JPS624971A - 安全弁 - Google Patents
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- JPS624971A JPS624971A JP14273885A JP14273885A JPS624971A JP S624971 A JPS624971 A JP S624971A JP 14273885 A JP14273885 A JP 14273885A JP 14273885 A JP14273885 A JP 14273885A JP S624971 A JPS624971 A JP S624971A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、例えば、消火器用、吸入酸素用或いは、炭酸
飲料における炭酸〃ス供給用を初めとする各種圧力容器
に付設して、温度上昇により圧力容器の内圧が異常に上
昇した場合に、その内圧を逃がす安全弁に関し、安全弁
の弁体そのものを形状記憶合金で造ることにより構造簡
単にして全体を小型化できるものを提供する。
飲料における炭酸〃ス供給用を初めとする各種圧力容器
に付設して、温度上昇により圧力容器の内圧が異常に上
昇した場合に、その内圧を逃がす安全弁に関し、安全弁
の弁体そのものを形状記憶合金で造ることにより構造簡
単にして全体を小型化できるものを提供する。
く従来技術〉
形状記憶合金を用いtこ安全弁の従来例としては、例え
ば、第8図に示すように、安全弁1の弁本体2の中央部
にバネ収容室50を設け、形状記憶合金で造ったコイル
状バネ51を当該バネ収容室50に収容し、コイル状バ
ネ51の先端に弁体4を支持するとともに、弁本体2の
下方に圧力逃し孔3を空け、圧力逃し孔3の出口に設け
た弁座52に上記弁体4を接当可能に設け、圧力逃し孔
3の付近の温度が安全作動用設定温度を越えると、当該
バネ51の形状記憶作用により弁体4を開弁作動するよ
うに構成している。
ば、第8図に示すように、安全弁1の弁本体2の中央部
にバネ収容室50を設け、形状記憶合金で造ったコイル
状バネ51を当該バネ収容室50に収容し、コイル状バ
ネ51の先端に弁体4を支持するとともに、弁本体2の
下方に圧力逃し孔3を空け、圧力逃し孔3の出口に設け
た弁座52に上記弁体4を接当可能に設け、圧力逃し孔
3の付近の温度が安全作動用設定温度を越えると、当該
バネ51の形状記憶作用により弁体4を開弁作動するよ
うに構成している。
この従来例では、コイル状バネ51のバネ力を圧力容器
の内圧より充分に太き(し、弁体4を大きな接圧で弁座
52に押圧して密封性を向上せしめている。
の内圧より充分に太き(し、弁体4を大きな接圧で弁座
52に押圧して密封性を向上せしめている。
従って、圧力容器の内圧が上昇しても、所定圧以上にな
るまでは弁体4の接圧が低下することばないので、安全
弁の密封性を高精度に保つことができる。
るまでは弁体4の接圧が低下することばないので、安全
弁の密封性を高精度に保つことができる。
一方、圧力容器の温度が設定温度以」−に上昇して内圧
が異常昇圧すると、バネ51が形状記憶作用により縮み
変形し、その先端に取付けた弁体4を速やかに弁座52
から離間させ、弁体4の接圧をいわば零にするので、内
圧は圧力逃し孔3から逃げ、圧力容器の破裂を防止でと
る。
が異常昇圧すると、バネ51が形状記憶作用により縮み
変形し、その先端に取付けた弁体4を速やかに弁座52
から離間させ、弁体4の接圧をいわば零にするので、内
圧は圧力逃し孔3から逃げ、圧力容器の破裂を防止でと
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、上記従来技術では、
(1)安全弁1の弁本体2にバネ収容室50をキリ加工
せねばならない。
せねばならない。
(2)バネ収容室50にコイル状バネ51を収容し、そ
の先端に別部品の弁体4を固定しなければならない。
の先端に別部品の弁体4を固定しなければならない。
(3)本体4をガイドするケーシング53を必要とする
。
。
(4)圧力逃し孔3の出口に、弁体4を接当可能にする
弁座52を精密に加工しなければならない。
弁座52を精密に加工しなければならない。
以上の理由により、安全弁の加工や構造が複雑になり、
部品点数も多くなる。
