JPS62282127A - 可変容量タービン - Google Patents
可変容量タービンInfo
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- JPS62282127A JPS62282127A JP61125001A JP12500186A JPS62282127A JP S62282127 A JPS62282127 A JP S62282127A JP 61125001 A JP61125001 A JP 61125001A JP 12500186 A JP12500186 A JP 12500186A JP S62282127 A JPS62282127 A JP S62282127A
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- turbine
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 9
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- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 11
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 11
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Supercharger (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〈産業上の利用分野〉
本発明は可変客足式のラジアルタービンに関し、特にタ
ーボチャージャに於ける排気タービンとして好適な可変
客間タービンに関する。
ーボチャージャに於ける排気タービンとして好適な可変
客間タービンに関する。
〈従来の技術〉
ターボチャージャの排気タービンとして用いられるラジ
アルタービンに於ては、エンジンの回転速度が低い領域
に於ても過給効果を確保することが望まれる場合があり
、そのためには、タービンホイールの上流側の通路を狭
窄することにより、流体の流入速度を増大させると良い
。しかしながら、このように通路を狭窄した場合には、
タービンの入口圧、即ちエンジンの排気カスに対する背
圧が高まり、エンジンの効率を低下させる不都合が発生
する。
アルタービンに於ては、エンジンの回転速度が低い領域
に於ても過給効果を確保することが望まれる場合があり
、そのためには、タービンホイールの上流側の通路を狭
窄することにより、流体の流入速度を増大させると良い
。しかしながら、このように通路を狭窄した場合には、
タービンの入口圧、即ちエンジンの排気カスに対する背
圧が高まり、エンジンの効率を低下させる不都合が発生
する。
そこで特公昭38−7653号公報に記載されているよ
うに、複数の可動ベーンをタービンホイール外周部を臨
む喉部に環状に配設し、これら可動ベーンを傾動ざぜる
ことにより、これらベーン間に郭成されるノズルの開口
面積を変化させるものとすれば、エンジンの低速域に於
ても過給効果を確保し、エンジンの中高速域に必っては
エンジンの排気ガスに対する背圧を小ざく保つことがで
きる。しかしながら、上記した構成によると、これらベ
ーンが、流体速度の比較的高い領域に配設されることか
ら、流体の抵抗損失が比較的大きくなりがちであり、そ
のためにタービンの効率が低下するという問題がある。
うに、複数の可動ベーンをタービンホイール外周部を臨
む喉部に環状に配設し、これら可動ベーンを傾動ざぜる
ことにより、これらベーン間に郭成されるノズルの開口
面積を変化させるものとすれば、エンジンの低速域に於
ても過給効果を確保し、エンジンの中高速域に必っては
エンジンの排気ガスに対する背圧を小ざく保つことがで
きる。しかしながら、上記した構成によると、これらベ
ーンが、流体速度の比較的高い領域に配設されることか
ら、流体の抵抗損失が比較的大きくなりがちであり、そ
のためにタービンの効率が低下するという問題がある。
また、互いに隣接する可動ベーン間にノズルが郭成され
るものであることから、特にノズルの開口面積が小ざい
領域にあっては、ベーンの傾動角度の僅かな狂いにより
ノズルの開口面積が大きく変化しがちであり、その制御
