JPS6243782Y2 - - Google Patents

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JPS6243782Y2
JPS6243782Y2 JP1982029464U JP2946482U JPS6243782Y2 JP S6243782 Y2 JPS6243782 Y2 JP S6243782Y2 JP 1982029464 U JP1982029464 U JP 1982029464U JP 2946482 U JP2946482 U JP 2946482U JP S6243782 Y2 JPS6243782 Y2 JP S6243782Y2
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JP
Japan
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ring
finger
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receiving
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JP1982029464U
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JPS58133419U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、タイヤ成型機に用いるプライターン
ダウンフインガーの受けリングの改良に関する。
従来、第1図に模式的に示すようなタイヤ成型
機1においては、基台2で片持ち回転支持された
ホーマー3の外周にプライ4を貼付けた後、ホー
マー3の端部からはみ出したプライ4のはみ出し
部4aを、第2図及び第3図詳細に示すようなビ
ードセツト装置5の鉄製受けリング6で半径方向
に拡狭動されるフインガー7でターンダウンさせ
て、受けリングの前面に着脱可能に組み付けたビ
ードセツテイングリング12のビード8をセツト
するようにしている。
ところで、フインガー7は、アルミニウム製で
あり、複数枚のフインガー7を筒状に組合わせて
支点9でヒンジ止めされ、常時は外径方向にばね
で付勢されている。
一方、受けリング6は、前後動装置のアーム1
0に、ねじ孔11を挿通するボルトで取付けられ
る受けリング6の内周部に、フインガー7の数に
対応した鉄製のローラ13を支持して、該ローラ
13がフインガー7の外周を摺接してフインガー
7を拡狭動させるものである。
ところが、フインガー7はアルミニウム製であ
るから鉄製ローラ13と摺接すると摩耗し削り粉
が出て、これがプライ4に入り込むと異物となつ
てタイヤ品質に悪影響を与え例えば、ブローンケ
ースなどを引き起す。
また、フインガー7やローラ13を頻繁に取替
える必要があり、これらの位置合わせが困難で時
間もかかつていた。
さらに、多数のローラ13を受けリング6に組
込むから製造時間もかかりコスト高であつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
もので、受けリングを、フインガーの外面を摺接
して拡狭動させる曲面の内周部を有し、自己潤滑
性材料でなる下段部材に、ビードリング受け部を
有する上段部材を組み付けて一体構造にするとい
う簡単な構成により、削り粉、位置合わせ、製造
コスト軽量化、取替時間等の問題等を一挙に解決
するものである。
以下、本発明の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第4図に示すように、受けリング20は上段部
材21に下段部材22をネジ23で着脱可能に一
体的に組み付けてなる上下2層構造の構成であ
り、上段部材21とアーム24とがネジ25で連
続固定されている。
下段部材22は、ナイロン樹脂、シリコン樹
脂、含浸メタル等の自己潤滑性と耐摩耗性を有す
る材料でなり、その内周部は曲面26を有し、フ
インガー27の外面と摺接してフインガー27を
拡狭動させる際、摺接抵抗が低減するようにして
ある。
上段部材21は、ビードリング受け部28を一
体的に突設してあり、材質はナイロンなどの合成
樹脂が軽量化の点で好ましい。尚、上段部材を合
成樹脂製にしても、鉄製のアーム24でサポート
されているからビードセツテイング時のシヨツク
で変形するおそれはない。
受けリング20は従来の受けリング6と幅Wが
ほぼ同一(例えば、5〜20mm、望ましくは約12
mm)であつて、しかも、従来のビードセツテイン
グリング12の機能を兼ね備えているから、従来
のビードセツト装置に比し、ビードセツテイング
リング12の分(約15mm)だけ装置の幅が狭くて
すみ、軽量化に寄与する。
上段部材21と下段部材22は成型又は切削加
工により所定断面形状のものに成形される。
受けリング20が上記の構成であると、フイン
ガー27の拡狭動作時には、アルミニウム製フイ
ンガーが27に合成樹脂製受けリング22が摺接
するので摩耗が極めて少なくアルミニウム又は合
成樹脂の削り粉が出る恐れはなく、摩耗が少ない
ので取替数が激減し、取替えに際しては下段部材
のみの取り替えも容易であり、又、従来のように
ローラ13を組み込む必要がない上に、従来のビ
ードセツテイングリング12も不要となるので装
置全体の軽量化につながり、装置の製作時間が短
かくてすみ、製造コストや、材料コストが安いと
いう極めて実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はタイヤフオーマーの要部説明図、第2
図は従来の受けリング部分の正面図、第3図は第
2図要部説明図、第4図は本考案の受けリングの
要部説明図である。 20……受けリング、21……上段部材、22
……下段部材、24……アーム、26……曲面、
27……アーム、28……ビードリング受け部、
29……ビードリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) フインガーの外面を摺接して拡狭動させる曲
    面の内周部を有する下段部材に、ビードリング
    受け部を有する上段部材を着脱可能に組み付け
    て一体構造となし、前記下段部材が自己潤滑性
    材料でなることを特徴とするプライターンダウ
    ンフインガーの受けリング。 (2) 自己潤滑性材料が合成樹脂である実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のプライターンダウン
    フインガーの受けリング。 (3) 上段部材が合成樹脂である実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のプライターンダウンフイン
    ガーの受けリング。
JP2946482U 1982-03-01 1982-03-01 プライタ−ンダウンフインガ−の受けリング Granted JPS58133419U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2946482U JPS58133419U (ja) 1982-03-01 1982-03-01 プライタ−ンダウンフインガ−の受けリング

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2946482U JPS58133419U (ja) 1982-03-01 1982-03-01 プライタ−ンダウンフインガ−の受けリング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58133419U JPS58133419U (ja) 1983-09-08
JPS6243782Y2 true JPS6243782Y2 (ja) 1987-11-16

Family

ID=30041253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2946482U Granted JPS58133419U (ja) 1982-03-01 1982-03-01 プライタ−ンダウンフインガ−の受けリング

Country Status (1)

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JP (1) JPS58133419U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311998A (en) * 1976-07-16 1978-02-02 Oreal Surface active polyhydroxyl block oligomer
JPS5529816A (en) * 1978-08-22 1980-03-03 Olympus Optical Co Ltd Programmed ee camera

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311998A (en) * 1976-07-16 1978-02-02 Oreal Surface active polyhydroxyl block oligomer
JPS5529816A (en) * 1978-08-22 1980-03-03 Olympus Optical Co Ltd Programmed ee camera

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JPS58133419U (ja) 1983-09-08

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