JPS6233862Y2 - - Google Patents

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JPS6233862Y2
JPS6233862Y2 JP3052183U JP3052183U JPS6233862Y2 JP S6233862 Y2 JPS6233862 Y2 JP S6233862Y2 JP 3052183 U JP3052183 U JP 3052183U JP 3052183 U JP3052183 U JP 3052183U JP S6233862 Y2 JPS6233862 Y2 JP S6233862Y2
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JP
Japan
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tube
lower frame
rear end
rod
frame
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JP3052183U
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JPS59136838U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はチユーブ圧出用ガンに係り、特に建築
用コーキング材を内蔵したチユーブに適用して最
適なチユーブ圧出用ガンに関する。
建築用として用いられるコーキング材は、粘度
が高く、比較的粘稠であるため、このコーキング
材をチユーブに充填して建築現場において手で絞
り出しながら使用することは容易な作業ではな
い。
そのため従来では、コーキング材を円筒状の硬
質容器に充填し、その底部をピストンとするとと
もに先端にノズルを設け、前記ピストンを空気圧
利用または機械的手段により押圧して前記ノズル
からコーキング材を押し出すようにしている。
しかして上記のようにコーキング材を専用の容
器に充填する構造とすると、その容器自体高価に
なることはもちろん、その容器からコーキング材
を押し出すための装置が複雑高価となり、かつ大
型化して重量が嵩み、作業現場における取り扱い
が容易でないものとなるという欠点がある。
本考案はこれに鑑み、コーキング材のように圧
出しにくい材料をチユーブに充填したものであつ
ても、チユーブのまゝ内容物を確実にしかも容易
に絞り出して所望の箇所への塗着が行なえるよう
にしたチユーブ圧出用ガンを提供することを目的
としてなされたものである。
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説
明する。
本考案によるチユーブ圧出用ガン1は、第1図
に示すように、固定ハンドル2に水平方向に挿通
支持された繰出し杆3と、この固定ハンドル2に
軸4により枢支された可動ハンドル5の把持操作
により前記繰出し杆3を所定ピツチずつ前進させ
る繰出し機構6と、前記繰出し杆3の前端に設け
られるチユーブしごき部7と、前記固定ハンドル
2に装着されたチユーブ後端支持部8とから構成
されている。
前記繰出し杆3は断面が角形の棒材により形成
されており、後端はU字状に折り返され、引き戻
しやすくするとともに抜け止めと適宜箇所に引掛
けておけるようになつている。
前記繰出し機構6自体については公知技術に属
するものであるが、一応その構成について説明す
ると、固定ハンドル2の上方部の前壁9および後
壁10間において前記繰出し杆3に第2図に正面
を示すような繰出し板11の角状の孔12が嵌合
され、この繰出し板11と前壁9との間には戻し
用のコイルばね13が嵌合されている。そしてこ
の繰出し板11の下端部11aの背面側には、前
記可動ハンドル5の上端のピン14が当接されて
おり、可動ハンドル5を第1図において軸4を中
心に時計方向へ回動したとき前記繰出し板11が
前進する方向に力が加えられるようになつてい
る。
また固定ハンドル2の後壁10より後方に離隔
した位置において繰出し杆3に第3図に正面を示
すようなストツプ板15の角状の孔16が嵌合さ
れ、このストツプ板15の上端が固定ハンドル2
に支持具17を介して揺動可能に支持されてお
り、このストツプ板15と後壁10との間にはコ
イルばね18が介装されていて、ストツプ板15
は常時は第1図示のように傾斜した状態におくよ
うになつている。
したがつて可動ハンドル5を固定ハンドル2側
に近付けるように握りしめると、可動ハンドル5
の上端で繰出し板11の孔12と繰出し杆3とが
こじれを生じ、その摩擦力により繰出し杆3が前
進し、またストツプ板15は逆に垂直姿勢となる
方向に引張られる関係になるので繰出し杆3の前
進の妨げにはならない。可動ハンドル5の把持を
解くと、コイルばね13の復元力により繰出し板
11が戻されるが、このとき繰出し杆3はストツ
プ板15を傾斜が増す方向に連れ動かすのでその
孔16とこじれが生じ、その摩擦力により戻りが
阻止されるものである。
つぎに本考案に係るチユーブ圧出用ガン1の主
要部であるチユーブしごき部7およびチユーブ後
端支持部8の構成について説明する。
チユーブしごき部7は、繰出し杆3の前端を内
嵌して固着された下部枠体19と、この下部枠体
19の一端でピン20により下部枠体19に対し
開閉自在に枢着される上部枠体21と、下部枠体
19の他端においてピン22により下部枠体19
に対し揺動自在に支承された固定具23、および
上部枠体21、下部枠体19内にそれぞれ設けら