部品点数も多くなる。
しかも、長いコイル状バネ51を収容でとるバネ収容室
5()を弁本体2に加工する必要があるので、安全弁そ
のものが大型化してしまう問題もある。
5()を弁本体2に加工する必要があるので、安全弁そ
のものが大型化してしまう問題もある。
本発明は、−に記問題点を解決することを技術的課題と
する。
する。
〈問題点を解決するための手段〉
上記課題を解決するための手段を、実施例に対応する第
1図乃至第6図を用いて、以下に説明する。
1図乃至第6図を用いて、以下に説明する。
即ち、安全弁1の弁本体2に圧力逃し孔3を空は圧力逃
し孔3を弁体4で閉じ、弁体4を形状記憶合金で造り、
形状記憶合金製弁体4は、安全作動用設定温度以下の正
常温度域では圧力逃し孔3を閉じる閉弁状態になるとと
もに、設定温度以上の異常温度域では形状記憶作用によ
り変形して圧力逃し孔3を開ける開弁状態となるように
構成したものである。
し孔3を弁体4で閉じ、弁体4を形状記憶合金で造り、
形状記憶合金製弁体4は、安全作動用設定温度以下の正
常温度域では圧力逃し孔3を閉じる閉弁状態になるとと
もに、設定温度以上の異常温度域では形状記憶作用によ
り変形して圧力逃し孔3を開ける開弁状態となるように
構成したものである。
〈作 用〉
安全弁1に空けた圧力逃し孔3を形状記憶合金製の弁体
4自身の温度による変形力で閉じるので、圧力逃し孔3
がいわば弁座となって、当該合金の安全作動用設定温度
以下では、弁体4が圧力逃し孔3に密接し、圧力容器の
内圧がある程度」1昇しても安全弁の密封性を高精度に
保つことができる。
4自身の温度による変形力で閉じるので、圧力逃し孔3
がいわば弁座となって、当該合金の安全作動用設定温度
以下では、弁体4が圧力逃し孔3に密接し、圧力容器の
内圧がある程度」1昇しても安全弁の密封性を高精度に
保つことができる。
また、圧力逃し孔周辺の温度が安全作動用設定温度以上
に上昇して圧力容器の内圧が異常昇圧すると、弁体4そ
のものが形状記憶作用で変形するので、弁体4と圧力逃
し孔3との開に間隙が生じ、この間隙から内圧が徐々に
逃げて圧力容器の破裂を防止する。
に上昇して圧力容器の内圧が異常昇圧すると、弁体4そ
のものが形状記憶作用で変形するので、弁体4と圧力逃
し孔3との開に間隙が生じ、この間隙から内圧が徐々に
逃げて圧力容器の破裂を防止する。
〈発明の効果〉
本発明は、弁体自身が形状記憶作用により開閉作動する
か呟前述従来例に必要なコイル状バネ、バネ収容室及び
弁体のスライドガイドを省略できる。
か呟前述従来例に必要なコイル状バネ、バネ収容室及び
弁体のスライドガイドを省略できる。
これにより、安全弁全体の構造及び形状を簡素化しで、
製造コストを大幅に引下げる事ができ、しかも、長いコ
イル状バネを省略する事により、安全弁全体を大幅に小
型化する事もで鰺る。
製造コストを大幅に引下げる事ができ、しかも、長いコ
イル状バネを省略する事により、安全弁全体を大幅に小
型化する事もで鰺る。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は弁体周辺の要部縦断正面図、第2図は消火器の
要部縦断正面図であって、消火器5は破封型二重びんの
構造を採り、外筒の鉄製容器6に粉末状の炭酸水素ナト
リウムを収容し内筒のボンベ7に粉末放射用の液化炭酸
ガスを充填して、ボンベ7の封板8を破ると、炭酸ガス
圧で外筒容器6の粉末がホース10から噴出するもので
ある。
要部縦断正面図であって、消火器5は破封型二重びんの
構造を採り、外筒の鉄製容器6に粉末状の炭酸水素ナト
リウムを収容し内筒のボンベ7に粉末放射用の液化炭酸
ガスを充填して、ボンベ7の封板8を破ると、炭酸ガス
圧で外筒容器6の粉末がホース10から噴出するもので
ある。
即ち、外筒容器6の上方を絞り込むように立ち上げて開
口部11を形成し、開口部11の外壁に雄ネジ12を刻
んで安全弁1を着脱自在に螺合する。
口部11を形成し、開口部11の外壁に雄ネジ12を刻
んで安全弁1を着脱自在に螺合する。
安全弁1は偏平な大径円筒部14と小径の円柱部15を
一体とした弁本体2と開弁ハンドル16から成り、弁本
体2の中央部に破封棒17をに下動自在に嵌挿し破封棒
17の−に端を開閉ハンドル16の中途部に支持する。
一体とした弁本体2と開弁ハンドル16から成り、弁本
