JPS6221049A - ゴム材料の熱履歴測定方法 - Google Patents
ゴム材料の熱履歴測定方法Info
- Publication number
- JPS6221049A JPS6221049A JP15998985A JP15998985A JPS6221049A JP S6221049 A JPS6221049 A JP S6221049A JP 15998985 A JP15998985 A JP 15998985A JP 15998985 A JP15998985 A JP 15998985A JP S6221049 A JPS6221049 A JP S6221049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber material
- volatile components
- amount
- measured
- measurement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ゴム材料の熱履歴測定方法に関する。
更に詳しくは、ゴム材料が設置された個所の雰囲気温度
を求めることのできるゴム材料の熱履歴測定方法に関す
る。
を求めることのできるゴム材料の熱履歴測定方法に関す
る。
〔従来の技術〕および〔発明が解決しようとする問題点
〕例えば、自動車用機器には各種のゴム材料部品が用い
られており、そのゴム材料を選定するためには、各部品
に作用する熱の状態を熱履歴として推定する必要がある
。このような熱履歴を測定するためには、従来は自動車
に高価な温度測定用電子機器を搭載し、ある走行モード
に従って温度を記録し、その結果を複雑に分析して熱履
歴を予測する手法が用いられていたが、その測定方法は
費用と時間を要するので、あまり有効な方法とはし1え
なかった。
〕例えば、自動車用機器には各種のゴム材料部品が用い
られており、そのゴム材料を選定するためには、各部品
に作用する熱の状態を熱履歴として推定する必要がある
。このような熱履歴を測定するためには、従来は自動車
に高価な温度測定用電子機器を搭載し、ある走行モード
に従って温度を記録し、その結果を複雑に分析して熱履
歴を予測する手法が用いられていたが、その測定方法は
費用と時間を要するので、あまり有効な方法とはし1え
なかった。
そこで、本発明者は、熱履歴を容易にかつ廉価に測定し
得る方法を求めて種々検討の結果、下記の如く本発明方
法がかかる課題を十分に解決させるものであることを見
出した。
得る方法を求めて種々検討の結果、下記の如く本発明方
法がかかる課題を十分に解決させるものであることを見
出した。
〔問題点を解決するための手段〕および〔作用〕従って
、本発明はゴム材料の熱履歴測定方法に係り、ゴム材料
の熱履歴の測定は、ゴム材料を各種温度の雰囲気中に一
定時間放置したときの雰囲気温度とゴム材料からの揮発
成分量との関係を予め求めておき、ゴム材料測定試料を
測定雰囲気中に一定時間設置したときの測定試料からの
揮発成分量から、測定試料が設置された雰囲気温度を前
記関係から求めることにより行われる。
、本発明はゴム材料の熱履歴測定方法に係り、ゴム材料
の熱履歴の測定は、ゴム材料を各種温度の雰囲気中に一
定時間放置したときの雰囲気温度とゴム材料からの揮発
成分量との関係を予め求めておき、ゴム材料測定試料を
測定雰囲気中に一定時間設置したときの測定試料からの
揮発成分量から、測定試料が設置された雰囲気温度を前
記関係から求めることにより行われる。
即ち、本発明においては、機器部品を構成するゴム材料
中に含有される可塑剤、ワックスなどの揮発成分が熱に
より揮散する性質を利用し、残存する揮発成分量からゴ
ム材料部品の熱履歴を推定することを可能とさせる。
中に含有される可塑剤、ワックスなどの揮発成分が熱に
より揮散する性質を利用し、残存する揮発成分量からゴ
ム材料部品の熱履歴を推定することを可能とさせる。
具体的には、ゴム材料を各種温度の雰囲気中に一定時間
放置し、そのときの雰囲気温度とゴム材料からの揮発成
分量との関係を予め求め、これを例えば一定時間毎のグ
ラフ化した曲線としておく。
放置し、そのときの雰囲気温度とゴム材料からの揮発成
分量との関係を予め求め、これを例えば一定時間毎のグ
ラフ化した曲線としておく。
然る後に、測定すべきゴム材料試料を測定雰囲気中に一
定時間設置したときの測定試料からの揮発成分量を測定
し、前記グラフの曲線からその揮発成分量に相当する雰
囲気温度を求めるのである。
定時間設置したときの測定試料からの揮発成分量を測定
し、前記グラフの曲線からその揮発成分量に相当する雰
囲気温度を求めるのである。
揮発成分量の測定は、種々の方法によって行なうことが
できるが、例えばゴム材料中の揮発成分がゴム材料をア
セトンなどの溶剤中に浸漬させたとき抽出される性質を
利用し、測定試験前の揮発成分量と測定試験後の揮発成
分量との差として求めることができる。
できるが、例えばゴム材料中の揮発成分がゴム材料をア
セトンなどの溶剤中に浸漬させたとき抽出される性質を
利用し、測定試験前の揮発成分量と測定試験後の揮発成
分量との差として求めることができる。
勿論、ゴム材料部品から揮散する揮発成分の量は、その
部品の表面積、厚みなどを支配する形状、大きさによっ
ても当然具なってくるので、予め雰囲気温度と揮発成分
量との関係を測定しておくのに用いられるゴム材料の形
状、大きさは、実際の測定に用いられる試料であるゴム
材料部品のそれと同一であることが好ましい。
部品の表面積、厚みなどを支配する形状、大きさによっ
ても当然具なってくるので、予め雰囲気温度と揮発成分
量との関係を測定しておくのに用いられるゴム材料の形
状、大きさは、実際の測定に用いられる試料であるゴム
材料部品のそれと同一であることが好ましい。
このような測定に用いられるゴム材料の測定に好適な温
