JPS6232599A - ロ−ドサ−ベイシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は電気、ガス、水道等の各使用聞を屋内に設置さ
れた各機器、例えば冷′ｉａ庫や水道弁ごとに計測して
収集するロードサーベイシステムの改良に関する。

〔発明の技術的背景〕

屋内に設置されたテレビジョン、クーラ、冷蔵庫等の電
気機器や水道弁で使用される各電力量や水道層を計測す
るロードサーベイシステムがある。

このシステムを使用電力量の収集を例にとって説明する
と、従来は各電気機器の！Ｉプラグと差込みコンセント
との間に使用電力量センサを内蔵したアダプタユニット
をそれぞれ接続してこれらアダプタユニットにロードサ
ーベイメータを信＠線を介して接続する。これによりア
ダプタコニツ１−により計量された使用電力量は一定時
間毎にロードサーベイメータ内に設けられたメモリに順
次記憶される。そして、所定期間毎に収集口がデータ収
集専用のレコーダを持って屋内に入り、これを各ロード
サーベイメータに接続してメモリに記憶された使用電力
量を収集している。

〔背瑣技術の問題点〕

しかしながら上記システムでは計測すべき各電気機器が
屋内に在るため次のような問題がある。

すなわち、 （１）データを収集する場合、専用のレコーダを各電気
機器に接続しなければならないので、留守の場合にはデ
ータ収集が全くできず改めて別の日に訪問して収集しな
ければならず運用上煩わしさがある。

（２）　　また、データ収集の場合に収集具は各部屋ま
で入りこまなければならないので、プライバシー侵害等
が常に付纒っている。

（３）上記（１）、（２）の問題を解決するためにロー
ドサーベイメータを累外に設置して各アダプタユニット
との間を専用線で接続することが考えられるが、これで
は経済的に大きな負担がかかつてしまう。

〔発明の目的〕

本発明は、上記実情に基づいてなされたもので、その目
的とするところは、プライバシー侵害を無くしてデータ
収集を円滑にでき、かつ経済性に潰れた信頼性の高いロ
ードサーベイシステムを提供することにある。

〔発明のｍ要〕

本発明は、配電線に接続されるとともに使用積算量を収
集する記録計の接続端子を備えた親機を屋外に設置し、
かつ屋内に各機器に対してそれぞれ機器の使用量状態に
応じたパルス信号を配電線に搬送する子機を設け、もっ
て親機が各子機からのパルス信号を受けて各機器別に使
用積算量を記憶し、かくして屋外で収集作業を行うよう
にしだロードサーベイシステムである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は使用電力量の収集に適用したロードサーベイシ
ステムの全体構成図である。同図においてＡは屋外、Ｂ
は屋内を示しており、屋外Ａにはロードサーベイシステ
ムの親機１が設置されて低圧配電線２に接続され、また
聰内Ｂにはそれぞれ設置された各テレビジョン、クーラ
、冷Ｒ１８の電気機器３−１．３−２・３−ｎと低圧配
ＩＩ！１２との間に子機４−１．４−２・・・４−ｎが
接続されている。５ｕｉｉは、８子１ｌＩ４−１〜４−
ｎに対して時分割で呼出信号Ｑを低圧配電１２に供給さ
れる電力波形Ｐに搬送して各子機４−１〜４−ｎに送出
し、これに応じた８子！ｆｉ４−１〜４−ｎからの各電
気機器３−１〜３−ｎの電力使用状態に応じたパルス信
号を受けて各電気機器３−１〜３−ｎ別に使用電力積算
量を求めて記憶し、さらに記憶した使用電力積算量の収
集するためのレコーダ５を接続するためのコネクタ１ａ
を備えている。

また、各子機４−１〜４−ｎはそれぞれ電気機器３−１
〜３−ｎの電力使用状態に応じた周期のパルス信号を電
力波形Ｐに搬送させて１Ｈ１１に送出する機能をもった
ものである。なお、ブロッキングフィルタ６は隣家への
信号漏れや外部からの信号浸入を防止するためのもので
あり、また７は分電盤である。

