JPS6234877Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6234877Y2 JPS6234877Y2 JP10524383U JP10524383U JPS6234877Y2 JP S6234877 Y2 JPS6234877 Y2 JP S6234877Y2 JP 10524383 U JP10524383 U JP 10524383U JP 10524383 U JP10524383 U JP 10524383U JP S6234877 Y2 JPS6234877 Y2 JP S6234877Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedal
- fitting wall
- shaft
- rotating body
- stopper shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自転車用折畳みペダルに関するもの
で、折畳み操作あるいは復帰操作を簡便に行なえ
るようにすると共に要求される強度をも満足さ
せ、更にペダル踏面は両面使用を可能にさせるこ
とを目的としたものである。
で、折畳み操作あるいは復帰操作を簡便に行なえ
るようにすると共に要求される強度をも満足さ
せ、更にペダル踏面は両面使用を可能にさせるこ
とを目的としたものである。
従来のこの種ペダルは、折畳み操作、復帰操作
を行なうための構成として折りたたみ軸にペダル
踏み板を上下方向に扇動自在に軸支した構造と折
畳み状態、復帰状態を維持するための係止構造と
を必要とする。
を行なうための構成として折りたたみ軸にペダル
踏み板を上下方向に扇動自在に軸支した構造と折
畳み状態、復帰状態を維持するための係止構造と
を必要とする。
従つて、構成が複雑化してしまうという問題が
あつた。
あつた。
次にペダル踏板の走行者の荷重受けが、ペダル
踏板の基部付近のみで行なわれる構成であるた
め、瞬間的には200Kg程度の荷重負担のあるペダ
ル踏板にとつてはその強度が問題となつていた。
踏板の基部付近のみで行なわれる構成であるた
め、瞬間的には200Kg程度の荷重負担のあるペダ
ル踏板にとつてはその強度が問題となつていた。
更に踏面を片面に限定したため、踏面が常に上
向きになるように回転軸構成をしなければならな
いと共に、このように構成しても実際の使用の際
は、踏み出し時、走行中にペダル踏板が反転して
しまうことがあり、走行者に不安感、不快感を与
えてしまうという問題があつた。
向きになるように回転軸構成をしなければならな
いと共に、このように構成しても実際の使用の際
は、踏み出し時、走行中にペダル踏板が反転して
しまうことがあり、走行者に不安感、不快感を与
えてしまうという問題があつた。
本考案は、上記各問題点を解消すべく提案され
るもので、以下図面に従い本考案の実施例を説明
する。
るもので、以下図面に従い本考案の実施例を説明
する。
本考案はクランクアーム1に先端中央にストツ
パー軸9の嵌合壁受入口14を形成したペダル回
動体5を回動自在に螺着固定し、該ペダル回動体
5の両サイドに螺設した扇動軸6を支軸にして扇
動自在なペダル踏板7を軸支するとともに、先端
に前記嵌合壁受入口14に出入自在に嵌合する嵌
合壁20を有し、後部に前記ペダル踏板7の中央
部に形成された貫通孔15に摺動自在に貫装した
後端軸22をもつ棒状のストツパー軸9を前記後
端軸22に嵌装したスプリング17により前記嵌
合壁20が前記嵌合壁受入口14に嵌合される方
向に付勢して配設したことを要旨とするものであ
る。
パー軸9の嵌合壁受入口14を形成したペダル回
動体5を回動自在に螺着固定し、該ペダル回動体
5の両サイドに螺設した扇動軸6を支軸にして扇
動自在なペダル踏板7を軸支するとともに、先端
に前記嵌合壁受入口14に出入自在に嵌合する嵌
合壁20を有し、後部に前記ペダル踏板7の中央
部に形成された貫通孔15に摺動自在に貫装した
後端軸22をもつ棒状のストツパー軸9を前記後
端軸22に嵌装したスプリング17により前記嵌
合壁20が前記嵌合壁受入口14に嵌合される方
向に付勢して配設したことを要旨とするものであ
る。
第1図〜第3図の実施例について詳細に説明す
ると、クランクアーム1の開放端にペダル軸2を
螺着固定し、このペダル軸2にボール3、玉受環
4から成る軸受けを介して、ペダル回動体5を回
動自在に軸着し、該ペダル回動体5に螺着した扇
動軸6を介してペダル踏み板7を扇動自在に軸支
する。
ると、クランクアーム1の開放端にペダル軸2を
螺着固定し、このペダル軸2にボール3、玉受環
4から成る軸受けを介して、ペダル回動体5を回
動自在に軸着し、該ペダル回動体5に螺着した扇
動軸6を介してペダル踏み板7を扇動自在に軸支
する。
ペダル踏み板7の中央には貫通孔15を形成