精度に難点がある。特に、このようなタービンをターボ
チャージャに於ける排気タービンとして利用する場合に
は、これらのベーンが高温の排気ガス流に曝露されるた
め、これら可動ベーンを信頼性高く調節することが困難
でおる。
るものであることから、特にノズルの開口面積が小ざい
領域にあっては、ベーンの傾動角度の僅かな狂いにより
ノズルの開口面積が大きく変化しがちであり、その制御
精度に難点がある。特に、このようなタービンをターボ
チャージャに於ける排気タービンとして利用する場合に
は、これらのベーンが高温の排気ガス流に曝露されるた
め、これら可動ベーンを信頼性高く調節することが困難
でおる。
特開昭53−136113号公報等に開示されているよ
うに、タービンケーシングのスクロール通路の壁体の一
部をなすフラップを傾動し得るようにして、スクロール
通路の断面積を可変にする構造も公知となっている。こ
の形式の可変ノズル構造によれば、構造が簡単であって
比較的抵抗損失を発生することなく流体のタービンホイ
ールへの流入速度を調節することができるが、必ずしも
可変領域が十分に広いとは言えず、また、特にフラップ
開度が大きい場合にタービンホイールに向かう流体の流
れが乱され、その流速分布が不均一となり、そのために
タービンの効率が低下するという問題がめる。
うに、タービンケーシングのスクロール通路の壁体の一
部をなすフラップを傾動し得るようにして、スクロール
通路の断面積を可変にする構造も公知となっている。こ
の形式の可変ノズル構造によれば、構造が簡単であって
比較的抵抗損失を発生することなく流体のタービンホイ
ールへの流入速度を調節することができるが、必ずしも
可変領域が十分に広いとは言えず、また、特にフラップ
開度が大きい場合にタービンホイールに向かう流体の流
れが乱され、その流速分布が不均一となり、そのために
タービンの効率が低下するという問題がめる。
〈発明が解決しようとする問題点〉
上記したような可変容拒タービンにあっては、高速域の
過給容量を確保した上で低速域の過給効率を向上させる
ためには、ベーンを閉じた時のタービン効率をいかにし
て高めるかが重要なポイントとなる。
過給容量を確保した上で低速域の過給効率を向上させる
ためには、ベーンを閉じた時のタービン効率をいかにし
て高めるかが重要なポイントとなる。
このような従来技術の問題点及び発明者の知見に鑑み、
本発明の主な目的は、流体の流入量が小ざい場合でも流
体に対する抵抗損失を増大させずに作動可能であって、
しかも高精度な制御を行ない1qるような可変容量ター
ビンを提供することにおる。
本発明の主な目的は、流体の流入量が小ざい場合でも流
体に対する抵抗損失を増大させずに作動可能であって、
しかも高精度な制御を行ない1qるような可変容量ター
ビンを提供することにおる。
〈問題点を解決するための手段〉
このような目的は、本発明によれば、タービンホイール
と、該タービンホイールの外周に郭成されたタービンス
クロールとを有すると共に、前記タービンホイールの外
周部の外側の或る円周上に、弧状ベーンからなる可変ノ
ズルを環状に配設してなる可変容量タービンであって、
前記弧状ベーンが、分割形成された固定ベーンと可動ベ
ーンとからなり、該可動ベーンが前記円周よりも内向き
に傾動することにより、互いに対向する前記固定ベーン
と前記可動ベーンとの間に郭成されるノズルの開口面積
を調節するものであると共に、前記ノズルが最狭状態に
あるときの前記固定ベーンと前記可動ベーンとが重合づ
る部分のベーン幅寸法に対する流線方向寸法の割合が、
20%〜60%の範囲内にあることを特徴とする可変容
量タービンを提供することにより達成される。
と、該タービンホイールの外周に郭成されたタービンス
クロールとを有すると共に、前記タービンホイールの外
周部の外側の或る円周上に、弧状ベーンからなる可変ノ
ズルを環状に配設してなる可変容量タービンであって、
前記弧状ベーンが、分割形成された固定ベーンと可動ベ
ーンとからなり、該可動ベーンが前記円周よりも内向き
に傾動することにより、互いに対向する前記固定ベーン
と前記可動ベーンとの間に郭成されるノズルの開口面積
を調節するものであると共に、前記ノズルが最狭状態に
あるときの前記固定ベーンと前記可動ベーンとが重合づ
る部分のベーン幅寸法に対する流線方向寸法の割合が、
20%〜60%の範囲内にあることを特徴とする可変容
