JPS6235705Y2 - - Google Patents

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JPS6235705Y2
JPS6235705Y2 JP1980012789U JP1278980U JPS6235705Y2 JP S6235705 Y2 JPS6235705 Y2 JP S6235705Y2 JP 1980012789 U JP1980012789 U JP 1980012789U JP 1278980 U JP1278980 U JP 1278980U JP S6235705 Y2 JPS6235705 Y2 JP S6235705Y2
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JP
Japan
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cylinder
push arm
blade
brace
rail
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JP1980012789U
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JPS56116463U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ツーウエイドーザに関する。
ツーウエイドーザは、周知の如く、前進及び後
進動作の際に、処理物の押出し掻寄せ等の作業を
行なう車両である。まず、第1図を参照して、従
来のツウエイドーザを説明する。プツシユアーム
1が図示しないトラツクローラフレーム等の設置
部材にトラニオン2を介して連結されている。プ
ツシユアーム1はトラニオン2を中心に設置部材
に対して適切な角度位置に位置付けられるように
なつている。プツシユアーム1の先端にはブレー
ド3がピン4によつて旋回可能に設置されてい
る。図面では、実線で中立位置、二点鎖線で前傾
位置、三点鎖線で後傾位置をそれぞれ示してい
る。このブレード3は、破線で示した如きモール
ドボードを支持しており、その前面が、押土面で
あり、その後面が引土面である。プツシユアーム
1にはブラケツト5が設置されており、このブラ
ケツト5に油圧シリンダ手段が運結されている。
シリンダ手段は、ブラケツト5にピン6によつて
旋回可能に連結されたシリンダ7とシリンダロツ
ド8とを具備する。シリンダロツド8はシリンダ
7内を滑動し、その自由端はピン9によつてブレ
ード3の上方部に連結されている。シリンダ7は
図示しない配管によつて車体に設けられた動力源
に連結されている。
油圧シリンダ手段、プツシユアーム1及びトラ
ニオン2は、それぞれカバー19,20及び21
によつて覆われている。これらのカバー19,2
0及び21は、油圧シリンダ手段、プツシユアー
ム1及びトラニオン2が外部部材との接触によつ
て機能を損うのを防止すると共に、滑動部材間に
異物が侵入してこれらの機能が損われるのを防止
するために設けられている。上記したシリンダ7
のための配管は、例えば、シリンダ7からカバー
19,20及び21の内側でプツシユアーム1に
取り付けられている。
上記した通りの従来のツーウエイドーザは次の
通りの欠点を有する。
まず第1に、油もれを生じ易い。詳述すると、
従来のツーウエイドーザにおいては、第1図に示
した如く、処理物に作用するブレード3にシリン
ダロツド8が直結されているので、処理物がシリ
ンダロツド8に付着し易く、シリンダロツド8の
出し入れの際にシリンダ7とシリンダロツド8と
の間に処理物が侵入し、これらを傷付け、これに
よつて油もれが生じ易い。従来のツーウエイドー
ザにおいては、シリンダ7がピン6を中心に旋回
し、その旋回によつて、シリンダ7への配管同士
が接触し、あるいは、配管とカバー19、ブラケ
ツト5又はシリンダ7とが接触し、配管が損傷し
て油もれが生ずる危険性がある。更に、シリンダ
7とプツシユアーム1との間に処理物が侵入し、
シリンダロツドを湾曲せしめ、これによつて機能
を損わせる危険性もある。
第2に、従来のツーウエイドーザは運転者の視
界が悪いという欠点を有する。即ち、例えば、運
転者はトラニオン2の上方に設けられた運転席に
位置する。運転者にとつては、作業部、即ち、ブ
レード3の先端付近を直視しながら運転するのが
好ましいのであるが、従来のツーウエイドーザに
おいては、上記の通り、プツシユアーム1の先端
に旋回する油圧シリンダ手段が配置され、且つこ
れを覆うカバー19が配置され、従つて運転者が
ブレード3の先端付近を見るのを妨げることにな
る。
第3に、シリンダ7及びシリンダ7のためのカ
バー19が損傷する危険性が大きい。車両の旋回
(方向転換)時、プツシユアーム1の先端部分は
振れる量が大きいので、船壁、篭骨等にシリンダ
7及びカバー19が激突し損傷する危険性が大き
い。
第4に、シリンダ7のための配管距離が長く、
メンテナンス上手間がかかるという欠点を有す
る。即ち、従来のツーウエイドーザにおいては、
プツシユアーム1の先部分にシリンダ7が配置さ
れているので、通常車体に設けられる動力源から
シリンダ7までの距離が長くなり、更に、配管を
保護するためのカバー、例えばカバー20等も長
いものを必要とし、従つて、カバー類の取付ボル
トの数量が多くなり、配管及びカバー類の構成が
複雑となり、メンテナンスも手間のかかるものと
なる。
第5に、シリンダ7、カバー19等がプツシユ
アーム1の前方に配置されているので、車両の前
方荷重が重くなり、車両の迅速で適切な作業の障
害となり易い。
本考案は、上記の通りの欠点を解消するために
なされたものであり、本考案によると、設置部材
に設置されたプツシユアームと、該プツシユアー
ムに旋回可能に設置されたブレードと、該プツシ