し、ここへスプリング8を嵌装したストツパー軸
9を摺動自在に貫装し、該ストツパー軸9の外側
端には指掛け用リング10を付設する。
し、ここへスプリング8を嵌装したストツパー軸
9を摺動自在に貫装し、該ストツパー軸9の外側
端には指掛け用リング10を付設する。
ペダル踏み板7の使用時には、ストツパー軸9
は後方の段付部21に配設されたスプリング8に
よつてクランクアーム1方向へ押しつけられ、先
端の嵌合壁20とペダル回動体5先端中央の凹部
14とが当接する。
は後方の段付部21に配設されたスプリング8に
よつてクランクアーム1方向へ押しつけられ、先
端の嵌合壁20とペダル回動体5先端中央の凹部
14とが当接する。
その結果、ストツパー軸9を貫設したペダル踏
み板7とペダル回動体5とが、ストツパー軸9を
介して一体的に固定されるため、ペダル踏み板7
は扇動軸まわりを扇動せず、水平方向の位置を確
保される。
み板7とペダル回動体5とが、ストツパー軸9を
介して一体的に固定されるため、ペダル踏み板7
は扇動軸まわりを扇動せず、水平方向の位置を確
保される。
次にペダル踏み板7を折畳む場合は、指掛け用
リング10に指を掛けて第3図の矢印A方向へひ
くと、ストツパー軸9とペダル回動体5が分離
し、ペダル踏み板7は水平方向位置確保状態から
解放され、上下方向へと扇動自在となるため、指
掛け用リング10をつまんだままB方向または下
方へと折畳むことができる。
リング10に指を掛けて第3図の矢印A方向へひ
くと、ストツパー軸9とペダル回動体5が分離
し、ペダル踏み板7は水平方向位置確保状態から
解放され、上下方向へと扇動自在となるため、指
掛け用リング10をつまんだままB方向または下
方へと折畳むことができる。
逆に折畳み状態から使用状態への移行は、上記
と逆の操作をすればよい。
と逆の操作をすればよい。
つまり、指掛け用リング10をつまんでストツ
パー軸9を引き出しながら、ストツパー軸9の嵌
合壁20がペダル回動体5の凹部14に嵌合する
位置まで扇動する。
パー軸9を引き出しながら、ストツパー軸9の嵌
合壁20がペダル回動体5の凹部14に嵌合する
位置まで扇動する。
この位置で指掛けリング10を放せば、スプリ
ング8の作用により、ストツパー軸9はクランク
アーム1方向へ押され、嵌合壁20はペダル回動
体5の凹部14の斜面壁をすべりながら軸芯が一
致するに至つて当接状態が完了し、水平方向に位
置固定する。
ング8の作用により、ストツパー軸9はクランク
アーム1方向へ押され、嵌合壁20はペダル回動
体5の凹部14の斜面壁をすべりながら軸芯が一
致するに至つて当接状態が完了し、水平方向に位
置固定する。
なお、凹部14が長期間の使用により摩耗して
いつても、ストツパー軸9の嵌合壁20は食い込
み方向に移動するだけで固定力は安定し、他に特
別の不利益を及ぼさない。
いつても、ストツパー軸9の嵌合壁20は食い込
み方向に移動するだけで固定力は安定し、他に特
別の不利益を及ぼさない。
凹部14は、ペダル回動体5の中芯軸上に形成
されているため嵌合壁20の受圧面を大きくとる
ことがでると共に、内面を嵌合部外面に適合した
テーパー形状とすることにより固定力が強固にな
るという効果がある。
されているため嵌合壁20の受圧面を大きくとる
ことがでると共に、内面を嵌合部外面に適合した
テーパー形状とすることにより固定力が強固にな
るという効果がある。
第4図、第5図は本考案の他の実施例を示した
もので、ペダル踏部13の中央の肉厚部に貫通孔
19を形成し、ここへ摺動自在にストツパー軸1
6を貫装させたものである。
もので、ペダル踏部13の中央の肉厚部に貫通孔
19を形成し、ここへ摺動自在にストツパー軸1
6を貫装させたものである。
前記実施例、後記実施例とも以上のごとき構成
であるため、ストツパー軸を凹部から着脱嵌する
ことにより簡便にペダルを折畳んだり使用状態へ
の操作をすることがでるのである。
であるため、ストツパー軸を凹部から着脱嵌する
ことにより簡便にペダルを折畳んだり使用状態へ
の操作をすることがでるのである。
そしてストツパー軸9,16が回転中芯軸とし
ても機能することができる構成であるため、ペダ
ル踏面の両面使用が可能となり、使用中のペダル
反転による不安感、不快感を解消することができ
るのである。
ても機能することができる構成であるため、ペダ
ル踏面の両面使用が可能となり、使用中のペダル
反転による不安感、不快感を解消することができ
るのである。
なお、本考案ではストツパー軸の引き出しを指
掛け用リング10,18を介して行なう構成とし
ているが、他の任意の手段を採ることも可能であ
ることはいうまでもなく、いずれにしても長期間
の使用でペダルが汚れてきても、従来のごとく踏
み板をつかんで折り畳んだりすることなく、リン
グのみに手をかければよいので、不快感を解消さ
せることができる。
掛け用リング10,18を介して行なう構成とし