量タービンを提供することにより達成される。
〈作用〉
このように、可変ノズルを形成するベーンの一方を固定
とし、他方を可動させることにより、容易にノズルの剛
性を高めることができ、低速域に於ける制御の安定性を
向上し1qる。
とし、他方を可動させることにより、容易にノズルの剛
性を高めることができ、低速域に於ける制御の安定性を
向上し1qる。
しかも、固定ベーンと可動ベーンとを互いに重ね合せる
ことにより形成されたノズル部分の寸法を適正化するこ
とにより、一層の効率改善を企図し1qる。
ことにより形成されたノズル部分の寸法を適正化するこ
とにより、一層の効率改善を企図し1qる。
〈実施例〉
以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
説明する。
第1図及び第2図は本発明に基づく可変容量タービンが
適用されたエンジン用ターボチャージャを示している。
適用されたエンジン用ターボチャージャを示している。
このターボチャージャは、コンプレッサ部分のスクロー
ルを形成するコンプレッサケーシング]と、該コンプレ
ッサケーシングの背面を閉塞する背板2とからなるケー
シングと、ターボチャージャの主軸を軸支すると共にそ
の11!!受を潤滑する構造を内蔵する潤滑部ケーシン
グ3と、タービン部分のスクロールを形成するタービン
ケーシング4とを有している。
ルを形成するコンプレッサケーシング]と、該コンプレ
ッサケーシングの背面を閉塞する背板2とからなるケー
シングと、ターボチャージャの主軸を軸支すると共にそ
の11!!受を潤滑する構造を内蔵する潤滑部ケーシン
グ3と、タービン部分のスクロールを形成するタービン
ケーシング4とを有している。
コンプレッサケーシング1の内部には、スクロール通路
5及び軸線方向通路6が郭成されており、このスクロー
ル通路5の中心部でおってしかも軸線方向通路6の内端
側に隣接する領域にコンプレッサホイール7がδ堪ブら
れている。このコンプレッサホイール7は、濶滑部ケー
シング3の中心部に回転自在に枢支されたターボチャー
ジャの主軸8の一端部に後記する要領にて取着されてい
る。
5及び軸線方向通路6が郭成されており、このスクロー
ル通路5の中心部でおってしかも軸線方向通路6の内端
側に隣接する領域にコンプレッサホイール7がδ堪ブら
れている。このコンプレッサホイール7は、濶滑部ケー
シング3の中心部に回転自在に枢支されたターボチャー
ジャの主軸8の一端部に後記する要領にて取着されてい
る。
コンプレッサ側におっては、スクロール通路5は吸気出
口通路をなし、軸線方向通路6は吸気入口をなしている
。
口通路をなし、軸線方向通路6は吸気入口をなしている
。
コンプレッサケーシング1と背板2とは、リング部材9
を介してポル1〜10をコンプレッサケーシング1の外
周部に螺着することにより一体化されており、背板2の
中央部に潤滑部ケーシング3か接続されている。
を介してポル1〜10をコンプレッサケーシング1の外
周部に螺着することにより一体化されており、背板2の
中央部に潤滑部ケーシング3か接続されている。
潤滑部ケーシング3の内部に形成された軸受孔11.1
2には、ラジアル軸受メタル13により、前記したよう
に主軸8が枢支されている。また、背板2と潤滑部ケー
シング3の端面との間には、スラスト軸受メタル14が
挟設されているが、主軸8の段付部にカラー″15、ス
ラスト軸受メタル14、ブッシング16、コンプレッサ
ホイール7をこの順に嵌装し、主軸8のコンプレッサ側
端部に切設されたねじ部17にナツト18を螺着するこ
とにより、主軸8のスラスト方向支持及びコンプレッサ
ホイール7の装着が行なわれる。尚、カラー15はスラ
スト軸受メタル14の挟持圧力を設定するためのスペー
サとして前溝する。
2には、ラジアル軸受メタル13により、前記したよう
に主軸8が枢支されている。また、背板2と潤滑部ケー
シング3の端面との間には、スラスト軸受メタル14が
挟設されているが、主軸8の段付部にカラー″15、ス
ラスト軸受メタル14、ブッシング16、コンプレッサ
ホイール7をこの順に嵌装し、主軸8のコンプレッサ側
端部に切設されたねじ部17にナツト18を螺着するこ
とにより、主軸8のスラスト方向支持及びコンプレッサ
ホイール7の装着が行なわれる。尚、カラー15はスラ
