JPS6238034A - 情報伝送方式 - Google Patents
情報伝送方式Info
- Publication number
- JPS6238034A JPS6238034A JP17787585A JP17787585A JPS6238034A JP S6238034 A JPS6238034 A JP S6238034A JP 17787585 A JP17787585 A JP 17787585A JP 17787585 A JP17787585 A JP 17787585A JP S6238034 A JPS6238034 A JP S6238034A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- line
- neutral
- grounding
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は配電系統を利用した情報伝送方式に関するもの
であり、特に配電系統に多数設置された機器の遠方監視
、制御を行う時に使用されるものである。
であり、特に配電系統に多数設置された機器の遠方監視
、制御を行う時に使用されるものである。
この種の情報伝送方式としては、従来、配電線搬送によ
る方式と通信線による伝送方式とが知られている。 配電線搬送による方式は、配電線に高周波信号を重畳さ
せて信号伝送を行うものであるが、配電線に高周波信号
を注入したり、あるいは配電線から高周波信号を抽出し
たりするために結合コンデンサ、LC共振回路、パワー
アンプなどの回路が必要とされる。また、高圧の配電線
に対して高周波信号を注入したり、抽出したりするため
、これらの回路は耐圧的にも充分なものでなければなら
ない。このため、従来の配電線搬送による方式は装置を
小形化したり、低コストにすることが困難であるという
問題点があった。 また、通信線による伝送方式においてもモデム等の装置
が必要とされるため同様の問題点があり、かつ通信線の
布設工事などが必要なために経済的にも難があった。
る方式と通信線による伝送方式とが知られている。 配電線搬送による方式は、配電線に高周波信号を重畳さ
せて信号伝送を行うものであるが、配電線に高周波信号
を注入したり、あるいは配電線から高周波信号を抽出し
たりするために結合コンデンサ、LC共振回路、パワー
アンプなどの回路が必要とされる。また、高圧の配電線
に対して高周波信号を注入したり、抽出したりするため
、これらの回路は耐圧的にも充分なものでなければなら
ない。このため、従来の配電線搬送による方式は装置を
小形化したり、低コストにすることが困難であるという
問題点があった。 また、通信線による伝送方式においてもモデム等の装置
が必要とされるため同様の問題点があり、かつ通信線の
布設工事などが必要なために経済的にも難があった。
この発明は上記に鑑み、接地線を利用することにより配
電系統区間の情報伝送を低圧レベルで行えるようにし、
装置が簡易で小形化が図れ、かつ布設工事も簡易な情報
伝送方式を提供することを目的とする。
電系統区間の情報伝送を低圧レベルで行えるようにし、
装置が簡易で小形化が図れ、かつ布設工事も簡易な情報
伝送方式を提供することを目的とする。
この発明は、各柱上変圧器の2次側低圧配電線の中性線
どうしを接続することにより、(中性線に既設の接地線
を介して)大地を帰路とする閉ループを構成し、これを
信号伝送路として用いて、配電系統区間の情報伝送を行
うようにしたものである。
どうしを接続することにより、(中性線に既設の接地線
を介して)大地を帰路とする閉ループを構成し、これを
信号伝送路として用いて、配電系統区間の情報伝送を行
うようにしたものである。
第1図は本発明による情報伝送方式を実施するための配
電系統構成の説明図である。特高/高圧変圧器1より一
般高圧が供給される高圧配電線2の所定の2相間には柱
上変圧器3a、3b、3eがそれぞれ接続されている。 各柱上変圧器3a、3b、3cの2次側低圧配電線は電
圧線6a、6b、6eと中性線7a、 7B、 7Cに
別れており、中性線7a、 7b、 7cには既設の接
地線4a、4b、4cが接続されている。本発明におい
てば中性線7a、 7b、 7cどうしを接続する接続
線11.12が設けられ、信号注入器8a、8b、8c
と信号抽出器9a、9b。 9cは接地地線4a、4b、4cにそれぞれ設けられ、
