JPS6227129Y2 - - Google Patents

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JPS6227129Y2
JPS6227129Y2 JP1983156548U JP15654883U JPS6227129Y2 JP S6227129 Y2 JPS6227129 Y2 JP S6227129Y2 JP 1983156548 U JP1983156548 U JP 1983156548U JP 15654883 U JP15654883 U JP 15654883U JP S6227129 Y2 JPS6227129 Y2 JP S6227129Y2
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JP
Japan
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band
hook
loop fastener
shoe
attached
Prior art date
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Expired
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JP1983156548U
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English (en)
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JPS6063205U (ja
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Publication of JPS6063205U publication Critical patent/JPS6063205U/ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は靴、詳しくは胛被の前部切開部をベル
ベツト式面フアスナー機構を備えたバンドにより
締付け、開放する形式の靴の改良に関する。
従来提供されているこの種形式の靴に於ては、
一般にバンドは腰が弱いために、履用時に胛被前
部の切開部を締付けるとき、バンド側の面フアス
ナーと胛被側の面フアスナーの位置が必らずしも
一致するとは限らず、見ながら手で位置決めする
などの面倒な操作を必要とすると共に、上記切開
部を開放し靴を脱ぐとき、解いたバンドを手で支
えてやらないと、バンドが自重や振動で自然に下
がつて再びフアスナーが働き靴が脱げなくなるこ
とがあり、特に子供などでは解いたバンドを手で
支えるというような操作は仲々できず、多くの場
合フアスナーが働いた状態で無理に靴を脱ぐこと
になり、これでは切開部を早期に傷め靴の寿命を
早めてしまう。また、次回に履くときにフアスナ
ーが係合していることが多いため、いちいち係合
を解いて履かねばならぬ患わしさがあり、無理に
足を入れるので靴を早く傷めてしまう。またバン
ドは一般に擬革を基材とし、単独では強度に欠け
るので布帛のバツキングにより強化しているが、
このような複層構造は製作加工が面倒で高くつく
のみならず別離、糸切れ、ほころびなどが生じ易
く、また履用期間中に形崩れ、そりなどを生じて
美観を損なつたり、フアスナーの係合面積が減少
して係合強度が低下するなどの問題があつた。
本考案はこのような従来の問題を一掃すること
を目的としてなされたもので、即ち本考案は、胛
被の前部切開部を、ベルベツト式面フアスナー機
構を備えたバンドにより締付け、開放する形式の
靴において、バンドが適度の反撥弾性と可撓性を
有するエラストマーの単一成形体から構成されて
いると共に、このバンドの先部内面に装着された
一方の面フアスナーと、その対向位置の胛被に装
着された他方の面フアスナーとの間に、面フアス
ナー機構の解離時に、常時間隔が形成されるよう
に、バンドが胛被の所定部位に取付けられている
ことを特徴とする靴に係る。
以下に本考案の一実施例を添附図面にもとづき
説明すると次の通りである。
図に於て、1は靴本体であつて、この靴本体1
には、従来品と同様に胛被の前部切開部2を締付
け、開放するために、ベルベツト式面フアスナー
機構3を備えたバンド4が備えられ、面フアスナ
ー機構3は、バンド4の先部内面に装着された一
方の面フアスナー3aと、その対向位置の胛被に
装着された他方面フアスナー3bから構成されて
いる。
本考案はこの種形式の靴において、バンド4が
適度の反撥弾性と可撓性を有するエラストマーの
単一成形体から構成されていること及びバンド4
の先部内面に装着された一方の面フアスナー3a
と、その対向位置に装着された他方の面フアスナ
ー3bの間に面フアスナー機構3の解離時に常時
間隔5が形成されるように、バンド4が胛被の所
定部位に取付けられていることを特徴としてい
る。この場合、バンド4はくつの前面の曲面に沿
つてくせ付けしておくことが望ましい。
第1図及び第2図は履用時の状態を示し、この
状態でバンド4をその保有弾性に抗して胛被側に
押圧するか又は撥ね返し、その先部内面の面フア
スナー3aと対向位置の面フアスナー3bを係合
せしめることにより、胛被の前部切開部2の締付
けを用い得るものである。この際バンド4は成形
材料であるエラストマー特有の優れた反撥弾性を
有しているので、長期に亘る履用期間中に於ても
設定位置がずれることがなく、バンド4を単に胛
被に向けて押圧するか又は反撥弾性を利用して撥
ね返すという極く簡単な操作によりいちいち見な
くても面フアスナー3a,3b相互を設定位置に
於て広い面積範囲に亘つて安定確実に係合でき、
従来品にみられるような見ながら位置合せなどの
面倒な操作を一掃できる。
特にバンド4の撥ね返しを、例えば第2図の鎖
線4′に示すように大きく弓なりにたわめて撥ね
返してやると、自然に極めて急速且つ確実にフア
スナーが係合するので趣味感を満足させる効果を
発揮するものである。
一方、面フアスナー3a,3b相互の係合を解
くと、バンド4はその保有する反撥弾性により直