れたローラ24,25とからなつている。
下部枠体19は、底部19aと直立部19bと
を有するL形の部材で左右方向に所定長さを有
し、両端部19c,19cのみがより高いU字形
の突部に形成されている。
そして直立部19bの左右方向の中央に穿設さ
れた孔に前記繰出し杆3の前端部を外側より嵌合
して接着その他の固着手段により繰出し杆3と一
体化されている。
また前記両端部19c,19c上方にはそれぞ
れピン孔が穿設されている。
上部枠体21は、上面部21aと直立部21b
とを有する逆L形の部材で、左右方向に所定長さ
を有し、両端のうち、一端部21cのみが直立部
21bより高い逆U字形に形成されている。そし
てこの一端部21cの先端にはピン孔が穿設され
ている。
上部枠体21は、前記下部枠体19に対し、恰
も蓋をかぶせるように下部枠体19の両端部19
c,19cの一方に上部枠体21の一端部21c
が外嵌されて取付けられている。
そして前記のように下部枠体19および上部枠
体21に設けられた各ピン孔をピン20で結合す
ることにより上部枠体21は、下部枠体19に対
しピン20の回りに反転回動自在に取付けられ
る。
上部枠体21が下部枠体19に対し、前記のよ
うに取付けられたとき、下部枠体19の他方の端
部19cの頂部において上部枠体21の端部が当
接するようになつている。
このような状態では、上部枠体21の直立部2
1b下面と、下部枠体19の直立部19b上面と
の間には所定高さの隙間が形成されるようになつ
ている。そしてこの隙間はチユーブをしごき部7
に取付ける場合に使用される。
固定具23はばね性のある材料で作られ、フツ
ク状で、その一端は、下部枠体19の他端19c
の頂部に穿設されたピン孔に取着されたピン22
を抱持できるよう円形に折り曲げられている。そ
してこの円形内にピン22を抱持したとき、フツ
ク状の他端23aは前記上部枠体21の自由端に
掛合して、上部枠体21が下部枠体19より外れ
ないようにロツクできるようになつている。
前記のように組立られた上部枠体21および下
部枠体19により形成される枠体内には、上下に
ローラ支持部材26,27が設けられている。支
持部材26,27は両端に軸孔が穿設されてい
て、この軸孔に支承された軸28,29にそれぞ
れ上下ローラ24,25が設けられている。
そして各ローラ24,25間には常時僅かの隙
間を保つように、上部ローラ支持部材26の基部
は上部枠体21の上面部に、下部ローラ支持部材
27の基部は下部枠体19の底面部にそれぞれ固
着されている。
したがつて前記のように上部枠体21が第4図
において、ピン20の回りに反時計方向に回動す
ると、上部ローラ支持部材26および上ローラ2
4も共に回動するようになつている。
つぎにチユーブ後端支持部8は、第1図に示す
ように前記固定ハンドル2の上部前壁9面に基部
30aが当接し、基部30aの上部において前方
に突出したフツク30がある。そしてフツク30
の先端部は巾方向の両端および中央にそれぞれ爪
30bを有し、基部30aには前記繰出し杆3を
貫通させるための角形の孔30cが穿設してあ
る。
なお図において31は可動ハンドル5の戻り位
置を規定するストツパである。
このような構造の支持部であると、これに使用
するガンのチユーブは第5図に示すようにチユー
ブ32の後端に複数箇の孔32aのあいたもので
あり、これをガンに取付ける場合、孔32aに爪
30bを引掛けるだけでワンタツチで行なうこと
ができ、極めて容易に取付けられる効果をもつも
のである。
第6図および第7図はチユーブ後端支持部8の
他の変形例を示すもので、支持枠部33の上端縁
により形成された下部把持枠34と、この支持枠
部33の一端に基部が枢支されたレバー状の上部
把持枠35と、支持枠部33の他端に枢着され、
前記上部把持板35の自由端に掛合して固定する
固定手段としてのフツク状の固定具36とで構成
されている。
上記の下部把持枠34は、長手方向上面に溝3
4aを有するU字状断面に構成され、上部把持枠
35との間には所定の大きさの隙間をもたせるよ
うにしてある。
上記の構造は詰替え式のチユーブに対して使用
するもので、例えば第8図a,b,cに示すよう
に、下方の開いた押し出しチユーブ37に、第8
図bのようにコーキング材などの内容物を充填あ
るいは再充填し、その上で下端を折り曲げ閉鎖具
38を取付け、第8図cのように閉鎖が完了した
状態を得る。
第8図cの状態でチユーブ37を後端の支持部
8に取付ける場合、第9図に示すように使用する
チユーブ37が円柱状の閉鎖具38を有するた
め、チユーブ後端支持部8の把持間隔は、閉鎖具
38の直径以下ならばすべて把握可能となり、間
隙調整機能および調整機能のない場合においては
間隙精度が不要となる効果が得られる。
つぎに上記実施例の作用を説明する。まず第4
図においてチユーブしごき部7の固定具23を外
し、上部枠体21を反時計方向に反転させる。こ
の状態のときチユーブ後端に複数箇の孔32aの
あるチユーブ32を取出して、この各孔32aに
後部支持部8に設けたフツクの同数の爪30bを
ワンタツチで嵌め込む。
そしてチユーブ32の後端に近い部分を前記の
ように上部枠体21の取除かれた下部枠体19の
上に載置する。
その後、上部枠体21を時計方向に反転させて
元の閉じた状態に戻す。つぎに固定具23のフツ
ク状の先端を上部枠体21に対して当接させ、こ
れにより上部枠体21を下部枠体19にロツクさ
せる。
こうしたのち、固定ハンドル2と可動ハンドル
5とを把持して握りしめると、可動ハンドル5が
軸4を中心として第1図において時計方向に回動