体2の中央部に破封棒17をに下動自在に嵌挿し破封棒
17の−に端を開閉ハンドル16の中途部に支持する。
安全弁1の大径円筒部14の中央部を下方に延出して支
持部18とし、支持部18に液化炭酸ガスを封入したボ
ンベ7を固定する。
持部18とし、支持部18に液化炭酸ガスを封入したボ
ンベ7を固定する。
上記支持部18の中央に通気穴19を形成し、通気穴1
9に前記破封棒17の下方を出没自在に内嵌するととも
に、ボンベ7の上記開口部20を略0,3mm程度の薄
い封板8で封正し、通気穴19の下部をこの封板8に臨
ませる。
9に前記破封棒17の下方を出没自在に内嵌するととも
に、ボンベ7の上記開口部20を略0,3mm程度の薄
い封板8で封正し、通気穴19の下部をこの封板8に臨
ませる。
尚、通気穴19の内径は破封棒17の外径より若干大き
く形成し、下方に没したときの破封棒17と通気穴19
には間隙が生ずるように構成する。
く形成し、下方に没したときの破封棒17と通気穴19
には間隙が生ずるように構成する。
また、通気穴19に導気管21の一端を接続し、その他
端を外筒容器6に充填した炭酸水素ナトリウム粉末の中
に埋没せしめる。
端を外筒容器6に充填した炭酸水素ナトリウム粉末の中
に埋没せしめる。
符号10は、外筒容器6から導出したホースである。
一方、安全弁1の大径円筒部14に圧力逃し孔3を貫設
し、圧力逃し孔3の下半部を細径室23に、また」;半
部を大径室24に形成し、形状記憶合金製の弁体4で当
該大径室24を封止する。
し、圧力逃し孔3の下半部を細径室23に、また」;半
部を大径室24に形成し、形状記憶合金製の弁体4で当
該大径室24を封止する。
弁体4は全体を略円柱状に形成し、その下方を逆円錐台
状に絞り込んで、上記大径室24の下部に設けた摺り林
状弁座25に当該円錐台部26を接当可能に構成する。
状に絞り込んで、上記大径室24の下部に設けた摺り林
状弁座25に当該円錐台部26を接当可能に構成する。
圧力逃し孔3の上部には弁押え27を螺合し、大径室2
4に配置した弁体4を上記摺り林状弁座25に強圧する
。
4に配置した弁体4を上記摺り林状弁座25に強圧する
。
この場合、弁体4の上面中央部に通気溝28を設け、弁
押え27の肉壁中央部に貫設したT字状の通気路30に
この通気溝28を連通する。
押え27の肉壁中央部に貫設したT字状の通気路30に
この通気溝28を連通する。
また、弁体4の上面及び弁押え27の下面を曲率の異な
る部分球面状に形成して、弁押えの点接触により弁体4
が弁座25に均等に当接するように構成する。
る部分球面状に形成して、弁押えの点接触により弁体4
が弁座25に均等に当接するように構成する。
弁体4の材質となる形状記憶合金は、マルテンサイト変
態による形状記憶作用を有する合金の総称であり、マル
テンサイト相で変形を加えて見掛け−1−歪みが残留し
ても、設定温度To以」二に加熱すると熱回復歪みの誘
起に五り母相形状が元に戻るものをいい、具体的には、
Ni−Ti系、Cu系、AH−Cd系、In−T(l系
、Fe−PL系等を初め7一 種々の合金を利用できるが、回復特性、疲労特性ともに
優れたNi−Ti系合金や、安価なCu系合金(Cu−
Zn系、Cu −Aρ系、Cu−Aρ−Ni系等)が現
実的にはより好ましい。
態による形状記憶作用を有する合金の総称であり、マル
テンサイト相で変形を加えて見掛け−1−歪みが残留し
ても、設定温度To以」二に加熱すると熱回復歪みの誘
起に五り母相形状が元に戻るものをいい、具体的には、
Ni−Ti系、Cu系、AH−Cd系、In−T(l系
、Fe−PL系等を初め7一 種々の合金を利用できるが、回復特性、疲労特性ともに
優れたNi−Ti系合金や、安価なCu系合金(Cu−
Zn系、Cu −Aρ系、Cu−Aρ−Ni系等)が現
実的にはより好ましい。
また、一方向だけの不可逆性形状記憶合金に止よらず、
温度変化に伴い形状変化を何度も繰り返す両方向性の可
逆性形状記憶合金(拘束加熱処理、強加工変形、析出物
分散処理等を施す)にも適用できることは言うまでもな
い。
温度変化に伴い形状変化を何度も繰り返す両方向性の可
逆性形状記憶合金(拘束加熱処理、強加工変形、析出物
分散処理等を施す)にも適用できることは言うまでもな
い。
本実施例においては、まず、内部ガスが異常昇圧を起こ
すに至らない安全温度の上限付近を設定温度Toに規定
