JPS62284425A - 情報検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レコードの集合であるデータベースから検索
条件に合致レコードを検索する方式に係り、特に１つ以
上の検索キーを指定し、該検索キーを有するレコードの
データ部分を読み出す検索方式に関する。

〔従来の技術〕

情報処理システムの各種分野への応用においては、それ
らの応用に固有なデータベース（データの集合）の構築
が重要となり、また、データベースから希望のデータを
速やかに検索する能力も要求される。

一般的にデータベースは、データの表現方法（データモ
デル）の違いによって、ネットワーク型１階層型、およ
びリレーショナル型（表形式）の３つに大別される。こ
れらのデータモデルの内、リレーショナル型は、データ
ベース内容の変更が応用プログラムへ波及しない（デー
タ独立性）。

データの構造がシンプルで理解し易い等の理由から、現
在のデータモデルの主流になりつ＼ある。

従来、リレーショナル型のデータモデルの場合、テーブ
ル（リレーショナル）中の任意の数（ｎ）の項目（フィ
ールド）を定め、これらｎ個のフィールドデータから構
成するレコード（タプルと呼ぶ）を必要数だけ集めるこ
とによって、リレーショナル型に基づくデータベースの
構築を行っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術のリレーショナル型データモデルに基づく
データベースの構築法には、テーブル間の関係を記述す
る方法が無く、荒いレベルからより詳細なレベルへのデ
ータ記述レベルに応じて、複数のテーブルを階層的に構
成することが出来ないという問題が有った。また、希望
のレコードを検索する場合には、上記の問題に起因し、
データベースの記述レベルによらず、検索対象とするテ
ーブル全ての検索を実行しなければならないため。

多大な検索時間を要するという問題が有った。

本発明の目的は、上記の問題点を解決し、データベース
からのデータ検索を高速に実行することにある。

〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は、テ
ーブルの構成要素であるレコードを、検索キー内容の記
述の詳細度（分類に有効な検索キーの長さ）で分類し、
同じ詳細度を有するレコードを同一階層のテーブルとし
て構成し、かつ、詳細な記述が必要となるテーブルにつ
いてのみ、上位階層から下位階層に至るにつれて、詳細
度が高くなるように、複数のテーブルを階層的に連結し
てデータベースを構築することによって。

データ記述とデータ検索における無駄を省くことを特徴
するものである。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例について図面により説明する。

第２図および第３図は本発明の詳細な説明するための図
であって、第２図は、データベース、テーブル、レコー
ド、およびフィールドの構成を示し、第３図は、テーブ
ル間の関係ならびに検索原理を示している。

まず、第２図を用いて、テーブル、レコード、およびフ
ィールドの構成を詳細に説明する。尚、第２図では、テ
ーブル間の関係については記述を省略し、複数のテーブ
ルからデータベースを構成するという概念のみを示して
いる。

データベースは、後述する分類法によって予めＴ個のテ
ーブルに分けられているものとする。テ−プルは、１つ
以上のレコードから構成し、さらにレコードは、１つ以
上の検索キーフィールド、フラグフィールド、および、
データフィールドから構成する。検索キーフィールドは
、従来と同様に、レコードを識別するためのフィールド
であって、第２図に示したように１つ以上のコードを連
結したコード列を書き込む、コード列中のコードには、
任意の値域であるＶ工〜Ｖ　ａ　１の内の１つか、■、
〜Ｖα□に含まれない特殊コード（第２図の例では串）
のいずれかを書き込む、二へで特殊コード傘は、外部か
ら与えられた検索キーと検索キーフィールド内の該コー
ド列との照合時に、いずれのコードの値とも合致したと
判定するもので、照合のマスクを指定する値（バリュー
）である、従来、１つのレコードに含まれる全ての検索
キーフィールドのバリューのセットと、該レコードのデ
ータフィールドのデータとを１対１に対応させてデータ
ベースを構築していたが、現実のデータベースの中には
、異なるバリューセットと１つのデータとが対応する場
合、すなわち、検索キーフィールドのバリューセットを
まるめて表現出来る場合が有り、このような場合には、
同一データに対応する複数のバリューセットにおいて、
異なるバリューとなっているコードの部分に特殊コード
傘を書き込むことによって、これら複数のバリューセッ
トを、特殊コード拳を用いた１組のバリューセットによ
って表現することが出来る。

第２図に示したレコードのフィールドの内、データフィ
ールドは、データまたは該レコードが属するテーブル以
外のテーブルの記憶場所を示すポインタを書き込む値域
であり、フラグフィールドは、該データフィールドにデ
ータとポインタのいずれかが書き込まれているかを示す
データを書き込む１ビツトの値域である。データフィー
ルドに書き込まれるポインタは、複数のテーブルを階層
構造に、かつ、ツリー状に連結するためのものであり、
詳細については後述する。

