JPS6244578B2 - - Google Patents

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JPS6244578B2
JPS6244578B2 JP55009433A JP943380A JPS6244578B2 JP S6244578 B2 JPS6244578 B2 JP S6244578B2 JP 55009433 A JP55009433 A JP 55009433A JP 943380 A JP943380 A JP 943380A JP S6244578 B2 JPS6244578 B2 JP S6244578B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
molecular weight
epoxy resin
aqueous
average molecular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55009433A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS56109243A (en
Inventor
Hiroo Suzuki
Yasuo Yoshimura
Seiji Okugami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP943380A priority Critical patent/JPS56109243A/en
Publication of JPS56109243A publication Critical patent/JPS56109243A/en
Publication of JPS6244578B2 publication Critical patent/JPS6244578B2/ja
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  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は水性樹脂組成物に関し、更に詳しくは
未処理鋼板,処理鋼板,亜鉛鉄板,ブリキ板等の
金属を対象とした焼付用の被覆組成物として、特
に防食性に優れた皮膜を形成することのできる水
性樹脂組成物に関する。 従来より、防食塗料用バインダーとしては、省
資源,省エネルギー,あるいは環境公害等の面か
ら水系へ移行が望まれている。水系においても溶
剤型の場合と同様、主としてエポキシ樹脂系のも
のが検討され、エポキシ樹脂を水中に分散させる
方法として種々の方法が提案されている。 例えば、界面活性剤を使用して、エポキシ樹脂
を水中に分散させる方法としては、アニオン系界
面活性剤を用いる方法と、ノニオン系界面活性剤
を用いる方法の2法があるがあり、前者において
は、乳化過程および貯蔵中にオキシランリングが
開環してしまい、反応性が低下して形成塗膜の性
能が劣つたり、また、時には貯蔵中に増粘、ゲル
化の問題を起し易く、一方後者においては、分散
性および貯蔵安定性の点から、系中にかなり多量
の界面活性剤を含んでおり、このため形成された
塗膜の化学的および機械的性質に悪影響をおよぼ
しがちである。 この解決方法として、最近自己乳化型エポキシ
樹脂エマルジヨンが種々提案されて来ている。こ
の方法はエポキシ樹脂を他の化合物で変性して、
乳化力のあるセグメントを分子中に導入した自己
乳化型のエポキシ樹脂分散体である。例えば米国
特許第3301804号公報には、エポキシ樹脂をホウ
酸エステルとの付加物は自己乳化型のエマルジヨ
ンを形成すると述べられている。すなわちエポキ
シ化されたクレゾールホルムアルデヒドノボラツ
ク樹脂と2―(P―ジメチルアミノエトキシ)―
4―メチル―1,3,2―ジオキサボリナンとの
合付加物に水を滴下して混合すると安定分散体が
得られている。しかしこのものは、単独では架橋
が不十分なため、十分な塗膜性能は出ないし、ま
た、テトラメチレンジアミン,テトラエチレンペ
ンタミン等の硬化剤を配合すると所定の塗膜性能
は出るが、貯蔵安定性が悪く、作業性に問題があ
る。 また、米国特許第4021396号公報には、不飽和
カルボン酸0.5ないし10%と他の特定された単量
体との共重合により得られるアクリル系重合体と
エポキシ樹脂とをアンモニウムもしくはアミンな
どの塩基性物質で中和した水性被覆組成物が示さ
れている。しかしながら、本発明者等の研究によ
ると上記水性被覆組成物は、貯蔵安定性、特に高
温(50℃程度)下での貯蔵安定性に欠け、ゲル化
するという問題点および焼付け温度の相違が塗膜
の物性にバラツキを生ずるという焼付作業上の問
題など更に解決すべき問題点が残つている。 本発明者等は、上記問題点、すなわち、エポキ
シ樹脂の分散性、貯蔵安定性、塗膜性能率等につ
いていかにバランスよく向上させるかについて鋭
意研究の結果、焼付乾燥した塗膜は塗膜性能、特
に耐食性に優れ、かつエヤースプレー,エヤレス
スプレー、静電スプレー等のスプレー塗装適性の
良好な新規な水性樹脂組成物を開発し、本発明を
完成させた。 すなわち、本発明は、アクリル酸もしくはメタ
クリル酸から選ばれる一塩基性カルボン酸モノマ
ー30〜50重量%(ただし、30重量%を除く。)を
含み、アクリル酸アルキルエステル系,メタクリ
ル酸アルキルエステル系,スチレン系モノマーか
ら選ばれる一種もしくは二種以上からなる共重合
性モノマー混合物を共重合せしめた数平均分子量
5000ないし80000のアルカリ中和型アクリル系樹
脂(A)と、1分子中に平均1.1ないし2.0個のエポキ
シ基を有する数平均分子量1400以上の芳香族系エ
ポキシ樹脂(B)とを、該アルカリ中和型アクリル系
樹脂(A)と該芳香族系エポキシ樹脂(B)との固型分比
が1対1ないし1対5の範囲で反応せしめたカル
ボキシル基過剰のエポキシ樹脂・アクリル系樹脂
部分反応物をPHが4ないし11となる量のアンモニ
アもしくはアミンの存在下に水性媒体中に分散せ
しめてなる水性樹脂分散体に関するものである。 本発明に係わる水性樹脂組成物の特徴は下記の
通りである。すなわち相溶性の悪い高分子量エ
ポキシ樹脂とアクリル系樹脂が化学的に結合さ
れ、カルボキシル基が過剰の自己乳化性を有する
エポキシ樹脂・アクリル樹脂部分反応物になつて
いるため相分離することがない。高分子量エポ
キシ樹脂を用いているために貯蔵中における水性
媒体中でのエポキシ基の化学反応による塗料の粘
度上昇、ゲル化が生じ難い。アクリル系樹脂に
対するエポキシ樹脂の含有量が多く、かつ末端に
残つたエポキシ基があるために自己架橋性を有
し、また、アクリル系樹脂のもつ皮膜形成能と相
俟つて優れた耐食性,耐薬品性,耐溶剤性等の物
性を示す塗膜が形成される。酸含有量が30〜50
重量%と多量に用いたアクリル系樹脂と、アクリ
ル樹脂成分に比べて同量以上の高分子量エポキシ
樹脂を反応させた水系樹脂分散体はスプレー塗装
した場合、(擬)塑性流動を示すためか、霧化性
が良く、かつ“たれ”が少く、優れたスプレー塗
装性を示す。数平均分子量1400ないし5000の1
分子中に2個のエポキシ基を有する芳香族系エポ
キシ樹脂エポキシ基変性剤の存在下もしくは不存
在下に加熱処理して得られる1分子中に1.1個な
いし2.0個のエポキシ基を有する数平均分子量
2000ないし10000の芳香族系エポキシ樹脂を用い
た水性被覆用樹脂組成物は塗膜形成時の焼付温度
のバラツキに対しても塗膜性能のバラツキが少な
いという工業上有利な性質を有しており、他の塗
膜性においても加熱処理しない芳香族系エポキシ
樹脂を用いた水性被覆用樹脂組成物から得られる
塗膜に比較して優れている。 本発明において用いられるアルカリ中和型アク
リル系樹脂(A)は、アクリル酸もしくはメタクリル
酸等の一塩基性カルボン酸モノマー30〜50重量%
を含む共重合性モマノー混合物を、沸点70〜230
℃の親水性有機溶剤、例えばエチレングリコール
モノエチルエーテル,エチレングリコールモノブ
チルエーテル中で、アゾビスイソブチロニトリ
ル,過酸化物などのラジカル重合開始剤を用いて
80℃ないし150℃の温度で共重合せしめることに
より得ることができる。この際、一塩基性カルボ
ン酸モノマーが50重量%を越えて使用すると得ら
れる組成物の粘度が極端に大きなり、製造がし難
いと共に、低固分の組成で用いなければならない
ために乾燥時の省エネルギーの面においても不利
