JPS6229017Y2 - - Google Patents

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JPS6229017Y2
JPS6229017Y2 JP15425482U JP15425482U JPS6229017Y2 JP S6229017 Y2 JPS6229017 Y2 JP S6229017Y2 JP 15425482 U JP15425482 U JP 15425482U JP 15425482 U JP15425482 U JP 15425482U JP S6229017 Y2 JPS6229017 Y2 JP S6229017Y2
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JP
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grip
pair
tops
protrusions
handles
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JP15425482U
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JPS5957986U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、独楽の軸棒に紐を巻き付けて、その
紐を引いて1個または2個同時に回して楽しめる
独楽に係わるものであり、回転当初の独楽を保持
する握柄の工夫に依り、技量の進歩に応じて独楽
の数を増やす事ができ、かつ1人でも2人でも競
技できる特長を有するものである。
従来の技術 従来より、1対の独楽の各々の軸棒を、握柄に
穿設した垂直透孔に夫々挿入すると共に、前記軸
棒に一端部を互いに結着した紐の他端部を巻き付
けるようにした独楽玩具があつた。
例えば、実公昭55−46225号であるが、この独
楽玩具の特徴は、垂直孔を両側端に設けた1本の
把持具と、一端部を互いに結着した実質的に1本
の紐を用いることであつた。
考案が解決しようとする問題点 さて、初めて独楽を回そうという幼児にあつて
は、1個の独楽を回すのが精一杯であり、かつ1
個の独楽を回すだけの機能で十分であるが、暫く
して上達すると、1個の独楽だけでは物足りなく
成るものである。技量の変化に追い付き、独楽回
しの機能が増設できるようなものが強く望まれる
のである。
また、遊びというものは、1人より2人の方が
ずつと楽しいものであり、特に独楽回しのように
競技性の強い遊びは、互いの技量が競えるもので
ありたい。それ故、1つのものでありながら、必
要ならばいつでも2人用に分離する事ができるほ
うが好ましい。
然るに、従来の独楽に於いては、このような要
求を満たす事のできるものがなかつたのである。
例えば、前記実公昭55−46225号であるが、2
つの独楽回しの機能が一体化しているために、こ
れを2人で遊ぶことなど全く不可能であつた。ま
たその実施例にあつては、握手が、握持具の中央
より上向きに突設されて居り、握手を握つて使用
する関係上、唯1つの独楽を回すのは、重量のバ
ランスを完全に失なうために、非常に困難な作業
になり、幼児には扱い辛いものであつた。
本考案は、このような欠点を除いて、技量の進
歩に応じて、同時にまた順次に2つの独楽を回せ
るように増設ができ、1つ回す際には、小型で軽
量かつとてもバランスのよい握柄に変化させる事
ができ、また1人遊びから2人同時競技への転換
も楽で、2人別々に遊ぶ事もできるような、全く
ユニークな独楽の提供を目的としている。
問題を解決するための手段 そこで、本考案では、次のような構成を採る事
に依つて、この問題を解決するのである。
すなわち、相対する位置に互いに嵌合し合う突
子と中空部を形成して嵌脱自在と為した握柄の
夫々適宜位置に、独楽の軸棒が挿入される垂直透
孔を穿設した1対の握柄と、2個の独楽及び2本
の紐から構成した独楽である。
作 用 まず、1つの独楽で遊ぶには、握柄は軽くてし
かもバランスが取り易い方が良いのであるから、
1対の握柄の内のどちらか一方と、1つの独楽
と、1本の紐を用いるのである。
次に、独楽を2つ同時に回す時には、1対の握
柄の突子と中空部を嵌合して一体化し、2つの独
楽と2本の紐を用いるのである。
また、2人で楽を楽しむためには、夫々1組の
独楽、握柄、紐を持てば良い。
すなわち、本考案に於ける握柄は、突子と中空
部に依つて嵌脱自在である。
然して、握柄の垂直透孔に挿入した独楽の軸棒
に紐を巻き上げ、独楽の回転準備と為し、次には
前記紐を引き抜けば独楽が回転を始め、更に次の
段階で独楽は握柄より抜け落ちて、独立して回転
運動を持続する事に成るのである。
実施例 以下、本考案の実施例に付いて、図面を以つて
説明すれば、第1図は本考案独特の握柄と、挿入
された独楽の正面図であり、第2図は握柄部の平
面図であり、両図共握柄は対の一方を図示してい
る。また第3図は、2本の紐の内の一方を図示し
た、紐とリングの斜視図である。
さて、握柄1の一端部に、突子2と中空部3を
形成し、且つ握柄1のもう1方の端部付近には、
独楽6の軸棒7を支える垂直透孔4を穿設し、更
に同部に、垂直透孔4と直角に交差する水平透孔
5を穿設した。
突子2と中空部3とは互いに嵌合し得る形状と
大きさで、握柄1の長手方向中心線X−Xを回転
軸として回転対称(2回対称)に形成されている
ため、全く同一形状の握柄1が2本1組と成り、
互いに嵌脱自在の機能を有する。
垂直透孔4は、回転当初の独楽6の姿勢を保持
するのが目的で、軸棒7の直径より多少大きな透
孔4を形成して、軸棒7を挿入する。
この時、垂直透孔4と直角に交わる水平透孔5
の位置に当たる軸棒7に、紐通し孔8を穿孔して
紐9を通してこれを巻き上げ、独楽6の回転準備
と為すと共に、独楽6が垂直透孔4から抜け落ち
るのを防ぐ役目をするわけである。
前記準備を行なつた後、紐9を引き抜くと独楽
6が回転を始め、次の段階で、独楽6は握柄1よ