スト軸受メタル14の挟持圧力を設定するためのスペー
サとして前溝する。
ナツト18を締結する際に、ねじ部17の遊喘部に設け
られた六角断面部1つを別の工具により把持することに
より、主1N18の共回りを防止し1qると共に、主’
l’[lI8の中間部に過大な捩り力を加える不都合が
回避される。
られた六角断面部1つを別の工具により把持することに
より、主1N18の共回りを防止し1qると共に、主’
l’[lI8の中間部に過大な捩り力を加える不都合が
回避される。
タービンケーシング4は、その内部に、スクロール通路
21と、接線方向に向けて開口するその入口開口21a
と、軸線方向に延在する出口通路22と、その開口22
aとを郭成している。
21と、接線方向に向けて開口するその入口開口21a
と、軸線方向に延在する出口通路22と、その開口22
aとを郭成している。
タービンケーシング4と潤潰部ケーシング3との間には
、その外周部に外向突設されたフランジ23aをもって
背板23が挟設されている。タービンケーシング4と潤
滑部ケーシング3との間の結合は、タービンケーシング
4の側に螺合されたスタンドボルト24に、リング部材
25を介してナツト26を、締結することにより、ター
ビンケーシング4の外周部とリング部材25との間に、
潤滑部ケーシング3の外周部と背板23の外向フランジ
23aとを挟持することにより行なわれる。
、その外周部に外向突設されたフランジ23aをもって
背板23が挟設されている。タービンケーシング4と潤
滑部ケーシング3との間の結合は、タービンケーシング
4の側に螺合されたスタンドボルト24に、リング部材
25を介してナツト26を、締結することにより、ター
ビンケーシング4の外周部とリング部材25との間に、
潤滑部ケーシング3の外周部と背板23の外向フランジ
23aとを挟持することにより行なわれる。
スクロール通路21の中心部には、スクロール通路内を
外周路21bと流入路21Gとに区画する固定ベーン部
材27が配設されている。この固定ベーン部材27は、
中心部に形成された円筒部28aと、該円筒部28aの
軸線方向中間部から半径方向外向に形成された円板部2
8bと、該円板部の外周部から賜滑部ケーシング3に向
けて軸線方向に治って突設された固定ベーン29とから
なっており、円筒部28aの内側に主軸8の他端側に形
成されたタービンホイール30を受容している。そして
円筒部28aが、金属製のシールリング31を介して出
口通路22の内端部に1矢人しており、更に固定へ一ン
29の軸線方向端部が、ボルト32により背板23に結
合されている。
外周路21bと流入路21Gとに区画する固定ベーン部
材27が配設されている。この固定ベーン部材27は、
中心部に形成された円筒部28aと、該円筒部28aの
軸線方向中間部から半径方向外向に形成された円板部2
8bと、該円板部の外周部から賜滑部ケーシング3に向
けて軸線方向に治って突設された固定ベーン29とから
なっており、円筒部28aの内側に主軸8の他端側に形
成されたタービンホイール30を受容している。そして
円筒部28aが、金属製のシールリング31を介して出
口通路22の内端部に1矢人しており、更に固定へ一ン
29の軸線方向端部が、ボルト32により背板23に結
合されている。
第2図に併せて示されるように、固定ベーン部材27の
外周部には、タービンホイール30を同心的に外囲する
ように、4つの固定ベーン29が形成されている。これ
らの固定ベーン29は、それぞれが部分弧状をなすと共
に、円周方向に沿って等幅かつ等間隔に設けられている
。これら固定ベーン29同土間の空隙は、背板23に回
動自在に枢着されたピン33の遊端に固着された可動ベ
ーン34により開閉される。これら可動ベーン34は、
固定ベーン29と同等の曲率の弧状をなし、かつ獄ね同
一の円周上に位置している。また、これら可動ベーン3
4は、対応する固定ベーン29の円周方向端縁部に近接
する)立置にて枢支されると共に、前記円周の内側に向
けてのみ傾動しくユるようにされてあり、全開状態にあ
っては、両ベーン29.34が連続した翼形をなすよう
に形成ざれでいる。従って、これら固定ベーン29及び
、対応する可動ベーン34は、スクロール通路21の外
周路21bを流れる流体に対する4つのベーンの前縁部
分及び後縁部分をそれぞれ形成している。尚、これら可
動ベーン34を支持するピン33は、それぞれ適度なリ