ているが、他の任意の手段を採ることも可能であ
ることはいうまでもなく、いずれにしても長期間
の使用でペダルが汚れてきても、従来のごとく踏
み板をつかんで折り畳んだりすることなく、リン
グのみに手をかければよいので、不快感を解消さ
せることができる。
さて、ペダル使用状態においてはペダルへの走
行者の足からの荷重はペダル面で受け、これをペ
ダル回動体の両側部及びストツパー軸とで支持す
るので三点支持の状態となる。
行者の足からの荷重はペダル面で受け、これをペ
ダル回動体の両側部及びストツパー軸とで支持す
るので三点支持の状態となる。
従つて、従来のごとくペダル回動体両側部のみ
で支持する状態に比べ、強度的にきわめて有利と
なる。
で支持する状態に比べ、強度的にきわめて有利と
なる。
以上のごとくして、本考案によれば、簡素な構
成でありながら簡便に操作ができると共に強度的
にもきわめて有利で、しかもペダルの両面を任意
に使用できる自転車用折畳みペダルを提供できる
こととなつた。
成でありながら簡便に操作ができると共に強度的
にもきわめて有利で、しかもペダルの両面を任意
に使用できる自転車用折畳みペダルを提供できる
こととなつた。
第1図は、本考案の実施例を示す一部断面平面
図。第2図は、同使用状態時の一部断面側面図。
第3図は、同折畳み操作を説明する側面図。第4
図は、他の実施例を示す一部断面平面図。第5図
は、同分解斜視図。 図中、1:クランクアーム、2:ペダル軸、
3:ボール、4:玉受環、5:ペダル回動体、
6:扇動軸、7:ペダル踏み板、8:スプリン
グ、9:ストツパー軸、10:指掛け用リング、
11:ペダル回動体、12:折畳み軸、13:ペ
ダル踏板、14:嵌合壁受入口、15:貫通孔、
16:ストツパー軸、17:スプリング、18:
指掛け用リング、19:貫通孔、20:嵌合壁、
21:段付部、22:後端軸。
図。第2図は、同使用状態時の一部断面側面図。
第3図は、同折畳み操作を説明する側面図。第4
図は、他の実施例を示す一部断面平面図。第5図
は、同分解斜視図。 図中、1:クランクアーム、2:ペダル軸、
3:ボール、4:玉受環、5:ペダル回動体、
6:扇動軸、7:ペダル踏み板、8:スプリン
グ、9:ストツパー軸、10:指掛け用リング、
11:ペダル回動体、12:折畳み軸、13:ペ
ダル踏板、14:嵌合壁受入口、15:貫通孔、
16:ストツパー軸、17:スプリング、18:
指掛け用リング、19:貫通孔、20:嵌合壁、
21:段付部、22:後端軸。
Claims (1)
- クランクアームに先端中央にストツパー軸の嵌
合壁受入口を形成したペダル回動体を回動自在に
螺着固定し、該ペダル回動体の両サイドに螺設し
た扇動軸を支軸にして扇動自在なペダル踏板を軸
支すると共に、先端に前記嵌合壁受入口に出入自
在に嵌合する嵌合壁を有し、後部に前記ペダル踏
板の中央部に形成された貫通孔に摺動自在に貫装
した後端軸をもつ棒状のストツパー軸を前記後端
軸に嵌装したスプリングにより前記嵌合壁が前記
嵌合壁受入口に嵌合される方向に付勢して配設し
たことを特徴とする自転車用折畳みペダル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10524383U JPS6013880U (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 自転車用折畳みペダル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10524383U JPS6013880U (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 自転車用折畳みペダル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6013880U JPS6013880U (ja) | 1985-01-30 |
JPS6234877Y2 true JPS6234877Y2 (ja) | 1987-09-04 |
Family
ID=30246773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10524383U Granted JPS6013880U (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 自転車用折畳みペダル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013880U (ja) |
-
1983
- 1983-07-08 JP JP10524383U patent/JPS6013880U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6013880U (ja) | 1985-01-30 |