JPS6238687Y2 - - Google Patents

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JPS6238687Y2
JPS6238687Y2 JP1982182848U JP18284882U JPS6238687Y2 JP S6238687 Y2 JPS6238687 Y2 JP S6238687Y2 JP 1982182848 U JP1982182848 U JP 1982182848U JP 18284882 U JP18284882 U JP 18284882U JP S6238687 Y2 JPS6238687 Y2 JP S6238687Y2
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pieces
board
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formations
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JP1982182848U
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JPS5987880U (ja
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は陣地取りゲーム具とりわけ異種陣形を
有する多局陣地取りゲーム具に関するものであ
る。
陣取りゲーム具や将棋は比較的簡単な形態で手
軽に知的欲求や好奇心を満足させることができ、
コミニユケーシヨンを図るための一助ともなるこ
とから古来から愛用されており、戦略的、戦術
的、攻略的などの多様の展開を図りうるものが理
想的であるとされている。
そのひとつとして、一ますが正六角形で構成さ
れるゲーム具であるが、従来では六角形という形
態の制約から対陣条件が同一になるようにするた
め、対角線の延長線上に対陣させるか、または各
辺の2等分線上に対陣させるかいずれかの方式が
一般的であつた。このような対陣形式は同一進路
の条件は得られるが、一様の展開局面しか得られ
ないため、ゲームに慣れるに従つてマンネリズム
に陥りやすく、飽きのおとずれるのが早いという
欠点があり、また、前述の条件の制約から対向が
1対1戦に限定され、一度に2人以上4人までが
対戦したり、1つの盤面で2つの対局が同時に行
われたりするなどの自由度の高いゲーム方法をと
れないという欠点があつた。
本考案の目的は、従来の六角形ます型ゲーム具
の欠点を解消し、簡単な構成でしかも2種の異な
つた攻略を同一盤上で展開することができ、2人
戦から4人戦あるいはダブルス戦など多人数によ
るゲームを楽しむことができる多局陣地取りゲー
ム具を提供することにある。
この目的を達成するため本考案は、台盤に六角
形からなる多数のます目を連続して全体が略亀甲
状を呈する盤面を形成したゲーム盤において、前
記盤面の対角線角部に一組の第1の布陣部と、前
記対角線と直交する線上の辺に一組の第2の布陣
部をそれぞれ色分けで識別して形成するととも
に、各布陣部には同数でかつ各組ごとに配列を異
にする陣形を表記し、それら陣形の背後に異なる
色彩の城を表記し、また、各布陣部の中間域に、
盤面上を移動する駒の進路を妨害する障害部を表
記したものである。
以下本考案を添付図面に基いて説明する。
第1図と第2図は本考案に係る異種陣形を有す
る多局陣地取りゲーム具の一実施例を示すもの
で、台盤1と移動用の駒2とからなつている。台
盤1には、六角形状からなる多数のます目4を各
辺ごとに連接して全体が略亀甲状を呈する盤面3
が形成されている。本実施例では、亀甲を構成す
る角のうち1組の対角をなす部分のます目が欠落
され、相対する2辺は9個のます目が、残余の各
辺は8個のます目が配設されている。盤面3は台
盤に直接印刷されていてもよいし、別体のものを
貼着するようにしてもよい。
そして前記盤面3には、亀甲を構成する六角形
ます目群の対角線角部に一組の第1の布陣部6
