JPS62257657A - テ−プ自動装填機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカートリッジ磁気テープ装置のテープ自動装填
に係り、テープ先端を供給リールから巻取リリールに確
実に搬送する安価なテープ自動装填機構に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は特公昭５８−７３０５２号公報に記載のよ
うに、テープ走行路にテープを張る手段としてカムとバ
ンタアームを用いていた。しかし、この方式により、部
品点数が多くなる点、リンク使用によるガタが生じ易く
なる点、カムを巻き取りリール上に配置しなければなら
ないことによる部品交換２組立等の時の作業性が悪いと
いう点については配慮されていなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、カムとバンタアームを用いる方式であ
るため、部品点数が多くなる点、リンク使用によるガタ
が生じ易くなる点、カムを巻き取りリール上に配置しな
ければならないことによる部品交換２組立等の時の作業
性が悪いという点について配慮されておらず、複雑で高
価になるという問題があった。

本発明の目的は、上記問題を解決するため、アーム駆動
機構を単純化することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、テープを走行路に張る手段としてバンタア
ームを用いずに、モータにより回転するアームとこのア
ームの先端の軸において屈伸するアームからなり、屈伸
するアームの他端をベース段差径路によりテープ装填径
路に沿って拘束し、アーム間のガタを取り除くためにバ
ネを用いる事、段差径路をベースに設けることによりテ
ープ脱落保護用のガイドを充分幅広くとれないため、幅
広くとらねばならない部分では、段差径路に沿って動作
する従動部分が通過するとき開閉する部品を用いる事、
始点、終点に検出器とアーム受けを設けて定位置に停止
させる事により、達成される。

〔作用〕

アーム駆動機構は、屈伸するアームの先端にカートリッ
ジに収まっているテープ先端のリーダブロックを引っか
け、同じアーム先端についているベースに設けられた段
差に沿って動く部品によって巻き取りリールまでテープ
走行径路に従って動いてテープを張る。途中、テープ脱
落しやすい部分にテープ脱落保５の板を設ける。特に脱
落大の部分では、アーム先端が通過時に先端に押しのけ
られテープが通過後には閉まって、保護する範囲を広く
とれるようにしである。終端では、検出器を設け、終端
位置を検出したらモータを停止させ、アーム停止位置に
、アームを受ける部品を設は終端を正確に位置決めする
。収納動作は、上記巻き付は動作の逆になり、始端では
終端と同様の役割をはだす検出器とアーム受けにより、
リーダブロックをカートリッジに収めテープ収納動作を
終了する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図、第３図によ
り説明する。

第１図は、本発明に係るカートリッジテープ駆動装置の
テープ走行系の概略を示す正面図で、１はカートリッジ
で、この中に供給リール２がある。

３は、エアベアリング式のテープバッファ、４はテープ
クリーナ、５はエアベアリング式のテープガイド、７は
リードライトヘッド、６は５，７に設けられたテープガ
イド、８はテンションセンサ。

１９はテンションセンサに設けられたテープガイド、１
８は可動式のテープガイドである。テープは供給リール
２から引き出されて、テープバッファ３．テープクリー
ナ４．Ｄベアリング５．リードライトヘッド７、Ｄベア
リング５．テンションセンサ８の順にかけられ、巻取り
リール９に巻き取られる。ベース１０には第２図かられ
かるような段差が設けられており、アーム１１が回転す
ることにより、リーダブロック１２を段差に沿って駆動
し、リーダブロックに取り付けられているテープ１３を
搬送する。アーム１１にはバネが取り付けられており、
段差面にアームがガタなく案内される事を可能にしてい
る６巻き取りリール９には、中心部に至る切欠きがあり
、リーダブロックは、この切欠部に収納される。アーム
１１の屈伸するアームには終端で停止させるための検出
器１７で検出させる板とアームストッパ１６に入る棒が
取り付けられており、１７で検出されるとモータは停止
する。始端では、検出器１５に屈伸するアームにとつけ
られた板を検出しモータを停止させ、スレッダビン２１
を受けるストッパ１４により始端を位置決めする。第２
図の２０はアームを駆動するスレッドモータ、２２は段
差に沿って動くフォロワ２２である。リーダブロック１
２がスレッダビン２１に収まって、段差に沿ってフォロ
ワ２２が回転しテープを搬送している図である。

第３図は可動式テープガイド１８のＡＡ断面である。可
動式テープガイド１８はベース１０に板バネによって取
りつけられておりスレッダビン２１が通過時に矢印の方
向に開閉する。

〔発明の効果〕

以上述べたように１本発明によれば、リーダブロックの
案内路を、ペースイモノ上に設ける事により特別なカム
を必要とせずに実現できる。アーームの構造も簡略化で
きるため、ガタが少なく。

高精度の動作が可能であると同時に、高速な動作も可能
となる。さらに、テープ走行路の上に設ける機構が簡素
化されることにより１組立性、保守性等の向上も大きい
。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の一実施例の正面図、第２図は右側面
図、第３図はＡＡ断面図である。 １・・・カートリッジ、２・・・供給リール、３・・・
テープバッファ、４・・−テープクリーナ、５・・・Ｄ
ベアリング、６・・・テープガイド、７・・・リードラ
イトヘッド、８・・・テンションセンサ、９・・・巻取
リール、１０・・・ベース、１１・・・アーム、１２・
・・リーダブロック、１３・・・テープ、１４・・・始
点ストッパ、１５・・・始点センサ、１６・・・終点ス
トッパ、１７・・・終点センサ、１８・・・可動式テー
プガイド、１９・・・テープガイド、２０・・・スレッ
ドモータ、２１・・・スレッダピン、２２・・・フォロ
ワ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、モータにより回転するアームと、このアームの先端
   の軸において屈伸するアームと、屈伸するアームの先端
   部をテープ装填径路にそって拘束するベース段差径路及
   びアーム間のガタを取り除くためのバネよりなるアーム
   駆動機構とアーム先端部が通過時に板バネに取り付けら
   れたテープ保護用の板が押しのけられて開閉するテープ
   脱落保護機構とテープ走行径路の始点と終点にモータを
   制御し停止させるための検出器と始点と終点でアームを
   受けとめる受けを設ける停止機構よりなり、カートリッ
   ジテープ先端のリーダブロックを引き出すことによりテ
   ープ走行路に通し、巻き取りリールに巻き付ける動作と
   その逆の収納動作を行なわせる事を特徴とするテープ自
   動装填機構。