ユアームに固定されたシリンダと、該シリンダ内
を運動するシリンダロツドと、一方の端が該シリ
ンダロツドに連結されており、該プツシユアーム
の長手方向に滑動できるように該プツシユアーム
に配置されたレール部材と、該レール部材のもう
一方の端と該ブレードとに旋回可能連結されたブ
レースとを具備することを特徴とするツーウエイ
ドーザが提供される。
第2図乃至第3図を参照して、本考案に従うツ
ーウエイドーザの具体例を説明する。
第2図において、プツシユアーム1、トラニオ
ン2及びブレード3は第1図を参照して説明した
従来のものと同様に配置されている。油圧シリン
ダ手段のシリンダ7′はプツシユアーム1の上に
固定されている。シリンダロツド8はピン10に
よつて、ロワーレール11上を滑動するアツパー
レール12に連結されており、アツパーレール1
2はピン13によつて長さ調節可能なブレース1
4に連結されており、ブレース14はピン9によ
つてブレード3に連結されている。
第3図も参照して、ロワレール11及びアツパ
ーレール12を更に説明する。ロワーレール11
はプツシユアーム1の上に固定されており、この
ロワーレール11にアツパーレール12の下方部
分17が長手方向の滑動のみができるように嵌合
している。下方部分17と一体にアツパーレール
12の上方部分18が設けられており、上方部分
18の両端に、シリンダロツド8及びブレース1
4がそれぞれピン10及びピン13によつて連結
されている。従つて、ピストンロツド8の長手方
向の動きはアツパーレール12によつてブレース
14に伝達される。
ブレース14は、ピン9によつてブレード3に
連結されている。ブレース14は例えばターンバ
ツクルで構成することもでき、ハンドル(図示せ
ず)を回転することにより、ブレース14の長さ
を調整することができるようにできる。
トラニオン2はカバー22によつて覆われてお
り、ロワーレール11及びアツパーレール12の
後方部分、シリンダロツド8並びにシリンダ7′
はカバー23によつて覆われている。処理物はブ
レード3によつて処理され、シリンダ7′及びシ
リンダロツド8は、アツパーレール12及びブレ
ース14を介してブレード3に連結されており、
且つカバー23によつて覆われているので、処理
物がシリンダ7′及びシリンダロツドに付着する
可能性が少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のツーウエイドーザの一部を示
す側面図。第2図は、本考案に従うツーウエイド
ーザの一部を示す側面図。第3図は、第2図の線
−に沿つた断面図。 1……プツシユアーム、2……トラニオン、3
……ブレード、7……シリンダ、8……シリンダ
ロツド、11……ロアレール、12……アツパー
レール、14……ブレース。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方端が設置部材に連結され、他方端がブレー
    ド3の中央部に連結されているプツシユアーム1
    と、 該プツシユアーム1の後方部に固定されている
    シリンダ7′と、 該プツシユアーム1に固定されたロワーレール
    11と、 該シリンダ7′のロツド8に一端部が連結され
    且つ該ロワーレール11上を滑動する長形のアツ
    パーレール12と、 一方端が該アツパーレール12の他端部に連結
    され、他方端がブレード3の上方部に連結されて
    いるブレース14と、 該ロワーレール11及び該アツパーレール12
    の後方部分、該ロツド8並びに該シリンダ7′を
    覆うカバー23と を具備することを特徴とするツーウエイドーザ。
JP1980012789U 1980-02-06 1980-02-06 Expired JPS6235705Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980012789U JPS6235705Y2 (ja) 1980-02-06 1980-02-06

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JP1980012789U JPS6235705Y2 (ja) 1980-02-06 1980-02-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56116463U JPS56116463U (ja) 1981-09-07
JPS6235705Y2 true JPS6235705Y2 (ja) 1987-09-10

Family

ID=29609348

Family Applications (1)

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JP1980012789U Expired JPS6235705Y2 (ja) 1980-02-06 1980-02-06

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS47465U (ja) * 1971-01-25 1972-08-02
JPS4726482U (ja) * 1971-04-15 1972-11-25

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS47465U (ja) * 1971-01-25 1972-08-02
JPS4726482U (ja) * 1971-04-15 1972-11-25

Also Published As

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JPS56116463U (ja) 1981-09-07

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