JPS6228434A - 吸音材 - Google Patents
吸音材Info
- Publication number
- JPS6228434A JPS6228434A JP60162552A JP16255285A JPS6228434A JP S6228434 A JPS6228434 A JP S6228434A JP 60162552 A JP60162552 A JP 60162552A JP 16255285 A JP16255285 A JP 16255285A JP S6228434 A JPS6228434 A JP S6228434A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound absorbing
- absorbing material
- sound
- absorption coefficient
- reverberation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、吸音材に関する。
従来、吸音材は、多孔質材料である織布からなものが使
用されている。しかし、このような吸音材は、部分的な
周波数範囲の音波の吸収は可能であるが、広帯域に亘る
周波数の音波を吸収できない問題があった。すなわち、
任意の目的で使用される建築物用の吸音材は、広帯域に
亘る周波数の音波を吸収する。必要があり、特定の目的
で使用される建築物用の吸音材は、特定周波数の音波を
吸収する必要があるが、前者の要請に応える吸音材とし
て適切なものがなく、況やこれらの要請を完全に満足す
る吸音材は存在しなかった。
用されている。しかし、このような吸音材は、部分的な
周波数範囲の音波の吸収は可能であるが、広帯域に亘る
周波数の音波を吸収できない問題があった。すなわち、
任意の目的で使用される建築物用の吸音材は、広帯域に
亘る周波数の音波を吸収する。必要があり、特定の目的
で使用される建築物用の吸音材は、特定周波数の音波を
吸収する必要があるが、前者の要請に応える吸音材とし
て適切なものがなく、況やこれらの要請を完全に満足す
る吸音材は存在しなかった。
本発明は、高い吸音率で広範囲の周波数帯域の音波を容
易に吸収することができる吸音材を提供することをその
目的とするものである。
易に吸収することができる吸音材を提供することをその
目的とするものである。
本発明は、多孔質重合体で表面を被覆した有機質繊維又
は無機質繊維で形成した織布からな９、高い吸音率で広
範囲の周波数帯域の音波を容易に吸収することができる
吸音材である。
は無機質繊維で形成した織布からな９、高い吸音率で広
範囲の周波数帯域の音波を容易に吸収することができる
吸音材である。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。第１図は、本発明の一実施例の要部の平面図である。
。第１図は、本発明の一実施例の要部の平面図である。
この吸音材は、第２図に示す如く、ガラス繊維等の無機
質繊維１の表面にフッ素樹脂等からなる多孔質重合体２
を被覆した繊維体３を縦横に用いて不均一な網目の織布
を形成したものである。
質繊維１の表面にフッ素樹脂等からなる多孔質重合体２
を被覆した繊維体３を縦横に用いて不均一な網目の織布
を形成したものである。
ここで、繊維体３は、有機質繊維の表面を多孔質重合体
で′ｆ！！覆して形成しても良い。繊維体３の直径は、
約１．５ ｔｒｙｎφに設定されている。繊維体３の直
径は、吸音材１０の用途に応じて適宜設定するのが望ま
しい。織布を構成する繊維体３の配列は、例えば縦側を
１２本／２５鱈、５本／２５咽、１２本／ ２５ ｍの
間隔で配置し、横側を１０本／２５瓢、５本／２５■、
１０本／２５■の間隔で配置したものとする。この場合
繊布に形成される網目の通気量は、８０〜１５００ＦＭ
／ｆｔ”である。織布の厚さは２〜８−の範囲内で設定
するのが望ましい。この厚さが１鱈に満たない場合は十
分な吸音効果が得られず、１０鱈を越えると可撓性が悪
くなり、加工及び施工が困難になる。
で′ｆ！！覆して形成しても良い。繊維体３の直径は、
約１．５ ｔｒｙｎφに設定されている。繊維体３の直
径は、吸音材１０の用途に応じて適宜設定するのが望ま
しい。織布を構成する繊維体３の配列は、例えば縦側を
１２本／２５鱈、５本／２５咽、１２本／ ２５ ｍの
間隔で配置し、横側を１０本／２５瓢、５本／２５■、
１０本／２５■の間隔で配置したものとする。この場合
繊布に形成される網目の通気量は、８０〜１５００ＦＭ
／ｆｔ”である。織布の厚さは２〜８−の範囲内で設定
するのが望ましい。この厚さが１鱈に満たない場合は十
分な吸音効果が得られず、１０鱈を越えると可撓性が悪
くなり、加工及び施工が困難になる。
このように構成された吸音材１０の吸音率を１２５〜４
０００Ｈｚの周波数帯域についてＪＩＳ−Ａ−１４０９
に基づく残響室法によシ測定したところ第３図に特性線
（１）にて示す如く、はぼ０．４〜０、５の範囲にある
ことが判った。これに対して単に多孔性材料である織布
を利用した従来の吸音材では、同図に特性線（Ｉ［）に
て併記した通りほぼ０．２〜０．４の吸音率であった。
０００Ｈｚの周波数帯域についてＪＩＳ−Ａ−１４０９
に基づく残響室法によシ測定したところ第３図に特性線
（１）にて示す如く、はぼ０．４〜０、５の範囲にある
ことが判った。これに対して単に多孔性材料である織布
を利用した従来の吸音材では、同図に特性線（Ｉ［）に
て併記した通りほぼ０．２〜０．４の吸音率であった。
このように実施例の吸音材１０は、広帯域に亘る周波数
の音波を高い吸音率で吸収することができる。また、加
工、施工に適した可撓性を有するので、種々の用途の建
築材料に極めて有効なものである。
の音波を高い吸音率で吸収することができる。また、加
工、施工に適した可撓性を有するので、種々の用途の建
築材料に極めて有効なものである。
なお、残響室法吸音率とは、ＪＩＳ−Ａ−１４０９に基
づいた音響に関する試験であり、残響室で中心周波数が
１２５〜４０００ Ｈｚ の範囲で音波を発生させ、
試料を残響室内に入れた状態と入れない状態の残響時間
の差を係数で表わしたものである。この場合の測定装置
は、残響室、音源装置、受信及び記録装置で構成される
。残響室は、容量が１５０ Ｍ３以上で形状は６面ない
し８面で構成される。測定試料は、８．５〜１２ｍ２ま
での面積で長さに対する幅の比が１．３〜１．５までの
長方形とし、室内の一面の中央部に集中配置される。残
響室法吸音率の算出は、次式により行われる。
