JPS62286100A - 単音節認識方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［産業上の利用分野］ 本発明は、音声タイプライタなどに好適な音声認識方式
に関し、特に子音部と母音部とが結合した単音節の認識
方式に関するものである。

［従来技術］ 従来、音声認識の最も代表的な手法として、パタンマツ
チング法が知られている。この手法は人力音声の特徴パ
ラメータを抽出し、これと予めメモリに登録されている
多数の標準音声の特徴パラメータとを個々に比較し、最
も類似している特徴パラメータから音声を認識するもの
である。このパタンマツチング法は、単語のみならず、
単音節の認識にも用いられている。

［発明が解決しようとする問題点１ しかしながら、単音節の中でも子音を伴わない「あ」、
「い」、「う」、「え」、「お」、「ん」を除いたカ行
以下の３９音節と、濁音、半濁音、拗音等子音部と母音
部の結合したちのく例えば、「か」であれば、１Ｋ」と
ｒＡＪの結合したもの）は、原波形パワーのピーク以前
における、子音部から母音部への過渡領域においては、
人力音声の特徴パラメータを抽出して予め登録される標
準音声の特徴パラメータとパタンマツチングを行っても
類似性に欠け、逆に母音領域においては、少数クレーム
でも十分類似性が得られる。しかるに従来は、単音節の
全領域でのパタンマツチングを行っていたため、音声の
分析演算に多くのデータ容量を要することとなって演算
処理時間ひいては応答時間が長くなる欠点があった。ま
た、データ容量の増大は装置としての経済的不利益も人
ぎかった。

［発明の目的］ 本発明はこのような従来欠点に鑑みて為されたもので、
その目的とするところは中音部認識のためのデータ容量
の削減により応答時間の短縮化並びに経済的利益の達成
にある。

［問題点を解決するための手段］ この目的を達成するため本発明は、子音部の領域では原
波形のゼロ交差数の変化を、母音部の領域では原波形パ
ワーのピークを検知し、この検知信号に基づき、それぞ
れ、前記変化以前、前記ピーク以降の所定区間について
、パノノ未知パタンと標準パタンとのパタンマツチング
を行うことにより単音節の認識を行なう。

［実施例］ 以下に本発明の一実施例を図面と共に説明する。

第１図は音声認識装置をブロック図で示したもので、１
は音声入力部、２はフィルタ部、３は標本化部、４は音
声検出部、５は分析演算部、６は標準パタンメモリ部、
７はパタンマツチング部、８は認識結果出力部、９は標
準パタンメモリ部６あるいはマツチング部７と分析演算
部５とを接続するモード切換スイッチである。そして前
記標本下部３と分析演算部５との間に入力音声の原波形
のゼロ交差数をカウントするゼロ交差数カウント部１０
と、その原波形のパワーのピークを検知するパワーピー
ク検出部１１とを夫々接続している。

しかして、この音声認識装置では、標準となる単音節の
特徴パラメータを予め標準パタンメモリ部６に登録して
おくに際しては、モード切換スイッチ９を標準パタンメ
モリ部６側に接続した後、標準となる音声を音声入力部
１に入力する。そうすればその音声入力部１に取り込ま
れた音声波形信号がフィルタ部２で濾波された後標本化
部３で標本化され、そのデータが音声検出部４でその音
声波形信号の開始時点が検知されると同時に分析演算部
５へ送り込まれ、そこで例えば線形予測係数（ＬＰＧ係
数）などの計算が行われて音声の特徴パラメータが抽出
され、標準パタンメモリ部６に貯えられる。このように
して多数の標準パタンを予め登録しておき、次に音声認
識を行なわ゛ぜるには、モード切換スイッチ９をマツチ
ング部７側へ切り換え、認識させるべき単音節を音声入
力部１へ入力する。そうすると、その音声波形信号が標
準パタンの登録のときと同じようにフィルタ部２、標本
下部３、音声検出部４を介して分析演算部５へ送り込ま
れるが、このとき例えば、認識させるべき単音節が子音
部と母音部が結合したものであれば、子音部から母音部
へ移り変わる時点でゼロ交差数が極度に少なくなるので
その境界Ｂをゼロ交差数カラン（〜部１０で検知し、ぞ
の検知信号が分析演算部５へ伝えられる。そのため該分
析演算部５では先ず子音部の領域のＬＰＣ係数計粋を行
ない、母音部の領域へ移る時点でその計算を停止する。

次いでパワーピーク検出部１１が母音部の領域にあける
原波形パワーのピークＰを標本下部３のデータより検知
すると、その検知信号が分析演算部５へ伝えられ、それ
に基づいてＩＰｃ係数計算が開始され、この計算が母音
部の領域のピークＰ以降の所定区間について行なわれる
。かくして、分析演算部５で行なわれた子音部の全領域
と母音部の原波形パワーピークＰ以降の所定区間の分析
計算結果に基づいてパタンマツチング部７で入力未知パ
タンと標準パタンとのパタンマツチングが行なわれ、そ
の認識結果が認識結果出力部８より出力される。

なお、上記実施例では単音節が子音部と母音部とが結合
したものについての音声認識の場合を説明したが、子音
を伴わない単音節（「あ」、「い」、「う」、「え」、
「お」、「ん」）についても適用できる。

［発明の効果１ 以上説明したように本発明は、単音節の音声認識にあた
って子音部の認識は、原波形のゼロ交差数の変化以前、
母音部の認識は、原波形パワーのピーク以降の所定区間
の周波数領域に限って行なうものであるから、分析演算
処理時間が短縮され音声認識の迅速な応答が達成される
。また、メモリ等ハードウェアのスペースも節約でき、
装置としての低廉化が図れる等の効果もあり、産業−ト
極めて有益である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例に係るもので、第１図はブ［１
ツク図、第２図はその作用を示す信号波形である。 ５・・分析演算部、６は標準パタンメモリ部、７・・パ
タンマツチング部、１０・・ゼ■交差数カウント部、１
１・・波形パワーピーク検出部、Ｐ・・波形パワービー
ク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 子音部においては、原波形のゼロ交差数の変化を母音部
   においては、原波形パワーのピークを検知し、この検知
   信号に基づき、それぞれ、前記変化以前、前記ピーク以
   降の所定区間について、入力未知パタンと標準パタンと
   のパタンマッチングを行なうようにしたことを特徴とす
   る単音節認識方式。