JPS6249169A - 可動部材の冷却構造 - Google Patents

可動部材の冷却構造

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JPS6249169A
JPS6249169A JP18729785A JP18729785A JPS6249169A JP S6249169 A JPS6249169 A JP S6249169A JP 18729785 A JP18729785 A JP 18729785A JP 18729785 A JP18729785 A JP 18729785A JP S6249169 A JPS6249169 A JP S6249169A
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JP
Japan
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refrigerant
heat
shell member
cooling
melting point
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Pending
Application number
JP18729785A
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English (en)
Inventor
米窪 義春
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IHI Corp
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、双ロール式連続鋳造装置、ピストン、ポペッ
ト弁等のように高温雰囲気内に露されながら可動する可
動部材の冷却構造に関する。
[従来の技術] 一般に、ロール装置、ピストン、ポペット弁等のように
高温雰囲気下で可動される可動部材の高温強度や高温腐
食を防止するために、その可動部材の内部に冷却水や冷
媒を封入するものや、外部を直接冷却するものが知られ
ている。
[発明が解決しようとする問題点] 上述の如く、上記可動部材を直接冷却する構造のものは
、冷W性に優れる反面に、冷媒と直接熱交換する放熱側
と、受熱側との温度差が大きいという問題点を残してい
る。この問題点は可動部材に大ぎな熱応力を発生させ、
可動部材を熱破壊させる要因になっている。そこで、放
熱側と受熱側との間隔つまり肉厚を薄くすることによっ
て温度分布を均等にしようとすると、可動部材の構成強
度が低下したりし、ざらに、内燃機関等では冷却性が高
くなるために機関の熱効率を低下させ、ロール装置では
、被ロール部材をロールさせる能力を低下させるため、
早急な解消が望まれていた。
[発明の目的] 本発明は上記問題を解消ずべく創案されたものである。
本発明の目的は高温雰囲気に曝される可動部材に、熱応
力を生じさせないように冷却を施して、熱破壊、熱腐食
を抑えることのできる可す3部材の冷却構造を提供する
にある。
[発明の概要] 本発明は上記の目的を達成するために、放熱面が冷媒に
接し、受熱面が高温雰囲気に曝される可動部材内に、低
融点金属冷媒が封入された冷却室を形成したもので、受
熱面からの入熱を冷却室内の低融点金属冷媒の融解熱と
して伝熱させる一方、可動部材の回転または上下左右の
往復動に伴う慣性により、融解された低融点金属冷媒を
冷却室の放熱側に移動させて、冷媒と間接熱交換させる
ようにし、可動部材が急激に■つ過剰冷却されることを
抑えて熱応力による熱破壊を防止し、耐久性・冷却特性
の向上を図ろうとするものである。
[実施例] 以下に、本発明の可動部材の冷却構造を添付図面に基づ
いて説明する。
第1図は可動部材の冷却構造を示す基本的な概略断面図
である。
図示するように、可動部材1は、高温雰囲気に曝され、
受熱面2を形成する筒体状の外殻部材1aと、その外殻
部材1aの半径方向に所定の間隔を有して包囲され、[
1つ放熱面3をなず筒体状の内殻部材1bとから主に構
成される。
内殻部材1b内には、冷媒aとして液冷媒〈水。
油、シリコン油、ダンサムA)または蒸気冷媒が封入あ
るいは循環されて、その内殻部材1bの放熱面3と熱交
換するように構成されている。他方、上記外殻部材1a
と内殻部材1bとが形成する間隔には、それらに挟持さ
れて、その間隔を保持し、構成強度を向上させるための
例えばビンフィン状のリブ4が、複数配設されている。
このように上記外殻部材1aと内殻部材1bとの間には
冷却室5が形成される。冷却室5内には、ハンダ、鉛。
バビットメタル、ウッドメタル、水銀、金属ブ]〜リウ
ム及びこれらを主とする合金等の低融点金属冷tRbが
適度な隙間Cを残して封入されている。
以下に、本発明の実施例の作用について添付図面に基づ