し、その上端のピン14が繰出し板11の下端部
11aを押圧するので、この繰出し板11は繰出
し杆3に対し傾斜し、その孔12と繰出し板3と
の間にこじれが生じて繰出し杆3を伴なつて前進
する。
この前進によりしごき部7全体が前進するの
で、上下ローラ24,25によりチユーブ32が
スムーズにしごかれ、内部のコーキング材が均一
に口部から絞り出される。
可動ハンドル5の把持を解くと、前述したよう
に繰出し板11はコイルばね13により戻される
が、繰出し杆3はストツプ板15とこじれて戻れ
ず前進した位置に留められる。
上記の操作を繰返すことによりしごき部7が逐
次前進し、チユーブ32を後方からしごいて内部
のコーキング材をスムーズに、かつ平均に絞り出
すことができる。
全量のコーキング材を絞り出したのちは、固定
具23を外し、上部枠体21を反転させて空にな
つたチユーブ32を上部に引き上げれば、後部支
持部8より簡単に取外すことができる。
以上説明したように本考案によれば、コーキン
グ材のように粘度が高く粘稠の材料をチユーブに
充填したものであつても、作業現場において簡単
に圧出して使用することができ、従来のように専
用の容器に充填する必要がなく、そのため低廉な
チユーブをそのまま使用することができ、その操
作も軽便で手軽に使用することができる。またチ
ユーブの絞り出しは、しごき部に上下ローラを取
付けたため、しごき部のチユーブはこのローラに
挾まれて滑動がスムーズになり、内容物を均一に
取り出すことができるし、しかも繰出し杆ととも
に前進するようにしたしごき部において行なうよ
うにしたので、チユーブの後端から先端にかけて
確実に絞り出すことができ、そのくり出し部はチ
ユーブに充填されている内容物の性状に合わせて
最適な絞り状態に調節することができるので、一
層円滑な絞り出しができるなどの種々の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るチユーブ圧出用ガンの一
実施例を示す一部を断面とした側面図、第2図は
第1図における繰出し板の正面図、第3図は同ス
トツプ板の正面図、第4図は第1図におけるしご
き部の正面図、第5図は第1図のような構造に適
用するチユーブの外観図、第6図および第7図は
チユーブ後端支持部の変形例を示す側面図および
斜視図、第8図は詰替式のチユーブの充填状況を
示す状態図、第9図は第8図のチユーブが後端支
持部に支持された状態を示す断面図である。 1……チユーブ圧出用ガン、2……固定ハンド
ル、3……繰出し杆、5……可動ハンドル、6…
…繰出し機構、7……チユーブしごき部、8……
チユーブ後端支持部、11……繰出し板、15…
…ストツプ板、19……下部枠体、21……上部
枠体、24,25……ローラ、32……チユー
ブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定ハンドルに摺動自在に挿通支持された繰出
    し杆と、前記固定ハンドルに枢支された可動ハン
    ドルを把持することにより前記繰出し杆を間歇的
    に繰出す繰出し機構とを有するものにおいて、前
    記繰出し杆の前端にチユーブしごき部を、前記固
    定ハンドルにチユーブ後端支持部をそれぞれ設
    け、前記しごき部は、前記繰出し杆の前端に固定
    された下部枠体と、該下部枠体に対向し、かつ下
    部枠体に開閉可能に枢着された上部枠体とを有
    し、該上部枠体および下部枠体内には対向したと
    き互に近接する上下のローラを配設してなり、前
    記チユーブ後端支持部は、チユーブ後端を直接ま
    たは間接的に支持する手段を設けてなり、前記可
    動ハンドルの把持操作により前記繰出し杆を所定
    ピツチずつ前進させ、これと共に前進するしごき
    部の上下のローラによりチユーブをしごいて内容
    物を絞り出すようにしたことを特徴とするチユー
    ブ圧出用ガン。
JP3052183U 1983-03-04 1983-03-04 チユ−ブ圧出用ガン Granted JPS59136838U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3052183U JPS59136838U (ja) 1983-03-04 1983-03-04 チユ−ブ圧出用ガン

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JP3052183U JPS59136838U (ja) 1983-03-04 1983-03-04 チユ−ブ圧出用ガン

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Publication Number Publication Date
JPS59136838U JPS59136838U (ja) 1984-09-12
JPS6233862Y2 true JPS6233862Y2 (ja) 1987-08-29

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ID=30161406

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JP3052183U Granted JPS59136838U (ja) 1983-03-04 1983-03-04 チユ−ブ圧出用ガン

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