それに応じて信号送受信器10a、 10b、 10e
が設けられている。 このような構成において、今ある1つの信号送受信器1
0aが信号注入器8aを介して信号を接地線4aに注入
すると、信号は接地線4a−中性線7a−接続線11←
接地線4b−4大地−接地線4a、および接地線4・a
←中性線7a=接続線11−中性線7b−接続線12←
接地線4C−4大地−接地線4aの閉ループを流れるた
め、他の信号送受信器]、Ob、iocは信号抽出器9
b。 9cを介してこの信号を受信することができる。 なお、各信号抽出器は上記の閉ループからなる信号伝送
路のいずれかに設けられていれば良いため、接地線以外
に中性線に設けても良いことは勿論である。 第2図は本発明による情報伝送方式を実施するための他
の配電系統構成の説明図である。第2図において、第1
図と同一の構成要素は同一の符号で示されているが、第
1図の実施例と相違するところは、中性線7a、 7b
、 7cどうしの接続を架空地線13を介して行うよう
にした点であり、各中性線7a。 7b、7cは接続線14.15.16により架空地線1
3に接続されている。これにより接地線→接続線−架空
地線−接続線一接地線一大地一接地線という閉ループの
信号伝送路が構成される。この信号伝送路を用いた信号
伝送は第1図と同一であるので説明は省略する。 なお、各信号送受信器10a、 10b、 10cにア
ドレスを割付けておき、信号伝送に際して、まず信号注
入器よりアドレス信号を注入することにより該アドレス
信号の信号送受信器のみを応答させることができる。 ネー発明による情報伝送方式において用いられる信号抽
出器としては、例えば磁気センサをあげることができる
。以下に磁気センサによる抽出原理を説明する。第3図
は接地″a(中性線)と磁気センサの相対位置関係を示
している。図において、17は接地線、18はコイル、
19は強磁性体である。 第3図において、紙の表から裏へ、周波数f (H2〕
、電流I CA)が流れているものとすると、コイル
18までの距離r(m)における磁界Hはアンペア周回
路の法則より、 ■ となる、従って、磁束密度B−μH(w b / m)
より、コイル18の半径a(m)とすれば、磁束の総数
Φは、 Φ=π・a! ・B−π・a2 ・μH■ となる。そこでコイル1Bに誘起される電圧Eは、コイ
ル18の巻数をNとすると、 2πf E:□・N・Φ となる。コイルj8が強磁性体19に巻かれている場合
には強磁性体19に磁束が吸い寄せられるような現象が
生ずるので、空心コイルの場合に比べて(3)弐の誘起
電圧Eが大きくなる。したがって接地線17に流れてい
る信号を抽出する際に、商用周波数f(Hz)、信号周
波数rocHz〕とした場合に各々の磁界による出力電
圧をE (V〕、 Eo (■〕とすると(3)式
より、 の値を適切な値に選択することによりコイル18の誘起
電圧に基づいて信号を検出することができ、信号抽出が
可能となる。 また第3図に示すようにコイル18に並列に並列共振条
件となるコンデンサ20を付加すれば、必要な信号周波
数の電圧のみを強調して取り出せることになる。この時
の共振周波数fは次式で表される。 第4図は中性線の周囲の磁界中にコイルを設置するだめ
の一実施例を示すものであり、中性線21に引っ掛けら
れる部分を有する支持体22を絶縁物で構成し、この支
持体22の内部にコイル18と強磁性体19を埋設した
ものである。このような構成とすれば中性線の任意の箇
所において支持体22を引っ掛けるだけで信号を抽出す
ることができる。
電系統構成の説明図である。特高/高圧変圧器1より一
般高圧が供給される高圧配電線2の所定の2相間には柱
上変圧器3a、3b、3eがそれぞれ接続されている。 各柱上変圧器3a、3b、3cの2次側低圧配電線は電
圧線6a、6b、6eと中性線7a、 7B、 7Cに
別れており、中性線7a、 7b、 7cには既設の接
地線4a、4b、4cが接続されている。本発明におい
てば中性線7a、 7b、 7cどうしを接続する接続
線11.12が設けられ、信号注入器8a、8b、8c
と信号抽出器9a、9b。 9cは接地地線4a、4b、4cにそれぞれ設けられ、
それに応じて信号送受信器10a、 10b、 10e
が設けられている。 このような構成において、今ある1つの信号送受信器1
0aが信号注入器8aを介して信号を接地線4aに注入
すると、信号は接地線4a−中性線7a−接続線11←
