JPS62500251A - 紡績 - Google Patents

紡績

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JPS62500251A
JPS62500251A JP50419185A JP50419185A JPS62500251A JP S62500251 A JPS62500251 A JP S62500251A JP 50419185 A JP50419185 A JP 50419185A JP 50419185 A JP50419185 A JP 50419185A JP S62500251 A JPS62500251 A JP S62500251A
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yarn
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JP50419185A
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ローレンス,カール・アンソニー
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ブリティッシュ・テクノロジー・グループ・リミテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 紡 績 本発明は紡績、即ち繊維から糸を作る操作に係る。
従来の且つ基本的紡績操1ヤは繊維の帯即ちスライバを用意し、繊維をこの帯か らほぐして所望サイズの糸に配列し、この糸が個々の繊維に戻らないよう撚りを 加えることからなる。
紡績をより効果的に実施すべく多くの技術が提案されてきたが、これらの技術は 通常利点と欠点とを合わせ持ち、そのため特定タイプの糸、製造速度、自動化の 度合、又は使用者にとって重要な他の要因に応じてより好ましいと思われる特定 技術が使用されている。
本発明の目的は、単純且つ頑丈な装置を使用して簡単な方法で繊維から糸を紡ぐ 紡績技術を提供することにある。
本発明では、 繊維サプライを用意し、 開繊された繊維を受容する面を具(a L、前記面の近傍で繊維を開繊し、この 面との間の小距離を規定ギャップとして維持し、 前記面に近接するがこれを貫通することはない前記糸に撚りを加え、 繊維が開繊されたら直ぐに開繊繊維を前記ギャップを介して前記面方向へ送り、 糸を前記ギャップ内で前記面の前に配置し、前記の撚られた糸を引っ張り出しな がら、前記面方向に送られる繊維をこの糸の上に積み重ね、 このようにして前記サプライの繊維から撚りを含む紡出糸を直接紡ぐ ことからなるような繊維から糸への紡績法を提供する。
繊維は空気流によって前記面方向へ送るようにしてよい、この空気流の少なくと も一部分は前記面を介して作用する吸引力からなる。前記面は静止形又は可動形 jであり得、且つ多孔性であってよい。
繊維は静電気の力によって前記面方向に送ってよい。
繊維は糸の上に積み重ねるべく前記面上に保持し得る。
前記糸は前記面の前に延びる糸又は前記面を越えて始まる糸であり得る。
紡出糸は全面的に供給繊維から紡いだものか、又は心の上に供給繊維を配置して 撚りを加えたものであり得る。
前述の面は、開繊される繊維が届く範囲内に保持される。
本発明は、繊維を繊維サプライから開繊する手段と、繊維開繊位置の近傍に配置 されて開繊繊維を受容する面と、前記開繊繊維を前記面の方向に送る手段と、糸 を前記面の前に配置する手段と、前記面から少しだけ離して、ただしその近くに 配置され、前記糸に撚りを加える手段と、前記糸を前記撚り手段を通して前記面 から引き寄せる手段とを備え、前記面の方向に送られる前記開繊繊維を前記糸の 上に配置して撚りを加えるように構成される紡績装置も提供する。
前記面の方向に送られる繊維を糸の上に配置すべく保持するために、前記面を通 して空気を吸引する手段も具備し得る。
本発明の装置は90度より小さい夾角を持つ溝を有し得る。この清は残りの部分 より急な傾斜を持つ頂点部分を含み得る。
撚り器は平行ベルトツイスタ−であってよい。
前記面は開繊される繊維の届く範囲内に配置される。
以下添付図面に基づき本発明の非限定的−具体例を説明する。
