JPS6221042A - デユアルコアフアイバセンサ - Google Patents
デユアルコアフアイバセンサInfo
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- JPS6221042A JPS6221042A JP60159623A JP15962385A JPS6221042A JP S6221042 A JPS6221042 A JP S6221042A JP 60159623 A JP60159623 A JP 60159623A JP 15962385 A JP15962385 A JP 15962385A JP S6221042 A JPS6221042 A JP S6221042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- fiber
- cores
- dual
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/02—Optical fibres with cladding with or without a coating
- G02B6/02042—Multicore optical fibres
Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、外的環境変動に対して安定でかつ高感度なフ
ァイバセンサに関するものである。
ァイバセンサに関するものである。
従来の技術
従来、ファイバ形の干渉計形センサとしては、2本の光
ファイバを用いて、検出光と参照光とを干渉させて位相
変化゛を強度変化に変換するマツハツエンダ−形干渉計
が知られている。
ファイバを用いて、検出光と参照光とを干渉させて位相
変化゛を強度変化に変換するマツハツエンダ−形干渉計
が知られている。
第7図は従来のマツハツエンダ−形干渉計により構成し
た水素センサの構成図である。このセンサは、2本の光
ファイバ4および5を平行に配置し、これらの両端付近
において両光ファイバ4および5を融着延伸することに
より光結合部2および3を形成し、さらに光ファイバ4
にのみセンシングエレメントとしてのパラジウム膜6を
被覆させたものである。パラジウム膜は水素に触れると
膨張することが知られている。従って、レーザ装置1を
用いてレーザ光を光結合部2に入射させた状態で、パラ
ジウム膜6が水素に触れると、パラジウム膜6が膨張し
、これによって光ファイバ4に応力が加えられ、光ファ
イバ4が軸方向に伸びて光の光路長が変化する。その結
果、光ファイバ4および5をそれぞれ伝播する各レーザ
光の位相にずれが生じることとなる。この位相変化を検
出することによって、第7図に示した干渉計が水素セン
サとして適用される。
た水素センサの構成図である。このセンサは、2本の光
ファイバ4および5を平行に配置し、これらの両端付近
において両光ファイバ4および5を融着延伸することに
より光結合部2および3を形成し、さらに光ファイバ4
にのみセンシングエレメントとしてのパラジウム膜6を
被覆させたものである。パラジウム膜は水素に触れると
膨張することが知られている。従って、レーザ装置1を
用いてレーザ光を光結合部2に入射させた状態で、パラ
ジウム膜6が水素に触れると、パラジウム膜6が膨張し
、これによって光ファイバ4に応力が加えられ、光ファ
イバ4が軸方向に伸びて光の光路長が変化する。その結
果、光ファイバ4および5をそれぞれ伝播する各レーザ
光の位相にずれが生じることとなる。この位相変化を検
出することによって、第7図に示した干渉計が水素セン
サとして適用される。
発明が解決しようとする問題点
ここで、第7図において、光結合部2.3の結合長を調
整して3dB結合器とした場合の出射側ファイバの出力
P、およびPTIは次式の様になる。
整して3dB結合器とした場合の出射側ファイバの出力
P、およびPTIは次式の様になる。
ただし、ここでΔは入射側ファイバへの人力振幅、φは
測定対象である位相変化であり、αはα−β(L、−L
2) ・・(3) で表わされる定数である。式(3)においてβはファイ
バの伝播定数、LlおよびL2は各々のファイバ4.5
の光路長である。伝播定数βは光の波数k(=2π/λ
:λは真空中の光の波長)とコアの屈折率nl を用い
て β″−=kn、 ・・(4) と表される。石英ガラスの場合、屈折率の温度変化は、
はぼ、 Δn/ΔT = 1.2 x 10−’℃−’ −−(
5)であるから、ファイバ4および5の光路長が異なる
場合、すなわちり、≠L2の場合には外界の温度変化に
よって定数αが変化し、これが測定の雑音となる。
測定対象である位相変化であり、αはα−β(L、−L
2) ・・(3) で表わされる定数である。式(3)においてβはファイ