接地線4b−4大地−接地線4a、および接地線4・a
←中性線7a=接続線11−中性線7b−接続線12←
接地線4C−4大地−接地線4aの閉ループを流れるた
め、他の信号送受信器]、Ob、iocは信号抽出器9
b。 9cを介してこの信号を受信することができる。 なお、各信号抽出器は上記の閉ループからなる信号伝送
路のいずれかに設けられていれば良いため、接地線以外
に中性線に設けても良いことは勿論である。 第2図は本発明による情報伝送方式を実施するための他
の配電系統構成の説明図である。第2図において、第1
図と同一の構成要素は同一の符号で示されているが、第
1図の実施例と相違するところは、中性線7a、 7b
、 7cどうしの接続を架空地線13を介して行うよう
にした点であり、各中性線7a。 7b、7cは接続線14.15.16により架空地線1
3に接続されている。これにより接地線→接続線−架空
地線−接続線一接地線一大地一接地線という閉ループの
信号伝送路が構成される。この信号伝送路を用いた信号
伝送は第1図と同一であるので説明は省略する。 なお、各信号送受信器10a、 10b、 10cにア
ドレスを割付けておき、信号伝送に際して、まず信号注
入器よりアドレス信号を注入することにより該アドレス
信号の信号送受信器のみを応答させることができる。 ネー発明による情報伝送方式において用いられる信号抽
出器としては、例えば磁気センサをあげることができる
。以下に磁気センサによる抽出原理を説明する。第3図
は接地″a(中性線)と磁気センサの相対位置関係を示
している。図において、17は接地線、18はコイル、
19は強磁性体である。 第3図において、紙の表から裏へ、周波数f (H2〕
、電流I CA)が流れているものとすると、コイル
18までの距離r(m)における磁界Hはアンペア周回
路の法則より、 ■ となる、従って、磁束密度B−μH(w b / m)
より、コイル18の半径a(m)とすれば、磁束の総数
Φは、 Φ=π・a! ・B−π・a2 ・μH■ となる。そこでコイル1Bに誘起される電圧Eは、コイ
ル18の巻数をNとすると、 2πf E:□・N・Φ となる。コイルj8が強磁性体19に巻かれている場合
には強磁性体19に磁束が吸い寄せられるような現象が
生ずるので、空心コイルの場合に比べて(3)弐の誘起
電圧Eが大きくなる。したがって接地線17に流れてい
る信号を抽出する際に、商用周波数f(Hz)、信号周
波数rocHz〕とした場合に各々の磁界による出力電
圧をE (V〕、 Eo (■〕とすると(3)式
より、 の値を適切な値に選択することによりコイル18の誘起
電圧に基づいて信号を検出することができ、信号抽出が
可能となる。 また第3図に示すようにコイル18に並列に並列共振条
件となるコンデンサ20を付加すれば、必要な信号周波
数の電圧のみを強調して取り出せることになる。この時
の共振周波数fは次式で表される。 第4図は中性線の周囲の磁界中にコイルを設置するだめ
の一実施例を示すものであり、中性線21に引っ掛けら
れる部分を有する支持体22を絶縁物で構成し、この支
持体22の内部にコイル18と強磁性体19を埋設した
ものである。このような構成とすれば中性線の任意の箇
所において支持体22を引っ掛けるだけで信号を抽出す
ることができる。
本発明によれば、配電系統に設けられた各柱上変圧器の
2次側低圧配電線の中性線どうしを接続することにより
中性線に既設の接地線を介して大地を帰路とする閉ルー
プの信号伝送路を構成し、この信号伝送路を用いて信号
伝送を行うようにしたので、信号送受信のための装置は
低圧レベルで設計することができるようになり、小型か
つ節易な構成とすることができる。
2次側低圧配電線の中性線どうしを接続することにより
中性線に既設の接地線を介して大地を帰路とする閉ルー
プの信号伝送路を構成し、この信号伝送路を用いて信号
伝送を行うようにしたので、信号送受信のための装置は
低圧レベルで設計することができるようになり、小型か
つ節易な構成とすることができる。
第1図、第2図は本発明による情報伝送方式を実施する
ための配電線系統構成の説明図、第3図は本発明による
磁気センサと接地線の相対位置関係を示す図、第4図は
磁気センサを中性線の周囲の磁界中に設置させるための
一実施例を示す図である。 1−・−・−特高/高圧変圧器、2 −一−−−高圧配
