JPS62257198A - 大型楽器用の共鳴板 - Google Patents

大型楽器用の共鳴板

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JPS62257198A
JPS62257198A JP61091411A JP9141186A JPS62257198A JP S62257198 A JPS62257198 A JP S62257198A JP 61091411 A JP61091411 A JP 61091411A JP 9141186 A JP9141186 A JP 9141186A JP S62257198 A JPS62257198 A JP S62257198A
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JP
Japan
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soundboard
lacquer
wood
sounding
covering layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP61091411A
Other languages
English (en)
Inventor
ロイトホルト・ハウグウイツツ
ホルスト・ヤンケ
ミヒヤエル・ゲルネル
デイートリツヒ・ベツトツイーン
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PIANO UNION RAIPUTSUITSUHI VEB
VEB DEUTSCHE PIANO UNION RAIPUTSUITSUHI
Original Assignee
PIANO UNION RAIPUTSUITSUHI VEB
VEB DEUTSCHE PIANO UNION RAIPUTSUITSUHI
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、挽き材の外観上の品質をも含めた品質パラメ
ータの維持および増大の下にその利用度を増大させた挽
き材から成る大型楽器用の共鳴板に関する。
従来の技術 大型楽器用の共鳴板を造るための公知の方法にあっては
現時点では専ら針葉樹、例えばオレゴン松(土地の呼び
名ではドーグラジ−(Dou−glasie) 、プー
コヴイナ松(Bu*owina−Fichte )、シ
トカ松(Sitka−Fichte)  或いはオウシ
ュウそミのような針葉樹が使用されている。共鳴板用に
適当な挽き材の入手がますます゛まれになって来ている
こともすべての有用な木材の一般的な品質低下に拍車を
かけている。共鳴板用木材が殆どの地方で森林経営上消
滅してし°まうよう々時期はそう遠くない。このことに
加えて、世界市場における需要と消費が増大している。
蛇って、木材の選択と木材の利用の複雑さを方法技術的
な並びに構造な解決策で改善された最適な製造方法を適
用することが必要となって来ている。従来公知のすべて
の技術的な解決策にあって特に特色な点は、一般に低い
とされる木材の利用度を増すことの欠如である。木目1
色および輝きの点での必をとする一様性は辺材と心材並
びに秋材載量の著しい色の相違および心材の暗色化によ
る木材の利用度を伴うことなくしては最早保証されない
共鳴板はら板(Resonanzspan)  を造る
ための縦繊維方向で1酎引張υ性の木材結合の適用によ
り、即ちドイツ民主共和国特許明細書第87250号に
よる共鳴板はら板肉の断面継ぎ目の適用によシ、共鳴板
用の木材の利用が改善されはするが、他方この適用にあ
っては選択された方法に応じて曲げ負荷が加わった際異
なった僅かではあるが強度の低下と特に明白な外観品質
の悪化が生じる。従って盲減法に小さなほぞ結合をした
断面継ぎ目は特に不利である。なぜなら、この断面組織
中断によっては、半径方向部分自体内の針葉樹に典型的
な顕微鏡的Mi織をその年輪の規則性、特に色彩の点で
仕上げ技術上到底改着し得ないからである。色彩の点は
、ドイツ民主共和国特許明細書第137231号にょシ
スチーの後方で一固定止めが設けられていない構造では
不可能であるが一助材および/又は配置変えによる継ぎ
目覆いによって解決される。断面継ぎ目に関連したほぼ
対角線状のはら板装置と肋材層の構造的な変化は弦の圧
力に対する対抗圧の点で静力学上不利であシ、湾曲側に
おいておよび演奏技術上抑制しがたく、従って音響上の
良好な音の放射に関する国際的に認められたピアノ製造
経験上賛意を得ていない。この品質の余り良くない共鳴
板は音に対して完全な音響展開を与えない。
本発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、上記の欠点を排除すること、および木
