JPS6231480B2 - - Google Patents
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- JPS6231480B2 JPS6231480B2 JP10257777A JP10257777A JPS6231480B2 JP S6231480 B2 JPS6231480 B2 JP S6231480B2 JP 10257777 A JP10257777 A JP 10257777A JP 10257777 A JP10257777 A JP 10257777A JP S6231480 B2 JPS6231480 B2 JP S6231480B2
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Description
この発明は線形粒子加速装置に係わり、特に加
速粒子(電子)ビームの制御に関するものであ
る。
この種の線形粒子加速装置は第1図に示すよう
に、マグネトロン等のマイクロ波発生器MGから
の数千MHzのマイクロ波の大電力により、1〜
2mの長さの加速管ATの真空に保たれた内部に
て強電界を作り、電子銃EGから放出される電子
ビームを数十KeVのエネルギをもつて入射し、
その電子を前記強電界の波頭に乗せた形で光速度
近くまで加速し、0.1mm程度のチタン(Ti)等の
軽金属の出力線TWを介して空気中に高エネルギ
の電子線を取出し、あるいはその電子線をタング
ステン(W)等の重金属のターゲツトに衝突させ
てX線を取出すものである。尚、マイクロ波発生
器MG及び電子銃EGは高圧パルス電源PSから数
十KVのパルス電圧の供給によつて駆動してい
る。
而して、この線形粒子加速装置を医療用(放射
線治療装置)として用いる場合には、フラツトニ
ングフイルタ等により電子線の強度分布の均一化
を図り、安定した放射線とした後使用される。す
なわち、加速管から導出された電子線の強度分布
は、放射軸をピーク点として山形に分布するため
フイルタを介して平担な強度分布になるように補
正しているが、電子線の軌道が本来の放射軸から
ずれた場合、フイルタ透過の強度分布の均一化は
図れない。
そこで、第1図に示すように加速管ATの出力
端である薄窓TWの後段の照射野内に2対の放射
線検出器RD11,RD12,RD21,RD22を設け(第2
図参照)、その検出器RD11,RD12,RD21,RD22
の対向する同士の出力信号をそれぞれ差動増幅器
SA1,SA2に加え、各差の出力信号を励磁電流制
御回路EC1,EC2に与え、ステアリングコイル
SC1,SC2を制御し、電子銃EGから放出される電
子ビームの加速管ATへの入射軌道を修正し、結
果的に出力放射線の強度分布を均一化するように
したものが知られている。しかしながら、上記の
ような方法では、加速管から導出された電子線の
拡がりが大きくなつた後の所定領域の平均の強度
分布に基いてステアリングコイルにフイードバツ
クしてるため、電子線の放射軸を本来の位置へ軌
道修正することが困難であつた。すなわち、前記
放射線検出器RD11,RD12,RD21,RD22は、第2
図に示すように、円形の照射野Qに内接するよう
に、また放射軸Pを挾んでそれぞれ対向して配置
されている。そしてそれぞれ対向する検出器同士
の検出信号の差を取出すようにしているため、各
検出器においては、長手方向に沿つた各箇所のそ
れぞれの線量率に差があつても、全体としての線
量率に比例した出力信号が、対向する検出器の出
力信号との間に差がなければ電子線の強度分布が
均一であるとみなされ、電子線の軌道の適正化は
望めなかつた。
また、この種の装置においては、電子流の大き
さ、すなわち、出力線量を検出し、設定量になる
ようにフイードバツクをかけることが行なわれ
る。その電子流の大きさを検出する方法として、
電子流を取囲むように環状磁性体を配置し、この
環状磁性体に巻かれたコイルに誘起される電圧に
より電子流の大きさを検出する方法が知られてい
るが、電子流の軌道を検出することはできなかつ
た。
この発明は上記の事情を踏えてなされたもので
あつて、電子流の軌道及び大きさを同一の検出手
段で検出し、それぞれの検出信号を各制御手段に
フイードバツクして最適加速粒子(電子線)を得
ることができる線形粒子加速装置を提供すること
を目的とする。
以下第3図及び第4図を参照してこの発明の一
実施例の構成について説明する。尚、第1図と同
一の部分には同一符号を付し、説明を簡略する。
第3図において、ODは加速管ATの出力端に
一端が連結され、他端がチタン(Ti)等の出力
窓TWが設けられ、内部に4本のワイヤが張られ
た検出器である。すなわち、第4図a,bで示す
ように、円筒状の長さlを有する本体の両端面間
に中心軸からそれぞれ距離dだけ隔て、X軸方