次に、第３図を用いて、複数のテーブル間の関係ならび
に検索原理を説明する。尚、第３図では。

レコード内の検索キーフィールドを２個とし、各検索キ
ーフィールドは２個のコードで指定し、また、テーブル
の階層を２段とした場合の構成例を示している。

第３図において、テーブル１が上位階層（階層１）に属
し、テーブル２〜Ｔが下位装置（階層２）に属している
。また、テーブル１は、検索キーフィールドに２個の特
殊コードを有し、かつ、各検索キーフィールドの第２コ
ードに特殊コードが位置するレコードを集めたテーブル
である。テーブル２〜Ｔは、検索キーフィールドに特殊
コードがないレコードを集めたテーブルであり、各テー
ブルは、上位階層のテーブル１内の対応するレコードか
ら、ポインタによって関連付けされている。

例えば、テーブル１の上から２番目のレコードは、その
検索キーフィールドのバリューセットとして。

検索キー１＝ｖ１串、検索キー２＝ｖ２傘を有し、この
レコードのデータフィールドに書き込まれたポインタに
よって関連付けられるテーブル２は、上記の検索キー１
，２において特殊コードを除いたバリューＶ工、ｖ２を
検索キーフィールド内の同じ位置に有するレコードを集
めたテープとする。

上記のように上位階層テーブルと下位階層のテーブルと
がポインタによって関連付けされるのは、上位階層のレ
コードの検索キーフィールドの記述を、下位階層のテー
ブルによってより詳細に記述する必要が有る場合である
が、例えばテーブル１の第１番目のレコードのように、
特殊コードを含んだバリューセットＶ工傘、ｖ１串に対
して一意にデータ１−１を書き込む場合も有る。このよ
うに、実際の記述すべき詳細度に応じて、下位階層のテ
ーブルを作成するか否かを定めることにより、効率の良
いデータベース記述が可能になる。

次に、第３図により検索動作の原理を説明する。

まず、外部から与える検索キーの例として、検索キー１
＝Ｖ工Ｖい検索キー２＝Ｖ、Ｖ、についての検索動作を
説明する。初めに、上記の検索キー１゜２のバリューと
、テーブル１内の検索キーフィールドのバリューとを比
較する。二＼で、バリューの比較に当っては、テーブル
１側の検索キーフィールドに特殊コード嘲が書き込まれ
ている場合には、そのコード位置以外のコードのバリュ
ーについてのみ比較を行う０例１の検索キーの組合せに
ついては、テーブル１の第１番目のレコードが。

上記の比較によって選択される。こぎで１選択されたレ
コードのフラグフィールドを参照し、データフィールド
に書き込まれている情報が、データとポインタのいずれ
であるかを判定する１例１の場合はデータフィールドに
データ１−１が書き込まれているので、このデータを検
索結果として読み出すことにより、検索動作を終了する
。

次に、例２の検索キー、すなわち、検索キー１＝ｖｉｖ
工、検索キー２＝Ｖ、Ｖ、による検索動作は。

まず、例１の場合と同様にテーブル１内の検索キーフィ
ールドとの比較を行い、選択されたレコードのデータフ
ィールドに書き込まれ情報がデータとポインタのいずれ
であるかを判定する０例２では、選択されたレコードの
データフィールドに。

テーブル３の記憶場所を示すポインタが書き込まれてい
るので、テーブル３の検索キーフィールドについて、上
記と同様の比較を行う、この場合には、テーブル３の第
２番目のレコードの検索キーフィールドのバリューセッ
トと１例２の検索キーのバリューセットとが一致し、か
つ、一致したレコードのデータフィールドにはデータ３
−２が書き込まれているので、このデータを検索結果と
して読みだすことで検索動作を終了する。

上記に説明した通り、木構造としたテーブルの内、検索
に必要となるテーブルのみについて検索動作を行うので
、効率の良い検索を実現することが出来る。

第１図は本発明の一実施例のブロック図であり。

テーブルの階層の段数を２、各レコード内の検索テーブ
ルの個数を２とした場合の構成を示している。第１図に
おいて、４は階層１のテーブルが格納されているメモリ
、６は階層２のテーブルが格納されているメモリである
。１，２は外部から与える２つの検索キーをそれぞれ一
時保持しておくためのレジスタである。３はメモリ４に
記憶されている階層１のテーブルに対して、順にレコー
ドを読み出しながら検索キーフィールドのバリューセッ
トと、レジスタ１，２に保持されている検索キーとの比
較を行う検索回路Ａである。５はメ雪り６に記憶されて
いる階層２に属するテーブル対して、３の検索回路Ａと
同様の検索を実行する検索回路Ｂである。７は検索回路
３によって選択されたレコードのフラグフィールドに書
き込まれた情報によって、該レコードのデータフィール
ドにデータとポインタのいずれかが書き込まれているか
を判定する判定回路である。８は検索回路３の出力と検
索回路５の出力とのいずれかを選択して出力するセレク
タである。

以下、第１図を用いて本発明の実施例における詳細な動
作を説明する。なお、検索対象となるテーブルは予め、
メモリ４，６に記憶されているものとする。

検索条件とする検索キー１，２を、信号線９゜１０を介
してレジスタ１，２へ格納する。検索回路３は、信号線
１１．１２を介して、レジスタ１゜２内の検索キー１，
２を読み出し、これらの検索キーとメモリ４に記載され
ている階層１に属するテーブルの検索キーフィールドの
バリューセットとの比較を行う、この比較は、先に示し
た原理に従い、特殊コードを除くコードのバリューにつ
いてのみ実行する。検索回路３は、この比較によって特
殊コード以外のコードが一致したレコードについて、そ
のフラグフィールドとデータフィールドを、信号線１５
を介して判定回路７へ伝える。