度範囲は、例えばニトリルゴムの場合は約60〜100
℃、エピクロルヒドリンゴムの場合は約100〜150
℃、またフッ素ゴムの場合は約150〜200℃である
。
度範囲は、例えばニトリルゴムの場合は約60〜100
℃、エピクロルヒドリンゴムの場合は約100〜150
℃、またフッ素ゴムの場合は約150〜200℃である
。
そして、これらのゴム材料から製造される測定試料とし
ては、例えばゴムシートと耐熱性粘着テープとの積層体
、中心部に穿孔部を有するゴムシートに固定金具を嵌挿
させたもの、中心部に球状突起を突出させたゴムシート
に対応する形状の凹部を有する固定金具を嵌着させたも
の、あるいはゴムシートの半分の面に金属板を焼付は接
着し、他の半分の面の一部にサーモテープを貼着し、サ
ーモテープにより最高温度を検知し得るようにしたもの
など種々のものを挙げることができる。
ては、例えばゴムシートと耐熱性粘着テープとの積層体
、中心部に穿孔部を有するゴムシートに固定金具を嵌挿
させたもの、中心部に球状突起を突出させたゴムシート
に対応する形状の凹部を有する固定金具を嵌着させたも
の、あるいはゴムシートの半分の面に金属板を焼付は接
着し、他の半分の面の一部にサーモテープを貼着し、サ
ーモテープにより最高温度を検知し得るようにしたもの
など種々のものを挙げることができる。
これらの測定試料を、実際の測定個所である自動車など
の所定個所に設置し、一定時間走行試験後、上記のよう
な方法によってゴム材料からの揮発成分量を測定するこ
とにより各設置個所の雰囲気温度を知ることができ、こ
れらの結果を総合することによって全体的な熱履歴を推
定することができる。
の所定個所に設置し、一定時間走行試験後、上記のよう
な方法によってゴム材料からの揮発成分量を測定するこ
とにより各設置個所の雰囲気温度を知ることができ、こ
れらの結果を総合することによって全体的な熱履歴を推
定することができる。
このように、本発明方法によれば、予め各一定時間にお
ける雰囲気温度とゴム材料からの揮発成分量との関係を
、いわば熱履歴特性線図として求めておけば、後は測定
試料を設置個所に設置し、試験した後溶剤抽出法で揮発
成分量を測定するという簡単な作業だけで、熱履歴の推
定を可能とさせる効果を奏する。特に、自動車用機器で
は、ゴム材料の材質選定のためにそれの熱履歴を推定す
る場合が多く、このような場合に本発明方法は有効に用
いられる。
ける雰囲気温度とゴム材料からの揮発成分量との関係を
、いわば熱履歴特性線図として求めておけば、後は測定
試料を設置個所に設置し、試験した後溶剤抽出法で揮発
成分量を測定するという簡単な作業だけで、熱履歴の推
定を可能とさせる効果を奏する。特に、自動車用機器で
は、ゴム材料の材質選定のためにそれの熱履歴を推定す
る場合が多く、このような場合に本発明方法は有効に用
いられる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ゴム材料を各種温度の雰囲気中に一定時間放置した
ときの雰囲気温度とゴム材料からの揮発成分量との関係
を予め求めておき、ゴム材料測定試料を測定雰囲気中に
一定時間設置したときの測定試料からの揮発成分量から
、測定試料が設置された雰囲気温度を前記関係から求め
ることを特徴とするゴム材料の熱履歴測定方法。 2、揮発成分量の測定が溶剤抽出による残存揮発成分量
の定量によって行われる特許請求の範囲第1項記載のゴ
ム材料の熱履歴測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15998985A JPS6221049A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | ゴム材料の熱履歴測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15998985A JPS6221049A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | ゴム材料の熱履歴測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6221049A true JPS6221049A (ja) | 1987-01-29 |
Family
ID=15705565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15998985A Pending JPS6221049A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | ゴム材料の熱履歴測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6221049A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008545842A (ja) * | 2005-06-03 | 2008-12-18 | ウーデ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | コークス炉のための燃焼空気の供給 |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP15998985A patent/JPS6221049A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008545842A (ja) * | 2005-06-03 | 2008-12-18 | ウーデ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | コークス炉のための燃焼空気の供給 |
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