向、Y軸方向を形成する2対のワイヤω1,ω
2,ω3,ω4を張り、その一端が各対ごとに差
動増幅器SA1,SA2の入力端子にそれぞれ接続れ
ている。差動増幅器SA1,SA2の各出力端子は、
電子銃EGと加速管ATの入力端との間に電子ビー
ムの軌道を制御するためのステアリングコイル
SC1,SC2の励磁電流制御回路EC1,EC2の制御入
力端子に接続されいる。またワイヤω1〜ω4の
各出力端子は演算増幅器OAの入力端子に接続さ
れ、その演算増幅器のOAの出力端子は高圧パル
ス電源PSの制御入力端子に接続されている。
次に上記構成の動作について第5図ないし第8
図を参照に加えて説明する。
すなわち、電子銃EGで放出された電子ビーム
は加速管ATにて加速され、検出器ODを通過し
た後に窓TWを介して空気中に放出される。この
場合、検出器OD内においては、第5図に示すよ
うな電子ビームによる電流Iが流れ、その所定距
離dを隔てて平行に設けられたワイヤω1,ω2
には、電流Iの変化量の大きさに比例した電圧
e1,e2誘起される。
すなわち、電流Iが流れる周囲には電磁界が発
生し、この電磁界の方向を遮るように2箇所に導
電物(ω1とω3又はω2とω4)を置くと、そ
の間で電圧が誘起される。従つて2つの誘電物
(ω1とω3又はω2とω4)を差動増幅器SA1
又はSA2などの入力に接続して両者の電位差を求
めることができる。この差動増幅器SA1又はSA2
とワイヤω1とω3又はω2とω4とを接続した
回路を第2の回路C2とし、電子銃EGから放出さ
れ、検出器OD内部を通過する電流経路を第1の
回路C1とすれば、第2の回路C2に電流Iが時間
により変化して誘起される電圧eは
e=−MdI/dt ………(1)
となる。ここでMは相互インダクタンスであり、
ノイマンの公式により
M=μ/4π∫C1∫C2cosθdS1dS2/r……
…(2)
となる。ここで、dS1、dS2は、第1及び第2の
回路C1,C2における両線素のある点からの微少
部分で、rはその両点の間隔、θはその間の角
度、またμは媒質の透磁率である。
そこで、前記両線のある点までの長さをS1、S2
としてr=√(1−2)2+2、前記角度θを電流
Iの経路ワイヤω1〜ω4の方向とが平行のため
cosθ=1として前記(2)式に代入して相互インダ
クタンスMを計算すれば、
となり、l≫dとすると、
M=μl/2π(log2l/d−1)
となる。従つて単位長当りの相互インダクタンス
M/lは、
M/l=μ/2π(log2l/d=2μs log2l/d
×10-7……(4)
となり、ここでμsは真空時の媒質の透磁率であ
る。
従つて、この(4)式を前記(1)式に代入すれば、
l=−2μs log2l/d×10-7dI/dt………(
5)
となる。
而して、電子流に比例してワイヤω1,ω2,
ω3,ω4にそれぞれ電圧e1,e2,e3,e4がそれ
ぞれ誘起する。
この場合、ワイヤω1〜ω4が電子流の軌道か
らすべてdだけ離れていれば、それぞれに誘起す
る電圧e1、e2、e3、e4はすべて等価となるが、電
流の軌道がすべて各ワイヤω1〜ω4との距離が
異なれば、その距離に応じた電圧がそれぞれに誘
起する。
従つて、各ワイヤω1〜ω4に誘起する出力電
圧e1〜e4を演算増幅器OAに加えて加算すれば、
電子流の大きさに比例した信号を得、さらに設定
基藍準値と比較されその偏差値が演算幅器OAの
出力として得られる。この出力信号は高圧パルス
電源PSに制御信号として加えられ、電子銃EGの
熱電子の放出を制御し、前記偏差値がなくなるよ
うに電子流の大きさが補正される。
すなわち、第6図に示すように、電子銃EGの
ヒータH(フイラメント)がヒータ電源Efによ
りカソードKを加熱し、カソードKから熱電子が
放出され、カソードK、アノードA間に陽極電圧
Epが印加されていることにより、熱電子はアノ
ード側に引かれて結果的に加速管ATの入口に向
けて放射される。このとき、カソードK〜ヒータ
H間に適宜な衝撃電圧Ebを印加しておくと、ヒ
ータHからの熱電子が衝撃電圧Ebにより加速さ
れてカソードK面に衝突する。その衝突電圧Eb
を変えることによつてカソードKから放出される
熱電子の量を変え得ることから、前記演算増幅器
OAの出力信号によつて衝撃電圧Ebを制御すれ
ば、陽極電圧Ip、すなわち加速電子流の大きさ
を適正値(設定値)に制御できる。第7図は衝撃
電圧をEb1〜Eb3に変えた場合の電子銃EGにおけ
るIp−Ep特性曲線を示すものである。
また、X方向に配置されたワイヤω1,ω3の
各出力電圧e1,e3を第1の差動増幅器SA1に加
え、Y方向に配置されたワイヤω2,ω4の各出
力電圧e2、e4を第2の差動増幅器SA2に加えば、
協各差動増幅器SA1,SA2の出端子には電子流の
軌道の位置のX−Y座標に応じた信号が現われ、
励磁電流制御回路EC1,EC2へ加えられ、ステア
