JPS62269030A - 振動型温度センサ− - Google Patents

振動型温度センサ−

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JPS62269030A
JPS62269030A JP11254986A JP11254986A JPS62269030A JP S62269030 A JPS62269030 A JP S62269030A JP 11254986 A JP11254986 A JP 11254986A JP 11254986 A JP11254986 A JP 11254986A JP S62269030 A JPS62269030 A JP S62269030A
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JP
Japan
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temperature
bimetal
string
frequency
vibrating
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JP11254986A
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Yasushi Ishii
石井 泰
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、温度変化によりバイメタルに生ずる力を振動
弦の張力等とし、その共振周波数によって温度を知るこ
とを特徴とする振動型温度センサーに係る。
被測定量をパルスの周波数や時間幅に変換して出力する
センサーは、ディジタル型の信号処理装置に適合してい
るので、最近各種のものが開発されつつあるが、温度セ
ンサーについてはこの種のものは少ない、現在市販され
ているいわゆるディジタル型温度計は、サーミスタや熱
電対などの従来型の温度センサーを用いて温度をアナロ
グ電気信号に変換し、それを電圧−周波数変換器などに
よってディジタル量に変換するという間接的方法による
ものが大部分である。温度を直接的に周波数に変換する
ものとしては、水晶発振器の温度係数を利用した水晶温
度計があるが、もともと温度による同波数変化率が小さ
く、その周波数変化を検出するために恒温槽などを用い
たj!密な水晶発振器を別途必要とするなど、システム
全体が大きくなり、かつ高価になるという欠点を有する
本発明の温度センサーも温度を直接的に周波数に変換す
るものであるが、温度変化によってバイメタルに生ずる
力を、振動弦の張力など、振動体に軸力として与えると
、振動体の共振周波数が温度によって変化することを利
用した、全く新しい原理に基づくセンサーである。
本発明の目的は、第1にはディジタルシステムに適合し
た温度センサーを提供することである。
これは本発明センサーの出力形態が周波数であるので、
計数動作によってその周波数もしくは周期を測定するこ
とにより、容易にディジタル量に変換しうるからである
′!32には、感度の高い周波数出力型の温度センサー
を提供することである。これは上記したような新しい原
理を用いた効果である0本発明センサーにおいては、フ
ルスケールの温度変化に対して10パーセント以上の周
波数変化率をうろことも容易であり、したがってその周
波数の計数測定においても、通常のディジタル計算装置
のクロックの精度で十分であり、特別に精密な水晶発振
器などを必要としない。
第3は、構造が簡単で安価に製造しうるような温度セン
サーを提供することであり、これも新しい動作原理によ
ることの効果の一つである。また本発明センサーで用い
られる部品は、バイメタルや圧電素子など普遍的なもの
であり、精密な工作も必要とせず、これらも上記の目的
の達成に寄与している。
第1図において、1は熱膨張係数が、それぞれαt、(
X2なる材料の板11.12を重ねて接合したパ°イメ
タルで、感温板として作用し、その一端は支持枠2に固
定されている。1の他端と2の一端に設けられたアーム
4の間には、振動体として弦3が張られており、バイメ
タル1の弾力によってFなる張力が与えられている。ま
た3の中央部には周波数調整用の錘り8がつけられてい
る。
いま、説明を簡明にするために、板11.12の厚さを
それぞれhx、h2で表わし、バイメタル1の厚さをh
と表わすとき h1= h2 =h/2         (1)であ
るものとし、また11.12の材料の縦弾性係数をそれ
ぞれEl、E2で表わすときEi =E2      
       (2)であるものとすると1弦3がない
場合の温度による1の先端の変位dはつぎのようになる
d=3ΔctL2(θ−θo)/47t  (3)ここ
でLはバイメタル1の有効長、θは1の温度、θ0は1
が平らになるときの温度であり、またΔα;α2−α1
          (4)である、Δα〉0でθ〉θ
0の場合にはd>Oとなり、温度θが上昇するとバイメ
タル1の先端は上方に変位する。
一方、バイメタル1の先端をその弾力に抗してdだけ変
位させるに要する力Fは、1の幅をbとすると F=Ex bh3d/4L3      (5)となる
、この力Fは、バイメタル1を平らになるまでたわめて
弦3を取付けたとき3に作用する張力にほかならない。
したがって(5)式に(3)式を代入することにより1