ちに元の位置に復元し、面フアスナー3a,3b
の間には、図示のように所定の間隔5が形成され
る。このバンド4の反撥弾性はエラストマー特有
のものであり、長期に亘る使用期間中に於ても殆
んど低下することがなく、このような間隔5を面
フアスナー3a,3bの解離操作ごとに安定確実
に形成でき且つ保持できる。従つて本考案ではバ
ンド4を特に手で支えなくとも自重や振動で面フ
アスナー3a,3bが自然に再係合するというよ
うなことがなくなり、バンド4を手で支えるなど
の面倒な操作を必要とすることなしに簡単に靴を
脱ぐことができ、係合に際しても自由な撥ね返し
によりいちいち見なくてもワンタツチ式に係合が
可能であるため着脱が非常に改善される。また子
供でも簡単に無理なく靴を脱げるので、無理矢理
脱ぐ場合のように靴が早期に傷むというようなこ
とがなくなる。
更にバンド4はエラストマーの単一成形体であ
るので、複合構造の従来品より安価となると共に
別離、糸切れ、ほころびなどの虞れが全くなく、
耐久性を向上できる。更にまたバンド4はその保
有する優れた反撥弾性により形崩れやそりが起き
ないので、面フアスナー3a,3bの係合面積の
低下がなく、いつまでも変らない係合強度が得ら
れると共に美麗な外観を長期に亘り保持できる。
このように本考案靴に於ては、その胛被前部の
切開部を、面フアスナー機構を備えたバンドによ
り締付け、開放する形式であるに拘わらず、靴の
着脱時の操作が至極簡単容易であると共に、所定
の機能と外観をいつまでもそのまま保持でき、こ
の種靴の品質を著しく向上できる特長を有する。
本考案に於てエラストマーとしては公知の各種
材質のものを用いることができるが、特に熱可塑
性ポリウレタンエラストマーを有利に使用でき
る。熱可塑性ポリウレタンエラストマーは、加工
性が良好であつて、任意の立体模様をワンシヨツ
トの成形で顕出することができ、またバンド4の
表面に於ける溝模様の方向を、タテ、ヨコ、斜め
など任意に設定することにより、反撥弾性と可撓
性を加減できる。また成形時を利用して面フアス
ナー3aをバンド4の所定個所に装着一体化でき
る。またポリウレタンエラストマーは、縫着糸に
よる縫い伏切れを起しにくいため、寿命が長い。
また材質の特性により運針容易である。
このような熱可塑性ポリウレタンエラストマー
は、パンテツクスT(大日本インキ化学(株)製)、
エラストラン(日本エラストラン(株)製)、パラプ
レン(日本ポリウレタン工業(株)製)、ペレセン
(化成アツプジヨン(株)製)、PUC(大日精化工業
(株)製)及びタケラツク(武田薬品工業(株)製)の商
標名のもとに市販されており、容易に入手でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施の一例を示し、第1図はその
斜面図、第2図は第1図の要部縦断面図である。 図に於て、1は靴本体、2は前部切開部、3は
面フアスナー機構、3a,3bは面フアスナー、
4はバンド、5は間隔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胛被の前部切開部を、ベルベツト式面フアスナ
    ー機構を備えたバンドにより締付け、開放する形
    式の靴において、バンドが適度の反撥弾性と可撓
    性を有するエラストマーの単一成形体から構成さ
    れていると共に、このバンドの先部内面に装着さ
    れた一方の面フアスナーと、その対向位置の胛被
    に装着された他方の面フアスナーとの間に、面フ
    アスナー機構の解離時に、常時間隔が形成される
    ように、バンドが胛被の所定部位に取付けられて
    いることを特徴とする靴。
JP15654883U 1983-10-07 1983-10-07 Granted JPS6063205U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15654883U JPS6063205U (ja) 1983-10-07 1983-10-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15654883U JPS6063205U (ja) 1983-10-07 1983-10-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6063205U JPS6063205U (ja) 1985-05-02
JPS6227129Y2 true JPS6227129Y2 (ja) 1987-07-11

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ID=30345396

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JP15654883U Granted JPS6063205U (ja) 1983-10-07 1983-10-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5961394B2 (ja) * 2012-01-31 2016-08-02 ピジョン株式会社 ベビーシューズ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58156549A (ja) * 1981-11-02 1983-09-17 シユランバ−ガ−・オ−バ−シ−ズ・エス・エ− 強化されかつ化学的に抵抗性を有する光学フイラメント

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JPS58156549A (ja) * 1981-11-02 1983-09-17 シユランバ−ガ−・オ−バ−シ−ズ・エス・エ− 強化されかつ化学的に抵抗性を有する光学フイラメント

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JPS6063205U (ja) 1985-05-02

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