リングコイルSC1,SC2に流れる電流を制御して
電子流の軌道位置がX−Y座標が共に“0”にな
るように修正される。
この場合、第8図に示すように、ステアリング
コイルSC1,SC2により長さbの範囲の領域で磁
束密度3Bの磁界が作られると仮定し、電子銃か
らの電子流がV0(V)の速度に対応した電圧で
ステアリングコイルSC1,SC2に入射した電子流
は磁界の影響で軌道を曲らるが、加速管ATの出
力窓TWから放射される電子流の変位の大きさy
sは次式で与えられる。
R:曲率半径
The present invention relates to a linear particle accelerator, and particularly to control of an accelerated particle (electron) beam. As shown in Figure 1, this type of linear particle accelerator uses high power of several thousand MHz microwaves from a microwave generator MG such as a magnetron.
A strong electric field is created inside a 2 m long accelerating tube AT kept in vacuum, and the electron beam emitted from the electron gun EG is incident with an energy of several tens of K e V.
The electrons are accelerated to near the speed of light by riding on the wave crest of the strong electric field, and a high-energy electron beam is extracted into the air through an output line TW of a light metal such as titanium (Ti) of about 0.1 mm, or The electron beam collides with a heavy metal target such as tungsten (W) to extract X-rays. The microwave generator MG and the electron gun EG are driven by a pulse voltage of several tens of KV from a high-voltage pulse power supply PS. When this linear particle accelerator is used for medical purposes (radiotherapy equipment), the intensity distribution of the electron beam is made uniform by a flattening filter or the like, and the radiation is stabilized before use. In other words, the intensity distribution of the electron beam derived from the accelerator tube is distributed in a mountain shape with the radiation axis as the peak point, so it is corrected to have a flat intensity distribution through a filter, but the trajectory of the electron beam is If it deviates from the original radiation axis, the intensity distribution transmitted through the filter cannot be made uniform. Therefore, as shown in Fig. 1, two pairs of radiation detectors RD 11 , RD 12 , RD 21 , RD 22 are installed in the irradiation field after the thin window TW, which is the output end of the accelerator tube AT.