第1図、第2図、及び第3図は本発明の紡績装置の種々の形態を簡単に示し、第 4図は第3図の紡績装置の構造を詳細に示している。
好ましい一具体例では繊維は、複数の傾斜ピンを有し且つほぼ同じ輪郭を持つハ ウジング内で急回板する輪からなる従来型開繊装置又はセパレータによってスラ イバから開繊される。スライバは前記軸に対しである角位置をもって前記ハウジ ングと急回板ピンとの間に導入され、開繊繊維は別の角位置で、かなりの速度を もって、前記ハウジングと輪との間から送出される6繊維は前記開繊軸の出口か ら、部分的に包囲されたスペース内のギャップを介して前記開繊軸の近傍の面の 方向へ送出される。
糸は前記ギャップ内にも存在し、前記スペース内でこのギヤ・ンブの外側の手段 、例えば従来のフォールス・ツイスト・デバイスにより撚りを加えられる。(実 際には本当の撚りが前記糸に加えられることに注意されたい、)前記面と開繊輪 との間の接近度は前記ギャップが繊維の長さより大きくならないように決定され る。場合によっては前記ギャップは繊維長さよりはるかに小さい。
開繊繊維は適切な方法で、例えば前記面を貫通する吸引空気又は静電気の力によ って前記面の方向に送られ、前記撚り糸の上に集められ、この糸が前記撚り手段 の後方で引っ張り力を加える適切な巻き取り手段によって引っ張られる間に、こ の糸の上に積み重ねられる。この糸は部分的に包囲された前記面と撚り手段との 間の小間隙内で”バルーン″を形成し得る。
第1図は繊維から糸を形成している本発明の装置の一具体例を示している。
動輪D−及び開繊輪0−は繊維スライバFSを受容すべくハウジングH内に配置 される。これらの部材はいずれも公知であり、市販されている。
開繊繊維OFは開繊軸回の出口から面Sと対向するスペース内に出てくる。好ま しい一具体例では、面Sは符号Gで示されているような壁面を持つ講の形状を有 する。やはり好ましい一具体例ではこの面Sは、吸引力^Sが開繊繊維の近傍の 前記面に加えられて、これらの繊維に作用するように、穴を有するが又は多孔性 材料で形成される。吸引力に代えて他の手段、例えば静電気力を加えてもよく、 場合によっては前記面から力を加える必要は全くなく、開繊輪の作動による空気 圧又は別個の繊維供給又は繊維の運動量だけで十分であり得る。空気は面Sを介 して排出される。
使用手段に拘わりなく、開繊繊維は前記ギャップを介して面S方向に送られる。
前記面は、条件を安定させるべく、且つ空気圧もしくは吸引力を使用する場合に は過剰な空気損失を回避すべく、最大限に包囲すると有利であり得る。どのよう な囲いを使用するにしても、糸Yを通すための開口^Yは必要である。
繊維から糸を紡ぐためには、面S方向に送られる開繊繊維OFの存在下で糸Yを 面Sの近傍に配置し、この糸を撚り且つそれぞれ矢印TW及びTで示されている 方向に引っ張る。有利には撚り作用TWは、糸を前記面の近傍から引き出すため の前記開口の近傍に載置された撚り装置TDによって与える。この撚り装置TD は胴のくびれなドラムからなる従来型撚り部材であってよい。
このドラムは糸を撚ってこのドラムの周りに巻き付けるべく軸を中心に急回転す る管と直交するビンの上で自由に回転する。
引っ張り力Tは従来型巻き装置(図示せず)によって適切に加えられる。紡績操 作を開始するためには最初に出発糸を前記面の真向かいに配置する必要があろう 、この糸のバルーンは符号Bで示した。
ある実験では、下記のごとき条件を使用した。2.5 wl/分で作動する巻き 取り手段によって糸を巻き取り、引っ張り力Tを加えた。撚り装置は2250r 、p、mで作動させた。糸は30−40mmステープル、1.5デニールのビス コース、アクリル又はコツトン繊維から約55テツクスに紡績した。開繊輸は、 全体に直線的で互いに平行な複数の分離繊維を供給すべく約700Or、p、m で作動させた。吸引力は50IIIIlダクト内に約1017分の空気を導入し 、約0.5mmX 10mmの5つのスロットを介して得た。これらスロツ1〜 のうち少なくとも1つはjJIGに作用する。撚り装置は入り口が糸に沿って面 Sから約12v11の位置に配置されるように配置した。撚り装置は面Sに近け れば近い程効果的であると考えられるが、実際には種々の理由から10から20 mmがこれまでに使用された最小距離である。