となる。 本発明に用いられる不飽和カルボン酸モノママ
ー以外の単量体としては、アクリル酸メチル,ア
クリル酸エチル,アクリル酸イソプロピル,アク
リル酸n―ブチル,アクリル酸イソブチル,アク
リル酸n―アミル,アクリル酸イソアミル,アク
リル酸n―ヘキシル,アクリル酸2―エチルヘキ
シル,アクリル酸n―オクチル,アクリ酸デシ
ル,アクリル酸ドデシルなどのアクリル酸アルキ
ルエステル類,メタクリル酸メチル,メタクリル
酸エチル,メタクリル酸プロピル,メタクリル酸
n―ブチル,メタクリル酸イソブチル,メタクリ
ル酸n―アミル,メタクリル酸n―ヘキシル,メ
タクリル酸n―オクチル,メタクリル酸2―エチ
ルヘキシル,メタクリル酸デシル,メタクリル酸
ドデシルなどのメタクリル酸アルキルエステル
類,スチレン,ビニルトルエン,2―メチルスチ
レン,t―ブチルスチレン,クロルスチチレンな
どのスチレン系モノマー,から選ばれる一種もし
くは二種以上が使用されるが、さらに必要ならば
アクリル酸ヒドロキシエチル,アクリル酸ヒドロ
キシプロピル,メタクリル酸ヒドロキシエチル,
メタクリル酸ヒドロキシプロピルなどのヒドロキ
シ基含有モノマー,N―メチロール(メタ)アク
リルアミド,N―ブトキシメチル(メタ)アクリ
ルアミドなどのN―置換(メタ)アクリル系モノ
マー,アクリル酸グリシジル,メタクリル酸グリ
シジルなどのエポキシ基含有モノマー,並びにア
クリロニトリルなどを配合することもできる。 上記アルカリ中和型アクリル系樹脂(A)は数平均
分子量で5000ないし80000好ましくは20000ないし
40000の範囲のものがよい。また、酸価は固形分
換算で190ないし310のものが適当である。 本発明において用いられる1分子中に平均1.1
個ないし2.0個のエポキシ基を有する数平均分子
量1400以上の芳香族系エポキシ樹脂としては、エ
ピクロルヒドリン/ビスフエノール型エポキシ樹
脂、例えばシエル化学(株)より市販されている商品
名でエピコート1004,エピコート1007,エピコー
ト1009,あるいは大日本インキ化学(株)より市販さ
れている商品名でエピクロン4050,エピクロン
7050などが1分子中に2個のエポキシ基を有し、
数平均分子量1400ないし5000の芳香族系エポキシ
樹脂として用いられる。本発明においては上記の
ような未変性の芳香族系エポキシ樹脂を更にエポ
キシ基の変性剤の存在下もしくは不存在下に加熱
処理してより高分子量の芳香族系エポキシ樹脂に
変性して用いると得られる水性樹脂組成物は、耐
食性・耐薬品性などにおいてより優れた塗膜を形
成することができる。 上記エポキシ基の変性剤としてはビスフエノー
ルA,ビスフエノールBのようなビスフエノール
類,脱水ヒマシ油,大豆油脂肪酸,綿実油脂肪
酸,サフラワー油脂肪酸,トール油脂肪酸,亜麻
仁油脂肪酸,ヒマシ油脂肪酸,ヤシ油脂肪酸,パ
ーム油脂肪酸等の植物油脂肪酸またはこれらの混
合物が主として用いられるが、必要に応じて安息
香酸,パラターシヤリーブチル安息香酸等の芳香
族カルボン酸を併用してもよい。これらのエポキ
シ基の変性剤は理論的には未変性の芳香族系エポ
キシ樹脂のエポキシ基の45当量%以下であればよ
いが、一般にはこの変性反応は加熱を要するため
に、芳香族系エポキシ樹脂が自己縮合する。この
ため実際にはエポキシ基の変性剤を0.5ないし10
当量%程度用いることによつて1分子中に1.1個
ないし2.0個未満のエポキシ基を有し、数平均分
子量が2000ないし10000の変性された芳香族系エ
ポキシ樹脂が得られる。 前記未変性の芳香族系エポキシ樹脂とエポキシ
基の変性剤とを加熱反応する条件としてはビスフ
エノール類を用いる場合は、撹拌器を具備した窒
素ガス置換容器に所定量のエポキシ樹脂,ビスフ
エノール類を仕込み、無溶剤中もしくはエチレン
グリコールモノブチルエーテル等の親水性有機溶
剤中で150ないし170℃の温度範囲で約5時間クツ
キングすることによつて作製出来る。また脂肪酸
を用いる場合は、上記と同様に、撹拌器を具備し
た窒素ガス置換容器に所定量のエポキシ樹脂,脂
肪酸および必要ならばアルカリ触媒として少量の
炭酸ソーダを仕込み、これも無溶剤中もしくはエ
チレングリコールモノブチルエーテル等の親水性
有機剤中で140ないし170℃で約5時間クツキング
することによつて作製できる。また、エポキシ基
の変性剤の不存在下において加熱処理する条件も
同様にして無溶剤中もしくはエチレングリコール
モノブチルエーテル等の親水性有機溶剤中、場合
によつては炭酸ソーダのような触媒を添加して
140ないし170℃で数時間加熱することによつて作
製することができる。 上記のような未変性の芳香族系エポキシ樹脂の
変性反応は、例えば、B.Dobinson,W.Hofmann
およびB.P.Stark共著の「エポキシ基の定量
(Determination of epoxide groups)」に記載さ
れている「臭化水素酸/酢酸法」によるオキシラ
ン%の減少率を測定することによつて制御するこ
とができる。 本発明において、前記アルカリ中和型アクリル
系樹脂(A)と芳香族系エポキシ樹脂(B)とを反応せし
めてカルボキシル基過剰のエポキシ樹脂・アクリ
ル系樹脂部分反応物を作製するには、エチレング
リコールモノブチルエーテルのような親水性有機
溶剤中で、後述するようなアンモニアあるいはア
ミンの存在下において60℃ないし170℃で10分間
ないし2時間程度かきまぜるとよい。反応の制御
はオキシラン%の測定、粘度上昇の測定あるいは
後記実施例1で詳述するようにゲルバーミエシヨ
ンクロマトグラフイ(GPC)による分子量分布
のチヤートによつてチエツクすることができる。 本発明において、アルカリ中和型アクリル系樹
脂(A)と芳香族系エポキシ樹脂(B)との使用重量比は
(A)対(B)が1対1ないし1対5の範囲が好ましい。
(A)成分の使用量比がこの範囲より多くなると得ら
れる塗膜の耐食性が劣化する傾向にあり、また(B)
が多くなると水性樹脂組成物の水性媒体中での分
散性および貯蔵安定性に問題が出てくる傾向にあ
る。 本発明に係わる水性樹脂組成物の調製は、前記
エポキシ樹脂・アクリル系樹脂部分反応物に最終
被覆用組成物のPHが5ないし11となる量のアンモ
ニアもしくはアミンを加え水性媒体中に分散せし
めればよい。アミンとしては例えば、トリメチル
アミン,トリエチルアミン,ブチルアミン等のア
ルキルアミン類,2―ジメチルアミノエタノー
ル,ジエタノールアミン,トリエタノールアミ
ン,アミノメチルプロパノール等アルコールアミ
ン類,モルホリン等が使用される。またエチレン
ジアミン,ジエチレントリアミン等多価アミンも
使用できる。 本発明において水性媒体とは少なくとも10重量
%以上が水である水単独もしくは親水性有機溶剤
との混合物を意味し、親水性有機溶剤としてはメ
タノール,エタノール,n―プロパノール,イソ
プロパノール,n―ブタノール,sec―ブタノー
ル,tert―ブタノール,イソブタノール等のアル
キルアルコール類,メチルセロソルブ,エチルセ
ロソルブ,プロピルセロソルブ,ブチルセロソル
ブ,メチルカルビトール,エチルカルビトール等
のエーテルアルコール類,メチルセロソルブアセ
テート,エチルセロソルブアセテート等のエーテ
ルエステル類,その他ジオキサン,ジメチルホル
ムアミド,ダイアセトンアルコール等が使用され
る。 本発明の水性樹脂組成物は用途に応じて、これ
に適当は防錆剤,硬化剤,顔料,消泡剤などの充
填剤を加えて使用出来る。防錆剤としては、メタ
ホウ酸バリウム,スチロチユームクロメート,ジ
ンクフロメート,モリブデン酸亜鉛,珪酸アルミ
などを用いることが出来る。硬化剤としては、水
性のアミノプラスト樹脂が好ましく、例えばヘキ
サメトキシメチルメラミン,メチロール化メラミ
ン樹脂,メチロール化ベンゾグアナミン樹脂,メ
チロール化尿素樹脂等が用いることが出来る。顔
料としては酸化チタン,酸化鉄,フタロシアニン
などの無機顔料及び耐候性の良い有機顔料が使用
出来る。消泡剤としてはシリコン系のものが有用
で、例えば富士高分子製Paintacl―Mなどが効果
がある。 本発明に係わる水性樹脂組成物は、未処理鋼
板,処理鋼板,亜鉛鉄板,ブリキ板等の金属板に
使用出来、特に防錆プライマー,および防食性塗
料として金属への密着性,耐食性,耐薬品性等の
塗膜性能が優れている。塗装方法は、エヤスプレ
ー,エヤレススプレー,静電スプレー等のスプレ
ー塗装に最も適しているが、浸漬塗装,ロールコ