a,6bが構成されると共に、前記対角線と直交
する線上の辺に一組の第2の布陣部5a,5bが
設けられ、それら布陣部5a,5b,6a,6b
に基く駒2の進路特性により、2種類の異なつた
攻略方法を同一盤面上で展開できるようになつて
いる。
前記1組の布陣部5a,5bと、他の1組の布
陣部6a,6bには、同数でかつ配列を異にする
陣形7a,7b,8a,8bが表わされている。
本実施例では布陣部5a,5bに横広がり陣形
を、そして布陣部6a,6bには尖鋭状の陣形を
それぞれ与えているが、これに限定されるもので
ないことはもとよりである。陣形7a,7b,8
a,8bには駒の配置を明示するためのマークな
いし表示が施されている。陣形を構成するます目
数は、これが少なすぎると勝負の結着が早すぎ、
多すぎるとゲーム時間が長くなるので、適当な数
を選定すべきである。
そして、前記陣形7a,7b,8a,8bの背
後には、各陣形の中央に対応する位置に城(本陣
等も同じ)9a,9b,9c,9dが異なる色彩
やマーク類で表わされており、また各布陣部5
a,5b,6a,6bのあいだに位置するます目
には盤面3を走る駒2の進路を妨害する障害10
の表示を施している。
前記各城は、陣形内の駒が一度で直接入城でき
ないような位置に形成することが好ましい。
一方、駒2については、所定の陣営に属するこ
とがわかるように各陣営部ごとに違う色分けや文
字、図案を施すことが好ましいほかは特に制限が
ない。すなわち駒2の形態は、円盤状、角形状、
擬人、擬物をなした立体形など任意であり、各陣
営部とも同一形であつてもよい。また、ます目4
は図面では正六角形状としているが、駒の進路判
別の容易化を図ることなどを狙つて、たて長ある
いは横長の六角形としてもよいことは勿論であ
る。
以上が本考案の基本であるが、その他の実施例
として、第3図のように任意の面積でます目外輪
郭を形どつた開口ないし透明部12を持つ板状の
アタツチメント11を盤面3に装着するようにし
てもよい。このようなアタツチメント11を利用
すれば、盤面3が縮少され違つた局面を現出させ
ることができるため、よりいつそう多様化を発揮
させることができる。アタツチメント11として
中抜き形状を異にした数種類のものを作成し、任
意の方法で、たとえば挾圧、フツク止め、磁力な
どで着脱自在に台盤1へ取付けるのが好適であ
る。
次に本考案に係るゲーム具の使用方法と作用を
説明する。
本考案によるゲーム具は、略亀甲状の盤面3の
対角線角部に一組の第1の布陣部6a,6bと、
前記対角線と直交する線上の辺に一組の第2の布
陣部5a,5bを設け、それら各組ごとに同数で
かつ配列を異にする陣形7a,7b,8a,8b
を形成し、六角形のます目形状上の特性を生かす
と同時に対陣形態を二様にして、それぞれの対陣
営への駒2の進め方を異なるようにしているた
め、2種類の異なる攻略方法を同一盤上で展開で
きる。すなわち、布陣部5a,5b同志の対戦
と、布陣部6a,6b同志の対戦の2方法を採る
ことができ、しかも前者の布陣駒は斜め又は横の
進路をもつて攻略を図り、後者の布陣駒は直線又
は斜めの進路をもつて攻略防衛を図るため、それ
らによる技法の相違で高度な多様を発揮させるこ
とができるものである。
この2つの方法の布陣方式により、本考案にお
いては、2人で対戦するときには、2つの異なつ
たゲームをそれぞれ別々に行うことができると共
に、異なつた布陣どおし、すなわち、布陣部5a
と布陣部6aまたは6b、布陣部5bと布陣部6
aまたは6bでの対戦をも楽しむことができる。
さらに、3人あるいは4人でも同時に前述のごと
く対戦することができ、人数が増えるごとに局面
が複雑化し、多様化したゲームを楽しむことがで
きる。また、2人1組のダブルスによる対戦も行
え、もちろん異なる布陣部どおしでペアを組んで
の対戦や、同じ布陣部どおしで組を作り、異なつ
た布陣部どおしのペアとの対戦も行うことができ
る。
しかして、ゲーム方法は、予め決めた布陣部の
陣形7a,7b,8a,8bに所定数の駒2を配
置し、先手、後手をジヤンケン等で決め、交互に
自軍の駒2を六角形のます目の各辺方向に走ら