材の極めて高い利用度を以てかつ構造的上の、しかも有
利な演奏技術の下に木質材料から音響上均質な音響品質
を持った共鳴板を造ることであり、同時に共鳴板の外観
品質を改善することである。
課題を解決するための手段 この課題は本発明によシ以下のようにして解決される。
即ち、共鳴板用板の合理的な製造を重要な振動伝播性質
の認知を基に、特に強度態様と肋材取付は態様が適用し
たディアペーンに相当し、高い機械的な強度が得られ、
しかも共鳴板が所望の均衡された音響上の特性に相応し
て振動し、音拡播における小さな損失低減および大きな
音拡播低減を達しようとする認識によって解決される。
最も一般的に使用されるディアベーソンにあっては極端
に剛性でない共鳴板は、共鳴板の所属する部材としての
常に最良な音響結果を有する肋材の慎重に選択された鋭
利部を備えている。その上、疲労現象、例えば異なる気
候(特に亜熱帯)における楽器の長時間にわたる保存お
よび利用後の弾性の阻害を音響決定上考慮しなければな
らない。共鳴板は音響拡播部分として湾曲部もしくは耐
圧側において、共鳴板が一定の抵抗力を除いて弦の圧力
にたわむように、即ち共鳴板が弦の圧力によって幾分沈
むように、しかもその場合窓のままに圧力に曝されるこ
とがないように構成されている。従って、平行に設けら
れたはら板幅を有する共鳴板の幅のような構造上の音響
を決定する実証された作用要素、断面と位置に関する肋
材取付は態様および駒取付は態様並びにディアペーソン
に関連した肋材の鋭利化は維持されなければならない。
これによシ、音放射の作用度が共鳴板の曲げ強度により
音響上の損失を伴うことなく新しい効果的な方法に適合
され、かつ共鳴板を容易に所望の音響特性に相当して振
動することが可能で有るように最適になり、しかも共鳴
板の剛性が演奏技術上局所的に低減され、同時に再び均
衡される。本発明の本質的な特徴は、はら板延長を縦繊
維方向で非対称的に行い、これにより良い木材の利用度
、即ち共鳴板のはら板の裁断の経済的に許容し得る限界
および品質上良好な材料の取捨選択を達することである
。はぞ継ぎ目を造るための折畳まれたはぎ合わせ結合の
ためにフライス方法が選択され、これにより任意にほぞ
鋭利部を造ることが可能となる。
このことは特に重要である。なぜなら、通常の力、即ち
弦の圧力による共鳴板の応力が板に対して垂直に、即ち
曲げを生起するように行われ、かつ他の重要な特徴がほ
ぞ継ぎ目を形成しているからである。はら仮結合に曲げ
負荷が加わった際生じる。糊付けしなかった木材の値に
比した強度の低下は高音領域における演奏技術的にほぞ
を持たない領域によって均衡される。一般にすべての配
設、特に組合わせによる配設は課題の解決に寄与する。
静力学的なおよび製造技術上の理由から、はぞ結合の全
幅はほら板幅方向に選択され、この場合元々の断面弱化
は貼付技術によりほぞ基底幅内に露出する木口によって
生じる。その上、最適な縦圧着力は演奏側で僅かな遊び
によシ、すべての側面が支えとなり、前もって固着して
おく必要がないことを保証する。絢移行部の直ぐ近傍に
おける高い曲げ応力を均衡するために、並びに同時に振
動伝達性質を均衡するために、全面にわたってかつ高音
部駒と低音部駒の湾曲線下方で継ぎ目の無いはら板幅を
以て配設が行われる。共鳴板の縁部部分における曲げ強
度の他の所望の低減を行うため、同時に振動特性の改善
下で肋材鋭利部の仮想放物線の直ぐ近傍における配設並
びに全共鳴板面にわたる不均一な大きさの応力を均衡す
るため最低はら板長さの固定による配設並びにii4接
しているはら板の継ぎ目に対する平行な長手方向での位
置すらしか行われる。本発明の他の特徴により、一般な
すべての配設実施形における抵抗モーメントの上昇は、
有利にもみ合板或いは松合板から成る両側での板張りと
しての寸法が等しい或いは寸法が等しくない、対角線中
央はら板層の繊維縦方向での被覆層により技術的に均衡
された剛性態様および応力顧様での選択された断面の拡
大によって達せられ、かつこの板張シによって静力学的
に有利なほぞ底部遊びが、それによる傷つく欠点と共に
、格子を持たない構造にあっても解消され、同時に演奏
側の共鳴板の外観上の品質も考慮され、板張シにより公
知の技術的−構造上の解決策に付帯する木材構造の変化
および継ぎ目被覆の欠点が排除され、他方合板裁断の際
に木材木目のしるし、色彩および年輪組織に関する合板
形状の明白な良好な一様性が達せられる。本発明によυ
更に共鳴板の亜熱帯気候に対する技術的な要件が同時に
充足され、一方継ぎ目接着剤の可逆的な挙動を考慮した
共鳴板被覆層の面貼付により継ぎ目貼付に比して解離し
にくい合成樹脂層が形成され、これに伴い亜熱帯地域で
の仕様が達せられる。
この面貼付は合成樹脂接着剤、例えば樹脂とフォルムア
ルデヒドとの凝縮によって行われる。
一方このようにして造られた耐亜熱帯性気候の共鳴板の