ーター塗装,電着塗装なども可能である。 他の用途としては、アクリル系樹脂の種類及び
エポキシ樹脂の種類と含有量を選択することによ
つて、缶内面塗料,接着剤,繊維加工剤等への応
用が可能である。 以下実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。例中、部は重量部を示すものである。 実施例 1 (A) カルボキシル基含有アクリル系樹脂の製造 スチレン 200部 アクリル酸エチル 200 メタクリル酸 200 エチレングリコールモノブチルエーテル 388 過酸化ベンゾイル 12 上記組成の混合物の1/4を窒素ガス置換した
4ツ口フラスコに仕込み80〜90℃に加熱し、そ
の温度に保ちつつ残りの3/4を2時間かけて
徐々に滴下し、滴下終了後、更にその温度で2
時間かきまぜた後冷却し、酸価215(固形分換
算、以下同じ)、固形分59.7%,粘度Z1〜Z2
(ガードナーの気泡粘度計,25℃,以下粘度は
25℃における測定値を示す。)のカルボキシル
基含有樹脂溶液を得た。 (B) エポキシ樹脂溶液の製造 エピコート1009 500部 エチレングリコールモノブチルエーテル
333.3 窒素ガス置換した4ツ口フラスコに全量仕込
み、徐々に加熱して内温を100℃まで上げ、1
時間撹拌完全に溶解した後80℃まで冷却し、固
形分60重量%のエポキシ樹脂溶液を得た。 (C) 水性被覆用組成物の調整
The present invention relates to an aqueous resin composition, and more specifically, to a coating composition for baking on metals such as untreated steel sheets, treated steel sheets, galvanized iron sheets, and tin plates, to form a film with particularly excellent anticorrosion properties. The present invention relates to an aqueous resin composition that can be used. Conventionally, it has been desired to shift to water-based binders for anticorrosive paints from the viewpoint of resource saving, energy saving, and environmental pollution. As with the solvent-based type, epoxy resin-based ones have been mainly studied in water-based systems, and various methods have been proposed for dispersing epoxy resins in water. For example, there are two methods for dispersing epoxy resin in water using a surfactant: one using an anionic surfactant and the other using a nonionic surfactant. , the oxirane ring opens during the emulsification process and storage, resulting in decreased reactivity and poor performance of the formed coating, and sometimes problems with thickening and gelation during storage. On the other hand, in the latter case, from the viewpoint of dispersibility and storage stability, the system contains a considerably large amount of surfactant, which tends to adversely affect the chemical and mechanical properties of the formed coating film. . As a solution to this problem, various self-emulsifying epoxy resin emulsions have recently been proposed. This method modifies the epoxy resin with other compounds,
A self-emulsifying epoxy resin dispersion with emulsifying segments introduced into the molecule. For example, US Pat. No. 3,301,804 states that an adduct of an epoxy resin with a boric acid ester forms a self-emulsifying emulsion. That is, epoxidized cresol formaldehyde novolak resin and 2-(P-dimethylaminoethoxy)-
A stable dispersion has been obtained when water is added dropwise to the conjugate adduct with 4-methyl-1,3,2-dioxaborinane and mixed. However, this product alone does not have sufficient crosslinking, so it does not provide sufficient coating performance, and when combined with a curing agent such as tetramethylene diamine or tetraethylene pentamine, the desired coating performance can be achieved, but storage Poor stability and workability problems. Additionally, US Pat. No. 4,021,396 discloses that an acrylic polymer obtained by copolymerizing 0.5 to 10% of an unsaturated carboxylic acid with other specified monomers and an epoxy resin are combined with a base such as ammonium or an amine. Aqueous coating compositions neutralized with a neutral substance are shown. However, according to research conducted by the present inventors, the aqueous coating composition described above lacks storage stability, especially at high temperatures (about 50°C), and has problems such as gelation and differences in baking temperature. There are still other problems that need to be resolved, such as the problem with the printing process that causes variations in the physical properties of the film. The present inventors