開繊輪又は他の開繊装置の出口との間のギャップも前述のごとく繊維の長さより 大きくてはならず、通常はそれよりかなり小さい。これは、開繊繊維を空気流に よってダクト等で運ぶ従来の紡績装置と異なる特徴点である6本発明では、紡績 中の糸が開繊繊維の出口に極めて近いため、繊維が短距離にわたり丸ごと横向き に移動して紡績糸に含まれるか、又は開繊装置の出口から自己の長さより短いギ ャップを通って自己の長さ方向に移動し得る。
別の実験では巻き取り速度2m/分、スライバ供給速度0.65m/分、撚り作 用1600r、p、m、で同様のアクリルステーブルから15−20テツクスの 糸を紡績した。
糸は前記面と撚り装置との間でバルーンを形成したが、これは必ずしも不利な動 作ではなく、場合によっては糸の質を向上させると思われる。
別の実験では様々な変更を加えたが、この装置はやはり糸を製造した。面Sの形 状は変えてもよい。−具体例ではボブテックス(BOBTEX) (RTM)ロ ータディスクを面Sとして使用し、吸引力を加えた。別の具体例では面Sを可動 性にし得る。この場合は面Sを軸を中心に回転するディスクで構成する。前記軸 はこのディスクと直交し、ドローイング平面上に配置される。
この場合も吸引力を加える。糸はその上に繊維が撚りを有する被覆として配置さ れるような装置がら引き出された6糸であってよい。面Sは平らでも溝を有して いてもよい。
第1図と同様の符号を用いる第2図に示されている別の具体例では、可動面Sが 開繊輪の近傍で回転する1つの有水ドラムか、又は各々が開繊輪の軸線と直交す る各々の軸線を中心に回転するような2つの有水ドラムで構成され、面Sを通し て吸引力も加えられる。2つのドラムを使用する場合には、これらを矢印のよう に回転させる。この場合も、面から離した手段、例えば撚り装置及び巻き取り手 段(図示せず)を用いて面Sを越えた糸に撚りを加え、且つ引っ張り力Tを加え る。
第3図は本発明の別の具体例を示している。この具体例ではボブテックス(RT M)ロータディスクと類似の装置を面Sとして使用する。ボブテックス(RTM )ロータディスクは全体的に簡単なプリーの形状、即ち周縁に浅い溝を有する薄 い円形ボディの形状を有する。前記溝は、この清の長さに対して通常角度をなし ながらこの講の底を横切るように設けられる複数の浅いスロワ)・を有する。こ のディスクは、吸引力が前記スロワI・を介して前記溝内の材料に加えられるよ うに、内部の一部分が切除されている。このディスクは回転し得、吸引力は適切 なダク)〜によって周縁の一部分、例えば175以下の部分のみに加えられる。
このような全体的構成は当業者には公知である。これに対し、「ボブテックスJ ディスクの極めて平らで開放された溝に代えて、より狭くより深いV形溝を面S として使用し得、且つこのディスクを回転させ得ることが判明した。更に、前述 の胴のくびれなドラムからなる撚り装置に代えて、改良テクスチャリング・ベル ト・ツイスタを使用する。第3図から明らかなように開繊輪に対する前記面及び 撚り装置の間隔は前述の通りであり、換言すれば前記面は開繊輪の出口の近傍に 配置され、撚り装置はディスクと開繊輪の出口との間の領域の近傍に配置される 。第3図の場合のベルトツイスタは先行技術と異なり、ベルトが斜めに交差する のではなく平行し合い、糸がベルトの移動とほぼ直角な状態でこれらベルトの間 を通過する。繊維業界では良く知られているように、ベル1〜が斜めに交差し合 うベル1〜ツイスタを使用する時は、撚り作用の大きな中棒に逆らって糸を引き 出すために大きな引っ張り力、例えば50−10011の引っ張り力を加えなけ ればならないが、互いに平行なベルトを使用する場合は、前記値の1710以下 、例えば5gが糸を引っ張り出すための適切な値であることが判明した。