り抜け落ち、独立して運動を継続する事に成る。
このような、1対の握柄が嵌脱自在であり、2
本の紐を用いる構成に依れば、本考案は唯1つの
独楽を回すのに最適な機能を備えているのであつ
て、従来のこの種の独楽玩具にはみられないもの
であり、また前記機能を簡単に増設する事ができ
るという特長を有するのである。
なお、突子及び中空部の構成には、前記実施例
以外にも各種案出される。
◎ 1対の握柄の一方には突子のみを、他方には
中空部のみを形成して嵌脱自在とする。突子及
び中空部は1対、2対、更に多くの対で形成可
能であり、上手く嵌合する限りに於いてはその
個数も対を為す必要はなく、またその形状も必
ずしも同型でなくても良い。
◎ 1対の握柄の双方に突子と中空部が形成され
ている場合であつて、握柄が有効に嵌合する限
りは、その個数や形状も自由である。この例と
して、嵌合形状の1突子と2中空部とを3回対
称(中心角で120゜毎)に形成したものなどを
上げる事ができる。前記実施例ではこの内の特
殊な例、すなわち、突子と中空部が1対ずつ形
成され、かつ互いに嵌合し得るサイズで回転対
称(2回対称)に配置されている。これに依
り、 1対の握柄は全く同型のもので済み、コスト
の低減に役立つという特長を有している。
◎ 突子と中空部の位置関係は、垂直透孔と水平
透孔の位置関係からは独立である。
◎ なお、2つの握柄を嵌合すると、当該嵌合部
分は握柄のちようど中央に位置するから、自然
にここを握るように成り、掌に依つて完全に固
定される理である。
ところで、前記実施例に於いて、紐9は2本用い
られ、夫々片端部分がリング10に接続されてい
る。1人で2個の独楽を同時に回すに当たり、2
本の紐9,9のリング10,10を重ねて、ここ
に指を引掛けるようにした。これはリング以外の
形状のものでも使用可能であるが、本実施例に依
れば、1個の独楽のみを回す際に、また2人競技
の際に非常に便利なものに成つている。
考案の効果 以下、本考案に依る数々の効果を列挙する。
(1) 1人遊びでは、握柄の一方のみを用いるか
ら、軽量でバランスガ良くて、初めて独楽を回
そうという幼児には最適である。
(2) だんだん上達するに連れ、1対の握柄を嵌合
すれば、2つの独楽を同時に回せるし、 (3) 紐は2本であるから、2つの独楽を順次回す
事すら可能である。
(4) 2人遊びでは、紐が2本であるから、2人で
握柄の1つずつを持ち合い、互いの技能を競う
事ができるし、 (5) 2人が別々に、1人遊びを楽しむ事もできる
理である。
(6) また、本実施例に依れば、1対の握柄は全く
同形状であるから、製造上もコスト上も大変に
具合が良い。
(7) この握柄は、中央で嵌合するから、掌で握り
込むと更に強く固定される。
このように、本考案の構成は、前記効果を得る
ためにはなくてはならないものであり、そして従
来の独楽玩具の持つ欠点を全て排除して、所期の
目的を十分に達成している。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は平面図、第3図は斜
視図である。 1は握柄、2は突子、3は中空部、4は垂直透
孔、5は水平透孔、6は独楽、7は軸棒、8は紐
通し孔、9は紐、10はリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 相対する位置に互いに嵌合し合う突子と中空
    部を形成して嵌脱自在と為した握柄の夫々適宜
    位置に、独楽の軸棒が挿入される垂直透孔を穿
    設した1対の握柄と、2個の独楽及び2本の紐
    から成る、二連独楽。 2 1対の握柄の一方に突子を、他方に中空部を
    形成した、実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の、二連独楽。 3 1対の握柄が夫々に突子と中空部とを備え
    た、実用新案登録請求の範囲第1項記載の、二
    連独楽。 4 1個の握柄の突子と中空部が互いに嵌合し得
    る同サイズであり、且つ突子・中空部形成面
    で、該突子・中空部が回転対称に形成された、
    実用新案登録請求の範囲第3項記載の、二連独
    楽。
JP15425482U 1982-10-12 1982-10-12 二連独楽 Granted JPS5957986U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15425482U JPS5957986U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 二連独楽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15425482U JPS5957986U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 二連独楽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5957986U JPS5957986U (ja) 1984-04-16
JPS6229017Y2 true JPS6229017Y2 (ja) 1987-07-25

Family

ID=30341041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15425482U Granted JPS5957986U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 二連独楽

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JP (1) JPS5957986U (ja)

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JPS5957986U (ja) 1984-04-16

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