JPS62212581A - 架空送電線の事故区間標定装置 - Google Patents

架空送電線の事故区間標定装置

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JPS62212581A
JPS62212581A JP5787086A JP5787086A JPS62212581A JP S62212581 A JPS62212581 A JP S62212581A JP 5787086 A JP5787086 A JP 5787086A JP 5787086 A JP5787086 A JP 5787086A JP S62212581 A JPS62212581 A JP S62212581A
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功 佐藤
Masanao Egawa
江川 正尚
Hitoshi Kano
狩野 均
Junichi Minafuji
皆藤 順一
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Hitachi Cable Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
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Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は架空送電線に事故が起こったときその”1を故
区間を標定する架空送電線の事故区間標定装置に係り、
特にり[故区間を標定するために事故電流の電流値と位
相を演算処理する演算部の改良に関する。
[従来の技術] 光ファイバ腹合架空地線(以下、0PGWという)を利
用した従来の架空送電線の事故区間標定装置は、架空地
線の電流を一定区間毎に計測し、隣接した各計3Il1
点間の電流値および位相を送電線途中に設けた端末装置
により、比較、判定を行ない、その情報を0PGWを用
いて変電所等に伝送して故障区間を表示するものであっ
た(例えば、森貞夫他rOPGWを利用した故障点標定
システムの開発」、住友電気、ppH9−129、昭和
60年9月)。
すなわち、架空送電線に地絡や短絡事故が発生すると、
常時とは異なった値および位相の地線電流が流れ、これ
が“j[故点の前後で値、位相に差かあることを利用し
、シミュレーション結果から°1〔故時の地線電流の検
出器間の電流値差およびf1′/相差を求めて、次のよ
うな条件設定を行なっている。
条件A:電流値差が12aA以1− (電流値がIlb以下のとき、) 電流値差が11aA以−L (電流値が12b以下のとき) 条件82位相差がψ1以上 として、条件Aあるいは条件Bを満足する区間を事故区
間としたものである。
これによれば、隣接した検出器の位相および電流値の比
較を行ない、その差が判定レベル(しきい値)以上か否
かの判定を行なうことになるため、しきい値の設定がシ
ビアで、また条件を満足する区間が複数出る場合は標定
結果を1つに絞れないこともある。
[発明が解決しようとする問題点コ 上記従来のものでは、次の欠点がある。
(1)シきい値で良/不良の判定を行なっているため、
検出結果がしきい値付近のとき(例えば電流値差がIl
a、12a近傍のとき)、判定ミスが起こる可能性かあ
る。
(2)シきい値を越えた区間全部を事故区間としている
ため、答えが曵数個出るケースが多く生じる。
したがって、本発明の目的は上記した従来の欠点を解消
し、事故区間の標定精度を大幅に向上させることが可能
な架空送電線の事故区間標定装置を提供することである
[問題点を解決するための手段] 上記目的に沿う本発明は、事故の可能性を表わす指数と
、事故の+4能性を評価する関数とを用いて事故区間を
標定したものである。
即ち、事故電流からその電流値と位相とを求める電流値
・位相抽出回路と、区間毎に事故の可能性を表わす指数
を電流値と位相から算出する指数演算回路と、指数を変
数とする事故の可能性を評価する関数を区間毎に算出す
る評価関数演算回路とから演算部を構成して、演算部に
よって得られる関数の値を最大とする区間を事故区間と
標定するものである。
[作 用] これにより、しきい値によって良/不良が判定されるの
ではなく、評価関数値の大小で判定が行なわれ、そのう
ちのなかで最も大きな値を出した区間が事故を起こして
いると標定される。また各評価関数値は事故のiiJ能
性を直接表わす。
[実施例] 本発明の実施例を添付図面に基づいて説明すれば以下の
通りである。
図は本発明の架空送電線の事故区間標定装置の実施例を
示す。同図に示す如く、本装置は、地線電流検出部1、