ここで第3図を更に詳細に考察する。他の図と同様の符号を有する部材は、これ ら符号で示される他の図面の部材と全く同じではなくとも類似している。前述の ごとき開繊輪〇−及び動軸回からなる開繊装置は当業者には公知である。前述の 面Sはこの場合も溝の形状を存するが、この講GDは必要に応じて回転し得るデ ィスクSDの表面に形成される。講CDは前述のごとき複数のスロットを備える が、これらスロットは小さずぎるため図示しなかった。ディスクSOの内部は吸 引力^Sがスロットを介して消GDに加えられ得るJ:うに、中空になっている 。吸引ガイドscはディスクの内部の有孔り〉・グで構成すると有利であり、吸 引力へSの作用を受ける溝GD部分の位置と長さとを規定する。吸引力を加える 手段を接続するための適切な装置は当業者に良く知られているため、必要な場合 以外は説明を省略する。開繊輪重の回転の中心はOC、ディスクの回転の中心は SDで示した。ディスクSD又は他の部材の支持手段は図示しながったが、これ らは当業者に良く知られている任意の適切な形状を使用し得る。
溝GDの形状は、約150度の夾角を持つ広くて浅いくぼみを有するボブテック ス(RTM)輪のそれとは全く異なる。本発明で使用するディスクは夾角が90 度以下から30度までの範囲である。
このように角度をより狭くすれば、糸を構成する繊維が溝のV形の点に押し付け られるため、糸の紡績動作が向上し、従ってより大きな効果が得られると考えら れる。有利には、■形溝は溝の主要部分より急な角度を持つ点領域を有し得る。
ディスクSDは直径を60−140mm、厚みを20−30mmにすると有利で ある。
溝の口部は厚みのほぼ全長にわたって延び、この溝はその形態に応じて10+n mの深さを有する。溝の断面積も重要である。いずれの夾角でも2.5から3鏑 鎮2が適切な値であり、好ましい値は2.8mm2である。溝に吸引力を作用さ せるための前記スロットは互いを出来るだけ近付けて、例えば11aI11以下 の間隔で配置する。
吸引ガイドSGは特定の幅及び長さの開口を規定すべく構成し得る。開口の幅及 び長さが小さすぎると紡績が阻止される。開口の長さが大きすぎて紡績用繊維よ りも長い場合には、空気消費量の増加の他に、種々の問題が生じる。ディスクは 回転し得、従ってこの理由と、溝の一定の寸法及び形状がディスクが不動の場合 にも紡績の質の制御にとって重要であるという理由とから、極めて正確に構成さ れなければならない。
ここで撚り装置の形状及び配置について考察する。前述のごとく、従来のテクス チャリング・ベルトに類似しな、ただし大幅に改良した撚り装置を使用する。先 ず、ベルトは交差せずに平行に走る。第3図は一端にローラが具備されたベルト /ツイスタを示している。断面図で示された上方及び下方ベル)・は互いに平行 で、糸の通路Yと直角に走る。従来のベルトツイスタとの大きな相違点は、糸を 引くための引っ張り力Tが10倍以上減少するように、摩擦が小さくなったこと にある。第2に、異なる形状のベルトを部分的に使用し得る。これは、糸を既存 の材料より十分に包み得る弾性材料を使用することにより、駆動を維持しながら 摩擦をより小さくするためである。
第4図を参照しながら第3図の装置の形態を考察する。第4図は糸が形成される 面の領域と、任意のタイプの撚り装置の位置TPとの間の糸の通路に対する、デ ィスクSDの種々の寸法及び他の要因の作用を簡単に示している。開繊輪と糸が 形成される面との間の距離1IISは1つの変数であり、中心QCに対する中心 SCの所定距離WSにわたる変位は別の変数である。開繊輪がらの出口のサイズ も重要であり得る。
実験の結果、種々の材料からなる30−40mmステープル、1.5デニールの 繊維の場合には、ある種の寸法は他の寸法より重要であることが判明した。次に 適切な寸法について説明する。
最初は距離WSである。この距離を約6−40mmの距離にして糸を紡績した。
約10mmの値では有効な糸が製造された。この値を増減すると、開繊繊維の性 質に変化が生じ繊維損失が増加しな。
短い繊維が開Mi1輪の出口から丸ごと送出されて面S上で巻き取られるのに対 し、長い繊維は特定条件下では少なくとも出口を越えたところで開繊輪の上に留 どまり、取り出される前に再び戻ることさえあると考えられる。この現象は短い 繊維の使用を支持し且つ糸を弱くし得る。距離−Sを大きくすると、長い繊維の 取り出しを持続すべく吸引力を増加しなければならない。WSは繊維長さが適切 であれば20 30+nmであってよく、1効な糸を製造せしめる。吸引力の増 加は面Sの溝G又は講CD内に糸を保持する力の増加につながり、撚り作用の増 加を必要とし得る。