いて説明する。
外殻部材1aの受熱面2が高温雰囲気に曝されると、冷
却室5内に封入された低融点金属冷媒すは、外殻部材1
aからの入熱により融解する。たとえばハンダ類では、
その成分割合を変化させることで融点が160℃から5
03℃位まで調節可能であり、この融点温度を越えるま
で外殻部材1aに冷却を施すことがなく、従来のように
不必要な過剰冷却を防止できることになる。また、上記
融点温度は、低融点金属冷媒すの種類と封入量で任意に
設定することができる。例えば上記外殻部材1aが耐熱
合金から形成された場合は、受熱面2の表面温度は27
0℃から470℃が望ましく、これに合せて上記低融点
金属冷媒すの種類及び封入機が設定される。他方、内殻
部材1bは、放熱面3に接する冷媒aによって冷却され
ているため、この可動部材1が回転動されたときの慣性
によって、融解された低融点金属冷媒すは、冷却室5の
内殻部材1b側に移動されるため、その内殻部材1bを
介して冷媒aと熱交換し冷却される。
すなわち、ここで放熱する。また、上記隙間Cは、低融
点金属冷媒すの移動空間を形成するものであり、この隙
間Cにより、熱輸送量の大きな低融点金属冷媒すの冷却
能力を有力に寄与させることになる。
他方、可動部材1の回転速度が増されると、外殻部材1
aへの入熱も増されるが、上述の如く、融解された低融
点金属冷媒すの波運動が速まると共に、慣性の増加に伴
う上記内殻部材1bへの接触圧力が増加されるため、内
殻部材1bどの接触面積が拡大される。
すなわち外殻部材1aの入熱に比例して内殻部材1bに
放熱が行なわれるため、受熱面2は常11)適正な湿度
に保たれ、また急激な冷却を施すことがないので、熱応
力による熱破壊を防止して安定した冷却を施すことがで
きる。
尚、上記実施例で説明した可動部材1の可動を一軸回り
の回転動として説明したが、上下方向の往復動において
も、融解された低融点金属冷媒すが、慣性によって移動
し受熱、放熱を繰返し、上述の冷却が確実になされるこ
とは明白である。
次に他の実施例について説明する。
第2図は例えばピストン等の可動部材に適用される場合
の概略断面図を示している。
図において、1は可動部材、1aは外殻部材、1bは内
殻部材、21.、よ受熱面、3は放熱面、aは冷媒を示
す。
この実施例では、上記低融点金属冷媒すを、冷却に対し
て効串良く充填するために、外殻部材1aと内殻部材1
bとの間の間隔に、上下方向に所定間隔をおいて、仕切
板4aが設けられており、その各仕切板4aによって複
数の冷却室5が形成されている。各冷却室5内には、適
度な隙間Cを有して低融点金属冷媒すが封入されており
、このように形成される可動部材1が、上下動されるこ
とによって、冷却室5内の低融点金属冷媒すは、上記の
如く、融解後冷却作用を開始して可動部材1の上下動に
伴う慣性により、冷却室5の上・下壁間を往復移動され
る。ゆえに受熱面2を良好に冷却することができる。
第3図乃至第5図は、本発明の可動部材の冷却構造を熱
間圧延装置、内燃機関のピストン、内燃機関のポペット
弁に適用させた実施例を示す概略図である。以下類に説
明する。
第3図に示すように、6は上記可8部材1に対応する圧
延ロールであり、この圧延ロール6間に、被圧延部材7
が挿入される。圧延ロール6は、外殻部材1aと内殻部
材1bとの形成する間隔を周方向に適宜間隔をおいてリ
ブ4で仕切り、低融点金属冷媒すが封入される複数の冷
却室5を形成している。また圧延ロール6の両端には、
上記冷却室5を密閉するフランジ部材8がビス止めされ
ている。また、フランジ部材8には、その軸芯に中空の
シャフト9が設けられ、そのシャフト9の外周面が上記
内殻部材1bの内周面をなす放熱面3に嵌合される。シ
ャフト9の中空部10には、゛上述の冷媒aが供給され
ており、これによって内殻部材1bを介して冷却室5内
の低融点金属冷媒すと熱交換するように構成される。
したがって、この圧延ロール6は、被圧延部材7に対し
て、必要以上の熱を奪うことなく受熱面2の冷却を行う
ことができる。
第4図に示すように、11は上記可動部材1に対応する
ピストンであり、そのピストン11のピストンヘッド1
1aはセラミックにて形成される。
そのためピストン11の、ピストンヘッド11aどの接
合部11bには、断面丁字形または断面かぎ形の突起部
材12がこれに一体的に配設されており、ピストンヘッ
ド11aがけラミック製のビス1−ン11に接合される
。一方、その突起部材12内は中空に形成されて、その
中空部が上記低融点金属冷媒すを密封する冷却室5に形
成されると共に、他方、ピストン周側壁を形成する外殻
部材1a内は、適度の間隔を有して内殻部材1bによっ
て仕切られ、この仕切られた空間dに冷111aを通過
させるように構成されている。
ゆえに、融解された低融点金属冷媒すがピストン11の
往復動によって生じる慣性により冷却室5内で移動され