づいた音響に関する試験であり、残響室で中心周波数が
１２５〜４０００ Ｈｚ の範囲で音波を発生させ、
試料を残響室内に入れた状態と入れない状態の残響時間
の差を係数で表わしたものである。この場合の測定装置
は、残響室、音源装置、受信及び記録装置で構成される
。残響室は、容量が１５０ Ｍ３以上で形状は６面ない
し８面で構成される。測定試料は、８．５〜１２ｍ２ま
での面積で長さに対する幅の比が１．３〜１．５までの
長方形とし、室内の一面の中央部に集中配置される。残
響室法吸音率の算出は、次式により行われる。
但し、α：残響室吸音率
Ｔｌ：試料を入れた状態における残響時間（ｓｅｅ）Ｔ
２：試料を入れない状態における残響時間（ｓｅｅ）■
：残響室容量（ｍ３） Ｓ：試料面積（ｍ２） Ｃ：空気中の音速（ｍ／５ｅＣ） Ｃ＝３３１．５ ＋ ０．６１ｔ ｔ：空気中の温度 また、織布の編み方は、縦横の繊維体３の一方の間隔だ
けを不均一にしても良いし、或は縦横の繊維体３の間隔
を均一なものとしても良い。
２：試料を入れない状態における残響時間（ｓｅｅ）■
：残響室容量（ｍ３） Ｓ：試料面積（ｍ２） Ｃ：空気中の音速（ｍ／５ｅＣ） Ｃ＝３３１．５ ＋ ０．６１ｔ ｔ：空気中の温度 また、織布の編み方は、縦横の繊維体３の一方の間隔だ
けを不均一にしても良いし、或は縦横の繊維体３の間隔
を均一なものとしても良い。
この場合繊維体３の間隔が不均一になる程広範囲の周波
数帯域の音波を吸収することができる。
数帯域の音波を吸収することができる。
以上説明した如く、本発明に係る吸音材によれば、高い
吸音率で広範囲の周波数帯域の音波を容易に吸収するこ
とができるものである。
吸音率で広範囲の周波数帯域の音波を容易に吸収するこ
とができるものである。
第１図は、本発明の一実施例の要部の平面図、第２図は
、同実施例の吸音材を構成する繊維の説明図、第３図は
、吸音率と周波数との関係を示す特性図である。 １・・・無機質繊維、２・・・多孔質重合体、３・・・
繊維体、１０・・・吸音材。
、同実施例の吸音材を構成する繊維の説明図、第３図は
、吸音率と周波数との関係を示す特性図である。 １・・・無機質繊維、２・・・多孔質重合体、３・・・
繊維体、１０・・・吸音材。
Claims (1)
- 多孔質重合体で表面を被覆した有機質繊維又は無機質繊
維で形成した織布からなることを特徴とする吸音材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60162552A JPS6228434A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 吸音材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60162552A JPS6228434A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 吸音材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6228434A true JPS6228434A (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=15756759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60162552A Pending JPS6228434A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 吸音材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6228434A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2729609A1 (fr) * | 2011-07-08 | 2014-05-14 | Serge Ferrari SAS | Nappe textile apte a absorber des ondes sonores |
| JP2017020296A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | 平岡織染株式会社 | 吸音膜材 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4723335U (ja) * | 1971-04-10 | 1972-11-15 | ||
| JPS5562232A (en) * | 1978-10-27 | 1980-05-10 | Enjiniaado Yaanzu Inc | Production of flat and bound fabric of foamed vinyl plastisol on multifilament core |
-
1985
- 1985-07-23 JP JP60162552A patent/JPS6228434A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4723335U (ja) * | 1971-04-10 | 1972-11-15 | ||
| JPS5562232A (en) * | 1978-10-27 | 1980-05-10 | Enjiniaado Yaanzu Inc | Production of flat and bound fabric of foamed vinyl plastisol on multifilament core |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2729609A1 (fr) * | 2011-07-08 | 2014-05-14 | Serge Ferrari SAS | Nappe textile apte a absorber des ondes sonores |
| JP2014518338A (ja) * | 2011-07-08 | 2014-07-28 | セルジュ・フェラーリ・エスアーエス | 音波を吸収できる繊維撚物 |
| JP2017020296A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | 平岡織染株式会社 | 吸音膜材 |
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