演算部2、演算結果を伝送する0PGW3、伝送された
演算結果にもとづき事故の発生した区間を標定する変電
所等の中央監視局4より構成する。
、E2地線電流検出部1は、電流センサ5.0PGW6
、光検出回路7から成り、架空地線に流れる事故電流を
計測する。送電線の鉄塔の数だけ設置することが望まし
いが、これより少なくてもよい。電流センサ5は、例え
ば、変流器(CT)と発光ダイオード、また、光検出回
路7はフォトダイオードとオペアンプを用いて構成する
ことができる。
演算部2は電流値・位相抽出回路8、指数演算回路9、
評価関数演算回路10から成る。、電流値・位相抽出回
路8は、各地線電流検出部1で一定区間毎に検出された
事故電流の波形を解析して電流値と位相を求めるための
回路で、例えばマイクロコンピュータにより構成するこ
とができる。指数演算回路9及び評価関数演算回路10
は、事故区間を標定するために次に示す演算を行なう回
路で、例えばリニアICまたはマイクロコンピュータを
用いて構成することができる。
指数演算回路9は電流値・位相抽出回路8で求めた電流
値と位相から区間内の電流値差と位相差を求めた上、区
間毎に事故の可能性を表わす指数として例えば次の3つ
の値を算出する。
ただし、△Iは区間内の電流値差、I maxは全区間
での最大電流値、Δψは区間内の位相差、△Ipは電流
値にピークがあるとき電流増加幅の値でピークがないと
きはゼロとする。
このような指数を導入したのは、隣接した計測点間の電
流値差や位相差を、しきい値と比較する方法では、個別
的、具体的な判定しかできないのに対し、全区間での最
大電流値や最大位相差で検出値を規格化することによっ
て、全体的、相対的な判定を可能とするためである。
また、電流値差指数、位相差指数に加えて3番目にピー
ク指数を導入したのは、事故と相関のある指数の数が多
いほど標定精度が向上するからであり、地線電流検出部
lで得られる電流値及び位相から特に事故相関の高い他
の要素として引き出せるものとしてピーク指数が適当で
あるからである。
一方、評価関数演算回路10は、上記3つの指数を変数
とする事故の可能性を式(2)に示す評価関数で区間毎
に算出する。
i A I X <電流値差指数)+A2x (位相差
指数)+A3 X (ピーク指数))×(電流値係数)
・・・(2) ただし、電流値係数 マタ、A、A2.A3は重みづけのための定数であり、
それらの値はシミュレーションや実験で決定される。
このような指数の結合式を含む評価関数を導入したのは
、各指数を総合的に判断するためであり、また重みや7
u流値係数を付したのは差を強調して判定ミスのない正
しい評価を行なうためである。
かくして各区間毎に算出された評価関数の値は中央監視
局4に伝送され、ここでそれらの値が最大を示す区間を
見い出し、この区間を事故区間として標定する。3は指
数演算回路9等の設置場所によって0PGWである場合
とそうでない場合とがある。その結果、架空送電線の地
絡事故の事故区間標定を判定ミスなしに、1つに絞って
^精度に行なうことができる。標定結果が1ケ所に絞り
切れないような場合にも、評価関数の値か’JG故の可
能性を直接表わしているので、しきい値を越えた区間全
部を区別なしに一律にif故区間とする従来のものと異
なり、事故の可能性を表わす数値付きで段数ケ所の候補
を出力することができ、事故区間の標定が容易となる。
ところで、地絡事故と異なり相関短絡事故は、一般に事
故区間と事故でない区間とで電流値差、位相差の差がと
もに小さいため、上記の判定をそのまま用いたのでは区
間標定は難しい。
次に述べる実施例は、これを解消した上記実施例の変形
例であり、事故の可能性を表わす指数と事故の可能性を
評価する関数を用いて事故区間を標定するとき、上記差
を大きくするために区間の中で最も電源に近い区間の平
均電流と各々の区間の電流値で決まる指数を導入したも
のである。
すなわち、上記実施例と異なる点は、まず、指数演算回
路9で求める式(1)の3番目のピーク指数を、次に示
す指数とした点である。
I d/2値指数 ただし、Idは区間の中で最も電源に近い区間の平均電
流、11は区間の始めの点の電流値、12は区間の終り
の点の電流値で、既述した区間内の電流Δ■との関係で
△l−111−121となるものである。なお、式(3
)で同一区間で2以−Lの条件が成立したときは、指数
の値が大きくなる方を取ることとする。事故区間として
の差を強調するためである。
このような指数を導入したのは、事故区間の電流値がI
 d/2付近となることを利用したものであり、=ll
ll間の電流値が1 d/2付近となることは、短絡・
11故時に架空地線を流れる電流分布を、分布定数回路
を仮定して計算した結果から得たものである。
