JPS62280289A - 貝殻を用いた耐火処理剤 - Google Patents
貝殻を用いた耐火処理剤Info
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- JPS62280289A JPS62280289A JP12399986A JP12399986A JPS62280289A JP S62280289 A JPS62280289 A JP S62280289A JP 12399986 A JP12399986 A JP 12399986A JP 12399986 A JP12399986 A JP 12399986A JP S62280289 A JPS62280289 A JP S62280289A
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Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
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- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
３、発明の詳細な説明
（産業上の利用分野）
本発明は、貝殻を展着剤中に分散させ、これを木材、そ
の他に塗布して、耐火性を与える貝殻を用いた耐火処理
剤に関するものである。
の他に塗布して、耐火性を与える貝殻を用いた耐火処理
剤に関するものである。
（従来の技術）
近年の北海道の帆立貝の水揚高はｔｓｏ、 ０００ ト
ン以上に及ぶもので、これに伴いｔｏｏ、 ｏｏｏ ト
ン以上の貝殻が排出されている。
ン以上に及ぶもので、これに伴いｔｏｏ、 ｏｏｏ ト
ン以上の貝殻が排出されている。
（考案が解決しようとする問題点）
しかし、前述の貝殻は今のところ利用価値がないため、
専ら、費用をかけて埋立地へ運び、埋土の代わりに使っ
ている現状で、埋立地が遠い場合は、運搬費用も軽視で
きない額に達し、企業の採算性を悪くする問題点があっ
た。
専ら、費用をかけて埋立地へ運び、埋土の代わりに使っ
ている現状で、埋立地が遠い場合は、運搬費用も軽視で
きない額に達し、企業の採算性を悪くする問題点があっ
た。
本発明は、前記した従来の問題点を解決するためになき
れたもので、帆立貝、その他の貝殻は、炭酸石灰により
構成されるため、耐火性を有して火の中に投入しても燃
えない。従って、この特性を利用して木材その他の耐火
性のないものに耐火性を与える処理剤を完成したもので
、経費をかけて捨てていた資源を活用し、企業の採算性
を向上させる目的が達成される。
れたもので、帆立貝、その他の貝殻は、炭酸石灰により
構成されるため、耐火性を有して火の中に投入しても燃
えない。従って、この特性を利用して木材その他の耐火
性のないものに耐火性を与える処理剤を完成したもので
、経費をかけて捨てていた資源を活用し、企業の採算性
を向上させる目的が達成される。
（問題点を解決するための手段）
本発明に関する貝殻を用いた耐火処理剤は、貝殻を微粉
末１とし、これを耐熱性の展着剤２中に分散させた構成
のものである。
末１とし、これを耐熱性の展着剤２中に分散させた構成
のものである。
（作 用）
前記のように構成される貝殻を用いた耐火処理剤は、例
えば、帆立貝の貝殻を微粉機にかけて粉砕すると、灰白
色の微粉末１が得られるから、この微粉末１を第１図に
示すように耐火性に優れる展着剤２中に投入して攪拌す
れば、微粉末１は展着列２中に第２図に示すように平均
に分散して、灰白色乳状の処理剤ａを形成するから、こ
の処理剤ａを第３図に示すように木材３等の耐火性に乏
しい材料の表面へ塗布して乾燥許せれば、処理剤ａが木
材３等の表面へ貝殻状の固い被膜を形成するから、この
被膜に対してトーチランプの強化炎を当てると、処理剤
ａの被膜は赤熱状態となったが、木材はこの処理剤ａに
より色素されて空気との接触を完全に遮断きれるため、
被膜からの伝導熱によって炭化状態となっても、発火燃
焼することがないものである。
えば、帆立貝の貝殻を微粉機にかけて粉砕すると、灰白
色の微粉末１が得られるから、この微粉末１を第１図に
示すように耐火性に優れる展着剤２中に投入して攪拌す
れば、微粉末１は展着列２中に第２図に示すように平均
に分散して、灰白色乳状の処理剤ａを形成するから、こ
の処理剤ａを第３図に示すように木材３等の耐火性に乏
しい材料の表面へ塗布して乾燥許せれば、処理剤ａが木
材３等の表面へ貝殻状の固い被膜を形成するから、この
被膜に対してトーチランプの強化炎を当てると、処理剤
ａの被膜は赤熱状態となったが、木材はこの処理剤ａに
より色素されて空気との接触を完全に遮断きれるため、
被膜からの伝導熱によって炭化状態となっても、発火燃
焼することがないものである。
（実 施 例）
（１）帆立貝の貝殻を３００メツシユに粉砕した微粉末
を、珪酸カリウムを主材とする水溶液の展着剤中に分散
きせて処理剤を得た。
を、珪酸カリウムを主材とする水溶液の展着剤中に分散
きせて処理剤を得た。
この処理剤を木材の表面へ刷毛塗して０．２ｍ程度の処
理剤被膜を形成し、これを自然乾燥した。
理剤被膜を形成し、これを自然乾燥した。
乾燥後に、この処理を施した木材と、処理を施きない同
じ木材とに、トーチランプの強火炎を当て燃焼の比較試
験を行なった。
じ木材とに、トーチランプの強火炎を当て燃焼の比較試
験を行なった。
その結果、処理してない木材は、３０秒程度で表面に着
火して燃え始めたが、処理剤により被覆した木材は、１
分間程度で処理剤の被膜が赤熱し、内部の木材は熱伝導
により炭化を始めたが、処理剤被膜が空気を遮断してい
るため、３分間加熱し続けても木材が燃焼することはな
かった。
火して燃え始めたが、処理剤により被覆した木材は、１
分間程度で処理剤の被膜が赤熱し、内部の木材は熱伝導
により炭化を始めたが、処理剤被膜が空気を遮断してい
るため、３分間加熱し続けても木材が燃焼することはな
かった。
（２）実施例＜１）と同じ微粉末と、展着剤とを用いて
同じ処理剤を形成し、この処理剤をロールコータを用い
て木材の表面に塗布し、半乾きの時、表面にプレスをか
けると、処理剤の密度が高くなると共に、表面の平滑性
が改善されて化粧価値が向上した。