開繊輪からの出口の大きさは変更し得るが、この出口が大き過ぎると別の問題が 生じる。
ディスクSDを使用する場合には、このディスクは開繊輪の上方で種々の位置に 移動し得、且つ異なる大きさWSを有し得る。
その結果出口の縁との関係が変化し、繊維がディスク内に吸引される時の容易さ も変化し得る。吸引ガイドSGも回転するようにしてよい。−例としてディスク SDを中心OCからSCまでの線が開繊輪の出口の中央を通るように配置し、ガ イドSGを開口S^が前記中心線に対して対称的に配置されるように構成した結 果、良貫の糸が製造された。ただし糸は第3図のごときオフセット構造でも製造 し得る。
高速シネマドグラフィによれば、開繊軸子のm維の後端が先ず吸引によってディ スク方向に引っ張られ、その後で前端が開繊輪を離れると思われる。従って長い 繊維は出口を通過する前に開繊輪から離れることはできない。糸が面Sから引っ 張られていく方向は勿論操作に影響し得る。糸が開繊輪の方向と逆の方向に引か れる場合は時としてより良い結果が得られる。これは、繊維が繊維の長さ方向に 沿って形成糸の円錐体の頂点に近付き、図示の糸方向で生じ得るように糸の周り に巻き付くことがないことに起因し得る1図示の方向では繊維が形成糸に近付き なからU形状を有し得るか、又は−緒に適切に配置される代わりに糸の周りに巻 き付くことになり得る。
前述のごとく、ディスクSDは回転1.得る。この回転は糸の強さを増し、毛羽 立ちを低下させるが、厚み変化を生気させて、糸に沿ってほぼ規則的に厚い部分 と薄い部分とを発生させ得る。
ディスクの速度が1.60r、p、mまでの場合はこの現象が生じる。その理由 も高速シネマドグラフィから明らかにされる。ディスクの溝か広くて:【い場合 には、繊維先端が吸引によってスロット内に引かれる時にたるんだ繊維ウェブが 形成される。このたるんだウェブは時々糸と絡み合い、厚い部分が形成される。
この第1図から第3図に示したように、糸Yは点Xから接線に沿って撚り装置の 位置TPを通り、次いで巻き取り装置に向かう、糸は実際には吸引によってXと TPとの間で実線曲線のように曲げられる。この糸はTPでの撚り装置の動作に よりバルーンを形成する。これは、特に糸の速度を増すと、間欠的に先端を破損 する原因になり得ると思われる。バルーンは角度β〈β゛又はβ°“)を小さく し且つ糸を点R(R’又はR″)の接線と一直線に又はその近傍に配置すること によって小さくすることが出来る。これは、例えば、撚り装置の位置を変えるか またはディスクを半径sc”〜XからSC’ −X (例えば35から60mm )に拡大することによって行ない得る。
別の重要な要因は糸の紡績に使用される繊維を引き寄せ且つ保持するために加え られる吸引力ΔSである。5−30水柱インチの真空及び5−10立法フィート /分の空気流を用いると糸の紡績が実施される。繊維が蓄積され且つ取り出され るにつれて面S又はCDでの条件が変わる時の前記真空及び空気流の安定性は、 製造される糸の質にとって重要と考えられる。平行ベルトツイスタの使用は、満 足な状態で繊維から糸を紡ぐのに必要な糸の先端からの撚りの大きな「損失jを 得る上で有用である。撚りは形成中の糸に撚りを伝搬する堅いぐスティッフな) 接続が得られるように、糸形成点の出来るだけ近くで導入するのが最も良い。有 効な糸を製造するためにはある程度の1の撚りが紡績面上に存在しなければなら ないと思われる。紡績速度を増加すれば撚り速度も撚りを最小にずべく増加させ る必要がある。
ディスクSDとベルトライス21口1/TB2とを使用する具体例では80…/ 分までの速度で糸が製造される。このベルトツイスタはベルト速度対系速度の比 が約3−5であるように作動させる。
200〜400gの強さで80テツクスの糸が製造され得る。細くて長い、例え ば50mmまでの繊維を使用する。
糸は心であってもなくても、いずれかの方向、即ぢ開繊輪の回転方向又はその逆 の方向から紡績され得る。前記逆の方向で、即ち図示の方向ではない方向で紡績 すると、より良い糸が得られると思われる。
前記面を越えて引っ張られていく糸の上に開繊繊維が積み重ねられる動作は正確 には知られていないが、糸は一定範囲の速度と条件とで種々の祠料から製造され 得る。開繊繊維の送出が行なわれるスペースから撚り動作を分離することは、糸 を製造する上で極めて重要なことと思われる。開繊装置の出口と撚り糸とを接近 させることも重要である。