have conducted extensive research into how to improve the above-mentioned problems in a well-balanced manner, such as the dispersibility, storage stability, and coating performance of epoxy resins. We have developed a new aqueous resin composition that has particularly excellent corrosion resistance and is suitable for spray coating such as air spray, airless spray, and electrostatic spray, and completed the present invention. That is, the present invention contains 30 to 50% by weight (however, excluding 30% by weight) of a monobasic carboxylic acid monomer selected from acrylic acid or methacrylic acid, and contains an acrylic acid alkyl ester type, a methacrylic acid alkyl ester type, Number average molecular weight obtained by copolymerizing a copolymerizable monomer mixture consisting of one or more selected styrene monomers.
5,000 to 80,000 alkali-neutralized acrylic resin (A) and an aromatic epoxy resin (B) having a number average molecular weight of 1,400 or more and having an average of 1.1 to 2.0 epoxy groups in one molecule in the alkali. Partial reaction of an epoxy resin with an excess of carboxyl groups and an acrylic resin in which the solid content ratio of the Japanese-type acrylic resin (A) and the aromatic epoxy resin (B) is in the range of 1:1 to 1:5. The present invention relates to an aqueous resin dispersion in which a compound is dispersed in an aqueous medium in the presence of ammonia or amine in an amount such that the pH thereof becomes 4 to 11. The characteristics of the aqueous resin composition according to the present invention are as follows. That is, the high molecular weight epoxy resin and the acrylic resin, which have poor compatibility, are chemically bonded, and the carboxyl group becomes an epoxy resin/acrylic resin partial reactant with excessive self-emulsifying properties, so that phase separation does not occur. Since a high molecular weight epoxy resin is used, the viscosity of the paint does not increase or gelation occurs easily due to the chemical reaction of the epoxy group in the aqueous medium during storage. It has self-crosslinking properties due to the high content of epoxy resin compared to acrylic resin and the presence of epoxy groups remaining at the ends.In addition, the film-forming ability of acrylic resin provides excellent corrosion resistance and chemical resistance. A coating film is formed that exhibits physical properties such as hardness and solvent resistance. Acid content 30-50
This may be because an aqueous resin dispersion in which a large amount of acrylic resin is reacted with a high molecular weight epoxy resin in an amount equal to or more than the acrylic resin component exhibits (pseudo) plastic flow when spray-painted. It has good atomization properties, little dripping, and excellent spray painting properties. Number average molecular weight 1400 to 5000
Aromatic epoxy resin having two epoxy groups in the molecule Number average molecular weight having 1.1 to 2.0 epoxy groups in one molecule obtained by heat treatment in the presence or absence of an epoxy group modifier
Aqueous coating resin compositions using aromatic epoxy resins of 2,000 to 10,000 have industrially advantageous properties in that there is little variation in coating film performance even with variations in baking temperature during coating film formation. Also in other coating properties, it is superior to coatings obtained from aqueous coating resin compositions using aromatic epoxy resins that are not heat treated. The alkali-neutralized acrylic resin (A) used in the present invention contains 30 to 50% by weight of a monobasic carboxylic acid monomer such as acrylic acid or methacrylic acid.