バの伝播定数、LlおよびL2は各々のファイバ4.5
の光路長である。伝播定数βは光の波数k(=2π/λ
:λは真空中の光の波長)とコアの屈折率nl を用い
て β″−=kn、 ・・(4) と表される。石英ガラスの場合、屈折率の温度変化は、
はぼ、 Δn/ΔT = 1.2 x 10−’℃−’ −−(
5)であるから、ファイバ4および5の光路長が異なる
場合、すなわちり、≠L2の場合には外界の温度変化に
よって定数αが変化し、これが測定の雑音となる。
一例として、(Ll−L2) = 1cm、 n、=1
.4494、λ=1.3μmとした時、外界の温度が±
1℃変化した場合の出力P、、P、、の変化を計算した
結果を第8図に示す。
.4494、λ=1.3μmとした時、外界の温度が±
1℃変化した場合の出力P、、P、、の変化を計算した
結果を第8図に示す。
図中、横線および縦線で囲まれた領域が変動の範囲であ
る。この第8図かられかるように、位相変化φの値に対
して出力Pr、P+−ともに大きく変動している。特に
、φ=90°あるいは一90°のときには出力P、、P
、□の変動は最大となる。このように、第7図のような
従来の構成のファイバ形センサでは、外界の温度変動に
非常に弱く不安定であるという欠点があった。
る。この第8図かられかるように、位相変化φの値に対
して出力Pr、P+−ともに大きく変動している。特に
、φ=90°あるいは一90°のときには出力P、、P
、□の変動は最大となる。このように、第7図のような
従来の構成のファイバ形センサでは、外界の温度変動に
非常に弱く不安定であるという欠点があった。
かくして、本発明の目的は、従来のこの様な欠点を解決
し、外的環境変動に対して非常に安定で且つ高感度のフ
ァイバ形センサを提供することにある。
し、外的環境変動に対して非常に安定で且つ高感度のフ
ァイバ形センサを提供することにある。
問題点を解決するための手段
本発明者等は、温度など外的環境の変動に対して安定且
つ高感度のファイバセンサを開発すべく種々検討した結
果、1本のファイバ内に互いに伝撮定数が異なる第1お
よび第2の2つのコアを設け、このファイバの2ケ所を
延伸してここで第1および第2のコア間にモード結合を
生じさせ、さらに、2つの延伸部の間にファイバを取り
巻くようにセンシングエレメントを設けて、ファイバに
応力を加えるように構成することが有効であることを見
出し、本発明を完成した。
つ高感度のファイバセンサを開発すべく種々検討した結
果、1本のファイバ内に互いに伝撮定数が異なる第1お
よび第2の2つのコアを設け、このファイバの2ケ所を
延伸してここで第1および第2のコア間にモード結合を
生じさせ、さらに、2つの延伸部の間にファイバを取り
巻くようにセンシングエレメントを設けて、ファイバに
応力を加えるように構成することが有効であることを見
出し、本発明を完成した。
即ち、本発明のデュアルコアファイバセンサは、第1の
コアと、該第1のコアを中心とし且つ該第1のコアを包
含するクラッドと、該クラッドの偏心した位置に設けら
れ且つ前記第1のコアとは異なる伝播定数を有する第2
のコアとを備え、その長手方向の2ケ所に延伸部を有し
、該延伸部において前記第1および第2のコア間のモー
ド結合を生じるデュアルコアファイバと、該デュアルコ
アファイバの各延伸部間の外表面上に設置され、外界の
変動を前記デュアルコアファイバへの応力に変換するセ
ンシングエレメントを有し、前記第1のコア内を伝搬し
た光を出力とすることを特徴とする。
コアと、該第1のコアを中心とし且つ該第1のコアを包
含するクラッドと、該クラッドの偏心した位置に設けら
れ且つ前記第1のコアとは異なる伝播定数を有する第2
のコアとを備え、その長手方向の2ケ所に延伸部を有し
、該延伸部において前記第1および第2のコア間のモー
ド結合を生じるデュアルコアファイバと、該デュアルコ
アファイバの各延伸部間の外表面上に設置され、外界の
変動を前記デュアルコアファイバへの応力に変換するセ
ンシングエレメントを有し、前記第1のコア内を伝搬し
た光を出力とすることを特徴とする。
作用
第1図に本発明の構成例に係るデュアルコアファイバセ
ンサの構成図を示す。このセンサでは、第1のコア11
および第2のコア12をクラッド7が包含し、長手方向
の2ケ所に延伸部8および9を設け、これら延伸部8お
よび90間にクラッド7を取り巻くようにセンシングエ
レメント13ヲ設ケている。このセンシングエレメント
13はパラジウム、NlあるいはPVF2 (ポリフ
ッ化ビニリデン)などからなり、それぞれ水素、磁界あ
るいは電界などの影響を受けて収縮あるいは膨張するも
のであり、これらの測定量に応じた応力をクラッド7お
よび第1、第2のコア11.12に及ぼす。
ンサの構成図を示す。このセンサでは、第1のコア11
および第2のコア12をクラッド7が包含し、長手方向
