JPS6223556Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6223556Y2 JPS6223556Y2 JP15213182U JP15213182U JPS6223556Y2 JP S6223556 Y2 JPS6223556 Y2 JP S6223556Y2 JP 15213182 U JP15213182 U JP 15213182U JP 15213182 U JP15213182 U JP 15213182U JP S6223556 Y2 JPS6223556 Y2 JP S6223556Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- nozzle
- notch
- dispersion
- tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 70
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims description 25
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、液分散ノズルに係り、特に精留塔、
吸収塔、気液接触器等に好適な液分散ノズルに関
するものである。
吸収塔、気液接触器等に好適な液分散ノズルに関
するものである。
従来の液分散ノズルを第1図、第2図により説
明する。
明する。
第1図、第2図で、ノズル10の中央部には、
液供給管20が連結され、液分散域に対応しノズ
ル10の下方箇所には、液を分散する切欠き11
が設けられている。また、ノズル10と対応して
液分散トレイ30が配設されている。ここで、液
分散トレイ30は、ノズル10の切欠き11から
の液を受け、該液を更に均一分散させるものであ
り、一般的には多孔板やスリツト板等で形成され
ている。
液供給管20が連結され、液分散域に対応しノズ
ル10の下方箇所には、液を分散する切欠き11
が設けられている。また、ノズル10と対応して
液分散トレイ30が配設されている。ここで、液
分散トレイ30は、ノズル10の切欠き11から
の液を受け、該液を更に均一分散させるものであ
り、一般的には多孔板やスリツト板等で形成され
ている。
液供給管20を経てノズル10に供給された液
は、切欠き11から液分散トレイ30に分散され
る。
は、切欠き11から液分散トレイ30に分散され
る。
このような液分散ノズルでは、液が少量の場合
は切欠きから均一に分散されるが、しかし、液が
多量になつた場合は、均一に分散されずに液分散
トレイを勢い良くオーバフローするといつた欠点
があつた。
は切欠きから均一に分散されるが、しかし、液が
多量になつた場合は、均一に分散されずに液分散
トレイを勢い良くオーバフローするといつた欠点
があつた。
本考案の目的は、液量の多少に依らず切欠きか
ら液を均一に分散できる液分散ノズルを提供する
ことにある。
ら液を均一に分散できる液分散ノズルを提供する
ことにある。
本考案は、液分散域に対応し、ノズルの下方箇
所に少量の液を分散する切欠きと、ノズルの上方
箇所に多量の液を下方箇所の切欠きとともに分散
する切欠きとを設け、このような切欠きにより液
量の多少に依らず液を均一に分散させるものであ
る。
所に少量の液を分散する切欠きと、ノズルの上方
箇所に多量の液を下方箇所の切欠きとともに分散
する切欠きとを設け、このような切欠きにより液
量の多少に依らず液を均一に分散させるものであ
る。
本考案の一実施例を第3図、第4図により説明
する。なお、第3図、第4図で、第1図、第2図
と同一部品等は同一符号で示し説明を省略する。
する。なお、第3図、第4図で、第1図、第2図
と同一部品等は同一符号で示し説明を省略する。
第3図、第4図で液分散域に対応しノズル10
の下方箇所には、少量の液を分散する切欠き、例
えば、開口面積が小さい切欠き12が複数個設け
られ、また、ノズル10の上方箇所には、多量の
液を切欠き12とともに分散する切欠き、例え
ば、開口面積が切欠き12のそれよりも大きい切
欠き13が設けられている。
の下方箇所には、少量の液を分散する切欠き、例
えば、開口面積が小さい切欠き12が複数個設け
られ、また、ノズル10の上方箇所には、多量の
液を切欠き12とともに分散する切欠き、例え
ば、開口面積が切欠き12のそれよりも大きい切
欠き13が設けられている。
液供給管20からノズル10に供給される液が
少量の場合は、液は切欠き12から液分散トレイ
30に均一に分散され、また、液が切欠き12か
ら分散される液量以上に多量になつた場合は、切
欠き12から液分散トレイ30に分散されて供給
される液以外の液は切欠き13をオーバフローし
分散されて液分散トレイ30に供給される。従つ
て、液分散トレイ30に供給される液の速度エネ
ルギーが緩和されるため、従来のように、液分散