Copolymerizable momano mixture containing, boiling point 70 ~ 230
℃ in a hydrophilic organic solvent such as ethylene glycol monoethyl ether or ethylene glycol monobutyl ether using a radical polymerization initiator such as azobisisobutyronitrile or peroxide.
It can be obtained by copolymerization at a temperature of 80°C to 150°C. In this case, if the monobasic carboxylic acid monomer is used in an amount exceeding 50% by weight, the viscosity of the resulting composition will be extremely high, making it difficult to manufacture, and since it must be used with a low solids composition, it will be difficult to dry the composition. It is also disadvantageous in terms of energy conservation. Monomers other than the unsaturated carboxylic acid monomer used in the present invention include methyl acrylate, ethyl acrylate, isopropyl acrylate, n-butyl acrylate, isobutyl acrylate, n-amyl acrylate, isoamyl acrylate, Acrylic acid alkyl esters such as n-hexyl acrylate, 2-ethylhexyl acrylate, n-octyl acrylate, decyl acrylate, dodecyl acrylate, methyl methacrylate, ethyl methacrylate, propyl methacrylate, n-butyl methacrylate , methacrylic acid alkyl esters such as isobutyl methacrylate, n-amyl methacrylate, n-hexyl methacrylate, n-octyl methacrylate, 2-ethylhexyl methacrylate, decyl methacrylate, dodecyl methacrylate, styrene, vinyltoluene, 2 - One or more styrenic monomers such as methylstyrene, t-butylstyrene, and chlorostyrene are used, and if necessary, hydroxyethyl acrylate, hydroxypropyl acrylate, hydroxyethyl methacrylate,
Hydroxy group-containing monomers such as hydroxypropyl methacrylate, N-substituted (meth)acrylic monomers such as N-methylol (meth)acrylamide and N-butoxymethyl (meth)acrylamide, and epoxy groups such as glycidyl acrylate and glycidyl methacrylate. Containing monomers, acrylonitrile, etc. can also be blended. The above alkali-neutralized acrylic resin (A) has a number average molecular weight of 5,000 to 80,000, preferably 20,000 to 20,000.
Something in the 40000 range is good. In addition, an acid value of 190 to 310 in terms of solid content is suitable. An average of 1.1 per molecule used in the present invention
Examples of aromatic epoxy resins having a number average molecular weight of 1,400 or more and having 1 to 2.0 epoxy groups include epichlorohydrin/bisphenol type epoxy resins, such as Epicote 1004 and Epicote 1007, commercially available from Ciel Chemical Co., Ltd. , Epicort 1009, or Epiclon 4050, Epiclon 4050, commercially available from Dainippon Ink Chemical Co., Ltd.
7050 etc. have two epoxy groups in one molecule,
It is used as an aromatic epoxy resin with a number average molecular weight of 1,400 to 5,000. In the present invention, the unmodified aromatic epoxy resin as described above is further heat-treated in the presence or absence of an epoxy group modifier to modify it into a higher molecular weight aromatic epoxy resin. The resulting aqueous resin composition can form a coating film with superior corrosion resistance, chemical resistance, and the like. Examples of the above-mentioned epoxy group modifier include bisphenols such as bisphenol A and bisphenol B, dehydrated castor oil, soybean oil fatty acid, cottonseed oil fatty acid, safflower oil fatty acid, tall oil fatty acid, linseed oil fatty acid, castor oil fatty acid, Vegetable oil fatty acids such as coconut oil fatty acids and palm oil fatty acids, or mixtures thereof are mainly used, but aromatic carboxylic acids such as benzoic acid and paratertiary butylbenzoic acid may be used in combination, if necessary. Theoretically, the amount of these epoxy group modifiers should be 45 equivalent% or less of the epoxy groups in the unmodified aromatic epoxy resin, but in general, this modification reaction requires heating, so aromatic epoxy The resin self-condenses. For this reason, in practice, 0.5 to 10
By using about equivalent percent, a modified aromatic epoxy resin having 1.1 to less than 2.0 epoxy groups in one molecule and a number average molecular weight of 2,000 to 10,000 can be obtained. When bisphenols are used as the conditions for heating and reacting the unmodified aromatic epoxy resin and the epoxy group modifier, a predetermined amount of epoxy resin and bisphenols are placed in a nitrogen gas purge container equipped with a stirrer. It can be prepared by cooking in the absence of a solvent or in a hydrophilic organic solvent such as ethylene glycol monobutyl ether at a temperature range of 150 to 170°C for about 5 hours. When using a fatty acid, similarly to the above, a predetermined amount of epoxy resin, fatty acid, and if necessary a small amount of sodium carbonate as an alkali catalyst are placed in a nitrogen gas purge container equipped with a stirrer, and this is also carried out in a solvent-free solution or with ethylene. It can be prepared by cooking in a hydrophilic organic agent such as glycol monobutyl ether at 140 to 170°C for about 5 hours. In addition, the conditions for heat treatment in the absence of an epoxy group modifying agent are the same, such as in the absence of a solvent or in a hydrophilic organic solvent such as ethylene glycol monobutyl ether, or in some cases with the addition of a catalyst such as soda carbonate. hand
It can be produced by heating at 140 to 170°C for several hours. The above-mentioned modification reaction of unmodified aromatic epoxy resins has been described, for example, by B. Dobinson and W. Hofmann.