), its detectors RD 11 , RD 12 , RD 21 , RD 22
The opposing output signals of the
In addition to SA 1 and SA 2 , the output signals of each difference are given to the excitation current control circuits EC 1 and EC 2 , and the steering coil
There is a known system that controls SC 1 and SC 2 to correct the trajectory of the electron beam emitted from the electron gun EG into the accelerator tube AT, thereby making the intensity distribution of the output radiation uniform. There is. However, in the above method, feedback is provided to the steering coil based on the average intensity distribution in a predetermined area after the electron beam emitted from the accelerator tube has expanded, so the radiation axis of the electron beam is It was difficult to correct the trajectory to the position. That is, the radiation detectors RD 11 , RD 12 , RD 21 , RD 22 are
As shown in the figure, they are arranged so as to be inscribed in a circular irradiation field Q and to face each other with the radiation axis P in between. Since the difference in detection signals between the opposing detectors is extracted, even if there is a difference in the dose rate at each location along the longitudinal direction of each detector, the overall dose rate If there is no difference between the output signal proportional to and the output signal of the opposing detector, the intensity distribution of the electron beam is considered to be uniform, and the trajectory of the electron beam cannot be optimized. Further, in this type of device, the magnitude of the electron flow, that is, the output dose is detected, and feedback is applied so that a set amount is achieved. As a method to detect the size of the electron flow,
A known method is to arrange an annular magnetic material to surround the electron flow and detect the magnitude of the electron flow by the voltage induced in a coil wound around the annular magnetic material. It could not be detected. This invention has been made in view of the above circumstances, and involves detecting the trajectory and size of the electron flow using the same detection means, and feeding back each detection signal to each control means to obtain the optimally accelerated particles (electron beam). ) is intended to provide a linear particle accelerator that can obtain The configuration of an embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. 3 and 4. Note that the same parts as in FIG. 1 are given the same reference numerals, and the explanation will be simplified. In FIG. 3, OD is a detector whose one end is connected to the output end of the accelerating tube AT, the other end is provided with an output window TW made of titanium (Ti), etc., and four wires are stretched inside. That is, as shown in FIGS. 4a and 4b, two pairs of wires are formed between both end surfaces of a cylindrical body having a length l, separated by a distance d from the central axis, and forming an X-axis direction and a Y-axis direction. ω 1 , ω
2 , ω 3 and ω 4 , one end of which is connected to the input terminals of differential amplifiers SA 1 and SA 2 for each pair. Each output terminal of differential amplifier SA 1 and SA 2 is
Steering coil for controlling the trajectory of the electron beam between the electron gun EG and the input end of the accelerator tube AT
It is connected to the control input terminals of the excitation current control circuits EC 1 and EC 2 of SC 1 and SC 2 . Further, each output terminal of the wires ω 1 to ω 4 is connected to an input terminal of an operational amplifier OA, and an output terminal of the operational amplifier OA is connected to a control input terminal of a high-voltage pulse power supply PS. Next, we will explain the operation of the above structure in Figures 5 to 8.
This will be explained with reference to the figures. That is, the electron beam emitted by the electron gun EG is accelerated by the accelerator tube AT, passes through the detector OD, and then is emitted into the air through the window TW. In this case, in the detector OD, a current I due to the electron beam flows as shown in FIG .
is a voltage proportional to the amount of change in current I.
e 1 and e 2 are induced. In other words, an electromagnetic field is generated around the current I, and if conductive objects (ω 1 and ω 3 or ω 2 and ω 4 ) are placed at two locations to block the direction of this electromagnetic field, a voltage will be generated between them. induced. Therefore, the two dielectrics (ω 1 and ω 3 or ω 2 and ω 4 ) are connected to a differential amplifier SA 1
Alternatively, it can be connected to the input of SA 2, etc., and the potential difference between the two can be determined. This differential amplifier SA 1 or SA 2
A circuit connecting wires ω 1 and ω 3 or ω 2 and ω 4 is called a second circuit C 2 , and a current path emitted from the electron gun EG and passing through the detector OD is called a first circuit C 1 . Then, the voltage e induced in the second circuit C2 by the change in current I over time is e=-MdI/dt (1). Here M is mutual inductance,
According to Neumann's formula, M=μ/4π∫ C1 ∫ C2 cosθdS 1 dS 2 /r...
