JPS6240651Y2 - - Google Patents

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JPS6240651Y2
JPS6240651Y2 JP6248081U JP6248081U JPS6240651Y2 JP S6240651 Y2 JPS6240651 Y2 JP S6240651Y2 JP 6248081 U JP6248081 U JP 6248081U JP 6248081 U JP6248081 U JP 6248081U JP S6240651 Y2 JPS6240651 Y2 JP S6240651Y2
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JP
Japan
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peripheral wall
liquid
wire mesh
rotating drum
duct
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JP6248081U
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JPS57173811U (ja
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【考案の詳細な説明】 この考案は、たとえばパルプ原料液からパルプ
マツトを形成し、このマツトを脱水あるいは洗浄
するために使用せられる回転ドラム型過装置に
関するものである。
従来、この種の過装置は、たとえば第4図に
示すように、回転ドラム11の筒状多孔板よりな
る周壁12の内側に円錐状の内胴13が配置さ
れ、この内胴13の表面に多数の帯状隔壁板14
が溶接により固定されて、周壁12と内胴13と
の間に集液ダクト15が形成され、周壁12の外
周面には金網17が取り付けられていた。しかし
ながら、この従来の過装置においては、集液ダ
クト15の底部両側に隔壁板14と内胴13との
溶接部16が存在していて、溶接による変形や凹
凸があり、このため金網17と多孔性周壁12と
を通過して集液ダクト15に流れ込んだ液中の
微細繊維等が溶接部16に堆積し、このため液
の流れが著しく阻害されるという欠点があつた。
このような欠点を除去するため従来は吸引管を長
くしたり、場合によつては真空ポンプを設置して
いたが、これでは設備費が高くつくという問題が
ある。また溶接による材料の変質や微細繊維の堆
積などにより、溶接部16が腐食し易いという問
題があつた。
この考案は、上記の問題を解決するためになさ
れたもので、回転ドラムの集液ダクトの底部両側
の溶接部をなくすことにより、液の流れをきわ
めてスムーズにすることができて、微細繊維の堆
積を防止することができるとともに、脱水効果を
向上せしめることができ、そのうえ溶接箇所の減
少により装置の腐食を低減せしめることができ
て、非常に能率よくパルプ原料液等を過するこ
とができる回転ドラム型過装置を提供しようと
するものである。
この考案を、以下図面に示す実施例に基づいて
説明する。
この考案の第1実施例を示す第1図と第2図に
おいて、1は回転ドラムで、これは円筒状多孔板
よりなる周壁2を備えている。3は周壁2の内周
面に溶接により固定された横断面略U形の通液用
凹溝4を有する多数の内板で、これは金属板のプ
レス成形によりつくられたものである。これら多
数の内板3と周壁2の内面とによつて周壁2の内
側に集液ダクト5が放射状に形成されている。ま
た内板3の溶接部6は各集液ダクト5の周壁2側
に形成せられている。7はドラム1の外周面に取
り付けられた金網よりなる通液部材、8はドラム
1の回転軸である。
第3図は、この考案の第2実施例を示すもの
で、上記第1実施例と異なる点は、プレス成形さ
れた3つの通液用凹溝4を有する横断面波形の内
板9を使用している点にある。回転ドラム1の周
壁2内面にはこれらの内板9が互いに側縁部を突
き合わせるようにして実質的に上記実施例1の場
合の3分の1の個数だけ溶接により固定されてい
る。したがつて内板9と周壁2の内面との溶接部
6も約3分の1に減少している。
上記各実施例において、回転ドラム1の金網7
の表面にパルブ原料液が供給されることにより、
この表面にパルプマツトが形成される。一方金網
7および多孔板よりなる周壁2を通過した液は
集液ダクト5内を流れてこれの一端開口部10よ
り図示しない摺動バルブを経て吸引管に排出せし
められる。この場合集液ダクト5はプレス成形に
よりつくられた内板3,9によつて構成されてい
るため、これの底部には全く溶接部がない。した
がつて液の流れはきわめてスムーズであり、
液中の微細繊維が堆積するようなことがない。
なお、上記実施例においては内板3,9の通液
用凹溝4は横断面U形となされているが、これは
横断面V形あるいはその他の形状であつてもよ
い。また1個の内板3,9に設けられる凹溝4の
数は任意である。
この考案にかゝる過装置は、上述のように、
回転ドラム1の円筒形多孔板よりなる周壁2の内
周面に、プレス成形によりつくられた通液用凹溝
4を有する所要数の内板3,9が固定され、これ
らの内板3,9と周壁2の内面とによつて囲まれ
た多数の集液ダクト5が周壁2の内側に放射状に
配置され、周壁2の外周面に金網等よりなる通液
部材7が取り付けられているもので、内板3,9
の溶接部6は周壁2側にあるから、集液ダクト5
の底部両側には全く溶接部がない。したがつてダ
クト5内における液の流れがきわめてスムーズ
であり、このため微細繊維の堆積を防止すること
ができるとともに、脱水効果を向上せしめること
ができ、そのうえ溶接箇所の減少により装置の腐
食を低減せしめることができて、非常に能率よく
パルプ原料液等を過することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示す部分縦断
面図、第2図は同部分横断面図、第3図は第2実
施例の部分横断面図、第4図は従来例を示す部分
横断面図である。 1……回転ドラム、2……周壁、3,9……内
板、4……通液用凹溝、5……集液ダクト、6…
…溶接部、7……金網。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転ドラム1の円筒形多孔板よりなる周壁2の
    内周面に、プレス成形によりつくられた通液用凹
    溝4を有する所要数の内板3,9が固定され、こ
    れらの内板3,9と周壁2の内面とによつて囲ま
    れた多数の集液ダクト5が周壁2の内側に放射状
    に配置され、周壁2の外周面に金網等よりなる通
    液部材7が取り付けられている回転ドラム型過
    装置。
JP6248081U 1981-04-28 1981-04-28 Expired JPS6240651Y2 (ja)

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JP6248081U JPS6240651Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6248081U JPS6240651Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

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JPS57173811U JPS57173811U (ja) 1982-11-02
JPS6240651Y2 true JPS6240651Y2 (ja) 1987-10-17

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ID=29858665

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JP6248081U Expired JPS6240651Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6330794A (ja) * 1986-07-24 1988-02-09 富士電機株式会社 原子炉施設の新燃料予熱装置

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JPS57173811U (ja) 1982-11-02

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