It can be controlled by measuring the percent reduction in oxirane by the ``hydrobromide/acetic acid method'' described in ``Determination of epoxide groups'', co-authored by BP Stark and BP Stark. In the present invention, in order to react the alkali-neutralized acrylic resin (A) and the aromatic epoxy resin (B) to produce an epoxy resin/acrylic resin partial reaction product having an excess of carboxyl groups, ethylene glycol The mixture may be stirred in a hydrophilic organic solvent such as monobutyl ether in the presence of ammonia or amine as described below at 60°C to 170°C for about 10 minutes to 2 hours. Control of the reaction can be checked by measuring the percentage of oxirane, measuring the increase in viscosity, or charting the molecular weight distribution by gel vermiaction chromatography (GPC) as detailed in Example 1 below. In the present invention, the weight ratio of alkali-neutralized acrylic resin (A) and aromatic epoxy resin (B) is
The ratio of (A) to (B) is preferably from 1:1 to 1:5.
If the usage ratio of component (A) exceeds this range, the corrosion resistance of the resulting coating film tends to deteriorate, and (B)
When the amount increases, problems tend to arise in the dispersibility and storage stability of the aqueous resin composition in an aqueous medium. The aqueous resin composition according to the present invention is prepared by adding ammonia or amine in an amount such that the final coating composition has a pH of 5 to 11 and dispersing it in an aqueous medium. Bye. As the amine, for example, alkylamines such as trimethylamine, triethylamine, and butylamine, alcohol amines such as 2-dimethylaminoethanol, diethanolamine, triethanolamine, and aminomethylpropanol, and morpholine are used. Polyvalent amines such as ethylenediamine and diethylenetriamine can also be used. In the present invention, the aqueous medium means water alone or a mixture with a hydrophilic organic solvent in which at least 10% by weight is water. Examples of the hydrophilic organic solvent include methanol, ethanol, n-propanol, isopropanol, n-butanol, Alkyl alcohols such as sec-butanol, tert-butanol, isobutanol, ether alcohols such as methyl cellosolve, ethyl cellosolve, propyl cellosolve, butyl cellosolve, methyl carbitol, ethyl carbitol, ethers such as methyl cellosolve acetate, ethyl cellosolve acetate, etc. Esters, dioxane, dimethylformamide, diacetone alcohol, etc. are used. The aqueous resin composition of the present invention can be used by adding appropriate fillers such as a rust preventive agent, a hardening agent, a pigment, and an antifoaming agent, depending on the intended use. As the rust preventive agent, barium metaborate, styrotium chromate, zinc fluorate, zinc molybdate, aluminum silicate, etc. can be used. As the curing agent, an aqueous aminoplast resin is preferable, and for example, hexamethoxymethylmelamine, methylolated melamine resin, methylolated benzoguanamine resin, methylolated urea resin, etc. can be used. As pigments, inorganic pigments such as titanium oxide, iron oxide, and phthalocyanine, and organic pigments with good weather resistance can be used. As antifoaming agents, silicone-based ones are useful, such as Paintacl-M manufactured by Fuji Polymer Co., Ltd., which is effective. The aqueous resin composition according to the present invention can be used for metal plates such as untreated steel plates, treated steel plates, galvanized iron plates, and tin plates, and is particularly useful as a rust-preventing primer and anti-corrosion coating for adhesion to metals, corrosion resistance, and chemical resistance. Excellent coating performance such as properties. As for the coating method, spray coating such as air spray, airless spray, and electrostatic spray is most suitable, but dipping coating, roll coater coating, electrodeposition coating, etc. are also possible. As for other uses, by selecting the type of acrylic resin and the type and content of epoxy resin, it is possible to apply it to can inner surface paint, adhesive, fiber processing agent, etc. The present invention will be specifically explained below using Examples. In the examples, parts indicate parts by weight. Example 1 (A) Production of carboxyl group-containing acrylic resin Styrene 200 parts Ethyl acrylate 200 Methacrylic acid 200 Ethylene glycol monobutyl ether 388 Benzoyl peroxide 12 A four-necked flask in which 1/4 of the mixture with the above composition was replaced with nitrogen gas Heat it to 80-90℃, then gradually drop the remaining 3/4 over 2 hours while keeping it at that temperature.
Stir for an hour and then cool, acid value 215 (solid content equivalent, same below), solid content 59.7%, viscosity Z 1 ~ Z 2
(Gardner bubble viscometer, 25℃, below viscosity is
Measured values are shown at 25°C. ) was obtained. (B) Production of epoxy resin solution Epicote 1009 500 parts Ethylene glycol monobutyl ether
333.3 Pour the entire amount into a 4-necked flask purged with nitrogen gas, gradually heat to raise the internal temperature to 100℃, and
After stirring for a period of time to completely dissolve the mixture, the mixture was cooled to 80°C to obtain an epoxy resin solution with a solid content of 60% by weight. (C) Preparation of aqueous coating composition

【表】 4ツ口フラスコにを全量仕込み撹拌しなが
らを添加して、含有カルボキシル基に対して
ほぼ40モル%中和を行つた後、内温を80℃まで
上昇させ、この温度で30分間かきまぜを続けた
後室温まで冷却した。オキシラン%の減少率は
43.8%であり、粘度もクツキング前に比較して
クツキング後は1.7倍に増粘していた。 また、クツキング前のGPCによる分子量分
布のチヤートは第1図に示すとおり高分子量の
アクリル系樹脂と低分子量のエポキシ樹脂の2
つのピークが存在するが、クツキング後には第
2図に示すように低分子量のエポキシ樹脂のピ
ークが消えており、エポキシ樹脂がアクリル樹
脂にペンダントされていることが確認される。 上記のようなクツキング後、更に撹拌しなが
らを少量づつ徐々に添加し、固形分19.6重量
%,粘度240cpsの乳白色の分散体を得た。得
られた分散体を50℃で1ケ月間保存したが、異
常は認められなかつた。 実施例 2 (B) 脂肪酸変性エポキシ樹脂の製造
[Table] Pour the entire amount into a 4-necked flask and add with stirring to neutralize the carboxyl groups by approximately 40 mol%, then raise the internal temperature to 80°C and keep at this temperature for 30 minutes. After continued stirring, the mixture was cooled to room temperature. The reduction rate of oxirane% is
The viscosity was 43.8%, and the viscosity was 1.7 times higher after shoeing than before shoeing. In addition, as shown in Figure 1, the chart of molecular weight distribution by GPC before packing shows two types of acrylic resin with high molecular weight and epoxy resin with low molecular weight.