…(2) becomes. Here, dS 1 and dS 2 are minute portions from a certain point of both line elements in the first and second circuits C 1 and C 2 , r is the distance between the two points, and θ is the angle between them. μ is the magnetic permeability of the medium. Therefore, the lengths of both lines to a certain point are S 1 and S 2
As r=√( 1 − 2 ) 2 + 2 , the angle θ is parallel to the direction of the current I path wires ω 1 to ω 4.
If we calculate the mutual inductance M by substituting cosθ=1 into the equation (2) above, we get If l≫d, then M=μl/2π(log2l/d−1). Therefore, the mutual inductance M/l per unit length is M/l=μ/2π(log2l/d=2μs log2l/d
×10 -7 ...(4) where μs is the magnetic permeability of the medium in vacuum. Therefore, by substituting this equation (4) into the above equation (1), l=-2μs log2l/d×10 -7 dI/dt……(
5) becomes. Therefore, the wires ω 1 , ω 2 ,
Voltages e 1 , e 2 , e 3 , and e 4 are induced at ω 3 and ω 4 , respectively. In this case, if the wires ω 1 to ω 4 are all separated by d from the trajectory of the electron flow, the voltages e 1 , e 2 , e 3 , and e 4 induced in each will be equivalent, but if the trajectory of the current is If the distances from each of the wires ω 1 to ω 4 are different, voltages corresponding to the distances are induced in each wire. Therefore, if the output voltages e 1 to e 4 induced in each wire ω 1 to ω 4 are added to the operational amplifier OA, we get
A signal proportional to the magnitude of the electron flow is obtained, which is further compared with a set standard value, and its deviation value is obtained as the output of the arithmetic amplifier OA. This output signal is applied as a control signal to the high-voltage pulse power supply PS to control the emission of thermoelectrons from the electron gun EG, and the magnitude of the electron flow is corrected so that the deviation value is eliminated. That is, as shown in FIG. 6, the heater H (filament) of the electron gun EG heats the cathode K by the heater power source E f , thermionic electrons are emitted from the cathode K, and the anode voltage E is increased between the cathode K and the anode A. Since p is applied, thermionic electrons are drawn toward the anode and are eventually emitted toward the entrance of the accelerating tube AT. At this time, if an appropriate impact voltage E b is applied between the cathode K and the heater H, the thermoelectrons from the heater H are accelerated by the impact voltage E b and collide with the cathode K surface. Its collision voltage E b
Since the amount of thermionic electrons emitted from the cathode K can be changed by changing the
By controlling the impact voltage E b using the output signal of the OA, the anode voltage I p , that is, the magnitude of the accelerated electron flow, can be controlled to an appropriate value (set value). FIG. 7 shows I p -E p characteristic curves in the electron gun EG when the impact voltage is changed from E b1 to E b3 . Furthermore, the respective output voltages e 1 and e 3 of the wires ω 1 and ω 3 arranged in the X direction are applied to the first differential amplifier SA 1 , and the respective output voltages of the wires ω 2 and ω 4 arranged in the Y direction are applied to the first differential amplifier SA 1. If voltages e 2 and e 4 are applied to the second differential amplifier SA 2 ,
A signal corresponding to the X-Y coordinates of the orbital position of the electron flow appears at the output terminals of the cooperative differential amplifiers SA 1 and SA 2 ,
The current is applied to the excitation current control circuits EC 1 and EC 2 and controls the current flowing through the steering coils SC 1 and SC 2 to correct the orbital position of the electron flow so that both the X-Y coordinates become "0". In this case, as shown in FIG. 8, it is assumed that a magnetic field with a magnetic flux density of 3B is created in a region of length b by the steering coils SC 1 and SC 2 , and the electron flow from the electron gun is V 0 (V ) The electron flow incident on the steering coils SC 1 and SC 2 with a voltage corresponding to the speed of y