貼付保護店は水、油、溶剤、倣生物およびかびに対して
耐久力を有しており、更に高い面圧接と両側での接着剤
塗布にも係わらす達せられる密接なかつ長手方向結合の
零に等しいしるしを備えたほぞ妊遊びを持った突合わせ
接合力、:1ltlB板を特にニトロセルロース−ポリ
ビニルアセテート−ラッカー混合物或いは相当する弾性
特性を有するポリウレタン混合物で被覆なる。
本発明により上記のことは、長手方向での非対称的なは
ら板延長を特にフィンガジヨイントで行うことによって
解決される。静力学的なかつ製造技術上の理由からフィ
ンガジヨイントは成形部として全はら板幅にわたって選
択される。
繊維方向で互いに結合し合っている共鳴板はら板(Re
5onanzbodenspan )は貼着のために配
設図形に従って準備される。この場合はぞ継ぎ目は、は
ら板に曲げ負荷が加わった際に生じる強度低減が貼付さ
れていない木材に比して均衡されるように配設される。
このことがらほぞ継ぎ目の配設の異なる組合わせが達せ
られる。共鳴板の縁部領域における特に駒領域および高
音領域の静力学的なかつ音響学的な必然性に基ずく。
この場合はぞ継ぎ目は平行な長い手方向で隣接したはら
板に対して位置ずれして配設されている。この場合高音
領域と駒領域内でほぞ継ぎ目は配設されない。その後側
々の共鳴板は従来の貼付技術によυ結合されて一つの共
鳴板に形成される。もみ合板或いは松合板から同じ様式
の被覆層を造ることによυ、共鳴板の縦繊維方向で両側
の板張りが行われる。縦繊維方向での板張)は、共鳴板
の湾曲を保証するのに必要である。共鳴板と被覆層の貼
付の際はら板の貼付技術上の条件相互に並びにフィンガ
ジヨイントに相応して行われる。特にもみ合板或いは松
合板による板張シの代わルにm細化されたラッカー塗布
を行うことが可能である。この本発明による共鳴板の本
質的な利点は、あらゆるピアノ製造に特異な要件並びに
温度作用および湿気作用に対する高い附久性を保持した
ffi底的な音響木材利用を充足していることにある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フィンガジョイントによる縦繊維方向での耐引張り
    性の木材結合を備えた大型楽器用の共鳴板において、非
    対称的なはら板延長が長手方向でフィンガジョイントで
    行われており、木材結合の全幅が全はら板幅にわたつて
    成形部として選択されており、この場合繊維方向で互い
    に結合し合つている共鳴板はら板が配設図形に従つて動
    物性のおよび合成の接着剤による貼付のために準備され
    、継ぎ目の配設が共鳴板の全面にわたつて行われるよう
    に、しかも高音部駒と低音部駒の湾曲線の下方において
    実際に継ぎ目のないはら板幅が存在するように、同時に
    隣接するはら板の継ぎ目に対して平行な長手方向で相応
    する位置ずれが形成され、これにより準備された共鳴板
    の上記の工程で得られた表面に不溶性の合成樹脂接着層
    が形成されるように、この層に引き続き特に両側で被覆
    層が形成され、この被覆層が引き続き表面にラツカーを
    塗布されるか、或いは準備された共鳴板に被覆層を形成
    することなく微細化されたラツカーが塗布されて形成さ
    れていることを特徴とする共鳴板。 2、被覆層が共鳴板はら板の繊維縦方向に指向している
    、寸法一様な、解剖学的に適当なかつ両側で設けられる
    合板被覆層からなる、特許請求の範囲第1項に記載の共
    鳴板。 3、継ぎ目の特別な配設がほぞ底遊びがほぼ零のほぞ結
    合を備えている、特許請求の範囲第4項に記載の共鳴板
    。 4、微細化されたラツカーとして木材様でかつ装飾的な
    ラツカーが選択されている、特許請求の範囲第1項に記
    載の共鳴板。 5、表面ラツカー塗装が温度作用および湿気作用に対し
    ての耐久性のためのニトロセルロース−ポリビニルアセ
    テート−或いはポリウレタン−ラツカー混合物で行われ
    ている、特許請求の範囲第1項或いは第2項に記載の共
    鳴板。
JP61091411A 1986-04-22 1986-04-22 大型楽器用の共鳴板 Pending JPS62257198A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS525515B2 (ja) * 1974-04-09 1977-02-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS525515B2 (ja) * 1974-04-09 1977-02-14

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