の2ケ所に延伸部8および9を設け、これら延伸部8お
よび90間にクラッド7を取り巻くようにセンシングエ
レメント13ヲ設ケている。このセンシングエレメント
13はパラジウム、NlあるいはPVF2 (ポリフ
ッ化ビニリデン)などからなり、それぞれ水素、磁界あ
るいは電界などの影響を受けて収縮あるいは膨張するも
のであり、これらの測定量に応じた応力をクラッド7お
よび第1、第2のコア11.12に及ぼす。
ここで、第1図に示す様に第1のコア11に振幅Aの光
が入射した時の第1のコア11と第2のコア12の間の
モード結合を考える。平行コア間のモード結合に関して
は、ニー、ダブリュー、スニーダ−(A、 W、 5n
yder)による「光ファイバのモード結合理論」アメ
リカ光学学会誌(“Coupled−modetheo
ry for optical fibers ” J
our、of Opt、Soc。
が入射した時の第1のコア11と第2のコア12の間の
モード結合を考える。平行コア間のモード結合に関して
は、ニー、ダブリュー、スニーダ−(A、 W、 5n
yder)による「光ファイバのモード結合理論」アメ
リカ光学学会誌(“Coupled−modetheo
ry for optical fibers ” J
our、of Opt、Soc。
Am、 )、 vol、 62 No、11.9.12
67、1972に詳しく述べられている。この論文によ
れば、第1コアと第2コアの中心間距離をd、第1コア
の比屈折率差をΔ8、第2コアの比屈折率差をΔ2とし
、また、第1コアの直径を2a+、第2コアの直径を2
a2とすると、デュアルコア間のモード結合定数にはと
なる。ただし、ここで az β2 β2・・(7) であり、nI + n2+ n cは第1コア、第2コ
アおよびクラッドの屈折率、Io、11はそれぞれ0次
および1次の第1種変形ベッセル関数、Ko、に、はそ
れぞれ0次および1次の第2種変形ベッセル関数である
。
67、1972に詳しく述べられている。この論文によ
れば、第1コアと第2コアの中心間距離をd、第1コア
の比屈折率差をΔ8、第2コアの比屈折率差をΔ2とし
、また、第1コアの直径を2a+、第2コアの直径を2
a2とすると、デュアルコア間のモード結合定数にはと
なる。ただし、ここで az β2 β2・・(7) であり、nI + n2+ n cは第1コア、第2コ
アおよびクラッドの屈折率、Io、11はそれぞれ0次
および1次の第1種変形ベッセル関数、Ko、に、はそ
れぞれ0次および1次の第2種変形ベッセル関数である
。
延伸部以外ではモード結合は出来るだけ小さくする必要
がある。いま、Am1であるとするとセンシング部のフ
ァイバ長しのとき第1コアおよび第2コアの光強度は Pl(L>=1−(>2sin2(ρL) ・・
(12)ρ β2(L)=()”5in2(ρ L)
・ ・ (13)ρ で与えられる。ただし、 ρ=f]σ「F ・・(14)δ=−(
β2−β1) ・・(15)である。−例
として、Δ、=0.28%、Δ、=0.59%、a1/
az=1.75、β2=2.9μmの時の規格化モード
結合係数< a 2 /J””T > ・Kを第2図、
規格化伝播定数β/kを第3図、Iδl/kを第4図に
示す。
がある。いま、Am1であるとするとセンシング部のフ
ァイバ長しのとき第1コアおよび第2コアの光強度は Pl(L>=1−(>2sin2(ρL) ・・
(12)ρ β2(L)=()”5in2(ρ L)
・ ・ (13)ρ で与えられる。ただし、 ρ=f]σ「F ・・(14)δ=−(
β2−β1) ・・(15)である。−例
として、Δ、=0.28%、Δ、=0.59%、a1/
az=1.75、β2=2.9μmの時の規格化モード
結合係数< a 2 /J””T > ・Kを第2図、
規格化伝播定数β/kを第3図、Iδl/kを第4図に
示す。
L=10m程度のとき延伸部以外では実質上光結合が無
視できる程度、すなわち例えば、 Pz/P、<−50dBであるためには、第12.13
式よりに≦3 xlO−’ (m−’ )
・・(16)でなければならない。第2図より、V
、=2.2の場合には d / β2>18 6 + (1
7)であれば充分であることが分かる。
視できる程度、すなわち例えば、 Pz/P、<−50dBであるためには、第12.13
式よりに≦3 xlO−’ (m−’ )
・・(16)でなければならない。第2図より、V
、=2.2の場合には d / β2>18 6 + (1
7)であれば充分であることが分かる。
次に、延伸部ではファイバ外径およびコア径が細くなっ
ているためにV値(第9式参照)が小さくなるのでモー
ド結合係数は大きくなる。例えば、デュアルコアファイ
バの外径を0.6倍程度に延伸してv + = 1.3
5程度にした場合、第3図、第4図よりδζ0
・・(18)となることが分かる