ンク機構35を介して、図示されない適宜な構造を有す
るアクチュエータに連結されており、別途制御信号によ
り、これら可動ベーン34の傾斜角度が調節される。
外周部には、タービンホイール30を同心的に外囲する
ように、4つの固定ベーン29が形成されている。これ
らの固定ベーン29は、それぞれが部分弧状をなすと共
に、円周方向に沿って等幅かつ等間隔に設けられている
。これら固定ベーン29同土間の空隙は、背板23に回
動自在に枢着されたピン33の遊端に固着された可動ベ
ーン34により開閉される。これら可動ベーン34は、
固定ベーン29と同等の曲率の弧状をなし、かつ獄ね同
一の円周上に位置している。また、これら可動ベーン3
4は、対応する固定ベーン29の円周方向端縁部に近接
する)立置にて枢支されると共に、前記円周の内側に向
けてのみ傾動しくユるようにされてあり、全開状態にあ
っては、両ベーン29.34が連続した翼形をなすよう
に形成ざれでいる。従って、これら固定ベーン29及び
、対応する可動ベーン34は、スクロール通路21の外
周路21bを流れる流体に対する4つのベーンの前縁部
分及び後縁部分をそれぞれ形成している。尚、これら可
動ベーン34を支持するピン33は、それぞれ適度なリ
ンク機構35を介して、図示されない適宜な構造を有す
るアクチュエータに連結されており、別途制御信号によ
り、これら可動ベーン34の傾斜角度が調節される。
また、タービン側の背板23と潤滑部ケーシング3との
間には、タービンホイール30の背部に延在するシール
ド板36が挟設されてあり、排気タービン部を流れる排
気ガスの熱が、潤滑部ケーシング3の内部に伝達される
ことを防止している。
間には、タービンホイール30の背部に延在するシール
ド板36が挟設されてあり、排気タービン部を流れる排
気ガスの熱が、潤滑部ケーシング3の内部に伝達される
ことを防止している。
また、タービン側の排気ガスが潤滑部ケーシング3の内
部に向けて漏洩することを回避するために、主軸8の潤
滑部ケーシング3の中心孔37を貫通する部分に、ラビ
リンス溝として芸能する環状溝38が凹設されている。
部に向けて漏洩することを回避するために、主軸8の潤
滑部ケーシング3の中心孔37を貫通する部分に、ラビ
リンス溝として芸能する環状溝38が凹設されている。
次に、このターボチャージャの潤滑系銃について説明す
る。
る。
潤滑部ケーシング3の第1図に於ける上端部には、潤滑
油導入孔40が穿設されてあり、図示されていない潤滑
油ポンプから供給された潤滑油を、潤滑部ケーシング3
の内部に穿設された潤滑油通路41を経てラジアル軸受
メタル13、及びスラスト軸受メタル14に供給してい
る。各潤滑油から排出された潤滑油は、潤滑部ケーシン
グ3内に郭定された潤滑油排出口42から排出され、図
示されていないオイルサンプに回収される。
油導入孔40が穿設されてあり、図示されていない潤滑
油ポンプから供給された潤滑油を、潤滑部ケーシング3
の内部に穿設された潤滑油通路41を経てラジアル軸受
メタル13、及びスラスト軸受メタル14に供給してい
る。各潤滑油から排出された潤滑油は、潤滑部ケーシン
グ3内に郭定された潤滑油排出口42から排出され、図
示されていないオイルサンプに回収される。
特にスラスト軸受メタル14に供給された潤滑油が、ブ
ッシング16の外周面に付着してコンプレッサ側に流れ
込むことを回避するために、ブッシング16の外周面が
シールリング43を介して背板2の中心孔44を貫通し
ており、また、背板2とスラスト軸受メタル14との間
には、その中心部に設けられた孔にブッシング16を挿
通した上でガイド板45が挟設されている。また、この
ガイド板45の下端部は、湾曲した形状に形成されてい
る。
ッシング16の外周面に付着してコンプレッサ側に流れ
込むことを回避するために、ブッシング16の外周面が
シールリング43を介して背板2の中心孔44を貫通し
ており、また、背板2とスラスト軸受メタル14との間
には、その中心部に設けられた孔にブッシング16を挿
通した上でガイド板45が挟設されている。また、この
ガイド板45の下端部は、湾曲した形状に形成されてい
る。
従って、スラスト軸受メタル14から流れ出した潤滑油
は、ブッシング16の外周面から遠心力により投げ飛ば
され、ガイド板45により受止められ、オイルサンプに
戻されることとなる。