第２図は１２機１の具体的は構成図を示している。

低圧配電線２には搬送波注入１〜ランス１０が接続され
、このトランス１０の二次側に電力波形Ｐのゼロクロス
検出回路１１および入出力インターフェイス１２が接続
されている。これによりゼロクロス検出回路１１がゼロ
クロス点を検出するとその検出信号がタイマ回路１３に
送出され、このタイマ回路１３からは検出信号を受けて
から所定時間ｔａ、例えば１■ｓｅａ経過後に送受起動
タイミング信号Ｓ１が入出力インターフェイス１２を介
して主制御部１４に送られるようになっている。また、
このタイマ回路１３は１５分毎に時限信号ｇ１を送出す
る機能をもっている。したがって、第４図に示すように
電力波形Ｐのゼロクロス点Ｚの検出時からｔａ時間経過
後に呼出信号（アドレスコード）が時間ｔｂ間に搬送さ
れるものとなっている。そして、入出力インターフェイ
ス１２と主制御部１４との間には搬送波送信部１５と搬
送波受信部１６とが接続されている。また子機アドレス
コード部１７には各子機４−１〜４−ｎに対して予め設
定された各アドレスコードが記憶されており、このアド
レスコードが読み出されて呼出信号Ｑとして搬送波送信
部１５によりアナログ化されて電力波形Ｐに搬送される
ことになる。なお、アドレスコードは第５図に示すよう
に期間【ｂの最初の（ｔｂ／４）期間をハイレベルとす
ることにより例えば「１」を示し、次の（ｔｂ／４）期
間で「２」を示すものとする。このようにして例えば、
「１１」のアドレスコードを示すには信号ｂａのような
信号を搬送させる。搬送波受信部１６は各子機４−１〜
４−ｎからの使用電力量に応じたパルス信号を受けて主
制御部１４にディジタル化して送るものである。この主
制御部１４は、時分割に送られてくるパルス信号を各電
気機器３−１〜３−ｎ別にカウンタ１８おいてカウント
させ、そのカウント値を各電気機器３−１〜３−ｎ別に
記憶領域を変更して別々にメモリ１９に記憶制御してい
る。２０のデータ出力制御部は、コネクタ１ａにレコー
ダ５のコネクタ５ａが接続された場合に主制御部１４か
らの指令を受けてメモリ１９に記憶された各電気機器３
−１〜３−ｎ別の使用電力積譚員を読み出してデータ送
出インターフェイス２１を介してレコーダ５に送出する
ものである。２２はｉ機器に電力を供給する安定化電源
回路である。

第３図は子機４−１〜４−ｎの具体的な構成図である。

３０は低圧配′ＲＩｉＩ２と接続されるプラグ刃であり
、３１は各電気機器３−１〜３−ｎのＡＣプラグ３２が
挿入される受刃部であって、これらは導１ｉ１３３によ
り接続されている。この導線３３には、消費電流に比例
した電圧信号を得るＣＴセンサ３４が設けられるととも
に、このＣＴセンサ３４からの電圧信号と負荷電圧とに
より使用電力量を演算し求め、この電力に応じたパルス
信号を送出する電力センサ３５が接続されている。

なお、パルス信号は分周回路３６により分周されて主制
御部３７に送られるようになっている。さらにこの子機
４−１〜４−ｎには、このパルス信号を親１１に送出す
るための機能が設けられている。すなわち、導線３３に
搬送波注入トランス３８が接続され、このトランス３８
にゼロクロス検出回路３９および入出力インターフェイ
ス４０が接続されている。そして、ゼロクロス点Ｚ検出
時から所定時間ｔａ経過後に送受起動タイミング信号Ｓ
２を主制御部３７に送出するタイマ回路４１が設けられ
ている。なお、このタイマ回路４１からは１５分毎の時
限信号ｇ２が送出される。また、入出力インターフェイ
ス４０と主１ＩＩＩ１１１部３７との間には搬送波送信
部４２と搬送波受信部４３とが接続されている。子機ア
ドレスコード設定部４４には自身のアドレスコードが設
定されている。なお、Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３、Ｃ４はコンデ
ンサである。