し、この温度以上で所定の形状記憶を可能ならしめるよ
うに、Niに対するTiの含有量を調整した両方向性の
N i −T i系合金を形状記憶合金として採用した
。
すに至らない安全温度の上限付近を設定温度Toに規定
し、この温度以上で所定の形状記憶を可能ならしめるよ
うに、Niに対するTiの含有量を調整した両方向性の
N i −T i系合金を形状記憶合金として採用した
。
そして、この合金を設定温度10以上で略円柱状の弁体
4に形成して当該形状を記憶させたのち、設定温度To
以下で、その外径を縮め上下方向を伸ばした円柱状形態
に圧縮加工し、圧力逃し孔3内に固定した。
4に形成して当該形状を記憶させたのち、設定温度To
以下で、その外径を縮め上下方向を伸ばした円柱状形態
に圧縮加工し、圧力逃し孔3内に固定した。
斯くしてなる消火器を用いて消火する場合には、まず、
ハンドル16を握って破封棒17を下方に押し下げると
、破封棒17の先端が封板8を破って、ボンベ7の炭酸
ガスを外筒6に開放させる。
ハンドル16を握って破封棒17を下方に押し下げると
、破封棒17の先端が封板8を破って、ボンベ7の炭酸
ガスを外筒6に開放させる。
通気穴19から導気管21を経て外筒容器6に放出され
た炭酸ガスは、当該容器6に充填された炭酸水素ナトリ
ウム粉末をその圧力によりホース10から外方に噴出せ
しめる。
た炭酸ガスは、当該容器6に充填された炭酸水素ナトリ
ウム粉末をその圧力によりホース10から外方に噴出せ
しめる。
ホース10から放出された炭酸水素ナトリウムは火熱に
より炭酸ガスとなり、燃焼物をガスのベールで包み込み
、空気を遮断して消火する。
より炭酸ガスとなり、燃焼物をガスのベールで包み込み
、空気を遮断して消火する。
一方、消火器を静置する場合、外筒容器6内が正常内圧
を維持しているときは、第1図に示すように、弁体4は
弁押え27によって圧力逃しくシ3の弁座25に強圧さ
れ、圧力逃し孔3を完全に封鎖するが、外部から熱(例
えば、太陽光、火災等)が加わってボンベ7の蒸気圧が
異常に上昇すると、炭酸ガスが封板8を破って外筒容器
6に噴出しようとする。
を維持しているときは、第1図に示すように、弁体4は
弁押え27によって圧力逃しくシ3の弁座25に強圧さ
れ、圧力逃し孔3を完全に封鎖するが、外部から熱(例
えば、太陽光、火災等)が加わってボンベ7の蒸気圧が
異常に上昇すると、炭酸ガスが封板8を破って外筒容器
6に噴出しようとする。
しかしながら、外筒容器6内の温度が安全作動用膜定温
度To以」−になると、弁体4が熱回復歪みの誘起によ
り変形を起こす。
度To以」−になると、弁体4が熱回復歪みの誘起によ
り変形を起こす。
即ち、第3図に示すように、弁体4は、通気隙間を残し
て径方向に膨張変形する分だけ、軸方向に短縮変形して
弁座25から離れ、開弁作動する。
て径方向に膨張変形する分だけ、軸方向に短縮変形して
弁座25から離れ、開弁作動する。
これにより、異常上層しようとする外筒6の内圧を圧力
逃し孔3から外部に逃がすのである。
逃し孔3から外部に逃がすのである。
このため、消火器の破裂はなくなるとともに、一度に大
量の内部ガスを噴出することを防止して、噴出反力によ
り消火器が噴き飛ぶこともなくせる。
量の内部ガスを噴出することを防止して、噴出反力によ
り消火器が噴き飛ぶこともなくせる。
また、第4図は本発明の第2実施例であり、形状記憶合
金製の線利を適当な長さに切断したのち、これを弁本体
2に空けた圧力逃し孔3に嵌挿し、その上・下両端をか
しめることにより、断面略工字状の弁体4とする。
金製の線利を適当な長さに切断したのち、これを弁本体
2に空けた圧力逃し孔3に嵌挿し、その上・下両端をか
しめることにより、断面略工字状の弁体4とする。
尚、符号35は圧力放出を容易にする逃し溝である。
この場合、設定温度To以上では圧力逃し孔3に弁体中
間部4aが密着し、当該逃し孔3を封鎖するが、設定温
度10以上では弁体4が」1下方向に線膨張し、小径中
間部−48が細径に縮むので、異常−1−列しようとす
る内圧は弁体4と逃し孔3との開の小さな間隙から逃げ
ることができる(第5図参照)。
間部4aが密着し、当該逃し孔3を封鎖するが、設定温
度10以上では弁体4が」1下方向に線膨張し、小径中
間部−48が細径に縮むので、異常−1−列しようとす