は、ブッシング16の外周面から遠心力により投げ飛ば
され、ガイド板45により受止められ、オイルサンプに
戻されることとなる。
次に本実施例の作動の要領について説明する。
エンジンの回転速度が低く比較的排気ガスの流量か小さ
い場合には、第2図及び第3図に於て実線により示され
ているように、可動ベーン34を閉じることにより、固
定ベーン29の前縁部と、可動ベーン34の復縁部との
ラップ部分に郭成されるノズルの間隙を最も小さいgT
inとなるようにする。そのため排気ガスは、このノズ
ルにより最大限に絞られ加速され、固定ベーン部材27
とタービンホイール31との間の流入路21C内にて旋
回流となった竣にタービンホイール30に至るため、排
気流が加速されてタービンホイール3]を駆動すること
となり、エンジンの低速域に於ても過給効果を確保する
ことができる。
い場合には、第2図及び第3図に於て実線により示され
ているように、可動ベーン34を閉じることにより、固
定ベーン29の前縁部と、可動ベーン34の復縁部との
ラップ部分に郭成されるノズルの間隙を最も小さいgT
inとなるようにする。そのため排気ガスは、このノズ
ルにより最大限に絞られ加速され、固定ベーン部材27
とタービンホイール31との間の流入路21C内にて旋
回流となった竣にタービンホイール30に至るため、排
気流が加速されてタービンホイール3]を駆動すること
となり、エンジンの低速域に於ても過給効果を確保する
ことができる。
エンジンの回転速度が増大し、過給効果が十分となった
場合には、想像線により示されるように可動ベーン34
を内向きに傾剣ざぜ、固定ベーン29と可動ベーン34
との間に郭定されるノズルの大きざを増大させる。その
結果、排気流が増速されることなく、また比較的流路抵
抗無くタービンホイール30に至り、エンジンに対する
排気背圧を小さくすることができる。
場合には、想像線により示されるように可動ベーン34
を内向きに傾剣ざぜ、固定ベーン29と可動ベーン34
との間に郭定されるノズルの大きざを増大させる。その
結果、排気流が増速されることなく、また比較的流路抵
抗無くタービンホイール30に至り、エンジンに対する
排気背圧を小さくすることができる。
上記したように、固定ベーン29の前縁部と可動ベーン
34の後縁部との互いに重なり合う部分にてノズルを形
成した場合、ラップ部分の寸法が問題となる。即ちラッ
プ部分寸法が流体の′a線方向について過大である場合
には、流路抵抗か増大して流入効率が低下すると同時に
、可動ベーンに作用する揚力が増大して制御精度が悪化
する。
34の後縁部との互いに重なり合う部分にてノズルを形
成した場合、ラップ部分の寸法が問題となる。即ちラッ
プ部分寸法が流体の′a線方向について過大である場合
には、流路抵抗か増大して流入効率が低下すると同時に
、可動ベーンに作用する揚力が増大して制御精度が悪化
する。
この反対に、短寸である場合には、整流効果か失われ、
これによっても流入損失が増大する。
これによっても流入損失が増大する。
このような視点から鋭意実験を行なった結果、ノズル部
分の幅方向寸法に対するラップ寸法(第3図の1寸法)
の割合が、20%〜60%の範囲内に於て比較的高い効
率が得られることが見出された。特に20%〜30%の
範囲にてノズル寸法を設定することが、効率と揚力影響
との両面から児て最も好ましい結果が得られることが判
明した。
分の幅方向寸法に対するラップ寸法(第3図の1寸法)
の割合が、20%〜60%の範囲内に於て比較的高い効
率が得られることが見出された。特に20%〜30%の
範囲にてノズル寸法を設定することが、効率と揚力影響
との両面から児て最も好ましい結果が得られることが判
明した。
〈発明の効果〉
このように本発明によれば、特に小流量時に於けるター
ビンに流入する流体の抵抗損失を小ざく抑えることがで
き、しかも乱流などにより可動ベーンに有害な応力が作
用することを回避することができることから、ターボチ
ャージャなどの制御性の向上が可能となり、タービン効
率の改善、特にターボチャージャへの応用に於いて、エ
ンジンの性能向上に多大の効果を奏することができる。
ビンに流入する流体の抵抗損失を小ざく抑えることがで
き、しかも乱流などにより可動ベーンに有害な応力が作
用することを回避することができることから、ターボチ
ャージャなどの制御性の向上が可能となり、タービン効
