JPS6239652Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6239652Y2 JPS6239652Y2 JP8258083U JP8258083U JPS6239652Y2 JP S6239652 Y2 JPS6239652 Y2 JP S6239652Y2 JP 8258083 U JP8258083 U JP 8258083U JP 8258083 U JP8258083 U JP 8258083U JP S6239652 Y2 JPS6239652 Y2 JP S6239652Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- support
- wind
- fiber
- bending rigidity
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 7
- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 claims description 6
- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 claims description 6
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 3
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 3
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Fencing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は防風網の改良に関するものである。
水稲等の畑作物の風害から防護するために、畑
の周囲に支柱を立設し、この支柱間に網を張設す
ることが公知である。而して、防風バリヤーに網
を使用し、支柱に作用する荷重を極力小さくして
支柱の倒伏を防止するようにしているが、水田の
ような軟弱地の場合には支柱の倒伏が往々にして
生じている。
の周囲に支柱を立設し、この支柱間に網を張設す
ることが公知である。而して、防風バリヤーに網
を使用し、支柱に作用する荷重を極力小さくして
支柱の倒伏を防止するようにしているが、水田の
ような軟弱地の場合には支柱の倒伏が往々にして
生じている。
ところで、本考案者等は、上記支柱に曲げ剛性
が(0.5〜20)×108Kg・mm2の繊維強化プラスチツ
ク支柱を使用すれば、網に作用する風圧によつて
支柱が適度に撓み、この撓みの結果、網が風に順
応する方向に傾き、従つて、網に作用する風圧を
緩和でき、上記の倒伏を回避できることを知つた
(たヾし、支柱径間1m〜4m、支柱高さ2m〜
6m、径間に作用する風速2〜30m/s)。
が(0.5〜20)×108Kg・mm2の繊維強化プラスチツ
ク支柱を使用すれば、網に作用する風圧によつて
支柱が適度に撓み、この撓みの結果、網が風に順
応する方向に傾き、従つて、網に作用する風圧を
緩和でき、上記の倒伏を回避できることを知つた
(たヾし、支柱径間1m〜4m、支柱高さ2m〜
6m、径間に作用する風速2〜30m/s)。
本考案はかゝる知見に基づき、実用的な防風網
を提供することにある。
を提供することにある。
すなわち、本考案に係る防風網は内面に滑剤層
を設けた筒形支柱受けを地面に固定し、曲げ剛性
が0.5×108〜2×109Kg・mm2の繊維強化プラスチ
ツク支柱を上記筒形支柱受けに差込んで立設し、
かゝる支柱間に網を張設したことを特徴とする構
成である。
を設けた筒形支柱受けを地面に固定し、曲げ剛性
が0.5×108〜2×109Kg・mm2の繊維強化プラスチ
ツク支柱を上記筒形支柱受けに差込んで立設し、
かゝる支柱間に網を張設したことを特徴とする構
成である。
以下、図面により本考案を説明する。
第1図において1は筒形支柱受けであり、ヘツ
ド11と筒部12(これらは、樹脂または繊維強
化樹脂製となし得る)とから構成されており、筒
部12の内面には滑剤層120が設けられてい
る。この筒形支柱受け1は、ほゞ一定の間隔で地
面に打込みによつて固定されている。2は曲げ剛
性が0.5×108〜2×109Kg・mm2の繊維強化プラス
チツク中空支柱であり支柱受けに差込んで立設さ
れている。この繊維強化プラスチツク支柱には、
例えば、熱硬化性樹脂(ポリエステル樹脂)を含
浸せるガラスロービングをダイスでパイプ状に引
抜き成形し、このダイス引抜き時に樹脂を加熱硬
化したものを用いることができる。20は支柱2
に被覆した滑剤層であり、省略することもでき
る。3は網であり、支柱間に張設されている。こ
の網の支柱への留止には、例えば紐4を用いるこ
とができる。
ド11と筒部12(これらは、樹脂または繊維強
化樹脂製となし得る)とから構成されており、筒
部12の内面には滑剤層120が設けられてい
る。この筒形支柱受け1は、ほゞ一定の間隔で地
面に打込みによつて固定されている。2は曲げ剛
性が0.5×108〜2×109Kg・mm2の繊維強化プラス
チツク中空支柱であり支柱受けに差込んで立設さ
れている。この繊維強化プラスチツク支柱には、
例えば、熱硬化性樹脂(ポリエステル樹脂)を含
浸せるガラスロービングをダイスでパイプ状に引
抜き成形し、このダイス引抜き時に樹脂を加熱硬