s is given by the following formula. R: radius of curvature
【式】
L:ステアリングコイルSC1,SC2から出力窓
TWまでの長さ
ここで磁束密度BはステアリングコイルSC1,
SC2に流れる電流により任意に選べることから、
電子流の変位の大きさysを制御できる。つまり
検出器から放出される電子流の軌道を一定にする
ために検出器で検出された信号をフイードバツク
し、それによりステアリングコイルSC1,SC2に
適切な電圧を印加する。例えば第8図に示される
ように電子流の軌道が図面上方にys偏曲した
ら、これを検出器で検出し、ステアリングコイル
により電子流の軌道に対して紙面裏方から正面に
向けて磁場Bをかけて所定の軌道にもどす。
以上説明したようにこの発明によれば、加速管
で加速された電子流が、空気中に放出される前
に、加速管内で電子流の強さ及び軌道位置を同時
に検出し、各検出信号をそれぞれの制御手段にフ
イードバツクし、電子流の強さ及び軌道位置の適
正化を正確に図ることができる。
尚、この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば次のような変形方式で実施し得る
ことも勿論である。
すなわち、上記実施例においては前記検出器
ODによる電子流の大きさの検出信号を、電子銃
EGのヒータHの加熱回路にフイードバツクした
が、電子線の加速管ATの入口付近にある磁界レ
ンズにフイードバツクし、電子銃EGからの電子
流の焦点距離を変えることによつても電子流の強
度を制御でき、また電子銃EGとしてグリツド制
御型のものを用い、そのグリツドに前記検出信号
をフイードバツクしても電子流の強度が変えられ
る等、その他電子流の強度が変えられる箇所なら
いずれにおいても所期の目的を達し得ることは勿
論である。
また、上記実施例においては、前記検出器OD
による電子流の軌道の位置検出信号を、ステアリ
ングコルSC1,SC2にフイードバツクしたが、電
子流を鉛直方向へ曲げて用いる医療用において
は、その曲げるための偏向マグネツトにフイード
バツクすることによつて電子流の軌道を適正化で
きる等、その他電子流の軌道を可変できる箇所な
らいずれにおいても所期の目的を達し得ることは
勿論である。[Formula] L: Steering coil SC 1 , SC 2 to output window
Length to TW Here, magnetic flux density B is steering coil SC 1 ,
Since it can be selected arbitrarily depending on the current flowing through SC 2 ,
The magnitude of the displacement of the electron flow y s can be controlled. That is, in order to keep the trajectory of the electron flow emitted from the detector constant, the signal detected by the detector is fed back, thereby applying appropriate voltages to the steering coils SC 1 and SC 2 . For example, as shown in Fig. 8, if the trajectory of the electron stream ys deviates upward in the drawing, this is detected by a detector, and a magnetic field B is applied to the trajectory of the electron stream from the back of the page to the front using a steering coil. to return to the desired trajectory. As explained above, according to the present invention, before the electron flow accelerated in the acceleration tube is released into the air, the strength and orbital position of the electron flow are simultaneously detected in the acceleration tube, and each detection signal is detected. By providing feedback to each control means, it is possible to accurately optimize the strength of the electron flow and the orbital position. It should be noted that the present invention is not limited to the above-mentioned embodiment, and can of course be implemented in the following modified manner, for example. That is, in the above embodiment, the detector
The detection signal of the size of the electron flow by OD is sent to the electron gun.
Feedback is applied to the heating circuit of heater H of the EG, but the intensity of the electron flow can also be controlled by changing the focal length of the electron flow from the electron gun EG by feedback to the magnetic field lens near the entrance of the electron beam accelerator tube AT. In addition, the intensity of the electron flow can be changed by using a grid control type electron gun EG and feeding back the detection signal to the grid, or any other place where the intensity of the electron flow can be changed. Of course, the intended purpose can be achieved. Furthermore, in the above embodiment, the detector OD
The position detection signal of the trajectory of the electron flow is fed back to the steering cols SC 1 and SC 2 , but in medical applications where the electron flow is bent in the vertical direction, it is Of course, the desired purpose can be achieved at any location where the trajectory of the electron flow can be varied, such as by optimizing the trajectory of the electron flow.
