JPS62296803A - 芝土処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［発明の要約］ 芝土処理装置につき開示し、この装置はシャシ−（ｉｏ
）と、後輪（１１）および操縦自在な前輪（図示せず）
と、後輪（１１）の背後に延在して芝土処理用具（２０
）を装着する連結部（１３，１４，１６，１８，１９）
とからなる動力移動ユニットを備える。

液圧シリンダ（２４）は、地面に対し用具（２０）を上
下させるよう作用し、シリンダ（２４）用の液圧回路に
接続した圧力計（３４）は用具による地面効果を示す読
みを運転手が読取ることを可能にし、制御リーバ−（２
５）はシリンダ（２４）の作動による地面効果を運転手
が調節することを可能にする。

フィードバック系により、運転手は所定の地面効果をプ
リセットすることができ、次いでこの地面効果をこの系
により自動的に維持することができる。

［産業上の利用分野］ 本発明は、用具および機器を装着しうるトラクターから
なる種類の芝土処理用の装置に関するものである。

［従来の技術］ この種のトラクターは、一対の後輪と操縦自在な前輪と
を有する。コアリングドラム、エアレータ、スパイカー
などの用具を牽引するのに使用する際、地中への用具の
侵入はしばしば不充分であり、これは駆動車輪に対する
負荷が用具の作用により減少するため牽引力の損失を伴
う。多くの場合、牽引用具にウエートを加えて充分な地
面効果（ｇｒｏｕｎｄ　ｅｆｆｅｃｔ）ヲ与エル必要カ
アルカ、用具ヲ地面から離間上昇させるべき場合、この
ウエートを除去せねばならず、その際用具とウエートと
の組合せ効果により操縦自在な前輪を地面から上昇させ
る。

用具の位置は、一般に用具を支持する連結部に接続され
た複動式液圧シリンダの位置を運転手が選択して決定さ
れる。しかしながら、地面に対する用具の作用は加えら
れる液圧に依存するだけでなく、地面の状態によっても
影響される。下方向作用の程度は、僅かに地面に接触す
る程度から、トラクターの後輪を上昇させてトラクター
と用具との合計重量がトラクターの前輪および用具自身
により支持されるような程度まで変化することができる
。正確な作用程度を得るには運転手の経験に頼られねば
ならず、運転手は均一な整地作業を確保すべく用具の性
能につき絶えず監視を続けねばならない。

［発明が解決しようとする問題点］ したがって、本発明の目的は、運転手が用具の性能を連
続監視する必要なしに、芝土作業用具の作用を制御しか
つ維持する手段を芝土処理装置に設けることである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明によれば、シャシ−と、このシャシ−を支持する
後輪手段および操縦自在な前輪手段と、前記後輪手段の
背後に延在して芝土処理用具を装着する連結部と、前記
連結部に作用接続して装着用具を地面から離間上昇させ
または用具に下方圧力を加えてこの用具を地中に侵入さ
せるよう選択的に操作する動力液圧手段と、この動力液
圧手段により前記連結部に加えられた圧力を制御しかつ
監視する手段とを備え、前記用具により所定の地面効果
が得られた後これをほぼ一定に維持し或いは任意に変化
させうることを特徴とする動力移動ユニットを備えた芝
土処理装置が提供される。

［実　施　例］ 以下、添付図面を参照して本発明を実施例につき説明す
る。

装置は、操縦自在な前輪（図示せず）と後輪１１とを有
するシャシ−１０を備える。運転手座席１２を設け、シ
ャシ−１０の後部には一対の旋回自在な平行連結部１３
および１４を設け、これらはその間にショックアブソー
バ１５を接続している。さらに、連結部１４にほぼ平行
して調整自在な連結部１６を設け、その一端部を参照符
号１７の箇所でシャシ−１０に接続すると共に、他端部
をＡ−フレーム１８の頂部に接続し、フレームの底部を
連結部１４の自由端部に接続する。Ａ−フレーム１８に
堅固に装着された１個もしくはそれ以上のアーム１９は
、たとえば参照符号２０で示したような芝土作業用具を
有する。

連結部１３には同様に参照符号２１の箇所で旋回自在に
レバー２２を装着し、これを複動式液圧シリンダ２４の
ピストンロッド２３に接続する。シリンダ２４の延長部
は用具２０を地面から離間上昇させると共に、その逆に
用具を地中へ所要程度まで侵入させることが判るであろ
う。