前述の実験及び他の実験から、撚り装置の速度は、繊維の種類と面Sの回転速度 とに拘わらず、ある程度の範囲にわたって変化させ得ることが判明しな。撚り装 置の速度と、紡績工程において別の変数を加えることにより繊維から糸を紡ぐ場 合の他の動作とがこのように独立していると、紡績工程におけるこの独立性の柔 軟性によって、紡績装置が糸の性質をより良く制御し且つ原料の変化及び種類に より自由に反応できる。
以上説明してきた操作条件及び装置の部材形態は、非限定的−具体例に過ぎない 。
田際調査報告 111111111JIIIIMI A**1kllnfi No、 pc’r /ca 85100436特表昭62−500251 (7)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.繊維から糸を紡ぐ方法であって、 繊維サブライを用意し、 開繊された繊維を受容する面を具備し、前記面の近傍で繊維を開繊し、この面と の間の小距離を規定ギャップとして維持し、 前記面に近接するがこれを貫通することはない前記糸に撚りを加え、 繊維が開繊されたら直ぐに開繊繊維を前記ギャップを介して前記面の方向へ送り 、 糸を前記キャップ内で前記面の前に配置し、前述の撚られた糸を引っ張り出しな がら、前記面に送られる繊維をこの糸の上に積み重ね、 このようにして前記サプライの繊維から撚りを含む紡出糸を直接紡ぐことからな る方法。
  2. 2.繊維を空気流によって前記面の方向に送る請求の範囲1に記載の方法。
  3. 3.前記空気流の少なくとも一部分を、前記面を貫通する吸引力として加える請 求の範囲2に記載の方法。
  4. 4.前記面を静止させておくか、又は移動させる請求の範囲1に記載の方法。
  5. 5.繊維を静電気力によって前記面の方向に送る請求の範囲1に記載の方法。
  6. 6.繊維を心糸の上に積み重ねるべく前記面に保持する請求の範囲1に記載の方 法。
  7. 7.糸を心として前記面の向かいに配置するか、又は前記面を越えて關始させる 請求の範囲1に記載の方法。
  8. 8.平行ベルトツイスタによって前記撚りを加える請求の範囲1に記載の方法
  9. 9.前記面を、90度以下の夾角を持つ溝として具備する請求の範囲3に記載の 方法。
  10. 10.前記溝がこの溝の残りの部分より急な傾斜を持つ特定部分を有する請求の 範囲9に記載の方法。
  11. 11.前記面を繊維の届く範囲内に保持する請求の範囲1に記載の方法。
  12. 12.繊維は繊維サプライから開織する手段と、繊維開繊位置の近傍に配置され て開繊繊維を受容する面と、前記開繊繊維を前記面の保持に送る手段と、糸を前 記面の前に配置する手段と、前記面から少しだけ離してその近傍に配置され、前 記糸に撚りを加える手段と、前記糸を前記撚り手段を通して前記面から引き寄せ る手段とを備え、前記面の方向に送られる前記開繊繊維を前記糸の上に配置して 撚りを加えるように構成された紡績装置。
  13. 13.前記面の方向に送られる繊維が糸の上に配置されるように、これら繊維を 保持すべく前記面を通して空気を吸引する手段を備える請求の範囲8に記載の装 置。
  14. 14.前記面が90度以下の夾角を持つ溝からなり、この溝が残りの部分より急 な傾斜を持つ特定部分を有する請求の範囲13に記載の装置。
  15. 15.前記面がボディの湾曲面に形成された溝からなる請求の範囲13に記載の 装置。
  16. 16.前記湾曲面がディスクの周縁である請求の範囲15に記載の装置。
  17. 17.前記撚り手段が平行ベルトツイスタである請求の範囲11に記載の装置。
  18. 18.前記面が繊維開繊位置から6−40mmの位置に配置される請求の範囲1 1に記載の装置。
  19. 19.前記撚り手段が前記面から10mm以上離れる請求の範囲11に記載の装 置。
JP50419185A 1984-09-21 1985-09-20 紡績 Pending JPS62500251A (ja)

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