However, after cutting, the peak of the low molecular weight epoxy resin disappears as shown in FIG. 2, confirming that the epoxy resin is pendant to the acrylic resin. After the above-mentioned cooking, the mixture was gradually added little by little while stirring to obtain a milky white dispersion having a solid content of 19.6% by weight and a viscosity of 240 cps. The obtained dispersion was stored at 50°C for one month, but no abnormality was observed. Example 2 (B) Production of fatty acid modified epoxy resin

【表】 ーテル
窒素ガス置換した4ツ口フラスコに、の混
合物を全量仕込み、内温を160℃にあげて、4
〜5時間クツキングし、オキシラン%の減少率
を測定したところ14%であつた。その後80℃に
冷却してを添加し、固形分60重量%の変性エ
ポキシ樹脂溶液を得た。 (C) 水性樹脂組成物の調製
[Table] -tel
Pour the entire amount of the mixture into a 4-necked flask purged with nitrogen gas, raise the internal temperature to 160℃, and
After baking for ~5 hours, the percentage decrease in oxirane was measured to be 14%. Thereafter, the mixture was cooled to 80° C. and added to obtain a modified epoxy resin solution with a solid content of 60% by weight. (C) Preparation of aqueous resin composition

【表】 4ツ口フラスコにを全量仕込み、撹拌しな
がらを添加して、含有カルボキシル基に対し
て60モル%中和を行つた後、内温を100℃まで
上昇させ、この温度で60分間クツキングを行つ
た。この時のオキシラン%の減少率を算出した
所、59.2%であつた。 これを更に撹拌しながらを少量づつ徐々に
添加したところ、固形分19.5重量%、粘度
170cpsの乳白色の分散体を得た。得られた分
散体を50℃で1ケ月保存したが異常は認められ
なかつた。 実施例3〜4および比較例1〜3 (A) カルボキシル基含有アクリル系樹脂の製造 下記表1に示す処方により実施例1と同様の
操作によつて、それぞれのカルボキシル基含有
アクリル系樹脂溶液を製造した。
[Table] Pour the entire amount into a 4-necked flask, add with stirring to neutralize the carboxyl groups by 60 mol%, raise the internal temperature to 100°C, and keep at this temperature for 60 minutes. I went shoe-king. The rate of decrease in oxirane percentage at this time was calculated to be 59.2%. When this was gradually added little by little while stirring, the solid content was 19.5% by weight, and the viscosity was 19.5% by weight.
A milky white dispersion of 170 cps was obtained. The obtained dispersion was stored at 50°C for one month, but no abnormality was observed. Examples 3 to 4 and Comparative Examples 1 to 3 (A) Production of carboxyl group-containing acrylic resins Each carboxyl group-containing acrylic resin solution was prepared using the same procedure as in Example 1 according to the formulation shown in Table 1 below. Manufactured.

【表】 表1中のモノマー類、溶媒および触媒を表わ
す記号の意味は下記の通りである。 St :スチレン MMA :メタクリル酸メチル 2EHA :アクリル酸2―エチルヘキシル EA :アクリル酸エチル MAA :メタクリル酸 βHEMA:メタクリル酸β―ヒドロキシエチ
ル EGMBE:エチレングリコールモノブチルエー
テル BPO :過酸化ベンゾイル (B) エポキシ樹脂溶液および変性エポキシ樹脂溶
液の製造法 下記表に示す処方によつて製造した。ただ
し、操作方法は、希釈用エチレングリコールモ
ノブチルエーテル以外の原料をすべて、4ツ口
フラスコに仕込み、所定温度に昇温し撹拌しな
がら、所定時間クツキングを行なつて後、約80
℃まで冷却してから、希釈用エチレングリコー
ルモノブチルエーテルを添加した。
[Table] The meanings of the symbols representing monomers, solvents and catalysts in Table 1 are as follows. St: Styrene MMA: Methyl methacrylate 2EHA: 2-ethylhexyl acrylate EA: Ethyl acrylate MAA: β-methacrylate HEMA: β-hydroxyethyl methacrylate EGMBE: Ethylene glycol monobutyl ether BPO: Benzoyl peroxide (B) Epoxy resin solution and Manufacturing method of modified epoxy resin solution The modified epoxy resin solution was manufactured according to the recipe shown in the table below. However, the operating method is to charge all the raw materials other than ethylene glycol monobutyl ether for dilution into a 4-necked flask, raise the temperature to a specified temperature, stir, and cook for a specified period of time.
After cooling to 0.degree. C., diluent ethylene glycol monobutyl ether was added.

【表】 (C) 水性樹脂組成物の調製 下記表に示す処方によつて、実施例1と同
様の操作で調製した。ただし、比較例2におい
てはクツキングは行なわなかつた。
[Table] (C) Preparation of aqueous resin composition A water-based resin composition was prepared in the same manner as in Example 1 using the formulation shown in the table below. However, in Comparative Example 2, shoeing was not performed.