次に上記の如く構成されたシステムの動作について説明
する。ｉ＊ｉは時分割に杏子ｔ１４−１〜４−ｎに対し
て呼出信号Ｑを送出する。つまり、第６図に示すように
子機４−１に対して設定されたアドレスコードの呼出信
号ｑ１、子ｌ１１４−２に対して設定されたアドレスコ
ードの呼出信号ｑ２および子ｔｆｉ５−ｎに対して設定
されたアドレスコードの呼出信号ｑｎを所定期間毎に送
出する。具体的にこの呼出信号Ｑの送出動作は、ゼロク
ロス検出回路１１が電力波形Ｐのゼロクロス点２を検出
し、この検出信号がタイマ回路１３に送出されると、こ
のタイマ回路１３から所定期間ｔａ経過後に送受起動タ
イミング信号Ｓ１が主制御部１４に送出される。この主
制御部１４は送受起動タイミング信号Ｓ１を受けると同
時に子機アドレスコード部１７から各子機４−１〜４−
ｎのアドレスコードを順次読み出して搬送波送信部１５
に送り、この搬送波送信部１５によりアナログ化して送
出させる。これにより例えば、子！１４−１のアドレス
コードが呼出信＠ｑ１として第４図に示すように電力波
形Ｐに搬送される。この呼出信号ｑ１は各子機４−１〜
４−ｎに対して送出されるが、アドレスコードが一致し
たちの以外は応答しない。つまり、呼出信号ｑ１は、子
１ｆｉ４−１〜４−ｎにおいてゼロクロス検出回路３８
により電力波形Ｐのゼロクロス点２が検出され、タイマ
回路４１から送受起動タイミング信号Ｓ２が送出された
時点つまりｉ＊ｉにおいて呼出信号ｑ１が送出された時
点に搬送波注入トランス３８、入出力インターフェイス
４０を介して呼出信号ｑ１を搬送波受信部４３に入力す
る。この搬送波受信部４３は呼出信号ｑ１をアナログ化
して主制御部３７に送り、この主制御部３７により子機
アドレスコード設定部４４に設定された自身のアドレス
コードを読み出して一致するかを判断する。そして、一
致すれば主制御部４０は分周回路３６からのパルス信号
の状態つまりハイレベル「）」」かローレベルｒＬＪか
を判断してその状態に応じた信号を送出する。この場合
、子機４−１が一致と判断する。これを具体的に説明す
ると、電力センサ部３５は負荷電圧およびＣＴセンサ３
４からの消費電流に比例した電圧信号により電気機器３
−１の使用電力量を演算して求め、この使用電力量に応
じた周期のパルス信号を分周回路３６に送出する。した
がって、この分周回路３６からは使用電力量に応じたパ
ルス信号Ｗ１が送出される。なお第６図では電気機器３
−１に対するパルス信号Ｗ１が最も使用電力量が多く、
次に電気機器３−２、次に電気機器３−ｎの順となって
いる。

そうして、主制御部３７はこの呼出信号ｑ１を受けた時
点でのパルス信号の状態ｒＨＪを判断してこれを示すデ
ータＤ１をタイマ回路４１からの送受起動タイミング信
号Ｓ２を受けた時点で搬送波送信部４２に送出する。こ
の搬送波送信部４２はこのデータＤ１をアナログ化して
入出力インターフェイス４０を介して搬送波注入トラン
ス３８に送る。

かくして、第４図に示す如くに搬送されてｌ！ｍ１に伝
送される。さて、親機１では、ゼロクロス点２検出から
所定時間ｔａ経過後に子機３−１からのアナログ化され
たデータＤ１を搬送波受信部１６により受信し、これを
ディジタル化して主ｌ１ＩＩＩ１部１４に送る。ここで
、主制御部１４は次のようにして電気機器３−１の使用
電力量の積算量を求める。すなわち、パルス信号Ｗ１の
ｒＬＪレベルからｒＨＪレベルへの変化を１カウントと
してカウントする。したがって、子機３−１から送られ
てくるデータがｒＬＪレベルからｒＨＪレベルに変化す
れば、これを判断してカウンタ１９をカウントさせる。

そうして１５分毎に送出される時限信号ｇ１によりカウ
ント値をメモリ１９の各電気機器３−１〜３−ｎに対応
した各領域に記憶させる。

以上の動作が８子１４−１〜４−ｎごとに時分割で行な
われて、各電気機器３−１〜３−ｎの使用電力積Ｉｌ量
がメモリ１９の所定領域に記憶される。

さて、この親機１に記憶された各電気機器３−１〜３−
ｎごとの使用電力積算量の収集は次のように行なわれる
。つまり親機１のコネクタ１ａにレコーダ５が接続され
ると、このレコーダ５からデータ収集信号がデータ送出
インターフェイス２１、データ出力制御部２０を通って
主制御部１４に取込まれる。そうすると、主ＩＩＩ　ｍ
部１４はデータ出力制御部２０に対してデータ収集指令
を発し、これによりデータ出力ｉｌｌ　８部２０はメモ
リ１９から順次各電気機器３−１〜３−ｎ別に使用電力
積算量のデータを読みだし、データ送出インターフェイ
ス２１を介してレコーダ５に送出する。