率の改善、特にターボチャージャへの応用に於いて、エ
ンジンの性能向上に多大の効果を奏することができる。
第1図は本発明に基づく可変容量タービンか適用された
ターボチャージャの縦断面図でおる。 第2図は第1図の■−■線からタービンケーシング側を
見た矢視図で必る。 第3図はベーン部分の拡大図でおる。 1・・・コンプレッサケーシング 2・・・背板 3・・・潤滑部ケーシング4
・・・タービンケーシング 5・・・・・・スクロール通路6・・・@線方向通路7
・・・コンプレッサホイール 8・・・主N 9・・・リング部材10・
・・ボルト 11.12・・・軸受孔13・・・
ラジアル蝿受メタル 14・・−スラスト軸受メタル 15・・・カラー 16・・・ブッシング]7・
・・ねじ部 18・・・ナツト19・・・六角断
面部 21・・・スクロール通路21a・・・入口開
口 21b・・・外周路21G・・・流入路 2
2・・・出口通路22a・・・出口開口 23・・・
背板23a・・・フランジ 24・・・スタンドボル
ト25・・・リング部材 26・・・ナツト27・・
・固定ベーン部材28a・・・円筒部28b・・・円板
部 29・・・固定ベーン30・・・夕・−ビンホ
イール 31・・・シーツいリング 32・・・ボルト33・・
・ピン 34・・・可動ベーン35・・・リン
ク前溝 36・・・シールド板37・・・中心孔
38・・・環状溝40・・・潤滑油導入孔 41・
・・1潤滑油通路42・・・潤滑油排出孔 43・・・
シールリング44・・・中心孔 45・・・カイ
ト板特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社代
理 人 弁理士 大 島 陽 −第2図
ターボチャージャの縦断面図でおる。 第2図は第1図の■−■線からタービンケーシング側を
見た矢視図で必る。 第3図はベーン部分の拡大図でおる。 1・・・コンプレッサケーシング 2・・・背板 3・・・潤滑部ケーシング4
・・・タービンケーシング 5・・・・・・スクロール通路6・・・@線方向通路7
・・・コンプレッサホイール 8・・・主N 9・・・リング部材10・
・・ボルト 11.12・・・軸受孔13・・・
ラジアル蝿受メタル 14・・−スラスト軸受メタル 15・・・カラー 16・・・ブッシング]7・
・・ねじ部 18・・・ナツト19・・・六角断
面部 21・・・スクロール通路21a・・・入口開
口 21b・・・外周路21G・・・流入路 2
2・・・出口通路22a・・・出口開口 23・・・
背板23a・・・フランジ 24・・・スタンドボル
ト25・・・リング部材 26・・・ナツト27・・
・固定ベーン部材28a・・・円筒部28b・・・円板
部 29・・・固定ベーン30・・・夕・−ビンホ
イール 31・・・シーツいリング 32・・・ボルト33・・
・ピン 34・・・可動ベーン35・・・リン
ク前溝 36・・・シールド板37・・・中心孔
38・・・環状溝40・・・潤滑油導入孔 41・
・・1潤滑油通路42・・・潤滑油排出孔 43・・・
シールリング44・・・中心孔 45・・・カイ
ト板特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社代
理 人 弁理士 大 島 陽 −第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 タービンホイールと、該タービンホイールの外周に郭成
されたタービンスクロールとを有すると共に、前記ター
ビンホイールの外周部の外側の或る円周上に、弧状ベー
ンからなる可変ノズルを環状に配設してなる可変容量タ
ービンであって、前記弧状ベーンが、分割形成された固
定ベーンと可動ベーンとからなり、 該可動ベーンが前記円周よりも内向きに傾動することに
より、互いに対向する前記固定ベーンと前記可動ベーン
との間に郭成されるノズルの開口面積を調節するもので
あると共に、 前記ノズルが最狭状態にあるときの前記固定ベーンと前
記可動ベーンとが重合する部分のベーン幅寸法に対する
流線方向寸法の割合が、20%〜60%の範囲内にある