せ、相手駒を挾むことによりこれを取り除き、相
手方陣営部5a,5b,6a,6bの城9a,9
b,9c,9dに自陣営の駒を入城させることに
より勝敗を決するものであり、一定の対戦規則を
決めて行うことにより、きわめて知的でかつ意外
性のあるゲームを展開することができる。次に、
対戦規則の一例を示す。
A 共通規則 1 ゲーム開始時には陣営内の所定の位置に駒を
配列する。
2 自軍の城には自駒は入城できず、通過も禁ず
る。
3 駒は六角形の六辺のいずれかの方向に、直線
的に進めることができる。ただし、進路上に相
手駒が存在している場合、これを飛び越すこと
はできない。
4 勝敗の決定は相手の城の中に先に自駒を入れ
た方が勝者となる。
5 相手駒を取る場合は、横、斜め、縦のいずれ
かの直列的挾み方で行い、隅角に位置する相手
駒を囲んでも、これを取り除くことはできな
い。
6 相手駒が同列に間を置いて位置している場
合、その相手駒の間に自駒を挿入しても、相手
駒が少なくとも一度動かないかぎり自軍の駒は
取られることはない。
7 挾み取つた相手駒は、自駒として再度張り込
み活用することはできない。
8 障害のます目はこれを飛越すことができな
い。障害のます目を介して挾んでも挾み取るこ
とはできない。
9 対戦しない陣営の城は、通常の通過可能なま
す目として利用できる。また、陣形配列ます目
も同様である。
10 駒が直進して一気に城の中に入ることができ
ず城の手前のます目に進出した場合、その駒を
挾んで取り除くか又は相手の城に一気に入るか
のいずれかの方法がとれぬ場合は、その段階で
勝敗を決する。
11 戦いを回避し堂々めぐりの戦局が生じた場合
のため、ペナルテイーを設け、たとえば一方が
3回の回避を行つた場合には敗者とするなどの
ルールを設定する。
12 複数戦の場合には指手順番の譲渡を一定回数
(たとえば3回)まで行使できるようにする。
13 複数戦の場合、組んでいる者どおしで戦略や
戦術について打合せ、相談、助言を行うことが
できるものとする。
14 2対1線、3対1戦などの変則戦の場合、指
手順は一人側に先手権を認め、かつ指手順は例
えば、1人の者1番、3番、2人組が2番、4
番を受持つというような順序で行う。
B 2人戦規則 1 布陣部5a,5bの陣営による対戦または布
陣部6a,6bの陣営の対戦のいずれか一方を
選択して行う。
2 変則的に異種陣形どおしの対戦、あるいは2
種の陣形を一人ずつが受取つて対戦してもよ
く、この場合の規則は、他の規則に準じて応用
する。
C 3人戦規則 1 3人で任意の方法により自陣営を決定し、指
手順を決めて行う。
2 3陣営のいずれか1つの城が落ちた場合落城
した者はゲームに参加できず、その者の駒は障
害駒として機能させる。
3 初めに城を落した駒は城から移動できない。
但し、城中にあつて挾み駒の一方の駒の役割を
はたすことができる。
4 落城軍の駒はこれを自駒で直列状に挾むこと
により盤面から取除くことができる。
5 2者が組んで他を攻撃することは原則として
禁止するが、ゲーム開始前に取り極めて行つた
場合には、2対1戦として戦局を展開できる。
この場合の規則は4人戦規則の4に準じること
とする。
D 4人戦規則 1 4人が適当な方法で陣営を決定し、指手順番
を決めて駒を動かす。
2 4人はそれぞれ独立した戦局展開を図ること
を原則とする。
3 この場合の勝敗の順序は城を取つた数でな
く、落城を避け得た順序とする。
4 3対1戦方式とした場合において、1人側が
布陣部5aまたは5bの陣営を選択しかつ3人
側のいずれかの城を落したときには、落した陣
営の駒を自駒として利用することができる。但
し、布陣部6aまたは6bの陣営を選択した場
合は、自駒として活用することができず、障害
駒として盤面に残すものとする。
E ダブルス戦規則 1 予めチームを組み陣営と先攻と後攻を適宜な
方法で決定し、相手順番でペア内で決めてゲー
ムを開始する。指手順番は、先攻チームの先攻
め、後攻チームの先攻め、先攻チームの後攻
め、後攻チームの後攻めとする。
2 戦局の展開中、チームの一方が攻撃を受け、
指手順番上不利になつた場合には、取り極めに