トレイ30に供給される液が液分散トレイ30上
で激しく衝突し、これによつて液が均一分散され
ずに液分散トレイを勢よくオーバフローしたり、
また、その反動で液分散トレイ30外に飛散され
ることがなくなり、液は、切欠き12と切欠き1
3とから液分散トレイ30に均一に分散される。
少量の場合は、液は切欠き12から液分散トレイ
30に均一に分散され、また、液が切欠き12か
ら分散される液量以上に多量になつた場合は、切
欠き12から液分散トレイ30に分散されて供給
される液以外の液は切欠き13をオーバフローし
分散されて液分散トレイ30に供給される。従つ
て、液分散トレイ30に供給される液の速度エネ
ルギーが緩和されるため、従来のように、液分散
トレイ30に供給される液が液分散トレイ30上
で激しく衝突し、これによつて液が均一分散され
ずに液分散トレイを勢よくオーバフローしたり、
また、その反動で液分散トレイ30外に飛散され
ることがなくなり、液は、切欠き12と切欠き1
3とから液分散トレイ30に均一に分散される。
本実施例のように、液分散域に対応し、ノズル
の下方箇所には開口面積が小さい切欠きを複数
個、ノズルの上方箇所に開口面積が下方箇所の切
欠きのそれよりも大きい切欠きを設けた場合は、
液が少量の場合、液は下方箇所の切欠きから液分
散トレイに均一に分散され、また、液が多量の場
合、液は下方箇所の切欠きと上方箇所の切欠きと
から液分散トレイに均一に分散される。
の下方箇所には開口面積が小さい切欠きを複数
個、ノズルの上方箇所に開口面積が下方箇所の切
欠きのそれよりも大きい切欠きを設けた場合は、
液が少量の場合、液は下方箇所の切欠きから液分
散トレイに均一に分散され、また、液が多量の場
合、液は下方箇所の切欠きと上方箇所の切欠きと
から液分散トレイに均一に分散される。
本考案は、以上説明したように、液分散域に対
応し、ノズルの下方箇所に少量の液を分散する切
欠きと、ノズルの上方箇所に多量の液を下方箇所
の切欠きとともに分散する切欠きとを設けたこと
で、液量の多少に依らず液を均一に分散できると
いう効果がある。
応し、ノズルの下方箇所に少量の液を分散する切
欠きと、ノズルの上方箇所に多量の液を下方箇所
の切欠きとともに分散する切欠きとを設けたこと
で、液量の多少に依らず液を均一に分散できると
いう効果がある。
第1図は、従来の液分散ノズルの正面図、第2
図は、第1図のA−A視断面図、第3図は、本考
案による液分散ノズルの一実施例を示す正面図、
第4図は、第3図のB−B視断面図である。 10……ノズル、12,13……切欠き、20
……液供給管。
図は、第1図のA−A視断面図、第3図は、本考
案による液分散ノズルの一実施例を示す正面図、
第4図は、第3図のB−B視断面図である。 10……ノズル、12,13……切欠き、20
……液供給管。
Claims (1)
- 液分散域に対応し、ノズルの下方箇所に少量の
液を分散する切欠きと、前記ノズルの上方箇所に
多量の液を前記切欠きと共に分散する切欠きとを
設けたことを特徴とする液分散ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15213182U JPS5958056U (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 液分散ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15213182U JPS5958056U (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 液分散ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5958056U JPS5958056U (ja) | 1984-04-16 |
JPS6223556Y2 true JPS6223556Y2 (ja) | 1987-06-16 |
Family
ID=30336932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15213182U Granted JPS5958056U (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 液分散ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5958056U (ja) |
-
1982
- 1982-10-08 JP JP15213182U patent/JPS5958056U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5958056U (ja) | 1984-04-16 |
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