。また、V、 =1.35の時、第2図より に’=20 (m−’) ・11
9)となるのでモード結合は充分に起こり得る。
ているためにV値(第9式参照)が小さくなるのでモー
ド結合係数は大きくなる。例えば、デュアルコアファイ
バの外径を0.6倍程度に延伸してv + = 1.3
5程度にした場合、第3図、第4図よりδζ0
・・(18)となることが分かる
。また、V、 =1.35の時、第2図より に’=20 (m−’) ・11
9)となるのでモード結合は充分に起こり得る。
従って、第1図のデュアルコアファイバの第1コア11
.及び第2コア12の出力P、およびβ2はAm1とし
た時、それぞれ、 P 、 =sin2(δL) ・
−(20)P2=cos2(δL)
・ ・(21)で与えられる。そこで、単一モードフ
ァイバ10をデュアルコアファイバの端部に結合して、
第1コア11の出力P、のみを取り出せば、デュアルコ
アファイバセンサの出力は、 P =sin2(’δL) ・−(2
2)となる。ところで、第4式および第15式より、係
数δの温度変化Δδ/ΔTは、 Δδ 1 Δ(β2−βI) 八T 2 ΔT 2 ΔT となる。ここで、第1および第2のコアを例えば石英ガ
ラスなど同種の材質で構成すれば、これらコアーの屈折
率n1およびn2の温度変化Δn+/ΔTおよびΔn2
/ΔTはほぼ等しくなるので、第23式より、 となる。従って、温度が変化しても係数δはほぼ変化し
ない。すなわち、第22式で表わされるセンサの出力P
は温度変化にほとんど影響されないことがわかる。
.及び第2コア12の出力P、およびβ2はAm1とし
た時、それぞれ、 P 、 =sin2(δL) ・
−(20)P2=cos2(δL)
・ ・(21)で与えられる。そこで、単一モードフ
ァイバ10をデュアルコアファイバの端部に結合して、
第1コア11の出力P、のみを取り出せば、デュアルコ
アファイバセンサの出力は、 P =sin2(’δL) ・−(2
2)となる。ところで、第4式および第15式より、係
数δの温度変化Δδ/ΔTは、 Δδ 1 Δ(β2−βI) 八T 2 ΔT 2 ΔT となる。ここで、第1および第2のコアを例えば石英ガ
ラスなど同種の材質で構成すれば、これらコアーの屈折
率n1およびn2の温度変化Δn+/ΔTおよびΔn2
/ΔTはほぼ等しくなるので、第23式より、 となる。従って、温度が変化しても係数δはほぼ変化し
ない。すなわち、第22式で表わされるセンサの出力P
は温度変化にほとんど影響されないことがわかる。
また、第1式および第2式に示される従来のセンサの出
力P、およびPl+に比べて、第22式に示される出力
Pは5in2の関数であるので、より高感度となってい
ることがわかる。
力P、およびPl+に比べて、第22式に示される出力
Pは5in2の関数であるので、より高感度となってい
ることがわかる。
実施例
以下、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
明する。
第1図に示す構成のデュアルコアファイバセンサを作製
した。その作製方法を第5図に示す。
した。その作製方法を第5図に示す。
まず、第1のコアll用のGeO□を4〜5モル%含有
する直径2.6mmの5102 GeO2ガラス15
とクラッド7用の直径40.OmmのSiO□ガラス1
4からなる、半径方向に二層構造の第1のガラスロッド
をVAD法で形成する。次に、この第1のガラスロッド
の断面において偏心した位置に直径10.1mmの穴を
超音波ドリルによって開ける。
する直径2.6mmの5102 GeO2ガラス15
とクラッド7用の直径40.OmmのSiO□ガラス1
4からなる、半径方向に二層構造の第1のガラスロッド
をVAD法で形成する。次に、この第1のガラスロッド
の断面において偏心した位置に直径10.1mmの穴を
超音波ドリルによって開ける。
また、第2のコア12用のGeO2を10モル%含有す
る直径1.5mmの5102 Ge0zガラス16と
、直径10mmのS io 2ガラス17からなる二層
構造の第2のガラスロッドをVAD法で形成し、第1の
ガラスロッドに設けられた穴に挿入してプリフォームと
する。
る直径1.5mmの5102 Ge0zガラス16と
、直径10mmのS io 2ガラス17からなる二層
構造の第2のガラスロッドをVAD法で形成し、第1の
ガラスロッドに設けられた穴に挿入してプリフォームと
する。
その後、ヒータ18で2100℃に加熱しながら、プリ
フォームを外径150μmに線引きする。このようにし
て得られたファイバの断面図を第6図に示す。第1およ
び第2のコア11.12の直径2a+および2a2はそ
れぞれ10μm、5.8μmであり、両コアの中心間距
離dは52.5μmである。
フォームを外径150μmに線引きする。このようにし