従来、液圧シリンダ２４の位置は調節レバー２５の操作
によって選択できたが、運転手は用具の作用を連続監視
しかつ調節レバー２５を使用する際その位置の反復調整
を行なう必要があった。

今回、本発明によれば、第２図に示したようにシリンダ
２４は駆動ベルト２７によりトラクターエンジンから駆
動される液圧ポンプ２６によって供給される流体で作動
される。液圧流体はバイ１２８を介して制御弁２９に供
給される。ポンプ２６への戻りは、パイプ３０を介して
行なわれる。液圧シリンダ２４の所望位置が選択された
後、パイプ２８および３０並びにフィルタ３１を介して
流体をポンプ２６により連続ポンプ輸送する。調節レバ
ー２５の適当な操作により、制御弁２９の状態を選択し
て流体をパイプ３２に流過させることによりシリンダを
前進させ、或いはパイプ３３に流過させてシリンダを後
退させる。

運転手に見えるよう位置決めした圧力計３４は、液圧回
路における圧力を連続表示すると共に、連結部の各部材
により液圧シリンダ２４に接続された用具の地面効果を
与える。

この配置により、運転手は用具２０の所要位置またはそ
の作用を確認することができ、次いで圧力計３４に示さ
れた設定圧力を連続監視して、許容範囲内で一定の作用
を維持するよう確保することができる。かくして、この
装置の制御は極めて容易となり、非熟練者によって装置
を操作する場合特に有用である。

所望ならば、監視された圧力を示す信号を運転手により
所定値にプリセットされた比較器へ転送し、許容範囲を
越えた変動の際に弁２９を自動的に作動させてシリンダ
２４の運動を生せしめ、かくして運転手の介入なしに所
定の地面効果を再設定することもできる。

［発明の効果］ 以上、本発明によれば、運転手が用具の性能を連続監視
する必要なしに芝土作業用具の作用を制御しかつ維持す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は芝土作業用具を接続したトラクターの後方部分
の略図、 第２図は液圧回路図である。 １０・・・シャシ−１１・・・後輪 １２・・・座席　　　　　　　　１３．１４・・・連結
部１５・・・ショックアブソーバ　１６・・・接続部１
８・・・フレーム　　　　　　１９・・・アーム２２・
・・レバー　　　　　　　２３・・・ピストンロッド２
４・・・シリンダ　　　　　　２５・・・レバー２６・
・・ポンプ　　　　　　　２７・・・ベルト２８・・・
パイプ　　　　　　　２９・・・弁３０・・・パイプ　
　　　　　　３１・・・フィルタ３２．３３・・・パイ
プ 偶

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （２）シャシーと、このシャシーを支持する後輪手段お
   よび操縦自在な前輪手段と、前記後輪手段の背後に延在
   して芝土処理用具を装着する連結部と、前記連結部に作
   用接続して装着用具を地面から離間上昇させまたは用具
   に下方圧力を加えてこの用具を地中に侵入させるよう選
   択的に操作する動力液圧手段と、この動力液圧手段によ
   り前記連結部に加えられた圧力を制御しかつ監視する手
   段とを備え、前記用具により所定の地面効果が得られた
   後これをほぼ一定に維持しまたは任意に変化させうるこ
   とを特徴とする動力移動ユニットを備えた芝土処理装置
   。 （２）用具に接続されかつ液圧ポンプにより駆動される
   複動式液圧シリンダと制御弁とを備え、制御弁は調節ハ
   ンドルを備えて液圧シリンダの瞬間的位置を選択する特
   許請求の範囲第１項記載の芝土処理装置。 （３）液圧シリンダと制御弁との間に接続されて、液圧
   シリンダにより加えられた瞬間的圧力の読みを運転手が
   読取りうる圧力計を備えた特許請求の範囲第１項または
   第２項記載の芝土処理装置。 （４）液圧シリンダが液圧ポンプにより駆動され、液圧
   ポンプが自動車エンジンで駆動される特許請求の範囲第
   １項乃至第３項のいずれかに記載の芝土処理装置。 （５）系内の圧力を所要値にプリセットしうる比較器と
   、圧力の瞬間的実働値を示す信号を前記比較器へ転送す
   る手段と、前記比較器に呼応して地面効果における変動
   を補正することにより所定の地面効果を再設定する手段
   とを備えた特許請求の範囲第１項記載の芝土処理装置。