る内圧は弁体4と逃し孔3との開の小さな間隙から逃げ
ることができる(第5図参照)。
尚、弁体4の材質としては、既述のように、Cu、Aρ
、Zn、Niなどの含有量を調整したカシメ加工の容易
なCu系合金が良好である。
、Zn、Niなどの含有量を調整したカシメ加工の容易
なCu系合金が良好である。
第6図は本発明の第3実施例であり、−I−・下面に鍔
部32・33を有する略円柱状の弁体4を圧力逃し孔に
固定したもの(符号36は弁押えに空けた圧力逃し溝で
ある)で、設定温度To以上では鍔部42・44か逃し
孔3に密着するが、設定温度To以−I−では、弁体4
が−1−下方向に線膨張し、その外径か細く縮もうとす
るので、やはり弁体4と逃し孔3との周面間に間隙が生
ずるものである(第7図参照)。
部32・33を有する略円柱状の弁体4を圧力逃し孔に
固定したもの(符号36は弁押えに空けた圧力逃し溝で
ある)で、設定温度To以上では鍔部42・44か逃し
孔3に密着するが、設定温度To以−I−では、弁体4
が−1−下方向に線膨張し、その外径か細く縮もうとす
るので、やはり弁体4と逃し孔3との周面間に間隙が生
ずるものである(第7図参照)。
第1図乃至第7図は本発明の実施例を示し、第1図は弁
体周辺の要部縦断正面図、第2図は消火器の要部縦断正
面図、第3図は設定温度以」二の状態を示す第2図相当
図、$4図は第2実施例を示す第1図相当図、第5図は
同実施例の設定温度以」二の状態を示す第3図相当図、
第6図は第3実施例を示す第1図相当図、第7図は同実
施例の設定温度以」二の状態を示す第3図相当図、第8
図は従来例の安全弁を示す縦断正面図である。 1・・・安全弁、 2・・・弁本体、 3・・・圧力逃
し孔、4・・・弁体。
体周辺の要部縦断正面図、第2図は消火器の要部縦断正
面図、第3図は設定温度以」二の状態を示す第2図相当
図、$4図は第2実施例を示す第1図相当図、第5図は
同実施例の設定温度以」二の状態を示す第3図相当図、
第6図は第3実施例を示す第1図相当図、第7図は同実
施例の設定温度以」二の状態を示す第3図相当図、第8
図は従来例の安全弁を示す縦断正面図である。 1・・・安全弁、 2・・・弁本体、 3・・・圧力逃
し孔、4・・・弁体。
Claims (1)
- 1、安全弁1の弁本体2に圧力逃し孔3を空け、圧力逃
し孔3を弁体4で閉じ、弁体4を形状記憶合金で造り、
形状記憶合金製弁体4は、安全作動用設定温度以下の正
常温度域では圧力逃し孔3を閉じる閉弁状態になるとと
もに、設定温度以上の異常温度域では形成記憶作用によ
り変形して圧力逃し孔3を開ける開弁状態となるように
構成した事を特徴とする安全弁
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14273885A JPS624971A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 安全弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14273885A JPS624971A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 安全弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS624971A true JPS624971A (ja) | 1987-01-10 |
Family
ID=15322429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14273885A Pending JPS624971A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 安全弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS624971A (ja) |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP14273885A patent/JPS624971A/ja active Pending
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