JPS62216Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はLED表示灯におけるリード線と電
源側との電気的接続部分を構造簡単にするこを目
的とするものである。

従来のLED丸型表示灯に於ける電源側との接
続は、第１図に示す如く、プリント基板２に複数
のLED１をハンダ付けして固着し、更にピン３
を取付けて、接触バネ４に接続させたり、或は
又、第２図に示す如く、ピンの代わりにバネ６を
プリント基板２′に接続し、このバネ６を接触金
具７に接続して電源側に接続していた。しかしこ
れらはピンやバネ等の余分な部品を必要とし、部
品数が増加して組立作業に手数を要し、更にハン
ダ付工程が増えることによりコストアツプとなる
欠点があつた。この考案はかかる従来の欠点を除
去し、LEDに存するリード線を利用して接触突
起を設けることにより部品数を減少させることが
出来るものである。

この考案の実施例を図面により説明すると、１
０は合成樹脂で形成した保持部で、前面に設けた
凹部１１は反射鏡の働きを有する。この凹部１１
内に複数のLED１２，１２を取付け、このLED
に存する一方のリード脚１４は保持部１０に設け
た通孔１３を挿通し、下面に位置させたプリント
基板１７にハンダ付１８して電気的に接続するも
のである。他方のリード脚２０は短く切断し、且
つ外方に折曲げて半径方向に突出させて接点２１
を形成し、このリード脚２０の先端は保持部１０
の側面に設けた盲孔２２内に挿入させて固定させ
てある。２５はそれぞれ保持部１０の外側に接近
させて位置した接触バネで、この接触バネ２５の
下部はホルダー３０に取付けるものである。該接
触バネの前記接点２１と接触する個所に略方形を
した孔２６を形成し、それによつて接触バネ２５
と接点２１との電気的接触を良好ならしめてい
る。即ち、第４図に示す如く、接点２１孔２６と
はＡ，Ｂの二ケ所で接触できるもので、電気的に
確実に接触出来るものである。

図中、３１はホルダー３０の前面に取付けた灯
蓋体で、内部にLEDを装着した保持部を収容し
てある。３３はこのホルダーを取付けるパネル３
４に固定するためのナツトである。

尚、LEDのリード脚の一方を折曲げて接点を
形成するには、同時に多数のリード脚を折曲げ加
巧出来るので極めて能率的に行うことができ、そ
れだけ組立作業を簡素化出来る。

以上の如く、この考案は二ケのLEDに存する
二本のリード脚の内、一方のリード脚を折曲げて
接点を形成して、電源側の接触バネに接続させる
ため、その分部品数を減少させると共に、ハンダ
付工程を少くでき、組立作業能率を向上させると
共にコストダウンを図ることが出来る有益なる特
徴と有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１，２図は従来のもので、第１図はピンを用
いた正面図、第２図はバネを用いた正面図、第３
〜６図は、この考案の実施例を示したもので、第
３図は全体の断面図、第４図は接点と接触バネと
のの接触状態を示断面図、第５図は接触バネの正
面図、第６図は本装置を使用した表示灯の一部欠
截側面図である。 １０は保持部、１４，２０はリード脚、１７は
プリント基板、２１は接点、２５は接触バネ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 保持部１０の前面に取り付ける二ケのLED１
   ２，１２にそれぞれ存する一方のリード脚１４を
   プリント基板１７に接続し、他方のリード脚２０
   の下部を外方に折り曲げて接点２１を設け、この
   保持部の外側に該接点２１と接続する接触バネ２
   ５を設けて成るLED表示灯の接続装置。