弦3に作用する張力Fと温度θの関係かつぎのように与
えられる。
F=3E1bh2Δα(θ−θ、 ) /II!L張力
Fが作用する弦3の1次共振周波数f1は近似的に fl = (L/π)J万7四面可 で表わされる。ここでLは弦3の長さ、Mは誹り8の質
量、mは弦3の質量である。
上式に(6)式を代入すれば明らかなように、共振周波
数f1は、!2図(a)の特性曲線が示すように、(θ
−00)の平方根に比例して変化する。したがって共振
周波数f1より温度θを知ることができる。ここでθ=
00になったとすると(6)式のFは0となり、それ以
下の温度では弦3はたるんだ状態になり、もはや共振は
生じない、そこで(3)式で与えられる変位dよりもさ
らにバイメタル1をたわめて弦3を1に取付け、θ;θ
0においてもFOなる張力がバイアスとしてFに重畳す
るようにすると となる。この場合のflとθの関係を示す特性曲線は第
2図(b)のようになり、温度の測定範囲はθくθ0の
領域まで拡げられる。また、α2くα1とするとΔαく
0となり、この場合には第2図(C)の特性曲線のよう
になり、温度θの上昇とともに共振周波数f1は減少す
る。 なお、弦3につけられた鐘り8は必ずしも必要な
ものではないが、本発明センサーの製造時に、共振周波
数f1を調整するには、この錘り8の質量Mを加減する
方法が便利である。
振動体の共振周波数を検知する方法は種々あるが、たと
えば電磁的方法によって振動体を衝撃的に加振し、それ
にひき続く過渡応答の振動を電気的にピックアップして
、その波形の周波数もしくは周期を測定することも一方
法である。しかし最も確実かつ簡便な方法は、振動体を
含む発振系を構成して、その共振周波数において持続的
に発振せしめることである。
第1図において、5は駆動用圧電素子、6は検出用圧電
素子であり、6で検出された弦3の振動波形は、電子回
路7によって増幅され5にフィードバックされるが、こ
れによって弦3はその共振周波数f1において振動を持
続する。このとき電子回路7の出力は、もちろん周波数
f1の周期信号であるが、この信号はセンサー出力とし
て外部に導きだされて周波数もしくは周期が計数測定さ
れる。
第1図の振動弦3は、振動梁をもってかえることも可能
である。この場合の梁の1次共振周波数f1は近似的に と表わされる。 ここでEは梁の材料の縦弾性係数、I
は梁の断面2次モーメントで、たとえば梁が直径2rの
丸棒であるとすれば 1=’fCr’/4           (10)で
ある6mは梁の質量であり、また第1図の8に相当する
錘りはないものとしている。(9)式中のFに(6)式
を代入すればflとθとの関係かえられるが、そのグラ
フは、Δαの正負に応じて第2図(b)あるいは(C)
のようになる。このグラフからも明らかなように、振動
梁を用いた場合は、θが00となって軸方向に働く力F
が0となっでも、梁の弾性による共振が存在する。した
がって、振動弦を用いるときのようにバイアス張力Fo
を与えなくとも、θ0の上下に温度測定範囲を設定する
ことができる。このときF<Oとなる温度範囲において
は、梁には軸力として推力が働いている。なお、振動梁
としては、上記の丸棒のみでなく、後述するような板状
のものや複合音叉型のものなど、種々の形態のものが使
用しうるが、それらの共振周波数は、両端の支持条件に
よって常数が変わる点を除いては、いずれも(9)式と
同様の形式で表わされる。
以上においては弦や梁などの振動体の最低次の共振周波
数f1の振動を利用するものとして説明したが、振動弦
あるいは振動梁の高次共振周波数はflの定数倍であり
、(8)式あるいは(9)式と全く同様の形式で表わさ
れる。したがって、本発明センサーにおいて、これら振
動体の高次共振を用いることも可能である。なお、この
ように振動体は複数の共振周波数を有するのが一般的で
あるので、第1図に示したような発振系を構成する際に
、電子回路7において、増幅器に帯域フィルタを直列結
合して、利用する次数の共振周波数の成分のみを通過さ
せ、他の次数の共振周波数では発振しないようにするこ
とが必要となる場合がある。この事情は、増幅器のかわ
りにフェーズロックループ(PLL)等を用いて発振系
を構成する場合にも同様である。
以上においては1本発明の原理を簡明に説明するため、
(1)式および(2)式の制約条件を設けて簡単化して
いるが、実際のバイメタルにおいてはh1笑712.あ
るいはEx#E2の場合が一般的である。また、バイメ
タルの種類も、金属のみでなく、プラスチックスなどの
非金属材料を貼り合せたものや、さらには3枚の異種金
属を接合したものもある。しかしながら、これらの場合
においても、バイメタルによって振動体に与えられる軸
力Fを温度θの関数として(6)式と同様に表わすこと
ができ、温度によって上記軸力が変化し、その結果、振
動体の共振周波数が変化するという本発明の本質にはな
んら変わりはない。
第3図に示す第2の実施例においては、支持枠22につ
けられたバイメタル21に一端を接続された弦23は、
その中程で滑車29によって方向が変えられ、他端は、
アーム24につけられた張力調整ねじ28に接続されて
いる。 25は駆動用圧電素子、26は検出用圧電素子
、27は前2者を結合して発振系を構成するための電子
回路であるが、この場合の発振周波数を決定する振動弦
は、弦23の滑車29と調整ねじ28の間の部分である
0弦23の滑車29とバイメタル21の間の部分は、単