化したものを用いることができる。20は支柱2
に被覆した滑剤層であり、省略することもでき
る。3は網であり、支柱間に張設されている。こ
の網の支柱への留止には、例えば紐4を用いるこ
とができる。
上記において、網が風圧(風速2〜30m/s)
を受圧すると、その風圧荷重のために、支柱が第
2図に示すように撓んで網が風に順応する方向に
傾むき、その結果、網に作用する風圧が減じられ
て、支柱の倒伏を防止できる。この場合、支柱の
曲げ剛性が2×109Kg・mm2以上であると、上記支
柱の撓みが小さすぎて、上記減圧効果を達成し難
く、他方、曲げ剛性が0.5×108以下であると支柱
の撓みが大きくなり過ぎ、畑作物に対する防風効
果を達成し難い、而して、本考案において、支柱
の曲げ剛性を(0.5×20)×108Kg・mm2とすること
は必須の構成要件である。
を受圧すると、その風圧荷重のために、支柱が第
2図に示すように撓んで網が風に順応する方向に
傾むき、その結果、網に作用する風圧が減じられ
て、支柱の倒伏を防止できる。この場合、支柱の
曲げ剛性が2×109Kg・mm2以上であると、上記支
柱の撓みが小さすぎて、上記減圧効果を達成し難
く、他方、曲げ剛性が0.5×108以下であると支柱
の撓みが大きくなり過ぎ、畑作物に対する防風効
果を達成し難い、而して、本考案において、支柱
の曲げ剛性を(0.5×20)×108Kg・mm2とすること
は必須の構成要件である。
第2図において、風の流れの顕著な空間Aは、
風の流れの少ない空間Bに較べて気圧が低く、
かゝる気圧差のために支柱2には上下振動が作用
するが、支柱受け1の内面には滑剤層120が設
けてあるので、支柱の摩損を良好に防止できる。
しかも、風のエネルギーの一部を支柱の振動で吸
収できるので、上記減圧効果を一層に促進でき
る。更に、風向きが変つたときに網の縁端が支柱
に接触しても、支柱が繊維強化プラスチツク製で
あつて表面平滑であるため、網のすり切れをよく
防止できる。
風の流れの少ない空間Bに較べて気圧が低く、
かゝる気圧差のために支柱2には上下振動が作用
するが、支柱受け1の内面には滑剤層120が設
けてあるので、支柱の摩損を良好に防止できる。
しかも、風のエネルギーの一部を支柱の振動で吸
収できるので、上記減圧効果を一層に促進でき
る。更に、風向きが変つたときに網の縁端が支柱
に接触しても、支柱が繊維強化プラスチツク製で
あつて表面平滑であるため、網のすり切れをよく
防止できる。
本考案に係る防風網は、上述した通り倒伏を効
果的に防止できるから、水田のような軟弱地にお
いても使用できる。また、支柱、網の摩損を良好
に防止でき、耐久性にも秀れている。
果的に防止できるから、水田のような軟弱地にお
いても使用できる。また、支柱、網の摩損を良好
に防止でき、耐久性にも秀れている。
第1図は本考案に係る防風網を示す説明図、第
2図は本考案防風網における支柱の撓み状態を示
す説明図である。 図において、1は筒形支柱受け、120は滑剤
層、2は支柱、3は網である。
2図は本考案防風網における支柱の撓み状態を示
す説明図である。 図において、1は筒形支柱受け、120は滑剤
層、2は支柱、3は網である。
Claims (1)
- 内面に滑剤層を設けた筒形支柱受けを地面に固
定し、曲げ剛性が0.5×108〜2×109Kg・mm2の繊
維強化プラスチツク支柱を上記筒形支柱受けに差
込んで立設し、かゝる支柱間に網を張設したこと
を特徴とする防風網。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8258083U JPS59186058U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 防風網 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8258083U JPS59186058U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 防風網 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59186058U JPS59186058U (ja) | 1984-12-10 |
JPS6239652Y2 true JPS6239652Y2 (ja) | 1987-10-09 |
Family
ID=30212534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8258083U Granted JPS59186058U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 防風網 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59186058U (ja) |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP8258083U patent/JPS59186058U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59186058U (ja) | 1984-12-10 |
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