【表】 実施例1〜4、比較例1〜3で得られた水性樹
脂組成物の貯蔵安定性の試験の結果調整の工程で
ゲル化した比較例1を除いたものについて、脱脂
洗浄した未処理鋼板上に、乾燥塗膜厚が10〜15μ
前後になるようにエヤレス・スプレー塗装機を用
いて塗装し、200℃―5分焼付乾燥して試験パネ
ルを作成した。 なお、スプレー適性については、実施例1〜4
に霧化が良く、タレもほとんどなく良好な塗膜を
形成した。しかし比較例2とうについては、共に
霧化が十分でなく、特に比較例3については低固
形分であるために、所定の膜厚まで塗布すると、
激しい(タレ)を生じ良好な塗膜が得られなかつ
た。 次に試験パネルについて、耐食性をJIS,Z―
2371に準じて調べた所、実施例1〜4と比較例3
については、100時間の耐性テストに耐える良好
な結果を示した。比較例2については初期発錆が
激しく不良であつた。また、更にこの実施例1〜
4については、防錆顔料としてストロンチユーム
クロメートを樹脂分に対して15〜20重量%添加
し、同様のテストを行つた所、500時間の耐性テ
ストにも耐えた。
[Table] The results of the storage stability test for the aqueous resin compositions obtained in Examples 1 to 4 and Comparative Examples 1 to 3. Dry coating thickness is 10~15μ on treated steel plate
A test panel was created by painting with an airless spray paint machine so as to cover the front and back, and baking and drying at 200℃ for 5 minutes. Regarding spray suitability, Examples 1 to 4
It atomized well and formed a good coating film with almost no sagging. However, both Comparative Example 2 and Comparative Example 3 had insufficient atomization, and Comparative Example 3 in particular had a low solids content, so when applied to a predetermined film thickness,
Severe sagging occurred and a good coating film could not be obtained. Next, test panels were tested for corrosion resistance using JIS, Z-
2371, Examples 1 to 4 and Comparative Example 3
It showed good results, withstanding a 100 hour resistance test. Comparative Example 2 showed severe initial rusting and was poor. Furthermore, this Example 1~
Regarding No. 4, 15 to 20% by weight of strontium chromate was added to the resin content as a rust-preventing pigment, and a similar test was conducted, and it withstood a 500-hour durability test.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第1図は実施例1における(A)カルボキシル基含
有アクリル系樹脂と(B)エポキシ樹脂溶液とを室温
下に混合した直後のGPCによる分子量分布を示
すチヤートであり、第2図は80℃で1時間クツキ
ング後のチヤートである。
Figure 1 is a chart showing the molecular weight distribution by GPC immediately after mixing (A) carboxyl group-containing acrylic resin and (B) epoxy resin solution at room temperature in Example 1, and Figure 2 shows the molecular weight distribution at 80°C. This is a chat after 1 hour of shoeing.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 アクリル酸もしくはメタクリル酸から選ばれ
る一塩基性カルボン酸モノマー30〜50重量%(た
だし、30重量%を除く。)を含み、アクリル酸ア
ルキルエステル系、メタクリル酸アルキルエステ
ル系,スチレン系モノマーから選ばれる一種もし
くは2種以上からなる共重合性モノマー混合物を
共重合せしめた数平均分子量5000ないし80000の
アルカリ中和型アクリル系樹脂(A)と、1分子中に
平均1.1ないし2.0個のエポキシ基を有する数平均
分子量1400以上の芳香族系エポキシ樹脂(B)とを、
該アルカリ中和型アクリル系樹脂(A)と該芳香族系
エポキシ樹脂(B)との固型分比が1対1ないし1対
5の範囲で反応せしめたカルボキシル基過剰のエ
ポキシ樹脂・アクリル系樹脂部分反応物をPHが4
ないし11となる量のアンモニアもしくはアミンの
存在下に水性媒体中に分散せしめてなる水性樹脂
分散体。 2 数平均分子量20000ないし40000のアルカリ中
和型アクリル系樹脂を用いることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の水性樹脂分散体。 3 数平均分子量1400ないし5000の1分子中に2
個のエポキシ基を有する芳香族系エポキシ樹脂を
エポキシ基変性剤の存在下もしくは不存在下に加
熱処理して得られる1分子中に1.1ないし2.0個未
満のエポキシ基を有する数平均分子量2000ないし
10000の芳香族系エポキシ樹脂を用いることを特
徴とする特許請求の範囲第1項もしくは2項記載
の水性樹脂分散体。 4 エポキシ基の変性剤がビスフエノール類もし
くは1価の脂肪酸である特許請求の範囲第3項記
載の水性樹脂分散体。
[Scope of Claims] 1 Contains 30 to 50% by weight (excluding 30% by weight) of a monobasic carboxylic acid monomer selected from acrylic acid or methacrylic acid, and contains an acrylic acid alkyl ester type or a methacrylic acid alkyl ester type. , an alkali-neutralized acrylic resin (A) having a number average molecular weight of 5,000 to 80,000 and an alkali-neutralized acrylic resin (A) copolymerized with a copolymerizable monomer mixture consisting of one or more types selected from styrenic monomers, and an average of 1.1 to 80,000 per molecule. An aromatic epoxy resin (B) having a number average molecular weight of 1400 or more and having 2.0 epoxy groups,
An acrylic resin with an excess of carboxyl groups, which is obtained by reacting the alkali-neutralized acrylic resin (A) and the aromatic epoxy resin (B) at a solid content ratio of 1:1 to 1:5. The pH of the resin partial reactant is 4.
An aqueous resin dispersion, which is dispersed in an aqueous medium in the presence of ammonia or amine in an amount of 1 to 11. 2. The aqueous resin dispersion according to claim 1, characterized in that an alkali-neutralized acrylic resin having a number average molecular weight of 20,000 to 40,000 is used. 3 2 in one molecule with a number average molecular weight of 1400 to 5000
An aromatic epoxy resin having 1.1 to less than 2.0 epoxy groups in one molecule and having a number average molecular weight of 2,000 to 2,000, obtained by heat-treating an aromatic epoxy resin having 2,000 epoxy groups in the presence or absence of an epoxy group modifier.
3. The aqueous resin dispersion according to claim 1 or 2, characterized in that an aromatic epoxy resin of 10,000 is used. 4. The aqueous resin dispersion according to claim 3, wherein the epoxy group modifier is a bisphenol or a monovalent fatty acid.
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