ることになり、ピストンヘッド温は適正に冷却されるこ
とになる。
第5図に示すように、可動部材1を成すポペット弁13
は、その弁形状に沿って内部を中空とする外殻部材1a
によって形づくられている。ポペット弁13の弁傘部1
3a内の中空部には、その中空部をポペット弁13の作
動方向を切る平面で二分割するために、水平な内殻部材
1bが設けられ、下部の部屋は、上述の低融点金攬冷I
jXbを封入する冷却室5となる。一方、上部の部室は
、冷媒を供給される冷媒室15であり、ステム部13b
が形成する冷媒通路14内に管部材16が挿通されて、
冷媒aの往路17と復路18とが形成される。また、内
殻部材1b上下面と弁傘部13aを成す外殻部材1aと
の間には、ビン・フィン状のリブ4が設けられている。
ゆえに、ポペット弁13の弁傘部13aよりの入熱によ
って、低融点金属冷媒すが融解されると同時に冷却が開
始され、この融解された冷媒が内殻部I(lbを介して
冷奴と熱交換することになる。
したがって、ポペット弁13は、低融点金属冷媒すの能
力に応じて、最適温度に冷却され、サルファアタックな
どの高温腐食から保護され、また高温割れ等の熱破壊か
ら保護されることになる。
[発明の効果] 以上説明したことから明らかなように本発明によれば次
の如ぎ優れた効果を発揮できる。
(1)  可動部材の受熱面からの入熱を、低融点金属
冷媒により受熱融解させ、その融解冷媒の融解熱を他の
冷媒に放熱させるように構成したので、可動部材がおか
れる雰囲気温に合わせて低融点金属冷媒の種類、2.配
合成分を変えて融解温度を任意に設定でき、受熱面を過
剰冷却することなく冷却を施すことができる。
(2)  可動部材の受熱面をサルファアタック等の高
温腐食から保護すると共に、急激冷却を解消したことに
よって高温熱破壊から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の可動部材の冷却構造を示す概略断面図
、第2図は他の実施例を示す概略断面図、第3図乃至第
5図は本発明の可動部材の冷却構造を適用した実施例を
示す概略断面図である。 図中、1は可動部材、1aは外殻部材、1bは内殻部材
、2は受熱面、3は成熱面、5は冷却室、aは冷媒、b
は低融点金属冷媒である。 特 許 出 願 人  石川島播磨車工業株式会社代理
人弁理士 絹  谷  信  ぢ[第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 放熱面が冷媒に接し、受熱面が高温雰囲気に曝される可
    動部材内に、低融点金属冷媒が封入された冷却室を形成
    したことを特徴とする可動部材の冷却構造。
JP18729785A 1985-08-28 1985-08-28 可動部材の冷却構造 Pending JPS6249169A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18729785A JPS6249169A (ja) 1985-08-28 1985-08-28 可動部材の冷却構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18729785A JPS6249169A (ja) 1985-08-28 1985-08-28 可動部材の冷却構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6249169A true JPS6249169A (ja) 1987-03-03

Family

ID=16203531

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18729785A Pending JPS6249169A (ja) 1985-08-28 1985-08-28 可動部材の冷却構造

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JP (1) JPS6249169A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4103867A1 (de) * 1990-05-15 1991-11-21 Somar Corp Laminiermaschine
US5203756A (en) * 1990-05-15 1993-04-20 Somar Corporation Laminator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4103867A1 (de) * 1990-05-15 1991-11-21 Somar Corp Laminiermaschine
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