次に異なる点は、評価関数演算回路10の評価関数式(
2)において中括弧の3項目の(ピーク指数)を1−述
した点に合わせて(I d/2値指数)とした点である
このように上記指数を導入した結果、相関短絡事故の場
合でも最終的に事故区間と、事故でない区間とで差を大
きくとることができるようになるため、相関短絡事故区
間の標定も高精度に行なうことができる。
[発明の効果コ 以上要するに本発明によれば次のような優れた効果を発
揮する。
(1)連続的に変化する指数を用いているので、しきい
値を判定する従来のものと異なり、しきい値で判定ミス
が生じるということがなく事故区間の標定精度が極めて
高くなる。
(2)評価関数値の大小で判定しているため、最も事故
の可能性か高い区間を1ケ所選ぶことができ、゛ト故区
間の候補が多数比て混乱することはない。
り3)評価関数の値は事故の可能性を直接表わしている
ので、区間の中間点付近で発生した事故等の標定結果が
1ケ所に絞りきれないようなケースに対しては、事故の
可能性を表わす数値付きで1(数ケ所の候hliを出力
することができ、きわめて実用性が高い。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例に係る架空送電線の事故区間標定
装置のブロック図である。 図中、1は地線電流検出部、2は演算部、4は中央監視
局、8は電流値・位ト[1抽出回路、9は指数演算回路
、10は評価関数演算回路である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)架空地線電流検出部により一定区間毎に計測した
    事故電流を演算部に導き、その演算結果に基づき事故の
    発生した区間を標定する架空送電線の事故区間標定装置
    において、上記演算部を、上記事故電流からその電流値
    と位相とを求める電流値・位相抽出回路と、区間毎に事
    故の可能性を表わす指数を上記電流値と位相から算出す
    る指数演算回路と、上記指数を変数とする事故の可能性
    を評価する関数を区間毎に算出する評価関数演算回路と
    から構成し、上記関数の値を最大とする区間を事故区間
    と標定するようにしたことを特徴とする架空送電線の事
    故区間標定装置。
  2. (2)上記指数演算回路が、区間毎に事故の可能性を表
    わす指数として、区間内の電流値差、位相差及び電流値
    のピークの大きさの3つを、全区間の最大電流、180
    °、前記最大電流でそれぞれ規格化した値を上記電流値
    と位相から算出する回路であり、上記評価関数演算回路
    が、上記指数を変数とする事故の可能性を評価する関数
    として、(上記指数の1次結合式)×(常時誘導電流の
    最大値で電流値を規格した値)を、区間毎に算出する回
    路であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    事故区間標定装置。
  3. (3)上記指数演算回路が、区間毎に事故の可能性を表
    わす指数として、区間内の電流値差及び位相差を、全区
    間の最大電流及び180°でそれぞれ規格化した値、並
    びに区間の中で最も電源に近い区間の平均電流をIdと
    し、Id/2値を含む区間は1、0.7Id値または0
    .3Id値を含む区間は0.7、その他の区間は0とす
    る値を、上記電流値と位相から算出する回路であり、上
    記評価関数演算回路が、上記指数を変数とする事故の可
    能性を評価する関数として、(上記指数の1次結合式)
    ×(常時誘導電流の最大値で電流値を規格化した値)を
    、区間毎に算出する回路であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の事故区間標定装置。
JP61057870A 1986-03-14 1986-03-14 架空送電線の事故区間標定装置 Expired - Lifetime JPH0664115B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02151229A (ja) * 1988-11-30 1990-06-11 Sumitomo Electric Ind Ltd 送電線路の落雷点および事故点標定装置ならびに標定システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0558510A (ja) * 1991-08-30 1993-03-09 Omron Corp 原稿検知センサ

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