同じ処理剤を形成し、この処理剤をロールコータを用い
て木材の表面に塗布し、半乾きの時、表面にプレスをか
けると、処理剤の密度が高くなると共に、表面の平滑性
が改善されて化粧価値が向上した。
この実施例の耐火性は実施例（１）のものとほぼ同様で
あった。
あった。
０）実施例（１） 、 （２）と同じ微粉末と、畏着剤
を用いて同じ処理剤を形成し、この処理剤を吹付けによ
り木材表面へ塗布し、半乾きの時、表面をプレスし、処
理剤の密度を高くすると共に平滑性をよくし、その後、
加熱炉に入れてキ処理剤の被膜を３００°Ｃ程度に加熱
し、被膜のを焼成を行った。
を用いて同じ処理剤を形成し、この処理剤を吹付けによ
り木材表面へ塗布し、半乾きの時、表面をプレスし、処
理剤の密度を高くすると共に平滑性をよくし、その後、
加熱炉に入れてキ処理剤の被膜を３００°Ｃ程度に加熱
し、被膜のを焼成を行った。
その結果、被覆は一層美麗９強固となり、化粧価値と共
に耐火性が向上した。
に耐火性が向上した。
（発明の効果）
本発明に関する貝殻を用いた耐火処理剤は、従来費用を
掛けて廃棄していた貝殻を商品化するから、廃棄の費用
が省ける上に製品収入が得られるため、企業の採算性が
大幅に向上する。
掛けて廃棄していた貝殻を商品化するから、廃棄の費用
が省ける上に製品収入が得られるため、企業の採算性が
大幅に向上する。
廃資源の活用により性能の優れた製品を極めて紙庫に且
つ大量に市場提供できる。
つ大量に市場提供できる。
貝殻を原料とする処理剤は、耐火性に優れて木材等の耐
火性に乏しいものを被覆させれば、これらに耐火性を与
えて火災の予防に大きな効果が期待できるだけでなく、
若し、火災になっても有毒ガスを発生しないから、最近
多発している有毒ガスによる死亡事故が防止される。
火性に乏しいものを被覆させれば、これらに耐火性を与
えて火災の予防に大きな効果が期待できるだけでなく、
若し、火災になっても有毒ガスを発生しないから、最近
多発している有毒ガスによる死亡事故が防止される。
処理剤による表面被覆で心材を化粧上せ、製品の商品価
値を向上させ得る。
値を向上させ得る。
金属その他の耐火性のものの表面被覆に使用し、これら
に作用する高熱を遮断させて、金属等の熱損傷を防止す
ることもできる。
に作用する高熱を遮断させて、金属等の熱損傷を防止す
ることもできる。
等の特有の効果を奏するものである。
図面は本発明に関する貝殻を用いた耐火処理剤の実施例
を示すもので、第１図はその製造状態を示す説明図。第
２図は製造された処理剤を示す説明図。第３図は木材の
耐火処理に用いた状態の説明図である。 図におて１は貝殻の微粉末、２は展着剤、ａは処理剤で
ある。 吟 η区 ｒ０
を示すもので、第１図はその製造状態を示す説明図。第
２図は製造された処理剤を示す説明図。第３図は木材の
耐火処理に用いた状態の説明図である。 図におて１は貝殻の微粉末、２は展着剤、ａは処理剤で
ある。 吟 η区 ｒ０
Claims (1)
- 貝殻を微粉末とし、これを耐熱性の展着剤中に分散させ
たことを特徴とする貝殻を用いた耐火処理剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12399986A JPS62280289A (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 貝殻を用いた耐火処理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12399986A JPS62280289A (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 貝殻を用いた耐火処理剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62280289A true JPS62280289A (ja) | 1987-12-05 |
Family
ID=14874533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12399986A Pending JPS62280289A (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 貝殻を用いた耐火処理剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62280289A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01245037A (ja) * | 1988-03-28 | 1989-09-29 | Naoji Kosugi | 充填剤用ホタテ貝殻粉末 |
| JPH05117558A (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-14 | Nitta Gelatin Inc | 有機系コーテイング組成物 |
| JP2014168902A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Tetsuya Suzuki | 耐火加工木材及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-05-29 JP JP12399986A patent/JPS62280289A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01245037A (ja) * | 1988-03-28 | 1989-09-29 | Naoji Kosugi | 充填剤用ホタテ貝殻粉末 |
| JPH05117558A (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-14 | Nitta Gelatin Inc | 有機系コーテイング組成物 |
| JP2014168902A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Tetsuya Suzuki | 耐火加工木材及びその製造方法 |
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