ことを特徴とする可変容量タービン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61125001A JPS62282127A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 可変容量タービン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61125001A JPS62282127A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 可変容量タービン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62282127A true JPS62282127A (ja) | 1987-12-08 |
JPH0421052B2 JPH0421052B2 (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=14899422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61125001A Granted JPS62282127A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 可変容量タービン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62282127A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007309140A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Toyota Motor Corp | ターボチャージャ |
KR101046206B1 (ko) * | 2010-12-14 | 2011-07-04 | 한국기계연구원 | 가변 베인형 터빈 |
US9689275B2 (en) | 2013-10-30 | 2017-06-27 | Hyundai Motor Company | Variable geometry turbo system |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585041U (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-13 | 日本無線株式会社 | 熱現像用ヒ−トパイプ |
JPS59182636A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-17 | Fujitsu Ltd | デ−タモ−ド引込み方式 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP61125001A patent/JPS62282127A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585041U (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-13 | 日本無線株式会社 | 熱現像用ヒ−トパイプ |
JPS59182636A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-17 | Fujitsu Ltd | デ−タモ−ド引込み方式 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007309140A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Toyota Motor Corp | ターボチャージャ |
KR101046206B1 (ko) * | 2010-12-14 | 2011-07-04 | 한국기계연구원 | 가변 베인형 터빈 |
US9689275B2 (en) | 2013-10-30 | 2017-06-27 | Hyundai Motor Company | Variable geometry turbo system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0421052B2 (ja) | 1992-04-08 |
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