より味方チームの一方の指手順番の指手権を譲
り受けて防衛にあたることができる。この場合
の動かす駒は、自駒あるいは味方の一方の駒で
もよい。逆に攻撃上の有利性から指手権を譲り
受けてもよい。但し、これらの指手権の譲渡は
ペア同志一定回数とする。
3 味方チーム内の一方が落城した場合に相手チ
ームに1点を与え、2点を先に先取したチーム
が勝者とする。
4 ダブルス戦において、落城した陣営駒は障害
駒とならず、防衛又は攻撃用の生き駒として使
用できることにする。
5 落城させた城中駒は、既述の規則どおり動く
ことはできないが、挾み駒として使用できる。
以上説明した本考案によるときには、六角形か
らなる多数のます目4を連続して全体が略亀甲状
を呈する盤面3を形成したゲーム盤において、前
記盤面3の対角線角部に一組の第1の布陣部6
a,6bと、前記対角線と直交する線上の辺に一
組の第2の布陣部5a,5bをそれぞれが色分け
で識別して形成すると共に、各布陣部5a,5
b,6a,6bには同数でかつ各組ごとに配列を
異にする陣形(たとえば横広がり陣形と先鋭状陣
形)7a,7b,8a,8bを表記したので、陣
形の相違と駒の進路形態の相違により2種類の異
なる攻略方法を同一盤面で展開することができ、
これにより、単純な挾み遊技的なゲームでなく、
きわめて多彩、高度かつ意外性のあるゲームを多
人数で同時に楽しむことができ、また、2対1、
3対1などの複雑多様なゲームをも行うことがで
き、しかも構造が簡単で安価に実施できるなどの
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る異種陣形を有する多局陣
地取りゲーム具の一実施例を示す平面図、第2図
は本案ゲーム具における駒の一例を示す斜視図、
第3図は本考案におけるアタツチメントの一例を
示す平面図、第4図は使用状態を示す平面図であ
る。 1……台盤、2……駒、3……盤面、4……ま
す目、5a,5b……対角線延長線上の布陣部、
6a,6b……辺の2等分線延長線上の布陣部、
7a,7b,8a,8b……異種の陣形、9a,
9b,9c,9d……城、10……障害。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台盤1に六角形からなる多数のます目4を連続
    して全体が略亀甲状を呈する盤面3を形成したゲ
    ーム盤において、前記盤面3の対角線角部に一組
    の第1の布陣部6a,6bと、前記対角線と直交
    する線上の辺に一組の第2の布陣部5a,5bを
    それぞれ色分けで識別して形成するとともに、各
    布陣部5a,5b,6a,6bには同数でかつ各
    組ごとに配列を異にする陣形7a,7b,8a,
    8bを表記し、それら陣形7a,7b,8a,8
    bの背後に異なる色彩の城9a,9b,9c,9
    dを表記し、また、各布陣部5a,5b,6a,
    6bの中間域に、盤面上を移動する駒2の進路を
    妨害する障害部10,11を表記したことを特徴
    とする異種陣形を有する多局陣地取りゲーム具。
JP18284882U 1982-12-02 1982-12-02 異種陣形を有する多局陣地取りゲ−ム具 Granted JPS5987880U (ja)

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JPS5987880U JPS5987880U (ja) 1984-06-14
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215978U (ja) * 1975-07-19 1977-02-04
JPS52144069U (ja) * 1976-04-26 1977-11-01

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JPS5987880U (ja) 1984-06-14

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