkey fat (hydroxyl value
5.8, hydroxy fatty acid 0.2%, solid fat index 10℃;
74, 20℃; 73, 25℃; 71, 30℃; 64, 33℃; 52,
A blended oil consisting of 35°C; 21, 37°C; 3, 40°C; 0) and 15% was prepared. The solid fat index of this blended oil is 10
℃; 85, 20℃; 82, 25℃; 74, 30℃; 52, 33℃;
32, 35°C; 9, 37°C; 1. Thiocolate was prepared in the same manner as in Example 1 using this blended oil as a cocoa butter substitute. After aging Chiyokolate,
Melt in the mouth, texture, heat curvature test, and fat bloom test of Chiyocolate were conducted. As a result, the melt in the mouth and texture of Chiyokolate were good. In the heating bending test, the bending contact temperature was 36°C, indicating good heat resistance. The number of gloss retention cycles was 84, and the bloom resistance was also good. Example 2 A blended oil was prepared consisting of 45% of the refined monkey fat obtained in Example 1, 45% of the purified palm fat obtained in Example 1, and 10% of the same refined monkey fat as used in Example 1. The solid fat index of this blended oil is 10℃; 83, 20
℃; 80, 25℃; 78, 30℃; 50, 33℃; 32, 35℃;
5.37℃; 1. Thiocolate was prepared in the same manner as in Example 1 using this blended oil as a cocoa butter substitute. After aging the thiyocolate, the thiyocolate was tested for melt in the mouth, texture, heat curvature test, and fat bloom test. As a result, the melt in the mouth and texture of Chiyokolate were good. In the heating bending test, the bending contact temperature was 36°C, indicating good heat resistance. The gloss retention cycle was 91 and the bloom resistance was also good. Example 3 Using the blended oil of sample code S-80 in Example 1 as a cocoa butter substitute, thiokolate was made based on the blends shown in the table below. Table 7 Thiyocolate combination Powdered sugar 47.8 parts by weight Cacao mass 21.1 Cocoa butter 10.5 Cocoa butter substitute 6.0 Whole milk powder 14.7 Lecithin 0.3 Vanillin 0.02 After aging, Thiyocolate has a very good melt in the mouth and texture. Ta. Also, the curved contact temperature is 36℃
It showed sufficient heat resistance. The number of gloss retention cycles is
84 also had good bloom resistance. Example 4 Using the blended oil of sample code S-40 in Example 1 as a cocoa butter substitute, thiokolate was made based on the blends shown in the table below. Table 8 Thiyocolate combination Powdered sugar 45.1 parts by weight Cacao mass 15.7 Cocoa butter 5.9 Cocoa butter substitute 21.0 Whole milk powder 12.3 Lecithin 0.3 Vanillin 0.02 After aging, Thiyocolate has a very good melt in the mouth and texture. Ta. Also, the curved contact temperature is 36℃
It showed sufficient heat resistance. The gloss retention cycle number was 91 and the bloom resistance was also very good. Comparative Example 1 A blended oil was prepared consisting of 60% of the refined monkey fat obtained in Example 1, 10% of the refined palm fat obtained in Example 1, and 30% of the same refined monkey fat as used in Example 1. The solid fat index of this blended oil is 10℃; 78, 20
℃; 74, 25℃; 71, 30℃; 39, 33℃; 20, 35℃;
6.37°C; 1. Thiocolate was prepared in the same manner as in Example 1 using this blended oil as a cocoa butter substitute. After aging the thiokolate, the melt in the mouth, texture, heat curvature test, and fat bloom test of the thiyocolate were conducted. As a result, the melt in the mouth and texture of Chiyokolate were poor. In the heating bending test, the bending contact temperature was 35°C, and the heat resistance was good. The number of gloss retention cycles was 75. Comparative Example 2 A blended oil was prepared consisting of 30% of the refined monkey fat obtained in Example 1, 60% of the purified palm fat obtained in Example 1, and 10% of the same refined monkey fat as used in Example 1. The solid fat index of this blended oil is 10℃; 82, 20
℃; 75, 25℃; 70, 30℃; 37, 33℃; 21, 35℃;
1.37℃; 0. Thiocolate was prepared in the same manner as in Example 1 using this blended oil as a cocoa butter substitute. After aging the thiokolate, the melt in the mouth, texture, heat curvature test, and fat bloom test of the thiyocolate were conducted. As a result, the melt in the mouth and texture of Chiyokolate were good. However, in the heating bending test, the bending contact temperature was 33°C, indicating poor heat resistance. Comparative Example 3 Purified shea fat was dissolved by adding 4 times the amount of methyl ethyl ketone, heated and then cooled to 18° C. with stirring to separate insoluble components. The liquid obtained here was heated to 0°C.
The mixture was cooled to 0°C, sufficiently maintained at 0°C to complete precipitation of crystals, and separated. Separately, the crystals were thoroughly washed with methyl ethyl ketone cooled to -5°C. The crystal part was removed from the solvent. The yield was 40%.
Further, the product was bleached and deodorized to obtain purified shear fat (shear stearin). A blended oil was prepared consisting of 60% of this refined shear fat and 40% of the refined palm fat obtained in Example 1. In the same manner as in Example 1, thiokolate was prepared using this blended oil as a cocoa butter substitute. After aging the thiokolate, the melt in the mouth, texture, heat curvature test, and fat bloom test of the thiyocolate were conducted. As a result, it tasted unpleasant. There were some ingredients that did not dissolve easily in the mouth and remained hot. The texture was also poor. The bending contact temperature was 36°C and the heat resistance was good. The number of gloss retention cycles was 70.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 サルシード中部脂40〜80%(重量%、以下同
じ)、サルシード脂0〜30%、及びパーム中部脂
20〜60%から成り、且つ固体脂指数が20℃で80以
上、30℃で48以上、33℃で30〜65、35℃で3〜
25、37℃で1以下であることを特徴とするカカオ
バター代用脂。 2 固体脂指数が30℃で53以上、33℃で40〜65、
35℃で6〜25、37℃で1以下である特許請求の範
囲第1項記載のカカオバター代用脂。 3 サルシード中部脂40〜80%、サルシード脂0
〜30%、及びパーム中部脂20〜60%から成り、且
つ固体脂指数が20℃で80以上、30℃で48以上、33
℃で30〜65、35℃で3〜25、37℃で1以下である
カカオバター代用脂を5〜30%含有することを特
徴とするテンパー型チヨコレート組成物。
[Scope of Claims] 1 Salseed middle fat 40-80% (wt%, same hereinafter), monkeyseed fat 0-30%, and palm middle fat
20 to 60%, and the solid fat index is 80 or more at 20℃, 48 or more at 30℃, 30 to 65 at 33℃, and 3 to 35℃.
A cocoa butter substitute fat characterized by a temperature of 1 or less at 25 and 37°C. 2 Solid fat index is 53 or more at 30℃, 40-65 at 33℃,
The cocoa butter substitute according to claim 1, which has a temperature of 6 to 25 at 35°C and 1 or less at 37°C. 3 Salcido Chubu fat 40-80%, Salcido fat 0
~30%, and 20 to 60% palm fat, and has a solid fat index of 80 or more at 20℃, 48 or more at 30℃, 33
A tempered thiokolate composition characterized by containing 5 to 30% of a cocoa butter substitute fat having a content of 30 to 65 at 35°C, 3 to 25 at 35°C, and 1 or less at 37°C.
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