判定回路７は、伝えられたフラグフィールドの情報によ
って、同じく伝えられたデータフィールドの“情報が、
データポインタのいずれであるかを判定し、データであ
った場合には、信号線１８によってセレクタ８の入力と
して信号線１５上の上記データを選択させ、信号線１９
を介して外部に出力する。一方、データフィールドの情
報がポインタであった場合には、判定回路７は、信号線
１８によって、セレクタ８の入力信号線として信号線１
７を選択しておく。次に、判定回路７は、該ポインタを
信号線１６を介して検索回路５に伝える。

検索回路５は、伝えられたポインタによって指し示され
るメモリ６の階層２に属するテーブルに対して、検索回
路３と同様の検索動作を実行し、選択したレコードのデ
ータフィールド内の情報、すなわちデータを信号線１７
を介してセレクタ８に伝える。セレクタ８は、先に示し
た原理に従い。

検索回路３によって選択されたレコードのデータフィー
ルドの情報がポインタである場合には、検索回路５の出
力信号線である信号線１７を選択するように設定されて
いるので、検索回路５によって読出されたデータは、信
号線１９を介して出力される。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明では、データベース中のレ
コードを、検索キーフィールドの記述の詳細度によって
分類し、より詳細な記述がなされているレコードをより
下位の階層のテーブルとしてまとめる階層構′造と、同
一階層においては、１段上位の階層におけるレコードの
検索キーフィールドに記述されているコードを基に分割
したテーブル構成とによって、データベースを、検索キ
ーフィールドの内容に基づくツリー状のテーブルとして
構成し、検索動作を、上位階層のテーブルから順に、下
位階層テーブルへと実行することにより、データベース
の記述と検索における無駄を省いて効率の良い情報検索
を実現することが出来る利点が有る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は本発
明によるテーブル、レコードおよびフィールドの関係を
示す図、第３図は本発明によるテーブル間の関係と検索
動作の」原理を示す図である。 １．２・・・レジスタ、　　３．５・・・検索回路、４
．６・・・メモリ、　７・・・判定回路。 ８・・・セレクタ。 第１図 積重−＋　　　＄ｆ、’ｒ−２ 檀１洋 第　　２　　図 データベース

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）レコードの集合であるデータベースから検索条件
   に合致するレコードを検索する情報検索方式において、
   レコードを、１つ以上の検索キーフィールドと、フラグ
   フィールドと、データフィールドとから構成し、該検索
   キーフィールドは、１つ以上のコードを連結したコード
   列から構成し、該コード列中の各コードの値には、任意
   の値域の値と、該値域に含まれず、かつ、どの値にも解
   釈可能とする特殊コードとのいずれかを指定できるもの
   とし、データベース中の全てのレコードを、該レコード
   の、全ての検索キーに渡って含まれる該特殊コードの個
   数と、該特殊コードの該コード列中の位置とによって分
   類し、該特殊コードの個数と位置が同じである検索キー
   を有するレコードを集めて同じ階層テーブルとして構成
   し、該階層に属する該テーブル中の各レコードに含まれ
   る検索キーフィールドについて、該特殊コードを除く検
   索キーフィールドの値が等しく、かつ、該特殊コードの
   個数が最も近くかつ少ないレコードを集めて、該テーブ
   ルの１段下位の階層テーブルとして構成し、該上位階層
   のテーブルに含まれるレコードの内、特殊レコードを除
   き、該レコードの検索キーフィールドの値と同じ検索キ
   ーフィールドの値を有するレコードから構成した１段下
   位の階層のテーブルが存在するレコードについては、該
   レコードのデータフィールドに、該下位階層のテーブル
   の記憶場所を示すポインタを書き込み、かつ、該レコー
   ドのフラグフィールドには、該レコードのデータフィー
   ルドにポインタを書き込んだことを示すコードを書き込
   むことで、データベースを、１段以上の階層構造に、か
   つ、ツリー状に連結した１つ以上のテーブルによって構
   成し、該構成のデータベースからの検索を、上位階層の
   テーブルに含まれるレコードから順に、外部から与える
   検索条件としての検索キーとレコード中の検索キーフィ
   ールドの特殊コードを除くコードとの照合を行い、該照
   合によって一致すると判定されたレコードのフラグフィ
   ールドで該レコードのデータフィールドにデータが書き
   込まれていることが示された場合には該データを検索結
   果として読み出し、該フラグフィールドで該レコードの
   データフィールドにポインタが書き込まれていることが
   示された場合には該ポインタが示す記憶場所に有る１段
   下位の階層のテーブルに対して、該照合からの一連の動
   作をデータフィールドにデータが書き込まれたレコード
   に至るまで同様に繰り返すことによって、データベース
   からの検索を実行することを特徴とする情報検索方式。