て得られたファイバの断面図を第6図に示す。第1およ
び第2のコア11.12の直径2a+および2a2はそ
れぞれ10μm、5.8μmであり、両コアの中心間距
離dは52.5μmである。
さらに、このファイバを加熱延伸することにより、第1
図のように延伸部8および9を形成した。
図のように延伸部8および9を形成した。
延伸部8および9の直径を他の部分の0.6倍とする。
最後に、延伸部8および9の間のファイバ外面上に蒸着
法によりパラジウム膜13を形成する。
法によりパラジウム膜13を形成する。
このようにして、水素センサとして構成されたデュアル
コアファイバセンサを作製した。このデュアルコアファ
イバセンサの一端において、第1および第2のコア11
および12にレーザ光を入射し、他端に結合された単一
モード光ファイバ10によ゛って第1のコア11中を伝
搬したレーザ光を取出し、その強度を調べたところ、高
感度で水素を検出することができた。
コアファイバセンサを作製した。このデュアルコアファ
イバセンサの一端において、第1および第2のコア11
および12にレーザ光を入射し、他端に結合された単一
モード光ファイバ10によ゛って第1のコア11中を伝
搬したレーザ光を取出し、その強度を調べたところ、高
感度で水素を検出することができた。
なお、上記実施例では、第1および第2のガラスロッド
の形成方法としてVAD法を用いたが、MCVD法ある
いは0VPO法を用いてもよい。
の形成方法としてVAD法を用いたが、MCVD法ある
いは0VPO法を用いてもよい。
また、上記した材料は例示にすぎず、コア11および1
2として屈折率増加ドーパントであるGeO□が添加さ
れたSi O,ガラスを使用し、クラッド7として純粋
なSiO□ガラスを使用したが、純粋SiO□と屈折率
減少ドーパント(フッ素、ホウ素など)が添加されたS
iO□ガラスとの組合せによって、所望のコア11.1
2およびクラッド7の比屈折率差を得るようにしてもよ
い。
2として屈折率増加ドーパントであるGeO□が添加さ
れたSi O,ガラスを使用し、クラッド7として純粋
なSiO□ガラスを使用したが、純粋SiO□と屈折率
減少ドーパント(フッ素、ホウ素など)が添加されたS
iO□ガラスとの組合せによって、所望のコア11.1
2およびクラッド7の比屈折率差を得るようにしてもよ
い。
また、プリフォーム線引時の加熱源としては、CO。レ
ーザおよび高純度カーボン類等を使用することもできる
。
ーザおよび高純度カーボン類等を使用することもできる
。
さらに、本発明は水素センサに限るものではなく、その
他のセンサに適用することができる。例えば、パラジウ
ム膜13の代わりにN1を被覆すれば、磁界によってN
1が収縮するので磁界センサが構成され、また、同様に
してP V F2(ポリフッ化ビニリデン)を被覆すれ
ば、電界センサが構成される。
他のセンサに適用することができる。例えば、パラジウ
ム膜13の代わりにN1を被覆すれば、磁界によってN
1が収縮するので磁界センサが構成され、また、同様に
してP V F2(ポリフッ化ビニリデン)を被覆すれ
ば、電界センサが構成される。
発明の詳細
な説明した様に本発明によれば外的変動に対して非常に
安定でかつ測定対象の微小な変化を検出することが可能
である。また、ファイバは曲げ直径3cm程度まで曲げ
てもその特性は変化しないので本発明のファイバセンサ
は可とう性に富むという大きな特徴がある。
安定でかつ測定対象の微小な変化を検出することが可能
である。また、ファイバは曲げ直径3cm程度まで曲げ
てもその特性は変化しないので本発明のファイバセンサ
は可とう性に富むという大きな特徴がある。
従って、本発明は今後ともその開発力よび幅広い応用が
期待されている光フアイバセンサにおいて極めて有用な
ものである。
期待されている光フアイバセンサにおいて極めて有用な
ものである。
第1図は本発明の一構成例を示す斜視図、第2図は規格
化モード結合係数を示す図、第3図は規格化伝播定数を
示す図、 第4図は1δl/kを示す図、 第5図はデュアルコアファイバの作製方法を示す図、 第6図はデュアルコアファイバの断面図、lE7図は従
来のマツハツエンダ形ファイバセンサの構成図、 第8図は従来のファイバセンサの出力変動を示す図であ
る。 (主な参照番号) 1・・レーザ、 2,3・・融着延伸部、4.
5・・光ファイバ、6・・パラジウム、7・・クラッド
、 8.9・・延伸部、10・・単一モードファイ
バ、 11・・第1のコア、 12・・第2のコア、13・
・センシングエレメント、 14、17・・SiO2ガラス、 15、16 ・−310a−GeO2ガラス18・・ヒ
ータ
化モード結合係数を示す図、第3図は規格化伝播定数を
示す図、 第4図は1δl/kを示す図、 第5図はデュアルコアファイバの作製方法を示す図、 第6図はデュアルコアファイバの断面図、lE7図は従