に21に生じた力を張力として伝えるためだけのもので
ある。このような構造の一つの利点は、バイメタル21
を含む装置の下部のみを液中に侵し、上部は空中にだし
たままで動作させて、その液体の温度を測定しうること
である。
第4図は感温板のバイメタルが支持枠を兼ねている実施
例である。31は半円形に曲げられたバイメタルで、そ
の両端の間に長方形の鉄製の振動板32がわたされて固
定されている。バイメタル31はその中央部においてス
テム35により支えられているが、35の上部には台3
6があり、その上に、駆動用電磁石33と増幅器などの
電子回路を含む反射型フォトセンサー34が取付けられ
ている−0すなわち振動板32の振動変位はフォトセン
サー34によって検出され、その信号は増幅されたのち
に電磁石33に供給されて振動板32を吸引して駆動す
る。これによって32はその共振周波数において持続的
に振動する。振動板32が磁性のない材料でできている
場合には、32の表面の電磁石33に正対する部分に小
鉄片を接着し、これを吸引して32を駆動するようにす
る。
第5図は円板状のバイメタルディスクを用いた実施例で
ある。パイプ42の下に側面に孔のあいた同径のパイプ
49が接続され、その下端にバイメタルディスク41が
取付けられている。42と49の間にはダイアフラム4
8があり、弦43はこのダイアフラムを貫通して、バイ
メタルディスク41と上端の蓋44の間に張られている
。45は駆動用圧電素子、46は検出用圧電素子、47
は電子回路で、これらは発振系を構成するが、この場合
の振動体は弦43のダイアフラム48と蓋44との間の
長さlの部分である。ダイアフラム48はパイプ42の
内部をシールするためのもので、それ自身は弦43の張
力にはなんら寄与しない、 そして温度変化によりバイ
メタルディスク41に生じた力は、ダイアフラム48に
は影響されずに、弦43の振動部分に張力変化として伝
えられ、その共振周波数を変化せしめる。このような構
造をとることの利点の一つは、弦の振動部分が完全にシ
ールされているので、装置全体を液中に浸してその温度
を測定できることである。
バイメタルの通常の使用法は、温度によるバイメタル片
の先端の変位を利用して温度を指示したりスイッチを動
作させたりするものであるが、本発明は、バイメタルの
変位を拘束すると、温度賃対応した力が発生することに
着目し、その力を弦や梁に軸力として作用させることに
より、その共振周波数を変化せしめるものである。この
新しい動作原理により、冒頭にものべたような種々の特
長を有する振動型温度センサーが実現されるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例、第2図は温度と振動体の共
振周波数の関係を示す特性曲線、第3図は本発明の第2
の実施例、第4図はバイメタルが支持枠を兼ねる場合の
一実施例、第5図はバイメタルディスクを用いる一実施
例である。 1−一一一バイメタルの感温板、2−一一一支持枠、3
−一一一弦、4−−−−アーム、5−−−一駆動用圧電
素子、6−−−−検出用圧電素子、7−−−−電子回路
、8−−−−錘り、  11.12−−−一互に熱膨張
係数の異なる板、21−−−−バイメタル、22−−−
一支持枠、23−一一一弦、24−−−−アーム、  
25−−−一駆動用圧電素子、26−−−−検出用圧電
素子、27−−−−電子回路、28−−−一調整用ねじ
、29−−−一滑車、31−−半円形のバイメタル、3
2−−−一振動板、33−一駆動用電磁石、34−−−
−フォトセンサー、35−−−−ステム、36−−−一
台、41−−−−バイメタルディスク、42−−一−バ
イブ、43−−−一弦、44−−−−蓋、45−−−一
駆動用圧電素子、46−−−−検出用圧型素子、47−
−−−電子回路、48−−−−シール用ダイアフラム、
49−−−一側面に孔があいたパイプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱膨張係数の異なる材料の板を重ねて接合してえられる
    感温板と、上記感温板の力が軸方向に作用するように取
    付けられた振動体と、上記振動体の共振周波数を検出す
    る手段とを有し、温度に起因する上記感温板の力の変化
    により生ずる上記振動体の共振周波数の変化により上記
    感温板の温度を知ることを特徴とする振動型温度センサ
    ー。
JP11254986A 1986-05-19 1986-05-19 振動型温度センサ− Pending JPS62269030A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5492947A (en) * 1994-06-23 1996-02-20 Aspen Research Corporation Barrier material comprising a thermoplastic and a compatible cyclodextrin derivative
EP1688775A1 (en) 2005-01-28 2006-08-09 LG Electronics Inc. Varifocal mirror and camera module comprising the same

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