JPS6233593Y2 - - Google Patents

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JPS6233593Y2
JPS6233593Y2 JP8645084U JP8645084U JPS6233593Y2 JP S6233593 Y2 JPS6233593 Y2 JP S6233593Y2 JP 8645084 U JP8645084 U JP 8645084U JP 8645084 U JP8645084 U JP 8645084U JP S6233593 Y2 JPS6233593 Y2 JP S6233593Y2
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JP
Japan
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ashtray
storage box
instrument panel
rear plate
automobile
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JP8645084U
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JPS612097U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の車内におけるインストルメ
ントパネルに装着される構造簡単な灰皿の改良に
関する。
〔従来の技術〕
自動車の車内におけるインストルメントパネル
に装着される従来の灰皿は、例えば特公昭59−
16972号公報に開示されているように、インスト
ルメントパネルに対して引出式に構成し、この灰
皿の上面に、当該灰皿をインストルメントパネル
から引き出すと跳ね上がるようにしたプロテクタ
ーを設けて、灰皿内から立ち昇る煙によつてイン
ストルメントパネルが汚れることを前記プロテク
ターにて防止するようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このように引出式の灰皿に、当該灰皿
をインストルメントパネルから引き出すと跳ね上
がるようにしたプロテクターを設けることは、灰
皿の構造が複雑になつて、当該灰皿の掃除が困難
になることに加えて、プロテクターを設けること
によつて部品点数が多くなりその製造コストが嵩
むのであつた。
本考案は、灰皿の構成部材の一部が前記プロテ
クターを構成するようにして、従来の問題点を解
消したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案は、自動車の車内におけるイン
ストルメントパネルの前面に凹み形成した収納ボ
ツクス内に装着して成る灰皿において、前記灰皿
を断面略扇型にして、その下端を前記収納ボツク
ス内に回動自在に枢着する一方、前記収納ボツク
ス内には、灰皿を当該収納ボツクス内に収容した
ときの収容状態に保持する係脱自在な係止具を設
け、前記灰皿には、当該灰皿を収納ボツクス内か
ら引き出し回転したときその後面板の上端が前記
インストルメントパネルの前面より突出する位置
において灰皿の回転を阻止するようにしたストツ
パーを設け、且つ、前記灰皿の後面板の上端を灰
皿内に湾曲形成した構成したものである。
〔作 用〕
すなわち、このように灰皿をインストルメント
パネルの凹所内から引き出し回転したときその後
面板の上端が前記インストルメントパネルの前面
より突出すると共に、当該灰皿における後面板の
上端を、灰皿内に湾曲形成したことにより、この
後面板の上端は、灰皿から立ち昇る煙をインスト
ルメントパネルから離れる方向にガイドする作用
を行うから、従来のような跳ね上げ式のプロテク
ターを用いることなく、煙によるインストルメン
トパネルの汚れを防止できるのである。
〔実施例〕
以下本考案を実施例の図面について説明する
と、図において1は自動車の車内におけるインス
トルメントパネル、2は該インストルメントパネ
ル1の前面から凹み形成した収納ボツクス、3は
該収納ボツクス2内に位置する灰皿を各々示し、
前記収納ボツクス2及び灰皿3は、耐火性を有す
る合成樹脂又は金属板で作られている。
前記灰皿3を、断面略扇型に形成して、その左
右両側面の下部にピン4,4を突出し、該両ピン
4,4を前記収納ボツクス2内の下部に穿設した
ピン孔5,5に回転自在に係合する一方、前記収
納ボツクス2内の上部には、前記灰皿3を当該収
納ボツクス2内に収納したとき、灰皿3の左右両
側板3a,3aに設けた凹所6に着脱自在に係合
して、灰皿3を収納状態に保持するようにした板
ばね製の係止具7を設ける。
また、前記灰皿3には、当該灰皿3を収納ボツ
クス2内から引き出し回転したときその後面板3
bの上端3b′が、前記インストルメントパネル1
の前面より突出する位置において、収納ボツクス
2内における突起8に接当してそれより以降の灰
皿3の回転を阻止するようにしたストツパー9を
設け、且つ、前記灰皿3の後面板3bの上端3
b′を灰皿3内に湾曲形成する。
なお、図中符号10は、煙草をもみ消すための
リプ、11は灰皿3を引き出し場合に指を掛ける
ための取つ手を各々示す。
この構成により、灰皿3は、収納ボツクス2内
に収納すると、係止具7が灰皿3における凹所6
に係合することより、灰皿3を収納状態に確実に
保持できる。
そして、灰皿3を、そのストツパー9が、収納
ボツクス2内の突起8に接当する所まで引き出す
と、当該灰皿3における後面板3bの上端3b′が
第1図に示すようにインストルメントパネル1の
前面より突出する一方、この後面板3bの上端3
b′を、灰皿3内に湾曲形成したことにより、灰皿
3内から立ち昇る煙は、前記後面板3bの上端3
b′によつて点線矢印(A)で示すように、インストル
メントパネル1から離れる方向にそらせガイドさ
れることになつて、灰皿3内から立ち昇る煙がイ
ンストルメントパネル1に直接触れるのを防止で
きる。
なお、灰皿3を収納ボツクス2への収納状態に
保持する係止具7、及び灰皿3に対するストツパ
ー9は、図示の形状のものに限らず、同じ機能に
有するもおであれば他の形状のものでも良いこと
は言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上の通り本考案によると、自動車用灰皿にお
ける従来の跳ね上げ式のプロテクターを、灰皿の
構成部材の一部によつて構成でき、換言すると、
従来の跳ね上げ式のプロテクターを廃止できるか
ら、灰皿の掃除が簡単になる一方、灰皿における
部品点数が少くなくなり、灰皿の製造コストを著
しく低減できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断正
面図で灰皿を引き出したときの図、第2図は第1
図の−視断面図、第3図は灰皿を収納したと
きの図である。 1……インストルメントパネル、2……収納ボ
ツクス、3……灰皿、4……ピン、5……ピン
孔、6……凹所、7……係止具、3a……灰皿の
後面板、3a′……後面板の上端、8……突起、9
……ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の車内におけるインストルメントパネル
    の前面に凹み形成した収納ボツクス内に装着して
    成る灰皿において、前記灰皿を断面略扇型にし
    て、その下端を前記収納ボツクス内に回動自在に
    枢着する一方、前記収納ボツクス内には、灰皿を
    当該収納ボツクス内に収容したときの収容状態に
    保持する係脱自在な係止具を設け、前記灰皿に
    は、当該灰皿を収納ボツクス内から引き出し回転
    したときその後面板の上端が前記インストルメン
    トパネルの前面より突出する位置において灰皿の
    回転を阻止するようにしたストツパーを設け、且
    つ、前記灰皿の後面板の上端を灰皿内に湾曲形成
    して成る自動車用灰皿。
JP8645084U 1984-06-11 1984-06-11 自動車用灰皿 Granted JPS612097U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8645084U JPS612097U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 自動車用灰皿

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8645084U JPS612097U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 自動車用灰皿

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS612097U JPS612097U (ja) 1986-01-08
JPS6233593Y2 true JPS6233593Y2 (ja) 1987-08-27

Family

ID=30637772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8645084U Granted JPS612097U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 自動車用灰皿

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JP (1) JPS612097U (ja)

Also Published As

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JPS612097U (ja) 1986-01-08

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