来のマツハツエンダ形ファイバセンサの構成図、 第8図は従来のファイバセンサの出力変動を示す図であ
る。 (主な参照番号) 1・・レーザ、 2,3・・融着延伸部、4.
5・・光ファイバ、6・・パラジウム、7・・クラッド
、 8.9・・延伸部、10・・単一モードファイ
バ、 11・・第1のコア、 12・・第2のコア、13・
・センシングエレメント、 14、17・・SiO2ガラス、 15、16 ・−310a−GeO2ガラス18・・ヒ
ータ
Claims (2)
- (1)第1のコアと、該第1のコアを中心とし且つ該第
1のコアを包含するクラッドと、該クラッドの偏心した
位置に設けられ且つ前記第1のコアとは異なる伝播定数
を有する第2のコアとを備え、その長手方向の2ヶ所に
延伸部を有し、該延伸部において前記第1および第2の
コア間のモード結合を生じるデュアルコアファイバと、 該デュアルコアファイバの延伸部間の外表面上に設置さ
れ、外界の変動を前記デュアルコアファイバへの応力に
変換するセンシングエレメントとを有し、前記第1のコ
ア内を伝搬した光を出力とすることを特徴とするデュア
ルコアファイバセンサ。 - (2)前記第1および第2のコアの各伝播定数の温度変
化率がほぼ等しいことを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載のデュアルコアファイバセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60159623A JPS6221042A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | デユアルコアフアイバセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60159623A JPS6221042A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | デユアルコアフアイバセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6221042A true JPS6221042A (ja) | 1987-01-29 |
Family
ID=15697763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60159623A Pending JPS6221042A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | デユアルコアフアイバセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6221042A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03231205A (ja) * | 1990-02-07 | 1991-10-15 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 応力付与型センサ用光ファイバ |
FR2822313A1 (fr) * | 2001-03-16 | 2002-09-20 | Highwave Optical Tech | Composant optique a base de fibre bi-coeur avec entrees/sorties en fibres mono-coeur |
ES2228270A1 (es) * | 2003-09-18 | 2005-04-01 | INSTITUTO NACIONAL DE TECNICA AEROESPACIAL "ESTEBAN TERRADAS" | Detector de hidrogeno. |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59113402A (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-30 | Fujikura Ltd | 光ファイバセンサ |
JPS59198419A (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | フアイバ形方向性結合器の製造方法 |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP60159623A patent/JPS6221042A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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