電線、3a。 3b、3cm=柱上変圧器、4a、4b、4c −接地
線、5 a +5b、5c =−低圧配電線の電圧線、
7a、7b、7c =−低圧配電線の中性線、8a +
8b + 8c −信号注入器、9a。 9b、9c −信号抽出器、10a、 10b、 10
c −−−−−信号送受信器、11.12.14.1
5.16−−−−−−接続線、13−・−・架空地線、
18・−コイル、19−・−強磁性体、20・−・コン
デンサ、22・−・支持体。
ための配電線系統構成の説明図、第3図は本発明による
磁気センサと接地線の相対位置関係を示す図、第4図は
磁気センサを中性線の周囲の磁界中に設置させるための
一実施例を示す図である。 1−・−・−特高/高圧変圧器、2 −一−−−高圧配
電線、3a。 3b、3cm=柱上変圧器、4a、4b、4c −接地
線、5 a +5b、5c =−低圧配電線の電圧線、
7a、7b、7c =−低圧配電線の中性線、8a +
8b + 8c −信号注入器、9a。 9b、9c −信号抽出器、10a、 10b、 10
c −−−−−信号送受信器、11.12.14.1
5.16−−−−−−接続線、13−・−・架空地線、
18・−コイル、19−・−強磁性体、20・−・コン
デンサ、22・−・支持体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)配電系統区間の情報伝送方式において、配電系統に
設けられた各柱上変圧器の2次側低圧配電線の中性線ど
うしを接続することにより中性線に接続されている接地
線を介して大地を帰路とする閉ループの信号伝送路を構
成し、前記接地線に信号注入器を取付けるとともに前記
信号伝送路のいずれかに信号抽出器を取付けることを特
徴とする情報伝送方式。 2)特許請求の範囲第1項に記載の情報伝送方式におい
て、前記中性線どうしの接続を架空地線を介して行うこ
とを特徴とする情報伝送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17787585A JPS6238034A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | 情報伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17787585A JPS6238034A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | 情報伝送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6238034A true JPS6238034A (ja) | 1987-02-19 |
Family
ID=16038584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17787585A Pending JPS6238034A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | 情報伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6238034A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03150934A (ja) * | 1989-11-08 | 1991-06-27 | Higashi Nippon Riyokaku Tetsudo Kk | 作業員用列車接近警報装置 |
-
1985
- 1985-08-13 JP JP17787585A patent/JPS6238034A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03150934A (ja) * | 1989-11-08 | 1991-06-27 | Higashi Nippon Riyokaku Tetsudo Kk | 作業員用列車接近警報装置 |
JPH07112176B2 (ja) * | 1989-11-08 | 1995-11-29 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 作業員用列車接近警報装置 |
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