この結果、各電気１５１ＰＪ３−１〜３−ｎの使用電力
積算量が収集される。

このように上記一実施例においては、低圧配電線２に接
続されるとともに使用積算量を収集するレコーダ５のコ
ネクタ１ａを備えた親機１を屋外Ａに設置し、かつ屋内
Ｂの各電気閤器３−１〜３−ｎに対してそれぞれ電気機
器３−１〜３−ｎの使用電力量に応じたパルス信号を低
圧配Ｎ線２に搬送する子１１４−１〜４−ｎを設け、も
って親機１が８子１１１４−１〜４−ｎからのデータ信
号Ｄ１〜Ｄｎを受けて各灘器３−１〜３−ｎ別に使用積
算量を記憶するようにしたので、データの収集は屋外Ｂ
において容易にでき、屋内に入ってブライバシを侵害す
る恐れは全くなくなり、かつその収集作業の能率も向上
する。また、データ伝送は既設の低圧配置！縮２を利用
し、その伝送方式もゼロクロス点Ｚから所定期間ｔａ経
過後に搬送させるので、別途専用の信号線が不要となり
、かつ簡単なコードにより伝送するので、経済性に浸れ
データ伝送の信頼性も向上する。さらに、各子機４−１
〜４−ｎにメモリ、カウンタ、データ回収用の回路等が
不要となり、かつ親！！１１に複数の子機４−１〜４−
ｎを接続できるので、運用面おいて能率が向上する。

なお、本発明は上記一実施例に限定されるものではなく
その主旨を逸脱しない範囲で変形することが可能である
。例えば、次のような変形が可能である。

■　このシステムは単相２線式だけではなく単相３線式
や三相３線式等にも適用でき、その定格およびＡＣプラ
グの形状もそれに応じて変形できる。

■　電力センサ部は単なるＣＴセンサとして使用電力量
に応じたパルス信号を送出するものとしてもよい。

■　呼出信号およびデータの搬送は供給電力波形Ｐの正
側にしているが、これを負側にしてもよい。

■　アドレスコードは各子機に対して同一にならないよ
うに設定すればよく、またバイナリコードだけでなくス
タートビット、パリティビット、副部ビット等を付加し
てデータ長を長くしても影響はない。

■　データのｒＨＪレベルおよびｒＬＪレベルを示すコ
ードはアドレスコードと同一にならなければ、いかなる
コードを用いてもよい。

■　さらに、使用電力量ばかりでなく、屋内でのガス、
水道等の使用量を収集するようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上詳記したように本発明によれば、プライバシー侵害
を無くしてデータ収集を円滑にでき、かつ経済性に優れ
た信頼性の島いロードサーベイシステムを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わるロードサーベイシステムの一実
ｌｌｌ１例を示す全体構成図、第２図は本システムの親
機の具体的な構成図、第３図は本システムの子機の具体
的な構成図、第４図は本システムの搬送作用を説明する
ための図、第５図は各子機のアドレスコードの搬送を説
明するための図、第６図は本システムの各電気曙器別の
データ収集のタイミング図である。 １・・・ｌｉ機、１ａ・・・コネクタ、２・・・低圧配
電線、３−１〜３−ｎ・・・電気機器、４−１〜４−ｎ
・・・子機、５・・・レコーダ、１０．３８・・・搬送
波注入トランス、１３．４１・・・タイマ回路、１４．
３７・・・主制御部、１５．４２・・・搬送波送信部、
１６．４２・・・搬送波受信部、１７・・・子機アドレ
スコード部、１８・・・カウンタ、１９・・・メモリ、
２０・・・データ出力制御部、２１・・・データ送出イ
ンターフェイス、４４・・・子機アドレスコード設定部
。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第４図 ；　　　　１　　　　　　　； ←ｔａ＋−ｔｂ−−一一 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 屋内に設置された機器で使用される電気量等の使用量を
   各機器ごとに計測する装置において、配電線に接続され
   るとともに屋外に設置された親機と、前記各機器ごとに
   接続された複数の子機とを具備し、この子機は前記配電
   線を搬送してくる前記親機からの呼出信号を受けて前記
   機器の使用量状態に応じたパルス信号をそれぞれ前記配
   電線に搬送し、前記親機は前記子機からのパルス信号を
   受けて前記機器ごとの使用積算量を求めて記憶し、かつ
   この使用積算量を回収するための記録計接続用の端子を
   備えたことを特徴とするロードサーベイシステム。