第1図は従来の線形粒子加速装置における、電
子流軌道の適正化を図る制御方式の一例を説明す
るための構成図、第2図は第1図における放射線
検出器について説明するための構成図、第3図は
この発明の線形粒子加速装置における電子流の大
きさ及び軌道の適正化を図る制御方式の一実施例
を説明するための構成図、第4図a,bは第3図
における検出器ODの詳細を示す図で、aは正面
図、bは側断面図、第5図は第3図及び第4図の
動作を説明するための説明図、第6図は第3図に
おける電子銃EGの制御についての一実施例を示
す説明図、第7図は第6図の動作を説明するため
のIp−Ep特性を示す図、第8図は第3図におけ
るステアリングコイルの動作を説明するための図
である。
EG……電子銃、MG……マイクロ波発生器、
AT……加速管、PS……高圧パルス電源、SC1,
SC2……ステアリングコイル、OD……検出器、
SA1,SA2……差動増幅器、OA……演算増幅
器、EC1,EC2……励磁電流制御回路。
Figure 1 is a configuration diagram for explaining an example of a control method for optimizing the electron flow trajectory in a conventional linear particle accelerator, and Figure 2 is a configuration diagram for explaining the radiation detector in Figure 1. , FIG. 3 is a block diagram for explaining an embodiment of a control method for optimizing the size and trajectory of electron flow in the linear particle accelerator of the present invention, and FIGS. Figures illustrating the details of the detector OD, a is a front view, b is a side sectional view, FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining the operation of FIGS. 3 and 4, and FIG. An explanatory diagram showing one embodiment of the control of the electron gun EG, FIG. 7 is a diagram showing I p -E p characteristics for explaining the operation of FIG. 6, and FIG. 8 is a diagram showing an example of the steering coil in FIG. FIG. 3 is a diagram for explaining the operation. EG...electron gun, MG...microwave generator,
AT...Acceleration tube, PS...High voltage pulse power supply, SC 1 ,
SC 2 ...steering coil, OD...detector,
SA 1 , SA 2 ... Differential amplifier, OA ... Operational amplifier, EC 1 , EC 2 ... Excitation current control circuit.
Claims (1)
速管に導入し、マイクロ波の強電界により加速管
内で直線的に加速して高エネルギの加速粒子を得
るようにした線形粒子加速装置において、前記加
速管の出力端に連結され、前記荷速粒子を検出す
る検出部と、この検出部の内部に加速粒子の軌道
に平行な少なくとも2対のワイヤを前記加速管内
に設け、このワイヤに誘起する電圧によつて前記
加速粒子の強さ及び軌道位置を検出し、その強さ
の検出信号に基づき前記加速粒子の強さを制御
し、その軌道位置の検出信号に基づき前記加速粒
子の軌道位置を制御することを特徴とする線形粒
子加速装置。1. In a linear particle accelerator in which charged particles emitted from a charged particle generator are introduced into an acceleration tube and are linearly accelerated within the acceleration tube by a strong electric field of microwaves to obtain high-energy accelerated particles, the above-mentioned a detection section connected to the output end of the acceleration tube to detect the loaded particles, and at least two pairs of wires parallel to the trajectory of the accelerated particles inside the detection section, and an induced signal to the wires. The strength and orbital position of the accelerated particle are detected by a voltage, the strength of the accelerated particle is controlled based on the detection signal of the strength, and the orbital position of the accelerated particle is controlled based on the detection signal of the orbital position. A linear particle accelerator characterized by control.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10257777A JPS5436500A (en) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | Linar particle acceralator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10257777A JPS5436500A (en) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | Linar particle acceralator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5436500A JPS5436500A (en) | 1979-03-17 |
JPS6231480B2 true JPS6231480B2 (en) | 1987-07-08 |
Family
ID=14331072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10257777A Granted JPS5436500A (en) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | Linar particle acceralator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5436500A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102236791B1 (en) * | 2019-11-29 | 2021-04-06 | 서울대학교병원 | System and method for supporting diagnostic for patient based on eeg analysis |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0834131B2 (en) * | 1987-03-10 | 1996-03-29 | 三菱電機株式会社 | Charged particle device |
-
1977
- 1977-08-29 JP JP10257777A patent/JPS5436500A/en active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102236791B1 (en) * | 2019-11-29 | 2021-04-06 | 서울대학교병원 | System and method for supporting diagnostic for patient based on eeg analysis |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5436500A (en) | 1979-03-17 |
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